JPH03121835A - 凹凸表面を有する発泡シートの製造方法 - Google Patents

凹凸表面を有する発泡シートの製造方法

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JPH03121835A
JPH03121835A JP26066389A JP26066389A JPH03121835A JP H03121835 A JPH03121835 A JP H03121835A JP 26066389 A JP26066389 A JP 26066389A JP 26066389 A JP26066389 A JP 26066389A JP H03121835 A JPH03121835 A JP H03121835A
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梅田 義行
Tomihiko Nishino
西野 富彦
Shigenori Nishibatake
重徳 西畠
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は発泡シートの製造方法、さらに詳しくは、床材
、壁材、家具材等に好適に用いられる凹凸表面を有する
発泡シートの製造方法に関する。
従来の技術および課題 近年、表面に凹凸模様を有する各種シート類が床材、壁
材または家具材等に広範に用いられている。これらのシ
ート類の製造方法の代表的なものとして、模様ベルトま
たは模様ロール上に樹脂組1− 酸物を流延して型付するか、フィルムに彫刻ロールを用
いて型押するか、あるいはシートをシボロール間に通し
たり、シボ板間で圧縮型押する等により基材シートの表
面に凹凸の模様付けを行う方法が知られている。しかし
、これらの方法では、模様付けのために、模様ベルト、
模様ロール、彫刻ロール等の特定の装置・器具を要し、
また、各種の模様を希望する場合、その都度、所望の模
様に応じた模様ベルトを調製する必要があり、操作が煩
雑であり、経済的にも不利な問題がある。
このような問題を解決するため、発泡性塗料を用いて凹
凸模様を作る方法か提案されている。例えば、特開昭4
8−56266号には、プラスチックシートに発泡抑制
剤を含んだインキで逆印刷を施し、この印刷面に膨張剤
を含んだプラスチゾルをコートし、ついで、接着剤を含
浸した基布をプラスチゾルコート層に圧着した後、該プ
ラスチゾルを発泡させて凹凸模様を作る方法が開示され
ている。また、特開昭50−154371号には、浸透
性の基材シート上に樹脂組成物で所望の模様をプリンl
−L、その上に発泡剤を含有する塗料組成物を塗布して
該塗料組成物中の浸透性成分を基材ンートに浸透させ、
ついで、加熱発泡させて凹凸模様を形成させる方法が開
示されている。
しかしながら、これらの方法では、発泡が画一的に行わ
れるので、要求に応じて発泡シートの表面の凹凸の程度
を容易に変化させることができず、単調な凹凸模様しか
得られないという問題がある。
本発明者らは、このような発泡性塗料を用いて凹凸模様
を作る方法における問題を解消し、より複雑な凹凸模様
を得る方法を見いだすべく、鋭意検討、本発明を完成す
るに至った。
課題を解決するための手段 本発明は、非浸透性の基材シート上に吸油性の塗料を用
いてプリント層を設け、その上に油状成分を含有する発
泡ペーストゾルを塗布して該発泡ペーストゾル中の油状
成分を部分的に該プリンI・届に吸収させ、ついで、加
熱発泡させることを特徴とする凹凸表面を有する発泡シ
ートの製造方法を提供するものである。本発明の製造方
法によれ層2を設け、その」二に発泡ペーストゾル3を
塗布して該発泡ペーストゾル中の油状成分を部分的に該
プリント層2に吸収させた後、加熱発泡させることによ
り容易に得ることができる。
本発明で用いる非浸透性の基材シートとしては、発泡ペ
ーストゾル中の油状成分が浸透しにくいものであれば特
に限定するものではなく、例えば、塩化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−アクリル共重
合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、ウレタン、アクリ
ル等の合成樹脂シート等が挙げられる。所望により、該
基材シートに模様を施してもよい。
吸油性の塗料としては、シリカ微粉末、表面処理を施し
た吸油性炭酸カルシウム、スチレン−ブタジェンゴム(
SBR)粉末、石油樹脂等の吸油性の高い粉末を油性あ
るいは水性塗料中に適量配合したもの等が挙げられる。
