JPH069965Y2 - 回動傾斜可能な容器口を備えた容器 - Google Patents
回動傾斜可能な容器口を備えた容器Info
- Publication number
- JPH069965Y2 JPH069965Y2 JP1987167185U JP16718587U JPH069965Y2 JP H069965 Y2 JPH069965 Y2 JP H069965Y2 JP 1987167185 U JP1987167185 U JP 1987167185U JP 16718587 U JP16718587 U JP 16718587U JP H069965 Y2 JPH069965 Y2 JP H069965Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- rotating body
- mouth
- peripheral wall
- tilted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は傾斜可能な容器口を備えた容器に関し、さらに
詳しくは、薬液等を塗布する塗布用スポンジを備えた容
器口を傾斜させて方向が変化できるようにした塗布容器
などの容器に関する。
詳しくは、薬液等を塗布する塗布用スポンジを備えた容
器口を傾斜させて方向が変化できるようにした塗布容器
などの容器に関する。
一般に、塗布用液体を収容した容器の容器口に塗布用ス
ポンジを備えて、薬液等を身体等に塗布するのに使用す
る塗布容器は、塗布用スポンジを備えた容器口の方向が
真っ直ぐかあるいは所定の角度に傾斜した状態で一定で
あるため、使用に不便な場合が多い。
ポンジを備えて、薬液等を身体等に塗布するのに使用す
る塗布容器は、塗布用スポンジを備えた容器口の方向が
真っ直ぐかあるいは所定の角度に傾斜した状態で一定で
あるため、使用に不便な場合が多い。
このため、塗布用スポンジを備えた容器口を傾斜可能に
して容器口の方向を変化させることが行われており、た
とえば、口頸部を斜上方へ傾斜させた容器に、前半部を
湾曲させた口栓を着脱自在かつ回動可能に取りつけて、
口栓先端を容器本体に対して横向きおよび上向きに自由
に方向が変えられるようにした容器が提案されている。
（実公昭５４−２５２５５号） 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、この種の口栓先端を容器本体に対して横向き
および上向きに自由に変向可能にした容器は、口栓の回
転部が液密となっているため回転しにくく、回転を円滑
にしようとすると液密になりにくいという難点があり、
また手で斜上方へ傾斜された口頸部を回動する際、この
回動部が持ちにくく、回動部から漏れた内容物で手がよ
ごれたりし、さらに口頸部を斜上方へ傾斜させているた
め成形が困難で不良な成形品の生成率が高いという難点
がある。
して容器口の方向を変化させることが行われており、た
とえば、口頸部を斜上方へ傾斜させた容器に、前半部を
湾曲させた口栓を着脱自在かつ回動可能に取りつけて、
口栓先端を容器本体に対して横向きおよび上向きに自由
に方向が変えられるようにした容器が提案されている。
（実公昭５４−２５２５５号） 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、この種の口栓先端を容器本体に対して横向き
および上向きに自由に変向可能にした容器は、口栓の回
転部が液密となっているため回転しにくく、回転を円滑
にしようとすると液密になりにくいという難点があり、
また手で斜上方へ傾斜された口頸部を回動する際、この
回動部が持ちにくく、回動部から漏れた内容物で手がよ
ごれたりし、さらに口頸部を斜上方へ傾斜させているた
め成形が困難で不良な成形品の生成率が高いという難点
がある。
本考案は、かかる従来の塗布容器の欠点を改善し、液密
な口栓を操作することなく、容器口の傾斜角度が自在に
変えられるようにした容器を提供することを目的とす
る。
な口栓を操作することなく、容器口の傾斜角度が自在に
変えられるようにした容器を提供することを目的とす
る。
本考案は、容器の容器口下部にじゃ腹を形成して傾斜可
能にするとともに容器口下端部外周壁に傾斜した突条を
突設し、この傾斜した突条に、周壁の高さが異なる回転
体の下端傾斜内周面に突設した突縁を係合して回転体を
じゃ腹を形成した容器口下部に回転可能に被嵌し、回転
体上端周壁を回動可能かつ上下摺動不能に被嵌した押さ
えリングを容器口の外周壁に定着して、回転体の回動に
より容器口を傾斜可能にした容器である。
能にするとともに容器口下端部外周壁に傾斜した突条を
突設し、この傾斜した突条に、周壁の高さが異なる回転
体の下端傾斜内周面に突設した突縁を係合して回転体を
じゃ腹を形成した容器口下部に回転可能に被嵌し、回転
体上端周壁を回動可能かつ上下摺動不能に被嵌した押さ
えリングを容器口の外周壁に定着して、回転体の回動に
より容器口を傾斜可能にした容器である。
本考案の回動傾斜可能な容器口を備えた容器はこのよう
にして構成され、回転体を回動して、回転体の傾斜した
下端面を、容器口の下端外周壁に傾斜して突設した突条
の傾斜方向に沿わせると、容器口の上端に装着された塗
布用スポンジを直立させることができ、また、回転体の
傾斜した下端面を、容器口の下端外周壁に傾斜して突設
