JPH03119119A - 精紡機の菅糸成形装置 - Google Patents

精紡機の菅糸成形装置

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JPH03119119A
JPH03119119A JP25827389A JP25827389A JPH03119119A JP H03119119 A JPH03119119 A JP H03119119A JP 25827389 A JP25827389 A JP 25827389A JP 25827389 A JP25827389 A JP 25827389A JP H03119119 A JPH03119119 A JP H03119119A
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JP
Japan
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lifting
drum
lifting lever
tape
base box
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JP25827389A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
榎本 博史
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はリングレールを昇降させて管糸成形を行なう
精紡機の管糸成形装置に関するものである。
従来の技術 従来の管糸成形装置は、特公昭56−37329号公報
や実公昭59−5743号公報に示されているように、
ギアエンドボックスの機枠にリフチングレバーの一端部
をリングレールと平行な方向の枢軸を介して上下揺動自
在に枢着すると共に。
その機枠にリフチングレバーを上下揺動させるハードカ
ムとりフチングテープ(チェーンを含む)を巻揚げる巻
揚ドラムを夫々リングレールと平行な方向の軸線を中心
にして回転可能に設け、巻揚ドラムとリングレールの間
にリフチングテープを途中で90度ねじって張設してい
る。
発明が解決しようとするi1!!題 上記従来の装置では、リフチングレバーやハードカムや
巻揚ドラムを夫々機枠に別々に組付けているので、装置
の部品点数が多くなって取付が面倒で、しかも種々の調
整やメンテナンスに多くの時間を費やす問題点があった
。特に、近年管糸成形装置が付加機能の追加によって複
雑になっており、上記のことが大きな問題点となってき
た。またリフチングレバーの枢軸や巻掛ドラムの軸線が
リングレールと平行な方向になっているので、リフチン
グテープを途中で90度ねじる必要があり、寿命の点で
好ましくなかった。本発明の課題は上記各問題点を解決
することにある。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、ギアエンドボック
ス内に配設したハードカムと、ハードカムによって揺動
されるリフチングレバーと、リフチングレバーの揺動を
リングレールに伝えるリフチングテープと、そのリフチ
ングテープを巻揚げる巻掛ドラムを備えて成る精紡機の
管糸成形装置において、ギアエンドボックス内にベース
ボックスを固設し、そのベースボックスに上記リフチン
グレバーの上端部をその下端部がリングレールの長手方
向へ揺動自在に枢軸を介して枢着すると共に、そのベー
スボックスに上記リフチングレバーを揺動させるハード
カムを回動自在に設け、上記枢軸に上記巻掛ドラムを設
けて成ることを特徴としている。
作用 管糸成形装置を機枠に組付ける場合、予めベースボック
スにリフチングレバー、ハードカム、巻掛ドラム等を広
い場所で取付けておき、そのベースボックスを機枠に取
付けることで組付けることができる。またベースボック
スに上下方向のりフチングレバーをリングレールの長手
方向へ揺動自在に枢着すると共に、そのリフチングレバ
ーの枢軸に巻掛ドラムを設けたので、リフチングレバー
と巻掛ドラムをベースボックスにコンパクトに組付ける
ことができる。ハードカムが回転してリフチングレバー
をリングレールの長手方向へ揺動させると、そのリフチ
ングレバーがリフチングテープを同方向へ往復動させて
リングレールを昇降させると共に、巻掛ドラムを徐々に
巻揚げてリングレールの昇降範囲を上昇させ、管糸を成
形する。
実施例 第1図、第2図において、1は精紡機のギアエンドボッ
クスで、左右一対の下枠2、支柱枠3、底枠4、側板5
、前板6、背板7、仕切板8等によって構成しである。
このギアエンドボックス1の内部は仕切板8によって上
下2つの空間に区分し、その上空間にはドラフトパート
を駆動する為のギアリング装置9を配設し、上空間には
リングレール10とラペットアングル11を(第6図参
照)を昇降させる為の管糸成形装置12を配設しである
。なお、ギアエンドボックス1の側板5や前板6は必要
に応じて開閉可能にしである。
次に、上記管糸成形装置12について説明する。
先ず、14は底枠4に固定的に取付けられているベース
ボックスで、第3図、第4図に示すようにリングレール
