JPH03117880A - 穀物乾燥装置 - Google Patents

穀物乾燥装置

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JPH03117880A
JPH03117880A JP25501989A JP25501989A JPH03117880A JP H03117880 A JPH03117880 A JP H03117880A JP 25501989 A JP25501989 A JP 25501989A JP 25501989 A JP25501989 A JP 25501989A JP H03117880 A JPH03117880 A JP H03117880A
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grain
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period
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惣一 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は穀物を循環させながら熱風を供給して乾燥する
穀物乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
穀物乾燥装置の内部には穀物を貯留する穀物槽が形成さ
れ、穀物槽の下方には乾燥処理を行う乾燥部が形成され
ている。乾燥部には網状の隔壁によって仕切られた流下
路が形成されている。この流下路に隣接して導風路、排
風路が形成されている。導風路にはバーナが連結されて
おり、排風路には吸引排風機が連結されている。流下路
の下端には排出口が設けられており、排出口の下方には
排出口に対応してシャッタドラムが配置されている。シ
ャッタドラムは内部に穀物を収容する収容部を備え、モ
ータによって往復回転される。
穀物乾燥装置において乾燥処理された穀物の排出を行う
場合、シャッタドラムはモータにより往復回転される。
これによって、穀物槽内の穀物は流下路を介してシャッ
タドラムの収容部へ所定量収容された後繰出される。繰
出部から繰出された穀物は下スクリュウコンベア、パケ
ットコンベア等の排出部によって機体外部へ排出される
ここで前記シャッタドラムには穀物槽内に貯留されてい
る穀物の重量が作用し、このため、シャッタドラムに往
復回転の1周期毎に収容、排出される穀物の量は、穀物
槽内に貯留されている穀物の量が減少するに従って減少
する。これに伴って、下スクリュウコンベア、パケット
コンベアが単位時間当たりに搬送する穀物の量も減少し
、下スクリュウコンベア、パケットコンベアを駆動する
各々のモータに加わる負荷も減少する。各々のモータに
加わる負荷が過負荷である場合にはモータの励磁コイル
に過電流が流れ故障が発生する虞れがあるため、シャッ
タドラムを駆動するモータの回転周期は穀物槽内に貯留
されている穀物の量が最大の場合、すなわち下スクリュ
ウコンベア、パケットコンベアを駆動する各々のモータ
に最大負荷が加わった場合を基準とした最大値に定めら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、シャッタドラムを駆動するモータは、排
出処理が進行して穀物槽内に貯留されている穀物の量が
最大でない場合、すなわち下スクリュウコンベア、パケ
ットコンベアを駆動する各々のモータに最大負荷がかか
っていない場合にも最大負荷時を基準とした一定の回転
周期(最大値)で回転する。このため、排出処理の後期
において往復回転の1周期における穀物の繰出し量が減
少して1周期内における空き時間(穀物を繰出していな
い時間)が増加するので、繰出しに要する時間が長くか
かり、下スクリュウコンベア、パケットコンベアを駆動
する各々のモータが有効利用されていないという問題点
があった。
このため、穀物槽内に貯留されている穀物量を検出し、
穀物量の減少に伴ってシャッタドラムの回転速度を速く
するかまたは回転体止時間を短くする穀物乾燥装置が本
出願人によって提案されている(実開平1−82495
公報参照)。しかし、この場合穀物量の減少と下スクリ
ュウコンベア、パケットコンベアを駆動する各々のモー
タに加わる負荷の減少とは必ずしも一致しないことがあ
