JP3387840B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents
空気調和装置の室内機Info
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- JP3387840B2 JP3387840B2 JP35830698A JP35830698A JP3387840B2 JP 3387840 B2 JP3387840 B2 JP 3387840B2 JP 35830698 A JP35830698 A JP 35830698A JP 35830698 A JP35830698 A JP 35830698A JP 3387840 B2 JP3387840 B2 JP 3387840B2
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- Japan
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- foreign matter
- indoor unit
- air
- air conditioner
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の室
内機に関するものである。
内機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、図６の断面図に示すように、空
気調和装置の室内機Ａは、室内機本体９内部に配置した
送風ファン８と、この送風ファン８から吹き出し口１０
に至る送風路７を形成する一対の案内板９ａ，９ｂを有
している。そして、吹き出し口１０周りの構成は、図７
および図８に示すように、一本の連結桟４で連動されて
吹き出し風を左右に振るための複数の左右羽根３と、こ
れら左右羽根３の前側（吹き出し口１０）に配置されて
吹き出し風を上下に振るための上下羽根６とが設けられ
ている。
気調和装置の室内機Ａは、室内機本体９内部に配置した
送風ファン８と、この送風ファン８から吹き出し口１０
に至る送風路７を形成する一対の案内板９ａ，９ｂを有
している。そして、吹き出し口１０周りの構成は、図７
および図８に示すように、一本の連結桟４で連動されて
吹き出し風を左右に振るための複数の左右羽根３と、こ
れら左右羽根３の前側（吹き出し口１０）に配置されて
吹き出し風を上下に振るための上下羽根６とが設けられ
ている。
【０００３】上記構成において、送風ファン８から送り
出される吹き出し風が送風路７を通って吹き出し口１０
から吹き出されるときに、左右羽根３によって吹き出し
風の向きを左右に変え、更に上下羽根６によって吹き出
し風の向きを上下に変えられて、室内に吹き出されるこ
とになる。
出される吹き出し風が送風路７を通って吹き出し口１０
から吹き出されるときに、左右羽根３によって吹き出し
風の向きを左右に変え、更に上下羽根６によって吹き出
し風の向きを上下に変えられて、室内に吹き出されるこ
とになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、上下羽根６の下側及び左右羽根３の両
側の部分に大きな空間が生じているため、例えば製造工
程中に送風路７に異物が入り易く、これが送風ファン８
に接触して送風ファン８が回転すると、送風ファン８を
損傷してしまうという課題があった。
従来の構成では、上下羽根６の下側及び左右羽根３の両
側の部分に大きな空間が生じているため、例えば製造工
程中に送風路７に異物が入り易く、これが送風ファン８
に接触して送風ファン８が回転すると、送風ファン８を
損傷してしまうという課題があった。
【０００５】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、異物などが送風路へ侵入するのを防止し、送風ファ
ンの損傷を防ぎ得る空気調和装置の室内機の提供を目的
とする。
り、異物などが送風路へ侵入するのを防止し、送風ファ
ンの損傷を防ぎ得る空気調和装置の室内機の提供を目的
とする。
【０００６】本発明における課題解決手段は、空気調和
装置の室内機本体に、その内部に設けられた送風ファン
からの吹き出し風を吹き出し口に案内するための送風路
が、上側の案内板と下側の案内板によって形成され、前
記吹き出し口に、吹き出し風を左右に振るための左右羽
根が複数枚並べて設けられるとともに、吹き出し風を上
下に振るための上下羽根が設けられ、吹き出し口から前
記室内機本体内に異物が入り込むのを防止する矩形板状
の異物防止部材が、左右羽根間の前記上側の案内板に取
り付けられている。
装置の室内機本体に、その内部に設けられた送風ファン
からの吹き出し風を吹き出し口に案内するための送風路
が、上側の案内板と下側の案内板によって形成され、前
記吹き出し口に、吹き出し風を左右に振るための左右羽
根が複数枚並べて設けられるとともに、吹き出し風を上
下に振るための上下羽根が設けられ、吹き出し口から前
記室内機本体内に異物が入り込むのを防止する矩形板状
の異物防止部材が、左右羽根間の前記上側の案内板に取
り付けられている。
【０００７】また、左右羽根間に、複数個の異物防止部
材が所定間隔を置いて複数個設けられている。上記各構
成によれば、異物防止部材によって、異物が送風路へ入
り込むのを防止して、送風ファンの損傷を防止する。
材が所定間隔を置いて複数個設けられている。上記各構
成によれば、異物防止部材によって、異物が送風路へ入
り込むのを防止して、送風ファンの損傷を防止する。
【０００８】また、異物防止部材は、吹き出し方向に高
さが徐々に高くなるよう形成されている。さらに、異物
防止部材が板状に形成されるとともに、吹き出し口側端
部の厚みおよび送風ファン側端部の厚みに対して、途中
の厚みが徐々に厚くなるよう形成されている。
さが徐々に高くなるよう形成されている。さらに、異物
防止部材が板状に形成されるとともに、吹き出し口側端
部の厚みおよび送風ファン側端部の厚みに対して、途中
の厚みが徐々に厚くなるよう形成されている。
【０００９】上記構成によれば、異物が送風路へ入り込
むのを防止して、送風ファンの損傷を防止するととも
に、異物防止部材が設けられていても、通吹き出し風の
抵抗を最小限に抑えることができる。
むのを防止して、送風ファンの損傷を防止するととも
に、異物防止部材が設けられていても、通吹き出し風の
抵抗を最小限に抑えることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１および図２に示すように、本
