JPH02285920A - ディジタル形保護継電器の自動監視装置 - Google Patents
ディジタル形保護継電器の自動監視装置Info
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- JPH02285920A JPH02285920A JP1104485A JP10448589A JPH02285920A JP H02285920 A JPH02285920 A JP H02285920A JP 1104485 A JP1104485 A JP 1104485A JP 10448589 A JP10448589 A JP 10448589A JP H02285920 A JPH02285920 A JP H02285920A
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野J
この発明は電力系統を保護するディジタル形保護継電器
におけるアナログ入力回路の監視を行うディジタル形保
護継電器の自動監視装置に関するものである。 〔従来の技術] 第4図は特開昭61−247212号公報に示された従
来のディジタル形保護継電器の構成を示すブロック図で
あり、図において1は系統電圧や電流を絶縁して取り込
む補助トランス、2は入力された電圧や電流を必要な大
きさに変換するとともに高周波の監視用信号を重畳する
加算演算増幅器(A)、3は高調波の監視用信号成分を
取り除くローパスフィルタ(F)回路、4は複数の入力
信号の同じ時刻の電圧を保持するためのサンプル・ホー
ルド(S/H)回路、5は複数の入力信号を切り換えて
その1つを選ぶマルチプレクサ(MPX)、6はマルチ
プレクサ5から出力されたアナログ信号なディジタル信
号に変換するアナログ・ディジタル(A/D)変換器、
7はA/D変換したデータを記憶しておく DMAメモ
リ、8は基準となるクロックパルスを出力する発振回路
であリ、上記の加算演算増幅器2、ローパスフィルタ3
、サンプル・ホールド回路4、マルチプレクサ5、A/
D変換器6、DMAメモリ7はアナログ入力回路100
を構成している。 9はクロックパルスを基に決められたサンプリング周期
ごとにサンプル・ホールド回路4をサンプル・ホールド
し、マルチプレクサ5を切り換えてA/D変換器6でA
/D変換をし、その結果をDMAメモリ7に格納すると
いった一連の制御信号を作成する制御回路、lOはディ
ジタル処理を行うマイクロプロセッサ(CPU) 、2
2は監視用信号としての高調波発生回路である。 第5図は上記高調波発生回路22の構成を示すブロック
図であり、第5図において、23はディジタルカウンタ
、24は監視用信号波形を記憶している波形メモリ、2
5は波形メモリ24のデータをアナログ電圧に変換する
ディジタル/アナログ(D/A)変換器である。 上記ディジタルカウンタ23はクロックパルスに従って
1つずつカウントアツプする0例えば、その出力が8本
の場合、2進数表現で、”oo。 0000″から11111111”まで、10進数表現
で0″〜“255“までカウントする。実際の出力本数
は波形メモリ24のアドレス本数に合わせる。 波形メモリ24はカウンタ23の出力をアゼレスとして
、そのアドレスaに対応し、予め書き込まれたディジタ
ルデータを、D/A変換器25に出力する。D/A変換
器25は波形メモリ24からのディジタルデータbを一
定の規則に従ってアナログデータに変換し、これが監視
用信号となる。 ここで監視用信号は、波形メモリ24に書き込むディジ
タルデータにより、任意の波形とすることができ、また
、クロックパルスの周波数により、任意の信号周波数と
することができる。監視用信号の波形、周波数は以上の
ように、波形メモリ24に書き込まれたディジタルデー
タとクロックパルスの周波数で決まるが、波形メモリ2
4の書込みデータは変動することはなく、発振器も水晶
発振器等、発振周波数変化がほとんどないものを使用し
ているため、波形、周波数の変動のない高精度の監視用
信号を得ることができる。 第6図は上記第5図における波形メモリ24に記憶され
ているデータと、そのディジタルデータがD/A変換器
25にてアナログ信号に変換された時の波形イメージに
ついて記した図である。 第5図において、カウンタ23の出力は、波形メモリ2
4のアドレス入力となるため、仮にカウンタ値が0“で
あれば、波形メモリ24内のメモリアドレス″0″′番
地に記憶されているデータが該波形メモリの出力として
出る。カウンタ値が250になると、波形メモリ24の
出力データは、r706Jを出力する。同様にカウンタ
値が500になると波形データr+999Jを、カウン
タ値が1000になると波形データ「0」を出力する。 この様に波形メモリ24には、「0」からr+999J
