JP3327160B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JP3327160B2
JP3327160B2 JP05897197A JP5897197A JP3327160B2 JP 3327160 B2 JP3327160 B2 JP 3327160B2 JP 05897197 A JP05897197 A JP 05897197A JP 5897197 A JP5897197 A JP 5897197A JP 3327160 B2 JP3327160 B2 JP 3327160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室内ユ
ニットに用いられ、吹き出し口から放出される風の風向
きを調節する風向装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の風向装置として、特
開平3−67950号公報に記載されたものが知られて
いる。
【0003】図10は従来の空気調和機の室内ユニット
の部分垂直断面図、図11は吹き出し口の平面断面図で
ある。
【0004】図10において、1は前面カバー、2は前
面カバー1に設けられた空気の吸い込み口、3は熱交換
器、4は送風ファン、5は送風ファン4の周囲にあり送
風路7を形成するリアガイダ、6は送風ファン4に近接
しリアガイダ5とで送風路7を形成するスタビライザ、
8は送風路7の先端にある風の吹き出し口、9は吹き出
し口8における風向きを垂直方向(上下方向)に変化さ
せるために軸を中心に上下に回転する上下羽根、10は
吹き出し口8における風向きを水平方向(左右方向)に
変化させるために軸を中心に左右に回転する複数からな
る左右羽根である。
【0005】図11において、8aは吹き出し口8の中
央部分、8bは吹き出し口8の両端部分、10aは吹き
出し口中央部分8aに位置する左右羽根、10bは吹き
出し口両端部分8bに位置する左右羽根である。左右羽
根10(吹き出し口中央部分の左右羽根10a、吹き出
し口両端部分の左右羽根10b共)は、吹き出し口8の
長手方向に対して平行に配置され、その羽根の面は真っ
直ぐ垂直である。そして、吹き出し口中央部分の左右羽
根10aは、真っ直ぐ正面に空気が放出されるような向
きに向いている。一方、吹き出し口両端部分の左右羽根
10bは、回転して吹き出し口の両端部分8bを遮蔽し
ている。
【0006】図10を用いて空気の流れを説明する。室
内空気は、前面カバー1に設けられた吸い込み口2から
吸い込まれ、熱交換器3を通過して送風ファン4に吸い
込まれる。送風ファン4に吸い込まれた空気は、送風路
7を通過して吹き出し口8から放出される。
【0007】図11に示すように、吹き出し口8の両端
部分8bに位置する左右羽根10bが回転すると、吹き
出し口の両端部分8bをフラットに遮蔽することにな
り、吹き出し口中央部分8aへの送風路を形成すること
になる。風は吹き出し口両端部分(遮蔽された部分)8
bからは吹き出難く、吹き出し口の中央部分8aに収束
する。そして、風は、吹き出し口が遮蔽されていなくて
送風抵抗が少ない吹き出し口中央部分の左右羽根10a
の間を通って、吹き出し口の中央部分8aから吹き出さ
れることになる。
【0008】ここで、仮に、吹き出し口両端部分の左右
羽根10bを、回転時に羽根の一部が重なるように配置
したとすると、風は吹き出し口両端部分(遮蔽された部
分)8bからはさらに吹き出難くなり、吹き出し口の中
央部分8aへの収束率が高まる。そして、中央部分の吹
き出し口8aから吹き出される風の速度は、増大するこ
とになる。
【0009】このように、同一風量を保持するとした
ら、吹き出し口8の断面積減少にともない風速が増大す
ることになる。
【0010】従来は、このようにして、左右羽根10を
回転させて吹き出し口8の一部を遮蔽することにより、
居住空間に向けて集中的に空気の流れを形成していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
ように、単に吹き出し口両端部分の左右羽根10bを回
転させて吹き出し口の両端部分8bを遮蔽することで吹
き出し口中央部分8aへの空気の流れを形成する、とい
う風向装置を有する空気調和機の室内ユニットにおいて
は、もともと吹き出し口の両端部分8bでは、中央部分
8aに比べると空気の流れが悪く、空気が溜りがちであ
った。
【0012】それで、吹き出し口両端部分8bに位置す
る左右羽根10bが回転して吹き出し口両端部分8bを
遮蔽した場合には、吹き出し口両端部分8bでの空気の
