JPH03119152A - 織機の送り出し装置 - Google Patents

織機の送り出し装置

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JPH03119152A
JPH03119152A JP25759089A JP25759089A JPH03119152A JP H03119152 A JPH03119152 A JP H03119152A JP 25759089 A JP25759089 A JP 25759089A JP 25759089 A JP25759089 A JP 25759089A JP H03119152 A JPH03119152 A JP H03119152A
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Hideichiro Imamura
今村 秀一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、織機の経糸張力が一定になるように経糸を
送り出す装置に関する。
従来の技術 第5図は従来の送り出し装置を示すものである。
この送り出し装置は、経糸40の張力の大きさに応じて
変位するバックローラ41の変位量を張力センサ42で
電気量に変換し、この張力センサ42の出力を制御回路
43に与える。そして、制御回路43において、張力セ
ンサ42の出力から得られる経糸40の検出張力値と予
め設定された基準張力値との差を求め、その差に応じて
送り出し速度を演算し、制御回路43からワープビーム
44を回転駆動するサーボモータ45にその送り出し速
度に応じた電流指令を与えることにより、経糸40の張
力値が前記基準張力値に保たれるように制御する。
バックローラ41は、サイドフレームに取り付けられた
回転軸46を支点として揺動するテンションレバー47
の一端部に取り付けられている。
このテンションレバー47の他端部にはイージンゲスプ
リング48の一端部が結合されている。このイージング
スプリング48の他端部はサイドフレームに固定した張
力センサ42に結合されている。そして、バックローラ
41はイージングスプリング48のばね力により、開口
時の経糸ひずみを緩和するイージング動作を行う。
この従来例では、張力センサ42としてテンションレバ
ー47の変位量をイージングスプリング48の他端部を
サイドフレームに固定する部材のひずみ量で検出するタ
イプのものが用いられているが、特開昭62−2708
42号公報に示されているようにテンションレバー47
との間隙を検出する磁気変位検出器が用いられることも
ある。
発明が解決しようとする課題 布品種に応じて織り府とバックローラ41との間の相対
位置を変えることがある。つまり、サイドフレームに対
する回動軸46の位置を動かしてバックローラ41の配
置位置を電機上下方向およびまたは織機前後方向に変え
ること?、二より、たとえば、経糸40が開口している
ときのバックローラ41から織り前までの上糸経路長を
その下糸経路長よりら長くして上糸の張力を下糸の張力
より大きくする。またこれとは逆に上糸経路長を下糸経
路長よりも短くして下糸の張力を上糸の張力より大きく
することにより、織布の風合いを変えることがある。
このように、布品種に応じてバックローラ41の配置位
置を変更すると、イージングスプリング48と張力セン
サ42との結合部分での相対的な位置関係が変化するな
どの理由で、バックローラ41に経糸40を係合させて
いない経糸張力零の状態においても、所定の張力がある
ように張力センサ42から信号が出力される。したかっ
て、制御回路43では、この誤差分を含んだ張力センサ
42の出力値から検出張力値を得るために、バックロー
ラ41の配置位置を変更したまま織機を運転すると、経
糸40の張力値が所定の基準張力値と異なった値に保た
れることになる。
そこで、バックローラ41の配置位置を変更した場合に
は、作業者がその都度、張力センサ42の出力をテスタ
などの測定器具で検出しながら、出力調整用抵抗の抵抗
値を調整して、バックローラ41に経糸40が係合して
いない状態における張力センサ42の出力が零になるよ
うに調整する作業が必要であった。このため、その調整
作業の度にテスタなどの測定器が必要であるばかりでな
く、多大な労力と時間を要するという不都合があった。
また、織機を初めて使用する機械の立上げ時にも、張力
センサ42の出力初期調整作業が必要で、同様の問題が
あった。
そこで、この発明の目的は経糸張力を検出する張力セン
サの出力調整の必要のない織機の送り出し装置を提供す
ることである。
課題を解決するための手段 この発明は、第1図に示すように、経糸張力に応じた電
気量を出力する張力センサlと、経糸張力の零点を設定
するための零点設定スイッチ2と、織機停止中のこの零
