JPH03120666A - ビデオディスクプレーヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は、角速度一定または線速度一定で記録されたビ
デオディスクを再生するビデオディスクプレーヤに関す
る。 〔発明の概要〕 本発明はビデオディスクプレーヤに関し、Ｎトラックの
再生と−Ｍトラックジャンプを交互に行うことにより、
Ｎトラックの再生による動作を長時間継続して繰返す再
生画像が得られるようにするものである。 〔従来の技術〕 例えば光学式のビデオディスクプレーヤにふいて、長時
間に亘って再生画像を得ようとする場合には、例えば角
速度一定で記録されたビデオディスクに対しては１つの
フレームを繰返し再生していわゆる静止画再生やスロー
再生を行うことが考えられる。また角度一定あるいは線
速度一定のいずれで記録されたビデオディスクであって
も、ビデオ信号中の任意の２箇所のフレーム番号を指定
してその間を繰返し再生するいわゆるリピート再生を行
うことができる。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら上述の方法において、例えば静止画再生や
スロー再生では再生画像の動きが自然なものではなくな
り、良好な観賞を行うことができない。またリピート再
生では再生の終了点から開始点に戻る□ときに再生画像
に中断を生じ、これによって良好な観賞が行えなくなっ
てしまう。 この出願はこのような点に鑑みてなされたもので、長時
間に亘って良好な観賞のできる再生画像を得られるよう
にするものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、ビデオディスク（１）上の記録トラックを順
次再生（光学ヘッド（３））Ｌ、この再生が上記ビデオ
ディスクの半径方向にＮトラック進んだとき！、ニーＭ
）ラックのトラックジャンプを行うと共に、この−Ｍト
ラックジャンプを再生信号の乱れを小さくできる所定の
距離にする（マイクロコンビ二−タ（１３）　’）こと
により、上記Ｎトラックの再生画像の動作を繰返し行う
上記再生信号が得られる（出力端子（６））ようにした
ことを特徴とするビデオディスクプレーヤである。 〔作用〕 これによれば、Ｎトラックの再生画像の動作が繰返し行
われるので、所定周期で繰返されるような動作の１周期
分をＮトラックに記録しておくことによって、その動作
を継続して行わせることができ、長時間に亘って良好な
観賞のできる再生画像を得ることができる。 〔実施例〕 まず最初にビデオディスクが角速度一定で記録されてい
る場合について説明する。 第１図において、（１）はビデオディスク、（２）はス
ピンドルモータ、（３）は光学ヘッドであって、この光
学ヘッド（３）にてディスク（１）に記録された映像信
号の再生が行われる。 さらに光学ヘッド（３）からの信号が再生回路（４）に
供給されて再生映像信号が取出され、この再生映像信号
が時間軸補正等の映像処理回路（５）を通じて出力端子
（６）に取出される。 また光学ヘッド（３）のトラック検出部からの信号が偏
移検出回路（７）に供給されてトラッキングの偏移（ず
れ）量が検出され、この偏移信号がスイッチ（８）を通
じてトラッキングコイル（９）に供給されて光学ヘッド
（３）のトラッキングが行われる。さらにスイッチ（８
）からの信号がローパスフィルタ（１０）、スイッチ（
１１）を通じてスレッドモータ（１２）に供給されて光
学ヘッド（３）のディスク（１）め半径方向の移送が行
われる。 このようにして通常再生時の動作が行われる。 これに対して上述の繰返し再生を行う場合には、制御用
のマイクロコンピュータ（μ・Ｃａｎ）　（１３）にて
光学ヘッド（３）を任意の再生スタート位置で停止させ
る制御信号が形成され、この信号がスイッチ（１１）を
通じてスレッドモータ（１２）に供給される。 また偏移検出回路（７）からの信号がスイッチ（８）を
通じてトラッキングコイル（９）に供給され、トラッキ
