JPH03124530A - 結束集合体の自動紐取解束機 - Google Patents

結束集合体の自動紐取解束機

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JPH03124530A
JPH03124530A JP1264246A JP26424689A JPH03124530A JP H03124530 A JPH03124530 A JP H03124530A JP 1264246 A JP1264246 A JP 1264246A JP 26424689 A JP26424689 A JP 26424689A JP H03124530 A JPH03124530 A JP H03124530A
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高橋 宏史
Yoshio Yuasa
湯浅 嘉勇
Masami Nagao
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パレット積み容器等の結束集合体の自動紐取
解束機に関する。
〔従来の技術〕
一般にビール壜等を所定本数収納したパレット積み容器
は、数列複数段に積み重ね、紐で結束して運搬されるが
、回収において解束するとき、従来では人手により紐を
切断し、その紐をたぐり寄せて回収するようにしている
。従って、紐取りの為に専門の作業者を常時配置してお
かねばならなかった。そこで、本件出願人は、パレット
積み容器等を結束している紐を自動的に切断して回収す
ることのできる自動紐取解束機について出願し、その内
容が特公昭56−L298号によって開示されている。
この従来の自動紐取解束機においては、カッタを有する
紐切断装置を、結束集合体の側面に沿って下から上に走
行せしめ、カッタに結束紐をガイドしてカッタの刃に当
接せしめ、この状態において前記紐切断装置を上方に更
に走行せしめることによって結束紐を切断するようにし
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記紐切断装置はそのカッタの刃面に結束紐
をガイドするために結束集合体の側面にできるだけ近接
して上昇させなければならず、そのためにパレット上で
ビール壜等を収納している容器が荷ずれしている場合や
、容器の外形が著るしく変型している場合、前記紐切断
装置の上部がビール壜等を収納しているための容器の側
面にひっかかりスムーズに結束紐をカッタの刃にガイド
することができなかった。
又前記紐切断装置のカッタは紐切断装置に固定されてお
り、時としてカッタの刃にガイドされた結束紐が一本し
か切断されず、いわゆる−本切りの状態となりスムーズ
に結束紐を結束集合体から引き出すことができなかった
。すなわち、一般に結束集合体の上部には二重に結束紐
が巻かれており、この内の一本だけ切断すると上述のよ
うな一本切りが生じ、前記結束集合体の周囲に残された
紐が容器の側面に絡んだりしスムーズな紐引き出し操作
が出来なかった。
更に、前記紐切断装置はクランプ部材°を有し、このク
ンランプ部材はカッタによって切断した結束紐の一端を
クランプして巻取ローラに結束紐の端部近傍をガイドす
るが、この巻取ローラに、切断した結束紐をガイドせし
めた後はその一端を解放しなければならない。しかしな
がら従来のクランプ部材の開閉動作はスムーズに行なわ
れず、クランプ部材が結束紐の一端をクランプしたまま
巻取ローラが結束紐を巻取ることとなり、前記クランプ
部材にクランプされている結束紐の部分がその近傍に設
置された各種部材に絡まったりしスムーズな結束紐の排
出動作が不可能であった。
本発明は、係る点に鑑み、結束集合体を結束している結
束紐をカッタにスムーズに導くことのできる紐切断装置
を有する結束集合体の自動紐取解束機を提供することを
目的とする。
更に、本発明は、カッタの切断動作が確実に行なわれい
わゆる一本切りの生じないような紐切断装置を有するよ
うな結束集合体の自動紐取解束機を提供することを目的
とする。
更に、本発明は、切断した結束紐の一端をクランプした
後、所定位置で結束紐のクランプ部分を確実に解放する
ことの出来るような紐切断装置を有する結束集合体の自