した突条の傾斜方向と逆にすると、容器口のじゃ腹が伸
縮して回転体の周壁の傾斜角度に応じて容器口が傾斜さ
れ、容器口の上端に装着された塗布用スポンジを任意の
角度で傾斜して使用することができる。
にして構成され、回転体を回動して、回転体の傾斜した
下端面を、容器口の下端外周壁に傾斜して突設した突条
の傾斜方向に沿わせると、容器口の上端に装着された塗
布用スポンジを直立させることができ、また、回転体の
傾斜した下端面を、容器口の下端外周壁に傾斜して突設
した突条の傾斜方向と逆にすると、容器口のじゃ腹が伸
縮して回転体の周壁の傾斜角度に応じて容器口が傾斜さ
れ、容器口の上端に装着された塗布用スポンジを任意の
角度で傾斜して使用することができる。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づいて説明する。
図において、１は容器本体であり、上端部に容器口２を
設け、容器口２の下部にじゃ腹３を形成して傾斜可能に
している。４は容器口２の下端外周壁に傾斜させて突設
した突条である。
設け、容器口２の下部にじゃ腹３を形成して傾斜可能に
している。４は容器口２の下端外周壁に傾斜させて突設
した突条である。
５は容器口２下部のじゃ腹３に被嵌した回転体であり、
周壁６の高さを連続的に変えて下端面７を傾斜させ、こ
の傾斜した周壁下端内周面に突設した突縁８を容器口２
の下端外周壁に傾斜して突設した突条４に回動可能に係
合している。９は回転体５の上端内周部に内設した鍔縁
であり、鍔縁９の内周端にさらに小径の周壁１０を立設
している。
周壁６の高さを連続的に変えて下端面７を傾斜させ、こ
の傾斜した周壁下端内周面に突設した突縁８を容器口２
の下端外周壁に傾斜して突設した突条４に回動可能に係
合している。９は回転体５の上端内周部に内設した鍔縁
であり、鍔縁９の内周端にさらに小径の周壁１０を立設
している。
１１は内周壁に突設した突条１２を容器口２の中央部周
壁に凹設した溝１３に係合して、容器口２に定着した押
さえリングであって、下部に段部１４を設け、この段部
１４に連接して垂設した大径の周壁１５内に、回転体５
の上端周壁１０を嵌挿して、回転体５を上下摺動不能か
つ回動可能に支持している。
壁に凹設した溝１３に係合して、容器口２に定着した押
さえリングであって、下部に段部１４を設け、この段部
１４に連接して垂設した大径の周壁１５内に、回転体５
の上端周壁１０を嵌挿して、回転体５を上下摺動不能か
つ回動可能に支持している。
１６は容器口２の上端内部に装着した塗布用スポンジで
あり、１７は塗布用スポンジ１６を装着した容器口２の
上端部に螺子嵌合して被嵌した蓋体である。
あり、１７は塗布用スポンジ１６を装着した容器口２の
上端部に螺子嵌合して被嵌した蓋体である。
しかして、第１図および第２図に示すように、容器口２
の下部に被嵌した回転体５の傾斜した下端面７を、容器
口２の下端外周壁に傾斜して突設した突条４の傾斜方向
に沿わせているときは、容器口２は容器本体１上に直立
した状態で保持されるが、第３図に示すように、回転体
５を回動して、回転体５の傾斜した下端面７を、容器口
２の下端外周壁に傾斜して突設した突条４の傾斜方向と
逆にすると、容器口２のじゃ腹３が伸縮して容器口２が
傾斜される。
の下部に被嵌した回転体５の傾斜した下端面７を、容器
口２の下端外周壁に傾斜して突設した突条４の傾斜方向
に沿わせているときは、容器口２は容器本体１上に直立
した状態で保持されるが、第３図に示すように、回転体
５を回動して、回転体５の傾斜した下端面７を、容器口
２の下端外周壁に傾斜して突設した突条４の傾斜方向と
逆にすると、容器口２のじゃ腹３が伸縮して容器口２が
傾斜される。
本考案回動傾斜可能な容器口を備えた容器はこのように
して構成され、第１図および第２図に示すように、回転
体５の傾斜した下端面７を、容器口２の下端外周壁に傾
斜して突設した突条４の傾斜方向の沿わせて、蓋体１７
を容器口から取り外せば、容器口２の上端に装着された
塗布用スポンジ１６を、容器本体１上に直立させた状態
で使用することができる。
して構成され、第１図および第２図に示すように、回転
体５の傾斜した下端面７を、容器口２の下端外周壁に傾
斜して突設した突条４の傾斜方向の沿わせて、蓋体１７
を容器口から取り外せば、容器口２の上端に装着された
塗布用スポンジ１６を、容器本体１上に直立させた状態
で使用することができる。
また、第３図に示すように、回転体５を回動して、回転
体５の傾斜した下端面７を、容器口２の下端外周壁に傾
斜して突設した突条４の傾斜方向と逆にすると、容器口
２のじゃ腹３が伸縮し、回転体５の周壁６の傾斜角度に
応じて容器口２が傾斜される。しかして、容器口２の上
端に装着された塗布用スポンジ１６を任意の角度で傾斜
して使用することができる。
体５の傾斜した下端面７を、容器口２の下端外周壁に傾
斜して突設した突条４の傾斜方向と逆にすると、容器口
２のじゃ腹３が伸縮し、回転体５の周壁６の傾斜角度に
応じて容器口２が傾斜される。しかして、容器口２の上
端に装着された塗布用スポンジ１６を任意の角度で傾斜
して使用することができる。
以上説明したように、本考案にあっては、容器の容器口
下部にじゃ腹を形成して傾斜可能にするとともに容器口
下端部外周壁に傾斜した突条を突設し、この傾斜した突
