JPH046385A - 穀粒乾燥機の乾燥風供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒乾燥機の乾燥風供給装置に関する。

従来の技術 従来は、穀粒乾燥室内の穀粒は、除湿装置から設定した
所定温度及び所定湿度の除湿風が発生して、二の除湿風
は排風機で吸引排風されることにより、通風室内へ吸入
され、又外気風も該排風機で吸引排風されることにより
、該送風室内へ吸入され、この除湿風と外気風とが該送
風室内で混合されて混合乾燥風となり、この混合乾燥風
が該送風室から該乾燥室を通過することにより、この乾
燥室内を流下中の穀粒はこの混合乾燥風に晒されて乾燥
され、この除湿風とこの外気風とは別々に送風室内へ吸
入される乾燥風供給装置であった。

発明が解決し、ようとする課題 穀粒乾燥機の穀粒乾燥室内へ収容された穀粒は、除湿装
置から設定した所定温度及び所定湿度の除湿風が発生し
て、この除湿風は排風機で吸引排風されることにより、
送風室内へ吸入され、又外気風も該排風機で吸引排風さ
れることにより、該送風室内へ吸入され、これら除湿風
と外気風とがこの送風室内で混合されて混合乾燥風とな
り、この混合乾燥風が該送風室から該乾燥室を横断通過
することにより、この乾燥室内を流下中の穀粒はこの混
合乾燥風に晒されて乾燥される。

この除湿乾燥作業のときに、該除湿装置からの除湿風と
外気風との混合を良好にして穀粒の乾燥斑を防止し、乾
燥済穀粒の品質向上を図ろうとするものである。

課題を解決するための手段 この発明は、穀粒乾燥室１内の穀粒を外気風と除湿装置
２からの除湿風とが混合した混合乾燥風をこの穀粒乾燥
室１へ通風させ排風機３で吸引排風させて乾燥する穀粒
乾燥機において、該除湿装置２上側の上段側には該外気
風を吸入する外気風通路４を設け、この外気風通路４の
下側には該除湿装置２からの該除湿風を吸入する除湿風
通路５を設けると共に、これら外気風と除湿風との吐出
口６部にはこれら外気風と除湿風とが混合する混合室７
を経て該穀粒乾燥機へ該混合乾燥風を供給することを特
徴とする乾燥風供給装置の構成とする。

発明の作用 穀粒乾燥機の穀粒乾燥室】内へ収容された穀粒は、除湿
装置２から設定した所定温度及び所定湿度の除湿風が発
生し、この除湿風は排風機３で吸引排風されることによ
り、該除湿装置２上側の下段側の除湿風通路５を経て吐
出口６から混合室７内へ吸入され、又外気風は該除湿装
置２上側の上段側の外藁風通路４を経て吐出口６から混
合室７内へ吸入され、この混合室７内でこれら除湿風と
外気風とが混合して混合乾燥風になり、二の混合乾燥風
が送風室から該乾燥室１を槽断通過することにより、こ
の乾燥室１内を流下中の穀粒はこの混合乾燥風に晒され
て乾燥される。

発明の効果 この発明により、外気風より高温度の除湿装置２かも発
生する除湿風は上方へ上昇し、外気風は除湿風より低温
度のため下方へ下降することにより、この除湿風とこの
外気風とは混合室７内で十分に混合されて混合乾燥風に
なることにより、この十分に混合された混合乾燥風で穀
粒は乾燥される二とにより、穀粒は斑乾燥になることな
（、このため良質な乾燥済穀粒を得ることができる。

実施例 なお、区制は、循環型の穀粒乾燥機８へ除湿装置２を装
着した状態を説明する。

該乾燥機８の機構９は、前後壁板及び左右壁板よりなる
前後方向に長い長方形状で、この機構９上端部には移送
螺旋を回転自在に内装した移送樋１０及び天井板１１を
設け、この天井板１１下側には穀粒を貯留する貯留室１
２を形成し、この貯留室１２下側には左右両外側の排風
室１３と中央部の送風室１４との間には各穀粒乾燥室１
を形成してこの貯留室１２と連通させた構成であり、こ
の乾燥室１下部には穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ
１５を回転自在に軸支し、この各乾燥室１下側には移送
螺旋を回転自在に内装した集穀樋１６を設けて連通させ
た構成であり、該送風室１４内にはこの送風室１４内の
混合乾燥風の温度と湿度とを検呂する温度センサ１７と
湿度センサ１８とを設けた構成である。

