JPH0436585A - 穀粒乾燥機の乾燥制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒乾燥機の乾燥制御方式に関する。

従来の技術 従来は、上部の貯留室から下部の乾燥室へ繰出バルブの
間欠回転で穀粒は、繰出し流下される間欠循環が行なわ
れながら、除湿装置から発生する除湿風がこの乾燥室を
通過することにより、この除湿風に晒されて乾燥され、
この乾燥開始から終了まで穀粒を循環及び停止させる一
行程の時間は一定時間に制御されて乾燥される乾燥制御
方式発明が解決しようとする課題 穀粒は、貯留室から乾燥室へ繰出バルブの間欠回転によ
り、間欠循環されながら、除湿装置から設定した所定温
度及び所定湿度の除湿風が発生しこの除湿風が該乾燥室
を通過することにより、この乾燥室を流下中の穀粒はこ
の除湿風に晒されて乾燥される。

除湿乾燥は温度を上昇させて乾燥させるのではないため
に、穀粒の内部より強制的に水分を移行させて乾燥させ
るのは困難であり、したがってテンバリングを有効に利
用して連続的に表面乾燥をするのがよく。又除湿乾燥は
乾燥時間が長時間になるために、脱ぶが増加するので、
単純に循環時間を短縮したのでは、間欠循環にした意味
がなくなり、このため−行程の時間を変更することによ
リ、循環時間停止時間との比率を変ることなく、できる
だけ表面乾燥をしようとするものである。

課題を解決するための手段 この発明は、穀粒を上部の貯留室１から下部の乾燥室２
へ繰出バルブ３の間欠回転で繰出し流下させる間欠循環
を行ないながら除湿装ｆｆ１４から発生する除湿風を該
乾燥室２へ通風させて乾燥する穀粒乾燥機において、乾
燥開始からの経過時間。

又は穀粒水分にもとづいて、穀粒を循環、及び停止させ
る一行程時間を制御して乾燥することを特徴とする乾燥
制御方式の構成とする。

発明の作用 穀粒は、貯留室１から乾燥室２へ繰出バルブ３の間欠回
転により、間欠循環されながら、除湿装置４から設定し
た所定温度及び所定湿度の除湿風が発生し、この除湿風
が該乾燥室２を通過することにより、この乾燥室２を流
下中の穀粒はこの除湿風に晒されて乾燥される。

この除湿乾燥のときに、除湿乾燥を開始してから所定時
間が経過するか、又は穀粒水分が所定水分以下になると
、穀粒を循環及び停止させる一行程の時間を減少制御し
、穀粒の循環及び停止の時間比率は同じに制御して穀粒
は乾燥される。

発明の効果 この発明により、除湿乾燥を開始してからの経過時間と
、穀粒水分とによって、穀粒な循環及び停止させる一行
程の時間が減少制御されることにより、間欠循環乾燥を
生かしたままで、表面乾燥を行なうこととなり、これに
より穀粒の乾減率向上を図ることができる。

実施例 以下、図面に示すこの発明の一実施例について説明する
。

穀粒乾燥８５の機壁６は１前後壁板及び左右壁板よりな
る前後方向に長い長方形状で、この機構６上部には移送
螺旋を回転自在に内装した移送樋７及び天井板８を設け
、この天井板８下側には穀粒を貯留する貯留室１を設け
ている。この貯留室１下側には左右外側の排風室９．９
と中央部の送風室１０との間には左右の乾燥室２．２を
設けている。この乾燥室２．２下部には穀粒を繰出し流
下させる繰出バルブ３．３を回転自在に軸支し、この乾
燥室２．２下側には移送螺旋を回転自在に内装した集穀
樋１１を設けている。

該送風室ｌＯ前側の該機構６外側には、除湿装置４とこ
の除湿装置４の上部には張込、乾燥及び繰出の各作業別
に始動及び停止操作する操作装置１２とを設けている。

該機構６背面の外側には排風路室１３を設け、この排風
路室１３後側には排風１１１１４を回転駆動する排風機
モータ１５を設け、この排風機１４と該排風室９．９と
は該排風路室１３を介して連通させた構成である。又下
部には該繰出バルブ３，３を減速機構２５を介して回転
駆動するバルブモータ１６を設けている。

前記移送樋７底板の前後方向中央部には移送穀粒を前冨
己貯留室１へ供給する供給口を設け、この供給口の下側
には該貯留室１内へ穀粒を均等に拡散還元する拡散盤１
７を回転自在に設けている。

