JPS6037438Y2 - 空気圧昇降装置 - Google Patents

空気圧昇降装置

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JPS6037438Y2
JPS6037438Y2 JP15211580U JP15211580U JPS6037438Y2 JP S6037438 Y2 JPS6037438 Y2 JP S6037438Y2 JP 15211580 U JP15211580 U JP 15211580U JP 15211580 U JP15211580 U JP 15211580U JP S6037438 Y2 JPS6037438 Y2 JP S6037438Y2
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JP
Japan
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switching valve
pneumatic cylinder
upper chamber
auxiliary switching
balance
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JP15211580U
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English (en)
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JPS5774394U (ja
Inventor
真一 小宮
Original Assignee
東京タイヨ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 1産業上の利用分野ヨ 本考案は、被昇降物体と釣り合わせるための平衡用空気
圧シリンダと、被昇降物体を昇降動するための駆動用空
気圧シリンダとを備えた空気圧昇降装置に関する。
1従来の技術及びその問題点ヨ 従来はこの種の空気圧昇降装置は、被昇降物体に対する
昇降停止時の反動を少なくするために、平衡用空気圧シ
リンダのピストン両側に形成される上下両室にそれぜれ
空気タンクを接続しているものの、さしたる効果を期待
できなかった。
本考案の目的は、上記反動を的確に防止し、所要昇降距
離における昇降時間の短縮を図れるようにすることにあ
る。
1問題点を解決するための手段ヨ 本考案の特徴は、駆動用空気圧シリンダの王室と下室、
及び平衡用空気圧シリンダの上室と下室にそれぜ補助切
換弁を介して排気絞りを接続したことにある。
すなわち、本考案の空気圧昇降装置は、図面を参照する
に、駆動用シリンダ2のピストン両側に形成される上室
21及び下室2.に接続され、これら両室の給排関係を
切り換えることができるとともに、両室ともに給排遮断
状態にできる駆動側主切換弁3と、上記上室2□に駆動
側補助切換弁4□を介して接続され、この補助切換弁4
□に切り換えによって上室21 と連通・遮断される排
気絞り51 と、上記下室22に駆動用補助切換弁42
を介して接続かれ、この補助切換弁4□の切り換えによ
って下室2゜と連通・遮断される排気絞り5゜と平衡用
空気圧シリンダ1のピストン両側に形成される上下両室
61 ・6□と一対の空気タンク81 ・8□との
間にそれぜれ接続され、これら上室61 と下室6□を
それぞれ空気タンク82 ・82と連通・遮断する一対
の平衡側主切換弁61 ・6゜と、平衡用空気圧シリ
ンダ1の上室11と上記空気タンク8□とを、上記平衡
側主切換弁6□とは並列に平衡側補助切換弁71を介し
て接続し、この補助切換弁7□の切り換えによって上室
1□と空気タンク81 とを連通・遮断する排気絞り9
□と、平衡用空気圧シリンダ1の下室11と上記空気タ
ンク8□とを、上記平衡側主切換弁6゜とは並列に平衡
側補助切換弁7゜を介して接続し、この補助切換弁72
の切り換えによって下室1゜を空気タンク8゜と連通・
遮断する排気絞り9□とを備えたものである。
1作用ヨ 駆動側主切換弁3を中立位置より一方側に切り換え、駆
動用空気圧シリンダ2の下室2゜を圧縮空気供給状態、
上室21を排気状態にするとともに、両平衡側主切換弁
61 ・62を開いて平衡用空気圧シリンダ1の上室
1□内の圧縮空気を空気タンク8□へ流入貯蔵しつつ、
下室り内へ圧縮空気を補充すると、被昇降物体Wが上昇
される。
この上昇中において、駆動側主切換弁3を中立位置に戻
し、両平衡側主切換弁6□ ・6□を閉じる一方、駆動
側補助切換弁41 と平衡側補助切換弁71を開くと、
駆動用空気圧シリンダ2の上室2□内の圧縮空気や排気
絞り5□によって絞られながら徐々に放出され、また平
衡用空気圧シリンダ1の上室1□内の圧縮空気は排気絞
り91によって絞られながら徐々に空気タンク81内に
流入し、雨空気圧シリンダ1・2のピストンの反動が防
止される。
他方、駆動側主切換弁3を中立位置より他方側に切り換
え、駆動用空気圧シリンダ2の上室2□を圧縮空気供給
状態、下室22を排気状態にするそとともに、両平衡側