該前側機構９前側には混合室７を形成し、この混合室７
前側には前記除湿装置２を設置した構成であり、該前側
機構９には前記乾燥機８及びこの除湿装置２等を張込、
乾燥、排出及び通風の各作業別に始動及び停止操作する
操作装置１９を設けこの除湿装置２と該送風室１４とは
該混合室７を介して連通させた構成であり、該後側機構
９後側には排風路室２０を形成し、この排風路室２０後
側には排風機３及びこの排風機３を回転駆動する排風機
モータ２１を設け、この排風機３と該各排風室１３とは
該排風路室２０を介して連通させた構成であり、該後側
機構９下部には該各繰出バルブ１５を減速機構２２を介
して回転駆動するバルブモータ２３を設けた構成である
。

前記移送樋１０底板の前後方向中央部には移送穀粒を貯
留室１２内へ供給する供給口を設け、この供給口の下側
には穀粒をこの貯留室１２内へ均等に拡散還元する拡散
盤２４を回転自在に設けた構成である。

昇穀機２５は、前記前側機構９前方部に設け、内部には
パケットコンベア２６ベルトを張設し、上端部と前記移
送樋１０始端部との間には投出筒２７を設けて連通させ
、下端部と前記集穀樋１６終端部との間には供給樋２８
を設けて連通させた構成である。

この昇穀機２５上部には昇穀機モータ２９を設け、この
昇穀機モータ２９で該パケットコンベア２６ベルト、前
記移送樋１０内の前記移送螺旋及び前記拡散盤２４等を
回転駆動すると同時に、前記集穀樋１６内の前記移送螺
旋を該パケットコンベア２６ベルトを介して回転駆動す
る構成である。

又二の昇穀機２５上下方向はぼ中央部には穀粒水分を検
出する水分センサ３０を設け、この水分センサ３０は前
記操作装置１９からの電気的測定信号の発偲により、こ
の水分センサ３０に内装した水分モータ３１が回転し、
この水分センサ３゜の各部を回転駆動する構成であり、
この水分センサ３０は前記パケットコンベア２６で上部
へ搬送中に落下する穀粒を受け、この穀粒を挟圧粉砕す
ると同時に、この粉砕穀粒の水分を検出する構成である
。

前記除湿装置２は、箱形状でこの箱体の上側の上段側に
は外気風を吸入して前記混合室７へ供給する外電風通路
４を形成し、この外気風通路４先端の吐出口６部には正
逆回転する開閉モータ３７で開閉する開閉弁３８を開閉
軸３９に固着した構成であり、この外気風通路４下段側
には該除湿装置２から発生する除湿風を該混合室７内へ
供給する除湿風通路５を形成し、これら外気風通路４と
除湿風通路５との先端部の該各吐出口６は該混合室７内
へ突出させた構成であり、この混合室７内へ供給された
除湿風は上方へ向けて上昇し、外気風は下方へ向けて下
降してこの除湿風と外気風とがこの混合室７内で混合さ
れて混合乾燥風になる構成であり、この混合乾燥風は該
混合室７から前記送風室１４内へ吸引される構成であり
、該除湿装置２の該箱体の前壁板には、この除湿装置２
内へ外気を吸入する外気吸入口５３を設け、又上壁板に
は送風口３２を設け、この送風口３２と該除湿風通路５
とは連通させ、この除湿装置２内へ吸入されて除湿風に
変換された、この除湿風が該除温風通路５を経て吸引さ
れる構成である。

前記除湿装置２内へ外気吸入口５３から吸入される外気
風を＃、温湿風変換するために、冷媒である低温低圧ガ
スは圧縮機３３にて高温高圧ガスへ断熱圧縮されて凝縮
器３４を通過する際に熱を奪われて高温高圧液体へ変化
し、その後膨張弁３５にて低温低圧液体へ圧力降下され
、さらに蒸発器３６を通過する際に熱を吸収して低温低
圧ガスへ変化し、順次冷媒がこのサイクルの繰返しが行
なわれる構成であり、これにより該除湿装置２内を通過
する外気風を除湿して除湿風に変換する構成である。