動紐取解束機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、結束紐により結束された集合体の側
面に沿って紐切断装置を走行せしめ、この紐切断装置に
結束紐を切断する一カッタと、切断すべき結束紐をクラ
ンプするクランプ部材とを設けた結束集合体の自動紐取
解束機において、前記紐切断装置は、集合体を結束して
いる結束紐をクランプ部材とカッタに導びくための弧状
のガイド部を有するように構成した。
更に本発明は、前記カッタを紐切断装置に揺動可能に取
付け、切断すべき結束紐がカッタに接触したときに揺動
して結束紐を引き切りするようにした。
更に本発明は、前記クランプ部材の一方のクランプ半片
を間隔を配した2本の弾性部材で他方のクランプ半片に
押圧せしめ前記弾性部材の支持シャフトを一方のクラン
プ半片を他方のクランプ半片から開放するときのガイド
として作用せしめるようにした。
〔作用〕
カッタを取付けた紐切断装置のフレームの上部に弧状の
ガイド部を形成し、この弧状のガイド部に沿って結束集
合体の上部近傍に結束された結束紐をスムーズにカッタ
の刃部分にガイドする。
更に前記カッタを揺動自在にフレームに取付け、切断す
べき結束紐が刃面に当接すると結束紐からの押圧力によ
りカッタを揺動させいわゆる引き切り状態にて結束紐を
切断する。
更にフレームに取付けたクランプ部材の一方のクランプ
半片をその長手方向に間隔を配して二本の弾性部材で支
持し、この弾性部材の支持シャフトをクランプ開放時の
ガイドとして作用せしめる。
このように構成すれば、結束集合体を結束している結束
紐をカッタの刃面にスムーズにガイド出来るとともに、
カッタが二重にまかれた結束紐を確実に切断することが
でき、更にクランプ部材が切断後の結束紐の解放を確実
に行なうことが出来る。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図及び第2図において、多数の容器が数段パレット
S上に積層された結束集合体1は、その最上段が結束紐
10によって結束され、これにより結束集合体1のいわ
ゆる荷崩れの防止を行なうようにしている。前記結束集
合体1は例えばビール壜すが多数収納されたいわゆるP
箱といわれる容器を複数積層載置してなり、この結束集
合体の下面は前記パレットS上に支持され、このパレ・
ソトSはコンベアC上に載せられている。
前記コンベアの側方適宜位置には、本発明の自動紐取解
束機Mが設けられ、この自動紐取解束機Mは基台2上に
設置されている。この基台2は前記コンベアCの側方に
固定され、この基台2上に台車3が載せられ、この台車
3上には垂直フレーム4がコンベアCの長手方向に直角
に立設されている。これら台車3及び垂直フレーム4は
コンベアの配置方向及びコンベアの配置方向に直交する
方向に移動自在に設けられている。
第2図に示すように前記台車3の前記結束集合体1に対
向するいわゆる前面には位置決めローラ7.7が配置さ
れ、この位置決めローラ7は前記結束集合体の側面に当
接してコンベアCの移動方向に直交する方向の解束機M
の位置決めを行なっている。又前記台車3の側面にはス
トッパ8が設けられ、このストッパ8が結束集合体1の
角部に当接することによって前記台車3および垂直フレ
ーム4のコンベアCの流れ方向における位置決めを行な
う。前記垂直フレーム4の上部及び下部の隅部にはスプ
ロケットg、g、・・・gが設けられ、これらスプロケ
ットgによって駆動チェーン5が垂直フレームの周囲に
沿ってガイドされ、この駆動チェーン5に紐切断装置6
が固着されている。
前記紐切断装置は結束集合体の側面に沿って下から上に
走行し、この下から上への走行時に前記結束紐10を捕
捉するようにしている。即ち、第3図に示すように、前
記紐切断装置6は2つの容器が隣接する前面に形成され
る凹部Rに対向する位置に位置決めされる。前記ストッ
パ8は結束集合体1の隣接する容器Pの凹部Rが前記紐
切断装置6が走行する軌跡に対向する位置に停止させる
ようになっており、前記結束集合体1が台車3の前面上
流側に至るとそこに設けられたセンサー200が結束集
合体の到来を検知しその検知の一定時間後に結束集合体
の前面隅部が前記ストッパ8に当接し、この時にコンベ
アCの駆動モータをストップさせる。前記台車3は上述