り、モータが有効利用されていない場合があった。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、穀物槽内
に貯留されている穀物を排出する排出処理時間を短縮で
きる穀物乾燥装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の発明は、回転されることによって乾
燥部から穀物を繰出す繰出部と、前記繰出部を往復回転
または一定方向へ回転させるモータと、前記繰出部から
繰出された穀物を機体外部へ排出する排出部と、前記排
出部を流れる穀物の流量が所定量未満か否かを検出する
穀物検出手段と、前記穀物検出手段により穀物の流量が
所定量未満であることが検出されたときに穀物の流量が
所定量以上のときより繰出部の往復回転の周期が短くな
るようにモータを制御するかまたは回転速度が増加する
ようにモータを制御する制御手段と、を有している。
請求項(2)記載の発明では、穀物検出手段は排出部を
流れる穀物の流量を検出し、制御手段は穀物検出手段に
より検出される穀物の流量が減少するに従って繰出部の
往復回転の周期が短くなるようにモータを制御するかま
たは回転速度が増加するようにモータを制御することを
特徴としている。
〔作用〕
請求項(1)記載の発明では、穀物検出手段は排出部を
流れる穀物の流量が所定量未満か否かを検出する。制御
手段は穀物検出手段により穀物の流量が所定量未満であ
ることが検出されたときに穀物の流量が所定量以上のと
きより繰出部の往復回転の周期が短くなるようにモータ
を制御するかまたは回転速度が増加するようにモータを
制御する。これにより、排出部を流れる穀物の流量が所
定量未満の場合、すなわち排出部に加わる負荷が小さい
場合に繰出部の単位時間当たりの繰出量が従来より増加
するので、排出部を有効利用でき穀物槽内に貯留されて
いる穀物を排出する排出処理時間を短縮できる。
請求項(2)記載の発明では、穀物検出手段は排出部を
流れる穀物の流量を検出し、制御手段は穀物検出手段に
より検出される穀物の流量が減少するに従って繰出部の
往復回転の周期が短くなるようにモータを制御するかま
たは回転速度が増加するようにモータを制御する。これ
により、従来と比較して排出部を流れる穀物の流量の減
少に伴って繰出部の単位時間当たりの繰出量が連続的に
増加するので、排出部を有効利用でき穀物槽内に貯留さ
れている穀物を排出する排出処理時間をさらに短縮でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。第1図及び第
2図には本発明に係る穀物乾燥装置10が示されており
、穀物乾燥装置10の機体12は上下に高く前後に長い
箱状とされている。機体12の上部内洞は穀物槽14と
なっており、下部内洞は乾燥部16となっている。
第2図に示す如く、乾燥部16には多孔壁または網状の
隔壁によって仕切られた流下路18が形成されており、
穀物槽14内の穀物が流下するようになっている。隣り
合う流下路180間には交互に導風路20、排風路22
が形成されている。
導風路20にはバーナ24が連結されており、さらに排
風路22には送風系である吸引排風機27が連結されて
いる。このため、バーナ24によって発生した熱風は、
導風路20へ送られ、導風路20から流下路18を通っ
て排風路22へ流れる。
従って、この熱風によって、流下路18内の穀物が乾燥
される。
流下路18の下端には排出口23が設けられている。排
出口23の下方には排出口23に対応して繰出部である
シャッタドラム30が配置されている。第3図に示す如
く、シャッタドラム30は略円筒状に形成され、内部に
収容部30Cが形成されている(第2図参照)。円周面
には長手方向中央部から一端へ延長されたスリット状の
開口部30Aが設けられている。また、円周面の開口部
30Aが設けられた位置から軸線を中心として180°
移動した位置には長手方向中央部から他端へ延長された
開口部30Bも設けられている。シャッタドラム30に
は両端から軸線方向へ突出する軸30D、30Eが設け
られており、機体12に回転可能に軸支されている。シ
ャッタドラム30は開口部30Aまたは30Bが排出口
23に対応する第1の位置に位置した状態で流下路18
内に貯留された穀物を収容部30Cに収容し、開口部3
0Aまたは30Bが直下を向いた第2の位置に位置した
状態で収容部30Cに収容した穀物を下方へ繰出す。ま
た、シャッタドラム30は軸30Dを介してモータ28
の回転軸に固定されている。モータ28はシャッタドラ
