JPH0638352A - ディジタル形保護継電器とアナログ−ディジタル変換器 - Google Patents

ディジタル形保護継電器とアナログ−ディジタル変換器

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JPH0638352A
JPH0638352A JP4194104A JP19410492A JPH0638352A JP H0638352 A JPH0638352 A JP H0638352A JP 4194104 A JP4194104 A JP 4194104A JP 19410492 A JP19410492 A JP 19410492A JP H0638352 A JPH0638352 A JP H0638352A
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JP
Japan
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signal
input
signals
hold
digital
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Application number
JP4194104A
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English (en)
Inventor
Takanobu Hamamura
孝信 浜村
Shigeru Mori
茂 森
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプリング速度の高速化を図ることができ
ること。 【構成】 交流信号を補助トランス6〜10とフィルタ
11〜15を介して入力し、各フィルタ11〜15の出
力信号をサンプルアンドホールド回路17〜21によっ
てサンプリングすると共にホールドし、ホールドした信
号をマルチプレクサ29へ入力する。このマルチプレク
サ29には直流信号発生器16から健全性確認用の直流
信号が供給されている。そしてマルチプレクサ29は指
定の時分割処理時間内に各アナログ信号を入力するに際
して、健全性確認用の直流信号23を先頭に入力し、残
りの時分割処理時間内に各サンプルアンドホールド回路
17〜21からの信号を順番に入力する。マルチプレク
サ29の出力信号はA/D変換回路31でディジタル信
号に変換され、このディジタル信号に従った演算処理が
演算入出力回路32で行なわれる。 【効果】 A/D変換処理時間を短くすることができる
と共にサンプリングの高速化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル形保護継電器
に係り、特に、アナログ信号をディジタル信号に変換し
て演算処理し、この演算値に従ってリレー接点を制御す
るに好適なディジタル形保護継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統においては、遮断器などを制御
するためにディジタル形保護継電器が用いられている。
従来のディジタル形保護継電器としては、複数の交流信
号を複数系統毎に分けて入力する補助トランスと、各補
助トランスの出力信号の高調波成分を濾過する複数のフ
ィルタと、各フィルタの出力信号をサンプリングすると
共にホールドする複数のサンプルホールド回路と、A/
D変換機能の健全性を確認するための直流信号を発生す
る直流信号発生器と、各サンプルホールド回路の出力信
号と直流信号発生器の出力信号を時分割処理して直列信
号化を行なうマルチプレクサと、マルチプレクサの出力
信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路と、A
/D変換回路の出力信号を演算処理してリレー接点制御
用の制御信号を生成する演算入出力回路とを備えたもの
が知られている。
【0003】上記ディジタル形保護継電器においては、
A/D変換回路を単一の集積回路で構成し、A/D変換
回路の出力信号を常時監視し、わずかなA/D変換誤差
に対しても、これを高精度で検出することにより、マル
チプレクサ、A/D変換回路の異常を早期に発見できる
ようになっている。
【0004】なお、この種の回路方式を採用したものと
しては、例えば、電気計算1978年、Vol、46N
o.11の第181頁に記載されているディジタルリレ
ーのデータ取り込み方式が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、高
