JPH0312492Y2 - - Google Patents

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JPH0312492Y2
JPH0312492Y2 JP12476686U JP12476686U JPH0312492Y2 JP H0312492 Y2 JPH0312492 Y2 JP H0312492Y2 JP 12476686 U JP12476686 U JP 12476686U JP 12476686 U JP12476686 U JP 12476686U JP H0312492 Y2 JPH0312492 Y2 JP H0312492Y2
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JP
Japan
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valve
poppet
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pilot port
clamping cylinder
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、堅型射出成形機におけるプラテンの
ブレーキング回路に関する。詳しくは、プラテン
の下降中の速度を制限するブレーキング回路に関
する。
〔背景技術とその問題点〕
第2図に従来の堅型射出成形機とその油圧制御
回路を示す。同射出成形機は、下型1と上型2と
を型締めする型締装置11と、この型締装置11
によつて型締めされた両型1,2内に溶融材料を
射出充填する射出装置21とからなる。
型締装置11は、下型1を有する固定プラテン
12と、この固定プラテン12と基盤13とを連
結する垂直な数本のタイバー14と、基盤13に
固定され昇降動作するピストンによつて区画され
た上下室のチヤンバ15A,15Bを有する型締
シリンダ15と、この型締シリンダ15のピスト
ンにラム16を介して連結されかつタイバー14
に摺動自在に嵌装された上型2を有する可動プラ
テン17とから構成されている。
一方、油圧制御回路は、前記型締シリンダ15
のピストンを上昇動させる一対の上昇用ポペツト
型開閉弁としての第1,第3のカートリツジ弁3
1,313と、前記型締シリンダ15のピストン
を下降動させる一対の下降用ポペツト型開閉弁と
しての第2,第4のカートリツジ弁312,314
と、これらのカートリツジ弁311〜314の開閉
を切換制御する方向切換弁としての4ポート3位
置電磁切換弁32とを含む。ここで、各カートリ
ツジ弁311〜314は、開閉用のパイロツトポー
トCを有し、そのパイロツトポートCがタンク4
7に連通されると、ポートA,B間を連通する通
路が開放される構造である。
第1,第2のカートリツジ弁311,312のポ
ートAは、配管41を通じて前記型締シリンダ1
5のチヤンバ15Aに接続されている。第3のカ
ートリツジ弁313のポートAと第4のカートリ
ツジ弁314のポートBとは、配管42を通じて
前記型締シリンダ15のチヤンバ15Bに接続さ
れている。第4のカートリツジ弁314のポート
Aは、流量調整弁43を介して第1のカートリツ
ジ弁311のポートBと接続された後、タンク4
7に接続されている。第2,第3のカートリツジ
弁312,313のポートBは、逆止弁44および
流量調整弁45を介して油圧源としての油圧ポン
プ46の吐出側に接続されている。なお、同ポン
プ46の吸入側はタンク47に挿入されている。
第1,第3のカートリツジ弁311,313のパ
イロツトポートCは、それぞれ絞り弁51と逆止
弁52との並列回路531,533を介して互いに
接続された後、前記切換弁32のBポートに接続
されている。また、第2,第4のカートリツジ弁
312,314のパイロツトポートCも、それぞれ
絞り弁51と逆止弁52との並列回路532,5
4を介して互いに接続された後、前記切換弁3
2のAポートに接続されている。そして、切換弁
32のPポートは、絞り弁54および逆止弁55
を介して油圧ポンプ46の吐出側に接続されてい
る。
切換弁32は、全てのカートリツジ弁311
314のパイロツトポートCを油圧ポンプ46の
吐出側に連通させてそれらのカートリツジ弁31
〜314を閉じる中立位置(第2図中、中央位
置)と、下降用のカートリツジ弁312,314
パイロツトポートCを油圧ポンプ46の吐出側に
連通させてそのカートリツジ弁312,314を閉
じかつ上昇用のカートリツジ弁311,313のパ
イロツトポートCをタンク47に連通させてその
カートリツジ弁311,313を開放させる第1の
切換位置(第2図中、右側位置)と、上昇用のカ
ートリツジ弁311,313のパイロツトポートC
を油圧ポンプ46の吐出側に連通させてそのカー
トリツジ弁311,313を閉じかつ下降用のカー
トリツジ弁312,314のパイロツトポートCを
タンク47に連通させてそのカートリツジ弁31
,314を開放させる第2の切換位置(第2図
中、左側位置)とを有する。
このような構成において、可動プラテン17を
上昇動させるには、切換弁32を第2図中右側位
置に切り換える。すると、油圧ポンプ46からの
圧力油は、逆止弁55、絞り弁54、切換弁32
のP,Aポートおよび並列回路532,534の逆
止弁52を通つて第2,第4のカートリツジ弁3
2,314のパイロツトポートCに供給される。