へ再び「0」へ、次に「0」からr−999Jへ、そし
て再び「0」へとデータが書き込まれている。この波形
データは交流正弦波を記憶している。数値的には正弦波
の各位相における波高値を記憶していることになる。 ここで、カウンタ23が0からカウントを開始し199
9までカウントし、再びOに戻る様になっていると、波
形データは正弦波の位相0°すなわちgin Oo;0
から5in90°=sin 360゜までの値を順番に
出力して行くことになる。 仮にカウンタが333の値からカウントを開始すると、
波形データは、r+706Jすなわち力する事になる。 すなわち位相45@の点から正弦波形を出すのである。 逆に考えると、カウンタ23の出力によって出力データ
が変化する波形メモリ24に、カウンタ値“0”から”
1999″までの間に波形データをどの様な値にしてお
くかによって、カウンタ23が初期状態すなわち“0”
からスタートする場合、任意の位相から監視用信号を出
力できることになる0例えばカウンタ値“0”の時の波
形データをr+999Jにしカウンタ値500の時に「
0」になる様にした波形データ、すなわち第6図におけ
る波形データを、90°分位相をずらせて波形メモリに
書き込んでおくことにより、カウンタ23の初期状態か
らの波形出力は、90°分位相がずれた点から波形出力
を得ることができる。もちろん、波形データを負波から
スタートする様にすることもできるし、任意の位相から
でも波形メモリに書込むデータしだいでいかなる波形で
も、いかなる位相からスタートする波形でも得ることが
出来る。 第7図は系統からの入力信号と監視用信号(Eref)
の加算部分を示したものである。入力信号と監視用信号
(Eref)はそれぞれ入力抵抗(Rs)15.(Rr
)21を通ってオペアンプ14に供給されている。オペ
アンプ14の出力は帰環抵抗(Rf)16により入力側
にフィードバックされている。 この回路は一般にオペアンプによる負帰環形の加算回路
と呼ばれるもので、その出力Endは1式で表わすこと
ができる。 Ead=RfX(Es/Rs+Eref/Rr) =
1式但し、Esは入力信号の電圧値である。 次に第4図に基づいて動作を説明する。まず、補助トラ
ンス1を通って入力された系統の電圧、電流の入力信号
に監視用信号を重畳し、ローパスフィルタ3を通った信
号を制御回路9によって作られた一定の電気角の時間で
S/H回路4によってサンプル・ホールドし、マルチプ
レクサ5で1人力づつA/D変換してDMAメモリ7に
格納し、全入力のA/D変換が終了するとマイクロプロ
セッサ10に知らせる。 マイクロプロセッサ10はA/D変換された入力データ
を何すンプリング分かを保持しておき、それらのデータ
によりディジタルフィルタ処理をして、系統からの入力
信号と監視用信号を分離し、監視用信号がはじめに重畳
した値と等しいかどうかをチエツクすることにより、ア
ナログ入力回路100の異常の有無を判断している。 監視用信号はディジタルフィルタ処理によって、分離し
やすい整数倍の高調波とする必要があり、4倍の周波数
が用いられる。この監視用信号の発生回路は、前記第5
図に示すように波形データを記憶した波形メモリ24に
対し、そのアドレス信号としてディジタルカウンタ23
を接続し、そのディジタルカウンタ23をクロックパル
スで1づつインクリメントするようにしているので、波
形メモリ24はクロックパルスの1パルス毎にアドレス
θ番地から順にデータを出力する。このデータはD/A
変換器25に入力され、波形メモリ24のデータの大き
さのアナログ電圧が得られる。 波形メモリ24のアドレスはクロックパルスにより一定
の時間で連続的に変化していくので、このデータは第6
図に示すようにその時間変化において、系統の4倍の周
波数の正弦波となるような値を入れてあけば良い。 この波形メモリ24には例えば系統のlサイクル分のデ
ータを入れておき、lサイクルごとにカウンタ23をリ
セットすれば同じ波形をくりかえして出力するようにな
る。 上記のようにして監視用信号が得られれば、系統電圧へ
の重畳は、前記した第7図のような一般的な演算増幅器
14による加算回路によって行うことができる。 次にディジタルフィルタ処理による系統からの入力信号
と監視用信号の分離について説明する。 分離は入力信号を第8図に示す周波数特性を有するフィ
ルタを通して系統の周波数を除いて監視用の4倍の周波
数を取出す処理と、第9図に示す周波数特性を有するフ
ィルタを通して監視用の4倍の周波数を除き、系統の周
波数を取出す処理を行うことによりできる。 第8図に示す周波数特性を得るには、入力信号の現時点
の値をv (t)とし、1800前の値をv(t−18
