JPH05298813A - 光ディスク駆動装置およびスピンドルモ−タ - Google Patents

光ディスク駆動装置およびスピンドルモ−タ

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Publication number
JPH05298813A
JPH05298813A JP4122965A JP12296592A JPH05298813A JP H05298813 A JPH05298813 A JP H05298813A JP 4122965 A JP4122965 A JP 4122965A JP 12296592 A JP12296592 A JP 12296592A JP H05298813 A JPH05298813 A JP H05298813A
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JP
Japan
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turntable
optical disk
spindle motor
spiral groove
shaft
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Application number
JP4122965A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Aota
喜明 青田
Tetsuo Sugano
哲夫 菅野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空冷用のファンを不要にして、装置コストを
低減し、装置を小型化する。 【構成】 スピンドルモータ20の軸21に、螺旋溝2
1を形成するとともに、、ターンテーブル23の位置決
め部31に孔32を設ける。スピンドルモータ20を回
転駆動すると、軸21が回転し、螺旋溝21に沿って空
気が移動して気流が生じる。この気流は、スピンドルモ
ータ20の筺体とターンテーブル23の隙間、および、
ターンテーブル23の孔32から吹き出して、光ピック
アップ装置などの発熱部品や光磁気ディスクの表面を冷
却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンドルモータの軸
の上端部に固設したターンテーブルに、ディスクカート
リッジに収容されている光ディスクを着脱自在に取り付
ける光ディスク駆動装置およびスピンドルモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、媒体交換型の光磁気ディスク駆
動装置の従来例を示している。
【0003】同図において、ベース部材1の略中央部に
はスピンドルモータ2を挿入するための取り付け孔3が
形成されており、スピンドルモータ2は、ベース部材1
の下側から、この取り付け孔3に挿入されている。
【0004】スピンドルモータ2の軸4の上端部には、
ターンテーブル5が固設されており、このターンテーブ
ル5には、光磁気ディスク6の中央に設けられている取
り付け用のハブ部材7が磁気的に吸着し、これによっ
て、スピンドルモータ2の軸4に光磁気ディスク6が固
定される。
【0005】光磁気ディスク6は、ディスクカートリッ
ジ8に収容された状態で取り扱われる。ディスクカート
リッジ8は、前面パネル9の開口部10から挿入される
と、光磁気ディスク6を着脱するためのローディング機
構の要素であるトレイ11に収容され、引き込まれて所
定位置に位置決めされる。
【0006】また、ディスクカートリッジ8に設けられ
ているシャッタ(図示略)は、トレイ11に挿入される
途中で開放されて、光磁気ディスク6が露出する。それ
により、光磁気ディスク6の下側は、データを記録/再
生/消去するための光ピックアップ装置12がアクセス
可能な状態となり、また、光磁気ディスク8の上側は、
トレイ11に固設された電磁石13が接近し、これによ
り、電磁石13が発生する外部磁界が、光磁気ディスク
8に有効に作用する。
【0007】また、トレイ11の上側からは、カバー部
材14が覆い、このカバー部材14は、ベース部材1に
固定されている。このカバー部材14には、前面パネル
9の開口部10を開閉するためのドア部材15が設けら
れている。