10の長手方向が開放されCいる第1空間15と閉じら
れている第2空間16が形成されている。17はベース
ボックス14の上部に回動自在に支承されている枢軸で
、リングレール10の長手方向に対して直角な方向に向
けられている。第1空間15に位置される枢軸17には
上下方向へ長い略U字形のりフチングレバ−18の上端
部を夫々回転自在に取付けである。リフチンブレバ−1
8の一方の腕18aにはカムボール19を回転自在に取
付け、他方の腕18bには揺動ドラム20を枢軸17に
対して平行な軸線を中心にして回転自在に軸支しである
。両腕]、8a、18b間の枢軸17には巻掛ドラム2
1を楔着し。
第2空間16内の枢軸17にはウオームホイール22を
楔着しである。
25はベースボックス14の下部に回転自在に支承され
ているカム軸で、枢軸17に対して平行に配置され、一
端部には上記カムボール19に当接してリフチンブレバ
−18を揺動させる為のハードカム26を楔着し、第2
空間16内のカム軸25にはウオームホイール27を楔
着しである。
28はベースボックス14に回転自在に支承されている
カム用回転軸で、上記ウオームホイール27に噛合する
ウオーム29を楔着しである。カム用回転軸28の一端
部は電磁クラッチ31を介して回転軸32に連結され、
この回転軸32にプーリ33を楔着しである。このプー
リ33とベースボックス14に軸支したプーリ34との
間にはベルト35を懸回し、上記プーリ34と一体のプ
ーリ36とギアリング装[9のプーリ37との間にベル
ト39を懸回しである。
40はベースボックス14に回転自在に支承されている
ドラム用回転軸で、上記ウオームホイール22に噛合す
るウオーム41を楔着しである。
ドラム用回転軸40の一端部には電磁クラッチ42を介
して回転軸43に連結され、この回転軸43にシェーバ
−ホイール(以下ホイールと記す)44を楔着しである
。このホイール44はベースボックス14に枢着すると
共にはね又は自重によって付勢した逆止爪45によって
逆止されている。
また回転軸43には揺動腕46を揺動自在に取付け、そ
の揺動腕46に枢着した送り爪47をばね48によって
ホイール44の歯に係合させである。
この揺動腕46は第1図において下方へばね又は自重で
付勢され、ベースボックス14に設けたストッパー14
Gに当接して下方への揺動位置が規制されている。49
はリフチンブレバ−18の揺動を揺動腕46に伝える為
の伝動機構で、第4図に示すようにリフチンブレバ−1
8のボス部に取付けた支持腕50とその支持腕50の先
端部に揺動自在に垂下すると共に下端部をベースボック
ス14に取付けた支持筒51に挿入した昇降杆52とそ
の昇降杆52に揺動腕46を挾むように位置調整自在に
止着した上下一対の作動片53a、53bとで構成しで
ある6またドラム用回転軸40の他端部にはプーリ55
を楔着しである。56はベースボックス14上に固設し
た軸受で、回転軸57を支承している。この回転軸57
の一端部にはプーリ58を楔着し、プーリ58と一ヒ記
プーリ55とにベルトを懸回しである。また回転軸57
の中間部は電磁クラッチ61を介してプーリ62に連結
しである。このプーリ62とベースボックス14に固着
したブラケット63に軸支したプーリ64との間にベル
ト65を懸回し、プーリ64と一体のプーリ66とギア
リング装置9のプーリ67との間にベルト68を懸回し
である。また回転軸57の他端部は電磁クラッチ69を
介してプーリ軸70に連結し、このプーリ軸70にプー
リ71を楔着しである。72はベースボックス14上に
ブラケット59を介して止着されているバンチ巻用のモ
ータでその駆動軸に楔着したプーリ73と上記プーリ7
1との間にベルト74を懸回しである。
次に、75はリングレール10を管糸成形の初期に自動
揺動させる為の初期揺動装置である。この初期揺動装置
75において、76は第5図に示すように上記枢軸17
の端部に上端部を回動自在に取付けた上下方向の初期リ
フチンブレバ−18で、下端部はリングレール10の長
手方向へ揺動するようにしである。この初期リフチング
レバー76の中間部にはカムボール77を回動自在に取
付け、下端部には連結具78を位置調整自在に取付けで
ある。79はベースボックス14の側面に固着したブラ
ケット80に止着されている減速機付モータで、その駆
動軸79aにはカムボール77に係合する揺動カム82
を楔着しである。
次に、第2図において、83は底板4の上に固設した支
持枠で、左右に一対設けられている。84.85は両端
部を支持枠83によって回動自在に支承されているドラ
ム軸、86.87は両端部を回動可能に支承されている
ばね支承軸で、そのばね支承軸86.87は夫々支持枠
83に回動位置調整可能に止着しである。一方のドラム
軸84には第6図に示すように左右一対の巻付ドラム8
8と調整巻付ドラム89を楔着すると共に左右−対の案
内ドラム90を回動自在に取付けである。
他方のドラム軸8Sには左右一対の調整案内ドラム91
と中間部の調整案内ドラム92を回転自在に取付けると
共に、左右一対の巻付ドラム93と中間部の巻付ドラム
94を楔着しである。また。
上記一方のばね支持軸86には左右一対の回動板95を