流れがますます悪くなり、空気がその位置に溜まってし
まうため、風を送ってくる送風ファン4側にも大きな負
荷がかかり、送風ファン4特有のバサツキによる異常音
が生じ易かった。
【0013】また、左右羽根10は吹き出し口8の開口
面に対して平行に配置されていて、その羽根の面も傾斜
していないので、吹き出し口両端部分8bに位置する左
右羽根10bが回転した時には、吹き出し口両端部分8
bをフラットに遮蔽することになり、そのために、流れ
の集中した吹き出し口中央部分8aで衝突流が生じた
り、吹き出し口両端部分(遮蔽部分)8bと吹き出し口
中央部分(吹き出し部分)8aの境界で巻き込み流が発
生したりして、風速が低下することになる。そのため、
風量を収束させ集中的に人のいる部分や床面の一部分に
到達させる効果が充分発揮できなかった。
【0014】また、左右羽根10を単に回転させて吹き
出し口8を遮蔽するという方法では、左右羽根10の形
状や、複数の左右羽根10を連動させるための連結部分
の形状や連結方法を工夫しない限り、左右羽根10を回
転して遮蔽する時、左右羽根と左右羽根の間に隙間がで
きて、つまり、遮蔽したい部分に隙間ができて、吹き出
し口8を完全に遮蔽することができず、漏れ流れが生じ
て、十分に風量を収束させることが難しかった。
【0015】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、左右羽根の遮蔽による空気の収束流れを円滑にし、
風を集中的に人のいる部分や床面の一部分に到達させ、
居住空間の快適性向上を図る空気調和機の室内ユニット
を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の発明は、吹き出し口の端に
位置する少なくとも1枚以上の左右羽根をそれぞれ近接
する吹き出し口の端部方向に傾斜させ、かつ、送風路の
吹き出し口の一部を遮蔽する方向に回転させるように構
成した空気調和機の室内ユニットを提供するものであ
る。
【0017】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の傾斜している左右羽根を含み吹き出し口の端部分に位
置する幾つかの左右羽根を、吹き出し口長手方向に対し
て平行に配置された中央部分の左右羽根を挟んでその左
右に、逆ハの字型に配置するものである。
【0018】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の傾斜している左右羽根を含み吹き出し口の端部分に位
置する幾つかの左右羽根を台座に保持し、左右羽根自身
が風を遮断する方向に回転するとともに、台座自身が送
風ファンより遠ざかる方向に回転するものである。
【0019】また請求項4記載の発明は、左右羽根が請
求項3記載の形状および連結方法を持ち、さらに、吹き
出し口の中央部分に位置する幾つかの左右羽根も台座に
保持し、その台座自身も回転して逆ハの字状になるもの
である。
【0020】
【0021】
【0022】上記請求項1および請求項2記載の発明に
より、吹き出し口において流れの集中した中央部分での
衝突流や、吹き出し口両端部分(遮蔽部分)と吹き出し
口中央部分(吹き出し部分)の境界でおこる巻き込み流
を軽減でき、円滑で風速の高い流れを形成することがで
きる。
【0023】また、流れの乱れが軽減するため騒音も減
少し、従来よりも吹き出し口の開口率を減らして風量を
収束させ風速を上げたとしても騒音の急激な増加はな
い。
【0024】また上記請求項3及び請求項4記載の発明
により、従来の左右羽根の位置で吹き出し口を遮蔽する
と、送風ファンへの負荷が上昇して、発生しやすかった
送風ファン特有のバサツキ音を抑制することができ、低
騒音でしかも風速を増加させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
本体台枠と、一定の長さを有する複数のブレードを円柱
状に配列した羽根車単体を回転方向に組み合わせてなる
送風ファンと、前記送風ファンに近接かつ対向して位置
するスタビライザと、このスタビライザとで送風路を形
成するリアガイダと、熱交換器と、風向制御手段として
送風路の吹き出し口における風向きを垂直方向に変化さ
せる上下羽根と、風向きを水平方向に変化させる複数の
左右羽根を具備し、前記左右羽根のうち吹き出し口の端
に位置する少なくとも1枚以上の左右羽根をそれぞれ近
接する吹き出し口の端部方向に傾斜させ、かつ、送風路
の吹き出し口の一部を遮蔽する方向に回転させ、その遮
蔽位置が前記本体垂直断面において前記スタビライザと
前記リアガイダの最も接近して絞り込むスロート部付近