【0008】この光磁気駆動装置の装置筺体16の後部
には、強制空冷用のファン17が設けられている。ま
た、前面パネル9の下側には、冷却用の外気を取り入れ
るための吸気孔18が形成されている。
【0009】したがって、ディスクカートリッジ8を挿
入すると、ローディング機構によってディスクカートリ
ッジ8が所定位置に位置決めされ、光磁気ディスク6の
ハブ部材7がスピンドルモータ2のターンテーブル5に
固定されて、光磁気ディスク6にデータを記録/再生/
消去することができる。
【0010】この状態では、カバー部材14により、ベ
ース部材1の上側の部分が覆われている。また、開口部
10の周囲は、ドア部材15がディスクカートリッジ8
の上面に接触し、ベース部材1がディスクカートリッジ
8の下面に接触しているので、この部分からの外気の侵
入を、ほぼ防止できる。
【0011】また、ファン17を駆動すると、吸気孔1
8より外気が引き込まれ、ベース部材1の下部およびカ
バー部材14の周囲が冷却されるので、それらの内部に
収容されている要素が冷却される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置には、次のような不都合があった。
【0013】すなわち、強制空冷のためのファン17が
必要なので、装置筺体16が大きくなり、装置の小型化
の妨げとなるとともに、装置コストが高くなる。また、
ベース部材1およびカバー部材14の周囲を冷却してお
り、発熱要素を直接冷却していないので、冷却効果が少
ないという不都合を生じていた。
【0014】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ファンが不要で、かつ、効果的な冷却を実現
できる光ディスク駆動装置およびスピンドルモータを提
供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、スピンドルモ
ータの軸の上端部に固設したターンテーブルに、ディス
クカートリッジに収容されている光ディスクを着脱自在
に取り付ける光ディスク駆動装置において、上記スピン
ドルモータの軸の外周面に、その下端部から上記ターン
テーブルの固設位置に対応した位置にまで、連続した所
定深さの螺旋溝を形成したものである。
【0016】また、スピンドルモータの軸の上端部に固
設したターンテーブルに、ディスクカートリッジに収容
されている光ディスクを着脱自在に取り付ける光ディス
ク駆動装置において、上記スピンドルモータの軸の外周
面に、その下端部から上記ターンテーブルの固設位置に
対応した位置にまで、連続した所定深さの螺旋溝を形成
するとともに、上記スピンドルモータの軸の下端部に、
上記螺旋溝の開口部に侵入する空気から塵埃を除去する
ためのエアフィルタ部材を設けたものである。
【0017】また、スピンドルモータの軸の上端部に固
設したターンテーブルに、ディスクカートリッジに収容
されている光ディスクを着脱自在に取り付ける光ディス
ク駆動装置において、上記スピンドルモータの軸の外周
面に、その下端部から上記ターンテーブルの固設位置に
対応した位置にまで、連続した所定深さの螺旋溝を形成
し、上記スピンドルモータの軸の下端部に、上記螺旋溝
の開口部に侵入する空気から塵埃を除去するためのエア
フィルタ部材を設け、上記ターンテーブルに光ディスク
が固定されている状態で、上記ターンテーブルの上端面
と上記光ディスクの取り付け用のハブ部材との間に形成
される空間と外部を連絡する孔を、上記ターンテーブル
に多数設けたものである。また、前記孔は、前記ターン
テーブルの内周側から外周側に向かって仰角の傾斜を設
けるとよい。また、前記螺旋溝は、前記軸の下端部か
ら、前記ターンテーブルに光ディスクが固定されている
状態で上記ターンテーブルの上端面と上記光ディスクの
取り付け用のハブ部材との間に形成される空間にまでの
範囲に設けるとよい。
【0018】また、スピンドルモータの軸の上端部に固
設したターンテーブルに、ディスクカートリッジに収容
されている光ディスクを着脱自在に取り付ける光ディス
ク駆動装置において、上記スピンドルモータの軸の外周
面に、その下端部から上記ターンテーブルの固設位置に
対応した位置にまで、連続した所定深さの螺旋溝を形成
し、上記スピンドルモータの軸の下端部に、上記螺旋溝
の開口部に侵入する空気から塵埃を除去するためのエア
フィルタ部材を設け、上記ターンテーブルに光ディスク
