JP2725277B2 - ビデオディスクプレーヤ - Google Patents

ビデオディスクプレーヤ

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JP2725277B2 JP63095153A JP9515388A JP2725277B2 JP 2725277 B2 JP2725277 B2 JP 2725277B2 JP 63095153 A JP63095153 A JP 63095153A JP 9515388 A JP9515388 A JP 9515388A JP 2725277 B2 JP2725277 B2 JP 2725277B2
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1一実施例 G2他の実施例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、光学式ビデオディスクやCDV等の線速度一
定で記録されたビデオディスクを再生するビデオディス
クプレーヤに関する。
B 発明の概要 本発明はビデオディスクプレーヤに関し、間欠スキャ
ン再生時に再生映像信号中の垂直同期信号の基準に対す
る位相差を検出し、この位相差が許容範囲内となるよう
に第2のトラックジャンプを行うことによって、乱れの
少ない良好な再生映像信号を出力するようにしたもので
ある。
C 従来の技術 例えば光学式ビデオディスクプレーヤにおいて、線速
度一定で記録されたディスクの再生を行う場合に、いわ
ゆる間欠スキャン再生はメモリ等の特別な構成を設けな
いことには、従来は不可能であると考えられていた。
これに対してスキャン時の1回のトラックジャンプで
ジャンプするトラック数をできるだけ多くしジャンプの
頻度を減らすと共に、再生映像信号中の垂直同期信号を
抑圧し、代りに基準の垂直同期信号を映像信号の位相を
無視して挿入する方法が考えられた。これによれば挿入
される基準の垂直同期信号によって例えばモニタ受像機
の同期が安定にされ、比較的見易い再生映像を得ること
ができる。
D 発明が解決しようとする課題 ところが上述の方法において、基準の垂直同期信号は
映像信号の位相を無視して挿入されるために、再生映像
の上半分と下半分が上下逆に表示されたり、またこの間
に垂直同期信号を抑圧して例えば垂直ブランキング期間
をペデスタルレベルに固定した場合には幅広の黒い帯が
発生し、この帯が上下に激しく移動されるために、極め
て不自然な再生映像になってしまう場合があった。
この出願はこのような点に鑑みてなされたもので、上
述の抑圧された垂直同期信号の帯を再生画面の上側また
は下側に追込むことによって、より良好な再生映像を得
られるようにするものである。
E 課題を解決するための手段 本発明において、上述の課題を解決する第1の手段
は、線速度一定で情報が記録されているビデオディスク
(1)の半径方向に再生ヘッド(3)全体を所定の高速
度で移動する(モータ(14))と共に、上記再生ヘッド
の対物レンズを所定のトラック数(検出回路(17))に
相当する距離シフトする第1のトラックジャンプ(制御
回路(18))を行った後に引き続き上記第1のトラック
ジャンプの所定のトラック数より少ない第2のトラック
ジャンプを行う間欠スキャン再生を行う際に、上記第1
のトラックジャンプ直後に上記再生された映像信号中の
垂直同期信号と基準の垂直同期信号との位相差を検出す
る位相検出手段(ステップ[17])と、上記位相検出手
段にて検出した第1のトラックジャンプ直後の上記再生
された映像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期信号
との位相差に基づいて再生画像中の垂直同期信号の位置
を再生画像の上側又は下側に追い込める範囲である所定
許容範囲内に上記再生ヘッドが位置しているか否かを判
別する判別手段(ステップ[24])と、上記判別手段に
て所定許容範囲内に上記再生ヘッドが位置していると判
断された場合に上記第1のトラックジャンプの所定のト
ラック数より少ない上記第2のトラックジャンプ(ステ
ップ[26])を行い、上記間欠スキャン再生にて乱れの
少ない再生映像信号を出力(端子(8))するようにし
たビデオディスクプレーヤである。
第2の手段は、上記第1の手段において、上記第1の
トラックジャンプの後に1トラックジャンプ(ステップ
[19])を行い、上記位相検出手段にて上記第1のトラ
ックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直同期信号
と基準の垂直同期信号との第1の位相差を検出(ステッ
プ[17])し、上記位相検出手段にて上記第1のトラッ
クジャンプの後の1トラックジャンプ後の再生された映
像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期信号との第2
の位相差を検出(ステップ[21])し、上記第1の位相
