JPH0922587A - ディスク駆動装置のクーリングシステム - Google Patents

ディスク駆動装置のクーリングシステム

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Publication number
JPH0922587A
JPH0922587A JP18971695A JP18971695A JPH0922587A JP H0922587 A JPH0922587 A JP H0922587A JP 18971695 A JP18971695 A JP 18971695A JP 18971695 A JP18971695 A JP 18971695A JP H0922587 A JPH0922587 A JP H0922587A
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JP
Japan
Prior art keywords
spindle motor
housing
disk drive
drive device
magneto
Prior art date
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Pending
Application number
JP18971695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
博 山本
Saneyoshi Matsumoto
実義 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP18971695A priority Critical patent/JPH0922587A/ja
Publication of JPH0922587A publication Critical patent/JPH0922587A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉されたハウジング内の温度上昇を効果的
に低く抑える。 【構成】 光磁気ディスクを回転駆動するスピンドルモ
ータ30と、スピンドルモータ30の駆動軸32の外壁
面35に設けられたフィン36とを備える。スピンドル
モータ30の駆動により光磁気ディスクが回動し、記録
または再生動作が行われる。このときスピンドルモータ
30の駆動によってフィン36が回動して空気流が発生
し、密閉されたハウジング内の空気が巡回することによ
りハウジング内の温度上昇が効果的に低く抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク等
のディスク駆動装置において、密閉されたハウジング内
の温度上昇を効果的に低く抑えるクーリングシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のディスク駆動装置では小
型化、密閉化が進んでおり、これにともなってディスク
駆動装置内の温度上昇が深刻な問題となってきている。
例えばディスクまたは装置の保証温度を越えるほどディ
スク駆動装置内の温度が上昇した場合、ディスクの性能
劣化や半導体レーザ駆動回路等の各種回路の誤動作や破
壊等を招く怖れがある。この対策として、従来、ディス
ク駆動装置近傍に電動式ファンを設け、ディスク駆動装
置の主電源がオンの間駆動されるこのファンの回動によ
り装置内外間に発生する空気流を利用して、ディスク駆
動装置内の温度上昇を低く抑えるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、ファンの回転による空気流によりディスク
駆動装置内に塵埃が進入し、光ピックアップ等の光学部
品の性能に悪影響を及ぼす怖れがあり、好ましくない。
また電動式ファンを駆動する電源供給回路等を別途設け
ているため、装置自体が大型化する。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、装置自体を大型化することなく、密閉されたハ
ウジング内への塵埃の進入を防ぎつつハウジング内の温
度上昇を効果的に低く抑えるディスク駆動装置のクーリ
ングシステムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク駆
動装置のクーリングシステムは、密閉されたハウジング
内に設けられ、ディスクを回転駆動するスピンドルモー
タと、このスピンドルモータを駆動源として、ハウジン
グ内に空気流を発生させる空気流発生手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
るクーリングシステムを適用したディスク駆動装置の分
解斜視図である。ディスク駆動装置はドライブ部12を
有する。ドライブ部12のハウジング21には、ガイド
板13がフロント連結板17を介して固定され、ガイド
板13には、カム板14が摺動可能に取り付けられる。
カム板14にはホルダ部15が、カム板14の動作に伴
って摺動可能に組み込まれており、ホルダ部15の挿入
口15aより光磁気ディスク20をホルダ部15に挿入
すると、カム板14の動作に伴って、ホルダ部15と一
体となって光磁気ディスク20が摺動し、結果的に光磁
気ディスクが後述するスピンドルモータ30に装着され
る。ホルダ部15の上部には、バイアスコイル部16が
取り付けられる。
【0007】ドライブ部12のハウジング21内には、
光磁気ディスク20の有無を検出するセンサ18、光磁
気ディスク20着脱のための駆動源であるローディング
モータ19、光磁気ディスク20を回転駆動するスピン
ドルモータ30および対物レンズ22が設けられる。こ
の対物レンズ22を介して光磁気ディスク20の記録面
に光学的に情報が記録され、あるいは光学的に情報が再
生される。対物レンズ22およびこの対物レンズ22を
支持する移動部23は、スピンドルモータ30に装着さ
れた光磁気ディスクの径方向に沿って移動自在である。
【0008】ドライブ部12の上面は、図示しないシー
トに覆われており、ドライブ部12の下面には、ドライ
ブ部12等の動作を制御する回路等が設けられた基板
(図示せず)がハウジング21に取り付けられる。これ
らシートおよび基板等により、ドライブ部12のハウジ
ング21内は、ほぼ密閉され、塵埃の進入が遮断されて
