JPH04317510A - デジタルリレーのa/d精度監視方法 - Google Patents
デジタルリレーのa/d精度監視方法Info
- Publication number
- JPH04317510A JPH04317510A JP3083921A JP8392191A JPH04317510A JP H04317510 A JPH04317510 A JP H04317510A JP 3083921 A JP3083921 A JP 3083921A JP 8392191 A JP8392191 A JP 8392191A JP H04317510 A JPH04317510 A JP H04317510A
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- Japan
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- pulse waveform
- current
- digital relay
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルリレーの電圧
,電流回路を監視するデジタルリレーのA/D精度監視
方式に関する。
,電流回路を監視するデジタルリレーのA/D精度監視
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来デジタルリレーは図4に示すように
、系統入力例えば電流i1〜inを入力変換器1で変換
した後、アナログフィルタ21〜2nを通してサンプリ
ングホールド回路31〜3nに入力し、マルチプレクサ
ー4を通してA/D変換器5でデジタル信号に変換し、
マイコン部6により系統入力の基本波成分の実効値を求
め、系統電流(或は電圧)を監視している。
、系統入力例えば電流i1〜inを入力変換器1で変換
した後、アナログフィルタ21〜2nを通してサンプリ
ングホールド回路31〜3nに入力し、マルチプレクサ
ー4を通してA/D変換器5でデジタル信号に変換し、
マイコン部6により系統入力の基本波成分の実効値を求
め、系統電流(或は電圧)を監視している。
【0003】このデジタルリレーの電圧,電流回路の精
度、即ち、A/D精度の監視方法は種々あるが、アナロ
グ入力が常時、低レベルにあるものは、概して監視が困
難である。このようなアナログ入力が常時、低レベルに
ある回路の監視方法としては、従来、常時監視と既知の
高レベルの入力を印加する点検の2通りの方法がある。
度、即ち、A/D精度の監視方法は種々あるが、アナロ
グ入力が常時、低レベルにあるものは、概して監視が困
難である。このようなアナログ入力が常時、低レベルに
ある回路の監視方法としては、従来、常時監視と既知の
高レベルの入力を印加する点検の2通りの方法がある。
【0004】前者の常時監視方法は、図4に示すように
、第3高調波波形発生器12を用い、その出力をアナロ
グフィルタ21〜2n前段より高レベルで重畳し、マイ
コン部6でチェックする方法である。デジタルリレーは
系統入力の基本波成分だけを用いるので、第3高調波を
重畳しても問題なくチェックできる。
、第3高調波波形発生器12を用い、その出力をアナロ
グフィルタ21〜2n前段より高レベルで重畳し、マイ
コン部6でチェックする方法である。デジタルリレーは
系統入力の基本波成分だけを用いるので、第3高調波を
重畳しても問題なくチェックできる。
【0005】また、後者の点検方法は、図5に示すよう
に、既知の基本波形分を発生する基本波発生器13とこ
の基本波を点検時マイコン部6の指令により短時間オン
し基本波発生器13の基本波をアナログフィルタ21〜
2nの前段部に重畳させるスイッチ13を設け、点検時
に基本波成分を高レベルで印加してマイコン部6でチェ
ックする方法である。
に、既知の基本波形分を発生する基本波発生器13とこ
の基本波を点検時マイコン部6の指令により短時間オン
し基本波発生器13の基本波をアナログフィルタ21〜
2nの前段部に重畳させるスイッチ13を設け、点検時
に基本波成分を高レベルで印加してマイコン部6でチェ
ックする方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記高調波を
重畳する常時監視方法は、第3高調波成分ベースでの実
効値のゲイン変化,位相変化のレベルチェックを行い、
また、上記点検方法は、基本波を重畳して基本波成分ベ
ースでのレベルチェックを行っているが、それぞれ第3
高調波又は基本波を用いて監視するものであるから、監
視能力は余り良くない。このため、デジタルリレーの電
流,電圧回路の自動監視は不十分なものであった。
重畳する常時監視方法は、第3高調波成分ベースでの実
効値のゲイン変化,位相変化のレベルチェックを行い、
また、上記点検方法は、基本波を重畳して基本波成分ベ
ースでのレベルチェックを行っているが、それぞれ第3
高調波又は基本波を用いて監視するものであるから、監
視能力は余り良くない。このため、デジタルリレーの電
流,電圧回路の自動監視は不十分なものであった。
【0007】本発明は、従来のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、基本波成
分ベースから第n高調波成分までのすべてのレベルチェ