が固定されている状態で、上記ターンテーブルの上端面
と上記光ディスクの取り付け用のハブ部材との間に形成
される空間と外部を連絡する溝を、上記ターンテーブル
に多数設けたものである。また、前記溝は、前記ターン
テーブルの内周側から外周側に向かって仰角の傾斜が設
けるとよい。また、前記螺旋溝は、前記軸の下端部か
ら、前記ターンテーブルに光ディスクが固定されている
状態で上記ターンテーブルの上端面と上記光ディスクの
取り付け用のハブ部材との間に形成される空間にまでの
範囲に設けるとよい。
【0019】また、軸の外周面に、所定深さの螺旋溝を
形成したことを特徴とするスピンドルモータである。ま
た、前記螺旋溝は、空気軸受けを構成するようにすると
よい。
【0020】また、ディスクカートリッジに収容されて
いる光ディスクを着脱自在に取り付けるためのターンテ
ーブルが、その軸の上端部に固設されたスピンドルモー
タにおいて、軸の外周面に、その下端部から上記ターン
テーブルの固設位置に対応した位置にまで、連続した所
定深さの螺旋溝を形成するとともに、軸の下端部に、上
記螺旋溝の開口部に侵入する空気から塵埃を除去するた
めのエアフィルタ部材を設けたものである。
【0021】
【作用】したがって、スピンドルモータが回転駆動し
て、軸が回転すると、軸に形成されている螺旋溝によっ
て、スピンドルモータの軸の下端部から、軸の周辺に沿
った方向の気流が生じるので、強制空冷のためのファン
を必要としない。また、その生じた気流は、光ディスク
の表面を通るので、発熱要素を効率的に冷却することが
できる。また、螺旋溝に送り込む空気は、エアフィルタ
部材により塵埃が除去された清浄な空気なので、光学部
品などに塵埃が付着するような事態を防止することがで
きる。
【0022】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例にかかる光磁気
ディスク駆動装置を示している。なお、同図において、
図6と同一部分および相当する部分には、同一符号を付
している。
【0024】同図において、スピンドルモータ20の軸
21には、その外周面に、下端部から上端テーパの直前
位置にまで、所定深さの螺旋溝22が形成されいる。ま
た、軸21の上端部には、光磁気ディスク6のハブ部材
7が挿入され、ハブ部材7と磁気的に結合するターンテ
ーブル23が設けられている。また、スピンドルモータ
20の下端部には、螺旋溝22に侵入する(後述)空気
から塵埃を除去するためのエアフィルタ部材24が設け
られている。
【0025】なお、軸受け部材25,26は、軸21を
スピンドルモータ20の筺体に支持するためのものであ
り、基板27は、駆動磁石28を軸21に取り付けるた
めのものである。また、駆動磁石28と対向するスピン
ドルモータ20の筺体には、駆動コイル29が固設され
ている。
【0026】また、図2(a),(b)に示すように、
ターンテーブル23は、ハブ部材7を収容するために、
その中央部が周囲よりも低くなっており、この中央部に
は、ハブ部材7を磁気的に吸着するための永久磁石30
が埋設されている。
【0027】ターンテーブル23の周囲に設けられてい
る位置決め部31の最上面と、永久磁石30の表面との
距離、すなわち、位置決め部31の高さは、光磁気ディ
スク6の表面とハブ部材7の表面との距離、すなわち、
ハブ部材7の片面の厚さ寸法よりも若干大きい値に設定
されている。
【0028】位置決め部31には、弧状で、かつ、内周
から外周方向に仰角が設定されている孔32が穿設され
ている。また、この孔32は、その内周側の開口部が、
位置決め部31の基部に一致している。
【0029】また、エアフィルタ部材24は、フィルタ
部材24aと、このフィルタ部材24aをスピンドルモ
ータ20の筺体に取り付けるための取り付け部材24b
からなる。
【0030】以上の構成で、ターンテーブル23にハブ
部材7が収容されている状態で、スピンドルモータ20
を回転駆動すると、螺旋溝22が、その内部に入り込ん
でいる空気を、軸21の下端から上端に向けて順次押し
上げる。
【0031】したがって、軸21の下端部から上端部に
向かう方向に流れる気流が、螺旋溝22の内部に生じ
る。この気流は、図3に示すように、スピンドルモータ
20の筺体とターンテーブル23の下端部の間の隙間に
達すると、この隙間を通り、スピンドルモータ20の外
部に流れる。
【0032】また、螺旋溝22は、ターンテーブル23