発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機Ａは、そ
の室内機本体９内部に配置した送風ファン８と、この送
風ファン８から吹き出し口１０に至る送風路７を形成す
る一対の案内板９ａ，９ｂを有している。そして、図７
で示したように、吹き出し口１０周りには、一本の連結
桟４で連動されて吹き出し風を左右に振るための複数の
左右羽根３と、これら左右羽根３の前側（吹き出し口１
０）に配置されて吹き出し風を上下に振るための上下羽
根６とがそれぞれ左右方向、上下方向に回動自在に設け
られている。
に基づいて説明する。図１および図２に示すように、本
発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内機Ａは、そ
の室内機本体９内部に配置した送風ファン８と、この送
風ファン８から吹き出し口１０に至る送風路７を形成す
る一対の案内板９ａ，９ｂを有している。そして、図７
で示したように、吹き出し口１０周りには、一本の連結
桟４で連動されて吹き出し風を左右に振るための複数の
左右羽根３と、これら左右羽根３の前側（吹き出し口１
０）に配置されて吹き出し風を上下に振るための上下羽
根６とがそれぞれ左右方向、上下方向に回動自在に設け
られている。
【００１１】また、送風路７を形成する一方の案内板９
ａに、吹き出し口１０から前記室内機本体９内に異物が
入り込むのを防止するための、矩形板状の異物防止部材
１が、左右羽根３間に一個づつ取付けられている。な
お、これら異物防止部材１は、左右羽根３の回動に邪魔
にならない位置に配置されるとともに左右羽根３の回動
に邪魔にならない大きさに形成されている。
ａに、吹き出し口１０から前記室内機本体９内に異物が
入り込むのを防止するための、矩形板状の異物防止部材
１が、左右羽根３間に一個づつ取付けられている。な
お、これら異物防止部材１は、左右羽根３の回動に邪魔
にならない位置に配置されるとともに左右羽根３の回動
に邪魔にならない大きさに形成されている。
【００１２】上記構成によれば、矩形板状の異物防止部
材１が、左右羽根３間に一個づつ取付けられているの
で、例えば製造工程中に、異物が送風路７へ入り込む
（侵入する）のを防止でき、これにより送風ファン８の
損傷を防止することができる。
材１が、左右羽根３間に一個づつ取付けられているの
で、例えば製造工程中に、異物が送風路７へ入り込む
（侵入する）のを防止でき、これにより送風ファン８の
損傷を防止することができる。
【００１３】なお、上記実施の形態では、異物防止部材
１は矩形板状に形成したがこれに限定されるものではな
く、図３および図４に示すように、吹き出し方向に高さ
が徐々に高くなるよう板状の三角形に形成してもよい。
この構成によれば、異物が送風路７へ入り込むのを防止
するとともに、異物防止部材１があったとしても、異物
防止部材１の高さが徐々に高くなるよう形成されている
ので、吹き出し風に対する抵抗を最小限に抑えることが
できる。
１は矩形板状に形成したがこれに限定されるものではな
く、図３および図４に示すように、吹き出し方向に高さ
が徐々に高くなるよう板状の三角形に形成してもよい。
この構成によれば、異物が送風路７へ入り込むのを防止
するとともに、異物防止部材１があったとしても、異物
防止部材１の高さが徐々に高くなるよう形成されている
ので、吹き出し風に対する抵抗を最小限に抑えることが
できる。
【００１４】また、図５に示すように、異物防止部材１
は、吹き出し口１０側端部の厚みおよび送風ファン８側
端部の厚みに対して、途中の厚みが徐々に厚くなるよう
湾曲面１ａを形成してもよい。この構成においても同様
に、異物が送風路７へ入り込むのを防止するとともに、
吹き出し風を円滑に案内して、吹き出し風に対する抵抗
を最小限に抑えることができる。
は、吹き出し口１０側端部の厚みおよび送風ファン８側
端部の厚みに対して、途中の厚みが徐々に厚くなるよう
湾曲面１ａを形成してもよい。この構成においても同様
に、異物が送風路７へ入り込むのを防止するとともに、
吹き出し風を円滑に案内して、吹き出し風に対する抵抗
を最小限に抑えることができる。
【００１５】さらに、上記実施の形態では、一方の案内
板９ａに、異物防止部材１を左右羽根３間に一個づつ取
付けた例を示したがこれに限定されるものではなく、左
右羽根３の回動に邪魔にならない範囲で、左右羽根３間
に、複数個の異物防止部材１を所定間隔を置いて複数個
設けるようにすることもできる。
板９ａに、異物防止部材１を左右羽根３間に一個づつ取
付けた例を示したがこれに限定されるものではなく、左
右羽根３の回動に邪魔にならない範囲で、左右羽根３間
に、複数個の異物防止部材１を所定間隔を置いて複数個
設けるようにすることもできる。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、室内機本体内部に設けられた送風ファンからの吹き
出し風を吹き出し口に案内するための送風路が、案内板
によって形成され、吹き出し口に、吹き出し風を左右に
振るための左右羽根が複数枚並べて設けられ、吹き出し
口から室内機本体内に異物が入り込むのを防止するため
の異物防止部材が、案内板の左右羽根間に取付けられた
ものであるので、異物が送風路へ入り込むのを防止し、
送風ファンの損状を防ぐことができる。
は、室内機本体内部に設けられた送風ファンからの吹き
出し風を吹き出し口に案内するための送風路が、案内板
によって形成され、吹き出し口に、吹き出し風を左右に
振るための左右羽根が複数枚並べて設けられ、吹き出し
口から室内機本体内に異物が入り込むのを防止するため
の異物防止部材が、案内板の左右羽根間に取付けられた
ものであるので、異物が送風路へ入り込むのを防止し、
送風ファンの損状を防ぐことができる。
【００１７】また、異物防止部材は、吹き出し方向に高
さが徐々に高くなるよう形成され、吹き出し口側端部の
厚みおよび送風ファン側端部の厚みに対して、途中の厚
みが徐々に厚くなるよう形成されたので、異物が送風路
へ入り込むのを防止できるとともに、異物防止部材を設
けたとしても、通吹き出し風の抵抗を最小限に抑えるこ
とができる。
さが徐々に高くなるよう形成され、吹き出し口側端部の
厚みおよび送風ファン側端部の厚みに対して、途中の厚
みが徐々に厚くなるよう形成されたので、異物が送風路
へ入り込むのを防止できるとともに、異物防止部材を設
けたとしても、通吹き出し風の抵抗を最小限に抑えるこ