ム30を前記第1の位置と前記第2の位置との間で往復
回転させる。
また、シャッタドラム30の近傍には図示しない2個の
リミットスイッチが設置されている。各々のリミットス
イッチは制御回路500Å出力ポート50Dに接続され
ており、シャッタドラム30の位置がシャッタドラム3
0の停止位置である第1の位置及び第2の位置にいるか
否かを検出する。
シャッタドラム30の下方にはモータ32によって駆動
される下スクリュウコンベア34が配置されている。下
スクリュウコンベア34は排出部の一部を構成し、シャ
ッタドラム30によって繰出された穀物を機体12の前
面側へ搬送する。機体12の前面側にはパケットコンベ
ア36が立設されている。
このパケットコンベア36内は、モータ38によって駆
動される無端コンベア39と無端コンベア39に取付け
られた穀物搬送用パケット41とで構成されている。こ
のパケットコンベア36は、下スクリュウコンベア34
から送り出された穀物を機体12の最上部まで搬送する
。パケットコンベア36の上端部には穀物案内路52の
一端が取付けられている。穀物案内路52の他端には上
スクリュウコンベア40の一端が対応しており、また上
スクリュウコンベア40の他端には回転式均分機42が
連結されている。この上スクリュウコンベア40及び回
転式均分機42は、パケットコンベア36と共にモータ
38によって駆動され、回転式均分機42は上スクリュ
ウコンベア40によって搬送された穀物を穀物案内路5
2を介して機体12の穀槽14へ放射分配するようにな
っている。
また、穀物案内路52には検出板53が配置されている
(第2図参照)。検出板材53は軸53Aを中心として
回転可能となっている。検出板53は図示しない付勢手
段の付勢力によって第2図に示される基準位置に保持さ
れており、穀物案内路52内を穀物が流れると付勢手段
の付勢力に抗して第2図矢印A方向へ回動される。この
ときの検出板53の回動量は穀物案内路52内を流れる
穀物の流量に比例する。検出板53にはリミットスイッ
チ54が接続されている(第4図参照)。
リミットスイッチ54は制御回路50の入出力ポート5
0Dに接続されている。リミットスイッチ54は、検出
板53の基準位置からの回動量が予め定められた所定量
以上の場合にオンされるようになっている。
上スクリュウコンベア40の一端下方には、穀物排出路
80が設けられており、さらに穀物排出路80内にはモ
ータ81 (第4図参照)によって駆動される開閉シャ
ッタ82が配置されている。
開閉シャッタ82は、穀物乾燥運転時には穀物排出路8
0を閉塞する状態となっているが、穀物排出運転時には
穀物排出路80を開放する状態へ移動する。
穀物排出路80には、図示しないモータによって駆動す
るスロワ92が連結されており、スロワ92は、穀物排
出路80を介して機体12外へ排出された穀物をさらに
機体12から離間した位置(特に機体12より高い位置
)へ搬送する。
第4図に示す如く、駆動制御回路46には、制御回路5
0の人出カポ−)50Dと、モータ28と、が接続され
ている。駆動制御回路46は所定の停止時間を挟んで右
回転と左回転とを交互に繰返すようにモータ28を駆動
し、シャッタドラム30を往復回転させる。
下スクリュウコンベア34を駆動するモータ32は、駆
動制御回路58を介して制御回路50の入出力ポート5
0Dに接続されている。駆動制御回路58は制御回路5
0からの信号によってモータ32を駆動する。開閉シャ
ッタ82を駆動するモータ81は、駆動制御回路60を
介して制御回路50の人出力ボート50Dに接続されて
いる。
駆動制御回路60は制御回路50からの信号によってモ
ータ81を駆動する。パケットコンベア36及び上スク
リュウコンベア40を駆動するモータ38は、駆動制御
回路62を介して制御回路50の入出カポ−)50Dに
接続されている。駆動制御回路62は制御回路50から
の信号によってモータ38を駆動する。また、停止スイ
ッチ64も制御回路50の入出力ポート50Dに接続さ
れている。停止スイッチ64がオンされると穀物乾燥装
置10の排出処理が停止される。
制御回路50はCPU50ASROM50B。
RAM50C,及び入出力ポート50Dで構成されてお
り、これらはバスによって互いに接続されている。
次に本実施例の作用を第5図のフローチャートを参照し
て説明する。第5図のフローチャートは穀物乾燥装置1
0が穀物を排出する場合の処理を示したものである。な
お、以下では本発明に支障がない数値を例に本実施例を