一方、第1,第3のカートリツジ弁311,313
のパイロツトポートCの油は、並列回路531
533の絞り弁51および切換弁32のB,Tポ
ートを通つてタンク47へ逃がされる。従つて、
第1,第3のカートリツジ弁311,313のポー
トA,B間が開かれ、第2,第4のカートリツジ
弁312,314のポートA,B間が閉じられる。
この状態では、油圧ポンプ46からの圧力油
は、流量調整弁45、逆止弁44、第3のカート
リツジ弁313のポートB,Aおよび配管42を
通つてチヤンバ15Bへ供給される一方、チヤン
バ15A内の油は配管41、第1のカートリツジ
弁311のポートA,Bを通つてタンク47へ逃
がされるので、型締シリンダ15のラム16は上
昇動される。つまり、可動プラテン17が上昇動
される。
逆に、可動プラテン17を下降動させるには、
切換弁32を第2図中左側位置に切り換える。す
ると、油圧ポンプ46からの圧力油は、逆止弁5
5、絞り弁54、切換弁32のP,Bポートおよ
び並列回路531,533の逆止弁52を通つて第
1,第3のカートリツジ弁311,313のパイロ
ツトポートCに供給される。一方、第2,第4の
カートリツジ弁312,314のパイロツトポート
Cの油は、並列回路532,534の絞り弁51、
切換弁32のA,Tポートを通つてタンク47へ
逃がされる。従つて、第2,第4のカートリツジ
弁312,314のポートA,B間が開かれ、第
1,第3のカートリツジ弁311,313のポート
A,B間が閉じられる。
この状態では、油圧ポンプ46からの圧力油は
流量調整弁45、逆止弁44、第2のカートリツ
ジ弁313のポートB,Aおよび配管41を通つ
てチヤンバ15Aに供給される一方、チヤンバ1
5B内の油は配管42、第4のカートリツジ弁3
4のポートB,Aおよび流量調整弁43を通つ
てタンク47へ逃がされるので、型締シリンダ1
5のラム16は下降動される。つまり、可動プラ
テン17は下降動される。
このように、従来のブレーキング回路では、第
4のカートリツジ弁314のポートAに流量調整
弁43を設け、これにより可動プラテン17の下
降中の速度を制限するものであるが、流量調整弁
43が高価である欠点がある。
そこで、流量調整弁43を設けず、例えば副シ
リンダを設けることにより、第4のカートリツジ
弁314のストロークを切り換えるようにしたも
のもみられる。しかし、このようなものは、機構
が複雑化する上、ブレーキング効果が応答性にも
問題がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、このような問題を解決すべく
なされたもので、安価でかつ構成的にも簡易な
上、耐久性に優れ、確実なブレーキングが期待で
きる堅型射出成形機におけるプラテンのブレーキ
ング回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
そのため、本考案では、可動プラテンを連結し
かつ昇降動作するピストンによつて区画された上
室および下室を有する型締シリンダと、開閉用の
パイロツトポートを有し、そのパイロツトポート
がタンクに連通された開放時に前記型締シリンダ
の下室と油圧源とを連通させかつ型締シリンダの
上室とタンクとを連通させて型締シリンダのピス
トンを上昇動させる一対の上昇用ポペツト型開閉
弁と、開閉用のパイロツトポートを有し、そのパ
イロツトポートがタンクに連通された開放時に前
記型締シリンダの上室と油圧源とを連通させかつ
型締シリンダの下室とタンクとを連通させて型締
シリンダのピストンを下降動させる一対の下降用
ポペツト型開閉弁と、この下降用ポペツト型開閉
弁のパイロツトポートを油圧源に連通させてその
ポペツト型開閉弁を閉じかつ前記上昇用ポペツト
型開閉弁のパイロツトポートをタンクに連通させ
てそのポペツト型開閉弁を開放させる第1の切換
位置および上昇用ポペツト型開閉弁のパイロツト
ポートを油圧源に連通させてそのポペツト型開閉
弁を閉じかつ前記下降用ポペツト型開閉弁のパイ
ロツトポートをタンクに連通させてそのポペツト
型開閉弁を開放させる第2の切換位置を有する方
向切換弁と、この方向切換弁が第2の切換位置に
切り換えられたとき前記一対の下降用ポペツト型
開閉弁のうち前記型締シリンダの下室とタンクと
を連通させる下降用ポペツト型開閉弁のパイロツ
トポートに油圧源からの圧力油を供給するブレー
キ用切換弁と、このブレーキ用切換弁によつて前
記下降用ポペツト型開閉弁のパイロツトポートに
供給される圧力油の油圧を設定圧に保持するリリ
ーフ弁と、を具備したことを特徴としている。
従つて、可動プラテンの下降時に、方向切換弁
が第2の切換位置に切り換えられると、一対の下
降用ポペツト型開閉弁のうち型締シリンダの下室
とタンクとを連通させる下降用ポペツト型開閉弁
のパイロツトポートに油圧源からの圧力油が供給
されるとともに、この下降用ポペツト型開閉弁の
パイロツトポートに供給される圧力油の油圧がリ
リーフ弁によつて設定圧に保持されるため、この
下降用ポペツト型開閉弁の差圧を利用してブレー
キングを行える。よつて、安価でかつ構成的にも
簡易な上、耐久性に優れ、確実なブレーキングが
期待できる。
〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を第1図について説明
する。なお、同図の説明に当たつて、第2図と同
一機能を営むものについては、同一符号を付し、
その説明を省略する。