点設定スイッチ2の操作によりその時の張力センサIの
出力値を張力零データとして記憶する張力零データ記憶
手段3と、前記張力零データと織機運転中の張力センサ
lの出力値に応じて送り出し速度を演算する送り出し速
度演算手段4と、面記送り出し速度でワープビームを回
転駆動するワープビーム回転駆動手段5とを備えている
作用 たとえば、張力センサlがイージング動作を行うバック
ローラの変位を検出することによって経糸張力に応じた
電気量を出力するものであって、バックローラの配置位
置を変更すると張力センサlの出力値の零点がずれるよ
うな場合、織機停止中でバックローラに経糸が係合しな
いで経糸張力か零のとき、作業者が零点設定スイッチ2
を操作することにより、張力零データ記憶手段3が張力
センサ■の出力値を張力零データとして記憶する。
この張力零データの記憶操作が終了した後、織機を運転
すると、送り出し速度演算手段4が張力センサlの出力
値と記憶された張力零データにより実際の検出張力値を
求め、この実際の検出張力値に応じて送り出し速度を演
算し、経糸の張力値を基準張力値になるようにワープビ
ーム回転駆動手段5がその演算された送り出し速度でワ
ープビームを回転駆動する。
実施例 第2図はこの発明の送り出し装置の一実施例を示す構成
説明図である。ワープビームIOから送り出される経糸
11はバックローラ12を経由し、ベルト13およびお
さ14を経由して織前I5に達し、織布16を形成する
。織布16は、ブレスI・ビームI7、サーフェスロー
ラ18およびプレスローラI9を経由してクロスローラ
20に巻き取られる。
バックローラI2は、回転軸21を支点として揺動する
テンションレバー22の一端部に回動自在に取り付けら
れている。テンションレバー22の他端部にはイージン
グスプリング23の一端部が結合されていて、バックロ
ーラ21は、イージングスプリング23のばね力と経糸
11の張力との力のつり合いによって揺動し、開口時の
経糸ひずみを緩和するイージング動作を行う。イージン
グスプリング23の他端部は図示しないサイドフレーム
に固設された張力センサ24と結合されている。この張
力センサ24によって、テンションレバー22の変位、
ずなイつちバックローラ12の変位が検出される。張力
センサ24は、たとえばテンションレバー22の変位で
大きく歪むようにS字状に形成された部材に歪ゲージを
貼着し、前記部材の歪量を検出するものである。張力セ
ンサ24の出力は、ワープビームlOを回転駆動するサ
ーボモータ25に電流指令を出力する制御回路26に与
えられる。
制御回路26は、センサアンプ27、A/D変換器28
、サーボドライバ29、入出力インタフェイス30SC
PU31、ROM32、RAM33およびデータバス3
4で構成されている。センサアンプ27では張力センサ
24の出力信号が増幅され、A/D変換器28ではその
増幅された信号がA/D変換される。サーボドライバ2
9では、サーボモータ25の回転位置を検出するロータ
リエンコーダ35の出力とCPU31からの速度指令と
に基づいて、サーボモータ25に対して電流指令が与え
られる。なお、この制御回路26では図示しない織機本
体の制御盤からデータバス34を介して与えられる織機
主軸角度信号などの各種織機信号に基づき、ROM32
に収納された制御プログラムが実行される。
36は経糸張力の零点を設定するための零点設定スイッ
チであって、この零点設定スイッチ36のオン/オフ状
態信号は人出力インタフェイス30を介してCPU31
に与えられる。なお、この零点設定スイッチ36のオン
/オフ状惑検出動作は、織機が停止されているとき、す
なわち製織動作が停止されているときのみ行われ、いう
までもないが、零点設定スイッチ36は経糸11がバッ
クローラI2に係合しないときオン操作される。
織機か停止状態で零点設定スイッチ36がオンになった
ときは、第3図に示す動作が行われる。
零点設定スイッチ36がオンになると、張力センサ24
から入力されセンサアンプ27で増幅された信号がA/
D変換され(ステップSl)、A/D変換された張力零
データDTSがRAM33に格納される(ステップS2
)。
次に織機が運転されているとき、すなわち製織動作が行
われているときの制御回路26の動作を第4図のフロー
チャートを参照して説明する。まず、図示しない織機本
体の制御盤から与えられる織機の主軸角度が読み込まれ
(ステップ511)、その主軸角度が経糸張力を検出す
る所定角度か否かが判定される(ステップ512)。す
なわち、経糸張力は主軸角度が所定角度になるときのみ
検出される。主軸角度が所定角度になると、センサアン
プ27で増幅された張力センサ24の出力がA/D変換
され(ステップ513)、その張力データD T 71
11(RA Mに格納される(ステップ514)。
