JPH06203547A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH06203547A
JPH06203547A JP34887092A JP34887092A JPH06203547A JP H06203547 A JPH06203547 A JP H06203547A JP 34887092 A JP34887092 A JP 34887092A JP 34887092 A JP34887092 A JP 34887092A JP H06203547 A JPH06203547 A JP H06203547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
circuit board
cooling
fan
flows
Prior art date
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Pending
Application number
JP34887092A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shibata
眞 芝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP34887092A priority Critical patent/JPH06203547A/ja
Publication of JPH06203547A publication Critical patent/JPH06203547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】光磁気ディスク装置において、塵に対する対策
を講じながら、ディスクが高温にならないよう冷却す
る。 【構成】冷却ファンをドライブの後部に取付け、ドライ
ブの回路基板等から発生する熱を集中的に排出し、ディ
スクが熱せられないようにする。ディスクおよび可動ヘ
ッドがある部分は、準密室状態とし、ファンを回転して
も空気が流れないようにする。 【効果】1.ドライブが小型になる。2.ドライブ自体
で冷却と防塵手段が講じられており、組み込み先であ
る、コンピュ−タでの配慮が不要である。3.塵に敏感
な部分を塵から守る。4.レ−ザダイドードがよく冷却
され、その寿命が伸びる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクを交換するこ
とが可能な光ディスク装置の冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置においては、ディスク表
面に塵がつくと、書き込み・読みだしにエラーが生じる
のは周知のとおりである。また、装置の発熱によりディ
スクが高温になると、書き込みの条件が変化し、信頼性
が損なわれる。これは、光磁気記録が、熱・磁気効果を
用いており、高温になると、レーザー光による書き込み
条件(レーザーパワーや書き込みパルスの時間)の設定
が非常に微妙になるからである。
【0003】したがって、ディスクにはつねに冷えた清
浄な空気を吹き付けて冷却する必要がある。
【0004】図2は現在用いられている光ディスク装置
の、防塵および冷却構造の一例を示す断面図である。
【0005】1は前面パネル、 2は前面パネルにあけられたディスク挿入孔 3は前面パネルにあけられた冷却風取り入れ孔 4はディスクを収納したディスクケ−ス 5はディスクを回転させるスピンドルモ−タ 6はディスクをスピンドルモ−タに固着させるチャッキ
ングハブ 7は回路基板Aで、信号処理、インターフェイス、サ−
ボ等の主要回路が搭載されている。
【0006】8はドライブ全体を支えるシャシ 9はモ−タ駆動回路 10は可動光学ヘッドを動かすためのボイスコイル 11は可動光学ヘッド 12は固定光学系で、レ−ザダイオード、フォトダイオ
ード、プリズム等の光学関連部品が載っている。
【0007】13はローディング機構(細部は描いてな
い) 14はバイアスコイル 15は回路基板Bで、回路基板 Aに搭載しきれなかっ
た、モ−タ、アクチュエ−タをドライブするためのドラ
イバトランジスタ等が載っている。
【0008】16はディスク 17は塵の侵入を防ぐためのシャッター 18はコネクタ 19は主カバー 20はリアカバー 21は回路からの電磁輻射を防ぐためのシールド板 22はエアーフィルター 23はドライブを収納したケ−ス、 24はドライブを収納したケ−スに取付けられた排気フ
ァンである。
【0009】27はリアカバーに設けられた開口部分で
ある。
【0010】この例においては、ドライブ全体が、空気
の漏れのすくないケ−ス23に収納され、ケ−スの背面
には排気ファン24が取付けられている。
【0011】排気ファン24の働きにより、室温の空気
が前面パネルにあけられた冷却風取り入れ孔3から吸入
され、エアーフィルター22で清浄化されたのち、ディ
スク4やヘッド11に吹き付けられ、それらを冷却す
る。一部は回路基板Aに沿って流れ、それを冷却する。
しかし、固定光学系や回路基板Bはそれほど冷やされる
