JPH0211850Y2 - - Google Patents

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JPH0211850Y2
JPH0211850Y2 JP1982072110U JP7211082U JPH0211850Y2 JP H0211850 Y2 JPH0211850 Y2 JP H0211850Y2 JP 1982072110 U JP1982072110 U JP 1982072110U JP 7211082 U JP7211082 U JP 7211082U JP H0211850 Y2 JPH0211850 Y2 JP H0211850Y2
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JP
Japan
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outer case
container
bottom member
container body
hanging
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JP1982072110U
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JPS588433U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は携帯式魔法瓶等の液体容器に関す
る。容器本体の上部外周に、直径方向に対峙する
1対の吊り紐取付け部を設け、これら両取付け部
間にかけわたした吊り紐で吊り下げて保持するよ
うにした携帯用液体容器(以下、単に液体容器と
云う)が知られている。上記従来の液体容器で
は、液体容器が専ら立てた状態(縦向き)で吊り
下げられることになるが、同時に携行するカバン
等の形状によつては、互いの衝突を避けるため、
液体容器をねかせた状態(横向き)で吊り下げる
方が好ましい場合もあつた。また、この種の液体
容器は、筒状の外ケ−スの上下端部に肩部材と底
部材を設けたものが多いが、外ケ−スに対するこ
れら両部材の取付け位置が定められているので、
組立時に外ケ−スの向きを確認しなければなら
ず、煩雑であつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
縦向きにも横向きにも吊下げ可能で、かつ組立が
容易な液体容器を提供するものである。以下、図
面にあらわされた実施例について説明する。
第1図はこの考案にかかる液体容器の1例をあ
らわす縦断面図である。この液体容器は、合成樹
脂や金属等の材料でつくられる外ケ−ス2の内部
に真空二重瓶である中容器3を収納し、上部に肩
部材4を、また下部に底部材5を配してなる容器
本体1と、肩部材4に設けられた注液口である開
口部4aを閉塞する開閉自在な栓体6と、上部コ
ツプ7および下部コツプ8をそなえてなる。外ケ
−ス2は上下対称な円筒形状に形成され、その上
端部と下端部は外径が小さくなつており、境界部
に環状の段部が形成されている。そして、その環
状段部で区切られた小径部にねじ2aおよび2b
が設けられている。外ケ−ス2の上端部のねじ2
aには肩部材4がリング状のパッキン9を介して
中容器3の上端部を押圧するようにして螺着され
ている。なお、中容器3の上端部は胴部よりも小
径となつており、傾斜面として形成された肩部3
aによつて胴部と接続されている。ねじ2aは外
ケ−スの環状段部で区切られた小径部に設けられ
ているので、肩部材4を螺着したとき該環状段部
に当接して円周方向の位置決めすなわち螺合位置
決めがなされる。栓体6は、この肩部材4の口部
ねじ4bに、その張出部に設けられたねじ6aを
螺合することにより着脱自在に肩部材4に取り付
けられる。この場合、施栓時においては栓体6の
凸状曲面をなす鍔部6bが肩部材4のラツパ口4
C内面に密着し、中容器3内に保持されている液
体の流出を防止する。また、施栓時においては、
栓体6の下部6cが中容器3の開口部に嵌入し、
保温効果を向上させる。なお、栓体6は開閉自在
に開口部を閉塞するものであればよく、図示例の
如き螺合方式ではなく、肩部材4の開口部4aに
圧入するようにしてもよい。
肩部材4の下端部には、外ケ−ス2の上端部の
ねじ2aに螺合する取付けねじ4eが設けられ、
その外周部に環状凸条10が1体に形成されてい
る。この環状凸条10には耳状の吊り紐取付け片
12が設けられ、これに吊り環13を介して吊り
紐14が取り付けられている。
また、外ケ−ス2の下端部のねじ2bには、上
端部の螺合部5aに取付けねじ5fをそなえた底
部材5が螺着されている。このねじ2bも前述の
如く外ケ−スの環状段部で区切られた小経部に形
成されているので、底部材5の螺着に際して該底
部材が環状段部に当接して円周方向の位置決めが
なされる。この底部材5にも吊り紐取付け片1
2′をそなえた環状凸条10′が設けられ、これに
吊り環13′を介して吊り紐14′が取り付けられ
るようになつている。上下の環状凸条10、1
0′間に吊り紐をかけわたせば、液体容器を水平
に保持することができる。肩部材4と底部材5は
前述の如く外ケ−スの上下端部の環状段部によつ
て螺合位置決めされるので、それぞれの螺合基部
をなす環状凸条10,10′に形成した上下の吊
り紐取付け片12,12′を本体の軸芯と平行な
同一直線上に確実に位置させることができる。こ
のため、吊り紐を上下にかけわたす場合に吊り紐
が捩られず外観上すぐれている。
底部材5の中央部には、ねじ周壁5gをそなえ
た筒状空洞部5bが設けられ、この部分にラツパ
状の受座11aをそなえた受具11がそのねじ部
11bにより螺着されて、真空二重瓶である中容
器3の底部を支えている。底部材5の周壁部5c
の下端部は下方に突出する環状の突出部5eとな
つている。図中、4fおよび5dは補強用リブで
ある。
上記外ケ−ス2、中容器3、肩部材4および底
部材5は容器本体1を構成するが、この容器本体
1の上下両端部には容器本体1に対し着脱自在な
上部コツプ7および下部コツプ8がそれぞれ被せ
られている。すなわち、外ケ−ス2の上端部に螺
着された肩部材4の中間部にはコツプ用ねじ4d