0°)とすると、v (t) +v (t−180’)
と両者を加算することにより得られる。 第9図に示す周波数特性を得るには、入力信号の現時点
の値をv (t)とし、90°前の値をV(t−90”
)とすると、v(t)−v(を−900)と減算する
ことにより得られる。
におけるアナログ入力回路の監視を行うディジタル形保
護継電器の自動監視装置に関するものである。 〔従来の技術] 第4図は特開昭61−247212号公報に示された従
来のディジタル形保護継電器の構成を示すブロック図で
あり、図において1は系統電圧や電流を絶縁して取り込
む補助トランス、2は入力された電圧や電流を必要な大
きさに変換するとともに高周波の監視用信号を重畳する
加算演算増幅器(A)、3は高調波の監視用信号成分を
取り除くローパスフィルタ(F)回路、4は複数の入力
信号の同じ時刻の電圧を保持するためのサンプル・ホー
ルド(S/H)回路、5は複数の入力信号を切り換えて
その1つを選ぶマルチプレクサ(MPX)、6はマルチ
プレクサ5から出力されたアナログ信号なディジタル信
号に変換するアナログ・ディジタル(A/D)変換器、
7はA/D変換したデータを記憶しておく DMAメモ
リ、8は基準となるクロックパルスを出力する発振回路
であリ、上記の加算演算増幅器2、ローパスフィルタ3
、サンプル・ホールド回路4、マルチプレクサ5、A/
D変換器6、DMAメモリ7はアナログ入力回路100
を構成している。 9はクロックパルスを基に決められたサンプリング周期
ごとにサンプル・ホールド回路4をサンプル・ホールド
し、マルチプレクサ5を切り換えてA/D変換器6でA
/D変換をし、その結果をDMAメモリ7に格納すると
いった一連の制御信号を作成する制御回路、lOはディ
ジタル処理を行うマイクロプロセッサ(CPU) 、2
2は監視用信号としての高調波発生回路である。 第5図は上記高調波発生回路22の構成を示すブロック
図であり、第5図において、23はディジタルカウンタ
、24は監視用信号波形を記憶している波形メモリ、2
5は波形メモリ24のデータをアナログ電圧に変換する
ディジタル/アナログ(D/A)変換器である。 上記ディジタルカウンタ23はクロックパルスに従って
1つずつカウントアツプする0例えば、その出力が8本
の場合、2進数表現で、”oo。 0000″から11111111”まで、10進数表現
で0″〜“255“までカウントする。実際の出力本数
は波形メモリ24のアドレス本数に合わせる。 波形メモリ24はカウンタ23の出力をアゼレスとして
、そのアドレスaに対応し、予め書き込まれたディジタ
ルデータを、D/A変換器25に出力する。D/A変換
器25は波形メモリ24からのディジタルデータbを一
定の規則に従ってアナログデータに変換し、これが監視
用信号となる。 ここで監視用信号は、波形メモリ24に書き込むディジ
タルデータにより、任意の波形とすることができ、また
、クロックパルスの周波数により、任意の信号周波数と
することができる。監視用信号の波形、周波数は以上の
ように、波形メモリ24に書き込まれたディジタルデー
タとクロックパルスの周波数で決まるが、波形メモリ2
4の書込みデータは変動することはなく、発振器も水晶
発振器等、発振周波数変化がほとんどないものを使用し
ているため、波形、周波数の変動のない高精度の監視用
信号を得ることができる。 第6図は上記第5図における波形メモリ24に記憶され
ているデータと、そのディジタルデータがD/A変換器
25にてアナログ信号に変換された時の波形イメージに
ついて記した図である。 第5図において、カウンタ23の出力は、波形メモリ2
4のアドレス入力となるため、仮にカウンタ値が0“で
あれば、波形メモリ24内のメモリアドレス″0″′番
地に記憶されているデータが該波形メモリの出力として
出る。カウンタ値が250になると、波形メモリ24の
出力データは、r706Jを出力する。同様にカウンタ
値が500になると波形データr+999Jを、カウン
タ値が1000になると波形データ「0」を出力する。 この様に波形メモリ24には、「0」からr+999J
へ再び「0」へ、次に「0」からr−999Jへ、そし
て再び「0」へとデータが書き込まれている。この波形
データは交流正弦波を記憶している。数値的には正弦波
の各位相における波高値を記憶していることになる。 ここで、カウンタ23が0からカウントを開始し199
9までカウントし、再びOに戻る様になっていると、波
形データは正弦波の位相0°すなわちgin Oo;0
から5in90°=sin 360゜までの値を順番に
出力して行くことになる。 仮にカウンタが333の値からカウントを開始すると、
波形データは、r+706Jすなわち力する事になる。 すなわち位相45@の点から正弦波形を出すのである。 逆に考えると、カウンタ23の出力によって出力データ