説明するが、本発明はこれらの数値に限定されるもので
はない。
ステップ100では穀物排出路80が開放されるように
モータ81を駆動する。ステップ102では上スクリュ
ウコンベア40及びパケットコンベア36が駆動される
ようにモータ38を駆動する。ステップ104では下ス
クリュウコンベア34が駆動されるようにモータ32を
駆動する。
ステップ106ではROM50Bに記憶されているモー
タ28を往復回転させた場合の停止時間tsの初期値で
ある3 secを取込み、RAM50C上の停止時間用
エリアへ設定する。次のステップ108では駆動制御回
路46にモータ28の駆動を開始させる。これにより、
穀物槽12に貯留されている穀物を順次シャッタドラム
30によって繰出し、下スクリュウコンベア34、パケ
ットコンベア36、穀物排出路80を介して穀物乾燥装
置10外部へ排出する。また、穀物槽12に最大量の穀
物が貯留されている場合、シャッタドラム30にかかる
穀物の重量も最大となり、シャッタドラム30の往復回
転の一周期で収容され排出される穀物の量も最大となる
ステップ110ではRAM50B上のフラグ用エリアF
LGをリセットする。フラグFLGは排出処理が開始さ
れ穀物案内路80内を流れる穀物の流量が所定量以上と
なった場合にセットされる。
ステップ112では停止スイッチ64がオフか否か判定
する。停止スイッチ64がオフの場合は次のステップ1
16へ移行する。
ステップ116では停止時間の制御処理を行う。
停止時間の制御処理の詳細について第6図を参照して説
明する。ステップ118でシャッタドラム30が停止位
置である第1の位置または第2の位置にいるか否かの判
定を行う。判定はシャッタドラム30の近傍に配置され
た2個のリミットスイッチの出力により行う。シャッタ
ドラム30の位置が停止位置であれば、ステップ122
ではフラグFLGがゼロか否か判定する。フラグFLG
がゼロの場合はステップ124でリミットスイッチ54
がオンか否か判定する。シャッタドラム30により繰出
された穀物が穀物案内路52に到達するまでに時間がか
かる。このため、排出処理を開始してからリミットスイ
ッチ54が最初にオンとなるまでの間は穀物が穀物案内
路52に到達していないと判断し、停止時間tsを初期
値3 secから変更しない。リミットスイッチ54が
オンの場合はステップ125でフラグFLGをセットす
る。
また、ステップ122でフラグFLGがセットされてい
た場合はステップ126へ移行する。ステップ126で
はリミットスイッチ54がオフか否か判定する。穀物案
内路52内を流れる穀物の流量が所定量よりも低くなっ
た場合にはリミットスイッチ54がオフとなる。この場
合にはステップ128で現在停止時間用エリアに設定さ
れている停止時間tsよりも所定値a(例えばQ、1s
ec)短い停止時間tsを再設定する。また、ステップ
126でリミットスイッチ54がオンの場合にはステッ
プ128を実行せず停止時間tsを変更しない。
次のステップ130では、シャッタドラム30の駆動を
停止させる。ステップ132ではシャッタドラム30停
止後からの時間を計測し、シャッタドラム30を停止し
てから現在設定されている停止時間tsが経過したか否
か判定する。設定されている停止時間tsが経過してい
なければステップ130を繰返しシャッタドラム30の
停止を継続する。設定されている停止時間tsが経過す
るとステップ134でシャッタドラム30を逆方向に回
転させ、停止時間の制御処理を終了する。
また、ステップ118でシャッタドラム30が停止位置
である第1の位置または第2の位置にいない場合には停
止時間の制御処理を行うことなくシャッタドラム30の
回転を継続する。
停止時間の制御処理が終了した後はステップ112へ戻
り、停止スイッチ64がオンされるまでの間、ステップ
112及びステップ116を繰返す。これにより、シャ
ッタドラム30が設定された停止時間tsを挟んで往復
回転するようにモータ28が駆動される。設定された停
止時間tsが3 secの場合のシャッタドラム30の
回転は第7図(A)に示す如く、例えば、3 secの
停止時間を挟んで12SeCの回転時間で右回転と左回
転とを交互に繰り返し、回転周期が15secとなる。
排出処理が進行すると、穀物槽12内の穀物の量が減少
し、シャッタドラム30にかかる穀物の重量も減少する
。このため、シャッタドラム30の往復回転の一周期で
収容され排出される穀物の量も減少し、リミットスイッ
