JPH0325284A - 穀粒乾燥機の乾燥制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒乾燥機の乾燥制御方式に関する． 従来の技術 従来は、穀粒貯留室から上下二段の乾燥行程を経て流下
する穀粒を、該各乾燥行程別に設けた／％一ナから発生
する熱風を該各乾燥行程別に設けた排風機で吸引排風さ
せながら乾燥し、この乾燥作業中に上下いずれかの該バ
ーナに燃焼異常が発生すると、この異常発生のバーナと
このバー十に対向する該排風機との両者を停止して乾燥
を停止する乾燥制御方式であった． 発明が解決しようとする課題 殼粒は殼粒貯留室から上下二段の乾燥行程を繰出し流下
する循環が繰返されながら、該各乾燥行程別に設けたバ
ーナから発生する熱風が該乾燥行程別に設けた排風機で
吸引排風されることにょりこの各乾燥行程を通過し、こ
の各乾燥行程内を流下中の穀粒はこの熱風に晒されて乾
燥される。

この乾燥作業中に上下いずれかの該バーナに燃焼異常が
発生すると、この異常発生のバーナとこのバーナに対向
する該排風機との再者を停止して乾燥を停止し，正常な
該バーナから発生する熱風のみで穀粒を乾燥することと
なり、このため殼粒の乾燥速度が大幅に低下することが
あった．課題を解決するための手段 この発明は、穀粒貯留室から上下二段の乾燥行程を軽で
流下する穀粒を、該各乾燥行程別に設けたバーナから発
生する熱風を該各乾燥行程別に設けた排風機で吸引排風
させながら乾燥すると共に、外気湿度を検出する外気温
度センサを設けた穀粒乾燥機において、該湿度センサが
検出する外気湿度が所定値以上のときには、上下いずれ
かの該バーナの燃焼異常によって、この異常発生のバー
ナとこのバーナに対向する該排風機との岡者を停止し“
〔乾燥を停止すると同時に、正常な該バーナの熱風温度
を所定温度高温度に制御して熱風乾燥し、又該湿度セン
サが検出する外気湿度が所定値以下のときには、上下い
ずれかの該バーナの燃焼異常によって、この異常発生の
バーナを停止してこのバーナに対向する該搏風機によっ
て外気を該乾燥行程へ通風して吸引排風しながら通風乾
燥すると同時に、正常な該バーナを所定熱風温度に制御
して熱風乾燥することを特徴とする乾燥制御方式の構成
とする． 発明の作用 殼粒は穀粒貯留室から上下二段の乾燥行程を繰出し流下
する循環が繰返されながら、該各乾燥行程別に設けたバ
ーナから発生する熱風が該乾燥行程別に設けた排風機で
吸引排風されることによりこの各乾燥行程を通過し、こ
の各乾燥行程内を流下中の穀粒はこの熱風に晒されて乾
燥される．この乾燥作業中に上下いずれかの該バーナに
燃焼異常が発生すると，この異常発生のときの湿度セン
サが検出する外気湿度が所定値以上のときには，この異
常発生のバーナとこのバーナに対向する該排風機との再
者を停止して乾燥を停止すると同時に、正常な該バーナ
の熱風温度を所定温度高温度に制御し、この正常な該バ
ーナのみから発生する高温度の熱風で穀粒は熱風乾燥さ
れる．又該湿度センサが検出する外気湿度が所定値以下
のときには、この異常発生のバーナを停止してこのバー
ナに対向する該排風機によって外気を該乾燥行程へ通過
させて吸引排風する通風乾燥と、正常な該バーナを所定
熱風温度に制御して熱風乾燥との円者で穀粒は乾燥され
る． 発明の効果 この発明により、穀粒乾燥作業中に上下いずれかのバー
ナに燃焼異常が発生すると、この異常発生のときの外気