が変化する波形メモリ24に、カウンタ値“0”から”
1999″までの間に波形データをどの様な値にしてお
くかによって、カウンタ23が初期状態すなわち“0”
からスタートする場合、任意の位相から監視用信号を出
力できることになる0例えばカウンタ値“0”の時の波
形データをr+999Jにしカウンタ値500の時に「
0」になる様にした波形データ、すなわち第6図におけ
る波形データを、90°分位相をずらせて波形メモリに
書き込んでおくことにより、カウンタ23の初期状態か
らの波形出力は、90°分位相がずれた点から波形出力
を得ることができる。もちろん、波形データを負波から
スタートする様にすることもできるし、任意の位相から
でも波形メモリに書込むデータしだいでいかなる波形で
も、いかなる位相からスタートする波形でも得ることが
出来る。 第7図は系統からの入力信号と監視用信号(Eref)
の加算部分を示したものである。入力信号と監視用信号
(Eref)はそれぞれ入力抵抗(Rs)15.(Rr
)21を通ってオペアンプ14に供給されている。オペ
アンプ14の出力は帰環抵抗(Rf)16により入力側
にフィードバックされている。 この回路は一般にオペアンプによる負帰環形の加算回路
と呼ばれるもので、その出力Endは1式で表わすこと
ができる。 Ead=RfX(Es/Rs+Eref/Rr) =
1式但し、Esは入力信号の電圧値である。 次に第4図に基づいて動作を説明する。まず、補助トラ
ンス1を通って入力された系統の電圧、電流の入力信号
に監視用信号を重畳し、ローパスフィルタ3を通った信
号を制御回路9によって作られた一定の電気角の時間で
S/H回路4によってサンプル・ホールドし、マルチプ
レクサ5で1人力づつA/D変換してDMAメモリ7に
格納し、全入力のA/D変換が終了するとマイクロプロ
セッサ10に知らせる。 マイクロプロセッサ10はA/D変換された入力データ
を何すンプリング分かを保持しておき、それらのデータ
によりディジタルフィルタ処理をして、系統からの入力
信号と監視用信号を分離し、監視用信号がはじめに重畳
した値と等しいかどうかをチエツクすることにより、ア
ナログ入力回路100の異常の有無を判断している。 監視用信号はディジタルフィルタ処理によって、分離し
やすい整数倍の高調波とする必要があり、4倍の周波数
が用いられる。この監視用信号の発生回路は、前記第5
図に示すように波形データを記憶した波形メモリ24に
対し、そのアドレス信号としてディジタルカウンタ23
を接続し、そのディジタルカウンタ23をクロックパル
スで1づつインクリメントするようにしているので、波
形メモリ24はクロックパルスの1パルス毎にアドレス
θ番地から順にデータを出力する。このデータはD/A
変換器25に入力され、波形メモリ24のデータの大き
さのアナログ電圧が得られる。 波形メモリ24のアドレスはクロックパルスにより一定
の時間で連続的に変化していくので、このデータは第6
図に示すようにその時間変化において、系統の4倍の周
波数の正弦波となるような値を入れてあけば良い。 この波形メモリ24には例えば系統のlサイクル分のデ
ータを入れておき、lサイクルごとにカウンタ23をリ
セットすれば同じ波形をくりかえして出力するようにな
る。 上記のようにして監視用信号が得られれば、系統電圧へ
の重畳は、前記した第7図のような一般的な演算増幅器
14による加算回路によって行うことができる。 次にディジタルフィルタ処理による系統からの入力信号
と監視用信号の分離について説明する。 分離は入力信号を第8図に示す周波数特性を有するフィ
ルタを通して系統の周波数を除いて監視用の4倍の周波
数を取出す処理と、第9図に示す周波数特性を有するフ
ィルタを通して監視用の4倍の周波数を除き、系統の周
波数を取出す処理を行うことによりできる。 第8図に示す周波数特性を得るには、入力信号の現時点
の値をv (t)とし、1800前の値をv(t−18
0°)とすると、v (t) +v (t−180’)
と両者を加算することにより得られる。 第9図に示す周波数特性を得るには、入力信号の現時点
の値をv (t)とし、90°前の値をV(t−90”
)とすると、v(t)−v(を−900)と減算する
ことにより得られる。
従来のディジタル形保護継電器の自動監視装置は以上の
ように構成されているので、入力信号に重畳すべき監視
用信号としての高調波発生回路が複雑で高価であるとい
う問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高調波発生回路のような複雑な回路を必要と
しない簡単かつ安価な構成で、アナログ入力回路の自動