したようにコンベアの走行方向に往復動できるようにバ
ネ付勢され、ストッパ8が結束集合体1を支えた状態に
おいてわずかにコンベアの走行方向に移動して第3図に
示すような位置関係に結束集合体1を停止せしめる。前
記垂直フレーム4の前方側の上部側面には巻取ローラ9
が設けられ、この巻取ローラ9によって紐切断装置6に
よって切断された結束紐10が引き出され回収されるよ
うになっている。又前記垂直フレーム4の後方側下部右
側方には一本切り用巻取ローラ70が設けられ、この−
本切り用巻取ローラ70は2重にまかれた結束紐の内1
本しか切断されなかった場合に結束紐を巻取るためのも
のである。前記巻取ローラ9の反対側には第4図に示す
ように、前記紐切断装置6が下方から上方に走行して結
束紐を咬え込み切断する時に前記切断装置6の近傍で結
束紐を押さえるための大組かけ棒20と、小組かけ棒2
1とが揺動自在に設けられている。前記大組かけ棒20
は上下に配置された水平棒2Qa、20bを有し、この
水平棒20a、20bは垂直棒−2−OCの上部に取付
けられている。又前記小紐かけ棒21は上下に配置した
水平棒21a、21bを有し、これら水平棒21a、2
1bは垂直棒21cの上部に固着されている。前記大組
かけ棒20は容器の高さが高い時即ち結束紐10が高い
位置に巻かれる時に使用され、前記小紐かけ棒は容器の
高さが低い場合即ち結束紐の結束位置がやや低い場合に
使用される。前記大組かけ棒20はシリンダ22に連結
され、このシリンダ22の基部は固定部材26に揺動自
在に取付けられている。前記大組かけ棒20の垂直棒2
0cには長穴24が設けられ、又前記小紐かけ棒21の
垂直棒21cには長穴25が設けられ、この長穴25と
前記長穴24がL型リンク23によって連結されている
。このL型のリンク23の連結によって前記シリンダ2
2を伸ばして大組かけ棒20を動作せしめている時には
前記小紐かけ棒21は待機した位置にあり、前記大組か
け棒20をその待機位置に戻した時に即ち前記シリンダ
22を最も縮めた時に前記小紐かけ棒21がリンク23
の作用によって動作位置に移動する。
第4図(a)において、前記紐かけ棒20゜21と垂直
フレーム4に対して同一側であって垂直フレーム4の図
上右側下部には一本切り用紐かけ棒27がピン127に
よって垂直フレーム4に枢着され、この紐かけ棒27は
シリンダ28によって動作するようになっている。前述
の一本切りとは第13図及び第14図に示すように、2
重にまかれた結束紐の切断点CPにおいて結束紐を一本
だけ切断した時において生ずるものであり、この時には
前記紐切断装置6は切断されていない結束紐を保持した
まま第14図に示すように引き出し、結束紐10はその
中間部分において前記巻取ローラ9及び−本切り用巻取
ローラ70によってそれぞれ引き出されることとなる。
この時前記切断装置6に保持された結束紐10が紐切断
装置6に保持され、結び目等が紐切断装置6を通過する
ときに、そこにひっかからないように結束紐を下方に押
し下げるのが前記−本切り用紐かけ棒27の作用である
前記台車3の側面に取付けられたストッパ8は第5図に
示すように、取付耳40を有し、この取付耳40にはシ
リンダ41の基端部が枢着され、このシリンダ41の前
端はフレーム44に枢着されている。このフレーム44
はコ字状をなし、その内側にはリンク45.45が枢着
され(第6図)、これら2つのリンク45には平行リン
ク42a、42bの内の一方のリンク42bが枢着され
ている。これら平行リンク42a、42bの先端に腕1
43が枢着され、この腕143の先端にストッパ板43
が固着されている。前記平行リンク42a、42b、及
びフレーム44の作用等により前記ストッパ板43はコ
ンベアの移動方向に直交する方向ではなく円軌道を描い
て出入するので、ストッパーがひっこむ時結束集合体の
側面をこすらない。
更に、前記切断装置6は第7図、第8図に示すように、
平板状のフレーム50を有し、このフレーム50は主フ
レーム50aとサブフレーム50bからなり、これら両
フレーム50a。
50b間にガイドスリット51が斜めに形成されている
。このガイドスリット51の最も深い部分にはカッタ6
1が斜めに配置され、このカッタ61はカッタ支持板6