回動自在に取付けると共に中間部の係止板96を固着し
1回動板95と当接板96との間に夫々リングレール1
0用のバランスばね97の両端部を夫々係止しである。
他方のばね支承軸87には左右一対の回動板98を回動
自在に取付けると共に中間部の係止板99を固着し5回
動板98と係止板99の間に夫々ラペットアングル11
用のバランスばね100の両端部を夫々係止しである。
上記巻付ドラム88には一端を周知のりフチングレバ−
101に連結したりフチングテープ102の他端を連結
し、調整案内ドラム91には一端をリフチングテープ1
02に連結したバランステープ103の他端と、一端を
回動板95に連結したバランステープ104の他端を夫
々径の異なる部分に連結しである。リフチングバ−10
1には周知のように一端をクロスパー105に連結して
ガイドローラ106に懸回したりフチングテープ107
を連結し、クロスパー105はりフチングビラ−108
を介してリングレールを支えている。
また上記案内ドラム90には両端をリフチングバ−10
9と巻付ドラム93に連結したりリフチングテープ11
0を懸回すると共に、両端をリフチングテープ110と
回動板98に連結したバランステープ111を懸回しで
ある。リフチングバー109には一端をクロスパー11
2に連結してガイドローラ113に野回したりフチング
テープ114を連結し、クロスパー112はりフチング
ピラ−115を介してラペットアングル11を支えてい
る。また上記調整巻付ドラム89と巻付ドラム94には
りフチングテープ117の両端を夫々連結し、調整巻付
ドラム89と調整案内ドラム92にはりフチングテープ
118の両端を夫々連結しである。一端を調整案内ドラ
ム92に連結したりフチングテープ119は、ベースボ
ックス14上に固着したブラケット120に軸支した案
内ドラム121と、ベースボックス14に固着した軸受
122によって支持した軸123に回転自在に取付けた
案内ドラム124と、上記リフチングレバー18上の揺
動ドラム2oに夫々懸回した後上記巻掛ドラム21に連
結しである。また、一端を巻掛ドラム21に連結したり
フチングテープ125と一端を上記初期リフチングレバ
ー76上の連結具78に連結したりフチングテープ12
6は、上記軸123に回動自在に取付けた調整案内ドラ
ム127に夫々連結しである。
次に、スピンドルに装着した空管に管糸成形する準備状
態では、ハードカム26によるリフチングレバ−18の
揺動量と巻掛ドラム21によるリフチングテープ119
の巻掛量が最小となってリングレール10が最下降位置
に位置され、リングレール1o上の周知のトラベラ−が
空管の上端部所定の高さに位置される。また電磁クラッ
チ31.42は係合状態、電磁クラッチ61.69は離
脱状態に夫々作動され、初期リフチングレバ−76は最
小揺動位置に位置されている。この状態で精紡機の運転
を開始すると、先ず初期揺動装置75のモータ79が作
動して駆動軸79aが矢印方向へ回転し、揺動カム82
がカムボール77を押して初期リフチングレバ−76を
第5図、第6図左方へ素速く揺動させる。初期リフチン
グレバ−76はこの揺動によってリフチングテープ12
6を同方向へ引っ張って調整案内ドラム127を回動さ
せ、′iA整案内ドラム127はリフチングテープ12
5を介して巻掛ドラム21を時計方向へ回動させる。そ
の結果巻掛ドラム21はリフチングテープ119を巻揚
げ、そのリフチングテープ1】9を介して調整案内ドラ
ム92を第6図において反時計方向へ回動させ、調整案
内ドラム92は自体の回動によってリフチングテープ1
18を介して調整巻付ドラム89とドラム軸84を反時
計方向へ回動させる。この調整巻付ドラム89の回動に
よって、リフチングテープ117を介して巻付ドラム9
4とドラム軸85を反時計方向へ回転させる。上記ドラ
ム軸84.85の回動によって巻付ドラム88.93が
夫々リフチングテープ102.110を介してリフチン
グバ−101、]09を左方へ移動させてリングレール
1oとラペットアングル11を上昇させる。上記揺動カ
ム82が初期リフチングレバ−76を最大限左方へ揺動
させると、リングレール10上のトラベラ−は空管の高
さの所定の中間位置に上昇される。この時点を図示しな
い検出器が検出したり或はタイマーのカウントアツプ等
で検出し、その信号によって精紡機のメインモータが作
動してスピンドルを回転させると共に、ギアリング装置
9の各ギアが回転してドラフトローラを回転させて糸の
紡出を行なう。この結果空管の下端とトラベラ−間の糸
が空管に巻付けられるが、この場合トラベラ−が空管の
中間位置の高さ迄上昇されているので巻始め時における
糸のトラベラ−位置での腰折れ角が小さくなると共に糸
のバルーニングが小さくなり。
巻始め時の糸切れを防止できる。上記揺動カム82によ
る初期リフチングレバ−76の揺動量はその後揺動カム
82の回転によって小さくなり、リフチングバ−101
,109を右方へ揺動させてリングレール10とラペッ
トアングル11を直ちに元位置に向けて下降させ、その
下降は揺動カム82が一回転したときモータ79の駆動
が停止することによって停止される。一方、上記メイン
モータの作動によってギアリング装置9のプーリ37.