監視ができるディジタル形保護継電器の自動監視装置を
得ることを目的とする。 [課題を解決するための手段1 この発明に係るディジタル形保護継電器の自動監視装置
は、監視用信号として直流電圧を重畳する加算回路と、
ディジタル処理において上記直流電圧を抽出して重畳前
の大きさと比較することによりアナログ入力回路の異常
の有無を検出するディジタル信号処理回路を具備したも
のである。 〔作用〕 この発明におけるディジタル形保護継電器の自動監視装
置は監視用信号として重畳した直流電圧の変化でアナロ
グ入力回路の異常を判別することにより、高調波の発生
回路のような複雑な回路を必要としない簡単かつ安価な
構成とする。
ように構成されているので、入力信号に重畳すべき監視
用信号としての高調波発生回路が複雑で高価であるとい
う問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高調波発生回路のような複雑な回路を必要と
しない簡単かつ安価な構成で、アナログ入力回路の自動
監視ができるディジタル形保護継電器の自動監視装置を
得ることを目的とする。 [課題を解決するための手段1 この発明に係るディジタル形保護継電器の自動監視装置
は、監視用信号として直流電圧を重畳する加算回路と、
ディジタル処理において上記直流電圧を抽出して重畳前
の大きさと比較することによりアナログ入力回路の異常
の有無を検出するディジタル信号処理回路を具備したも
のである。 〔作用〕 この発明におけるディジタル形保護継電器の自動監視装
置は監視用信号として重畳した直流電圧の変化でアナロ
グ入力回路の異常を判別することにより、高調波の発生
回路のような複雑な回路を必要としない簡単かつ安価な
構成とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。前記
第4図と同一部分に同一符号を付して重復説明を省略し
た第1図において、11はアナログ入力回路100のオ
フセット電圧を記憶しておく不揮発性メモリ(EEFR
OM)、12はオフセット電圧の記憶の起動をするため
のディジタル/インプット(D/I)回路、13は監視
用信号としての直流電圧を発生する直流電圧発生回路で
ある。 第2図は前記第7図と同一部分に同一符号を付して重復
説明を省略した入力信号と監視用信号としての直流電圧
の加算回路図を示すもので、図において、17は抵抗器
、18は抵抗器17と直列に接続し基準直流電圧を作る
ゼナーダイオード、19と20は抵抗器17とゼナーダ
イオード18との接続点PiとアースE間に直列に接続
した抵抗器と可変抵抗器であり、この両抵抗器19と2
0の接続点P2に抵抗器21の一端が接続されており、
これらによって、直流電圧発生回路13を構成している
。 次に上記実施例について説明する。第2図において、監
視用信号は直流電圧なので、抵抗器17とゼナータイオ
ード18によって基準直流電圧が作られ、その基準直流
電圧を抵抗器19と可変抵抗器20で分圧して監視用の
直流電圧が得られる。この直流電圧を演算増幅器14に
よる加算回路により系統からの入力信号に重畳する。 監視用信号を直流電圧とした場合、アナログ入力回路1
00の各構成部品のバラツキで発生する初期直流電圧(
オフセット電圧)との区別ができなくなることが考えら
れる。しかし、これについては、監視用信号としての直
流電圧を可変抵抗器20でOVとした状態で、各回路の
オフセット電圧が監視用電圧値より充分小さい値となる
ように調整しておけば良いが、図示例は調整数を減らす
ために不揮発生メモリを使用したものである。 まず、監視用信号としての直流電圧を可変抵抗器20で
Ovとする0次にオフセット電圧の記憶処理の起動を要
求するD/I信号をディジタル/インプット回路12か
ら演算手段としてのマイクロプロセッサlOに入力する
。 マイクロプロセッサ10は第3図に示すようにD/I信
号のチエツクを行っており(ST3−1)、D/I入力
があれば、その時の入力データをオフセット電圧として
不揮発性メモリ11に格納する(ST3−2)、D/I
入力がなければ、入力データから不揮発性メモリ11に
格納されているオフセット電圧を引いてから(ST3−
3)、系統からの入力信号と監視用信号としての直流電
圧の分離を行っている。こうすることにより、オフセッ
ト電圧の調整なしで監視用に直流電圧を使用することが
可能である。 次にディジタルフィルタ処理による系統からの入力信号
と監視用信号としての直流電圧の分離であるが、これは
従来技術と同様で前記第8図のフィルタ処理で監視用信
号としての直流電圧が、第9図のフィルタ処理で系統か
らの入力信号がそれぞれ抽出できる(Sr1−4,5T
3−5)。 そして、抽出された監視用信号としての直流電圧が規定