0に固着され、このカッタ支持板60は取付板62を有
し、この取付板62によって前記カッタ61が固定され
ている。又前記カッタ支持板60は二股に別れ、この二
股の中間部分に前記カッタ61が配置され、前記カッタ
支持板60はその下部に設けられた枢軸63を中心に揺
動し、前記カッタ支持板は引張コイルスプリング64に
よって第7図において図上時計方向に付勢され、前記コ
イルスプリング64の下端は支持板65によって支持さ
れている。
前記ガイドスリット51のカッタ61に対する反対側に
はクランプ部材54が設けられ、このクランプ部材54
は前記ガイドスリット51の端部に沿って伸びる長いク
ランプ半片54aと、このクランプ半片54aに対向し
て設けられ前記ガイドスリット51の深い部分に突出し
た部分を有する短いクランプ半片54bとからなる(第
8図)。
前記短い方のクランプ半片54bは、上下に間隔を配し
て設けたコイルスプリング58.58によってそれに対
向する長いクランプ半片54aに押圧され、これらコイ
ルスプリング58.58内には支持棒59.59が設け
られ、この支持棒59の基端部59aは、拡径して支持
板57の外側に突出している。前記短い方のクランプ半
片54bはコ字状腕55によって支持され、この腕55
の一方の突出先端部にはカムローラ56aが設けられ、
フレーム50の裏側にも伸びている他方の突出先端部に
カムローラ56bを備えている。そしてこれらカムロー
ラ56a、56bは第1図に示すように前記切断装置6
が結束集合体1から離れた位置で垂直フレーム4の後端
面に沿って下降する時に、この垂直フレームの両側に設
けたカムレール100,101にガイドされ、第7図に
おいては前記短い方のクランプ半片54bが図上右側、
第8図においては図上左側に引き出して前記クランプ部
材54を開放する。この時前記クランプ半片54bは上
下に間隔を配して設けた支持棒59゜59によって垂直
に支持され、しかもこの支持棒59は前記クランプ半片
54bが対向するクランプ半片54aから離れる時に前
記支持板57の図示しない開口によってガイドされるの
で、前記クランプ半片54bは垂直状態を維持したまま
対向する長いクランプ半片54aから離れ、これによっ
て結束紐がクランプ部材54のどの位置において支持さ
れていたとしても確実に解放されることとなる。
又前記フレーム50の側面上部には取付は部材53が設
けられ、この取付は部材53によってフレーム50が駆
動チェーン5に固着され、この駆動チェーン5の走行に
よって前記紐切断装置6が移動する。前記主フレーム5
0aの上端には円弧状のガイド部52が形成され、この
円弧状のガイド部52は第3図に示すような隣接する容
器2間の凹部R内を前記紐切断装置6が図上上方に走行
する時に結束紐10.10に当接し駆動チェーン5の上
方への走行と共に結束紐10.10を上方に持上げ、こ
の時結束紐に引張力が加わり、結束紐10.10は円弧
状のガイド部52の曲面に沿って下降しその下端におい
て引張力が解放された時にガイドスリット51内にガイ
ドされる。そして、傾斜したガイドスリット51の深い
部分において前記短い方のクランプ半片54bの突出先
端に当接しこの短い方のクランプ半片54bを対向する
クランプ半片54aに対して引き離しながら下降して第
9図に示すようにカッタの刃61aに当接する。この時
前記結束紐10は第4図(b)に示すように大組かけ棒
20の水平棒20aに引掛かって結束紐10の全体の上
昇を押える。そして、紐切断装置6の上昇によりカッタ
の下面61aには結束紐10の引張力が加わる。この時
前記カッタ61はカッタ支持板60に固着されているの
で、カッタ支持板60が枢軸63を中心として引張コイ
ルスプリング64を伸ばしながら第7図及び第9図にお
いて図上反時計方向に回動しながら結束紐10.10が
切断される。この時前記結束紐10はカッタの刃面61
aによって引き切り8fLる状態となり、これによって
確実に二重にまかれた結束紐10が切断されいわゆる一
本切りの状態がなくなる。
前記巻取ローラ9は第10図に示すように、2つの互い
に逆方向に回転するローラ9a、9bを有し、これらロ
ーラ9a、9bは円錐部分と、この円錐部分から同一径
で伸びるギア部83゜84を有し、このギア部83.8
4には空気吹き出し孔89.90が設けられ、この空気