となるように構成したものである。
【0026】請求項2記載の発明は、請求項1記載の傾
斜している左右羽根を含み吹き出し口の端部分に位置す
る幾つかの左右羽根を、吹き出し口長手方向に対して平
行に配置された中央部分の左右羽根を挟んでその左右
に、逆ハの字型に配置するものである。
【0027】請求項3記載の発明は、請求項1記載の傾
斜している左右羽根を含み吹き出し口の端部分に位置す
る幾つかの左右羽根を台座に保持し、左右羽根自身が風
を遮断する方向に回転するとともに、台座自身が送風フ
ァンより遠ざかる方向に回転するものである。
【0028】請求項4記載の発明は、左右羽根が請求項
3記載の形状および連結方法を持ち、さらに、吹き出し
口の中央部分に位置する幾つかの左右羽根も台座に保持
し、その台座自身も回転して逆ハの字状になるものであ
る。
【0029】
【0030】
【0031】上記請求項1及び請求項2記載の発明によ
り、吹き出し口において流れの集中した中央部分での衝
突流や、吹き出し口両端部分(遮蔽部分)と吹き出し口
中央部分(吹き出し部分)の境界でおこる巻き込み流を
軽減でき、円滑で風速の高い流れを形成することができ
る。
【0032】また、流れの乱れが軽減するため騒音も減
少し、従来よりも吹き出し口の開口率を減らして風量を
収束させ風速を上げたとしても騒音の急激な増加はな
い。
【0033】また上記請求項3及び請求項4記載の発明
により、従来の左右羽根の位置で吹き出し口を遮蔽する
と、送風ファンへの負荷が上昇して、発生しやすかった
送風ファン特有のバサツキ音も抑制することができ、低
騒音でしかも風速を増加させることができる。
【0034】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1、図2、図3および図4を用い
て、本発明の空気調和機の室内ユニットにおける実施の
形態の構成、空気の流れを説明する。
【0035】図1は本発明の実施の形態1の空気調和機
の室内ユニットの垂直断面図、図2は同正面図であり、
図3は吹き出し口の正面図(後で詳述)、図4は吹き出
し口の平面断面図(後で詳述)である。
【0036】図1、図2、図3、図4において、1は前
面カバー、2は前面カバー1および本体台枠11に設け
られた空気の吸い込み口、3は熱交換器、4は送風ファ
ン、5は送風ファン4の周囲にあり送風路7を形成する
リアガイダ、6は送風ファン4に近接し、リアガイダ5
とで送風路7を形成するスタビライザ、8は送風路7の
先端にある風の吹き出し口で、その中央部分8aと端部
分8bからなる。9は吹き出し口8における風向きを垂
直方向(上下方向)に変化させるために、軸を中心に上
下に回転する上下羽根、10は吹き出し口8における風
向きを水平方向(左右方向)に変化させるために、軸を
中心に左右に回転する複数からなる左右羽根で、吹き出
し口中央部分8aに位置する左右羽根10aと、吹き出
し口端部分8bに位置する左右羽根10bからなる。1
0cは吹き出し口端部分8bに位置する左右羽根10b
のうち傾斜している少なくとも1枚の左右羽根、11は
本体台枠、12は前面カバー1の内側にある着脱自在な
エアーフィルター、13は複数の左右羽根10を連結し
連動させる連結桟、14は左右羽根10の回転軸、15
は左右羽根10が回転して吹き出し口8を遮蔽する時に
リアガイダ5とスタビライザ6が最も接近して絞り込め
る位置であるスロート部、16aは吹き出し口中央部分
の左右羽根10aを乗せている台座、16bは吹き出し
口端部分の左右羽根10bを乗せている台座である。
【0037】図3は、定常状態(後述)での吹き出し口
8の正面図を示し、吹き出し口の両端部分8bに位置す
る左右羽根10b(図3では5枚)のうち少なくとも1
枚(図3では2枚)の左右羽根10cは傾斜している。
【0038】図4は吹き出し口8の平面断面図であり、
図4(a)は、全ての左右羽根10が吹き出し口8を遮
蔽することなく、吹き出し口長手方向の全位置(全開口
面)において空気が放出されている状態(以降、定常状
態という)の平面断面図を示している。そして、図4
(b)は、左右羽根10のうち何枚かの羽根(図4
(b)では吹き出し口両端部分8bに位置する左右羽根
10b)が回転して、吹き出し口8の一部分(図4
(b)では吹き出し口両端部分8b)を遮蔽している状
態(以降、吹き出し口遮蔽状態という)の平面断面図を
示している。
【0039】図1を用いて空気の流れを説明する。室内
空気は、吸い込み口2から吸い込まれ、エアーフィルタ
ー12、熱交換器3を通過して、送風ファン4に吸い込