湿度によって、正常な該バーナの熱風温度を高温度に制
御し２この正常な該バーナのみで穀粒は乾燥されたり、
又異常発生の該バーナは停止し，このバーナに対向する
排風機による通風乾燥と、正常な該バーナの所定熱風温
度による熱風乾燥とによって殼粒は乾燥されたりするこ
とにより、いずれの場合でも穀粒の乾燥速度の低下防止
ができた． 実施例 なお、図例において、穀粒乾燥機（１）の機壁（２）内
上部には穀粒貯留室（３）を形成し、この般粒貯留室（
３）下側には上下二段に通気網間に形成した乾燥行程（
４）、（５）室を並設して連通させ、この下側の乾燥行
程（５）室下部には殼粒を繰出し流下させる繰出バルブ
（６．）を回転自在に軸支し、又この下側の乾燥行程（
５）室下側には移送螺旋を回転自在に輛支した集穀ｍ（
７）を設けて連通させ、並設した該各乾燥行程（４）、
（５）室内側間には上下二段に熱風室（８）（９）を形
威し、この熱風室（８）、（９）内にはこの熱風室（８
）、（９）内の熱風温度を検出する温度センサ（１０）
を設け、該各乾燥行程（４）、（５）室外側には上下二
段に搏風室（１１）（ｌ２）を形威した構成である． 前側の該機壁（２）にはこの乾燥ｆｉ　（１）を始動及
び停止操作を行なう操作装１（１３）を設け、又／＜−
ナ（１０を内装したバーナケース（１５）、（１Ｂ）を
上下二段に設け、このバーナケース（１５）内の該バー
ナ（１０と該熱風室（８）とは連通させ、このバーナケ
ース（１Ｂ）内の該バーナ（１４）と該熱風室（９）と
は連通させた構戊であり、該各バーナケース（１５）、
（１Ｂ）下板外側には燃ネ４バルブを有する燃料ボンブ
（１７）を設け、この各燃料バルブの開閉によりこの各
燃料ポンプ（｝？）で燃料タンク（ｌ８）内の燃料を吸
入して該各バーナ（１４）へ個別に供給する構或であり
、又上板外側には各送風機（ｌ９）及び変速回転する各
送風モータ（２０）を設け、この各送風モータ（２０）
の回転によりこの各送風機（ｌ８）を回転駆動し、この
各送風機（ｌ８）で各供給燃料に見合った燃焼用空気を
該各バーナ（１４）へ個別に供給する構或である． 後側の前記ｍ壁（２）には上下二段に排風機（２１）、
（２２）を設け、この排風１１　（２１）と前記各排風
室（１ｌ）とは連通させ、この排風機（２２）と前記各
排風室（１２）とは連通させた構威であり、又この各排
風機（２ｌ）、（２２）を個別に回転駆動する排風機モ
ータ（２３）、（２０及び前記各繰出バルブ（６）を変
速機構（２５）を介して回転繁動するバルブモータ（２
８）を設けた構戒である。

前記穀粒貯留室（３）上側には天井板（２７）及び移送
ＩＩＩ旋を回転自花に軸支した移送樋（３Ｂ）を設け、
この移送樋（３０中央部にはこの殼粒貯留室（３）内へ
移送穀粒を供給する供給口を設け、この供給口の下側に
は該殼粒貯留室（３）内へ穀粒を均等に拡散還元する拡
散’！　（２８）を設けた構或である． 昇穀橡（２８）は、前側の前記機壁（２）前方部に設け
、内部にはパケットコンベア（３０）ベルトを上下プー
り間に張設し、上端部と該移送樋（３６）始端部との間
には投出筒（３ｌ）を設けて連通させ，下端部と荊記集
穀樋（７）終端部との間には供給樋（３２）を設けて連
通させた橘威であり、この昇穀４Ｉ＆（２Ｅｌ）上部に
は昇穀機モータ（３３）を設け、この昇殼機モータ（３
３）で該パケットコンベア（３０）ベルト、該移送樋（
