JPH0312257Y2 - - Google Patents

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JPH0312257Y2
JPH0312257Y2 JP1984054099U JP5409984U JPH0312257Y2 JP H0312257 Y2 JPH0312257 Y2 JP H0312257Y2 JP 1984054099 U JP1984054099 U JP 1984054099U JP 5409984 U JP5409984 U JP 5409984U JP H0312257 Y2 JPH0312257 Y2 JP H0312257Y2
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JP
Japan
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handle
hand
case
embodiment shown
outer case
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JP1984054099U
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English (en)
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JPS60170125U (ja
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Publication date
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Priority to JP5409984U priority Critical patent/JPS60170125U/ja
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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 本考案は携帯用魔法瓶などの携帯用液体容器に
関し、液体を注ぎ出すのに便利なように把手を形
成した携帯用液体容器を提供することを目的とす
る。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するため、手をほぼ半
周以上に当てがえる大きさの外装ケース胴部に両
端を止着した把手を設けこの把手は弾性復元力を
持つ合成樹脂で形成すると共に、外装ケースとの
間に手を押入れ得る間隔を残す形態を常態とする
ようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 外装ケースの胴部に設けられている把手は弾性
復元力を持つ合成樹脂で形成されており、通常外
装ケースとの間に手を押入れ得る間隔を残す状態
にあるので、把手と外装ケースとの間に手を容易
に押入れることができる。
把手と外装ケースとの間に手を押入れる際把手
は自身の弾性復元力に抗して外方へ押し退けられ
ながら手の押入れを可能にし、押入れた手を前記
弾性復元力によつて外装ケースと胴部に押付ける
ことができる。
しかして把手が設けられている外装ケース胴部
は手をほぼ半周以上に当てがえる大きさとされて
いるので、把手によつて押し付けられている手を
外装ケース胴部の外面に当てがうだけで人自身の
積極的な把持力なしに支持して各種に取り扱われ
ることができる。
(実施例) 図示する実施例はいずれも、外装ケース1内に
真空二重ガラス瓶製の中瓶3を収容した携帯用魔
法瓶に係るものである。
第1図及び第2図に示す実施例は、外装ケース
1を中央のケース本体4と、これらの端部の夫々
に螺着した肩部材5及び底部材6とによつて構成
し、肩部材5及び底部材6の夫々に把手端部支持
壁7,8を設けている。9,10は肩部材5及び
底部材6のケース本体4に対する回動を阻止する
ための回り止めビスである。又前記肩部材5及び
底部材6の夫々には、端部をゴム板11,12に
よつて保護されたコツプ13,14が着脱可能に
螺着されている。外装ケース1に収容される中瓶
3は肩部材5の液注ぎ口部15と底部材6に螺合
した中瓶締上げ部材16との間にクツシヨン材1
7,18,19及び栓体保持リング20を介して
保持されている。前記栓体保持リング20と前記
液注ぎ口部15との間にはパツキン21を介在せ
しめている。このように中瓶3はクツシヨン材1
7,18,19などによつて浮遊状態に外装ケー
ス1内に弾性的に保持されているので、落下時な
どに外装ケース1に加わる衝撃は、中瓶3に伝わ
る間に大幅に緩和され、中瓶3の破損が免れると
いう効果が生ずる。特に従来のものは横方向(図
の上下方向)の衝撃に対して中瓶3が破損し易い
という問題があつたが、この問題を解決すること
ができるという顕著な効果がある。前記栓体保持
リング20には内面にネジが形成されており、
こゝに栓体22が螺合されている。
肩部材5の把手端部支持壁7及び底部材6の把
手端部支持壁8の夫々には、把手端部の枢支軸を
兼用する紐掛止リング23,24が取付けられて
いる。そしてこれら紐掛止リング23,24の枢
支軸部25,26に弾性復元力を持つた合成樹脂
で形成された把手2の両端部27,28を相対回
動可能に支持せしめている。
前記把手2は第1図に示すように弓状に形成さ
れ、外装ケース1との間に手を押入れ得る間隔を
残す形態を常態とされている。また外装ケース1
の特に把手2が設けられる部分の大きさを手がほ
ぼ半周に当てがえる大きさとされている。かくし
て、第2図に示すように、人指指から小指にかけ
ての4本の指を前記把手2内に押し込んで行く
と、把手2は自身の弾性復元力に抗して第1図仮
想線のように変形されていく。手の甲が把手2に
当たる位置では手は外装ケース1の外面のほぼ半
周に当てがえる位置にあり、かつ手は把手2の弾
性復元力によつて外装ケース1に押付けられる。
このため把手によつて外装ケース1に押付けら
れている手を外装ケース1の外周に当てがうだけ
で、人の積極的な把持力なしに液体容器を支持
し、注液動作を容易かつスムースに行うことがで
きる。
尚、前記肩部材5には、その把手端部支持壁7
の対称位置にリング支持壁29を設けこゝに紐掛
止リング30を取付けている。そして上記3個の
紐掛止リング30の内2個を利用して、吊り紐3
1の両端部を掛止し、魔法瓶を水平に吊り下げて
支持しうるようにするか(第7図参照)、垂直に
吊り下げて支持しるように(第5図、第6図、第
8図参照)構成することができる。
第3図に示す実施例はケース本体4の肩部材5
側に把手端部支持リング32を螺着し、このリン
グ32に係止孔33を設ける一方、底部材6の把
手端部支持壁8にも係止孔34を設け、これら係
止孔33,34に把手2の両端に設けた鉤状端部
35,36を無理嵌めによつて係止して、把手2