まれる。送風ファン4に吸い込まれた空気は、送風路7
を通過して吹き出し口8から放出される。
【0040】図3と図4(a)に示すように、定常状態
では全ての左右羽根10(吹き出し口中央部分の左右羽
根10aと吹き出し口両端部分の左右羽根10bとも)
は、吹き出し口8を遮蔽していないので、風は吹き出し
口長手方向の全位置において前方に放出される。
【0041】次に、図4(b)に示すように、吹き出し
口両端部分の左右羽根10bが回転して、吹き出し口両
端部分8bを遮蔽すると、風は吹き出し口両端部分8b
からは吹き出難くなり、吹き出し口中央部分8aに収束
し、吹き出し口中央部分の左右羽根10aの間を通って
吹き出ることになる。
【0042】この吹き出し口遮蔽状態において、吹き出
し口両端部分の左右羽根10cが傾斜していることによ
り、遮蔽は吹き出し口両端部分8bをフラットに遮蔽す
るのではなく、斜めに遮蔽することになる。このため、
風は、左右羽根という壁(左右羽根の面)に垂直にぶつ
かるのでなく、斜めにぶつかることになり、なめらかに
吹き出し口中央部分8aの方へ移動することになる。
【0043】このように、吹き出し口の端の左右羽根1
0cを傾斜させることにより、吹き出し口8において流
れの集中した中央部分8aでの衝突流や、吹き出し口両
端部分(遮蔽部分)8bと吹き出し口中央部分(吹き出
し部分)8aの境界でおこる巻き込み流を軽減できるの
で、吹き出し流を効率的に収束することができ、円滑で
風速の高い流れを形成することができる。
【0044】(実施の形態2)実施の形態1と同一の構
成及び作用をする部分については、図1〜図4を援用し
て詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0045】図5(a)は、吹き出し口の左端部分8b
に位置する傾斜している左右羽根10cの定常状態の三
面図(上面図、正面図、左側面図)を示している。ま
た、図5(b)は、図5(a)で示した左右羽根10c
が回転して、吹き出し口8を遮蔽する時の三面図(上面
図、正面図、右側面図)を示している。
【0046】図5に示すように、羽根の形状は長方形で
はなく、回転時に吹き出し口8に当たらないように、角
の部分を落としたような形状になっている。
【0047】こうすることにより、例えば、図4(a)
の定常状態から図4(b)の吹き出し口遮蔽状態になる
ように、左右羽根10を回転させようとした時に、吹き
出し口8に当たることなくスムーズに回転することがで
きる。
【0048】(実施の形態3)実施の形態1と同一の構
成及び作用をする部分については、図1〜図4を援用し
て詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0049】図6は、吹き出し口の中央部分8aに位置
する左右羽根10aの定常状態での三面図(上面図、正
面図、右側面図2種)を示している。また、吹き出し口
の左端部分8bに位置する左右羽根10cの定常状態の
三面図は、実施の形態2で説明したように、図5(a)
に示している。
【0050】左右羽根10で吹き出し口8を遮蔽しよう
とした場合、吹き出し口8における左右羽根10の位置
によって左右羽根10の傾斜が異なることもあり、左右
羽根10で吹き出し口8を遮蔽するのに必要な面積が異
なってくる。
【0051】そのため、図5(a)の左側面図および図
6の右側面図に示すように、左右羽根10の形状は、吹
き出し口8における羽根の位置によって異なっている。
【0052】こうすることにより、例えば、図4
(b)、図7(b)、図8(b)、図9(b)に示すよ
うに、左右羽根10で吹き出し口8を遮蔽しようとした
場合に、吹き出し口8の遮蔽したい部分を隙間なく遮蔽
することができる。
【0053】(実施の形態4)実施の形態1と同一の構
成及び作用をする部分については、図1〜図4を援用し
て詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0054】図7は本発明の実施の形態4の吹き出し口
8の平面断面図であり、図7(a)は定常状態、図7
(b)は吹き出し口遮蔽状態を示している。
【0055】図7において、10aは吹き出し口中央部
分8aに位置する左右羽根、10bは吹き出し口端部分
8bに位置する左右羽根、10cは吹き出し口端部分8
bに位置する左右羽根10bのうち傾斜している少なく
とも1枚の左右羽根、13は複数の左右羽根10を連結
し連動させる連結桟である。
【0056】図7に示すように、左右羽根10のうち吹
き出し口の中央部分8aに位置する左右羽根10aは、
吹き出し口8の長手方向に対して平行に配置され、吹き
