JPH03122450A - 風向調整装置 - Google Patents

風向調整装置

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JPH03122450A
JPH03122450A JP25788889A JP25788889A JPH03122450A JP H03122450 A JPH03122450 A JP H03122450A JP 25788889 A JP25788889 A JP 25788889A JP 25788889 A JP25788889 A JP 25788889A JP H03122450 A JPH03122450 A JP H03122450A
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JP
Japan
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louver
wind direction
air
adjustment device
ventilation resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP25788889A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Endo
和幸 遠藤
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、例えば空調装置のダクト先端部に装備され、
送風風向の調節を行なう風向調整装置に関する。 ・(従来の技術) 従来、車両或いは建築物の空調装置において、送風ダク
トの先端部に風向の調節を行なうために風向調整装置が
設けられている。この風向調整装置は一般に、ダクト先
端の空気吹出部に複数個のルーバー板を配設し、ダクト
からの空気進入方向に対するルーバー板の角度を変化さ
せることにより空気吹出方向を制御するようにしたもの
である。 このような従来の風向調整装置として、例えば実開昭6
2−181833号公報に開示されたものがある。 第13図は上記のような従来の風向調整装置の代表例の
構成を示した構断面図である0図に見られるように、こ
の風向調整装置10は、矢印Q方向に空気が進入するケ
ース2の内面に嵌め込まれたハウジング3の内少に、複
数個のルーバー板】が組み込まれたものである。これら
のルーバー板1は縦方向(図の紙面に垂直の方向)に延
びる平板状に形成されたもので、それぞノ]、の風上側
縁部をリンク4によって連結されており、ノブ5を操作
することによって各ルーバー板1が同時にそれぞれの軸
6を中心として回動し、空気進入方向Qに対するルーバ
ー板1の角度が変化して空気吹出方向を調節することが
できるように構成されている。図において、実線はルー
バー板1か空気進入方向Qに平行、すなわちニュートラ
ルの状態、破線はルーバー板1が回動して空気進入方向
Qに対しである角度を持った状態を示している。これら
ルーバー板1の流動空気に接触する両表面は、平滑な面
金なしている。 (発明が解決しようとする課払) 上記のような風向調整装置10において、ルーバー板1
の間を流れる空気の流速を■、ルーバー板1の流れに直
角の方向の面積をS、空気の密度をP、抵抗係数をCD
とすると、通気抵抗は、D=Cゎ 1/2pv”S で表わされる。ルーバー板1を左右(第13図の上下)
いずれかにaけて空気進入方向Qに対して角度を持たせ
ると、面積Sが大となり、通気抵抗Coが大きくなる。 そのため、規定風量を流すためには、大きな消費エネル
ギーを要することとなり、また、これに伴う騒音も増大
する。 このような従来の問題点に鑑み、本発明は、ルーバー板
を傾けて風向を調節する際の通気抵抗を減少させ、消費
エネルギーと騒音レベルの低減を実現することができる
風向調整装置を提供することを目的とする。 (課払を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明者らは種々実験研究
の結果、ルーバー板の両表面又はいずれか一方の片表面
に複数個の凹みを設けることにより風向調整時の通気抵
抗を減少させることができることを見出し、本発明を完
成するに至った。すなわち、本発明の風向調整装置は、
ルーバー板の空気進入方向に対する角度を変化させるこ
とによって風向の調整を行なう風向調整装置において、
ルーバー板の両表面の内少なくとも一方の表面に複数個
の凹みを設けたことを特徴とするものである。 ・
【作用:(・ 上記のように構成された本発明の風向調整装置において
は、ルーバー板の両表面又はいずれが−方の片表面に設
けた凹みの作用により、ルーバー板を傾けて風向調整を
行なう際の通気抵抗が洩少し、送風に要する消費エネル
ギーが低減する。 (実施例) 以下、図面に示した実施例に基づき、本発明の構成をさ
らに詳紹に説明する。 第1図は本発明による風向調整装置の一実維例を示した
横断面図である。この風向調整装置10の基本的構造は
、先に第13図により説明した従来の風向調整装置と同
様であり、第13図で図示したものと同−又は対応する
部材については同一の符号を付する。すなわち、従来例
と同様、ケース2の内面に嵌め込まれたハウジング3の
内少に複数個の少−バー板1がそれぞれの風上側縁部を
リンク4によって連結されて組み込まれており、ノブ5
を操作することによって各ルーバー板1が同時にそれぞ
れの軸6を中心として回動し、空気進入方向Qに対する
ルーバー板1の角度が変化して空気吹出方向を調節する
ものである。 ルーバー板1は前記従来例の場合と同様、縦方向(図の
紙面に垂直の方向)に延びる平板状に形成されたもので
あるが、本実施例においては、ルーバー板1の両表面は
平滑ではなく、多数の円形の凹み(デインプル)7が設
けられている。第2図は、この実施例のルーバー板を示
したもので、lalはルーバー板の平面図、tblはそ
の正面図である0本例においては、ルーバー板1の厚み
tは2市、凹み7の直径は3IIIj+、凹み7の深さ
は0.3市に設定されている6凹み7の形状は上記例の
円形に限られるものではなく、楕円形、角形等、任意の
形状を選択し得るものであり、その寸法、個数、配置も
本図示例に限定されない、また、本例のようにルーバー
板1の両表面に凹み7を設けるものに限らず、いずれか
一方の片表面にのみこれを設けてもよい。 第8図は、このようなルーバー板1を設けた風向調整装
置の空気吹出口側の正面図であるが、この風向調整装置
10において、第3図乃至第6図に示した各種態様のル
ーバー板1を装備し、通気抵抗の測定を行なった。第3
〜5図のルーバー板1は本発明によるもので、第3図は