差と上記第2の位相差に基づいて上記1トラックジャン
プ前後の上記位相差の変化分を検出(ステップ[23])
して上記再生されているトラックの上記ビデオディスク
上の位置を検出するようにしたビデオディスクプレーヤ
である。
第3の手段は、上記第1の手段において、上記第1の
トラックジャンプの後で1トラックジャンプ(ステップ
[19])を行い、上記位相検出手段にて上記第1のトラ
ックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直同期信号
と基準の垂直同期信号との第1の位相差を検出(ステッ
プ[17])し、上記位相検出手段にて上記第1のトラッ
クジャンプの後の1トラックジャンプ後の再生された映
像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期信号との第2
の位相差を検出(ステップ[21])し、上記第1の位相
差と上記第2の位相差に基づいて上記1トラックジャン
プの前後の上記位相差の変化分を検出(ステップ[2
3])し、上記第2のトラックジャンプとして上記1ト
ラックジャンプ(ステップ[26])を順次繰り返し行う
と共に、その都度上記1回目の1トラックジャンプで検
出された上記位相差に上記測定された位相差の変化分を
積算(ステップ[27])し、この積算値が上記許容範囲
内となったとき(ステップ[28])に上記1トラックジ
ャンプを終了して上記再生映像信号を出力するようにし
たビデオディスクプレーヤである。
第4の手段は、上記第1の手段において、上記第1の
トラックジャンプの後で1トラックジャンプ(ステップ
[19])を行い、上記位相検出手段にて上記第1のトラ
ックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直同期信号
と基準の垂直同期信号との第1の位相差を検出(ステッ
プ[17])し、上記位相検出手段にて上記第1のトラッ
クジャンプの後の1トラックジャンプ後の再生された映
像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期信号との第2
の位相差を検出(ステップ[21])し、上記第1の位相
差と上記第2の位相差に基づいて上記1トラックジャン
プの前後の上記位相差の変化分を検出(ステップ[2
3])し、上記1トラックジャンプで検出された上記位
相差に上記測定された位相差の変化分をn回積算(ステ
ップ[32])した積算値が上記許容範囲内の最適値とな
る上記nを求め(ステップ[35])、上記第2のトラッ
クジャンプとしてnトラックジャンプ(ステップ[3
8])を行って上記再生映像信号を出力するようにした
ビデオディスクプレーヤである。
第5の手段は、上記第1の手段において、上記第1の
トラックジャンプの後に1トラックジャンプ(ステップ
[19])を行い、上記位相検出手段にて上記第1のトラ
ックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直同期信号
と基準の垂直同期信号との第1の位相差を検出(ステッ
プ[17])し、上記位相検出手段にて上記第1のトラッ
クジャンプの後の1トラックジャンプ後の再生された映
像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期信号との第2
の位相差を検出(ステップ[21])し、上記第1の位相
差と上記第2の位相差に基づいて上記1トラックジャン
プの前後の上記位相差の変化分を検出(ステップ[2
3])し、上記1トラックジャンプの前後の上記位相差
の変化分が所定値以上の場合(ステップ[24])に上記
再生された垂直同期信号(回路(20))を上記再生映像
信号の垂直同期信号として出力する(スイッチ(7))
ようにしたビデオディスクプレーヤである。
F 作用 これによれば、第2のトラックジャンプを行うことに
よって再生映像信号中の垂直同期信号の位相を基準の垂
直同期信号に対して任意の許容範囲内として再生画面中
の垂直同期信号の位置を上側または下側に追込むことが
でき、また位相差の変化が小さくて第2のトラックジャ
ンプによる位相の変化が得られないときは再生された垂
直同期信号を再生映像信号に挿入することによって一瞬
の同期乱れは生じるものの以後は良好な再生映像を得る
ことができる。
G 実施例 G1一実施例 第1図において、(1)は線速度一定で記録されたビ
デオディスク、(2)はスピンドルモータであって、こ
のモータ(2)にて後述する光学ヘッド(3)の位置等
に応じてディスク(1)を線速度一定で回転する駆動が
行われる。
さらに光学ヘッド(3)からの信号が再生回路(4)
に供給されて再生映像信号が取出され、この再生映像信
号が後述するスイッチ(5)(6)(7)を通じて出力
端子(8)に取出される。
また光学ヘッド(3)のトラック検出部からの信号が
偏移検出回路(9)に供給されてトラッキングの偏移
(ずれ)量が検出され、この偏移信号がスイッチ(10)