67が夫々矢印方向へ回転するので、このプーリ37の
回転がベルト39、プーリ36.34、ベルト35.プ
ーリ321回転軸32、電磁クラッチ319回転軸28
、ウオーム29、ウオームホイール27及びカム軸25
を介してハードカム26に伝えられ、このハードカム2
6が第4図。
第6図において反時計方向へ回転される。従って、ハー
ドカム26はカムボール19を押してリフチングレバ−
18を左方へ揺動させて、揺動ドラム20はリフチング
テープ119を左方へ移動させる。この揺動ドラム20
によるリフチングテープ119の移動は上記巻掛ドラム
21の戻り回転によるリフチングテープ119の巻戻し
移動と並行して行なわれるが、巻掛ドラム21によるリ
フチングテープ119の戻し移動の方が素速く行なわれ
るので、リフチングテーブ119は上記合成運動によっ
て戻し移動されてリフチングレバ−101,109を右
方へ移動させてリングレール10とラペットアングル1
1を下降させる。
上記揺動カム82の回転停止後はハードカム26がりフ
チングレバ−18を左方へ揺vjさせると、揺動ドラム
20がリフチングテープ119を左方へ引っ張り移動さ
せてリングレール10とラペットアングル11を夫々所
定量上昇させる。ハードカム26がりフチングレバ−1
8を右方へ揺動させると、揺動ドラム20がリフチング
テーブ119を右方へ戻し移動させてリングレール10
とラペットアングル11を夫々所定量下降させ、また上
記のようにリフチングレバ−18が左右へ揺動すると、
伝動機構49の支持腕5oが上下揺動して昇降杆52を
昇降させ、その結果作動片53a、53bが揺動腕46
を揺動させる。従って、揺動腕46の送り爪47がホイ
ール44を所定量矢印方向へ回動させ、このホイール4
4の回転が回転軸43、電磁クラッチ42、回転軸40
、ウオーム41.ウオームホイール22及び支軸17を
介して巻掛ドラム21に伝えられ、この巻掛ドラム21
を巻掛方向(第4図において時計方向)へ所定量回転さ
せる。この巻掛ドラム21の回動によりリフチングテー
プ119を所定量巻揚げ、リングレール1oとラペット
アングル11の下降位置を所定量上昇させる。従って、
リフチングレバ−18がハードカム26によって往復揺
動されると、リングレール1oとラペットアングル11
を所定藍上下動させると共にその上下動範囲を僅かずつ
上方へ移動し、所定の管糸成形を行なう。上記管糸成形
を行なう場合、リフチングレバ−18がリングレール1
oの長手方向へ移動し、揺動ドラム20がリフチングテ
ープ119を捩ることなく同方向へ移動させてリングレ
ール10とラペットアングル11を揺動させるので、リ
フチングテープ119の損傷を少なくでき寿命を長くで
きる。
上記管糸が満管になったことを支軸17の回動位置によ
って図示しない検出器が検出すると、その検出信号によ
って電磁クラッチ31が離脱すると共に電磁クラッチ6
9が係合し、かつ同時にモータ72が作動してプーリ7
3が矢印方向へ回転し、このプーリ73の回転がベルト
74、プーリ71、回転軸70、電磁クラッチ697回
転軸57、プーリ58、ベルト60.プーリ55.ドラ
ム用回転軸40、ウオーム41、ウオームホイール22
及び支軸17を介して巻掛ドラ1221に伝えられ、こ
の巻掛ドラム21を巻掛方向へ回転させる。その結果巻
掛ドラム21がリフチングテープ119を引っ張り移動
させてリングレール10とラペットアングル11を上昇
させ、リングレール10がパンチ巻位置まで上昇したこ
とを図示しない検出器で検出し、その検出信号によって
電磁クラッチ69が離脱し、トラベラ−が管糸の上端部
に位置されてその端部にパンチ巻を形成する。
その後、電磁クラッチ42が離脱すると共に電磁クラッ
チ31.61が係合し、その結果プーリ62の回転が回
転軸57、プーリ58.ベルト60、プーリ55.ウオ
ーム41、ウオームホイール22及び支軸17を介して
巻掛ドラム21に伝えられ、この巻掛ドラム21を巻戻
し方向へ回転させる。この巻掛ドラム21の戻り回動に
よってリフチングテープ119を第6図において右方へ
移動させてリフチンブレバ−18を右方向へ移動させ、
リングレール10等を下降させる。下降中、図示しない
検出器によりハードカム26の谷にカムボール19が来