範囲内であるか否かを判断しく5T3−6) 、YES
であればアナログ入力回路100には異常がないので、
5T3−1に戻って゛上記の動作を繰返す、また、NO
であれば、異常出力を出すものである。 〔発明の効果J 以上のように、この発明によれば、系統からの入力信号
に直流電圧を監視用信号として重畳するように構成した
ので、ディジタル形保護継電器のアナログ入力回路の良
否を監視する自動監視装置が非常に簡単な回路構成によ
って、安価に得られる効果がある。
第4図と同一部分に同一符号を付して重復説明を省略し
た第1図において、11はアナログ入力回路100のオ
フセット電圧を記憶しておく不揮発性メモリ(EEFR
OM)、12はオフセット電圧の記憶の起動をするため
のディジタル/インプット(D/I)回路、13は監視
用信号としての直流電圧を発生する直流電圧発生回路で
ある。 第2図は前記第7図と同一部分に同一符号を付して重復
説明を省略した入力信号と監視用信号としての直流電圧
の加算回路図を示すもので、図において、17は抵抗器
、18は抵抗器17と直列に接続し基準直流電圧を作る
ゼナーダイオード、19と20は抵抗器17とゼナーダ
イオード18との接続点PiとアースE間に直列に接続
した抵抗器と可変抵抗器であり、この両抵抗器19と2
0の接続点P2に抵抗器21の一端が接続されており、
これらによって、直流電圧発生回路13を構成している
。 次に上記実施例について説明する。第2図において、監
視用信号は直流電圧なので、抵抗器17とゼナータイオ
ード18によって基準直流電圧が作られ、その基準直流
電圧を抵抗器19と可変抵抗器20で分圧して監視用の
直流電圧が得られる。この直流電圧を演算増幅器14に
よる加算回路により系統からの入力信号に重畳する。 監視用信号を直流電圧とした場合、アナログ入力回路1
00の各構成部品のバラツキで発生する初期直流電圧(
オフセット電圧)との区別ができなくなることが考えら
れる。しかし、これについては、監視用信号としての直
流電圧を可変抵抗器20でOVとした状態で、各回路の
オフセット電圧が監視用電圧値より充分小さい値となる
ように調整しておけば良いが、図示例は調整数を減らす
ために不揮発生メモリを使用したものである。 まず、監視用信号としての直流電圧を可変抵抗器20で
Ovとする0次にオフセット電圧の記憶処理の起動を要
求するD/I信号をディジタル/インプット回路12か
ら演算手段としてのマイクロプロセッサlOに入力する
。 マイクロプロセッサ10は第3図に示すようにD/I信
号のチエツクを行っており(ST3−1)、D/I入力
があれば、その時の入力データをオフセット電圧として
不揮発性メモリ11に格納する(ST3−2)、D/I
入力がなければ、入力データから不揮発性メモリ11に
格納されているオフセット電圧を引いてから(ST3−
3)、系統からの入力信号と監視用信号としての直流電
圧の分離を行っている。こうすることにより、オフセッ
ト電圧の調整なしで監視用に直流電圧を使用することが
可能である。 次にディジタルフィルタ処理による系統からの入力信号
と監視用信号としての直流電圧の分離であるが、これは
従来技術と同様で前記第8図のフィルタ処理で監視用信
号としての直流電圧が、第9図のフィルタ処理で系統か
らの入力信号がそれぞれ抽出できる(Sr1−4,5T
3−5)。 そして、抽出された監視用信号としての直流電圧が規定
範囲内であるか否かを判断しく5T3−6) 、YES
であればアナログ入力回路100には異常がないので、
5T3−1に戻って゛上記の動作を繰返す、また、NO
であれば、異常出力を出すものである。 〔発明の効果J 以上のように、この発明によれば、系統からの入力信号
に直流電圧を監視用信号として重畳するように構成した
ので、ディジタル形保護継電器のアナログ入力回路の良
否を監視する自動監視装置が非常に簡単な回路構成によ
って、安価に得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるディジタル形保護継
電器の自動監視装置を示すブロック図、第2図はこの発
明における入力信号と監視用信号としての直流電圧との
加算回路図、第3図は実施例の動作を説明するフローチ
ャート図、第4図は従来のディジタル形保護継電器の自
動監視装置の構成を示すブロック図、第5図は従来の監
視用信号として高調波発生回路図、第6図は従来の監視
用信号の発生を説明する図、第7図は従来の系統からの
入力信号と監視用信号の加算回路図、第8図、第9図は
ディジタル処理部における周波数特性図である。 lOはマイクロプロセッサ、13は直流電圧発生回路、
14は加算回路、100はアナログ入力回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 %、没東り哀歓f1じ灯1ろ倍卑