を通じてトラッキングコイル(11)に供給されて光学ヘ
ッド(3)のトラッキングが行われる。さらにスイッチ
(10)からの信号がローパスフィルタ(12)、スイッチ
(13)を通じてスレッドモータ(14)に供給されて光学
ヘッド(3)のディスク(1)の半径方向の移送が行わ
れる。
このようにして通常再生時の動作が行われる。
これに対して間欠スキャン再生時には、制御用のマイ
クロコンピュータ(μ・Con)(15)にて光学ヘッド
(3)を高速度(30倍速程度)で移送するための移送信
号が形成され、この信号がスイッチ(13)を通じてスレ
ッドモータ(14)に供給される。
また偏移検出回路(9)からの信号がスイッチ(10)
を通じてトラッキングコイル(11)に供給され、トラッ
キングが維持されると共に、このスイッチ(10)からの
信号がローパスフィルタ(16)を通じて150トラック
(T)に相当する偏移の検出回路(17)に供給され、こ
の検出信号がマイクロコンピュータ(15)に供給され
る。これによってマイクロコンピュータ(15)にて150
トラックジャンプ(TJ)の指令信号が形成され、この指
令信号が150トラックジャンプの制御回路(18)に供給
される。そしてこの制御回路(18)からの信号にてスイ
ッチ(10)がオフされると共に、トラッキングコイル
(11)に、150トラックジャンプを行うための信号が供
給される。なお実際のジャンプはトラッキングコイル
(11)を中心点に戻すことによって実行される。
そしてさらにこの装置において、上述の150トラック
ジャンプの期間中、検出回路(9)からの第2図Aに示
すような検出信号がマスク信号発生回路(19)に供給さ
れ、同図Bに示すように波形整形された後トリガーモノ
マルチに供給され、同図Cに示すようなマスク信号が発
生される。このマスク信号がマイクロコンピュータ(1
5)に供給される。また再生回路(4)からの再生映像
信号が同期分離回路(20)に供給されて再生信号中の垂
直同期信号(PBV)が検出され、この信号がマイクロコ
ンピュータ(15)に供給されると共に、基準入力端子
(21)からの基準の垂直同期信号(Ref.V)がマイクロ
コンピュータ(15)にて供給される。さらに端子(21)
からの基準信号が8ビットカウンタ(22)に供給され、
1/2水平周波数のクロック信号がカウントされると共に
カウント値が垂直同期信号でリセットされる。従ってこ
のカウント値は0〜131の数値が巡回されると共に、そ
の値は基準の垂直同期信号に対する位相差を示してい
る。このカウント値がマイクロコンピュータ(15)に供
給される。
これによってマイクロコンピュータ(15)において、
以下に述べる動作が行われる。
すなわち第3図はマイクロコンピュータ(15)の動作
のフローチャートであって、例えばキー(図示せず)の
操作によって間欠スキャン再生が指示されると、上述の
高速度の移送信号及び150トラック偏移の検出に応じて1
50トラックジャンプの指令信号の形成が行われると共
に、Aに示すメインルーチンがスタートされる。このメ
インルーチンAにおいては、ステップ〔1〕〔2〕で光
学ヘッド(3)がディスク(1)の最内周(インリミッ
ト)または最外周(アウトリミット)に達したことが判
断され、いずれかがイエスになると動作がストップされ
る。またいずれもノーのときはステップ〔3〕で他のキ
ー操作が成されたか否かが判断され、操作が成されたと
きは当該キーの動作モードに移行される。さらに操作が
成されていないときはステップ〔4〕で後述する間欠ス
キャン再生のサブルーチンがコールされ、ルーチンBが
終了するとステップ〔1〕に戻される。
そしてBに示すサブルーチンにおいては、まずステッ
プ〔11〕で基準の同期信号の到来が待機され到来すると
ステップ〔12〕で上述のマスク信号が高電位“H"である
か否かが判断される。ここで低電位のときはステップ
〔13〕で1/2垂直期間 待機された後ステップ〔14〕で再度マスク信号が高電位
であるか否かが判断される。これによってステップ〔1
4〕でもマスク信号が低電位のときは150トラックジャン
プ終了後すでに再生画像が得られている状態と判断され
るので、サブルーチンBは終了され、メインルーチンA
に戻される。
これに対してステップ〔12〕〔14〕のいずれかでマス
ク信号が高電位のときはステップ〔15〕に進められる。
このステップ〔15〕にてマスク信号が低電位“L"になる
まで待機され、低電位になるとステップ〔16〕で再生映
像信号中の垂直同期信号の到来が待機される。そして再
生垂直同期信号が到来すると、ステップ〔17〕でカウン
タ(22)のカウント値が内部記憶領域のCT2にストアさ
れる。
従ってCT2には、150トラックジャンプ後の最初に再生
された垂直同期信号の基準の垂直同期信号に対する位相
差がストアされる。そしてこの場合に、位相差の許容範
囲を±12.5%とすると、CT2<17またはCT2>114は再生
画面の上下において許容範囲内と判断できる。そこでス
テップ〔18〕にて上述の範囲を判別し、範囲内にあると
