JPH0312190A - オートバイ事故模擬実験方法およびその方法に使用する模擬実験用ダミー - Google Patents

オートバイ事故模擬実験方法およびその方法に使用する模擬実験用ダミー

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JPH0312190A
JPH0312190A JP2106297A JP10629790A JPH0312190A JP H0312190 A JPH0312190 A JP H0312190A JP 2106297 A JP2106297 A JP 2106297A JP 10629790 A JP10629790 A JP 10629790A JP H0312190 A JPH0312190 A JP H0312190A
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rim
experimental
motorcycle
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Kenneth D Wiley
ケネス・デー・ワイリー
John W Zellner
ジョン・ダブリュ・ゼルナー
Laurent Andre St
アンドレ・エスティー・ローレント
James A Newman
ジェームズ・エー・ニューマン
Thomas J Szabo
トーマス・ジェー・ザボ
Nicholas Shewchenko
ニコラス・シューチェンコ
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    • GPHYSICS
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    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B23/00Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
    • G09B23/28Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オートバイ事故の模擬実験方法、および、オ
ートバイ事故で人体が受ける傷害状態を効果的且つ実際
的に再現する、人体模型であるオートバイ事故模擬実験
用ダミーに関する。
[従来の技術] オートバイ事故模擬実験用ダミーの開発状況は以下に列
挙する米国特許に概ね示されている(括弧内の名称は特
許権書名である)。
米国特許環3,557,471号(ベイン他)米国特許
環3.648.389号(メルチアン)米国特許環3,
664,038号(ジアール)米国特許環3,707,
782号(アルダソン)米国特許環3,722,103
号(ブレゴール)米国特許環3,740,871号(ベ
ルトン他)米国特許環3,753,301号、(ダニニ
ル他)米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環3 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 米国特許環4 .753,302号 、754,338号 、755,920号 、757,431号 、762.069号 、762,070号 、841.163号 、877.156号 、890.723号 、962,801号 、000.564号 、161,874号 、235.025号 、281,113号 、276.032号 、349,339号 、395.235号 、409,835号 、488.433号 、891.558号 〔ダニエル〕 (カルバ−) (スモッカ) (ダニエル) (カルバ−) (カルバ−) (ダニエル) (イ ト −) (ホラット他) (ゴンザレス) (ハツチ他) (スペツカ他) (コーグ) (アルダソン) (ウーリイ他) (ダニエル) (ベラカー) (ダニニル他) (デントン他) (メランダ他) 米国特許第4,701,132号(グロシュ他)米国特
許第4.708.836号(ゲイン他)以上に挙げた米
国特許の内、ペイン他、ブレゴール、スペッカ他、ベツ
カ、メランダ他、ゲイン特許は各々、頭部評価装置を備
える人体模型、即ち、擬似人体装置に関し、ゲイン特許
は又、オートバイ事故模擬実験に触れている。
ペイン、スモッカ、ハツチ他、コージ、アルダソン、ウ
ーリイ他、ダニエル、デントン他特許は本発明に重要な
特許で、擬似人体の関節及び/又は擬似膝機構に関する
ペイン、ブレゴール、スモッカ、アルダンン、ダニニル
他、グロシュ他特許は、リム手段を備える擬似人体に関
し、本発明にとって重要な先行技術である。
ペイン他、メルチアン、ジアール他、ブレゴール、ダニ
ニル他、グロシュ他特許は各々、擬似人体の胸及び/又
は胴構造に関する。
当該技術の開発状況は、また、先に列挙した米国特許の
各表紙に記載されている技術文献、外国特許等にも示さ
れている。
[発明の要約] 本発明は、此まで開発されてきた従来技術の改良をその
目的とする。具体的に説明すると、本発明は、1)応力
/歪測定の正確さ、及び、各部の実際と同様の自由な動
き、2)リム及び関節を初めとする各部の傷害状態の直
接表示、3)アンビリカルコード等の外部データ伝送手
段の拘束に起因する測定誤差を無くするために実験用ダ
ミーに完全に内蔵されたデータ収集手段等、人体を忠実
に再現する、その構成に特徴がある。
本発明の特徴の一つは、語手段と、腕手段及び足手段の
内部なくとも何れか一方の手段を有するリム手段と、手
手段と、リム手段の少なくとも一部と、リム手段の他の
部分または胴手段の少なくとも何れか一方とを接合する
関節手段とを具備するオートバイ事故模擬実験用ダミー
の基本的な組み合せ構造にある0本発明に係る新規なオ
ートバイ事故模擬実験用ダミーは、手手段の一部を構成
し、実験用ダミーとオートバイのハンドル手段を着脱自
在に連結する一方、模擬実験中に実験用ダミーに作用す
る慣性力がハンドル手段を握る握持力に勝った時、実験
用ダミーをオートバイのハンドル手段から離脱させるオ
ートバイのハンドル握持手段と、リム手段に生じる模擬
事故状態を検出し且つ、その検出動−作に応じてデータ
信号手段を発生する検出手段と、検出手段からデータ信
号手段を受け取り且つ、そのデータを胴手段内に記憶す
るデータ受取/記憶手段と、データ受取/記憶手段を語
手段の内部に全て収納して、模擬実験中に実験用ダミー
に加わる力からデータ受取/記憶手段を遮蔽するハウジ
ング/衝撃保護手段と、検出手段が発生したデータ信号
手段をデータ受取/記憶手段に伝送するとともに、実験
用ダミーの内部に完全に収納され、実験用ダミーから離
れた位置に設けられた手段に物理的に取り付けられ且つ
、実験用ダミーから外部へ延出する伝送手段に拘束され
ない信号伝送手段とを備え、リム手段が模擬実験中に実
験用ダミーに加わる慣性応力または外力に応じて割砕す
る脆い構造の割砕擬似手段を有し、割砕擬似手段がリム
手段の割砕状態を視認できる表示手段と、割砕したリム
手段の構成部材どうしの相対的な動きを許容して模擬実
験中に割砕した構成部材の相対的な自由な動きを再現す
る手段とから成る。
本発明の別の重要な特徴は、実験用ダミーの手手段の一
部を構成し、実験用ダミーをオートバイのハンドル手段
に着脱自在の連結する一方、模擬実験中に実験用ダミー
に作用する慣性力がハンドル手段を握る握持力に勝った
時、実験用ダミーをオートバイのハンドル手段から離脱
させるオートバイのハンドル握持手段と、実験用ダミー
のリム手段に加わる応力及び/又はリム手段に生じる歪
のうち少なくとも何れか一方を検出し且つ、その検知動
作に応じて第一データ信号手段を発生する第一検出手段
と、関節手段に加わる応力及び/又は関節手段に生じる
歪のうち少なくとも何れか一方を検出し且つ、その検出
動作に応じて第二データ信号手段を発生する第二検出手
段と、第一検出手段と第二検出手段のうち少なくとも何
れか一方からデータ信号手段を受け取り且つそのデータ
を胸手段内に記憶するデータ受取/記憶手段と、データ
受取/記憶手段を胸手段の内部に完全に収納して模擬実
験中に実験用ダミーに加わる力からデータ受取/記憶手
段を遮蔽する/\ウジング/衝撃保護手段と、第一検出
手段が発生した第一データ信号手段および第二検出手段