電器の自動監視装置を示すブロック図、第2図はこの発
明における入力信号と監視用信号としての直流電圧との
加算回路図、第3図は実施例の動作を説明するフローチ
ャート図、第4図は従来のディジタル形保護継電器の自
動監視装置の構成を示すブロック図、第5図は従来の監
視用信号として高調波発生回路図、第6図は従来の監視
用信号の発生を説明する図、第7図は従来の系統からの
入力信号と監視用信号の加算回路図、第8図、第9図は
ディジタル処理部における周波数特性図である。 lOはマイクロプロセッサ、13は直流電圧発生回路、
14は加算回路、100はアナログ入力回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 特許出願人 三菱電機株式会社 %、没東り哀歓f1じ灯1ろ倍卑
Claims (1)
- 系統より得られた電圧、電流のアナログ信号を一定の電
気角でサンプリングし、ディジタル信号に変換して出力
するアナログ入力回路を有するディジタル形保護継電器
の自動監視装置において、監視用信号としての直流電圧
を発生する直流電圧発生回路と、前記アナログ信号に前
記直流電圧を重畳して前記アナログ入力回路に入力する
加算回路と、前記ディジタル信号をディジタル処理する
とともに前記直流電圧を重畳前の大きさと比較し、この
比較結果に基づいて前記アナログ入力回路の良否を判別
するディジタル信号処理回路とを具備したことを特徴と
するディジタル形保護継電器の自動監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104485A JPH02285920A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | ディジタル形保護継電器の自動監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104485A JPH02285920A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | ディジタル形保護継電器の自動監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02285920A true JPH02285920A (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=14381858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1104485A Pending JPH02285920A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | ディジタル形保護継電器の自動監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02285920A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110889A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-04-26 | Schneider Electric Industries Sas | 監視手段が設けられた電子トリップ装置、そのようなトリップ装置を備える回路ブレーカおよび監視方法 |
JP2009100242A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Meidensha Corp | ディジタル制御装置の自動調整方式 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1104485A patent/JPH02285920A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110889A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-04-26 | Schneider Electric Industries Sas | 監視手段が設けられた電子トリップ装置、そのようなトリップ装置を備える回路ブレーカおよび監視方法 |
JP2009100242A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Meidensha Corp | ディジタル制御装置の自動調整方式 |
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