が取り付けられている部分にも設けられているので、こ
の部分の螺旋溝22にも上述した気流が生じる。それと
ともに、螺旋溝22の上端は、ターンテーブル23の中
央部よりも若干高い位置に達しているので、スピンドル
モータ20の筺体とターンテーブル23の下端部の間の
隙間の空気は、ターンテーブル23の中央部に流れ込
む。
【0033】ここで、ターンテーブル23の中央部で
は、ターンテーブル23とハブ部材7との間に隙間が形
成されているので、ターンテーブル23の中央部に流れ
込んだ空気は、この隙間を通り、ターンテーブル23の
周囲に流れる。したがって、ターンテーブル23の中央
部に流れ込んだ空気は、位置決め部31に形成されてい
る孔32を通り、ターンテーブル23の外部に流れ出
す。
【0034】このようにして、螺旋溝22により生じた
気流は、スピンドルモータ20の筺体とターンテーブル
23の間の隙間から外部に吹き出して、光ピックアップ
装置12およびそのシーク機構の周囲を流れるととも
に、ターンテーブル23の位置決め部31に形成された
孔32からターンテーブル23の外周面に吹き出して、
光磁気ディスク6の表面やその周囲を流れ(図1参
照)、ベース部材1とカバー部材14との隙間などを通
り外部に抜ける。
【0035】その結果、光ピックアップ装置12などの
発熱部品、および、レーザビームが集束されて熱せられ
る光磁気ディスク6の表面が効率よく冷却され、ベース
部材1とカバー部材14で囲まれた空間の温度が高くな
って生じる障害や、光磁気ディスク6のそりなどを抑制
することができる。
【0036】また、ターンテーブル23の位置決め部3
1に穿設した孔32を、内周から外周に向かって仰角を
なすように形成しているので、ベース部材1とカバー部
材14で囲まれた空間に吸入する空気の流量を増大する
ことができる。なお、この効果は、孔32の径を、内周
から外周に向けてテーパ状に徐々に広げるようにした場
合にも得られる。
【0037】また、螺旋溝22は、軸21の上端にまで
達していないので、螺旋溝22を通って流れる気流は、
光磁気ディスク6の上面にまでは流れず、したがって、
発熱部分に効率よく冷却用の空気を送り込むことがで
き、冷却効率を向上できる。
【0038】また、螺旋溝22の上端が、ターンテーブ
ル23に装着完了したハブ部材7の端部に接触しない程
度に位置規制されているので、光磁気ディスク6を着脱
するときに、ハブ部材7と螺旋溝22の端部が衝突して
磨耗するような事態を防止できる。
【0039】このようにして、本実施例では、スピンド
ルモータ20の軸21に形成した螺旋溝22により気流
を発生し、ベース部材1とカバー部材14で囲まれた空
間に空気を吸入して、発熱部品などを冷却することがで
きるので、強制空冷のためのファンが不要となる。した
がって、光磁気ディスク駆動装置を小型に構成できると
ともに、装置コストを低減することができる。また、消
費電力を削減することができる。
【0040】また、本実施例では、ベース部材1とカバ
ー部材14で囲まれた空間に外気を吸引しているので、
この空間の内部圧力は、周囲に比べて大きくなり、した
がって、ベース部材1とカバー部材14の隙間から外気
が侵入するような事態を防止でき、防塵効果を向上する
ことができる。
【0041】なお、本実施例では、ターンテーブル23
の位置決め部31に、空気を通すための孔32を穿設し
ているが、孔に代えて溝を用いた場合でも、本実施例と
同様の効果を得ることができる。また、本実施例では、
ターンテーブル23による空気の吸い込み効果が期待で
きるので、軸21に設けた螺旋溝22に代えて、軸21
の軸方向に平行な溝を形成した場合でも、同様の効果を
得る。
【0042】図4(a),(b)は、ターンテーブルの
他の例を示している。なお、図において、図2(a),
(b)と同一部分および相当する部分には、同一符号を
付している。
【0043】このターンテーブル23’は、上述した実
施例のターンテーブル23から孔32を除去したもので
ある。
【0044】したがって、この場合には、螺旋溝22に
より生じた気流は、スピンドルモータ20の筺体とター
ンテーブル23’の間の隙間からのみ外部に吹き出す。
これにより、光ピックアップ装置12などの発熱要素を
効率よく冷却することができる。
【0045】図5は、本発明の他の実施例にかかるスピ
ンドルモータを示している。なお、同図において、図2