が発生した第二データ信号手段のうち少なくとも何れか
一方のデータ信号手段をデータ受取/記憶手段に伝送す
ると共に、実験用ダミーの内部に完全に収納され、実験
用ダミーから離れた位置に設けられた手段に物理的に取
り付けられ、且つ、外部へ延出する伝送手段に拘束され
ない信号伝送手段との組み合せ構造にある。
更に4本発明の重要な特徴は、実験用ダミーの手手段の
一部を構成し、同実験用ダミーをオートバイのハンドル
手段に着脱自在に連結する一方、模擬実験中に実験用ダ
ミーに作用する慣性力がハンドル手段を握る握持力に勝
った時、実験用ダミーをオートバイのハンドル手段から
離脱させるオートバイのハンドル握持手段と、実験用ダ
ミーのリム手段に加わる応力及び/又は、リム手段に生
じる歪のうち少なくとも何れか一方を検出し、且つ、そ
の検知動作に応じて第一データ信号手段を発生する第一
検出手段と、関節手段に加わる応力および/または関節
手段に生じる歪のうち少なくとも何れか一方を検出し且
つ、その検出動作に応じて第二データ信号手段を発生す
る第二検出手段との組み合わせ構造にあり、リム手段は
模擬実験中に実験用ダミーに加わる慣性応力/外力に応
じて割砕する脆い構造の割砕擬似手段を有し、割砕擬似
手段がリムの割砕状態を視認できる表示手段と、割砕し
たリム手段の部材どうしの相対的な動き許容して模擬実
験中に割砕したリム部材の相対的な自由な動きを再現す
る手段とから成る。
以上に加えて1本発明は次の特徴を有する。
l)多方向に強化された、新規な擬似リム手段、2)膝
関節の上方への捩れと、横方向の揺動による撓みに対し
て徐々にその抵抗を強め且つ、最終的には割砕する膝関
市の接合構造、3)変位自在な腰関節の靭帯擬似構造。
データ信号伝送手段の端末部の左右両側に縦一列に配設
された新規なデータモジュールも又、本発明の重要な構
成部材の一つであって、このデータモジュールは、信号
伝送用の端末機器を此までにない方法で遮蔽し且つ保護
すると共に、従来機器に比ベコンパクトに構成されてい
るので、実験用ダミーの胸部内に完全に収納される。
[実施例] 以下、本発明の好適実施例を添付図面の第1図〜第11
図を参照して説明する。
これらの図面は、オートバイ事故模擬実験用ダミー1の
全体構造を示す、この実験用ダミー1は本発明に基いて
作製されたもので、第2図に示す周知のオートバイ事故
模擬実験アレイ2とともに使用される。
第2図に示すように、オートバイ事故模擬実験用ダミー
1は、実験用アレイ2に備え付けられた実験用オートバ
イ3の上に着脱自在に乗せられており、その両手はオー
トバイのハンドルを握り離し自在に握持するが、他の部
分は、通常のドライバと同様、オートバイのシートに「
移動自在に」着座されている。
実験用アレイ2において、オートバイ3はフレーム4に
着脱自在に取り付けられ、前進方向である衝突方向に移
動する。フレーム4は、支持面を有する線路手段5に支
持され、駆動手段(不図示)によって前方(第2図の左
側)へ駆動される。斯かる駆動手段は、ケーブル、推進
手段等で構成される。
第2図に示す装置を使って、従来から行われてきた模擬
実験を実施する場合、先ず、フレーム4が左側に推進さ
れ、その途中に設けられたストッパ、又は、係止部材に
係合すると、フレーム4の動きが止まり、オートバイ事
故模擬実験用ダミーがオートバイと一緒に前方に投げ飛
ばされる。その結果、オートバイと、ドライバの通常の
自由な動きが再現される。実験の性質にもよるが、この
時点で自由になったオートバイと実験用ダミー1の受け
る傷害度、応力及び/又は歪値、加速度から、実験実施
者は、実際の事故で何が起こるかを知る。即ち、斯かる
状況においてドライバが受けるであろう傷害状態を知る
ことができる。
次に、第1図を参照して、実験用ダミー1の基本的な内
部構造を説明する。第1図には、実験用ダミーlの内部
が概略的に示されているが、取り外し自在な表皮である
軟質の擬似皮6は取り外された状態にある。
斯かる軟質の皮膚を模したカバーである擬似皮6の一部
は第4図に示されている。同図では、胴体の下部と、左
足に擬似皮6が被着され、一方、右足は第1図と略々同
様、露出されている。
実験用ダミーの 体構造 オートバイ事故模擬実験用ダミー1は、第1図に示すよ
うに1頭手段7と、首手段8と、胸、即ち胸郭/肋骨形
成手段10を含む胴手段9と、対の腕手段12.13と
、一対の足手段14.15と、一対の手手段16.17
とから成る。そして、関節手段は、リム手段のある部分
と、リム手段の他の部分、または胴手段の何れか一方と
を接合する接合手段18を構成する。また、斯かる接合
手段18は、一対の肘関節19と、変位自在な暖間yn
20と、折曲自在であるが、最終的には割砕する膝関節
21と、肩関節22とから成る。
左の擬似腕12は、第1図に示すように、上腕部12a
と、上腕部12aに肘関節13を介して揺動自在に接合
された下腕部である前腕12bとで構成され、右の擬似
腕も、基本的に左の擬似腕12と同様に構成されている
足部は各々、接合構造のアセンブリであって、第1図に
示すように、左の義足14は、大腿骨14aと、大腿骨
に壊れやすい構造の膝関節15を介して連結された脛骨
14bとから成る。
大腿骨14aや脛骨14b等、リム手段の一部又は、全
体は割砕自在な、即ち、脆性の材質で形成されており、
オートバイの模擬事故中、その破損を介して本物の人体
に生じる種類の骨折状態が視認できるように用いられる
変位自在な腰関節、脆性の膝関節、同じく脆性のリム構
成部材は全て、ある力が加えられると最初は折曲してそ
の力を吸収するが、最後には割砕する。斯かる構成とす
ることにより、実際の事故と同じ結果が得られ、割砕状
態や変位状態が視認できると共に、割砕したり、変位し
た後の各部の自由な動きを再現できる。
相対的に移動可能に接合された構成部材を備える、実験
用ダミーの基本的な構造は、その一部が明細書の、冒頭
に列挙した米国特許に示されるように、現在、当業界で
は周知である。従って、本発明の実施に際し使用する周
知の機構については、その構造的な説明を本明細書で繰
り返し行う必要はない、と考える。
また、当該技術に習熟し且つ、冒頭に列挙した米国特許
の開示内容や、衝突実験関連の諸文献に示されている開
発状況を熟知する者であれば、適当な関節および筋構成
部材を、積極的に、本発明の構成部材と併用するであろ
う。
傷害度の測定に際しては、ロードセル、加速度計、応力
または歪ゲージ等の現在一般に使用されている器具を此
までと同じ方法で、実験用ダミー1の適当な個所に取り
付けるとよい、簡単に入手可能で、先に列挙した米国特
許等の先行技術文献に概ね記載されている測定手段も、
本発明の実験環境に相応しい検出手段や記録手段の、−
候補に挙げることができる。
第1図に示すように、実験用ダミー1には、以下に列挙
する様々な検出手段が取り付けられている。
a)頭部直線加速度測定手段 b)頭部角加速度測定手段 C)首部荷重検出(ロードセル)手段 d)胸部撓み測定手段 e)胸部加速度測定手段 f)骨盤加速度測定手段 g)大腿骨歪検出(ロードセル)手段 h)大腿骨歪検出(歪ゲージ)手段 1)#歪検出(歪ゲージ)手段 j)脛骨上部歪検出(歪ゲージ)手段 k)脛骨下部歪検出(歪ゲージ)手段 実験用ダミー1は、手手段17の一部であるオ−トバイ
のハンドル握持手段17aを有する。この手段17aは
、例えば、折曲自在な金属棒、ワイヤ、バネ手段等の柔
軟な握持部材を手手段の内部に取り付けて構成したもの
で、JAMA(日本自動車製造協会)の此までの生産活
動から明らかなように周知である。ハンドル握持手段1
7aは実験用ダミーlをオートバイ3のハンドル手段に
着脱自在に連結して、人体の握持動作を略々再現する。
この手段は、実際と同様、本例でも実験用ダミーとオー
トバイの唯一の連結手段である(但し、その連結は解除
することができる)。
オートバイのハンドル握持手段17aは、力又は圧力が
加わった時に開くように構成されているので、オートバ
イ事故模擬実験において、実験用ダミー1に加わる慣性
力がハンドル手段を握る握持力に勝った時、同ハンドル
握持手段17aはオートバイのハンドル手段から離脱す
る。そして、オートバイ3が障害物に衝突すると、実験
用ダミー1に作用する慣性力によって、同ダミー1はハ
ンドル手段の上方に動き、その結果、手手段17がオー
トバイ3から離れる。
リム手段に加わる応力、及び/又はリム手段に生じる歪