主切換弁61 ・6□を開いて平衡用空気圧シリンダ
1の下室1□内の圧縮空気を空気タンク8□へ流入貯蔵
しつつ、上室11内へ圧縮空気を補充すると、被昇降物
体Wが下降される。
この下降中において、駆動側主切換弁3を中立位置に戻
し、両平衡側主切換弁6□ ・62を閉じる一方、駆動
側補助切換弁4□と平衡側補助切換弁7□を開くと、駆
動用空気圧シリンダ2の下室2゜内の圧縮空気は排気絞
り5゜によって絞られながら徐々に放出され、また平衡
用空気圧シリンダ1の下室1□内の圧縮空気は排気絞り
92によって絞られながら徐々に空気タンク8゜内に流
入し、このときも雨空気圧シリンダト2のピストンの反
動が防止される。
1実施例ヨ 次ぎに、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
本空気圧昇降装置は、被昇降物体Wと平衡させるための
平衡用空気圧シリンダ1と、被昇降物体Wと昇降動する
ための駆動用空気圧シリンダ2とを備え、これらを個別
に作動する空気圧回路構成になっている。
駆動用空気圧シリンダ2のピストン両側に形成される上
下両室21 ・2□には、共通の駆動側主切換弁3が
配管接続され、また各室個別に駆動側補助切換弁41
・4□がそれぜれ配管接続されている。
主切換弁3は、3位置切換型の電磁弁になっており、上
下両室21 ・2□のいずれに対しても圧縮空気の給
排を遮断する中立位置と、下室2゜を圧縮空気供給状態
、上室2□を排気状態にする一方側偏倚位置と、これと
は逆に上室21を圧縮空気供給状態、下室2゜を排気状
態にする他方側偏倚位置とに自動的に切り換えることが
できる。
補助切換弁4□ ・4□はいずれも2位置切換型の電磁
弁で、それぜれに大気解放された可変式排気絞り5□
・5□が接続されている。
一方の排気絞り51は、補助切換弁41によって駆動用
空気圧シリンダ2の上室21 と連通・遮断を自動的に
切り換えられ、また他方の排気絞り52は、補助切換弁
42によって下室22との連通・遮断を自動的に切り換
えられる。
他方、平衡用空気圧シリンダ1のピストン両側に形成さ
れる上下両室11 ・bには、それぞれ平衡側主切換
弁61 ・6□及び平衡側補助切換弁71 ・7□
が配管接続されている。
主切換弁6□と補助切換弁71、また主切換弁62と補
助切換弁7□はそれぜれ並列列接続関係になっており、
また主切換弁61 ・6□はそれぜれ直接に空気タン
ク81 ・8□と接続されているのに対し、補助切換
弁71 ・7□は、それぜれ可変式排気絞り9□ ・
9□を介して空気タンク8□ ・8゜と接続される。
これら主切換弁6□ ・6□及び補助切換弁71 ・7
゜はいずれも2位置切換型の電磁弁で、一方の主切換弁
6□は、平衡用空気圧シリンダ1の上室11 と空気タ
ンク8□との連通・遮断、他方の主切換弁6゜は、下室
11 と空気タンク8□との連通・遮断をそれぜれ自動
的に切り換える。
また、一方の補助切換弁7□は、上室11を排気絞り9
1を介して空気タンク81 と連通さえるか遮断するか
を自動的に切り換え、他方の補助切換弁7゜は、下室1
゜を排気絞り9□を介して空気タンク8□と連通させる
か遮断するかを自動的に切り換える。
空気タンク81 ・8゜は、それぜれ逆止弁101
・10□及び減圧弁111 ・11□を介して圧縮空気
供給源に接続されている。
本空気圧昇降装置は次のように動作する。
駆動側主切換弁3に通電してこれを中立位置より一方側
偏倚位置に切り換え、駆動用空気圧シリンダ2の下室1
゜を圧縮空気供給状態、上室11を排気状態(大気解放
)にするとともに、平衡側の両生切換弁6□ ・6゜に
も通電してこれらをともに開き、平衡用空気圧シリンダ
1の上室1□内の圧縮空気を空気タンク8□へ流入貯蔵
しつつ、下室1゜に圧縮空気を補充すると、雨空気圧シ
リンダト2のピストンが同時に上昇し、被昇降物体Wが
上昇される。
このようにして上昇されている被昇降物体Wを途中にお
いて停止させるには、つまり雨空気圧シリンダト2のピ
ストンを上昇行程の途中で停止させるときには、駆動側
主切換弁3を中立位置に戻すとともに、平衡側の両生切
換弁6□ ・6□をともに閉じ、さらにこれと同時また
はそれより所要短時間経過後に駆動側補助切換弁4□及
び平衡側補助切換弁71に通電してこれらをともに所要
時間だけ開く。
かくして、駆動用空気圧シリンダ2の上室2□内の圧縮
空気は排気絞り51によって絞られて徐々に大気中に放
出され、また平衡用空気圧シリンダ1の上室11内の圧
縮空気は排気絞り91によって絞られて徐々に空気タン
ク8□内に流入するもので、雨空気圧シリンダト2のピ
ストンの停止時における反動を防止できる。
なお、主切換弁3・61 ・6□及び補助切換弁41
・71は、雨空気圧シリンダト2のピストンが上側
のストローク端に達するときは、自動的に上記のように
切り換わるようになっている。
逆に、被昇降物体Wを下降させるときは、駆動側主切換
弁3を中立位置より他方側偏倚位置へ切り換えるととも
に、平衡側の両生切換弁6□ ・62をそもに開く。
下降中において、被昇降物体Wを停止させるには、主切