昇穀機１８は、前記機構６前方部に設け、内部にはパケ
ットコンベア１９付ベルトを上下プーリ間に張設してい
る。上端部と前記移送樋７始端部との間には投出筒２０
を設けて連通させ、下端部と前記集穀樋１１終端部との
間には供給樋２１を設けて連通させている。

この昇穀機１８上部には昇穀機モータ２２を設け、この
昇穀機モータ２２で該パケットコンベア１９付ベルト、
前記移送樋７内の前記移送螺旋及び前記拡散盤１７等を
回転駆動させていると同時に、前記集穀＠１１内の前記
移送螺旋を該パケットコンベア１９付ベルトを介して回
転駆動させている。

又この昇穀機１８上下方向はぼ中央部には、穀粒水分を
検出する水分センサ２３を設け、この水分センサ２３は
前記操作装置１２からの電気的測定信号の発信により、
この水分センサ２３に内装した水分モータ２４が回転し
、この水分センサ２３の各部が回転駆動して、前記パケ
ットコンベア１９で上部へ搬送中に落下する穀粒な受け
、この穀粒を挟圧粉砕すると同時に、この粉砕穀粒の水
分を検出させている。

前記除湿装置４は箱形状で、この箱体の前壁板には外気
を吸入する外気吸入口２６を設け、後壁板にはこの除湿
装置４内へ吸入された外気風が除湿風に変換されたこの
除湿風を前記送風室１０内へ送風する送風口２７を設け
ている。

前記除湿装置４内へ該外気吸入口２６から吸入された外
気風を除湿風に変換するために、冷媒である低温低圧ガ
スは圧縮機２８にて高温高圧ガスへ断熱圧縮されて凝縮
器２９を通過する際に熱を奪われて高温高圧液体へ変化
し、その後膨張弁３０にて低温低圧液体へ圧力降下され
る。さらに蒸発器３１を通過する際に熱を吸収して低温
低圧ガスへ変化し、順次冷媒がこのサイクルの繰返しが
行なわれる構成である。これにより該除湿装置４内を通
過する外気風を除湿して除湿風に変換させている。

なお、前記除湿装置４内へ吸入された外気風は、該蒸発
器３１部を通過する際に冷却されて空気中の水分が結露
して、絶対湿度が低下した低温低湿風となり、その後読
凝縮器２９部を通過する際に熱を吸収して常温より若干
高い温度の低除湿風を得ている。又前記圧縮機２８は圧
縮機モータ３２で回転駆動させている。

前記操作装置１２は、箱形状でこの箱体の表面板には、
前記乾燥機５と前記除湿装置４とを張込、乾燥及び排出
の各作業別に始動操作する始動スイッチ３３、停止操作
する停止スイッチ３４、穀粒の仕上目標水分を操作位置
によって設定する水分設定猟み３５、該除湿装置４から
発生する除湿風の温度及び湿度を操作位置によって設定
する穀物種類設定蝋み３６、張込量設定猟み３７、検出
穀粒水分、検出乾燥温度及び乾燥残時間等を交互にデジ
タル表示する表示窓３８及びモニター表示等を設けてい
る。内部には各検出値をＡ−Ｄ変換するＡ−Ｄ変換器３
９、このＡ−Ｄ変換器３９で変換された変換値が入力さ
れる入力回路４０及び各入力値等が入力される入力回路
４１、この各入力回路４０．４１から入力される各種入
力値を算術論理演算及び比較演算等を行なうＣＰＵ４２
、このＣＰｔＪ４２から指令される各種指令を受けて出
力する出力回路４３等よりなる乾燥制御装置４４及びタ
イマ４５を設けている。該各設定猟み３５．３６．３７
はロータリースイッチ方式であり、操作位置によって所
定の数値及び種類等が設定される構成としている。

該乾燥制御装置４４による乾燥制御は、下記の如く行な
われる構成であり、該水分設定猟み３５の操作が該ＣＰ
Ｕ４２へ入力されると、穀粒の仕上目標水分が設定され
、前記水分センサ２３が仕上目標水分以下の穀粒水分を
検出すると、前記乾燥機５を自動停止する構成としてい
る。

穀粒の間欠循環制御は、第２図、第３図の如（、例えば
、前記ＣＰＵ４２へ設定して記憶させた乾燥開始からの
乾燥時間３０Ｈｒを、前記タイマ４５が検出してこのＣ
ＰＵ４２へ入力されるか。