出し口の両端部分8bに位置する左右羽根10bは、逆
ハの字型に配置されている。
【0057】図7(a)に示すように、定常状態では、
全ての左右羽根10(吹き出し口中央部分の左右羽根1
0aと吹き出し口両端部分の左右羽根10bとも)は、
吹き出し口8を遮蔽していないので、風は吹き出し口8
の長手方向の全位置において前方に吹き出される。
【0058】次に、図7(b)に示すように、吹き出し
口中央部分8aに位置する左右羽根10aは図7(a)
と同様に空気を放出できるように向き、かつ、吹き出し
口の両端部分8bに位置する左右羽根10bは回転して
吹き出し口両端部分8bを遮蔽している、吹き出し口遮
蔽状態では、風は吹き出し口両端部分8bからは吹き出
難く、吹き出し口中央部分8aに収束し、吹き出し口中
央部分の左右羽根10aの間を通って吹き出ることにな
る。
【0059】この吹き出し口遮蔽状態では、吹き出し口
両端部分8bに位置する左右羽根10bを、吹き出し口
長手方向に対して逆ハの字型に配置することにより、風
が吹き出し口中央部分8aに収束される際、空気が吹き
出し口中央部分8aに向かって直線的になめらかに流れ
るようになる。
【0060】このように、吹き出し口両端部分8bに位
置する左右羽根10bを逆ハの字型に配置することによ
り、吹き出し口両端部分の左右羽根10bが回転して吹
き出し口両端部分8bを遮蔽した時に、風が吹き出し口
中央部分8aに向かって直線的に流れ、吹き出し流を効
率的に中央に収束することができる。
【0061】(実施の形態5)実施の形態1と同一の構
成及び作用をする部分については、図1〜図4を援用し
て詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0062】図8は本発明の実施の形態5の吹き出し口
8の平面断面図であり、図8(a)は定常状態、図8
(b)は吹き出し口遮蔽状態を示している。
【0063】図8において、10aは吹き出し口中央部
分8aに位置する左右羽根、10bは吹き出し口端部分
8bに位置し、かつ、吹き出し口端部分の台座16b上
に保持されている左右羽根、10cは吹き出し口端部分
8bに位置する左右羽根10bのうち傾斜している少な
くとも1枚の左右羽根、13は複数の左右羽根10を連
結し連動させる連結桟、16bは吹き出し口端部分の左
右羽根10bを乗せていて回転軸が付いていて回転する
ことができる台座、4は送風ファンである。
【0064】図8に示すように、左右羽根10のうち吹
き出し口の中央部分8aに位置する左右羽根10aは、
吹き出し口8の長手方向に対して平行に配置されてい
る。そして、吹き出し口の両端部分8bに位置する左右
羽根10bは、吹き出し口両端部分の台座16bに保持
されており、その左右羽根10b自身が風を遮断する方
向に回転するとともに、その台座16b自身も送風ファ
ン4より遠ざかる方向に回転する。
【0065】図8(a)に示すように、定常状態では、
全ての左右羽根10(吹き出し口中央部分の左右羽根1
0aと吹き出し口両端部分の左右羽根10bとも)は、
吹き出し口8を遮蔽していないので、風は吹き出し口8
の長手方向の全位置において前方に吹き出される。
【0066】次に、図8(b)に示すように、吹き出し
口中央部分8aに位置する左右羽根10aは図8(a)
と同様に空気を放出できるように向き、かつ、吹き出し
口の両端部分8bに位置する左右羽根10bを乗せた吹
き出し口両端部分の台座16bが逆ハの字状になるよう
に回転すると同時に、その台座16b上の左右羽根10
bは回転して吹き出し口の両端部分8bを遮蔽してい
る、吹き出し口遮蔽状態では、風は吹き出し口両端部分
8bからは吹き出難く、吹き出し口中央部分8aに収束
し、吹き出し口中央部分の左右羽根10aの間を通って
吹き出ることになる。
【0067】この吹き出し口遮蔽状態では、吹き出し口
両端部分8bに位置する左右羽根10bを乗せた吹き出
し口両端部分の台座16bが回転して、吹き出し口両端
部分の左右羽根10bが吹き出し口長手方向に対して逆
ハの字状になることにより、風が吹き出し口中央部分8
aに収束される際、空気が吹き出し口中央部分8aに向
かって直線的になめらかに流れるようになるので、送風
ファン4側への負荷も減少して送風ファン4のバサツキ
音も小さくなる。
【0068】このように、吹き出し口両端部分8bに位
置する左右羽根10bを吹き出し口両端部分の台座16
b上に保持することにより、吹き出し口遮蔽状態では、
風の流れを遮蔽した際に発生する送風ファン4のバサツ
キ音を抑制することができる。
【0069】また、定常状態では、吹き出し口両端部分