の少なくとも一方は、第一検出手段23によって検出さ
れる。この第一検出手段23は。
例えば、第5図に示すように、脛骨14bに一列に取り
付けられた歪ゲージ23a、23bから成る。第1図に
参照番号j、にで示す位置に取り付けられた斯かる周知
の検出手段23は、脛骨に生じる歪の検出に応じて電気
的な第一データ信号手段を発生する。脛骨には各々斯様
な歪ゲージが一列に取り付けられ、大腿骨にも同じ構成
の検出器が一列に取り付けられている。
関節手段に加わる応力、及び/又は関節手段に生じる歪
の少なくとも一方は、第二検出手段24によって検出さ
れる。斯様な第二検出手段24は例えば、1接関節歪ゲ
ージiを備える。
第二検出手段24は、歪ゲージによって検出される膝関
節の歪値に応じて第二データ信号手段を発生する。
実験用ダミー1は、第1図及び第3図に示すように、デ
ータ受取/記憶手段25を備え、このデータ受取/記憶
手段25は、第一検出手段23および第二検出手段24
からデータ信号手段を受け取るとともに、そのデータを
胸部lO内に記憶する。この手段の詳細は後程説明する
ことにして、ここでは、斯かるデータ受取/記憶手段(
/\ウジング/衝撃保護手段)25が凹凸の多い/\ウ
ジング26を有し、同手段25が胸手段10内部の/\
ウジング26に完全に収納される構成について触れるに
留める。凹凸が多く強固な/\ウジング26は、緩衝マ
ウント、即ち、衝撃吸収手段を備え、模擬実験において
、実験用ダミーlに加わる力からデータ受取/記憶手段
を遮蔽する。尚、このI\ウジングは、実験用ダミーl
の背骨、即ち、首手段8から下方に連続して垂下する部
位に取り付けてもよい。
信号伝送手段27は、第5図に示すようなリード線28
等の、検出器用リード線である電気信号伝送用ワイヤを
備える。これらのリード線28は第一検出手段および第
二検出手段から夫々受け取った第一データ信号手段およ
び第二データ信号手段をデータ受取/記憶手段25に伝
送する。第3図において、このスライド式の信号伝送手
段27は、手段25の中央に形成された凹部の基底から
取り出された状態にある。この構成の詳細は、後程説明
する。
信号伝送手段27は、実験用ダミーlの内部に完全に収
納され、アンビリカルコード等の外部に延出する伝送手
段を必要としない、ここで、外部に延出するコードとは
、例えば、実験用ダミーから離れた位置に設けられた手
段に物理的に接続され、模擬実験において、ダミーの自
由な動きを許容するコードのことである。
リム手段は、大腿骨14aや脛骨14b等の壊れやすい
構造の割砕擬似手段を備える。これらの壊れやすい部材
は、模擬実験において実験用ダミーに加わる慣性応力ま
たは外力の大きさに応じて割砕する。又、壊れやすい構
造の割砕擬似手段は事故時に発生する力の大きさに応じ
て割砕し、且つ、その割砕状態が視認可能なリムベース
を備える、そして、これにより、リムの割砕状態を視覚
的に再現する表示手段が構成される。又、同手段は、割
砕したリム構成部材の相対的な動きを許容して、模擬事
故において割砕したリム構成部材の相対的な自由な動き
を再現する手段を構成する。
即ち、(軟質の擬似皮6をジッパ−、ベルクロ等を介し
て取り外すことにより)擬似割砕状態を視認することが
できると共に、割砕したリム構成部材の相対的な動きが
活発となる。
脆性のリム構造 以上述べた如く、実験用ダミー1のリム構成部材は壊れ
やすく形成されており1割砕した時、その割砕状態が視
認できると共に1割砕片相互の相対的な動きが許容され
る。従って1通常の事故に於て見られる足部割砕片の活
発な動きが再現される。
次に第5図に示す、壊れやすい構造の脛骨14bを説明
する。斯様な壊れやすい構造の脛骨は両方の足に取り付
けられ、又、大腿骨も壊れやすく構成される。尚、大腿
骨や脛骨のみならず、他の部材も脆く、即ち、壊れやす
く構成することができる。
以下、本発明の一実施例による、脛骨の壊れやすい構造
を説明する。
足手段の脛骨14bは多重層の筒状ラミネートであって
、ラミネートは各々、別個に制御され、方向により強度
が異る強度(割砕)特性または特性パターンを有する。
筒状の第一ガラス繊維ラミネート手段14cは脛骨14
bの長手方向に延在する筒状の第一繊維強化手段14d
を有する。脛骨14bの長手方向を強化する、その強化
度は、重ね方、繊維の太さ等を変えることによって調節
できる。
筒状の第二ガラス繊維ラミネート手段14eは脛骨14
bの長手軸方向に対し略々螺旋状に延在する筒状の第二
繊維強化手段14fを有する。この手段は、脛骨の長手
軸方向に対し略々螺旋状に延在する方向を強化する。
長手方向に延在する筒状の第一繊維強化手段14dと、
略々螺旋状に延在する筒状の第二繊維強化手段14fと
は、夫々異る方向から脛骨14bを強化して同部材に多
方向強度特性を付与する。
これにより、横方向の割砕と、螺旋状の割砕が実際に近
い形で再現され、割砕状態の評価が可能となる。
二つのラミネート層14c、14eは、心材14gに巻
装してもよい、一方、心材14gは長手方向に離設され
た内リング14hに支持される。
ラミネート層14c 、14eは、複合材料によって筒
状に形成された壊れやすい構造のペースチューブで、ガ
ラス繊II!成分、例えば、ガラス繊維織布と樹脂基布
、で作製するのが好ましい、現時点で考えられる良好な
組み立て方法は、比較的薄いuj!、14gでできた心
材に管状ペースを「積み重ね」ていく方法である。〜第
5図に示すように、心材の内部は、その軸方向に離間配
置されたアルミニウム製リング14h等の強化用リング
によって支持される。
現在用いられている織布の材料は以下に示す通りである
複合材料で形成された壊れやすい構造のペースチューブ
は、軸方向に対し±30度の角度で螺旋状に巻回された
四層のファイバライトMXB770f/120プリプレ
グ(2オンス/平方ヤードの平織ガラス繊維織布に、2
50度の硬化用エポキシ樹脂を含浸させたもの)と、軸
方向に沿って巻かれた二層の3Mスコッチプライ5P−
250Eプリプレグ(一方向のオークエンコーニング4
56ガラスに250度の硬化用エポキシ樹脂を含浸させ
たもの)とから成る。
一方、安定用の心材は、厚みが0.25インチ壁の肉厚
が0.125インチの6061−76アルミニウム製リ
ングと、各リング間に介装された厚みが0.125イン
チ、重さが12pcfのクラークフオームディスクとか
ら成る。
安定用内リング14hの機能は、心材の内部を強化して
、筒状ペースチューブが実際よりも早く割砕するのを防
ぎ、実験評価の見地からリムの基本的脆性構造を保つこ
とにある。
第5図に示すように、関節等、実験用ダミーの他の構成
部材と互いに接合されたリム構成部材の各両端部14k
を、強化のために膨出させ且つ。
その部分に1例えば、同図に示されている孔付きの連結
手段14J等、適宜の連結手段を珈り付けてもよい、こ
れにより、リムの構成部材と関節のスタッドとは、第8
図に示すように、ビンによる連結が可能となる。
又、膨出強化された端部14kに、ガラス繊維で形成さ
れた別の層を追加すれば、接合部の構造的強度を所望の
強さにまで向上させることができる。
農y」W口」4椹】 本発明は壊れやすい膝関節の構造、特に、冒頭に列挙し
た米国特許の一つである米国特許第1゜488.433
号(デントン他)に開示されている構造を改良する。
第10図に示すように、擬似膝関節21は、スライド式
の膝上部21aを有する。この部材の構造および作用は
、米国特許第1.488.433号に詳述されているの
で、ここでは、本発明の開示に適当と思われる程度に同
特許の記載を引用する。
本発明の新規な特徴である。膝関節の下部構造は、二つ
のアセンブリから成る。その一つは、動きに対し弾性的
に且つ徐々にその抵抗力を強め、人体の手足が骨折する
時点で、同様に1割砕するアセンブリであって、実際の
事故における通常の動きを再現する。
複合構造の斯かるアセンブリは、第8図〜第11図に示
すように第一アセンブリ121を備え、この第一アセン
ブリ121の作用により、実験用ダミー1は、m(!1
mを中心として横方向に揺動する。他方のアセンブリで
ある第二アセンブリ122は、第一アセンブリ121に
一体形成され、この第二アセンブリにより、大腿骨/膝
関節は、脛骨14bとの間で捩れを起こす。
要約すると、接合手段12は人体の膝関節を忠実に再現
