JPS6236746Y2 - - Google Patents

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JPS6236746Y2
JPS6236746Y2 JP1983037509U JP3750983U JPS6236746Y2 JP S6236746 Y2 JPS6236746 Y2 JP S6236746Y2 JP 1983037509 U JP1983037509 U JP 1983037509U JP 3750983 U JP3750983 U JP 3750983U JP S6236746 Y2 JPS6236746 Y2 JP S6236746Y2
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JP
Japan
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handle
protrusion
container
lower member
rotating member
Prior art date
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JP1983037509U
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JPS59143924U (ja
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Priority to JP3750983U priority Critical patent/JPS59143924U/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中容量の把手つきビール容器のよう
な把手つき複合容器の改良に関するものである。
近年、2〜3の中容量の種々の容器入りのビ
ールが市販されるようになつた。
最初、これらは、ジヨツキやグラスに注ぐ時、
両手で持つことを前提としていたが、その後、注
ぐ時の便利さを考えて、把手を付けたものも多く
市販されるようになつた。
本考案は、このような把手つき複合容器の改良
に関するものである。
〔従来の技術〕
把手つき複合容器には、実開昭58−103728実開
昭58−107342及び実開昭58−116540号公報等に開
示されたもの等が知られている。
また、把手の位置を回転できる把手つき容器と
しては、従来から魔法瓶がよく知られている。そ
の構造は瓶本体の底部に回転部材を回動自在に設
置したものである。魔法瓶においては、容器とし
て長期間使用されるものであり、その価格もそれ
相応なものである。従つて、その回転機構も、長
期間円滑に回転し、強靭なものである必要上、底
部に特別な回転機構を設けている。
また、容器本体を傾斜させ、上下に回動させる
比較的簡単な回動機構を有する支持器つき容器に
ついては、実公昭3−11729号公報に記載されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の上述のような把手つきビール容器におい
ては、把手と反対側にいる人が、把手を持とうと
するときには、容器を廻して、把手を右手前にも
つてきてから、把手を握つて、ビールを注ぐこと
になるが、容器を廻すには、容器を両手で挟んで
廻すが、容器の端を片手でこずいて廻すかせねば
ならず、非常に不便であつた。
一方、中容量のビール容器においては、容器自
体にさほどコストをかけることができず、長期間
何回も使用することがない容器である。従つて、
従来の魔法瓶などの回転部の構造では、長期間円
滑に回転する長所があるが、回転部の回転機構の
工作、瓶本体への取付けなど、手数及びコストが
かかるため、本発明の対象であるビールなどの容
器には応用できない。
また、実公昭3−11729号公報に記載されてい
る支持器つき容器は、確かに、容器本体を傾斜さ
せ上下に回動させることができるだけでなく、容
器本体を垂直軸の周りに水平に回動させることが
できるものではあるが、既に市販されている中容
量のビール容器に、容器を大幅に改造しないで取
付けることが困難であり、支持器のコストも、中
容量のビール容器に応用しうるほどには低くはな
らない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案者らは、このような問題点を解決するた
め、瓶本体、その瓶本体を挟持する上部部材及び
下部部材、並びに、それら上部部材及び下部部材
に跨がつてそれらの側壁に設けられた把手からな
る従来の把手つき複合容器の下部部材の底部に、
回転部材を取付けたものであつて、下部部材が、
逆円錐台状の瓶本体保持部とその保持部の下端に
設けられた台状部とからなり、実開昭58−116540
号公報に開示されたように、底部の外周が保持部
の下端部の外径より小さい外径の円に内接する形
状で、周辺部が平底に、中央部が凹部になつてい
て、その凹部の中央に多少下方に突出した円筒状
の補強部を有する台状部の補強部の下端部の側面
に突条を設け、一方、回転部材には、補強部の外
径より若干大きい内径を有する円筒状の内周壁を
設け、その上端の内側には突条を設けて補強部の
突条に嵌合係止できるようにし、更に、その内周
壁の下端には、台状部の底部にほぼ外接する円板
状の底板、その底板の台状部の平底部に対応する
位置には、上端に3個以上の突起を有する円筒状
の支持壁を設けて、容器にこの回転部材を装着し
た時、回転部材の上の下部部材が円滑に回動でき
るようにした把手つき複合容器を提供する。
〔作用〕 本考案に係わる回転可能な把手つき容器は、上
述の構成を有するので、次のような作用を発揮す
る。
複合容器への回転部材の装着は、従来の複合
容器の簡単な改造によつて下部部材に設けられ
た突条と、回転部材の内周壁の上端部内側に設
けられた突条との嵌合係止によつて、使用時等
に、簡単に行うことができる。
回転部材上の複合容器は、複合容器の下部部
材の底部の補強部の外側面と、回転部材の内周
壁の内側面との摺動によつて、両者の共通の軸
を中心として、回転することができる。
下部部材の台状部の下端にかかる容器全体の
重量を、上端に3個以上の突起を有する円筒状
の支持壁、及び、更に必要に応じて内周壁の上