の台座16bを逆方向に回転させて、吹き出し口両端部
分の左右羽根10bの位置を、吹き出し口長手方向に対
して平行になるような位置に戻すことができるため、吹
き出し口遮蔽状態のように吹き出し口両端部分の左右羽
根10bが送風ファン4から近い位置にあってその左右
羽根10bへの負荷が増加する、ということも防ぐこと
ができる。
【0070】(実施の形態6)実施の形態1と同一の構
成及び作用をする部分については、図1〜図4を援用し
て詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0071】図9は本発明の実施の形態6の吹き出し口
8の平面断面図であり、図9(a)は定常状態、図9
(b)は吹き出し口遮蔽状態を示している。
【0072】図9において、10aは吹き出し口中央部
分8aに位置し、かつ、吹き出し口中央部分の台座16
a上に保持されている左右羽根、10bは吹き出し口端
部分8bに位置し、かつ、吹き出し口端部分の台座16
b上に保持されている左右羽根、10cは吹き出し口端
部分8bに位置する左右羽根10bのうち傾斜している
少なくとも1枚の左右羽根、13は複数の左右羽根10
を連結し連動させる連結桟、16aは吹き出し口中央部
分の左右羽根10aを乗せていて回転軸が付いていて回
転することができる台座,16bは吹き出し口端部分の
左右羽根10bを乗せていて回転軸が付いていて回転す
ることができる台座、4は送風ファンである。
【0073】図9に示すように、左右羽根10のうち吹
き出し口の両端部分8bに位置する左右羽根10bは、
吹き出し口両端部分の台座16bに保持されており、そ
の左右羽根10b自身が風を遮断する方向に回転すると
ともに、その台座16b自身も送風ファン4より遠ざか
る方向に回転する。さらに、吹き出し口中央部分8aに
位置する左右羽根10aも吹き出し口中央部分の台座1
6aに保持されており、その左右羽根10a自身が風を
遮断する方向に回転するとともに、その台座16a自身
も回転して、吹き出し口長手方向に対して逆ハの字状に
なる。
【0074】図9(a)に示すように、定常状態では、
全ての左右羽根10(吹き出し口中央部分の左右羽根1
0aと吹き出し口両端部分の左右羽根10bとも)は、
吹き出し口8を遮蔽していないので、風は吹き出し口8
の長手方向の全位置において前方に吹き出される。
【0075】次に、図9(b)に示すように、吹き出し
口の両端部分8bに位置する左右羽根10bを乗せた吹
き出し口両端部分の台座16bは逆ハの字状になるよう
に回転すると同時に、その台座16b上の左右羽根10
bが回転して吹き出し口の両端部分8bを遮蔽し、さら
に、吹き出し口の中央部分8aに位置する左右羽根10
aを乗せた吹き出し口中央部分の台座16aが逆ハの字
状になるように回転して吹き出し口の中央8aが開くと
同時に、その台座16a上の左右羽根10aは回転して
吹き出し口の中央部分8aを遮蔽している、吹き出し口
遮蔽状態では、風は吹き出し口両端部分8bからは吹き
出難く、吹き出し口中央に収束し、吹き出し口中央から
吹き出ることになる。
【0076】この吹き出し口遮蔽状態では、吹き出し口
両端部分8bに位置する左右羽根10bを乗せた吹き出
し口両端部分の台座16b、および吹き出し口中央部分
8aに位置する左右羽根10aを乗せた吹き出し口中央
部分の台座16aが回転して、その左右羽根10bと左
右羽根10aが吹き出し口長手方向に対して逆ハの字状
になることにより、風が吹き出し口中央部分8aに収束
される際、空気が吹き出し口中央部分8aに向かって直
線的になめらかに流れるようになるので、送風ファン4
側への負荷も減少して送風ファン4のバサツキ音も小さ
くなる。
【0077】このように、吹き出し口両端部分8bに位
置する左右羽根10bを吹き出し口両端部分の台座16
b上に、そして、吹き出し口中央部分8aに位置する左
右羽根10aを吹き出し口中央部分の台座16a上に保
持することにより、吹き出し口遮蔽状態では、風の流れ
を遮蔽した際に発生する送風ファン4のバサツキ音を抑
制することができる。
【0078】また、吹き出し口中央部分8aに位置する
左右羽根10aを吹き出し口中央部分の台座16a上に
保持することにより、吹き出し口8を大きく遮蔽して空
気の流れを吹き出し口の中央に集中させたとしても、左
右羽根10への負荷は大きくなり難く、収束された流れ
が吹き出し口中央部分8aから吹き出す際に、吹き出し
口両端部分(遮蔽部分)8bと吹き出し口中央部分(吹
き出し部分)8aの境界部分で起こる巻き込み流を起き
難くすることができる。
【0079】さらに、定常状態では、実施の形態5と同
