JPH0312264A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPH0312264A JPH0312264A JP14583289A JP14583289A JPH0312264A JP H0312264 A JPH0312264 A JP H0312264A JP 14583289 A JP14583289 A JP 14583289A JP 14583289 A JP14583289 A JP 14583289A JP H0312264 A JPH0312264 A JP H0312264A
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- lubricant
- magnetic
- recording medium
- magnetic disk
- magnetic recording
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- Pending
Links
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、計算機の外部記憶装置に用いられる磁気記
録媒体の製造方法に関し、特に磁気記録媒体の耐久性を
向上できる磁気記録媒体の製造方法に関するものである
。
録媒体の製造方法に関し、特に磁気記録媒体の耐久性を
向上できる磁気記録媒体の製造方法に関するものである
。
計算機の外部記憶装置の中で、C3S方式を採用してい
る磁気ディスク装置、可撓性基板を使用したフロッピー
ディスク装置、及び磁気テープ装置の磁気記録媒体には
磁気ヘッドにより摩耗及び損傷が発生し、ディスク、テ
ープなどの記録媒体側に著しく影響を与え、破壊(クラ
ッシュ)を招く恐れがある。これらの摩耗及び損傷の軽
減、即ち耐久性の向上、及び耐摩耗性の増大を目的とし
て保護膜表面上にパーフルオロポリエーテルからなるフ
ッソ系潤滑剤を塗布している。
る磁気ディスク装置、可撓性基板を使用したフロッピー
ディスク装置、及び磁気テープ装置の磁気記録媒体には
磁気ヘッドにより摩耗及び損傷が発生し、ディスク、テ
ープなどの記録媒体側に著しく影響を与え、破壊(クラ
ッシュ)を招く恐れがある。これらの摩耗及び損傷の軽
減、即ち耐久性の向上、及び耐摩耗性の増大を目的とし
て保護膜表面上にパーフルオロポリエーテルからなるフ
ッソ系潤滑剤を塗布している。
第6図は潤滑剤を塗布するために従来から用いられてい
る塗布装置(ディッピング装置)を示す概略図である。
る塗布装置(ディッピング装置)を示す概略図である。
この図に示される装置はピアウンベルトバガッタ博士等
によりシンポジウム オンメモリ アンド アドバンス
ト レコーディング チクノロシーズ(叶、 Pier
[IIIIberto Bagatta、。
によりシンポジウム オンメモリ アンド アドバンス
ト レコーディング チクノロシーズ(叶、 Pier
[IIIIberto Bagatta、。
the Symposiua+ on Memory
and Advanced RecordingTec
hnologies WS−3−C−1(1986)
)に記載されたものである。この装置は、基板ホルダー
14に掛けられた複数枚の磁気ディスク13を潤滑剤溶
液槽11の潤滑剤溶液12中に浸漬した後、アクチュエ
ータ15によりゆっくりと引き上げることにより潤滑剤
を塗布するものである。
and Advanced RecordingTec
hnologies WS−3−C−1(1986)
)に記載されたものである。この装置は、基板ホルダー
14に掛けられた複数枚の磁気ディスク13を潤滑剤溶
液槽11の潤滑剤溶液12中に浸漬した後、アクチュエ
ータ15によりゆっくりと引き上げることにより潤滑剤
を塗布するものである。
また、この他回転させた磁気ディスク上に潤滑剤溶液を
少量滴下することにより塗布する方法(スピンコード法
)も従来から用いられている。
少量滴下することにより塗布する方法(スピンコード法
)も従来から用いられている。
従来の磁気記録媒体の製造方法において、潤滑層は以上
のように形成されていたので、磁気記録媒体の全面にわ
たり均一な厚さの潤滑剤を塗布することは困難であり、
しばしは塗布ムラが生じ、それによって磁気ヘッドとの
吸着が発生するという問題点があった。
のように形成されていたので、磁気記録媒体の全面にわ
たり均一な厚さの潤滑剤を塗布することは困難であり、
しばしは塗布ムラが生じ、それによって磁気ヘッドとの
吸着が発生するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、磁気記録媒体上の潤滑膜厚を均一に制御でき
、これにより磁気記録媒体の機械的信頼性を向上させる
ことのできる磁気記録媒体の製造方法を得ること目的と
する。
たもので、磁気記録媒体上の潤滑膜厚を均一に制御でき
、これにより磁気記録媒体の機械的信頼性を向上させる
ことのできる磁気記録媒体の製造方法を得ること目的と
する。
二の発明に係る磁気記録媒体の製造方法は、保護膜上に
潤滑剤を塗布して潤滑層を形成した後、該潤滑層上にフ
ッソ系溶剤を一定流量滴下させながら、清浄なりリーニ
ングテープを円柱形のゴムロールによって一定圧力を加
えることで磁気記録媒体表面上に押し付け、余分な潤滑
剤を溶解して除去するようにしたものである。
潤滑剤を塗布して潤滑層を形成した後、該潤滑層上にフ
