JPH0312128A - 心電図解析装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、心電図解析装置に関し、特に疑似心電図信号
発生器を有する心電図解析装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、心電図解析装置は、動作のチエツクを行うのに装
置とは別に電池式やＡＣ電源式の疑似心電図信号発生器
を用意することが必要であった。

また、この装置に、信号発生器を内蔵しているものもあ
るが、正弦波や三角波などの心電図信号とは全く異なる
信号が多かった。また、内蔵している信号発生器の信号
が、疑似的な心電図信号であってもその信号の入力する
部分は、入力ケーブルを介するか、装置の内部の心電入
力アンプの前段で行うかのいずれか一方が採用されてい
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の心電図解析装置は、動作チエツクのため
に外部に疑似心電図発生器を用意しなければならないの
で、この信号発生器がないところでは動作のチエツクが
行えなかった。

また、正弦波や三角波などの心電図信号とは異なった信
号発生器を内蔵する心電図解析装置においては、心電入
力アンプ部のチエツクだけで、解析部分のチエツクは行
えなかった。

更に、疑似心電図発生器を内蔵している従来の心電図解
析装置においては、その入力が装置内部の心電入力アン
プの前段で行なわれる場合には、入力ケーブルのチエツ
クが行えなかった。また、入力ケーブルを介して内蔵の
信号発生器を入力する場合は、不具合が生じた時に、入
力ケーブルが心電入力アンプ部のどちらに不具合がある
のかを区別することができなかった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の心電図解析装置は、被検体から入力ケーブルを
介して入力した心電図信号を増幅する心電アンプ部と、
入力した心電図信号の解析や本装置の装置全体の動作の
制御を行う中央処理部と、解析した結果や心電図信号波
形を記録する記録部と、操作者への表示や操作者からの
指示の入力を行う操作部よりなる心電図解析装置におい
て、少−くとも１種類の疑似心電図信号を発生する信号
発生部と、該信号発生部の信号と前記入力ケーブルから
の信号を前記中央処理部からの指示により選択し前記心
電アンプ部に出力する信号選択部とを備えて構成される
。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。

入力ケーブル１は、被検体もしくは信号発生器４の心電
図信号を入力するものであり、信号選択部２は中央処理
部６の指示により入力ケーブル１の信号と信号発生部４
の信号とを選び出力するものである。心電アンプ部３は
、信号選択部２からの信号を増幅し、Ａ／Ｄ変換を行い
中央処理部６に伝えるものである。操作部５は、中央処
理部６の指示により操作者に対し、メツセージを表示し
たり、操作者からの指示を中央処理部６に伝えるもので
ある。中央処理部６は、心電アンプ部３から心電図信号
を解析したり、装置全体の制御を行うものである。記録
部７は中央処理部６からの指示により、心電アンプ６か
らの心電図信号や解析結果を記録するものである。信号
発生部４は、中央処理部からの指示により、複数の疑似
心電図信号のうちの１つを出力するものである。

通常の動作時は、操作者が操作部５を介して、開始の指
示を中央処理部６に伝え、被検体の心電図信号を入力ケ
ーブル１を介して入力する。信号選択部２は入力ケーブ
ル１の信号を選択し、これを心電アンプ３で増幅し、中
央処理部６で解析し、記録部７で入力心電図波形ととも
に解析結果を出力する。

本装置の自己診断を行う場合は、入力ケーブル１を信号
発生器４の出力に接続する。中央処理部６は、信号発生
部４に対し、複数の疑似心電図信号の中から１つを出力
するように指示し、信号選択部４に対し入力ケーブル・
１の信号を選択するように指示する。この状態で、中央
処理部６は心電アンプ部３の信号を受け、あらかじめ記
憶している信号発生部４に指示した信号と比較し、その
−致を判断し、一致している場合は入力ケーブル１と心
電アンプ部との両方が正常に動作しているものと判断す
る。一致していない場合、信号選択部２に対し信号発生
部４の信号を選択するように指示し、前記と同じように
比較する。その結果がご致している場合は、入力ケーブ
ル１に異常があるものと判断する。一致していない場合
は、心電アンプ部３に異常があるものと判断する。この
場合、入力ケーブル１にも異常がある場合も考えられる
が心電アンプ部３を正常なものと交換して、上記の自己
診断を再び動作することでチエツクするものとする。

また、入力ケーブル１と心電アンプ部３との両方が正常
と判断された場合、解析結果を含めた形で診断を行う。

複数の疑似心電図信号を上述の例のように入力すること
で解析を含めた形で、装置の診断の精度を高めるものと
する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、疑似信号発生部と、この
発生部からの信号と入力ケーブルからの信号の選択を行
う信号選択部とを有することにより、自己診断時に不具
合が生じた場合、入力ケーブルか心電アンプ部のどちら
かを切り分けることができるという効果がある。また、
複数個の疑似信号を発生することにより解析を含めた診
断の精度を高めることができるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。 １・・・入力ケーブル、２・・・信号選択部、３・・・
心電アンプ部、４・・・信号発生部、５・・・操作部、
６・・・中央処理部、７・・・記録部、８・・・心電図
解析装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検体から入力ケーブルを介して入力した心電図信号を
   増幅する心電アンプ部と、入力した心電図信号の解析や
   本装置の装置全体の動作の制御を行う中央処理部と、解
   析した結果や心電図信号波形を記録する記録部と、操作
   者への表示や操作者からの指示の入力を行う操作部より
   なる心電図解析装置において、少くとも１種類の疑似心
   電図信号を発生する信号発生部と、該信号発生部の信号
   と前記入力ケーブルからの信号を前記中央処理部からの
   指示により選択し前記心電アンプ部に出力する信号選択
   部とを備えて成ることを特徴とする心電図解析装置。