すると共に、第8図〜第11図に示すように、第一アセ
ンブリ121と第二アセンブリ122とを具備し、第一
アセンブリ121は横方向の揺動運動、即ち、外反−内
反回転を、そして第二アセンブリ122はリムの捩れを
可能とする。
第一及び第二アセンブリはともに、同じ基本構成部材を
備えるので、ここでは、一方のアセンブリ121につい
てのみ詳述する。尚、第二アセンブリ122の同一部材
には同じ参照番号を付しである。
第一アセンブリ121は、第一可動部材121aと、第
二可動部材121bとから成り、第一可動部材121a
に形成された扇形の孔手段121Cと、第二可動部材1
21 bに揺動自在に取り付けられた脆い構造のピン手
段121dとは、双方の可動部材を相互に連結すると共
に、その横方向の移動量を限定する。即ち、ピン手段1
21dが孔手段121c内を円弧状に移動できなくなっ
た時に、双方の可動部材はその動きが規制される。
第一可動部材121aの孔壁と、ピン手段の左右両側間
の孔手段121c内には弾性の本体手段121eが挿置
され、この本体手段121eは、ピン手段121dが孔
手段121cに沿って円弧状に移動するにつれて、第二
可動部材121bがその下部に位置する枢軸121xを
中心として第一可動部材121aに対して揺動する時、
その抵抗力を弾性的に且つ、徐々に強める。そして、ピ
ン手段121dに加わる荷重の値が、実際の骨を割砕せ
しめる荷重値に達すると、同手段121dは壊れ、膝の
割砕状態が再現される。
一対の第一アセンブリ121と第二アセンブリ122は
、第一アセンブリの枢軸がオートバイ3の長芋方向に延
在し且つ、オートバイ上に位置する実験用ダミー1が側
方へ揺動できる様に、配設されている。
また、第二アセンブリ122の枢軸は垂直に延在するの
で、実験用ダミー1は、オートバイ3に対し、同軸から
上方へ捩れることができる。
靭帯拘束 を有する変位自在な擬似暖間原木発明に係る
実験用ダミーlには、第6図および第7図に示すように
、人体を忠実に再現した、変位自在な腰関節アセンブリ
20が斬新な方向で取り付けられている。
この擬似11!5Cflff20は、ベース20a(7
)  fla+構成するソケット手段20dと、大腿骨
上部20Cと、ボール手段20eとを含んで成り、ボー
ル手段20eは、大筒骨上部20cに支持され且つソケ
ット手段20dに脱着自在に渡合される。そして、この
嵌合により、ソケット手段20ciと大腿骨上部20c
とは、人間の腰と同じように、移動自在に連結される。
壊れやすい構造の締付リング20fは、選択的に割砕す
る保持手段を構成し、ボール手段20eをソケット手段
20dに取り付ける一方、擬似層間11i20に加わる
所定の分離力に応じて大腿骨20Cをソケット手段20
dから離脱させる。この分離力が加わると、締付リング
20fの両端部を保持している剪断ピン20gが壊れ、
その結果。
ボール手段20eがソケット手段20dから離脱する。
ボール手段20bとソケット手段20dに夫々支持され
た靭帯固定手段は、取付板である二つの帯20h、20
iを含んで成り、これらの帯は、各々その一部が、第6
図に示すように、ボール手段20bとソケット手段20
dの曲面に沿って延在する。
弾性ワイヤであるフィラメント20kを備え、二つの帯
を互いに引き寄せる収縮力を発生する細長い、弾性の@
帯擬似手段は、ボール手段とソケット手段に支持され、
且つ、両者間に延在する。
そして、これらのフィラメントが予め張力を与えてボー
ルをソケット内に押し込むことで、ボール手段がソケッ
ト手段20dに脱着自在に保持される。ワイヤ、又は、
フィラメント手段は、第6図および第7図に示すように
、取付プラヶッ)20h、20iに巻きつけられた連続
ストランド手段で4IIIIOI1.される、フィラメ
ントは、所望の保持力等に応じて、弾性材料、プラスチ
ック、金属、ガラス繊維、複合Im#!!で形成するこ
とができる。
第6図に示されている左#R第z9は、オートバイ事故
で起こりうる腰の変位状態を再現する一方、靭帯等によ
る、変位を防止する独特の拘束力を発生する。
このため、腰関節20は、第6図および第7図に示すよ
うに実験用ダミー1の調律下部に、板状のベース部材2
0aを備え、変位自在な、即ち、離脱可能なボール/ソ
ケットアセンブリと、リム擬似手段とが、ボール20e
と、大腿骨を連結する。
データ収集  の 護 第1図および第3図の装置は、実験用ダミーlのデータ
収集部を保護する装置である。
データ収集モジュール25は、凹凸の多い外部ハウジン
グ手段26によって実験用ダミー1の胸部10に取り付
けられ、データ収集装置を完全に収納し且つ保護する。
この場合、ハウジング26は実験用ダミー1の背骨側に
取り付けることもできる。
このデータ収集モジュール25は、第3図に示すように
、中央部に形成された凹部25cの左右両側に縦一列に
設けられたデータ記憶アセンブリ25a、25bを備え
る。
信号伝送端末アセンブリ27は、実験用ダミーlに取り
付けられた様々な検出器の入力ゲージから延伸する検出
器用のリード線28に接続された複数の信号処理盤27
aを有する。第3図に概略的に示すように、信号処理盤
27aの出力は、周知のビン型電気接続手段27bを使
ってデータ受取/記憶モジュール25b、25bの適当
な接続位置に接続することができる。
而して、信号伝送手段27の端末部27cが、凹部25
cから上方に押し込まれ、基盤27dがハウジング26
下端の基部に固定される。この状態で、信号伝送端末部
は、凹凸の多く、衝撃吸収機能をもつハウジング26に
より効果的に保護され、データ受取/記憶モジュール2
5a、25bは側方から受ける力を遮蔽する。
ハウジング/衝撃保護手段25は、胸手段1゜の内部に
完全に収納される縦置きの第一データ受取モジュール2
5と、同じく胸手段lOの内部に完全に収納され且つ、
ハウジング26に保護される縦Nきの第二データ受取モ
ジュールアセンブリ25bとから成る。
信号伝送手段27は、結束された上で、第一及び第二デ
ータ受取モジュールアセンブリ25a。
25b間の胸手段lO内部に配置される接続手段27a
を有し、一方、該第一及び第二データ受取モジュールア
センブリ25a、25bは、側方から受ける力が接続手
段27aに及ばないように同手段を保護、即ち、遮蔽す
る。
友亀亙蒸丘1刀 以上、実験用ダミー1の全体構造および各部の構造的特
徴を説明したが1本発明全体を理解するために1本発明
に係る実験用ダミーを使用してオートバイ事故模擬実験
を実施する方法を、以下に要約する。
実験用ダミーを使用してオートバイ事故の模擬実験を行
う前に、先ず、この実験用ダミー1が順手段7と1首手
段8と、胸手段lOを含む胴手段9と、腕手段12.1
3および足手段14.15のうち少なくとも何れか一方
の手段を有するリム手段11と、手手段16.17と、
リム手段11の少なくとも一部と、リム手段11の他の
部分または舅手段10のうち少なくとも何れか一方とを
接合する関節手段とから構成されていることを、ここで
確認しておく。
本発明に係るオートバイ事故模擬実験方法は、手手段1
7bの一部を構成するとともに、実験用ダミーlをオー
トバイのハンドル手段に着脱自在に連結するオートバイ
のハンドル握持手段を実験用ダミーに取り付ける段階と
、模擬事故中に実験用ダミーに加わる慣性力がハンドル
手段を握っているハンドル握持手段17aの握持力に勝
った際に、実験用ダミー1がオートバイのハンドル手段
から離脱するようにハンドル握持手段を配設する段階と
、リム手段11に加わる応力及び/又はリム手段11に
生じる歪を検出するとともに、その検出動作に応じて第
一データ信号手段を発生す第一検出手段23を実験用ダ
ミー1に装着する段階と、関節手段11に加わる応力及
び/又は関節手段11に生じる歪を検出すると共に、そ
の検出動作に応じて第二データ信号手段を発生す第二検
出手段24を実験用ダミー1に装着する段階と、第一検
出手段23および第二検出手段24のうち少なくとも何
れか一方の手段からデータ信号手段を受け珈り且つ、そ
のデータ信号手段を胸手段10の内部に記憶するデータ
受取/記憶手段25を実験用ダミーに配設する段階と、
データ受取手段25とハウジング26を胸手段の内部に
完全に収納して、模擬事故中に実験用ダミーに加わる力
からデータ受取手段25とハウジング26を遮蔽し且つ
保護する段階と、第一検出手段23から出力された第一