速サンプリング時におけるデータ取り込みに対して充分
配慮されておらず、サンプリング周波数の高速化に伴な
ってデータのA/D変換処理のための割り付け時間が短
くなったときには、交流入力数を少なくすることが余儀
なくされている。すなわち、従来技術では、各サンプル
ホールド回路の出力信号と直流信号をマルチプレクサに
入力するに際しては、サンプルアンドホールド制御信号
に応答して即座にサンプルホールド回路の出力信号を入
力すると、A/D変換用信号としてデータが確立しない
ときの信号を入力することになるため、サンプリングア
ンドホールド制御信号発生後から一定時間の空き時間を
設け、この空き時間が経過した後各サンプルホールド回
路からの信号を入力し、途中で直流信号を入力する構成
が採用されている。この空き時間は、サンプルアンドホ
ールド時のアクイジションタイム(サンプルホールド回
路のモードがホールドモードからサンプルモードに切り
換わるときに、以前にホールドされた新らしい値にサン
プルホールド回路が追従するまでの時間)を考慮して設
定されている。
【0006】そこで、空き時間を設けないで、各サンプ
ルホールド回路からの信号を即座に入力することも考え
られるが、単に空き時間を設けないで各サンプルホール
ド回路からの信号を入力するにはサンプルホールド回路
として高速処理が可能なデバイスを用いなければなら
ず、サンプルホールド回路として高速化されたデバイス
を用いると消費電力が増大することになる。
【0007】本発明の目的は、サンプリング速度の高速
化を図ることができるディジタル形保護継電器とアナロ
グ−ディジタル変換器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、複数の交流信号を複
数系統に分けて入力する複数の交流入力手段と、各交流
入力手段の入力による交流信号のうち指定の周波数成分
の交流信号のみを通過させる複数のフィルタ手段と、サ
ンプリングアンドホールド制御信号に応答して各フィル
タ手段の出力信号をサンプリングすると共にホールドす
る複数のサンプルホールド手段と、健全性確認用の直流
信号を発生する直流信号発生手段と、指定の時分割処理
時間内に入力する入力信号群として直流信号発生手段か
らの直流信号を先頭に入力しその後各サンプルホールド
手段からの信号を順番に入力し各入力信号を順次出力す
るマルチプレクサと、マルチプレクサの出力信号を順次
ディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変換手
段と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号を演算
処理してリレー接点制御用の制御信号を生成する演算手
段とを備えているディジタル形保護継電器を構成したも
のである。
【0009】第2の装置として、複数の交流信号を複数
系統に分けて入力する複数の交流入力手段と、各交流入
力手段の入力による交流信号のうち指定の周波数成分の
交流信号のみを通過させる複数のフィルタ手段と、サン
プリングアンドホールド制御信号に応答して各フィルタ
手段の出力信号をサンプリングすると共にホールドする
複数のサンプルホールド手段と、健全性確認用の直流信
号を発生する直流信号発生手段と、指定の時分割処理時
間内に入力する入力信号群として直流信号発生手段から
の直流信号をサンプリングアンドホールド制御信号に応
答して先頭に入力しその後各サンプルホールド手段から
の信号を順番に入力し各入力信号を順次出力するマルチ
プレクサと、マルチプレクサの出力信号を順次ディジタ
ル信号に変換するアナログ−ディジタル変換手段と、ア
ナログ−ディジタル変換手段の出力信号を演算処理して
リレー接点制御用の制御信号を生成する演算手段とを備
えているディジタル形保護継電器を構成したものであ
る。
【0010】第3の装置として、複数の交流信号を複数
系統に分けて入力する複数の交流入力手段と、各交流入
力手段の入力による交流信号のうち指定の周波数成分の
交流信号のみを通過させる複数のフィルタ手段と、サン
プリングアンドホールド制御信号に応答して各フィルタ
手段の出力信号をサンプリングすると共にホールドする
複数のサンプルホールド手段と、直流信号を発生する直
流信号発生手段と、指定の時分割処理時間内に入力する
入力信号群として直流信号発生手段からの直流信号を先
頭に入力しその後各サンプルホールド手段からの信号を
順番に入力し各入力信号を順次出力するマルチプレクサ
と、マルチプレクサの出力信号を順次ディジタル信号に
変換するアナログ−ディジタル変換手段と、アナログ−
ディジタル変換手段の出力信号を演算処理してリレー接