が設けられ、これに上キヤツプである上部コツプ
7が、その口部ねじ7aによつて螺着されてい
る。また、外ケ−スの下端部に螺着された底部材
5の中間部には上記と同様にコツプ用ねじ5hが
設けられ、このねじに保護キヤツプである下部コ
ツプ8が、その口部ねじ8aによつて螺着されて
いる。下部コツプ8を装着した状態では、容器本
体の下部が下部コツプ8内に挿入された状態とな
る。これら上部コツプ7および下部コツプ8は、
図示例のような螺着式ではなく、例えば無理嵌め
方式など他の方法により容器本体に取り付けるよ
うにしてもよい。図示例では、上下のコツプを容
器本体に取り付けたとき、上部コツプ7の底面と
栓体6の上端面との間、および下部コツプ8の底
面と底部材下端面との間にそれぞれわずかな隙間
が設けられている。このような隙間は必ずしも設
けておかなくてもよいが、設けておけば衝撃に対
し緩衝空間として働くので、容器本体の保護の面
で有利である。なお、上部コツプ7および下部コ
ツプ8に互換性をもたせ、互いに入れ換えて容器
本体1に装着することができるようにしておけば
取扱い上便利である。さらに、上部コツプ7と下
部コツプ8とを同一形状のコツプとして形成すれ
ば、部品の種類が減少するので、製造原価を低減
させることができるという利点が生じる。従来、
2個のコツプを1つの液体容器に付属させる場合
は、上キヤツプである上部コツプ7の内側に内コ
ツプを重ね合わせて収納していたが、使用時に手
指が直接接触する内コツプの外周部が、収納時に
は外側の上部コツプ7の内面に接触するので非衛
生的であつた。また、1人が使用する場合にも両
方のコツプを取り外さなければならないので不便
であつた。図示例では、2個のコツプが上下に
別々に保持されているので、上記のような問題は
ない。しかしながら、コツプの個数を多くするこ
とが特に望まれる場合は、上下のいずれかのコツ
プ、もしくは両方のコツプの内側に1個以上の内
コツプを重ね合わせて収納するようにしてもよ
い。
上記環状凸条10,10′は必ずしも必要なも
のではないが、これを設けておけば、携行中に他
物体に接触する場合や転倒時等に、この凸条によ
つて外ケ−ス2自体が直接衝撃を受けることが妨
がれるので、外ケ−ス2を保護するうえで有利で
ある。なお、上下のコツプは肩部材または底部材
に取り付けるかわりに、外ケ−ス2に直接取り付
けるようにしてもよい。
図示例の液体容器は、容器本体の上下にそれぞ
れコツプが着脱自在に設けられており、上下コツ
プをそれぞれ別個に独立して使用できるので実用
上便利である。しかも容器本体の下部にコツプが
設けられているので、液体容器を地面等に裁置し
たときに、容器本体下部が効果的に保護される。
また、容器本体の上下に設けた吊り紐取付け片に
吊り紐を掛け渡すことにより、吊り紐を肩に掛け
て容器本体を水平状態(横向き)に吊り下げるこ
とができるので、上下のコツプを両手で同時に着
脱することができ、多人数での使用に便利であ
る。
以上に説明したように、本考案にかかる液体容
器は、容器本体の上下に吊り紐取付け片が設けら
れており、吊り紐の取付け方をかえることによつ
て縦向きにも横向きにも吊り下げることができ
る。しかも、これら両取付け片は、容器本体の胴
部をなす外ケ−スの上下端部に螺着される肩部材
と底部材にそれぞれ設けられ、これら肩部材と底
部材は外ケ−スの環状段部によつて螺合位置決め
されるので、上下の吊り紐取付け片を本体の軸芯
に平行な同一直線上に確実に配置することがで
き、吊り紐を捩らずに吊り下げることができる。
また、上記外ケ−スが上下対称に形成されてお
り、肩部材と底部材を上下いずれかの側に取り付
けてもよいので、組立が容易であるという利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1例をあらわす縦断面図、で
ある。 1……容器本体、2……外ケ−ス、3……中容
器、4……肩部材、5……底部材、6……栓体、
7……上部コツプ、8……下部コツプ、10,1
0′……環状凸条、11……受具、14……吊り
紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体を上下対称な筒状の外ケ−スと、該外
    ケ−スの上下端部に設けたねじ部に螺着される肩
    部材と底部材とで構成し、前記外ケ−スのねじ部
    の境界部には肩部材と底部材がそれぞれ螺合位置
    決めされる環状段部を形成し、これら肩部材と底
    部材の外周部にはそれぞれ吊り紐取付け片を設け
    るとともに、該上下の吊り紐取付け片に掛け渡さ
    れる吊り紐を設けたことを特徴とする液体容器。
JP7211082U 1982-05-18 1982-05-18 液体容器 Granted JPS588433U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7211082U JPS588433U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 液体容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7211082U JPS588433U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS588433U JPS588433U (ja) 1983-01-20
JPH0211850Y2 true JPH0211850Y2 (ja) 1990-04-03

Family

ID=29867898

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7211082U Granted JPS588433U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 液体容器

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JPS588433U (ja) 1983-01-20

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