吹き出し孔89.90にはパイプ87.88を介して圧
縮空気が送り込まれるようになっている。前記ローラ9
a、9bのギア部83.84の一部が第11図に示すよ
うに切り欠かれ、この切り欠き部分において前記結束紐
10が2つのローラ9a、9b間のギア部に送り込まれ
る。前記ローラ9aの下部にはトルクリミッタ82が設
けられ、このトルクリミッタ82の下方にはギアボック
ス81が設けられ、このギアボックス81の下面には駆
動モータ80が取付けられている。そして前記トルクリ
ミッタ82は、巻取ローラ9が作動中において、切断さ
れた結束紐10が結束集合体の箱の隅部或いは壜の首等
に絡まって巻取ることができなくなり、−窓以上のトル
クが巻取ローラ9に加わった時に駆動モータ80を停止
又は逆転させて作業員に巻取り不良の警告を発するよう
になっている。
又前記ローラ9a、9bの下方の軸間にはスプリング1
30が設けられ、このコイルスプリング130によって
巻取ローラ9bが巻取りローラ9aに対して当接するよ
うになっており、結び目等が両ローラ9a、9b間に送
られた時には前記ローラ9bがその下端枢着点86を中
心として揺動し両ローラ9a、9b間の結び目等の通過
を許すようになっている。
前記2つのローラ9a、9bのギア部83゜84からエ
アーを吹き出すことによって、結束紐がギア部83.8
4に付着して巻取ローラ9に巻きつくのを防止する。一
方、前記各ローラ9a、9bの下部には受光素子111
及び発光素子110が設けられ、これら発光素子110
.受光素子111は紐切断装置6が作動しているにも係
わらず前記発光素子110、受光素子111間を結束紐
が通過しなかった時にはそれを検知して作業員に結束紐
の誘導不良を警告する。
尚前記一本切り用巻取りローラ70も2つの70 a、
  70 bからなり、これらの構造は巻取りローラ9
と同様である。
尚本発明の自動紐取解束機Mは切断した結束紐が絡まな
いように種々のカバーが被せである。すなわち、第12
図に示すように、巻取りローラ9をカバーする巻取りロ
ーラカバー91a、91b。
その下方に設けられる第1フレームカ、<−92、第1
フレームカバーに対向して設けられている第2フレーム
カバー93、前記−本切り用巻取りローラ70の上方に
傾斜した面を有するサイドカバー94、このサイドカバ
ー94の上方に設けられた三角形の上部カバー95、更
にこれらカックー91a、91b、92,93,94.
95の反対側に設けられた側面カバー96を有しており
、この側面カバー96は一本切りの時に引き出される結
束紐10を点線で示すようにガイドするだめのものであ
る。
次に本発明の自動紐取解束機Mの動作の全般について説
明する。
第15乃至第20図において、コンベアによって結束集
合体1が所定位置に到達すると、解束機Mの全面に設け
られたセンサー200が(第2図)結束集合体の存在を
検知し、ストッパ8を動作せしめる。前記ストッパ8の
ストッパ板43は真直ぐに突出せず円弧を描きながら結
束集合体1の先端隅部に当接し、前記結束集合体1を所
定位置に停止せしめる(15図)。この時前記紐かけ棒
20又は21は待機位置にあり、前記紐切断装置6は結
束集合体1から離れた位置において下方に向いて停止し
ている。前記ストッパ8の結束集合体の位置決め動作と
同時に前記駆動チェーン5が図示しない駆動モータによ
って回転し、これにより紐切断装置6は第16図に示す
ように時計方向に走行して結束集合体1の側面に沿って
上昇する。
この時前記紐かけ棒20はシリンダー22の作用によっ
てその作動位置、即ち、紐かけ棒20はその上下の水平
棒の間に結束紐20が位置するように第3図に示すよう
な隣接する2つの容器P、  P間の凹部R内に挿入さ
れる。ついで、第17図に示すように前記紐切断装置6
は結束集合体1の側面に沿って上昇し、結束集合体1の
側面の上部において第4図(b)のような状態となり結
束紐を切断する。切断後に前記紙かけ棒20又は21は
シリンダー22によってその待機位置に戻される。
切断された結束紐10の一端は前記紐切断装置6のクラ
ンプ部材54によってクランプされた状態で前記垂直フ
レーム4の水平走行路にそって結束集合体1の側面から
離れ、結束集合体の側面の反対側の垂直走行路に沿って