ックを行うことができるデジタルリレーのA/D精度監
視方法を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、基本波成
分ベースから第n高調波成分までのすべてのレベルチェ
ックを行うことができるデジタルリレーのA/D精度監
視方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるデジタルリレーのA/D精度監視方
法は、系統電流,電圧等入力をアナログフィルタ,サン
プリングホールド回路,マルチプレクサ,A/D変換器
等からなる電流,電圧回路を通してマイコンに入力し、
系統の電圧,電流等を監視するデジタルリレーにおいて
、基本波成分から第n調波成分までを含むワンショット
パルス波形発生器を設け、予め前記マイコン部にデジタ
ルリレーの健全時に、前記ワンショットパルス波形発生
器からワンショットパレスを前記アナログフィルタの前
段部に入力し、その時マイコンに入力するパルス波形を
マイコン部に記憶しておき、点検時に、前記ワンショッ
トパルス発生器からワンショットパルスを前記アナログ
フィルタの前段部に入力し、その時マイコン部に入力す
るパルス波形を前記マイコンに記憶されているパルス波
形と比較し、前記アナログフィルタの前段部からマイコ
ンに至るまでの電流,電圧回路等の異常を検出するもの
である。
に、本発明におけるデジタルリレーのA/D精度監視方
法は、系統電流,電圧等入力をアナログフィルタ,サン
プリングホールド回路,マルチプレクサ,A/D変換器
等からなる電流,電圧回路を通してマイコンに入力し、
系統の電圧,電流等を監視するデジタルリレーにおいて
、基本波成分から第n調波成分までを含むワンショット
パルス波形発生器を設け、予め前記マイコン部にデジタ
ルリレーの健全時に、前記ワンショットパルス波形発生
器からワンショットパレスを前記アナログフィルタの前
段部に入力し、その時マイコンに入力するパルス波形を
マイコン部に記憶しておき、点検時に、前記ワンショッ
トパルス発生器からワンショットパルスを前記アナログ
フィルタの前段部に入力し、その時マイコン部に入力す
るパルス波形を前記マイコンに記憶されているパルス波
形と比較し、前記アナログフィルタの前段部からマイコ
ンに至るまでの電流,電圧回路等の異常を検出するもの
である。
【0009】
【作用】基本波から第n調波成分(n=∞)を含んでい
るワンショットパルスをアナログフィルタの前段部に入
力するとアナログフィルタ等により波形が鈍ってくる。 この波形の鈍り具合は正常時と異常時で異なる。
るワンショットパルスをアナログフィルタの前段部に入
力するとアナログフィルタ等により波形が鈍ってくる。 この波形の鈍り具合は正常時と異常時で異なる。
【0010】従って、予め、正常時にマイコン部に入力
する波形を記憶しておき、点検時にマイコン部に入力す
る波形を記憶されていた波形と比較すれば、電流,電圧
回路の異常を基本波成分ベースから第n高調波成分ベー
スのレベルチェックを行うことができる。
する波形を記憶しておき、点検時にマイコン部に入力す
る波形を記憶されていた波形と比較すれば、電流,電圧
回路の異常を基本波成分ベースから第n高調波成分ベー
スのレベルチェックを行うことができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図3を参照して説明
する。なお、前記従来図4,図5に示したものと同一構
成部分は、同一符号を付してその重複する説明を省略す
る。
する。なお、前記従来図4,図5に示したものと同一構
成部分は、同一符号を付してその重複する説明を省略す
る。
【0012】図1において、11は基本波成分から第n
調波成分(n=∞)を含む、ワンショットパルス波形発
生器である。このワンショットパルス波形発生器11の
ワンショットパルス(図2)をスイッチ13を介してア
ナログフィルタ21〜2nの前段に加えると、アナログ
フィルタ等により波形が鈍り、マイコン部6に入力され
る点検波形は図3に示すように鈍った点検波形となる。
調波成分(n=∞)を含む、ワンショットパルス波形発
生器である。このワンショットパルス波形発生器11の
ワンショットパルス(図2)をスイッチ13を介してア
ナログフィルタ21〜2nの前段に加えると、アナログ
フィルタ等により波形が鈍り、マイコン部6に入力され
る点検波形は図3に示すように鈍った点検波形となる。
【0013】しかして、マイコン部6は、予めデジタル
リレー正常時におけるマイコン部に入力する点検波形(
図3)の時系列な瞬時値の大きさを記憶しておき、点検
時にマイコン部に入力する点検波形とこの記憶されてい
る点検波形の瞬時値を比較することにより、その相違か
ら電流,電圧回路の異常を検出することができる。
リレー正常時におけるマイコン部に入力する点検波形(
図3)の時系列な瞬時値の大きさを記憶しておき、点検
時にマイコン部に入力する点検波形とこの記憶されてい
る点検波形の瞬時値を比較することにより、その相違か
ら電流,電圧回路の異常を検出することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0015】(1)ワンショットパレスを点検入力とし
て基本波成分ベースから第n調波成分ベース(n=∞)
までのすべての成分のレベルチェックを行っているので