塗料自体の吸油性は吸油性物質の種類、配合する量によ
り変化させることができる。
プリント層は該塗料を用い、基材シート上に所ば、発泡
ペーストゾル中の可塑剤や液状安定剤のような油状成分
を基材シー1− J二の吸油性の塗料のプリント層に部
分的にに吸収さぜることにより、該ペーストゾルの発泡
が部分的に抑制され、プリント層の模様に応した凹凸表
面か形成される。この際、プリント層の処方、種類やプ
リント量を適宜変化させて、吸油性を変化させれば、発
泡の抑制度合か複雑に変化し、従来の凹凸表面を有する
発泡シートでは見られない、複雑な凹凸模様を得ること
ができる。
以下、添付の図面を用いて本発明を説明する。
図面中、第1図は発泡処理前の本発明の発泡ソートの一
具体例の概略断面図である。
第2図は発泡処理後の第1図に示す発泡シートの概略断
面図である。
第3図は第2図に示す発泡ンートの概略平面図である。
第1図〜第3図に示すように、本発明の製造方法によれ
ば、凹凸表面を有する発泡シート4は、吸油性の塗料を
用いて基材シート1上にプリント望の模様状に設けるこ
とができ、その方法自体は特に限定するものではな(、
常法により行うことができる。また、前記のごとく、該
塗料の種類および/またはプリント層の厚さを変化させ
ることにより、所望の複雑な凹凸表面を有する発泡シー
トを得ることができる。所望により、さらに、エンボス
加工等を施してもよい。
発泡ペーストゾルとしては、常法に従い、所定量の熱可
塑性樹脂、発泡剤、充填側、着色剤、希釈溶剤ならびに
油状成分として、可塑剤、液状安定剤等を配合してなる
ペースト状の樹脂組成物が挙げられる。熱可塑性樹脂の
例としては、塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合樹脂が挙げられ、特に、塩化ビニル樹脂が一般的であ
る。発泡剤の例としては、アゾジカルボンアミド(AD
CA)系発泡剤、PIP”−オキシビス(ベンゼンスル
ホニルヒドラジド)(○BSH)系発泡剤等が挙げられ
る。また、可塑剤の例としては、ジ2−エチルへキシル
フタレート(DOP)、ジイソノニルフタレート(DI
NP)、プチルベンジルックレート (BBP)、ジオ
クチルアジペート(1) OA)等の可塑剤あるいはト
リクレジルフォスフェート(TCP)、トリクロロエチ
ルフォスフェ−1−(C1,、i)) 、l−リオクチ
ルフォスフェート(TOP)等の難燃可塑剤、安定剤の
例としては、Zn、Ca、Mg、に等の金属複合体より
成る液状安定剤等が挙げられる。
かくして、吸油性の塗料を用いて基材シート上にプリン
ト層を設け、さらに発泡ペーストゾルを塗布したシート
は、これを常温またはやや加温下に保持して発泡ペース
トツル中の可塑剤、液状安定剤等の油状成分をプリント
層中に吸収させる。
この保持時間は、該油状成分の吸油性の程度およびプリ
ント層の吸油性によっても異なるが、通常0.1〜20
分程度である。また、この場合、すべての油状成分をプ
リント層中に吸収させる必要はなく、少なくともその1
部を吸収させればよい。
ついで、シートを約180〜220°C程度に加熱して
発泡させることにより所望の凹凸表面を有する発泡シー
トが得られる。
DOP                  60安定
剤(Z n −Ca系)       2アゾジカルボ
ンアミド(発泡剤)   5炭酸カルシウム(充填剤)
     50酸化チタン(着色剤)20 一里 以上記載したごとく、本発明によれば、床材、壁材、家
具材等に好適に用いられる、従来見られなかった複雑な
凹凸表面を有する発泡シートが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は発泡処理前の本発明の発泡シートの一具体例の
概略断面図、第2図は発泡処理後の第1図に示す発泡シ
ートの概略断面図、第3図は第2図に示す発泡シートの
概略平面図である。 図面中の符号はつぎのちのを意味する。 1 ・基材シート、2・・プリント層、3 ・発泡ペー
ストゾル、4・・・発泡シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非浸透性の基材シート上に吸油性の塗料を用いて
    プリント層を設け、その上に油状成分を含有する発泡ペ
    ーストゾルを塗布して該発泡ペーストゾル中の油状成分
    を部分的に該プリント層に吸収させ、ついで、加熱発泡
    させることを特徴とする凹凸表面を有する発泡シートの
    製造方法。
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