ルーバー板1の両面に前記第2図の凹み7を設けたもの
(aタイプ)、第4図は空気吹出口側から見て右側の片
面(R側)にのみ前記凹み7を設けたもの(bりイブ)
、第5図は逆に左側の片面(L側)にのみ凹み7を設け
たもの(Cタイプ)、第6図はルーバー板1の両面を凹
みを設けないで平滑にした従来例のもの(dタイプ)で
ある、また、この通気抵抗測定試験は、上記ルーバー板
1の各!ffL様に−シき、第7図に示したようにルー
バー板1のニュートラル(空気進入方向Qに平行)の位
fiA、右40゛に仰けな位置B、及び左40’に傾け
た位置Cの3種の位置において行なった。 第9図は、試験装置の概要を示したもので、供試風向調
整装置10は1m立方の静圧箱11の出側の径の3倍長
(3D)位置のダク)〜先端部に設置した。エアークリ
ーナー】2からターボブロワ−13で送風される空気を
静圧箱11内で静圧化して風向調整装置10を通過させ
、ラミナフロー流量計14で風1を測定し、ピトー管1
5、ロータリーコック16、ペッツ型マノメーター17
を用いて通気抵抗を測定した。 この測定試験の結果を下記の表に示す、また、第10図
乃至第12図は、両面凹み(本発明)のものと、凹みな
しく従来例)のものについて、風Ji (m ’ /s
in )に対する通気抵抗値(01mA q)をグラフ
で示したもので、第10図はルーバー板位置が右40°
の場合(B)、第11図は同左40°の場合(C)、第
12図はニュートラルの場合(A)である、     
    、L−A千金台表 通気抵抗値比較 MIAq 上記の表並びに第10〜12図のグラフに示された結果
から下記の事実が判明した。すなわち、(1)ルーバー
板位置がニュートラルの場合は、a、b、c、dの各タ
イプ共、通気抵抗に差がない。 (2)ルーバー板位置を左右どちらかに傾けた場合は、
aタイプの通気抵抗が最も低く、b及びCタイプがこれ
に次ぎ、dタイプの通気抵抗が危も高い。 このように、ルーバー板位置を左右どちらかに仔けて風
向を調整する場合は、凹み7をルーバー板1表面に設け
たことによって通気抵抗を低下させることができ、し、
かも両面に凹み7を付けた場合に最も効果か大きい、こ
れは、前述の通気抵抗を求める式rD=cD I/2p
v2SJにおいて、空気の密度ρ、流れに直角な面積S
、流速Vには変化がないのであるから、凹み7を付ける
ことによって通気抵抗係数CDが低下し、通気抵抗りを
低減させるものと考えられる。この通気抵抗りの低減が
、風向調整装置運転に要する消費エネルギ−の低下及び
運転騒音レベルの低下につながる。 ・【発明の効果) 以上の説明から明らかな通り、本発明の風向調整装置は
、ルーバー板の両表面の内少なくとも一方の表面に複数
個の凹みを設けることによってルーバー板を左右どちら
かに傾けた時の通気抵抗係数を低減させたものであるか
ら、風向調節時の通気抵抗を従来の平滑表面のルーバー
板を用いた場合に比して大幅に低Xさせることができる
。従って、風向調整装置運転に要する諸費エネルギーを
減少させ、また運転に伴う騒音のレベルを低下させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による風向調整装置の一実施例を示す横
断面図、第2図は本発明のルーバー板の一実施例を示す
図、第3図乃至第6図は本発明及び従来のルーバー板の
各種FIyI様を示す図、第7図はルーバー板の各種位
置(傾き)を示す図、第8図は第1図の風向調整装置の
空気吹出口側正面図、第9図は通気抵抗試験装置の概要
図、第10図乃至第12図は通気抵抗試験の結果による
風量と通気抵抗の関係を示すグラフ、第13図は従来の
風向調整装置の一例を示す横断面図である。 1・・・ルーバー板、2・・・ケース、3・・・ハウジ
ング、4・・・リンク、5・・・ノブ、6・・・軸、7
・・・凹み、10・・・風向調整装置、Q・・・空気進
入方向。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ルーバー板の空気進入方向に対する角度を変化させるこ
    とによって風向の調整を行なう風向調整装置において、
    ルーバー板の両表面の内少なくとも一方の表面に複数個
    の凹みを設けたことを特徴とする風向調整装置。
JP25788889A 1989-10-04 1989-10-04 風向調整装置 Pending JPH03122450A (ja)

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JP25788889A JPH03122450A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 風向調整装置

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JP25788889A JPH03122450A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 風向調整装置

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JPH03122450A true JPH03122450A (ja) 1991-05-24

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JP25788889A Pending JPH03122450A (ja) 1989-10-04 1989-10-04 風向調整装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010107061A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
WO2013108653A1 (ja) * 2012-01-17 2013-07-25 シャープ株式会社 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置
JP2016130628A (ja) * 2016-04-21 2016-07-21 シャープ株式会社 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置

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CN103946639B (zh) * 2012-01-17 2016-08-17 夏普株式会社 风向变更装置及具备该风向变更装置的空气调节装置
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