きはメインルーチンAに戻される。
一方CT2の値が17≦17CT2≦114のときは、続いてステ
ップ〔19〕で1トラックジャンプが指令される。ここで
この指令信号は上述の装置において1トラックジャンプ
の制御回路(23)に供給され、この制御回路(23)から
の信号にてスイッチ(10)がオフされると共に、トラッ
キングコイル(11)に1トラックジャンプを行うための
信号が供給される。
この1トラックジャンプの終了後ステップ〔20〕で再
生映像信号中の垂直同期信号の到来が待機される。そし
て再生垂直同期信号が到来すると、ステップ〔21〕でカ
ウンタ(22)のカウント値が内部記憶領域のCT3にスト
アされる。
従ってCT3には、1トラックジャンプ後の最初に再生
された垂直同期信号の基準の垂直同期信号に対する位相
差がストアされる。そしてステップ〔22〕にてCT3<17
またはCT3>114が判別されることにより、イエスのとき
許容範囲内と判断してメインルーチンAに戻される。
さらにステップ〔22〕でノーのときは、ステップ〔2
3〕でCT2,CT3にストアされた位相差の変化分が算出され
て内部記憶領域のCT1にストアされる。
ここで位相差の変化分の算出は、上述のCT2,CT3にス
トアされた値の範囲(0〜131)を0〜1に正規化した
値(CT2→θ2,CT3→θ)を用いて、 θ+1−θ の小数部θとすればよい。なお上述の例で具体的には CT3+131−CT2 を131で割った余りをCT1にストアする。
従ってこのステップ〔23〕にて1トラックジャンプ当
りの位相差の変化分が算出され、この場合にこの変化分
は数10トラック程度の範囲では不変なものと見倣すこと
ができる。
そこでステップ〔24〕にてCT1の値が判別され、この
値が所定値より小さいときは数10トラックジャンプ程度
の補正では許容範囲内への追込みが不能なデッドゾーン
(DZ)と判断される。
ここでまずデッドソーンでない(ノー)のときは、ス
テップ〔25〕で前の1トラックジャンプから1m秒経過す
るまで待機され、経過するとステップ〔26〕で1トラッ
クジャンプが指令される。さらにステップ〔27〕で CT3+CT1 が算出され、131で割った余りがCT3にストアされ、ステ
ップ〔28〕でCT3<17またはCT3>114が判別される。そ
してノーのときはステップ〔25〕に戻され、イエスのと
きは追込みが完了したものと判断されてメインルーチン
Aに戻される。
すなわちこの動作によれば、再生垂直同期信号の検出
を1トラックジャンプごとに行わず、CT1,CT3の演算の
みで位相差の追込みが判断されるので、追込みを極めて
短時間で行うことができる。
そこで上述の装置において、マスク信号の立上りから
サブルーチンBが終了してメインルーチンAに戻った時
点までの間にスイッチ(5)を切換えて電圧源(24)か
らの例えば灰色に相当する電位を再生映像信号に挿入す
ることにより、乱れた再生画像を出さずに良好な間欠ス
キャン再生を行うことができる。
さらにサブルーチンBが終了した後は従来の技術で述
べたのと同様に再生垂直同期信号を抑圧回路(25)に供
給して、この期間にスイッチ(6)を切換えて電圧源
(26)からの黒レベルの電位に切換えると共に、基準の
垂直同期信号を挿入回路(27)に供給して、この期間に
スイッチ(7)を切換えて同期レベルの電位を挿入す
る。
従って上述の装置において、画面の安定な良好な再生
画像を得ることができると共に、上述の装置によれば、
第1の150トラックジャンプの後、1トラックジャンプ
を繰り返す第2のジャンプを行うことによって再生映像
信号中の垂直同期信号の位相を基準の垂直同期信号に対
して任意の許容範囲内として再生画面中の垂直同期信号
の位置を上側または下側に追込むことができる。
また、上述のフローチャートにおいてステップ〔24〕
でデッドゾーン(イエス)のときは、ステップ〔29〕で
デッドゾーン処理が行われてメインルーチンAに戻され
る。
ここでこのデッドゾーン処理としては、例えば上述の
垂直同期信号の挿入回路(27)に再生垂直同期信号を供
給し、デッドゾーン処理の期間にはこの再生同期信号に
てスイッチ(7)の切換えを行う。あるいはデッドゾー
ン処理の期間には抑圧回路(25)及び挿入回路(27)を
共に不動作にする。これによって位相差の変化が小さく
て第2のトラックジャンプによる位相の変化が得られな
いときには再生された垂直同期信号が再生映像信号に挿
入されることによって一瞬の同期乱れは生じるものの以
後は良好な再生映像を得ることができる。
G2他の実施例 さらに第4図はフローチャートの他の例であって、図
はサブルーチンBの要部のみを示す。この図において、
上述のステップ〔17〕にてカウント値をCT2にストアし
た後、直ちにステップ〔19〕の1トラックジャンプの指
令が行われる。さらにステップ〔20〕で再生垂直同期信
号の到来が待機され、到来してステップ〔21〕でカウン
ト値がCT3にストアされると、直ちにステップ〔23〕の