を外装ケース1に支持せしめたものである。又こ
の実施例では肩部材5がクツシヨン材37を介し
てケース本体4に連結されている。又肩部材5と
中瓶締上げ部材16との間クツシヨン材17a,
18a,19aを介して中瓶3が弾性的に保持さ
れている。そして本実施例は第1図に示す実施例
と同様に中瓶3を浮遊状態に外装ケース1内に弾
性的に保持して、衝撃に強い構造としている。
第4図に示す実施例は、ケース本体4の両端部
に設けた把手端部支持壁7,8に第3図に示す実
施例と同様の係止孔33,34を設け、これによ
つて把手2の両端の鉤状端部35,36を係止し
たものである。又本実施例は第1図に示す実施例
と同様に、肩部材5と中瓶締上げ部材16との間
にクツシヨン材17b,18b,19bを介して
中瓶3を弾性的に保持せしめるのに加えて、ケー
ス本体4と肩部材5との結合部及びケース本体4
と底部材6との結合部の夫々にクツシヨンリング
39,40を介在せしめている。
第5図に示す実施例は、ケース本体4の両端部
に設けた把手端部支持壁7,8に第1図に示す実
施例と同様に紐掛止リング23,24を利用して
把手2の両端部27,28を枢支したものであ
る。中瓶3の保持構造は第4図に示す実施例と略
同様であり、又同様のクツシヨンリング39a,
40aを有しているが、その断面形状をコ字状と
している点で差異がある。
第6図に示す実施例は、第1図に示す実施例と
略同様に構成されているが、栓体保持リング20
と中瓶3の瓶口部との間にクツシヨン材17cを
配した中瓶3の保持構造を有している点に特徴が
ある。又両コツプ13,14の側周面にクツシヨ
ンリング41,42を捲回している点も他の実施
例と異なる点である。
第7図に示す実施例は、第1図に示す実施例と
第6図に示す実施例の長所を取入れた中瓶3の保
持構造を有している点及び両コツプ13,14の
端面にクツシヨン板43,44を嵌着した点に特
徴がある。把手3の支持構造は第1図に示す実施
例と基本的に同一である。
第8図に示す実施例は第5図に示す実施例と略
同様の把手2の支持構造を有しているが、両把手
端部支持壁7,8の外側の夫々において、ケース
本体4にリング状隆起45,46を設け、これを
紐掛止リング23,24の着座部としている点に
特徴がある。中瓶3の保持構造は第7図に示す実
施例と基本的には同一である。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば外装ケース1とし
て、ケース本体4と底部材6が一体構造のものを
採用することができる。又携帯用金属製魔法瓶な
ど、実施例に示すものとは異なる種類の携帯用液
体容器に本考案を実施することも可能である。
(考案の効果) 本考案によれば、外装ケースの胴部に設けられ
ている把手は弾性復元力を持つ合成樹脂で形成さ
れており、通常外装ケースとの間に手を押入れ得
る間隔を残す状態にあつて把手と外装ケースとの
間に手を容易に押入れられ、把手と外装ケースと
の間に手を押入れる際把手は自身の弾性復元力に
抗して外方へ押し退けられながら手の押入れを可
能にし、押入れた手を前記弾性復元力によつて外
装ケースと胴部に押しつけることができ、かつ把
手が設けられている外装ケース胴部は手をほぼ半
周以上に当てがえる大きさとされていて、把手に
よつて押し付けられている手を外装ケース胴部の
外面に当てがうだけで人自身の積極的な把持力な
しに支持して各種に取り扱われることができるの
で、液体容器を支持しての注液動作等各種の取り
扱いを容易かつスムースに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部縦断正面
図、第2図はその使用状態を示す斜視図、第3
図、第4図、第5図、第6図、第7図及び第8図
は夫々本考案の他の実施例を示す一部縦断正面図
である。 1……外装ケース、2……把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手をほぼ半周以上に当てがえる大きさの外装ケ
    ース胴部に両端を止着した把手を設け、この把手
    は弾性復元力を持つ合成樹脂で形成すると共に、
    外装ケースとの間に手を押入れ得る間隔を残す形
    態を常態とするようにしたことを特徴とする携帯
    用液体容器。
JP5409984U 1984-04-12 1984-04-12 携帯用液体容器 Granted JPS60170125U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5409984U JPS60170125U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 携帯用液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5409984U JPS60170125U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 携帯用液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60170125U JPS60170125U (ja) 1985-11-11
JPH0312257Y2 true JPH0312257Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30575562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5409984U Granted JPS60170125U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 携帯用液体容器

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JP (1) JPS60170125U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622744U (ja) * 1979-07-30 1981-02-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5895730U (ja) * 1981-12-23 1983-06-29 タイガー魔法瓶株式会社 携帯用液体容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622744U (ja) * 1979-07-30 1981-02-28

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Publication number Publication date
JPS60170125U (ja) 1985-11-11

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