点制御用の制御信号を生成する演算手段とを備えている
ディジタル形保護継電器を構成したものである。
【0011】第4の装置として、複数の交流信号を複数
系統に分けて入力する複数の交流入力手段と、各交流入
力手段の入力による交流信号のうち指定の周波数成分の
交流信号のみを通過させる複数のフィルタ手段と、サン
プリングアンドホールド制御信号に応答して各フィルタ
手段の出力信号をサンプリングすると共にホールドする
複数のサンプルホールド手段と、直流信号を発生する直
流信号発生手段と、指定の時分割処理時間内に入力する
入力信号群として直流信号発生手段からの直流信号を先
頭に入力しその後各サンプルホールド手段からの信号を
順番に入力し各入力信号を順次出力するマルチプレクサ
と、マルチプレクサの出力信号を順次ディジタル信号に
変換するアナログ−ディジタル変換手段とを備えている
アナログ−ディジタル変換器を構成したものである。
【0012】
【作用】前記した手段によれば、交流信号から得られた
サンプルホールド信号と直流信号をA/D変換処理する
に際して、マルチプレクサに設定された指定の時分割処
理時間内に各入力信号を入力する順番として、直流信号
を先頭に入力し、その後各サンプルホールド信号を順番
に入力することとしている。すなわち、交流入力信号で
はサンプルホールド手段の追従時間(アクイジションタ
イム)の関係でサンプリング時に入力信号が不確定とな
るところを、サンプリング処理が不必要な直流信号を入
力し、残りの時分割処理時間内にサンプルホールド信号
を順次入力することとしている。このため空き時間分だ
けサンプリングホールド時間を長くすることができ、サ
ンプルホールド手段を低速デバイスで実現しても、サン
プリング周波数の高周波化を図ることができると共に低
消費電力化に寄与することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はデジタル形保護継電器の一実施例を示す
構成図である。図1において、電流系統に接続された複
数の交流入力端子1,2,3,4,5には電力系統から
の交流信号を系統毎に入力する交流入力手段としての補
助トランス6,7,8,9,10が接続されている。各
補助トランス6〜10の出力側には交流入力信号に含ま
れる不必要な高調波成分及び直流成分を除去するフィル
タ手段としてのフィルタ11,12,13,14,15
が接続されている。各フィルタ11〜15の出力側には
サンプルアンドホールド回路17,18,19,20,
21が接続されている。各サンプルアンドホールド回路
17〜21は、サンプルアンドホールド制御信号22に
応答して各フィルタ11〜15の出力信号をサンプリン
グすると共にホールドし、ホールドした信号をそれぞれ
マルチプレクサ29へ出力するサンプルホールド手段と
して構成されている。
【0014】マルチプレクサ29は、各サンプルアンド
ホールド回路17〜21からの信号24〜28を入力す
ると共に、直流信号発生手段としての直流信号発生器1
6から安全性確認用の直流信号23を入力するように構
成されている。そしてこのマルチプレクサ29は、指定
の時分割処理時間内に各入力信号を順番に入力するに際
して、健全性確認用の直流信号23を先頭に入力し、残
りの時分割処理時間内にサンプルアンドホールド回路1
7〜21からの信号24〜28を順番に入力し、入力し
た信号を順次アナログ信号30としてA/D変換回路3
1へ出力するようになっている。A/D変換回路31は
マルチプレクサ20からのアナログ信号30を順次ディ
ジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変換手段と
して構成されている。そしてA/D変換回路31の出力
信号は演算入出力回路32に入力されている。
【0015】演算入出力回路32は、A/D変換回路3
1からのディジタル信号を演算処理してリレー接点制御
用の制御信号を生成する演算手段を構成するようになっ
ている。すなわち、演算入出力回路32は、A/D変換
回路31からの出力信号を常時監視し、マルチプレクサ
29及びA/D変換回路31の状態が異常になったか否
かを判定すると共に、交流系統からのデータを判定して
いずれかの系統で地絡事故などが発生したか否かを判定
し、判定結果に従った制御を行なうように構成されてい
る。
【0016】次に本実施例の作用を図2のタイムチャー
トに従って説明する。まず、交流電力系統からの交流信
号が交流入力端子1〜5を介して補助トランス6〜10
に入力されると、交流信号の電圧が変換され、電圧の変
換された交流信号が各フィルタ11〜15に入力され
る。各フィルタ11〜15に入力された交流信号は高調