３８）内の該移送螺旋、該拡散盤（２８）及びこのパケ
ットコンベア（３０）ベルトを介して該集穀樋（７）内
の前記移送螺旋等を回転駆動する構威であり、又上下方
向ほぼ中央部には該パケットコンベア（３０）で上部へ
搬送中に落下する穀粒を受け．この穀粒を挟圧粉砕する
と同時に、この粉砕穀粒の水分を検出する水分センサ（
３０を設け，この木分センサ（３０の各部は内装した水
分モータ（３５）で回転駆動する構成である． 前記操作装置（ｌ３）は、箱形状でこの箱体の表面板に
は前記殼粒乾燥機（１）を張込、乾燥及び楕出の各作業
別に始動操作する各始動スイッチ（３７）、停止操作す
る停止スイッチ（３８）　，前記各バーナ（１０から発
生する熱風温度を穀物種類と張込量との操作位置によっ
て設定する各温度設定孤み（３９）　．穀粒の仕上目標
水分を操作位置によって設定する水分設定撒み（４０）
　．該水分センサ（３０が検出する穀粒水分、前記各温
度センサ（１０）が検出する熱風温度及び乾燥残時間等
を表示する表示窓（４ｌ）及びモニター表示等を設け、
底板外側には外気湿度を検出する外気湿度センサ（４２
）を設けた構成であり、内部には乾燥制御装置（４３）
及び燃焼制御装Ｍ（４０等を設けた橘威であり、該各設
定孤み（３９）、（３８）、（４０）はロータリスイッ
チ方式であり２操作位置により所定の数値が設定される
構或である。

該燃焼制御装ｍ！　（４４）は、前記各温度センサ（１
０）及び該外気湿度センサ（４２）が検出する検出値を
Ａ−Ｄ変換するＡ−Ｄ変換器（４５）　、このＡ−Ｄ変
換！！　（４５）で変換された変換値が入力される入力
回路（４Ｂ）　．該各温度設定撒み（３９）の操作が入
力される入力回路（４７）　，これら各入力回路（４Ｇ
）　．　　（４７）から入力される各種入力値を算術論
理演算及び比較演算等を行なうＣＰＵ（４ｇ）このＣＰ
Ｕ（４８）から指令される各種指令を受けて出力する出
力回路（４８）を設けた構或である。

前記乾燥制御装Ｍ　（４３）は、前記水分センサ（３０
が検出する検出｛１をＡ−Ｄ変換するＡ−Ｄ変換器、こ
のＡ−Ｄ変換器で変換された変換値が入力される入力回
路、前記水分設定搬み（４０）の操作が入力される入力
回路、これら各入力回路から入力される各種入力値を算
術論理演算及び比較演算等を行なう該ＣＰＵ（４８），
このＣＰＵ（４８）から指令される各種指令を受けて出
力する該出力回路（４９）を設けた構或である． 前記燃焼制御装置（４４）による燃焼制御は、下記の如
く行なわれる構成であり、前記外気温度センサ（４２）
が検出する検出外気湿度（ｗＡ）が前記ＣＰＵ（４８）
へ入力され、この入力値とこのＣＰＵ　（４８）へ設定
して記憶させた設定外気湿度（Ｗ，Ａ１）の６５％とが
比較される構成であり、前記各温度設定孤み（３９）を
操作して設定した設定熱風温ｒＲ（↑Ｂｌ）が該ＣＰＵ
（４８）へ入力され、コノ入力値が４５℃であるとする
と、この４５℃と前記各温度センサ（１０）が検出する
前記熱風室（８）、（９）内の熱風温度とが比較され、
該熱風室（８）、（９）内の検出熱風湿度（　ＴＢ）が
設定熱風温度（ＴＢＩ）の４５℃と±１０℃以上相違し
ていると，相違している該熱風室（８）、（９）側の前
記各バーナ（１．０は燃焼異常であると検出される構或
であり、検出外気湿度（ｌｉｌＡ）が設定外気湿度（Ｗ
ＡＩ）の６５％以上のときに、前記各バーナ（１０のい
ずれか、例えば、上側の該バーナ（１４）が異常である