演算が行われる。そしてこの算出値(CT1)がステップ
〔24〕で判別され、イエスのときステップ〔31〕以下の
動作が行われる。
すなわちステップ〔31〕にてn=3がセットされ、ス
テップ〔32〕にて CTn+CT1 が算出され、131で割った余がCTn+1にストアされる。
さらにステップ〔33〕でn=n+1とされ、ステップ
〔34〕でnN+2が判別される。そしてノーのときは
ステップ〔32〕に戻される。これによってCTnには各ト
ラックごとに位相差が順番にストアされる。
さらにステップ〔34〕がイエスになると、ステップ
〔35〕でn=3〜N+2の範囲でCTnの値が検索され、
最も0または131に近い値のCTnが選択される。このCTn
の値がステップ〔36〕で上述の許容範囲内であるか否か
判別され、ノーのときはステップ〔29〕のデットゾーン
処理が行われる。これに対してステップ〔36〕でイエス
のときは、ステップ〔37〕でn=n−3とされ、ステッ
プ〔38〕でnトラックジャンプが指令されてメインルー
チンAに戻される。
従ってこのフローチャートによれば、あらかじめN
(例えば20)トラックの範囲で各トラックジャンプの位
相差を算出し、位相差が最小または最大の最適値となる
ようにnトラックジャンプを行うので、再生画像をより
一層安定にすることができる。
なお上述の装置において、150トラックジャンプの指
令及びスイッチ(5)の再生映像信号への復帰は基準の
垂直同期信号に同期させることによって、再生画像の安
定をより向上させることができる。また電圧源(24)の
電位をそれ以前の再生映像信号の平均輝度レベルとする
ことにより、再生画像をより自然に見せることができ
る。
さらにステップ〔26〕の1トラックジャンプはフォワ
ード方向だけでなく、CT1の値等を判別して逆転方向の
収束が早い場合には逆転のトラックジャンプを行うよう
にしてもよい。これによって再生画像の得られない時間
を短縮して、より良好な間欠スキャン再生を行うことが
できる。
H 発明の効果 この発明によれば、第2のトラックジャンプを行うこ
とによって再生映像信号中の垂直同期信号の位相を基準
の垂直同期信号に対して任意の許容範囲内として再生画
面中の垂直同期信号の位置を上側または下側に追込むこ
とができ、また位相差の変化が小さくて第2のトラック
ジャンプによる位相の変化が得られないときは再生され
た垂直同期信号を再生映像信号に挿入することによって
一瞬の同期乱れは生じるものの以後は良好な再生映像を
得ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の構成図、第2図はその説明のた
めの波形図、第3図はフローチャート、第4図は他の例
のフローチャートである。 (1)はビデオディスク、(2)はスピンドルモータ、
(3)は再生ヘッド、(4)は再生回路、(5)〜
(7)(10)(13)はスイッチ、(8)は出力端子、
(9)(17)は検出回路、(11)はトラッキングコイ
ル、(12)(16)はローパスフィルタ、(14)はスレッ
ドモータ、(15)はマイクロコンピュータ、(18)(2
3)は制御回路、(19)は信号発生回路、(20)は同期
分離回路、(21)は基準入力端子、(22)はカウンタ、
(24)(26)(28)は電圧源、(25)は抑圧回路、(2
7)は挿入回路である。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線速度一定で情報が記録されているビデオ
    ディスクの半径方向に再生ヘッド全体を所定の高速度で
    移動すると共に、上記再生ヘッドの対物レンズを所定の
    トラック数に相当する距離シフトする第1のトラックジ
    ャンプを行った後に引き続き上記第1のトラックジャン
    プの所定のトラック数より少ない第2とトラックジャン
    プを行う間欠スキャン再生を行う際に、 上記第1のトラックジャンプ直後に上記再生された映像
    信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期信号との位相差
    を検出する位相検出手段と、 上記位相検出手段にて検出した第1のトラックジャンプ
    直後の上記再生された映像信号中の垂直同期信号と基準
    の垂直同期信号との位相差に基づいて再生画像中の垂直
    同期信号の位置を再生画像の上側又は下側に追い込める
    範囲である所定許容範囲内に上記再生ヘッドが位置して
    いるか否かを判別する判別手段と、 上記判別手段にて所定許容範囲内に上記再生ヘッドが位
    置していると判断された場合に上記第1のトラックジャ
    ンプの所定のトラック数より少ない上記第2のトラック
    ジャンプを行い、 上記間欠スキャン再生にて乱れの少ない再生映像信号を
    出力するようにしたビデオディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】上記特許請求の範囲第1項において、上記