ッソ系溶剤を一定流量滴下させながら、清浄なりリーニ
ングテープを円柱形のゴムロールによって一定圧力を加
えることで磁気記録媒体表面上に押し付け、余分な潤滑
剤を溶解して除去するようにしたものである。
〔作用]
この発明においては、潤滑剤を塗布した磁気記録媒体表
面にフッソ系溶剤を滴下しつつクリーニングテープを押
し付けることにより、磁気記録媒体表面上に過剰に存在
する潤滑剤を溶解し、除去するようにしたので、残存す
る潤滑剤膜厚を全面にわたり均一にできる。
面にフッソ系溶剤を滴下しつつクリーニングテープを押
し付けることにより、磁気記録媒体表面上に過剰に存在
する潤滑剤を溶解し、除去するようにしたので、残存す
る潤滑剤膜厚を全面にわたり均一にできる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による磁気記録媒体の製造方
法に用いる装置を示す模式図である。図において、1は
ゴムロール、2は回転テーブル、3は磁気ディスク、4
はゴムロール1を磁気ディスク3に押しつける圧着子、
5はフッソ系溶剤を滴下する滴下ノズル、6はクリーニ
ングテープである。
法に用いる装置を示す模式図である。図において、1は
ゴムロール、2は回転テーブル、3は磁気ディスク、4
はゴムロール1を磁気ディスク3に押しつける圧着子、
5はフッソ系溶剤を滴下する滴下ノズル、6はクリーニ
ングテープである。
次に動作について説明する。
ディッピング法、スピンコード法等で保護膜上に潤滑剤
を塗布した後、第1図に示すように、回転テーブル2上
に磁気ディスク1が載置され、その磁気ディスク1上に
円柱形のゴムロールによって清浄なりリーニングテープ
6を磁気ディスク1表面に押し付け、回転テーブル2を
回転させながらクリーニングテープ6を巻き取ることで
、過剰に塗布された潤滑剤をクリーニングテープ6に吸
着させながら除去する。製造条件として、回転テーブル
2の回転数は毎分50〜400回転程度が良好であり、
上記条件以上の回転数で製造した場合、フッソ系溶剤が
遠心力によって外周に飛ばされるため、均一な膜厚に制
御するのは困難である。
を塗布した後、第1図に示すように、回転テーブル2上
に磁気ディスク1が載置され、その磁気ディスク1上に
円柱形のゴムロールによって清浄なりリーニングテープ
6を磁気ディスク1表面に押し付け、回転テーブル2を
回転させながらクリーニングテープ6を巻き取ることで
、過剰に塗布された潤滑剤をクリーニングテープ6に吸
着させながら除去する。製造条件として、回転テーブル
2の回転数は毎分50〜400回転程度が良好であり、
上記条件以上の回転数で製造した場合、フッソ系溶剤が
遠心力によって外周に飛ばされるため、均一な膜厚に制
御するのは困難である。
テープ巻き取り速度は10cm/win程度が望ましい
。
。
次に本発明の一実施例における評価結果について説明す
る。
る。
比較例は潤滑剤をディッピング法及びスピンコード法に
よって塗布のみを行った磁気ディスクである。評価方法
として赤外分光光度計を用い、フッソ系潤滑剤(パーフ
ルオロポリエーテル)のC−F単結合に基づく、ピーク
面積(ピーク強度)を膜厚に換算した結果を第2図ない
し第5図に示す。評価用磁気ディスクは8.8インチサ
イズのものを使用した。
よって塗布のみを行った磁気ディスクである。評価方法
として赤外分光光度計を用い、フッソ系潤滑剤(パーフ
ルオロポリエーテル)のC−F単結合に基づく、ピーク
面積(ピーク強度)を膜厚に換算した結果を第2図ない
し第5図に示す。評価用磁気ディスクは8.8インチサ
イズのものを使用した。
第4図はスピンコード法によって塗布された磁気ディス
クの膜厚分布図、第5図はディッピング法によって塗布
された磁気ディスクの膜厚分布図である。スピンコード
法によって塗布された磁気ディスクは遠心力により、外
周側の濃度が高くなり膜厚が厚くなる。またディッピン
グ法によって塗布されたディスクは液だれの影響により
最内周。
クの膜厚分布図、第5図はディッピング法によって塗布
された磁気ディスクの膜厚分布図である。スピンコード
法によって塗布された磁気ディスクは遠心力により、外
周側の濃度が高くなり膜厚が厚くなる。またディッピン
グ法によって塗布されたディスクは液だれの影響により
最内周。
最外周が厚くなっている。これらの膜のバラツキを本発
明によって均一に制御した結果を第4図ならびに第5図
に示す。
明によって均一に制御した結果を第4図ならびに第5図
に示す。
第4図はスピンコード法によって塗布された磁気ディス
クを本発明による方法で過剰な潤滑剤を除去した場合(
使用溶剤:フロン113)であり、第5図はディッピン
グ法により塗布された磁気ディスクを本発明による方法
で過剰な潤滑剤を除去した場合(使用溶剤:フロン11
3)である。いずれの場合も比較例と比べ、膜厚の均一
性が大幅に改善されている。
クを本発明による方法で過剰な潤滑剤を除去した場合(
使用溶剤:フロン113)であり、第5図はディッピン
グ法により塗布された磁気ディスクを本発明による方法
で過剰な潤滑剤を除去した場合(使用溶剤:フロン11
3)である。いずれの場合も比較例と比べ、膜厚の均一
性が大幅に改善されている。
なお、実施例では溶剤としてフロン113を用いた例を
示したが、潤滑剤の種類によっては他の溶剤でもかまわ
ない。
示したが、潤滑剤の種類によっては他の溶剤でもかまわ
ない。
また磁気ディスク以外の媒体、例えば磁気テープなどの