と検出されると、この上側の該バーナ（！４）が停止制
御され、又この上側の該バーナ（口）に対向する上側の
前記排風機モータ（２３）が停止制御され、この排風機
モータ（２３）で回転駆動する上側の前記排風４ｌｌ（
２１）が停止制御されると同時に，下側の該バーナ（１
０の設定熱風温度（ＴＢＩ）４　５℃が１０℃上昇する
５５℃に変更され設定熱風温度（　ＴＢ１）が５５℃に
設定されて、下側の該バーナ（１０のみで熱風乾燥され
る構成である．上記と逆に下側の該バーナ（ｌ４）が異
常であると検出されると、上記とは逆になる構或である
．又検出外気湿度（ｗＡ）が設定外気湿度（ＷＡ１）の
６５％以下のときに、前記各バーナ（１４）のいずれか
、例えば、上側の該バーナ（１４）が異常であると検出
されると、この上側の該バーナ（１０が停止制御され、
又この上側の該バーナ（１０に対向する上側の前記排風
機モータ（２３）は回転制御され、この排風機モータ（
２３）で上側の前記排風機（２ｌ）が回転駆動制御され
て外気な吸入する通風乾燥に切換ると同時に、下側の該
バーナ（１４）は前記各温度設定鼻み（３９）を操作し
て設定した設定熱風温度（ＴＢＩ）の４５℃に制御され
て下側の該バーナ（　１４）で熱風乾燥され、上側の前
記乾燥行程（４）室では通風乾燥される構成である．上
記とは逆に下側の該バーナ（１０が異常であると検出さ
れると２上記とは逆になる構或である．前記各温度セン
サ（ｉｏ）が検出する熱風温度（ＴＢ）と、前記各温度
設定孤み（３９）を操作して設定した設定熱風温度（Ｔ
ＢＩ）とが比較され、相違していると設定熱風温度（Ｔ
ＢＩ）と同じ温度になるように、前記各燃料バルブの開
閉回数が制御され，前記各燃料ポンプ（ｌ７）で吸入す
る燃料量が、前記燃焼制御装ＩＩ　（４４）で制御され
る橘威である。

前記乾燥制御装置（４３）による乾燥制御は，下記の如
く行なわれる構或であり，前記水分設定孤み（４０）を
操作して設定した仕上目標水分が前記ＣＰＵ（４８）へ
入力され、この設定仕上１１標水分と前記水分センサ（
３０が検出する検出穀粒水分が該ＣＰＵ（４８）へ入力
され、この検出穀粒水分とが比較され、該水分センサ（
３０が仕上目標水分と同じ殼粒水分を検出すると、この
乾燥制御装置（４３）で日勤制御して前記乾燥機（１）
を自動停止制御して穀粒の乾燥が停止される構或である
６以下、上記実施例の作用について説明する。

操作装置（１３）の各設定孤み（３９）　，．　　（３
９）、（４０）を所定位置へ操作し、乾燥作業を開始す
る始動スイッチ（３７）を操作することにより、穀粒乾
燥ａｌｌ（１）の各部、各バーナ（ｌ４）及び水分セン
サ（３０等が始動し、この各バーナ（１４）から熱風が
発生しこの熱風が各熱風室（８）、（９）から乾燥行程
（４）、（５）室を個別に通過し、各排風室（ｉｔ）、
（１２）を経て各排風機（１９）で個別に吸引排風され
ることにより、この乾燥機（ｌ）の殼粒貯留室（３）内
へ収容された殼粒は４この穀粒貯留室（３）から該乾燥
行程（４）．（５）室内を流下中にこの熱風に晒されて
乾燥され、繰出バルブ（６）で下部へと繰出されて流下
し集穀樋（７）内へ供給され、この集穀樋（７）から供
給樋（３２）を経て昇穀機（２９）内へ下部の移送螺旋
で移送供給され，パケットコンベア（３Ｇ）で上部へ搬
送されて投出筒（３１）を経て移送樋（３Ｂ）内へ供給
され，この移送樋（３Ｂ）から拡散盤（２８）上へ上部