ことはない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、塵に
対して敏感な、ドライブのディスクおよび光学ヘッドを
冷却する際に、塵にまつわる諸課題を解決することであ
る。
【0013】課題1:ドライブ前面パネルの開口部から
所要の冷却風を取り込むためには、ドライブを、開口部
の少ないケ−スに収納する必要がある。これは、放熱ス
リットなどが開けられたパソコンにドライブを収納する
際には、(そこから空気が漏れ入るので)問題となる。
【0014】課題2:前面から取り入れられる冷却風に
は塵が含まれるが、塵のためにフィルターが目詰まりを
生じたり、あるいはフィルターを通過した塵がディスク
やレンズに付着する。
【0015】課題3:レ−ザダイオードなど、熱によっ
て寿命が短くなる電子部品の冷却が不十分である。
【0016】
【課題を解決するための手段】ディスクおよび可動ヘッ
ドがある部分は、準密室状態とし、ファンを回転しても
空気が流れないようにする。
【0017】冷却ファンをドライブの後部に取付け、ド
ライブの回路基板等から発生する熱を集中的に排出し、
ディスクが熱せられないようにする。
【0018】
【実施例】発明者は、実験の結果、ディスクの温度が上
昇するのは、ディスクの周辺部分が、回路基板からの発
熱によって暖められることの影響が非常に大きいことに
着目し、ディスク自体に冷却風を流すのではなく、回路
部分を積極的に冷やすことにした。
【0019】図1は本発明に基づく光ディスク装置の断
面図および平面図である。従来例と同じ部品の説明は省
略する。
【0020】1は前面パネルである。
【0021】3は前面パネルにあけられた冷却風取り入
れ孔であるが、回路基板に対応する部分にだけ開けられ
ている。
【0022】19は主カバーであるが、すきまを防ぐよ
うな構造になっている。
【0023】20はリアカバーであるが、排気ファンを
取付けられるように変更されている。エアーフィルター
は廃止されている。
【0024】24はリアカバーに取付けられた排気ファ
ンである。
【0025】26は本ドライブを搭載したコンピュ−タ
のフロントパネルである。
【0026】矢印は風の流れを示す。
【0027】図2に示した従来の例と比較しながら、本
発明によるドライブの構造をみてみると、可動ヘッドや
ディスクを含むユニットが、前面パネル1、シャッター
17、主カバー19、シャシ8等によって囲まれてお
り、図2において見られたような、前面パネルや主カバ
ーの後端に設けられた通風のための開口部分がふさがれ
ている。
【0028】このとき、外気は、前面パネルに開けられ
て冷却風取り入れ孔から流入し、回路基板A8の表裏両
面を冷やしながら、排気ファン24に流れる。また、回
路基板 Bや固定光学ユニットはとくに密閉構造にはな
っていないので、側面の隙き間などから風が流れこみ、
これら部品を集中的に冷却しながら、排気ファンへと流
れる。しかし、ディスクやヘッドを収納した部分は、密
閉に近い構造になっており、ファンによって風が流れる
ことはない。
【0029】ここで、発熱に関してみてみよう。
【0030】回路基板Aの発熱は、ドライブの動作状態
によらずほぼ一定である。
【0031】回路基板Bの発熱は、通常は大きくない
が、シ−クを繰り返すと特に大きくなる。
【0032】固定光学ユニットは、主としてレ−ザから
の発熱であり、書き込み動作を繰り返すと大きくなる。
【0033】VCMはシ−クするときにだけ発熱する。
【0034】図3は、この構造における各部分の温度の
時間変化を示す図である。図において、(1)回路基板
A、(2)固定光学ユニット、(3)ディスクカ−トリッ
ジの温度の時間経過の実測結果示す。
【0035】左半分は、冷却ファンを止めたときのもの
である。
【0036】右半分は、ドライブ背面に取付けた冷却フ
ァンを回したときのものである。
【0037】ディスクおよび可動光学系をおさめたユニ
ットは準密閉状態となっており、ファンによってほとん
ど空気はながれない。一方、(1)回路基板A、(2)回
路基板 B、(3)固定光学ユニッには十分な風が流れ、
おおいに冷却されることがわかる。
【0038】このように、ディスクが冷却がなされる
は、ディスクおよび可動光学系をおさめたユニットに冷
却風が流れないことからして、(1)回路基板A、(2)
回路基板B、(3)固定光学ユニットの温度が下がり、
加熱されなくなったためである。 この実験から、ディ
スクは必ずしもディスク自体を冷やさなくても、周辺
の、塵には敏感でない回路部分等を冷却するだけで、安
全な温度に維持できることがわかる。
【0039】図2に示した従来例と比較してみると、デ
ィスクや可動ヘッドに冷却風を流さなくても、回路基板
や固定光学系を集中的に冷却することにより、より少な
い風量の小型ファンで装置を安全な温度に維持すること
ができ、防塵の目的も合わせて達成されている。風量と
しては、0.04立方メートル/分で十分である。 なお、
冷却風を積極的に流さなくても、内部で循環する空気に
含まれる塵の除去の目的などのため、フィルターを設置
することは本発明の主旨に反するものではない。 本発