データ信号手段および第二検出手段24から出力された
第二データ信号手段のうち少なくとも何れか一方の信号
手段をデータ受取/記憶手段25に伝送し、実験用ダミ
ー1の内部に完全に収納され且つ、実験用ダミー1から
離れた位置に設けられた手段に物理的に接続され且つ、
外部へ延出する伝送手段の拘束を受けない信号伝送手段
27を取り付ける段階と、模擬事故中に実験用ダミーが
受ける慣性応力または外力に応じて割砕するとともに、
リムの割砕状態を視認する表示手段と1割砕したリム部
材の相対運動を許容して模擬事故中に割砕したリム部材
の自由な相対運動を再現する手段14a、14bとを具
備する壊れやすい構造の割砕擬似手段14a、14bを
実験用ダミー1のリム手段に取り付ける段階とから成る
尚、本発明の実施に際しては、変位自在な腰関節手段2
0と、脆性の膝関節手段21を使用するのが好ましい。
以上、本発明の好適実施例につき説明したが、本発明は
同実施例に限定されない、よって、特許請求の範囲に規
定する範囲内で、種々の変更が可能である。
[発明の効果] 本発明に係るオートバイ事故模擬実験用ダミーは、主に
、以下の効果を奏する。
1)実験用ダミーのリム手段は、壊れやすく構成されて
いるので、所定の外力が加わると実際の手足と同じよう
に割砕する。また表示手段により、その割砕状態を外か
ら確認できる。
2)信号伝送手段、信号処理盤等が全て実験用ダミーの
胸部内に完全に収納されるので、横方向から受ける外力
等から保護される。また、この構成は、アンビリカルコ
ード等を必要としないので、その拘束によって生じる測
定誤差を無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はオートバイ事故の模擬実験に使用する本発明の
実験用ダミーの略図、但し1通常はつけている擬似皮が
取り外されている、第2図は実験用のオートバイに乗せ
られた第1図の実験用ダミーの略図、この図では、擬似
皮が装着され、服が着せられた状態にある、第3図は第
1図に示されている実験用ダミーの胸部に完全に収納さ
れた本発明のデータ受取/ハウジングモジュールの分解
図で、信号伝送端末機器は同ハウジングから取り出され
た状態にある。第4図は第1図に示されている実験用ダ
ミーの部分図で、左の義足には擬似皮がかぶせられ、一
方、右の義足は実験結果の評価を行うために取り外され
ている。第5図は本発明に基いて作製された壊れやすい
構造の擬似脛骨の側面図、第6図は本発明に係る変位自
在な擬似腰関節の斜視図、第7図は第6図の擬似脛骨の
断面図、第8図は第1図の実験用ダミーに組み込まれた
擬似I¥I!関箇の正面図、第9図は第8図のA−A線
断面図、第10図は第8図に示されているアセンブリの
側面図、第11図は、第10図のB−B線断面図。 l・・・実験用ダミー、7・・・頭手段、8・・・着手
段9・・・洞手段、10・・・胸手段、11・・・リム
手段12.13・・・腕手段、14.15・・・足手段
16.17・・・手手段、17a・・・ハンドル握持手
段23・・・第一検出手段、24・・・第二検出手段2
5・・・データ受取/記憶手段、26・・・ハウジング
27・・・信号伝送手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)オートバイ事故模擬実験用ダミーであって、 胴手段と、 腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と、 前記手手段の一部を構成し、前記実験用ダミーをオート
    バイのハンドル手段に着脱自在に連結する一方、模擬実
    験中に前記実験用ダミーに作用する慣性力が前記ハンド
    ル手段を握る握持力に打勝った時、同実験用ダミーを前
    記ハンドル手段から離脱させるオートバイのハンドル握
    持手段と、 前記リム手段に生じる模擬事故状態を検出し且つ、その
    検出に応じてデータ信号手段を発生する検出手段と、 該検出手段から前記データ信号手段を受け取り且つ、そ
    のデータを前記胴手段内に記憶するデータ受取/記憶手
    段と、 該データ受取/記憶手段を前記胴手段の内部に全て収納
    して、模擬実験中に前記実験用ダミーに加わる力から前
    記データ受取/記憶手段を遮蔽するハウジング/衝撃保
    護手段と、前記検出手段が発生させた前記データ信号手
    段を前記データ受取/記憶手段に伝送すると共に、前記
    実験用ダミーの内部に完全に収納され、実験用ダミーか
    ら離れた位置に設けられた手段に物理的に連結され、且
    つ実験用ダミーから外部へ延出する伝送手段には拘束さ
    れない、信号伝送手段とを備え、 前記リム手段は、模擬実験中に前記実験用ダミーに加わ
    る慣性応力または外力に応じて割砕する脆い構造の割砕
    模擬手段を有し、該割砕模擬手段は、 前記リム手段の割砕状態を視認させる表示手段と、 割砕した該リム手段の構成部材どうしの相対的な動きを
    許容して模擬実験中に割砕した該構成部材の相対的な自
    由な動きを模擬的に再現する手段とから成るオートバイ
    事故模擬実験用ダミー。 (2)前記リム手段は、前記腕手段または前記足手段の
    少なくとも一部に、 該一部の長手方向に延在するとともに、同方向に所定の
    強度を付与する第一ラミネート手段と、 前記長手方向に対し略螺旋状に延在するとともに、該螺
    旋状の方向に所定の強度を付与する第二ラミネート手段
    とを備え、 前記長手方向に延在する第一ラミネート手段と、前記螺
    旋状に延在する第二ラミネート手段が、前記リム手段を
    異る方向から強化して、多方向強度特性を付与する請求
    項1記載のオートバイ事故模擬実験用ダミー。 (3)前記接合手段は、膝関節手段を模擬的に再現する
    と共に、 第一可動部材と、第二可動部材と、該第一可動部材と該
    第二可動部材を相互に連結し且つ、一方が他方の内部を
    移動することによって前記第一可動部材と前記第二可動
    部材間の動きを規制する孔手段およびピン手段と、を各
    々有する第一アセンブリおよび第二アセンブリと、 前記第一可動部材および前記第二可動部材の何れか一方
    の可動部材と前記ピン手段との間の前記孔手段内に挿設
    され、該ピン手段が該孔手段内を移動するにしたがって
    、前記一方の可動部材に対して他方の可動部材が相対的
    に移動する時の前記他方の可動部材の移動抵抗を弾性的
    に且つ徐々に強める弾性手段とを備え、 前記一対のアセンブリの内、一方のアセンブリはオート
    バイの長手方向に延在する枢軸を有すると共に、前記実
    験用ダミーのオートバイ上での横方向の揺動を許容し、
    他方のアセンブリは鉛直方向に延在する枢軸を有すると
    共に、前記実験用ダミーのオートバイ上での上方への捩
    れ運動を許容する請求項1記載のオートバイ事故模擬実
    験用ダミー。 (4)前記接合手段は擬似腰関節を含んで成り、該擬似
    腰関節は、 ソケット手段と、 大腿骨手段と、 前記ソケット手段に着脱自在に嵌合され、 同ソケット手段と前記大腿骨手段とを移動自在に連結す
    るボール手段と、 前記ボール手段を前記ソケット手段に取り付けると共に
    、擬似腰関節に加わる所定の分離力に応じて前記大腿骨
    手段を前記ソケットから離脱させる、選択的に裂壊する
    保持手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された靭
    帯固定手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された前
    記靭帯固定手段間に収縮力を与えて前記ボール手段を前
    記ソケット手段に脱着自在に保持する、細長い、弾性の
    靭帯擬似手段とから成る請求項1記載のオートバイ事故
    模擬実験用ダ(5)オートバイ事故模擬実験用ダミーで
    あって、 頭手段と、 首手段と、 胸手段を有する胴手段と、 腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と前記手手段の一部を構成し、前記実験
    用ダミーをオートバイのハンドル手段に着脱自在に連結
    する一方、模擬実験中に前記実験用ダミーに作用する慣