(a),(b)と同一部分および相当する部分には、同
一符号を付している。
【0046】同図において、案内部材35は、軸21を
案内するものであり、案内部材35と軸21の間は、接
触しない程度にごく近接している。
【0047】したがって、スピンドルモータ20’を回
転駆動すると、上述した実施例と同様に、螺旋溝22に
より気流が生じる。ここで、軸21と案内部材35の間
の距離がごく小さいので、この気流の圧力により、軸2
1と案内部材35の間に、空気軸受けの効果が生じる。
【0048】これにより、スピンドルモータ20’で
は、軸21の下側の軸受け部材26を省略することがで
き、スピンドルモータ20’のコストを低減することが
できる。また、空気軸受けの回転時の負荷が非常に小さ
いので、スピンドルモータ20’の付加を軽減すること
ができる。
【0049】なお、上述した実施例では、光磁気ディス
クを記録媒体として用いる光磁気ディスク駆動装置に本
発明を適用しているが、本発明は、追記型光ディスクを
記録媒体として用いる追記型光ディスク駆動装置などに
も、同様にして適用することができる。また、本発明に
かかるスピンドルモータは、光磁気ディスク駆動装置以
外の装置にも、同様にして適用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スピンドルモータが回転駆動して、軸が回転すると、軸
に形成されている螺旋溝によって、スピンドルモータの
軸の下端部から、軸の周辺に沿った方向の気流が生じる
ので、強制空冷のためのファンを必要としないので、装
置コストを低減できる。また、その生じた気流は、光デ
ィスクの表面を通るので、発熱要素を効率的に冷却する
ことができる。また、螺旋溝に送り込む空気は、エアフ
ィルタ部材により塵埃が除去された清浄な空気なので、
光学部品などに塵埃が付着するような事態を防止するこ
とができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる光磁気ディスク駆動
装置を示す概略断面図。
【図2】スピンドルモータの一例を示す概略部分断面
図。
【図3】螺旋溝による冷却効果を説明するための概略部
分図。
【図4】ターンテーブルの他の例を示す概略部分図。
【図5】スピンドルモータの他の例を示す概略部分断面
図。
【図6】光磁気ディスク駆動装置の従来例を示す概略部
分断面図。
【符号の説明】
20,20’ スピンドルモータ 21 軸 22 螺旋溝 23,23’ ターンテーブル 24 エアフィルタ部材 32 孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータの軸の上端部に固設し
    たターンテーブルに、ディスクカートリッジに収容され
    ている光ディスクを着脱自在に取り付ける光ディスク駆
    動装置において、上記スピンドルモータの軸の外周面
    に、その下端部から上記ターンテーブルの固設位置に対
    応した位置にまで、連続した所定深さの螺旋溝を形成し
    たことを特徴とする光ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 スピンドルモータの軸の上端部に固設し
    たターンテーブルに、ディスクカートリッジに収容され
    ている光ディスクを着脱自在に取り付ける光ディスク駆
    動装置において、上記スピンドルモータの軸の外周面
    に、その下端部から上記ターンテーブルの固設位置に対
    応した位置にまで、連続した所定深さの螺旋溝を形成す
    るとともに、上記スピンドルモータの軸の下端部に、上
    記螺旋溝の開口部に侵入する空気から塵埃を除去するた
    めのエアフィルタ部材を設けたことを特徴とする光ディ
    スク駆動装置。
  3. 【請求項3】 スピンドルモータの軸の上端部に固設し
    たターンテーブルに、ディスクカートリッジに収容され
    ている光ディスクを着脱自在に取り付ける光ディスク駆
    動装置において、 上記スピンドルモータの軸の外周面に、その下端部から
    上記ターンテーブルの固設位置に対応した位置にまで、
    連続した所定深さの螺旋溝を形成し、 上記スピンドルモータの軸の下端部に、上記螺旋溝の開
    口部に侵入する空気から塵埃を除去するためのエアフィ
    ルタ部材を設け、 上記ターンテーブルに光ディスクが固定されている状態