又は前記水分センサ２３が穀粒水分２３％を検出してこ
のＣＰＵ４２へ入力されるか、これらいずれか一方が入
力されるまでは、該ＣＰＵ４２へ設定して記憶させた間
欠循環の一行程時間は９００ｓｅｃに制御され、この９
００ｓｅｃ時間の比率は穀粒の循環時間は６００ｓｅｃ
に制御され、又穀粒の停止時間は３００ｓｅｃに制御さ
れるように、前記繰出バルブ３．３の回転が制御される
構成としている。

又乾燥開始からの乾燥時間６０Ｈｒを、前記タイマ４５
が検出して前記ＣＰＬ！４２へ入力されるか、又は前記
水分センサ２３が穀粒水分１６％を検出してこのＣＰＵ
４２へ入力されるか、これらいずれか一方が入力される
と、該ＣＰｔＪ４２へ設定して＝２憶させた間欠循環の
一行程時間は４５０ｓｅｃに制御され、この４５０ｓｅ
ｃ時間の比率は穀粒の循環時間は３００ｓｅｃに制御さ
れ、又穀粒の停止時間は１５０ｓｅｃに制御されるよう
に、前記繰出バルブ３．３の回転が制御される構成とし
ている。

以下、上記実施例の作用について説明する。

操作装置１２の各設定猟み３５，３６．３７を所定位置
へ操作し、除湿乾燥を開始する始動スイッチ３３を操作
すると、穀粒乾燥機５の各部、除湿装置４及び水分セン
サ２３等が始動し、例えばこの水分センサ２３が穀粒水
分２３％を検出するまでか、又は乾燥開始からタイマ４
５が乾燥経過時間３０Ｈｒを検出するまでか、これらの
内いずれか一方を検出するまでは、穀粒の一行程時間は
９００ｓｅｃで、穀粒の循環時間が６００ｓｅｃに制御
され、穀粒の停止時間が３００ｓｅｃに制御されながら
、該除湿装置４から除湿風が発生し、この除湿風が送風
口２７から送風室１０内へ送風され、この送風室１０か
ら乾燥室２を通過して排風室９及び排風路室１３を経て
排風＃ｉ１４で吸引排風されることにより、貯留室１内
へ収容された穀粒は、この貯留室１から該乾燥室２内を
繰出バルブ３の間欠回転駆動で間欠流下中にこの除湿風
−に晒されて乾燥され、該繰出バルブ３で下部へと繰出
されて流下して集穀８！１１内から供給樋２１を経て昇
穀機１８内へ下部の移送螺旋で移送供給され、パケット
コンベア１９で上部へ搬送されて投出筒２０を経て移送
樋７内へ供給され、この移送＠７から拡散盤１７上へ上
部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤１７で該貯留
室１内へ穀粒は均等に拡散還元され、間欠循環乾燥され
て該水分センサ２３が穀粒水分１６％を検出するか、又
は乾燥開始からタイマ４５が乾燥経過時間６０Ｈｒを検
出するか、これらの内いずれか一方を検出すると、穀粒
の一行程時間は４５０ＳｅＣで、穀粒の循環時間が３０
０ｓｅｃに制御され、穀粒の停止時間が１５０ｓｅｃに
制御されなから穀粒は間欠循環乾燥され、該水分センサ
２３が該水分設定扼み３５を操作して設定した仕上目標
と同じ穀粒水分を検出すると、該操作装置１２の乾燥制
御装置４４で自動制御して該乾燥機５を自動停止して穀
粒の乾燥が停止される。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図はブロ
ック図、第２図、第３図は乾燥経過時間、及び穀粒水分
と穀粒の循環、及び停止との関係図、第４図は穀粒乾燥
機の全体側面図、第５図は第４図のＡ−Ａ断面図、第６
図は穀粒乾燥機の一部の背面図、第７図は穀粒乾燥機の
一部の一部破断せる拡大正面図である。 符号の説明 １　貯留室 ３　ｍ出バルブ ２　乾燥室 ４　除湿装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 穀粒を上部の貯留室１から下部の乾燥室２へ繰出バルブ
   ３の間欠回転で繰出し流下させる間欠循環を行ないなが
   ら除湿装置４から発生する除湿風を該乾燥室２へ通風さ
   せて乾燥する穀粒乾燥機において、乾燥開始からの経過
   時間、又は穀粒水分にもとづいて、穀粒を循環、及び停
   止させる一行程時間を制御して乾燥することを特徴とす
   る乾燥制御方式。