ングが維持される。 一方スピンドルモータ（２）の回転を検出するパルス発
生器（ＰＧ）（１４）が設けられ、この発生器（１４）
からの信号がマイクロコンピュータ（１３）に供給され
る。また再生回路（４）からの信号が同期分離回路（１
５）に供給され、分離された垂直同期信号（ＰＢＶ）が
マイクロコンピユータ（１３）に供給される。 さらに（１６）はキーバッドであってこのキーバッド（
１６）で入力されたＮ、Ｍの値等がマイクロコンピュー
タ（１３）に供給される。また再生回路（４）からの信
号が信号中のフレーム番号等のデータの抽出回路（１７
）に供給され、抽出されたデータがマイクロコンピュー
タ（１３）に供給される。 これによってマイクロコンピュータ（１３）にてＮトラ
ッキングの再生後に−Ｍトラックジャンプ（ＴＪ）の指
令信号が形成され、この指令信号が−Ｍ）ラックジャン
プの制御回路（１８）に供給される。そしてこの制御回
路（１８）からの信号にてスイッチ（８）がオフされる
と共に、トラッキングコイル（９）に−Ｍトラックジャ
ンプを行うための信号が供給される。なお実際のジャン
プは制御回路（１８）に予め−Ｍの値をセットし、これ
にトリガを供給することによって実行される。 すなわち第２図はマイクロコンビ二−タ（１３）の動作
のフローチャートであって、この図において動作がスタ
ートされると、まずステップ〔１〕でキーバッド（１６
）等で入力されたＮ、Ｍの値等がセットされる。次にス
テップ〔２〕で任意の再生スタート位置からの再生が開
始され、ステップ〔３〕でＸ＝Ｑにされる。さらにステ
ップ〔４〕でパルス発生器（１４）からの信号の到来が
待機され、信号が到来するとステップ〔５〕で Ｘ←Ｘ＋１ とされ、ステップ〔６〕でＸ≧Ｎが判断され、ノ＝　（
Ｘ＜Ｎ）のときはステップ〔４〕に戻される。 またステップ〔６〕でイエスになると、ステップ〔７〕
で垂直同期信号（ＰＢＶ）の到来が待機され、到来する
とステップ〔８〕で−Ｍトラックジャンプが実行される
。さらにステップ

〔９〕で動代の終了が指示されたか否
かが判断され、ノーのときはステップ〔２〕に戻され、
イエスのときはステップ〔１０〕で再生が停止されて動
作が終了（エンド）される。 これによってこの装置によれば、Ｎ）ラックの再生を繰
返し行うことができ、例えば川の流れを記録したディス
クであればこの川を長時間に亘って流れ続けさせること
ができる。 なお上述の装置において、Ｎ＝Ｍとした場合には同じ部
分が繰返され、Ｎ＞Ｍとした場合には繰返されながら少
しずつ進められ、Ｎ＜Ｍとした場合には繰返されながら
少しずつ戻されるようにした再生画像が得られる。 またＮ＝ＭとしてＮ＝３０とした場合には、ＮＴＳＣ方
式で約１秒の動作が繰返されることになる。さらにＮ＝
１００程度までの範囲では、トラックジャンプを垂直ブ
ランキング期間内で行うことができ、これによって再生
信号に乱れ等の発生することがなく良好な観賞のできる
再生画像を得ることができる。 さらに上述の例は角速度一定で記録されたディスクを再
生する場合について述べたが、上述の装置は線速度一定
で記録されたディスクに対しても適用することができる
。その場合に線速度一定で記録されたディスクでは同期
信号の位置が整列していないために、通常はトラックジ
ャンプを良好に行うことができない。 これに対して本願出願人は先に線速度一定で記録された
ディスクであっても良好なトラックジャンプを行うこと
のできる装置を提案している（特願昭６３−９５１５３
号参照）。 そこでこの出願においてもこれを応用する。すなわち第
３図は良好なトラックジャンプを行うことのできるＮ＝
Ｍの値を求めるための演算のフローチャートであって、
この図において演算がスタートされると、まずステップ
〔１１〕でディスクが再生され、ステップ〔１２〕で垂
直同期信号（ＰＢＶ）の到来が待機される。そして垂直
同期信号が到来するとステップ〔１３〕で規準信号との
間で位相差ＴＨ２（０≦ＴＨ２＜１）が測定される。次
いでステップ〔１４〕で一１トラックジャンプが実行さ