たことを検出し、その検出信号によって電磁クラッチ3
1が離脱する。上記巻掛ドラム21が元位置進展し回動
されてリングレール10等が最下降位置に降下されると
、そのことを図示しない検出器が支軸17の回動位置に
よって検出し、その検出信号によって電磁クラッチ61
が再び離脱すると共に電磁クラッチ42が係合し、メイ
ンモータの駆動が停止してスピンドルの回転が停止し、
その後電磁クラッチ31が係合して旧に復する。
次に、上記構成の管糸成形装置12を組付ける場合には
、予めベースボックス14にリフチンブレバ−18、初
期リフチンブレバ−76、ハードカム26、巻掛ドラム
21、モータ72.79等の部品を総て組付ける。その
場合、リフチンブレバ−18と初期リフチンブレバ−7
6を共通の支軸17に取付けて上下方向に配置し、その
支軸17に巻掛ドラム21を設けているので、各部品を
ベースボックス14にコンパクトに組付けることができ
る。また、ギアエンドボックス1内への組付けは、上記
ベースボックス14を底枠4に止着した後、リフチング
テープ119等を懸回することで行なうことができ、そ
の組付は作業を簡易、迅速にできる。
発明の効果 本発明にあっては、ギアエンドボックスに固設するベー
スボックスにリフチングレバー、ハードカム、巻掛ドラ
ムを取付けるようにしたので、管糸成形装置の主要部を
ユニット化できて部品点数を大幅に削減し得ると共に組
付けを容易にでき。
しかも調整箇所を集的できて調整の容易化やメンテナン
ス性の向上を図ることができる。またリフチングレバー
を上下方向状態でリングレールの長手方向へ揺動するよ
うに枢着すると共にその枢軸に巻掛ドラムを設けたので
、リフチングテープを捩ることなく張設できてリフチン
グテープの寿命を長くでき、しかもリフチングレバーと
巻掛ドラムをコンパクトに組付けできて装置の小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はギアエンド
ボックス内に組付けた管糸成形装置を示す正面図、第2
図は第1図の一部を省略して示す右側面図、第3図は第
2図の■−■線断面図、第4図は第3図のIV−rVV
線断面図第5図は第3図のV−V線断面図、第6図は動
力伝動関係を示す斜視図である。 1・・・ギアエンドボックス、10・・・リングレール
。 14・・・ベースボックス、17・・・枢軸、18・・
・リフチンブレバ−21・・・巻掛ドラム、26・・・
ハードカム、119・・・リフチングテープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ギアエンドボックス内に配設したハードカムと、ハー
    ドカムによって揺動されるリフチングレバーと、リフチ
    ングレバーの揺動をリングレールに伝えるリフチングテ
    ープと、そのリフチングテープを巻揚げる巻揚ドラムを
    備えて成る精紡機の管糸成形装置において、ギアエンド
    ボックス内にベースボックスを固設し、そのベースボッ
    クスに上記リフチングレバーの上端部をその下端部がリ
    ングレールの長手方向へ揺動自在に枢軸を介して枢着す
    ると共に、そのベースボックスに上記リフチングレバー
    を揺動させるハードカムを回動自在に設け、上記枢軸に
    上記巻揚ドラムを設けて成ることを特徴とする精紡機の
    管糸成形装置。
JP25827389A 1989-10-03 1989-10-03 精紡機の菅糸成形装置 Pending JPH03119119A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150917A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Sanko Metal Ind Co Ltd 換気機能付き鼻隠し材

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JPS595743U (ja) * 1982-06-30 1984-01-14 株式会社京浜精機製作所 気化器の始動装置

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