    第1のトラックジャンプの後に1トラックジャンプを行
    い、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプ後の
    再生された映像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期
    信号との第1の位相差を検出し、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプの後
    の1トラックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直
    同期信号と基準の垂直同期信号との第2の位相差を検出
    し、 上記第1の位相差と上記第2の位相差に基づいて上記1
    トラックジャンプ前後の上記位相差の変化分を検出して
    上記再生されているトラックの上記ビデオディスク上の
    位置を検出するようにしたビデオディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】上記特許請求の範囲第1項において、上記
    第1のトラックジャンプの後で1トラックジャンプを行
    い、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプ後の
    再生された映像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期
    信号との第1の位相差を検出し、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプの後
    の1トラックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直
    同期信号と基準の垂直同期信号との第2の位相差を検出
    し、 上記第1の位相差と上記第2の位相差に基づいて上記1
    トラックジャンプの前後の上記位相差の変化分を検出
    し、 上記第2のトラックジャンプとして上記1トラックジャ
    ンプを順次繰り返し行うと共に、その都度上記1回目の
    1トラックジャンプで検出された上記位相差に上記測定
    された位相差の変化分を積算し、 この積算値が上記許容範囲内となったときに上記1トラ
    ックジャンプを終了して上記再生映像信号を出力するよ
    うにしたビデオディスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】上記特許請求の範囲第1項において、上記
    第1のトラックジャンプの後で1トラックジャンプを行
    い、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプ後の
    再生された映像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期
    信号との第1の位相差を検出し、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプの後
    の1トラックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直
    同期信号と基準の垂直同期信号との第2の位相差を検出
    し、 上記第1の位相差と上記第2の位相差に基づいて上記1
    トラックジャンプの前後の上記位相差の変化分を検出
    し、 上記1トラックジャンプで検出された上記位相差に上記
    測定された位相差の変化分をn回積算した積算値が上記
    許容範囲内の最適値となる上記nを求め、上記第2のト
    ラックジャンプとしてnトラックジャンプを行って上記
    再生映像信号を出力するようにしたビデオディスクプレ
    ーヤ。
  5. 【請求項5】上記特許請求の範囲第1項において、上記
    第1のトラックジャンプの後に1トラックジャンプを行
    い、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプ後の
    再生された映像信号中の垂直同期信号と基準の垂直同期
    信号との第1の位相差を検出し、 上記位相検出手段にて上記第1のトラックジャンプの後
    の1トラックジャンプ後の再生された映像信号中の垂直
    同期信号と基準の垂直同期信号との第2の位相差を検出
    し、 上記第1の位相差と上記第2の位相差に基づいて上記1
    トラックジャンプの前後の上記位相差の変化分を検出
    し、 上記1トラックジャンプの前後の上記位相差の変化分が
    所定値以上の場合に上記再生された垂直同期信号を上記
    再生映像信号の垂直同期信号として出力するようにした
    ビデオディスクプレーヤ。
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