端部で支えるので、2〜3Kg程度の重量でも円
滑に回転させることができる。
回転部材が平板状の簡単な構造であるので、
プラスチツク等で簡単に作ることができる。
〔実施例〕
第1図、第2図、及び、第3図は、それぞれ、
本考案に係わる一つの把手つき複合容器の下部部
材と回転部材の斜視図、回転部材装着時の下部部
材と回転部材の垂直断面図、及び、全体の斜視図
である。
これらの図において、1は複合容器、2は瓶本
体、3は上部部材、4は下部部材、5は把手、6
は回転部材、7は保持部、8は台状部、9は平底
部、10は凹部、11は補強部、12は突条、1
3は内周壁、14は底板、15は支持壁、16は
突条、17は突起を示す。
本実施例に係わる回転可能な把手つき複合容器
1は、瓶本体2、上部部材3、下部部材4、把手
5、及び、回転部材6からなり、また、下部部材
4は保持部7と台状部8とからなつていて、台状
部8は、底部の外周が保持部の下端部の外径より
小さい外径の円に内接する形状で、周辺部が平底
部9に、中央部が凹部10になつていて、凹部1
0の中央に多少下方に突出した円筒状の補強部1
1を有し、補強部11の下端の側面には突条12
を有している。一方、回転部材6には、補強部の
外径より若干大きい内径を有する円筒状の内周壁
13を設け、その上端の内側には突条16を設け
て補強部の突条12に嵌合係止できるようにし、
更に、その内周壁13の下端には、台状部の底部
にほぼ外接する円板状の底板14、底板14の台
状部の平底部14に対応する位置には、上端に3
個以上の突起17を有する円筒状の支持壁15を
設けて、容器1に回転部材6を装着した時、回転
部材6の上の下部部材4が円滑に回動できるよう
にした把手つき複合容器になつている。
〔考案の効果〕
本考案に係わる回転可能な把手つき容器は、上
述のような構成及び作用を有するので、従来の中
容量のビール容器等の把手つき複合容器を、多少
改造し、構造が非常に簡単で、製造コストが非常
に低い回転部材を、極めて簡単な操作で装着する
だけで、把手と反対側にいる人が、把手を持とう
とするとき、容易に容器を廻して、把手を右手前
にもつてきて、ビールを注ぐことができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、及び、第3図は、それぞれ、
本考案に係わる一つの把手つき複合容器の下部部
材と回転部材の斜視図、回転部材装着時の下部部
材と回転部材の垂直断面図、及び、全体の斜視図
である。 これらの図において、1は複合容器、2は瓶本
体、3は上部部材、4は下部部材、5は把手、6
は回転部材、7は保持部、8は台状部、9は平底
部、10は凹部、11は補強部、12は突条、1
3は内周壁、14は底板、15は支持壁、16は
突条、17は突起を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瓶本体、その瓶本体を挟持する上部部材及び下
    部部材、それら上部部材及び下部部材に跨がつて
    それらの側壁に設けられた把手、並びに、その下
    部部材の底部に回動可能に装着された回転部材か
    らなる把手つき複合容器であつて、下部部材が、
    逆円錐台状の瓶本体保持部と、その保持部の下端
    に設けられた台状部とからなり、その台状部の底
    部は、外周が保持部の下端部の外径より小さい外
    径の円に内接する形状で、周辺部が平底に、中央
    部が凹部になつていて、その凹部の中央に多少下
    方に突出した円筒状で下端部の側面に突条のある
    補強部を有しており、一方、回転部材は、補強部
    の外径より若干大きい内径を有する円筒状で上端
    の内側に補強部の突条に嵌合係止する突条を有す
    る内周壁、その内周壁の下端に設けられ台状部の
    底部にほぼ外接する円板状の底板、及び、台状部
    の平底部に対応する位置に設けられ上端に3個以
    上の突起を有する円筒状の支持壁からなることを
    特徴とする回転可能な把手つき複合容器。
JP3750983U 1983-03-17 1983-03-17 回転可能な把手つき複合容器 Granted JPS59143924U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3750983U JPS59143924U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 回転可能な把手つき複合容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3750983U JPS59143924U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 回転可能な把手つき複合容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59143924U JPS59143924U (ja) 1984-09-26
JPS6236746Y2 true JPS6236746Y2 (ja) 1987-09-18

Family

ID=30168195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3750983U Granted JPS59143924U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 回転可能な把手つき複合容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59143924U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0311729U (ja) * 1989-06-20 1991-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0311729U (ja) * 1989-06-20 1991-02-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59143924U (ja) 1984-09-26

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