場合でも本発明は同様の効果を奏する。
場合でも本発明は同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば磁気記録媒体の製造方
法において、保護膜上に潤滑剤を塗布した後、フッソ系
溶剤を一定流量滴下させながら、清浄なりリーニングテ
ープを円柱形のゴムロールによって一定圧力を加えるこ
とで磁気記録媒体表面上に押し付けるようにしたので、
磁気記録媒体表面に形成された潤滑剤の膜厚を均一に制
御でき、磁気記録媒体の機械的信顛性を著しく向上させ
ることができる効果がある。
法において、保護膜上に潤滑剤を塗布した後、フッソ系
溶剤を一定流量滴下させながら、清浄なりリーニングテ
ープを円柱形のゴムロールによって一定圧力を加えるこ
とで磁気記録媒体表面上に押し付けるようにしたので、
磁気記録媒体表面に形成された潤滑剤の膜厚を均一に制
御でき、磁気記録媒体の機械的信顛性を著しく向上させ
ることができる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録媒体の製造
方法に用いる装置の構造を示す模式図、第2図はスピン
コード法により塗布された磁気ディスクを赤外分光光度
計によって測定した分布表図、第3図はディッピング法
により塗布された磁気ディスクを赤外分光光度計によっ
て測定した分布表図、第4図及び第5図は本発明によっ
て潤滑膜厚を制御した分布表図、第6図は従来の磁気記
録媒体製造装置の構造を示す模式図である。 1はゴムロール、2は回転テーブル、3は磁気ディスク
、4は圧着子、5は滴下ノズル、6はクリーニングテー
プ、11は潤滑剤溶液槽、12は潤滑剤溶液、13は磁
気ディスク、14は基板ホルダ、15はアクチュエータ
。
方法に用いる装置の構造を示す模式図、第2図はスピン
コード法により塗布された磁気ディスクを赤外分光光度
計によって測定した分布表図、第3図はディッピング法
により塗布された磁気ディスクを赤外分光光度計によっ
て測定した分布表図、第4図及び第5図は本発明によっ
て潤滑膜厚を制御した分布表図、第6図は従来の磁気記
録媒体製造装置の構造を示す模式図である。 1はゴムロール、2は回転テーブル、3は磁気ディスク
、4は圧着子、5は滴下ノズル、6はクリーニングテー
プ、11は潤滑剤溶液槽、12は潤滑剤溶液、13は磁
気ディスク、14は基板ホルダ、15はアクチュエータ
。
Claims (1)
- (1)非磁性基板表面上に形成された磁性層と、該磁性
層表面に形成された保護膜と、および該保護膜表面上に
塗布された潤滑剤によりなる潤滑層とを有する磁気記録
媒体を製造する磁気記録媒体の製造方法において、 上記保護膜上に潤滑剤を塗布して潤滑層を形成する工程
の後、該潤滑層にフッソ系溶剤を滴下しつつクリーニン
グテープを押付けることにより余分な潤滑剤を除去する
工程を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14583289A JPH0312264A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14583289A JPH0312264A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312264A true JPH0312264A (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15394147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14583289A Pending JPH0312264A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312264A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077777A1 (en) * | 1998-05-22 | 2001-02-28 | Hyundai Electronics America | Apparatus for differential zone lubrication of magnetic recording media and related methods |
-
1989
- 1989-06-08 JP JP14583289A patent/JPH0312264A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077777A1 (en) * | 1998-05-22 | 2001-02-28 | Hyundai Electronics America | Apparatus for differential zone lubrication of magnetic recording media and related methods |
EP1077777A4 (en) * | 1998-05-22 | 2006-10-04 | Hyundai Electronics America | DEVICE AND METHOD FOR ZONENWEEN DIFFERENTIAL LUBRICATION OF RECORDING CARRIES |
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