下降する。前記紐切断装置6が垂直走行路に沿って下降
し始める時に結束紐10は巻取ローラ9に導かれ、巻取
り動作が開始される(第18図)。即ち、第19図に示
すように巻取ローラ9に結束紐10が捕捉された後に、
カムレール100及び101と前記クランプ部材の短い
方のクランプ半片54bに連結されているカムローラ5
6a、56bが当接し、これらのカム作用によってクラ
ンプ半片54bが対向するクランプ半片54aから離れ
て(第7図、第8図)結束紐の先端が解放される。そし
て、前記巻取ローラ9によって切断された結束紐10は
完全に引き出され、第20図に示すように自動紐取解束
機Mの各部分は初期位置を取る。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成したので、結束紐の切断の
際に紐切断装置が結束集合体の側面に沿って上昇する時
に紐切断装置のカッタの刃に確実に結束紐を導入するこ
とができ、また、カッタが揺動自在であるので結束紐が
引き切りの状態で切断されいわゆる一本切りの状態が回
避でき、更に切断した結束紐の回収時に紐切断装置のク
ランプ部材が確実に動作して切断した結束紐の一端を解
放でき結束紐絡み等がなくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動紐取解束機と結束集合体の組合せ
斜視図、第2図は本発明の自動紐取解束機の前面の状態
斜視図、第3図は結束紐の切断位置を示す結束集合体の
一部平面図、第4図(a)は垂直フレームの正面図、第
4図(b)紐切断装置の切断時における紐かけ棒の作用
説明図、第5図はストッパの平面図、第6図はストッパ
のリンク機構説明図、第7図は紐切断装置の正面図、第
8図は紐切断装置の裏面図、第9図はカッターの動作説
明図、第10図は巻取ローラの斜視図、第11図は巻取
ローラの平面図、第12図は本発明の自動紐取解束機の
カバーを取付けた場合の一部切欠斜視図、第13図は一
本切りの時の切断位置を示す結束集合体の平面図、第1
4図は一本切り状態時の切断された結束紐の巻取動作説
明図、第15図乃至第20図は本発明の自動紐取解束機
の作用説明図である。 1・・・結束集合体、3・・・台車、4・・・垂直フレ
ーム、5・・・チェーン、6・・・紐切断装置、8・・
・ストッパ、9・・・巻取ローラ、10・・・結束紐、
20・・大組かけ棒、21・・・手紐かけ棒、43・・
・ストッパ板、54・・・クランプ部材、61・・・カ
ッタ、70・・・−本切り用巻取ローラ。 7メ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結束紐により結束された集合体の側面に沿って紐切
    断装置を走行せしめ、この紐切断装置に結束紐を切断す
    るカッタと、切断すべき結束紐をクランプするクランプ
    部材とを設けた結束集合体の自動紐取解束機において、
    前記紐切断装置は、集合体を結束している結束紐をクラ
    ンプ部材とカッタに導びくための弧状のガイド部を有す
    ることを特徴とする結束集合体の自動紐取解束機。 2、前記カッタは紐切断装置に揺動可能に取付けられ、
    切断すべき結束紐がカッタに接触したときに揺動して結
    束紐を引き切りするようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の結束集合体の自動紐取解束機。 3、前記クランプ部材の一方のクランプ半片を間隔を配
    した2本の弾性部材で他方のクランプ半片に押圧せしめ
    、前記弾性部材の支持シャフトを一方のクランプ半片を
    他方のクランプ半片から開放するときのガイドとして作
    用せしめるようにしたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の結束集合体の自動紐取解束機。
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JPS56298A (en) * 1979-06-11 1981-01-06 Toshiba Corp Plating method

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