JP2887399B2 - 金型鋳造機用油圧制御回路 - Google Patents

金型鋳造機用油圧制御回路

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JP2887399B2 JP1116890A JP1116890A JP2887399B2 JP 2887399 B2 JP2887399 B2 JP 2887399B2 JP 1116890 A JP1116890 A JP 1116890A JP 1116890 A JP1116890 A JP 1116890A JP 2887399 B2 JP2887399 B2 JP 2887399B2
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英次 成瀬
恭廣 三輪
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Shinto Industrial Co Ltd
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Shinto Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は上金型を下金型の上部に型合わせした状態で
溶湯を金型キャビティー内に給湯して鋳造を行なう金型
鋳造機用油圧制御回路に関する。
(従来技術と問題点) 従来金型を使った低圧鋳造機あるいは重力鋳造機等に
おいては上金型を下金型に押圧しつづける力を保持する
ためにシリンダストロークを若干残して金型閉じが完了
するように構成されるのが一般的である。
しかしこのような構成をとると上・下金型はボスクッ
ションが効く前に金型同志が衝突し合うことになり、さ
らに、金型が熱膨張すれば衝突の度合いが強くなり油圧
シリンダのボスクッションではショックを吸収出来なく
なる問題があった。また金型交換時には上金型と下金型
とをボルトナット等で連結一体化して上下動をさせるた
め鋳造時よりも負荷が大きくなることに伴って油の流れ
が多くなり寸動等の細かい作動が出来ないという問題が
あった。
(目的) 本発明は、上記の問題に鑑みて成されたものであっ
て、金型鋳造ならびに金型交換等に適応した種々の速度
に油圧シリンダを制御して作動させることができる油圧
回路を提供することを目的とするものである。
(問題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の金型鋳造機用油圧
制御回路は、圧力チェック減圧弁により一定圧にコント
ロールされた圧油を、種々の作動指令に応じて異なった
電流値の電流を流してスプールの開度を調整しかつ流路
切換を行なう指令を出すコントローラに電気的に接続し
た4ポート3位置切換の直流比例制御弁を介して種々の
流量で油圧シリンダへ給油および停止すると共に排油の
流出量および停止をスロットルチェック弁および2位置
切換弁により制御して油圧シリンダの作動速度を正確に
コントロールするようにしたことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明すると第1
図は上金型を下金型に対して昇降させて、型合せ、型開
き、および金型交換のための上下両金型の昇降等を行な
う低圧鋳造機の上金型昇降用油圧シリンダの油圧制御回
路を示すものである。その構成は、給油配管(1)を4
ポート3位置切換の直流比例制御弁(以下直流比例制御
弁という)(3)のPポートに連通すると共に排油配管
(2)を前記直流比例制御弁(3)のTポートに連通
し、該直流比例制御弁(3)のAポートを油圧シリンダ
(4)のヘッド側に配管(5)を介して連通すると共に
該直流比例制御弁(3)のBポートを該油圧シリンダ
(4)のロッド側に配管(6)を介して連通してある。
さらに前記給油配管(1)には後述する2位置切換弁
(15)のONにより作動して配管(5)内の圧力チェック
を行ないながら油の圧力を一定圧に減圧調整する圧力チ
ェック減圧弁(7)が設けられており、前記直流比例制
御弁(3)の直流ソレノイドには前記油圧シリンダ
(4)の作動状態に応じて図示されないリミットスイッ
チ、あるいは手動等により出される指令により異なった
電流値の電流を流してスプールの開度を調整し、かつ流
路切換をするコントローラ(8)に電気的に接続されて
いる。
また前記配管(6)にはパイロット式逆止弁(9)を
設けると共に該パイロット式逆止弁(9)と前記直流比
例制御弁(3)との間に逆止弁(10)が設けられてい
る。
さらに前記給油配管(1)における直流比例制御弁
(3)と圧力チケック減圧弁(7)との間位置と、配管
(6)におけるパイロット式逆止弁(9)と逆止弁(1
0)との間位置とを逆止弁(11)付の第1バイパス管(1
2)で連通している。
また配管(6)における第1バイパス管(12)とパイ
ロット式逆止弁(9)との間位置と、排油配管(2)と
を第2バイパス管(13)で連通すると共に該第2バイパ
ス管(13)には配管(6)側からスロットルチェック弁
(14)および2位置切換弁(15)を設けている。
このように構成されたものは第1図の状態でコントロ
ーラ(8)に型閉じおよび高速動作の指令が出されて、
直流比例制御弁(3)のソレノイドへ大きな電流値の電
流が流されて圧油を大きな流量で流すようにスプールの
開度を調整すると共に流路をPポートとAポートおよび
TポートとBポートが連通するように切換える。この操
作により圧油が油圧シリンダ(4)のヘッド側に大きな
流量で供給されロッド側の油はパイロット式逆止弁
(9)、第1バイパス管(12)を通って給油配管(1)
にもどされてゆき油圧シリンダ(4)は高速で下降作動