の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤（２８）で該穀
粒貯留室（３）内へ均等に拡散還元され、循環乾燥され
該水分センサ（３０が該水分設定猟み（４０）を操作し
て設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分を検出すると、
該操作装置（ｌ３）の乾燥制ｕ４装ｉ！ｌ　（４３）で
自動制御して該乾燥４１１！　（１）を自動停止して穀
粒の乾燥が停止される． この乾燥作業中に上下いずれかの該バーナ（１４）が該
温度設定猟み（３９）を操作して設定した設定熱風温度
（ＴＢＩ）より、±ｌＯ℃以上相違する熱風温度（　Ｔ
Ｂ）を温度センサ（１０）が検出すると、例えば、上側
の該温度センサ（１０）が温度異常を検出すると、上側
の該バーナ（１４）が燃焼異常であると検出され、この
ときの外気湿度センナ（４２）が検出した検出外気湿度
（％ｉｌＡ）が設定外気湿度（讐＾ｌ）以上のときには
、これら検出により上側のこのバーナ（ｉｔ）とこのバ
ーナ（１０に対向する上側の排風ｍ　（２１）とが停止
制御されると同時に、下側の該バーナ（１４）の設定熱
風温度が、例えば、１０゜Ｃ上昇するように変更され，
この変更された高温度の熱風温度で穀粒は乾燥される，
又該外気温度センサ（４２）が検出した検出外気湿度（
ｌｉｌＡ）が設定外気湿度（ＷＡ１）以下のときには，
上側の前記バーナ（１４）は停止制御され５このバーナ
（１４）に対向する上側の前記鋳風機（２１）は回転駆
動され、上側の前記乾燥行程（４）室では外気を吸入し
た通風乾燥が行なわれると同時に，下側の前記バーナ（
１０からは設定熱風温度（ＴＢＩ）が発生し、下側の前
記乾燥行程（５）室では熱風乾燥が行なわれて殼粒は乾
燥される．

【図面の簡単な説明】

図は，この発明の一実施例を示すもので、第１図はブロ
ック図、第２図は一部破断せる穀粒乾燥機の全体側面図
、第３図はｔｓ２図のＡ−Ａ断面図２第４図は殼粒乾燥
機の一部の背面図、第５図は殼粒乾燥機の一部の一部破
断せる正面図である．図中、符号（１）は穀粒乾燥機、
（４），（５）は乾燥行程、（ｌ４）はバーナ、（２ｌ
）、（２２）は極風機を示す．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 穀粒貯留室から上下二段の乾燥行程を経て流下する穀粒
   を、該各乾燥行程別に設けたバーナから発生する熱風を
   該各乾燥行程別に設けた排風機で吸引排風させながら乾
   燥すると共に、外気湿度を検出する外気湿度センサを設
   けた穀粒乾燥機において、該湿度センサが検出する外気
   湿度が所定値以上のときには、上下いずれかの該バーナ
   の燃焼異常によって、この異常発生のバーナとこのバー
   ナに対向する該排風機との両者を停止して乾燥を停止す
   ると同時に、正常な該バーナの熱風温度を所定温度高温
   度に制御して熱風乾燥し、又該湿度センサが検出する外
   気湿度が所定値以下のときには、上下いずれかの該バー
   ナの燃焼異常によって、この異常発生のバーナを停止し
   てこのバーナに対向する該排風機によって外気を該乾燥
   行程へ通風して吸引排風しながら通風乾燥すると同時に
   、正常な該バーナを所定熱風温度に制御して熱風乾燥す
   ることを特徴とする乾燥制御方式。