    性力が前記ハンドル手段を握る握持力に打勝った時、同
    実験用ダミーを前記ハンドル手段から離脱させるオート
    バイのハンドル握持手段と、 前記リム手段に加わる応力及び/又は前記リム手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第一データ信号手段を発生する第一検出手段と、 前記関節手段に加わる応力及び/又は前記関節手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第二データ信号手段を発生する第二検出手段と、 前記第一検出手段および前記第二検出手段のうち少なく
    とも一方の検出手段から前記データ信号手段を受け取り
    且つ、そのデータを前記胸手段内に記憶するデータ受取
    /記憶手段と、 該データ受取/記憶手段を前記胸手段の内部に全て収納
    して、模擬実験中に前記実験用ダミーに加わる力から前
    記データ受取/記憶手段を遮蔽するハウジング/衝撃保
    護手段と、前記第一検出手段および前記第二検出手段が
    発生する第一データ信号手段および第二データ信号手段
    のうち少なくとも何れか一方のデータ信号手段を前記デ
    ータ受取/記憶手段に伝送すると共に、前記実験用ダミ
    ーの内部に完全に収納され、実験用ダミーから離れた位
    置に設けられた手段に物理的に連結され、且つ実験用ダ
    ミーから外部へ延出する伝送手段には拘束されない、信
    号伝送手段とを備え、 前記リム手段は、模擬実験中に前記実験用ダミーに加わ
    る慣性応力または外力に応じて割砕する脆い構造の割砕
    模擬手段を有し、該割砕模擬手段は、 前記リム手段の割砕状態を視認させる表示手段と、 割砕した該リム手段の構成部材どうしの相対的な動きを
    許容して模擬実験中に割砕した該構成部材の相対的な自
    由な動きを模擬的に再現する手段と、から成るオートバ
    イ事故模擬実験用ダミー。 (6)前記リム手段は、前記腕手段または前記足手段の
    少なくとも一部に、 該一部の長手方向に延在するとともに、同方向に所定の
    強度を付与する第一ラミネート手段と、 前記長手方向に対し略螺旋状に延在するとともに、該螺
    旋状の方向に所定の強度を付与する第二ラミネート手段
    とを備え、 前記長手方向に延在する第一ラミネート手段と、前記螺
    旋状に延在する第二ラミネート手段は、前記リム手段を
    異る方向から強化して、多方向強度特性を付与し、 前記接合手段は、膝関節手段を模擬的に再現すると共に
    、 第一可動部材と、第二可動部材と、該第一可動部材と該
    第二可動部材を裂壊自在に相互に連結し且つ、裂壊する
    までは一方が他方の内部を移動することによって前記第
    一可動部材と前記第二可動部材間の動きを規制する孔手
    段およびピン手段と、を各々有する第一アセンブリおよ
    び第二アセンブリと、 前記第一可動部材および前記第二可動部材の何れか一方
    の可動部材と前記ピン手段との間の前記孔手段内に挿設
    され、該ピン手段が該孔手段内を移動するにしたがって
    、前記一方の可動部材に対して他方の可動部材が相対的
    に移動する時の前記他方の可動部材の移動抵抗を弾性的
    に且つ徐々に強める弾性手段とを備え、 前記一対のアセンブリの内、一方のアセンブリはオート
    バイの長手方向に延在する枢軸を有すると共に、前記実
    験用ダミーのオートバイ上での横方向の揺動を許容し、
    他方のアセンブリは鉛直方向に延在する枢軸を有すると
    共に、前記実験用ダミーのオートバイ上での上方への捩
    れ運動を許容し、 前記接合手段は擬似腰関節を含んで成り、該擬似腰関節
    は、 ソケット手段と、 大腿骨手段と、 前記ソケット手段に着脱自在に嵌合され、 同ソケット手段と前記大筒骨手段とを移動自在に連結す
    るボール手段と、 前記ボール手段を前記ソケット手段に取り付けると共に
    、擬似腰関節に加わる所定の分離力に応じて前記大筒骨
    手段を前記ソケットから離脱させる、選択的に裂壊する
    保持手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された靭
    帯固定手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された前
    記靭帯固定手段間に収縮力を与えて前記ボール手段を前
    記ソケット手段に脱着自在に保持する、細長い、弾性の
    靭帯擬似手段とから成る請求項5記載のオートバイ事故
    模擬実験用ダミー。 (7)オートバイ事故模擬実験用ダミーであって、 頭手段と、 首手段と、 胸手段を有する胴手段と、 腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と、 前記手手段の一部を構成し、前記実験用ダミーをオート
    バイのハンドル手段に着脱自在に連結する一方、模擬実
    験中に前記実験用ダミーに作用する慣性力が前記ハンド
    ル手段を握る握持力に打勝った時、同実験用ダミーを前
    記ハンドル手段から離脱させるオートバイのハンドル握
    持手段と、 前記リム手段に加わる応力及び/又は前記リム手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第一データ信号手段を発生する第一検出手段と、 前記関節手段に加わる応力及び/又は前記関節手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第二データ信号手段を発生する第二検出手段と、 前記第一検出手段および前記第二検出手段のうち少なく
    とも一方の検出手段から前記データ信号手段を受け取り
    且つ、そのデータを前記胸手段内に記憶するデータ受取
    /記憶手段と、 該データ受取/記憶手段を前記¥胸¥手段の内部に全て
    収納して、模擬実験中に前記実験用ダミーに加わる力か
    ら前記データ受取/記憶手段を遮蔽するハウジング/衝
    撃保護手段と、とから成り、 前記第一検出手段および前記第二検出手段が発生する第
    一データ信号手段および第二データ信号手段のうち少な
    くとも何れか一方のデータ信号手段を前記データ受取/
    記憶手段に伝送するとともに、前記実験用ダミーの内部
    に完全に収納され、実験用ダミーから離れた位置に設け
    られた手段に物理的に連結され、且つ実験用ダミーから
    外部へ延出する伝送手段に¥は¥拘束されない、信号伝
    送手段を備えたオートバイ事故模擬実験用ダミー。 (8)前記ハウジング/衝撃保□手段は、前記胸手段内
    に完全に収納され、且つ略直立した第一データ受取モジ
    ュールと、前記胸手段内に完全に収納され、且つ略直立
    した第二データ受取モジュールとを備え、 前記信号伝送手段は、一束に束ねられ且つ前記胸手段内
    に収納された前記第一及び第二データ受取モジュールの
    間に位置する結合手段を有し、前記直立した第一及び第
    二データ受取モジュールは両者間に収納された前記信号
    伝送手段を横方向の衝撃から保護する、請求項7記載の
    オートバイ事故模擬実験用ダミー。 (9)オートバイ事故模擬実験用ダミーであって、 頭手段と、 首手段と、 胸手段を有する胴手段と、 腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と前記手手段の一部を構成し、前記実験
    用ダミーをオートバイのハンドル手段に着脱自在に連結
    する一方、模擬実験中に前記実験用ダミーに作用する慣
    性力が前記ハンドル手段を握る握持力に打勝った時、同
    実験用ダミーを前記ハンドル手段から離脱させるオート
    バイのハンドル握持手段と、 前記リム手段に加わる応力及び/又は前記リム手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第一データ信号手段を発生する第一検出手段と、 前記関節手段に加わる応力及び/又は前記関節手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第二データ信号手段を発生する第二検出手段と、 前記リム手段は、模擬実験中に前記実験用ダミーに加わ