れ、ステップ〔１５〕で垂直同期信号の到来が待機され
る。そして垂直同期信号が到来するとステップ〔１６〕
で規準信号との間で位相差ＴＨ３（（１，ＴＨ３＜１）
が測定される。 さらにステップ〔１７〕で測定された位相差ＴＨ２、Ｔ
Ｈ３の変化分子）（１が計算される。ここで変化分子Ｈ
Ｉの計算は ＴＨ１＝ＴＨ３−ＴＨ２ （但しＴＨ３＞ＴＨ２） または ＴＨ１＝１＋Ｔ）（３−ＴＨ２ （但し、上記以外） として行われる。 そしてこの算出されたＴＨＩを用いて、ステップ〔１８
〕で良好なトラックジャンプを行うことのできるＮの値
の計算が行われる。すなわちＸ＝ＦＲＣ（Ｎ＊　（ＴＨ
Ｉ）） （但し、ＦＲＣは小数部の意） として、 ０≦Ｘ＜０．０３ ０．９７＜Ｘ＜１ となるＮの値が求められる。 従って上述の装置において、この求められたＮの値をＮ
＝Ｍとして用いることによって、良好な繰返しによる再
生画像を得ることができる。 なおこの場合に、上述の演算中は出力端子（６）には青
−色または灰色−色の画面の信号を出力するようにする
。 また上述の演算では垂直同期信号の位相差に３％を許容
している。従ってトラックジャンプ時に多少画像が上下
に動く場合があるが、観賞上の支障は少ない。 さらに求められるＮの値は小さいと動きが無くなり、大
きいとトラックジャンプの時間が長くなるおそれがあり
、例えば２０〜４０の範囲で求められるように制限を加
えることができる。 こうして上述の装置によれば、Ｎトラックの再生画像の
動作が繰返し行われるので、所定周期で繰返串れるよう
な動作の１周期分をＮトラックに記録しておくことによ
って、その動作を継続して行わせることができ、長時間
に亘って良好な観賞のできる再生画像を得ることができ
るものである。 なお上述の装置に右いて、最適の効果を得られる再生ス
タート位置のフレーム番号やＮ、Ｍの値等を予め設定し
てビデオディスク（１）のユーザーズビット等に記入し
てふき、これらのデータを抽出回路（１７）で抽出して
マイクロコンピュータ（１３）にて完全自動再生を行う
ことも可能である。 またこのような繰返し再生に好適な映像や音声等を収集
して、これらを記録したビデオディスク等のソフトウェ
アを作成するようにしてもよい。 〔発明の効果〕 この発明によれば、Ｎトラックの再生画像の動作が繰返
し行われるので、−所定周期で繰返されるような動作の
１周期分をＮトラックに記録しておくことによって、そ
の動作を継続して行わせることができ、長時間に亘って
良好な観賞のできる再生画像を得ることができるように
なった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるビデオディスクプレーヤの一例の
構成図、第２図はその動作の説明のためのフローチャー
ト図、第３図はＮの値を求める演算のフローチャート図
である。 （１）はビデオディスク、（２）はスピンドルモータ、
（３）は光学ヘッド、（４）は再生回路、（５）は映像
処理回路、（６）は出力端子、（７）は偏移検出回路、
（８）（１１）はスイッチ、（９）はトラッキングコイ
ル、（，１０）はローパスフィルタ、（１２）はスレッ
ドモータ、（１３）ハマイクロコンピ二−タ、（１４）
ハハルス発生器、（１５）は同期分離回路、（１６）は
キーバッド、（１７）はデータ抽出回路、（１ｇ）は−
Ｍトラックジャンプの制御回路である。 代　　理　　人 松　　隈　　秀　　盛 突旋伊１１構爪図 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ビデオディスク上の記録トラックを順次再生し、この再
   生が上記ビデオディスクの半径方向にＮトラック進んだ
   ときに−Ｍトラックのトラックジャンプを行うと共に、 この−Ｍトラックジャンプを再生信号の乱れを小さくで
   きる所定の距離にすることにより、上記Ｎトラックの再
   生画像の動作を繰返し行う上記再生信号が得られるよう
   にしたことを特徴とするビデオディスクプレーヤ。