換弁3を中立位置に戻すとともに、主切換弁6□ ・6
゜をともに閉じ、また駆動側補助切換弁4□及び平衡側
補助切換弁72をともに所要時間だけ開く。
この場合も上記上昇時と同様に雨空気圧シリンダト2の
ピストンの反動を防止できる。
なお、主切換弁3・61 ・6□及び補助切換弁4□
・72は、雨空気圧シリンダト2のピストンが下側の
ストローク端に達するときは、自動的に上記のように切
り換わるようになっている。
1考案の効用ヨ 以上述べた通り本考案の空気圧昇降装置によれば、上昇
停止及び下降停止を行う際に、平衡用及び駆動用の雨空
気圧シリンダ内の空気をいずれも排気絞りによって絞っ
て徐々に排気できるため、被昇降物体に対する上昇停止
及び下降停止を反動なく的確に行うことができ、所要昇
降距離における昇降作動時間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す空気圧回路図である。 1・・・・・・平衡用空気圧シリンダ、11 ・1゜
・・・・・・平衡用空気圧シリンダの上室及び下室、2
・・・・・・駆動用空気圧シリンダ、2□ ・2□・・
・・・・駆動用空気圧シリンダの上室及び下室、3・・
・・・・駆動側主切換弁、4□ ・4□・・・・・・駆
動側補助切換弁、5.・52 ・9□ ・9゜・・・・
・・排気絞り、61 ・6゜・・・・・・平衡側主切
換弁、71 ・72・・・・・・平衡側補助切換弁、
81 ・82・・・・・・空気タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被昇降物体の重量と釣り合わせるための平衡用空気圧シ
    リンダ1と、被昇降物体を昇降動するための駆動用シリ
    ンダ2とを備えた空気圧昇降装置において、上記駆動用
    シリンダ2のピストン両側に形成される上室21及び下
    室22に接続され、これら両室の給排関係を切り換える
    ことができるとともに、両室ともに給排遮断状態にでき
    る駆動側主切換弁3と、上記上室21に駆動側補助切換
    弁4□を介して接続され、この補助切換弁4□の切り換
    えによって上室21 と連通・遮断される排気絞り51
    と、上記上室2゜に駆動用補助切換弁4゜を介して接
    続され、この補助切換弁4□の切り換えによって下室2
    □と連通・遮断される排気絞り5゜と、上記平衡用空気
    圧シリンダ1のピストン両側に形成される上下両室6.
    、62と一対の空気タンク81,8゜との間にそれぜ
    れ接続され、これら上室61 と下室6□をそれぞれ空
    気タンク81,8゜と連通・遮断する一対の平衡側主切
    換弁61,6□と、平衡用空気圧シリンダ1の上室11
    と上記空気タンク8□とを、上記平衡側主切換弁6□
    とは並列に平衡側補助切換弁71を介して接続し、この
    補助切換弁7□の切り換えによって上室1□と空気タン
    ク8□とを連通・遮断する排気絞り91 と、平衡用空
    気圧シリンダ1の下室1□と上記空気タンク8□とを、
    上記平衡側主切換弁6゜とは並列に平衡補助切換弁7□
    を介して接続し、この補助切換弁7゜の切り換えによっ
    て下室1□を空気タンク8□と連通・遮断する排気絞り
    9□とを備えたことを特徴とする空気圧昇降装置。
JP15211580U 1980-10-27 1980-10-27 空気圧昇降装置 Expired JPS6037438Y2 (ja)

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JP15211580U JPS6037438Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 空気圧昇降装置

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JP15211580U JPS6037438Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 空気圧昇降装置

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Publication Number Publication Date
JPS5774394U JPS5774394U (ja) 1982-05-08
JPS6037438Y2 true JPS6037438Y2 (ja) 1985-11-07

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ID=29511421

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JP15211580U Expired JPS6037438Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 空気圧昇降装置

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