    る慣性応力または外力に応じて割砕する脆い構造の割砕
    模擬手段を有し、該割砕模擬手段は、 前記リム手段の割砕状態を視認させる表示手段と、 割砕した該リム手段の構成部材どうしの相対的な動きを
    許容して模擬実験中に割砕した該構成部材の相対的な自
    由な動きを模擬的に再現する手段と、から成るオートバ
    イ事故模擬実験用ダミー。 (10)前記リム手段は、前記腕手段または前記足手段
    の少なくとも一部に、 該一部の長手方向に延在するとともに、同方向に所定の
    強度を付与する第一ラミネート手段と、 前記長手方向に対し略螺旋状に延在するとともに、該螺
    旋状の方向に所定の強度を付与する第二ラミネート手段
    とを備え、 前記長手方向に延在する第一ラミネート手段と、前記螺
    旋状に延在する第二ラミネート手段は、前記リム手段を
    異る方向から強化して、多方向強度特性を付与する請求
    項9記載のオートバイ事故模擬実験用ダミー。 (11)実験用ダミーによってオートバイ事故を模擬実
    験する方法であって、前記実験用ダミーは、胴手段と、
    腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と、を有しており、 前記実験用ダミーに、 前記手手段の一部を構成し、前記実験用ダミーをオート
    バイのハンドル手段に着脱自在に連結する一方、模擬実
    験中に前記実験用ダミーに作用する慣性力が前記ハンド
    ル手段を握る握持力に打勝った時、同実験用ダミーを前
    記ハンドル手段から離脱させるオートバイのハンドル握
    持手段と、 前記リム手段に生じる模擬事故状態を検出し且つ、その
    検出に応じてデータ信号手段を発生する検出手段と、 該検出手段から前記データ信号手段を受け取り且つ、そ
    のデータを前記胴手段内に記憶するデータ受取/記憶手
    段と、を設け、 該データ受取/記憶手段を前記胴手段の内部に全て収納
    して衝撃から保護し、模擬実験中に前記実験用ダミーに
    加わる力から前記胴手段に収納された前記データ受取/
    記憶手段を遮蔽し、前記検出手段が発生させた前記デー
    タ信号手段を前記データ受取/記憶手段に伝送するとと
    もに、前記実験用ダミーの内部に完全に収納されて、実
    験用ダミーから離れた位置に設けられた手段に物理的に
    連結され、且つ実験用ダミーから外部へ延出する伝送手
    段に¥は¥拘束されない、信号伝送手段と、を設け、 前記実験用ダミーの前記リム手段に、模擬実験中に前記
    実験用ダミーに加わる慣性応力または外力に応じて割砕
    する脆い構造の割砕模擬手段を設け、該割砕模擬手段は
    、 前記リム手段の割砕状態を視認させる表示手段と、 割砕した前記リム手段の構成部材どうしの相対的な動き
    を許容して、模擬実験中に割砕した該構成部材の相対的
    な自由な動きを模擬的に再現する手段とから成るオート
    バイ事故模擬実験方法。 (12)前記リム手段の前記腕手段または前記足手段の
    少なくとも一部に、 該一部の長手方向に延在するとともに、同方向に所定の
    強度を付与する第一ラミネート手段と、 前記長手方向に対し略螺旋状に延在するとともに、該螺
    旋状の方向に所定の強度を付与する第二ラミネート手段
    とを設け、 前記長手方向に延在する第一ラミネート手段と、前記螺
    旋状に延在する第二ラミネート手段が、前記リム手段を
    異る方向から強化して、多方向強度特性を付与する、請
    求項11記載のオートバイ事故模擬実験方法。 (13)前記接合手段に、 第一可動部材と、第二可動部材と、該第一可動部材と該
    第二可動部材を相互に連結し且つ、一方が他方の内部を
    移動することによって前記第一可動部材と前記第二可動
    部材間の動きを規制する孔手段およびピン手段と、を各
    々有する第一アセンブリおよび第二アセンブリと、を有
    する擬似膝関節手段を設けると共に、 前記第一可動部材および前記第二可動部材の何れか一方
    の可動部材と前記ピン手段との間の前記孔手段内に挿設
    され、該ピン手段が該孔手段内を移動するにしたがって
    、前記一方の可動部材に対して他方の可動部材が相対的
    に移動する時の他方の可動部材の移動抵抗を弾性的に且
    つ徐々に強める弾性手段を設け、 前記一対のアセンブリの内、一方のアセンブリはオート
    バイの長手方向に延在する枢軸を有すると共に、前記実
    験用ダミーのオートバイ上での横方向の揺動を許容し、
    他方のアセンブリは鉛直方向に延在する枢軸を有すると
    共に、前記実験用ダミーのオートバイ上での上方への捩
    れ運動を許容する請求項11記載のオートバイ事故模擬
    実験方法。 (14)前記接合手段は擬似腰関節を有し、該擬似腰関
    節に、 ソケット手段と、 大腿骨手段と、 前記ソケット手段に着脱自在に嵌合され、 同ソケット手段と前記大筒骨手段とを移動自在に連結す
    るボール手段と、 前記ボール手段を前記ソケット手段に取り付けると共に
    、擬似腰関節に加わる所定の分離力に応じて前記大腿骨
    手段を前記ソケットから離脱させる、選択的に裂壊する
    保持手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された靭
    帯固定手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された前
    記靭帯固定手段間に収縮力を与えて、前記ボール手段を
    前記ソケット手段に脱着自在に保持する、細長い、弾性
    の靭帯擬似手段とを設けた請求項11記載のオートバイ
    事故模擬実験方法。 (15)実験用ダミーによってオートバイ事故を模擬実
    験する方法であって、前記実験用ダミーは、頭手段と、 首手段と、 胴手段と、 腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と、を有しており、 前記実験用ダミーに、 前記手手段の一部を構成し、前記実験用ダミーをオート
    バイのハンドル手段に着脱自在に連結する一方、模擬実
    験中に前記実験用ダミーに作用する慣性力が前記ハンド
    ル手段を握る握持力に打勝った時、同実験用ダミーを前
    記ハンドル手段から離脱させるオートバイのハンドル握
    持手段と、 前記リム手段に加わる応力及び/又は前記リム手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第一データ信号手段を発生する第一検出手段と、 前記関節手段に加わる応力及び/又は前記関節手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第二データ信号手段を発生する第二検出手段と、 前記第一検出手段および前記第二検出手段のうち少なく
    とも一方の検出手段から前記データ信号手段を受け取り
    且つ、そのデータを前記胸手段内に記憶するデータ受取
    /記憶手段と、を設け、 該データ受取/記憶手段を前記¥胸¥手段の内部に全て
    収納し衝撃から保護し、模擬実験中に前記実験用ダミー
    に加わる力から前記胸手段に収納された前記データ受取
    /記憶手段を遮蔽し、前記第一検出手段および前記第二
    検出手段が発生する第一データ信号手段および第二デー
    タ信号手段のうち少なくとも何れか一方のデータ信号手
    段を前記データ受取/記憶手段に伝送するとともに、前
    記実験用ダミーの内部に完全に収納され、同実験用ダミ
    ーから離れた位置に設けられた手段に物理的に連結され
    、且つ実験用ダミーから外部へ延出する伝送手段には拘
    束されない、信号伝送手段を設け、 前記実験用ダミーの前記リム手段に、模擬実験中に前記
    実験用ダミーに加わる慣性応力または外力に応じて割砕
    する脆い構造の割砕模擬手段を設け、該割砕模擬手段は