様、吹き出し口両端部分の台座16bを逆方向に回転さ
せて、吹き出し口両端部分の左右羽根10bの位置を、
吹き出し口長手方向に対して平行になるような位置に戻
すことができるため、吹き出し口遮蔽状態のように吹き
出し口両端部分の左右羽根10bが送風ファン4から近
い位置にあってその左右羽根10bへの負荷が増加す
る、ということも防ぐことができる。
【0080】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
って、複数の左右羽根のうち吹き出し口の端に位置する
左右羽根をそれぞれ近接する吹き出し口の端部方向に
斜させることにより、吹き出し口において流れの集中し
た中央部分での衝突流や、吹き出し口端部分(遮蔽部
分)と吹き出し口中央部分(吹き出し部分)の境界でお
こる巻き込み流を軽減でき、円滑で風速の高い流れを形
成することができる。また、流れの乱れが軽減するため
騒音も減少し、従来よりも吹き出し口の開口率を減らし
て風速を上げても騒音の急激な増加はない。
【0081】
【0082】
【0083】また、請求項2記載の発明によって、吹き
出し口の端部分に位置する左右羽根を平面断面で見て逆
ハの字型に配置することにより、吹き出し口端部分の左
右羽根が回転して吹き出し口を遮蔽する時に、風が吹き
出し口の中央部分に向かって直線的に流れ、吹き出し流
を効率的に中央に収束させることができる。そして、よ
り集中的に人のいる部分や床面の一部に流れを到達させ
やすくなり、居住空間の快適性を向上させることができ
る。
【0084】また、請求項3記載の発明によって、吹き
出し口の端部分に位置する幾つかの左右羽根を台座に乗
せ、台座上の左右羽根が風を遮断する方向に回転すると
ともに、台座自身が送風ファンより遠ざかる方向に回転
することにより、風の流れを遮蔽した際に発生する送風
ファンのバサツキ音を抑制することができ、低騒音化を
図ることができる。また、定常状態では、台座を回転し
て、吹き出し口両端部分の左右羽根の位置を、元の位置
に戻すことができるため、左右羽根が送風ファンから近
い位置にあって左右羽根への負荷が増加するということ
も防ぐことができる。
【0085】また、請求項4記載の発明によって、吹き
出し口の端部分に位置する幾つかの左右羽根を台座に乗
せ、台座上の左右羽根が風を遮断する方向に回転すると
ともに、台座自身が送風ファンより遠ざかる方向に回転
し、さらに吹き出し口中央部分に位置する幾つかの左右
羽根も台座に乗せ、その台座も回転して、風が吹き出し
口の中央部分に向かって直線的に流れるように、逆ハの
字状になることにより、風の流れを遮蔽した際に発生す
る送風ファンのバサツキ音を抑制するとともに、吹き出
し流が効率的に吹き出し口中央に収束される。その上、
その収束された流れが吹き出し口中央部分から吹き出す
際に、吹き出し口端部分(遮蔽部分)と吹き出し口中央
部分(吹き出し部分)の境界部分で起こる巻き込み流が
おきにくくなるため、より到達性の高い空気流れを形成
することができる。また、定常状態では、台座を回転し
て、吹き出し口両端部分の左右羽根の位置を元の位置に
戻すことができるため、左右羽根が送風ファンから近い
位置にあって左右羽根への負荷が増加するということも
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の室内ユニットの垂直断面
【図2】図1の室内ユニットの正面図
【図3】本発明の実施の形態1の吹き出し口の正面図
【図4】(a) 本発明の実施の形態1の吹き出し口の
平面断面図(定常状態) (b) 同平面断面図(吹き出し口遮蔽状態)
【図5】(a) 本発明の吹き出し口の左端部分にある
傾斜している左右羽根の定常状態の三面図(上面図、正
面図、左側面図) (b) (a)の左右羽根が回転して吹き出し口を遮蔽
している状態の三面図(上面図、正面図、右側面図)
【図6】本発明の吹き出し口の中央部分にある左右羽根
の定常状態の三面図(上面図、正面図、右側面図2種)
【図7】(a) 本発明の実施の形態4の吹き出し口の
平面断面図(定常状態) (b) 同平面断面図(吹き出し口遮蔽状態)
【図8】(a) 本発明の実施の形態5の吹き出し口の
平面断面図(定常状態) (b) 同平面断面図(吹き出し口遮蔽状態)
【図9】(a) 本発明の実施の形態6の吹き出し口の
平面断面図(定常状態) (b) 同平面断面図(吹き出し口遮蔽状態)
【図10】従来の実施例の室内ユニットの部分垂直断面
【図11】従来の実施例の吹き出し口の平面断面図
【符号の説明】