とができる。
【図１】本発明の実施の形態を示す空気調和装置の室内
機の正面図である。
機の正面図である。
【図２】同じく要部拡大断面図である。
【図３】別の異物防止部材の側面図である。
【図４】同じく平面図である。
【図５】さらに別の異物防止部材の平面図である。
【図６】従来例を示す空気調和装置の室内機の要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図７】同じく左右羽根の全体構成を示す正面図であ
る。
る。
【図８】同じく左右羽根の側面図である。
１ 異物防止部材
３ 左右羽根
６ 上下羽根
７ 送風路
８ 送風ファン
９ 室内機本体
９ａ 案内板
９ｂ 案内板
１０ 吹き出し口
Ａ 室内機
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−132318（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−205808（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−264572（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−351607（ＪＰ，Ａ)
特開 昭64−77796（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−42875（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−225036（ＪＰ，Ａ)
実開 平３−6219（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭60−41750（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭55−144916（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F24F 1/00 401
F24F 13/14
F24F 13/15
Claims (4)
- 【請求項１】 空気調和装置の室内機本体に、その内部
に設けられた送風ファンからの吹き出し風を吹き出し口
に案内するための送風路が、上側の案内板と下側の案内
板によって形成され、前記吹き出し口に、吹き出し風を
左右に振るための左右羽根が複数枚並べて設けられると
ともに、吹き出し風を上下に振るための上下羽根が設け
られ、吹き出し口から前記室内機本体内に異物が入り込
むのを防止する矩形板状の異物防止部材が、左右羽根間
の前記上側の案内板に取り付けられたことを特徴とする
空気調和装置の室内機。 - 【請求項２】 左右羽根間に、複数個の異物防止部材が
所定間隔を置いて複数個設けられたことを特徴とする請
求項１記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項３】 異物防止部材は、吹き出し方向に高さが
徐々に高くなるよう形成されたことを特徴とする請求項
１または請求項２記載の空気調和装置の室内機。 - 【請求項４】 異物防止部材が板状に形成されるととも
に、吹き出し口側端部の厚みおよび送風ファン側端部の
厚みに対して、途中の厚みが徐々に厚くなるよう形成さ
れたことを特徴とする請求項１〜請求項３の何れかに記
載の空気調和装置の室内機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35830698A JP3387840B2 (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 空気調和装置の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35830698A JP3387840B2 (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 空気調和装置の室内機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000179887A JP2000179887A (ja) | 2000-06-27 |
| JP3387840B2 true JP3387840B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=18458622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35830698A Expired - Fee Related JP3387840B2 (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 空気調和装置の室内機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3387840B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110686357A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-01-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种风道保护装置、空调器及其风道保护方法 |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP35830698A patent/JP3387840B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110686357A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-01-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种风道保护装置、空调器及其风道保护方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000179887A (ja) | 2000-06-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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