チ54もオフとなる。
これに伴って、停止時間の制御処理ではリミットスイッ
チ54がオンとなるように停止時間tsを短くする。例
として設定された停止時間tsが1゜Q secの場合
のシャ、ツタドラム30の回転は、第7図(B)に示す
如く、l secの停止時間を挟んで12SeCの回転
時間で右回転と左回転とを交互に繰り返し、回転周期が
13secとなる。
以上の結果、モータ28の回転周期は穀物案内路52内
を流れる穀物の流量が所定量以上となるように短くされ
る。これにより、穀物の排出処理においてシャッタドラ
ム30の往復回転の1周期内における空き時間の増加が
抑制され、本実施例の穀物乾燥装置10と従来の穀物乾
燥装置を比較すると、第8図に示すように同量の穀物を
排出する場合に排出時間に差Δtが生じ、排出処理時間
が短縮される。
ステップ112で停止スイッチ64がオンされると、ス
テップ120へ移行してモータ28、モータ32、及び
モータ81.38を停止させ、穀物の排出処理は終了す
る。
以上説明したように、本実施例ではリミットスイッチ5
4によって穀物案内路52を流れる穀物の流量が所定量
未満か否かを検出し、穀物の流量が所定量以上となるよ
うにモータ28の停止時間tsを制御しシャッタドラム
30の回転周期を短くするようにしたので、穀物の排出
処理時間を短縮することができる。
なお、本実施例では収容部を備えたシャッタドラム30
を排出口23近傍に配置しモータ28によりシャッタド
ラム30を往復回転させ停止時間を制御していたが、本
発明を第9図に示すような穀物乾燥装置70に適用して
もよい。なお、第2図に示した穀物乾燥装置10と同一
の構成部分には同一の番号を付してその構成の説明を省
略する。
流下路18の下方の排出口23近傍にはバルブシャッタ
66が配置されている。バルブシャッタ66は第10図
に示す如く中心軸から半径方向へ突出する複数の羽部6
6Bを備え、羽部66Bの間に収容部66Aが形成され
ている。バルブシャッタ66には図示しないモータが接
続されており、第9図矢印B方向へ回転されることによ
り流下路18内に貯留されている穀物を収容部66Aへ
案内して下スクリュウコンベア34へ繰り出すようにな
っている。
この穀物乾燥装置70では上記実施例のステップ116
における停止時間の制御処理に代えて、第11図に示す
回転速度制御処理を実行することになる。すなわち、ス
テップ139ではフラグFLGがゼロか否か判定する。
フラグFLGがゼロの場合はステップ140でリミット
スイッチ54がオンか否か判定する。シャッタドラム3
0により繰出された穀物が穀物案内路52に到達するま
でに時間がかかるため、排出処理を開始してからリミッ
トスイッチ54が最初にオンとなるまでの間は穀物が穀
物案内路52に到達していないと判断する。リミットス
イッチ54がオンの場合はステップ142でフラグFL
Gをセットする。また、ステップ139でフラグFLG
がセットされていた場合はステップ144へ移行し、リ
ミットスイッチ54がオフか否か判定する。穀物案内路
52内を流れる穀物の流量が所定量よりも低くなった場
合にはリミットスイッチ54がオフとなる。この場合に
はステップ146でバルブシャツタ660回転速度を増
加させる。また、ステップ144でリミットスイッチ5
4がオンの場合には回転速度を変更しない。このように
、リミットスイッチ54がオンとなるようにバルブシャ
ッタ66の回転速度を増加させるようにしたので、穀物
の排出処理時間を短縮することができる。
また、上記実施例では穀物案内路52に配置した検出板
53にリミットスイッチ54を取付けて穀物案内路52
を流れる穀物の流量が所定量未満か否かを検出していた
が、検出板53に検出板53の変位を検出するポテンシ
ョメータ等を取付けて穀物案内路52を流れる穀物の流
量を検出してもよい。この場合、ポテンショメータによ
り検出された穀物の流量が減少するに従ってシャッタド
ラム30の往復回転の周期が短くなるようにモータ28
を制御する。これにより、シャッタドラム30の往復回
転の1周期内1とおける空き時間が一定となり、排出処
理時間をさらに短縮することができる。
さらに、上記実施例ではパケットコンベア36から上ス
クリュウコンベア40へ穀物を案内する穀物案内路52
、すなわちパケットコンベア36の出側に検出板53を
配置しリミットスイッチ54によって穀物案内路52を
流れる穀物の流量が所定値未満か否かを検出していたが
、排出部を流れる穀物の流量が所定値未満か否かを検出