条に、周壁の高さが異なる回転体の下端傾斜内周面に突
設した突縁を係合してじゃ腹を形成した容器口下部に回
転体を回転可能に被嵌し、回転体上端周壁を回動可能か
つ上下摺動不能に被嵌した押さえリングを容器口の外周
壁に定着して、回転体の回動により容器口を傾斜可能に
したため、回転体の回転により容器口の上端に装着され
た塗布用スポンジを、容器本体上に直立させた状態で使
用したり、また任意の角度で傾斜して使用することがで
きる。従って、容器内に収容された薬液等を、塗布用ス
ポンジの傾斜角度を変えて身体の種々の箇所に塗布する
ことができ、きわめて便利である。また、容器口の傾斜
部がじゃ腹で形成されているため、完全に液密になって
いるにもかかわらず回転しやすく、さらに、容器口が容
器本体と同様に真っ直ぐに形成されているため、成形も
容易で安価に製造することができる。
下部にじゃ腹を形成して傾斜可能にするとともに容器口
下端部外周壁に傾斜した突条を突設し、この傾斜した突
条に、周壁の高さが異なる回転体の下端傾斜内周面に突
設した突縁を係合してじゃ腹を形成した容器口下部に回
転体を回転可能に被嵌し、回転体上端周壁を回動可能か
つ上下摺動不能に被嵌した押さえリングを容器口の外周
壁に定着して、回転体の回動により容器口を傾斜可能に
したため、回転体の回転により容器口の上端に装着され
た塗布用スポンジを、容器本体上に直立させた状態で使
用したり、また任意の角度で傾斜して使用することがで
きる。従って、容器内に収容された薬液等を、塗布用ス
ポンジの傾斜角度を変えて身体の種々の箇所に塗布する
ことができ、きわめて便利である。また、容器口の傾斜
部がじゃ腹で形成されているため、完全に液密になって
いるにもかかわらず回転しやすく、さらに、容器口が容
器本体と同様に真っ直ぐに形成されているため、成形も
容易で安価に製造することができる。
第１図は本考案回動傾斜可能な容器口を備えた容器の要
部断面図、第２図および第３図は同容器の要部正面図で
ある。 １……容器本体、２……容器口、３……じゃ腹、４……
突条、５……回転体、６……周壁、７……下端面、８…
…突縁、１１……押さえリング
部断面図、第２図および第３図は同容器の要部正面図で
ある。 １……容器本体、２……容器口、３……じゃ腹、４……
突条、５……回転体、６……周壁、７……下端面、８…
…突縁、１１……押さえリング
Claims (1)
- 【請求項１】容器の容器口下部にじゃ腹を形成して傾斜
可能にするとともに容器口下端部外周壁に傾斜した突条
を突設し、この傾斜した突条に、周壁の高さが異なる回
転体の下端傾斜内周面に突設した突縁を係合して回転体
をじゃ腹を形成した容器口下部に回転可能に被嵌し、回
転体上端周壁を回動可能かつ上下摺動不能に被嵌した押
さえリングを容器口の外周壁に定着して、回転体の回動
により容器口を傾斜可能にしたことを特徴とする回動傾
斜可能な容器口を備えた容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987167185U JPH069965Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 回動傾斜可能な容器口を備えた容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987167185U JPH069965Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 回動傾斜可能な容器口を備えた容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0173157U JPH0173157U (ja) | 1989-05-17 |
| JPH069965Y2 true JPH069965Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31455251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987167185U Expired - Lifetime JPH069965Y2 (ja) | 1987-10-31 | 1987-10-31 | 回動傾斜可能な容器口を備えた容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069965Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0650376Y2 (ja) * | 1988-06-06 | 1994-12-21 | 釜屋化学工業株式会社 | 傾斜可能な口栓を備えた容器 |
| JP5454929B2 (ja) * | 2010-07-26 | 2014-03-26 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
-
1987
- 1987-10-31 JP JP1987167185U patent/JPH069965Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0173157U (ja) | 1989-05-17 |
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