明の主旨は、ディスクや可動ヘッドではなく、回路部分
を積極的に冷却することであり、その具体的な構造、部
品配置は本例に限定されるものではなく、各種のバリエ
ーションが考えられる。
【0040】[発明の効果]本発明の主旨とその効果を
整理してみる。
【0041】1.ドライブ背面に一体的に排気ファンを
取付ける。
【0042】(1)本ドライブをコンピュ−タに搭載し
たときに、空気が、前面パネルの開口部→ドライブの回
路基板→ドライブの排気ファン→コンピュ−タ匡体の排
気ファンというようにストレートなパスをとおって流
れ、効率的に冷却される。
【0043】(2)ファンが小さいこともあり、ドライ
ブが小型になる。
【0044】(3)ドライブ自体で冷却と防塵手段が講
じられており、組み込み先である、コンピュ−タでの配
慮が不要である。
【0045】2.ディスクと可動光学ヘッドには積極的
に冷却風を流さない。
【0046】(1)これら塵に敏感な部分を塵から守
る。
【0047】4.回路基板等を積極的に冷却する。
【0048】(1)これらを冷却することにより、ディ
スクの温度上昇を防ぐことができる。 (2)これらは
冷却風に含まれる塵の影響を受けない。
【0049】(3)これらに含まれるレーザダイオード
がよく冷却され、その寿命が延びる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく光ディスク装置の断面図およ
び平面図。
【図2】 現在用いられている光ディスク装置の、防塵
および冷却構造の一例を示す断面図。
【図3】 各部分の温度の時間変化を示す図。
【符号の説明】
1 前面パネル 2 ディスク挿入孔 3 冷却風取り入れ孔 4 ディスクケ−ス 5 スピンドルモ−タ 6 チャッキングハブ 7 回路基板A 8 シャシ 9 モ−タ駆動回路 10 ボイスコイル 11 可動光学ヘッド 12 固定光学系 13 ローディング機構 14 バイアスコイル 15 回路基板B 16 ディスク 17 シャッター 18 コネクタ 19 主カバー 20 リアカバー 21 シールド板 22 エアフィルター 23 ドライブを収納したケ−ス 24 リアカバーに取付けられた排気ファン 25 ケ−ス背面に取付けられて排気ファン 26 コンピュ−タのフロントパネル 27 リアカバーに設けられた開口部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録方式で記録・再生する、ディ
    スク交換が可能な光ディスク装置において、該装置は、
    本装置に直接取付けられた送風ファンをそなえ、冷却風
    が流れない構造のディスクおよび可動光学ヘッドを収納
    したユニット、および冷却風が流れる前記ユニット以外
    の部分からなることを特徴とする光ディスク装置。
JP34887092A 1992-12-28 1992-12-28 光ディスク装置 Pending JPH06203547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34887092A JPH06203547A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34887092A JPH06203547A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06203547A true JPH06203547A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18399947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34887092A Pending JPH06203547A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 光ディスク装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06203547A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5892747A (en) * 1995-06-29 1999-04-06 Ricoh Company, Ltd. Disk drive unit with a dustproof cap attached to a body module to protect internal components from dust

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5892747A (en) * 1995-06-29 1999-04-06 Ricoh Company, Ltd. Disk drive unit with a dustproof cap attached to a body module to protect internal components from dust

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