いる。なお、対物レンズ22およびスピンドルモータ3
0の磁性面34(図2)等は、光磁気ディスク20に表
出している。
【0009】図2は、スピンドルモータ30近傍の斜視
図であり、同図を用いて本実施形態のクーリングシステ
ムの構成を説明する。スピンドルモータ30は、底部に
設けられた固定板31を介してドライブ部12のハウジ
ング21(図1)に固定されている。スピンドルモータ
30の駆動軸32は、アルミダイカスト等の金属材料で
形成され、スピンドルモータ30の駆動時、軸33の回
りに回動する。駆動軸32の上面には磁性を有する磁性
面34が形成されこの磁性面34は、光磁気ディスク2
0のハブ(図示せず)に対向する位置に表出している。
駆動軸32の円筒部の外壁面35には、多数のフィン3
6が、所定間隔毎に放射状に一体成形されている。
【0010】本実施形態の作用効果を説明する。光磁気
ディスク20をホルダ部15に挿入した状態において、
スピンドルモータ30を駆動すると、駆動軸32の回動
にともなって光磁気ディスク20が所定方向に回動し、
記録または再生動作が行われる。このとき、駆動軸32
に設けられたフィン36が回動して空気流が発生し、密
閉されたハウジング21内の空気が巡回することにより
ハウジング21内の温度上昇が効果的に低く抑えられ
る。
【0011】フィン36の駆動源として、光磁気ディス
ク20を回転駆動するスピンドルモータ30が用いら
れ、駆動軸32の回動が利用されており、別途駆動源を
容易する必要がなく、装置自体を簡素かつコンパクトに
できる。
【0012】またフィン36は、密閉されたハウジング
21内に設けられているため、このフィン36による空
気流発生の際、外部から塵埃が進入する怖れがない。
【0013】図3は、本発明の第2実施形態に係るクー
リングシステムのスピンドルモータ30近傍の斜視図で
ある。なお、同一参照符号および図示しない他の構成
は、第1実施形態と同様であり、重複説明を省略する。
【0014】ここでは駆動軸32の外壁面35にフィン
36が設けられておらず、外壁面35には2本のベルト
41が巻回されている。これらのベルト41はそれぞれ
回動部材42に巻回されており、これら回動部材42の
上面には、フィン43が、中心から放射状に設けられて
いる。
【0015】スピンドルモータ30の駆動時、駆動軸3
2の回動に伴って、ベルト41を介して回動部材42も
回動し、フィン43の作用によりハウジング21内に空
気流が発生する。
【0016】この第2実施形態では、スピンドルモータ
30を空気流発生のための駆動源とし、駆動軸32の回
転を利用してはいるものの、ベルト41および回動部材
42を設けている点で上記第1実施形態のものより部品
点数が多くなるが、光磁気ディスクから離れた任意の位
置に回動部材42およびフィン43を設けることができ
るため、フィンの大きさに制限が無くなる等の利点が生
じ、より効果的にハウジング21内の温度上昇を低く抑
えられる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置自体
を大型化することなく、密閉されたディスク駆動装置の
ハウジング内への塵埃の進入を防ぎつつハウジング内の
温度上昇を効果的に低く抑えることができる。また、デ
ィスク駆動装置内の温度上昇の最も著しいディスク駆動
時にのみ稼働する本クーリングシステムは、従来の主電
源オン時は電動式ファンが常時稼働するシステムに比べ
て、消費電力的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るクーリングシステ
ムを適用したディスク駆動装置の分解斜視図である。
【図2】図1のスピンドルモータ近傍の斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るクーリングシステ
ムのスピンドルモータ近傍の斜視図である。
【符号の説明】
12 ドライブ部 20 光磁気ディスク 21 ハウジング 30 スピンドルモータ 32 駆動軸 36 フィン 41 ベルト 42 回動部材 43 フィン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉されたハウジング内に設けられ、デ
    ィスクを回転駆動するスピンドルモータと、このスピン
    ドルモータを駆動源として、前記ハウジング内に空気流
    を発生させる空気流発生手段とを備えたことを特徴とす
    るディスク駆動装置のクーリングシステム。
  2. 【請求項2】 前記空気流発生手段が、スピンドルモー
    タの駆動により回動する駆動軸に設けられたフィンを有
    することを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動装
    置のクーリングシステム。
  3. 【請求項3】 前記空気流発生手段が、回転することに
    よりディスク駆動装置内に空気流を発生するフィンを有
    する回動部と、前記スピンドルモータの駆動により回動
    する駆動軸の回動を前記回動部に伝達する伝達手段とを
    有することを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動
    装置のクーリングシステム。
JP18971695A 1995-07-04 1995-07-04 ディスク駆動装置のクーリングシステム Pending JPH0922587A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113707191A (zh) * 2021-07-23 2021-11-26 纳芯半导体科技(浙江)有限公司 一种基于ssd固态硬盘散热加固装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113707191A (zh) * 2021-07-23 2021-11-26 纳芯半导体科技(浙江)有限公司 一种基于ssd固态硬盘散热加固装置
CN113707191B (zh) * 2021-07-23 2022-05-17 纳芯半导体科技(浙江)有限公司 一种基于ssd固态硬盘散热加固装置

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