    、 前記リム手段の割砕状態を視認させる表示手段と、 割砕した前記リム手段の構成部材どうしの相対的な動き
    を許容して、模擬実験中に割砕した該構成部材の相対的
    な自由な動きを模擬的に再現する手段と、から成るオー
    トバイ事故模擬実験方法。 (16)前記リム手段の前記腕手段または前記足手段の
    少なくとも一部に、 該一部の長手方向に延在するとともに、同方向に所定の
    強度を付与する第一ラミネート手段と、 前記長手方向に対し略螺旋状に延在するとともに、該螺
    旋状の方向に所定の強度を付与する第二ラミネート手段
    とを設け、 前記長手方向に延在する第一ラミネート手段と、前記螺
    旋状に延在する第二ラミネート手段は、前記リム手段を
    異る方向から強化して、多方向強度特性を付与し、 前記接合手段は、膝関節手段を模擬的に再現すると共に
    、 第一可動部材と、第二可動部材と、該第一可動部材と該
    第二可動部材を脆弱に相互に連結し且つ、裂壊するまで
    は一方が他方の内部を移動することによって前記第一可
    動部材と前記第二可動部材間の動きを規制する裂壊自在
    な孔手段およびピン手段と、を各々有する第一アセンブ
    リおよび第二アセンブリと、 前記第一可動部材および前記第二可動部材の何れか一方
    の可動部材と前記ピン手段との間の前記孔手段内に挿設
    され、該ピン手段が該孔手段内を移動するにしたがって
    、前記一方の可動部材に対して他方の可動部材が相対的
    に移動する時の前記他方の可動部材の移動抵抗を弾性的
    に且つ徐々に強める弾性手段とを備え、 前記一対のアセンブリの内、一方のアセンブリはオート
    バイの長手方向に延在する枢軸を有すると共に、前記実
    験用ダミーのオートバイ上での横方向の揺動を許容し、
    他方のアセンブリは鉛直方向に延在する枢軸を有すると
    共に、前記実験用ダミーのオートバイ上での上方への捩
    れ運動を許容し、 前記接合手段は擬似腰関節を有し、該擬似腰関節に、 ソケット手段と、 大腿骨手段と、 前記ソケット手段に着脱自在に嵌合され、 同ソケット手段と前記大腿骨手段とを移動自在に連結す
    るボール手段と、 前記ボール手段を前記ソケット手段に取り付けると共に
    、擬似腰関節に加わる所定の分離力に応じて前記大筒骨
    手段を前記ソケットから離脱させる、選択的に裂壊する
    保持手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された靭
    帯固定手段と、 前記ボール手段と前記ソケット手段に各々支持された前
    記靭帯固定手段間に収縮力を与えて、前記ボール手段を
    前記ソケット手段に脱着自在に保持する、細長い、弾性
    の靭帯擬似手段とを設けた請求項15記載のオートバイ
    事故模擬実験方法。 (17)実験用ダミーによってオートバイ事故を模擬す
    る方法であって、前記実験用ダミーは、頭手段と、 首手段と、 胴手段と、 腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と、を有しており、 前記実験用ダミーに、 前記手手段の一部を構成し、前記実験用ダミーをオート
    バイのハンドル手段に着脱自在に連結する一方、模擬実
    験中に前記実験用ダミーに作用する慣性力が前記ハンド
    ル手段を握る握持力に¥打¥勝った時、同実験用ダミー
    を前記ハンドル手段から離脱させるオートバイのハンド
    ル握持手段と、 前記リム手段に加わる応力及び/又は前記リム手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第一データ信号手段を発生する第一検出手段と、 前記関節手段に加わる応力及び/又は前記関節手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第二データ信号手段を発生する第二検出手段と、 前記第一検出手段および前記第二検出手段のうち少なく
    とも一方の検出手段から前記データ信号手段を受け取り
    且つ、そのデータを前記胸手段内に記憶するデータ受取
    /記憶手段と、を設け、 該データ受取/記憶手段を前記胸手段の内部に全て収納
    し衝撃から保護し、模擬実験中に前記実験用ダミーに加
    わる力から前記胸手段に収納された前記データ受取/記
    憶手段を遮蔽し、前記第一検出手段および前記第二検出
    手段が発生する第一データ信号手段および第二データ信
    号手段のうち少なくとも何れか一方のデータ信号手段を
    前記データ受取/記憶手段に伝送するとともに、前記実
    験用ダミーの内部に完全に収納され、同実験用ダミーか
    ら離れた位置に設けられた手段に物理的に連結され、且
    つ実験用ダミーから外部へ延出する伝送手段には拘束さ
    れない、信号伝送手段を設けた、オートバイ事故模擬実
    験方法。 (18)前記ハウジング/衝撃保護手段に、前記胸手段
    内に完全に収納され、且つ略直立した第一データ受取モ
    ジュールと、前記胸手段内に完全に収納され、且つ略直
    立した第二データ受取モジュールとを設け、 前記信号伝送手段の端部を結合手段を含めて一束に束ね
    、該束ねられた端部を前記胸手段内の前記第一及び第二
    データ受取モジュールの間に位置せしめ、 前記直立した第一及び第二データ受取モジュールによっ
    て両者間に収納された前記信号伝送手段を横方向の衝撃
    から保護する、請求項17記載のオートバイ事故模擬実
    験方法。 (19)実験用ダミーによってオートバイ事故を模擬実
    験する方法であって、前記実験用ダミーは、頭手段と、 首手段と、 胴手段と、 腕手段および足手段のうち少なくとも何れか一方の手段
    を有するリム手段と、 手手段と、 前記リム手段の少なくとも一部と、同リム手段の他の部
    分または前記胴手段のうち少なくとも何れか一方とを接
    合する関節手段と、を有しており、 前記実験用ダミーに、 前記手手段の一部を構成し、前記実験用ダミーをオート
    バイのハンドル手段に着脱自在に連結する一方、模擬実
    験中に前記実験用ダミーに作用する慣性力が前記ハンド
    ル手段を握る握持力に打勝った時、同実験用ダミーを前
    記ハンドル手段から離脱させるオートバイのハンドル握
    持手段と、 前記リム手段に加わる応力及び/又は前記リム手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第一データ信号手段を発生する第一検出手段と、 前記関節手段に加わる応力及び/又は前記関節手段に生
    じる歪の内少なくとも一方を検出し且つ、その検出に応
    じて第二データ信号手段を発生する第二検出手段と、 前記実験用ダミーの前記リム手段に、模擬実験中に前記
    実験用ダミーに加わる慣性応力または外力に応じて割砕
    する脆い構造の割砕模擬手段を設け、該割砕検擬手段は
    、 前記リム手段の割砕状態を視認させる表示手段と、 割砕した前記リム手段の構成部材どうしの相対的な動き
    を許容して、模擬実験中に割砕した該構成部材の相対的
    な自由な動きを模擬的に再現する手段と、から成るオー
    トバイ事故模擬実験方法。 (20)前記腕手段または前記足手段の少なくとも一部
    に、 該一部の長手方向に延在するとともに、同方向に所定の
    強度を付与する第一ラミネート手段と、 前記長手方向に対し略螺旋状に延在するとともに、該螺
    旋状の方向に所定の強度を付与する第二ラミネート手段
    とを設け、 前記長手方向に延在する第一ラミネート手段と、前記螺
    旋状に延在する第二ラミネート手段が、前記リム手段を
    異る方向から強化して、多方向強度特性を付与する請求
    項19記載のオートバイ事故模擬実験方法。
JP2106297A 1989-04-21 1990-04-20 オートバイ事故模擬実験方法およびその方法に使用する模擬実験用ダミー Pending JPH0312190A (ja)

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