波成分と直流成分が除去され、不要な成分が除去された
交流信号がそれぞれサンプルアンドホールド回路17〜
21に入力される。このとき、サンプルアンドホールド
制御信号22が電気角30度のタイミングで発生する
と、各サンプルアンドホールド回路17〜21に入力さ
れた交流信号は電気角30度のタイミングで順次サンプ
リングされると共にホールドされる。このとき、サンプ
ルアンドホールド回路17,18,19に、図2の
(A)に示される信号が入力されているときには、タイ
ミングt1においてサンプルアンドホールド回路17か
らは電圧Vaの信号が出力され、サンプルアンドホール
ド回路18からは電圧Vbの信号が出力され、サンプル
アンドホールド回路19からは電圧Vcの信号が出力さ
れる。これらの信号はマルチプレクサ29の時分割処理
時間(電気角30度)の間出力され、マルチプレクサ2
9に指定のタイミングで入力される。
【0017】マルチプレクサ29は、電気角30度の期
間毎に時分割処理を行なうに際して、電圧レベルVsの
直流信号23を先頭に入力し、その後サンプルアンドホ
ールド回路17からの信号24を入力し、次に、サンプ
ルアンドホールド回路18からの信号25を入力し、そ
のあとサンプルアンドホールド回路19からの信号26
を順番に入力するようになっている。これらの信号が順
番にマルチプレクサ29に入力されると、各入力信号が
アナログ信号30として順番にA/D変換回路31へ出
力される。そしてタイミングt2においてサンプルアン
ドホールド制御信号22が出力されると、各サンプルア
ンドホールド回路17〜21によるサンプリング及びホ
ールド処理が実行される。
【0018】マルチプレクサ29から順次出力されたア
ナログ信号30がA/D変換回路31に入力されると、
各アナログ信号は順次ディジタル信号に変換され、演算
入出力回路32へ出力される。演算入出力回路32に入
力されたディジタル信号は指定のプログラムに従った演
算処理に用いられる。そして、この演算が行なわれる
と、安全性確認用の直流信号に従ってマルチプレクサ2
9とA/D変換回路31の健全性が判定されると共に、
交流系統の異常の有無が判定される。
【0019】このように、本実施例によれば、マルチプ
レクサ29に複数の信号を入力して時分割処理するに際
して、交流入力信号ではサンプルホールダの追従時間
(アクイジションタイム)の関係でサンプリング時に入
力信号のデータが不確定となるところを、サンプリング
の不必要な健全性確認用の直流信号を入力しているた
め、空き時間を設けることなく信号を入力することがで
きる。このため、空き時間の分だけ時分割に要する時間
を長くすることができ、サンプリング周波数の高速化に
寄与することができると共にサンプルアンドホールド回
路に高速デバイスを用いる必要がなく、消費電力の低減
に寄与することができる。
【0020】また前記実施例によれば、安全性確認用の
直流信号を時分割処理の先頭に入力しているため、この
健全性確認用の直流信号の入力に従って健全性の判定を
行なうことができ、異常検出を早期に行なうことができ
る。
【0021】また前記実施例においては、サンプリング
周期として電気角30度のものについて述べたが、サン
プリング周期を電気角6度とし、交流入力点数を14と
し、サンプルアンドホールド回路として低速デバイスの
ものを用いてアナログ信号をディジタル信号に変換した
ところ、このような高速サンプリングにおいても確実な
データが得られることが確認された。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のアナログ信号を時分割処理するに際して、直流信
号を先頭に入力し、その後交流信号を順次入力するよう
にしたため、空き時間を設けることなく時分割処理を行
なうことができ、時分割処理時間の短縮化を図ることが
できると共にサンプリングの高速化を図ることができ
る。また健全性確認用の直流信号を時分割処理の先頭に
入力しているため、健全性確認用の直流信号に伴なう処
理を早期に実行することができ、異常検出を早期に発見
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1に示す継電器の作用を説明するためのタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1〜5 交流入力端子 6〜10 補助トランス 11〜15 フィルタ 16 直流信号発生器 17〜21 サンプルアンドホールド回路 29 マルチプレクサ 31 A/D変換回路 32 演算入出力回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の交流信号を複数系統に分けて入力