、電流,電圧回路のチェツクを極めて高精度で行うこと
ができる。
て基本波成分ベースから第n調波成分ベース(n=∞)
までのすべての成分のレベルチェックを行っているので
、電流,電圧回路のチェツクを極めて高精度で行うこと
ができる。
【図1】本発明の実施例にかかるデジタルリレーの監視
回路を示すブロック回路図。
回路を示すブロック回路図。
【図2】実施例における点検入力波形を示す波形図。
【図3】実施例におけるマイコン部入力波形を示す波形
図。
図。
【図4】従来デジタルリレーの常時監視回路を示すブロ
ック回路図。
ック回路図。
【図5】従来デジタルリレーの点検回路を示すブロック
回路図。
回路図。
1…入力変換器、21〜2n…アナログフィルタ、31
〜3n…サンプリングホールド回路、4…マルチプレク
サ、5…A/D変換器、6…マイコン部、11…ワンシ
ョットパルス波形発生器、12…第3高調波発生器、1
3…点検入力基本波発生器、14…スイッチ。
〜3n…サンプリングホールド回路、4…マルチプレク
サ、5…A/D変換器、6…マイコン部、11…ワンシ
ョットパルス波形発生器、12…第3高調波発生器、1
3…点検入力基本波発生器、14…スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】 系統電流,電圧等入力をアナログフィ
ルタ,サンプリングホールド回路,マルチプレクサ,A
/D変換器等からなる電流,電圧回路を通してマイコン
に入力し、系統の電圧,電流等を監視するデジタルリレ
ーにおいて、基本波成分から第n調波成分までを含むワ
ンショットパルス波形発生器を設け、予め前記マイコン
部にデジタルリレーの健全時に、前記ワンショットパル
ス波形発生器からワンショットパルスを前記アナログフ
ィルタの前段部に入力し、その時マイコンに入力するパ
ルス波形をマイコン部に記憶しておき、点検時に、前記
ワンショットパルス発生器からワンショットパルスを前
記アナログフィルタの前段部に入力し、その時マイコン
部に入力するパルス波形を前記マイコンに記憶されてい
るパルス波形と比較し、前記アナログフィルタの前段部
からマイコンに至るまでの電流,電圧回路等の異常を検
出することを特徴としたデジタルリレーのA/D精度監
視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3083921A JPH04317510A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | デジタルリレーのa/d精度監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3083921A JPH04317510A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | デジタルリレーのa/d精度監視方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04317510A true JPH04317510A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=13816071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3083921A Pending JPH04317510A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | デジタルリレーのa/d精度監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04317510A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104237603A (zh) * | 2014-08-28 | 2014-12-24 | 深圳供电局有限公司 | 一种继电保护多路出口压板脉冲电压检测装置 |
US10983198B2 (en) | 2015-06-24 | 2021-04-20 | Konica Minolta, Inc. | Objective sensor, objective sensor dirt determination method, and object detection device |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP3083921A patent/JPH04317510A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104237603A (zh) * | 2014-08-28 | 2014-12-24 | 深圳供电局有限公司 | 一种继电保护多路出口压板脉冲电压检测装置 |
US10983198B2 (en) | 2015-06-24 | 2021-04-20 | Konica Minolta, Inc. | Objective sensor, objective sensor dirt determination method, and object detection device |
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