1 前面カバー 2 吸い込み口 3 熱交換器 4 送風ファン 5 リアガイダ 6 スタビライザ 7 送風路 8 吹き出し口 8a 吹き出し口(中央部分) 8b 吹き出し口(端部分) 9 上下羽根 10 左右羽根 10a 左右羽根(中央部分) 10b 左右羽根(端部分) 11 本体台枠 12 エアーフィルタ 13 連結桟 14 回転軸 15 スロート部 16a 台座(中央部分) 16b 台座(端部分)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福岡 弘嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−67950(JP,A) 特開 平6−229616(JP,A) 特開 昭61−140740(JP,A) 特開 平9−145140(JP,A) 特開 昭60−234109(JP,A) 実開 平3−16509(JP,U) 実開 昭51−68142(JP,U) 実開 平2−58647(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/15 F24F 1/00 401

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体台枠と、一定の長さを有する複数の
    ブレードを円柱状に配列した羽根車単体を回転方向に組
    み合わせてなる送風ファンと、前記送風ファンに近接か
    つ対向して位置するスタビライザと、このスタビライザ
    とで送風路を形成するリアガイダと、熱交換器と、風向
    制御手段として送風路の吹き出し口における風向きを垂
    直方向に変化させる上下羽根と、風向きを水平方向に変
    化させる複数の左右羽根を具備し、前記左右羽根のうち
    吹き出し口の端に位置する少なくとも1枚以上の左右羽
    根をそれぞれ近接する吹き出し口の端部方向に傾斜さ
    せ、かつ、送風路の吹き出し口の一部を遮蔽する方向に
    回転させるように構成する空気調和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】 傾斜している左右羽根を含み吹き出し口
    の端部分に位置する幾つかの左右羽根を、吹き出し口長
    手方向に対して平行に配置された中央部分の左右羽根を
    挟んでその左右に、吹出し側から見て逆ハの字型に配置
    する請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 【請求項3】 傾斜している左右羽根を含み吹き出し口
    の端部分に位置する幾つかの左右羽根を台座に保持し、
    左右羽根自身が風を遮断する方向に回転するように構成
    し、台座自身が送風ファンより遠ざかる方向に回転して
    吹出し側から見て逆ハの字型に配置をとるとともに台座
    に保持された前記左右羽根の回転により吹き出し口の端
    部分の送風を遮蔽できるように構成した請求項1記載の
    空気調和機の室内ユニッ卜。
  4. 【請求項4】 吹き出し口の中央部分に位置する幾つか
    の左右羽根を台座に保持し、台座自身が回転して逆ハの
    字状になる請求項3記載の空気調和機の室内ユニット。
  5. 【請求項5】 本体台枠と、一定の長さを有する複数の
    ブレードを円柱状に配列した羽根車単体を回転方向に組
    み合わせてなる送風ファンと、前記送風ファンに近接か
    つ対向して位置するスタビライザと、このスタビライザ
    とで送風路を形成するリアガイダと、熱交換器と、風向
    制御手段として送風路の吹き出し口における風向きを垂
    直方向に変化させる上下羽根と、風向きを水平方向に変
    化させる複数の左右羽根を具備し、前記左右羽根のうち
    吹き出し口の端に位置する少なく とも1枚以上の左右羽
    根を傾斜させ、かつ、送風路の吹き出し口の一部を遮蔽
    する方向に回転させるように構成する空気調和機の室内
    ユニットであって、前記の傾斜している左右羽根を含み
    吹き出し口の端部分に位置する幾つかの左右羽根を台座
    に保持し、左右羽根自身が風を遮断する方向に回転する
    とともに、台座自身が送風ファンより遠ざかる方向に回
    転するように構成されており、かつ吹き出し口の中央部
    分に位置する幾つかの左右羽根も台座に保持し、台座自
    身が回転して逆ハの字状になるよう構成された空気調和
    機の室内ユニット。
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