できれば検出板53の位置はどこでもよく、例えば第1
2図に示すように、下スクリュウコンベア34とパケッ
トコンベア36との間、すなわちパケットコンベア36
0人側に設けてもよい。この場合、下スクリュウコンベ
ア34により機体12の側部へ搬送された穀物は、下ス
クリュウコンベア34の一端に取付けられた撥ね上げ板
72によって第12図矢印C方向へ撮ね上げられ、検出
板53を実線で示す基準位置から移動させる。これによ
り、検出板53に取付けた図示しないリミットスイッチ
は穀物案内路70を流れる穀物の流量が所定値未満か否
かを検出することができる。
また、上記実施例ではシャッタドラム30の往復回転の
停止時間tsを制御することにより回転周期を制御して
いたが、シャッタドラム30回転時の回転速度を制御す
ることにより回転周期を制御してもよく、停止時間と回
転速度との両方を制御して回転周期を制御してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、排出部を流れる穀物の流
量が所定量未満であることが検出されたときに流量が所
定量以上のときより繰出部の往復回転の周期が短くなる
ようにモータを制御するかまたは回転速度が増加するよ
うにモータを制御するようにしたので、穀物槽内に貯留
されている穀物を排出する排出処理時間を短縮すること
ができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る穀物乾燥装置の概略断面図、第
2図は第1図■−■線に沿った断面図、第3図は穀物乾
燥装置に配置された各駆動装置の構成を示す斜視図、第
4図は制御回路周辺の接続を示す概略ブロック図、第5
図は本実施例の作用を説明するフローチャート、第6図
は本実施例の停止時間の制御を示すフローチャート、第
7図はシャッタドラムの回転を示すタイムチャート、第
8図は穀物の排出時間を示すタイムチャート、第9図は
他の実施例を示す概略断面図、第10図はバルブシャッ
タの概略断面図、第11図は他の実施例の作用を示すフ
ローチャート、第12図は他の実施例を説明する下スク
リュウコンベア近傍の断面図である。 16・・・乾燥部、 28・・・モータ、 30・・・シャッタドラム、 32・・・モータ、 48・・・周波数変換器、 52・・・穀物案内路、 54・・・流量センサ、 66・・・バルブシャッタ、 70・・・穀物案内路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転されることによって乾燥部から穀物を繰出す
    繰出部と、前記繰出部を往復回転または一定方向へ回転
    させるモータと、前記繰出部から繰出された穀物を機体
    外部へ排出する排出部と、前記排出部を流れる穀物の流
    量が所定量未満か否かを検出する穀物検出手段と、前記
    穀物検出手段により穀物の流量が所定量未満であること
    が検出されたときに穀物の流量が所定量以上のときより
    繰出部の往復回転の周期が短くなるようにモータを制御
    するかまたは回転速度が増加するようにモータを制御す
    る制御手段と、を有することを特徴とした穀物乾燥装置
  2. (2)前記穀物検出手段は前記排出部を流れる穀物の流
    量を検出し、前記制御手段は前記穀物検出手段により検
    出された穀物の流量が減少するに従って繰出部の往復回
    転の周期が短くなるようにモータを制御するかまたは回
    転速度が増加するようにモータを制御することを特徴と
    する請求項(1)記載の穀物乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5549057A (en) * 1994-10-11 1996-08-27 Raymon J. Castine Dryer and combustible pellet system
JP2015141003A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社山本製作所 穀物乾燥装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62123282A (ja) * 1985-11-22 1987-06-04 井関農機株式会社 穀粒乾燥機の過負荷制御装置

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