    で、上記ターンテーブルの上端面と上記光ディスクの取
    り付け用のハブ部材との間に形成される空間と外部を連
    絡する孔を、上記ターンテーブルに多数設けたことを特
    徴とする光ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記孔は、前記ターンテーブルの内周側
    から外周側に向かって仰角の傾斜が設けられていること
    を特徴とする請求項3記載の光ディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記螺旋溝は、前記軸の下端部から、前
    記ターンテーブルに光ディスクが固定されている状態で
    上記ターンテーブルの上端面と上記光ディスクの取り付
    け用のハブ部材との間に形成される空間にまでの範囲に
    設けられていることを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の光ディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】 スピンドルモータの軸の上端部に固設し
    たターンテーブルに、ディスクカートリッジに収容され
    ている光ディスクを着脱自在に取り付ける光ディスク駆
    動装置において、 上記スピンドルモータの軸の外周面に、その下端部から
    上記ターンテーブルの固設位置に対応した位置にまで、
    連続した所定深さの螺旋溝を形成し、 上記スピンドルモータの軸の下端部に、上記螺旋溝の開
    口部に侵入する空気から塵埃を除去するためのエアフィ
    ルタ部材を設け、 上記ターンテーブルに光ディスクが固定されている状態
    で、上記ターンテーブルの上端面と上記光ディスクの取
    り付け用のハブ部材との間に形成される空間と外部を連
    絡する溝を、上記ターンテーブルに多数設けたことを特
    徴とする光ディスク駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記溝は、前記ターンテーブルの内周側
    から外周側に向かって仰角の傾斜が設けられていること
    を特徴とする請求項5記載の光ディスク駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記螺旋溝は、前記軸の下端部から、前
    記ターンテーブルに光ディスクが固定されている状態で
    上記ターンテーブルの上端面と上記光ディスクの取り付
    け用のハブ部材との間に形成される空間にまでの範囲に
    設けられていることを特徴とする請求項6または請求項
    7記載の光ディスク駆動装置。
  9. 【請求項9】 軸の外周面に、所定深さの螺旋溝を形成
    したことを特徴とするスピンドルモータ。
  10. 【請求項10】 前記螺旋溝は、空気軸受けを構成する
    ことを特徴とする請求項9記載のスピンドルモータ。
  11. 【請求項11】 ディスクカートリッジに収容されてい
    る光ディスクを着脱自在に取り付けるためのターンテー
    ブルが、その軸の上端部に固設されたスピンドルモータ
    において、軸の外周面に、その下端部から上記ターンテ
    ーブルの固設位置に対応した位置にまで、連続した所定
    深さの螺旋溝を形成するとともに、軸の下端部に、上記
    螺旋溝の開口部に侵入する空気から塵埃を除去するため
    のエアフィルタ部材を設けたことを特徴とするスピンド
    ルモータ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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ITUB20153896A1 (it) * 2015-09-25 2017-03-25 Nuovo Pignone Tecnologie Srl Metodo per uniformare la temperatura in un albero supportato da un cuscinetto a fluido, sistema a cuscinetto e turbomacchina

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