本実施例では、前記切換弁32が第1図中左側
位置(第2の切換位置)に切り換えられたとき前
記型締シリンダ15のチヤンバ15Bとタンク4
7とを連通するカートリツジ弁314のパイロツ
トポートC側に接続された並列回路534と切換
弁32のAポートとの間には、4ポート2位置電
磁切換弁61のP,Aポートが接続されている。
切換弁61のPポートと前記逆止弁55および
油圧ポンプ46の吐出側を結ぶ管路との間には、
絞り弁62、ブレーキ用切換弁としての4ポート
2位置電磁切換弁63および逆止弁64が順次挿
入されている。また、切換弁61のBポートは、
逆止弁65およびリリーフ弁66を介してタンク
47に接続されている。
このような構成において、切換弁32が第1図
中左位置に切り換わると、切換弁63が右位置
に、また切換弁61が右位置にそれぞれ切り換え
られる。すると、切換弁63を通じて油圧ポンプ
46の圧力油が第4のカートリツジ弁314のパ
イロツトポートCに与えられるが、切換弁61が
切り換わつているので、パイロツト圧はリリーフ
弁66の設定圧に保持される。従つて、第4のカ
ートリツジ弁314の差圧により可動プラテン1
7の下降中のブレーキングが行われる。
このような実施例によれば、高価な流量調整弁
を用いていないので、安価であり、しかも副シリ
ンダなどによるストロークの切り換えでないの
で、構成的にも簡易である。
また、カートリツジ弁314自体でのブレーキ
ングのため、耐久性に優れ、ごみにも強く、かつ
確実なブレーキングを行なえる。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案によれば、安価でかつ構成
が簡易な上、耐久性に優れ、しかも確実なブレー
キングが行なえる堅型射出成形機におけるプラテ
ンのブレーキング回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図は
従来例を示す図である。 15……型締シリンダ、15A,15B……上
室および下室を構成するチヤンバ、17……可動
プラテン、311,313……一対の上昇用ポペツ
ト型開閉弁を構成するカートリツジ弁、312
314……一対の下降用ポペツト型開閉弁を構成
するカートリツジ弁、32……方向切換弁を構成
する4ポート3位置電磁切換弁、46……油圧源
を構成する油圧ポンプ、47……タンク、63…
…ブレーキ用切換弁を構成する4ポート2位置電
磁切換弁、66……リリーフ弁、C……パイロツ
トポート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可動プラテンを連結しかつ昇降動作するピスト
    ンによつて区画された上室および下室を有する型
    締シリンダと、 開閉用のパイロツトポートを有し、そのパイロ
    ツトポートがタンクに連通された開放時に前記型
    締シリンダの下室と油圧源とを連通させかつ型締
    シリンダの上室とタンクとを連通させて型締シリ
    ンダのピストンを上昇動させる一対の上昇用ポペ
    ツト型開閉弁と、 開閉用のパイロツトポートを有し、そのパイロ
    ツトポートがタンクに連通された開放時に前記型
    締シリンダの上室と油圧源とを連通させかつ型締
    シリンダの下室とタンクとを連通させて型締シリ
    ンダのピストンを下降動させる一対の下降用ポペ
    ツト型開閉弁と、 この下降用ポペツト型開閉弁のパイロツトポー
    トを油圧源に連通させてそのポペツト型開閉弁を
    閉じかつ前記上昇用ポペツト型開閉弁のパイロツ
    トポートをタンクに連通させてそのポペツト型開
    閉弁を開放させる第1の切換位置および上昇用ポ
    ペツト型開閉弁のパイロツトポートを油圧源に連
    通させてそのポペツト型開閉弁を閉じかつ前記下
    降用ポペツト型開閉弁のパイロツトポートをタン
    クに連通させてそのポペツト型開閉弁を開放させ
    る第2の切換位置を有する方向切換弁と、 この方向切換弁が第2の切換位置に切り換えら
    れたとき前記一対の下降用ポペツト型開閉弁のう
    ち前記型締シリンダの下室とタンクとを連通させ
    る下降用ポペツト型開閉弁のパイロツトポートに
    油圧源からの圧力油を供給するブレーキ用切換弁
    と、 このブレーキ用切換弁によつて前記下降用ポペ
    ツト型開閉弁のパイロツトポートに供給される圧
    力油の油圧を設定圧に保持するリリーフ弁と、 を具備したことを特徴とする堅型射出成形機にお
    けるプラテンのブレーキング回路。
JP12476686U 1986-08-14 1986-08-14 Expired JPH0312492Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6331914U JPS6331914U (ja) 1988-03-01
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ID=31017085

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JP12476686U Expired JPH0312492Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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