を行なう。この状態で油圧シリンダ(4)のピストンロ
ッドがこ下降端近くに達すると図示されないリミットス
イッチ等によりコントローラ(8)に低速作動の指令が
出されて、直流比例制御弁(3)のソレノイドへ小さな
電流値の電流が流されて圧油を小さな流量で流すように
スプールの開度が調整される。これにより油圧シリンダ
(4)は低速で作動されて図示されない上金型が下金型
の上部に型閉じされて下降を停止する。
このようにしてシリンダ(4)の下降作動が停止され
るとリミットスイッチ等の指示により2位置切換弁(1
5)がAポートとTポートとを連通するように流路が切
換えられ、これにより減圧弁(7)も作動し油圧シリン
ダ(4)は一定圧力で下方に押圧保持した状態を続け
る。この状態で金型キャビティーに溶湯が供給され凝固
するとコントローラ(8)に型開きおよび高速作動の指
令が出されて直流比例制御弁(3)のソレノイドへ大き
な電流値の電流が流されて、圧油を大きな流量で流すよ
うにスプールの開度を調整すると共に流路をPポートと
Bポート、TポートとAポートが連通するように切り換
える。また2位置切換弁(15)の流路が遮断される(第
1図の状態)この操作により油圧シリンダ(4)のロッ
ド側に大きな流量で圧油が供給されヘッド側の圧油はA
ポートからTポートを通ってタンクへ排油されてゆき油
圧シリンダ(4)は高速で上昇作動を行う。この状態で
油圧シリンダ(4)のピストンロッドが上昇端近くに達
すると図示されないリミットスイッチ等によりコントロ
ーラ(8)に一時停止の指令が出されて直流比例制御弁
(3)の流路が一時遮断され鋳造品受取りホークの挿入
作業等が行なわれた後コントローラ(8)に低速上昇作
動の指令が出されて直流比例制御弁(3)のソレノイド
へ小さな電流値の電流が流されて圧油を小さな流量で流
すようにスプールの開度が調整されると同時にPポート
とBポートおよびTポートとAポートが連通される。
この操作により油圧シリンダ(4)は低速で上昇され
て、図示されない上金型に付着されている鋳造品の押し
出し等を行ない上昇作動を停止して直流比例制御弁
(3)の流路を遮断する(第1図位置)。
また、コントローラ(8)には手動で中速作動の指令
が入力されることにより直流比例制御弁(3)のスプー
ルを中速の開度に調整した状態にして上記と同様にして
油圧シリンダ(4)を手動運転できるようになってい
て、この中速作動は金型の交換時に利用される。
(効果) 本発明は上記の説明から明らかなように金型を吊り下
げる油圧シリンダを種々の作動速度にコントロールでき
る特殊な油圧制御回路としたから金型の型閉じめ、型閉
じめ保持及び型開き等の作動を衝撃をなくして迅速かつ
確実に行ない得ると共に金型の交換等も容易になし得る
ようになる等種々の効果があり利とするところは著大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す油圧制御回路図である。 (3):4ポート3位置切換の直流比例制御弁 (4):油圧シリンダ (7):圧力チェック減圧弁 (8):コントローラ (9):パイロット式逆止弁 (10)(11):逆止弁 (14):スロットルチェック弁 (15):2位置切換弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油配管(1)を、4ポート3位置切換の
    直流比例制御弁(3)のPポートに、また排油配管
    (2)を同Tポートにそれぞれ連通接続し、該直流比例
    制御弁(3)のAポートを配管(5)を介して金型鋳造
    機の油圧シリンダ(4)のヘッド側に連通すると共に同
    Bポートを配管(6)を介して金型鋳造機の油圧シリン
    ダ(4)のロッド側に連通し、前記給油配管(1)には
    前記直流比例制御弁(3)のAポートと前記油圧シリン
    ダ(4)のヘッド側を連通させた前記配管(5)内に連
    通されて該配管(5)内の圧力チェックをしながら圧力
    調整を行う圧力チェック減圧弁(7)を設けると共に前
    記直流比例制御弁(3)の直流ソレノイドに前記油圧シ
    リンダ(4)の作動状態に応じて出される指令により異
    なった電流値の電流を流してスプールの開度を調整しか
    つ流路切換を行うコントローラ(8)を電気的に接続
    し、前記直流比例制御弁(3)のBポートと前記油圧シ
    リンダ(4)のロッド側を連通させた前記配管(6)に
    パイロット式逆止弁(9)を設けると共に該パイロット
    式逆止弁(9)と直流比例制御弁(3)との間に、逆止
    弁(10)を設け、前記給油配管(1)における直流比例
    制御弁(3)と圧力チェック減圧弁(7)との間位置
    と、前記直流比例制御弁(3)のBポートと前記油圧シ
    リンダ(4)のロッド側を連通させた前記配管(6)に
    おけるパイロット式逆止弁(9)と逆止弁(10)との間
    位置とを逆止弁(11)付の第1バイパス管(12)で連通
    し、かつ前記直流比例制御弁(3)のBポートと前記油
    圧シリンダ(4)のロッド側を連通させた前記配管
    (6)における第1バイパス管(12)とパイロット式逆
    止弁(9)との間位置と排油配管(2)とを第2バイパ
    ス管(13)で連通し、第2バイパス管(13)には前記直
    流比例制御弁(3)のBポートと前記油圧シリンダ
    (4)のロッド側を連通させた前記配管(6)側からス
    ロットルチェック弁(14)および2位置切換弁(15)を
    設けたことを特徴とする金型鋳造機用油圧制御回路。
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