    する複数の交流入力手段と、各交流入力手段の入力によ
    る交流信号のうち指定の周波数成分の交流信号のみを通
    過させる複数のフィルタ手段と、サンプリングアンドホ
    ールド制御信号に応答して各フィルタ手段の出力信号を
    サンプリングすると共にホールドする複数のサンプルホ
    ールド手段と、健全性確認用の直流信号を発生する直流
    信号発生手段と、指定の時分割処理時間内に入力する入
    力信号群として直流信号発生手段からの直流信号を先頭
    に入力しその後各サンプルホールド手段からの信号を順
    番に入力し各入力信号を順次出力するマルチプレクサ
    と、マルチプレクサの出力信号を順次ディジタル信号に
    変換するアナログ−ディジタル変換手段と、アナログ−
    ディジタル変換手段の出力信号を演算処理してリレー接
    点制御用の制御信号を生成する演算手段とを備えている
    ディジタル形保護継電器。
  2. 【請求項2】 複数の交流信号を複数系統に分けて入力
    する複数の交流入力手段と、各交流入力手段の入力によ
    る交流信号のうち指定の周波数成分の交流信号のみを通
    過させる複数のフィルタ手段と、サンプリングアンドホ
    ールド制御信号に応答して各フィルタ手段の出力信号を
    サンプリングすると共にホールドする複数のサンプルホ
    ールド手段と、健全性確認用の直流信号を発生する直流
    信号発生手段と、指定の時分割処理時間内に入力する入
    力信号群として直流信号発生手段からの直流信号をサン
    プリングアンドホールド制御信号に応答して先頭に入力
    しその後各サンプルホールド手段からの信号を順番に入
    力し各入力信号を順次出力するマルチプレクサと、マル
    チプレクサの出力信号を順次ディジタル信号に変換する
    アナログ−ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタ
    ル変換手段の出力信号を演算処理してリレー接点制御用
    の制御信号を生成する演算手段とを備えているディジタ
    ル形保護継電器。
  3. 【請求項3】 複数の交流信号を複数系統に分けて入力
    する複数の交流入力手段と、各交流入力手段の入力によ
    る交流信号のうち指定の周波数成分の交流信号のみを通
    過させる複数のフィルタ手段と、サンプリングアンドホ
    ールド制御信号に応答して各フィルタ手段の出力信号を
    サンプリングすると共にホールドする複数のサンプルホ
    ールド手段と、直流信号を発生する直流信号発生手段
    と、指定の時分割処理時間内に入力する入力信号群とし
    て直流信号発生手段からの直流信号を先頭に入力しその
    後各サンプルホールド手段からの信号を順番に入力し各
    入力信号を順次出力するマルチプレクサと、マルチプレ
    クサの出力信号を順次ディジタル信号に変換するアナロ
    グ−ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタル変換
    手段の出力信号を演算処理してリレー接点制御用の制御
    信号を生成する演算手段とを備えているディジタル形保
    護継電器。
  4. 【請求項4】 複数の交流信号を複数系統に分けて入力
    する複数の交流入力手段と、各交流入力手段の入力によ
    る交流信号のうち指定の周波数成分の交流信号のみを通
    過させる複数のフィルタ手段と、サンプリングアンドホ
    ールド制御信号に応答して各フィルタ手段の出力信号を
    サンプリングすると共にホールドする複数のサンプルホ
    ールド手段と、直流信号を発生する直流信号発生手段
    と、指定の時分割処理時間内に入力する入力信号群とし
    て直流信号発生手段からの直流信号を先頭に入力しその
    後各サンプルホールド手段からの信号を順番に入力し各
    入力信号を順次出力するマルチプレクサと、マルチプレ
    クサの出力信号を順次ディジタル信号に変換するアナロ
    グ−ディジタル変換手段とを備えているアナログ−ディ
    ジタル変換器。
JP4194104A 1992-07-21 1992-07-21 ディジタル形保護継電器とアナログ−ディジタル変換器 Pending JPH0638352A (ja)

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