次のステップS+5では、張力データDTと、前述した
零点設定スイッチ36のオン操作で格納されていた張力
零データDTSとの差(DT−DTS)が演算され、そ
の差(DT−DTS)が張力データDTとして設定され
る。つまり、ここでは、経糸張力が零のときの張力零デ
ータDTSで張力センサ24の出力によって得られる張
力データを正しい値に補正している。正しい張力データ
DTが設定されると、次にその張力データDTと予め定
められた基準張力値との差が求められた後、その差に応
じてサーボモータ25の回転速度が演算され(ステップ
916)、その回転速度指令がサーボドライバ29に与
えられる(ステップ517)。
このようにして、この実施例では張力センサ24の出力
を調整しなくても、経糸張力が零のときに零点設定スイ
ッチ36をオンにするだけの極めて簡単な操作で正しい
経糸張力値を得ることができる。したがって、バックロ
ーラ12の配置位置が変更されることなどにより経糸張
力の検出誤差が生じる場合に張力センサ24の出力調整
作業を行われなくてよいので、その出力調整作業に必要
な多大な労力や時間が節約されるのみならず、その出力
調整作業毎にテスタなどの測定器具を準備する必要がな
くなる。
なお、張力センサ24の出力特性がリニアでないときは
、その特性データを格納しておき、前述のステップS1
3で得られる張力データDTをその特性データで補正し
た後、ステップS14でRAM33に格納すればよい。
また張力センサ24がテンションレバー22の変位を直
接検出する磁気変位検出器であっても、同様の効果が得
られることはいうまでもない。さらにまた、経糸張力は
、経糸11に張力センサを係合させ、直接的に検出して
もよい。
発明の効果 以上のようにこの発明によれば、作業者が零点設定スイ
ッチを操作するだけで、バックローラの配置位置変更な
どに伴う張力センサの出力調整を自動的に行うことがで
きる。したがってその出力調整作業に必要な工数が削減
され織機の稼動率が上昇するとともに、その出力調整作
業を行う都度、必要な測定器具を準備する必要がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示すブロック図、第2図はこ
の発明の送り出し装置の一実施例を示す構成説明図、第
3図は零点設定スイッチを操作したときの制御回路の動
作を示すフローチャート、第4図は織機運転時の制御回
路の動作を示すフローチャート、第5図は従来例を説明
するための構成説明図である。 ■・・・張力センサ、2・・・零点設定スイッチ、3・
・・張力零データ記憶手段、4・・・送り出し速度演算
手段、5・・・ワープビーム回転駆動手段。 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)経糸張力に応じた電気量を出力する張力センサと
    、 経糸張力の零点を設定するための零点設定スイッチと、 織機停止中のこの零点設定スイッチの操作によりその時
    の前記張力センサの出力値を張力零データとして記憶す
    る張力零データ記憶手段と、前記張力零データと織機運
    転中の前記張力センサの出力値との差を実際の検出張力
    値として求め、この検出張力値に応じて送り出し速度を
    演算する送り出し速度演算手段と、 前記送り出し速度でワープビームを回転駆動するワープ
    ビーム回転駆動手段と、 を備えたことを特徴とする織機の送り出し装置。
JP25759089A 1989-10-02 1989-10-02 織機の送り出し装置 Expired - Lifetime JP2829420B2 (ja)

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JPH03119152A true JPH03119152A (ja) 1991-05-21
JP2829420B2 JP2829420B2 (ja) 1998-11-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0967739A (ja) * 1995-08-24 1997-03-11 Urase:Kk たて糸送出装置
KR20020023619A (ko) * 2000-09-21 2002-03-29 김동윤 경편기용 경사의 자동송출장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0967739A (ja) * 1995-08-24 1997-03-11 Urase:Kk たて糸送出装置
KR20020023619A (ko) * 2000-09-21 2002-03-29 김동윤 경편기용 경사의 자동송출장치

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