なお、前記除湿装置２内へ吸入された外気風：ま、該蒸
発器３６部を通過する際に冷却されて空気中の水分が結
露し、絶対湿度が低下した低温低湿風となり、その後肢
凝縮器３４部を通過する際に熱を吸収して常温より若干
高い温度の低除湿風を得る構成であり、該圧縮機３３は
圧縮機モータ４０で回転駆動される構成である。

前記操作装置１９は、箱形状でこの箱体の表面板には、
前記乾燥［８と前記除湿装置２とを張込乾燥、排出及び
通風の各作業別に始動操作する始動スイッチ４１、停止
操作する停止スイッチ４２、穀粒の仕上目標水分を操作
位置によって設定する水分設定猟み４３、該除湿装置２
からの除湿風を操作位置によって設定する穀物種類設定
猟み４４、張込量設定猟み４５、検出穀粒水分、検出混
合乾燥風温度及び乾燥残時間等を交互に表示する表示窓
４６、前記排風機３の回転を大切する排風機スイッチ５
５及びモニター表示等を設け、底板外側には外気温度を
検出する外気温度センサ５４を設けた構成であり、内部
には各検出値をＡ−り変換するＡ−Ｄ変換器４７．この
Ａ−Ｄ変換器４７で変換された変換値及び各入力値等が
入力される各入力回路４８．４９、これら各入力回路４
８．４９から入力される各種入力値を算術論理演算及び
比較演算等を行なうＣＰＵ５０、このＣＰｔＪ５０から
指令される各種指令を受けて出力する出力回路５１等よ
りなる乾燥制御装置５２を設けた構成であり、該各設定
猟み４３，４４．４５はロータリースイッチ方式であり
、操作位置によって所定の数値及び種類等が設定される
構成である。

該乾燥制御装置５２による乾燥制御は下記の如（行なわ
れる構成であり、該水分設定種み４３の操作位置が該Ｃ
ＰＵ５０へ入力されると、この入力によって穀粒の仕上
目標水分が設定され、前記水分センサ３０が検出する穀
粒水分がこのＣＰＵ５０へ入力されると、これら検出穀
粒水分と仕上目標水分とが比較され、同じであると検出
されるとこの乾燥制御装Ｗ５２で自動制御して前記乾燥
機８を自動停止制御して穀粒の乾燥が停止される構成で
ある。

通風作業が開始される前記始動スイッチ４１が操作され
、この操作が該ＣＰＵ５０へ入力されると、前記開閉モ
ータ３７が正回転して前記開閉弁３８は正回転駆動され
、この開閉弁３８は開状態に前記乾燥制御装置５２で制
御され、前記外気風通路４から外気風が吸入される構成
である。

乾燥作業が開始される前記始動スイッチ４１が操作され
、この操作が該ＣＰＵ５０へ入力され、又外気温度を検
出する前記外気温度センサ５４が検出した外電温度が該
ＣＰＵ５０へ入力され、この入力された外気温度とこの
ＣＰＵ５０へ設定して記ささせた外気温度とが比較され
、比較結果検出外気温度が設定外気温度以下であると検
出されると、前記開閉モータ３７が逆回転して前記開閉
弁３８は逆回転駆動され、この開閉弁３８は閉状態に前
記乾燥制御装置５２で制御され、前記外気風通路４かも
外気風が吸入されない構成であり、父上記とは逆に検出
外気温度が設定外気温度以上であると検出されると、該
開閉モータ３７か正回転して該開閉弁３８は正回転駆動
され、この開閉弁３８は開状態に該乾燥制御装置５２で
制御され、該外気風通路４から外気風が吸入される構成
である。

張込作業及び排出作業が開始される前記各始動スイッチ
４１が操作され、この操作が前記ＣＰＵ５０へ入力され
、又前記排風機スイッチ５５が人に操作され、この操作
が該ＣＰＵ５０へ入力されると、前記開閉モータ３７が
正回転して前記開閉弁３８は正回転駆齢ツ′れ、この開
閉弁３８は開状態に前記乾燥制御装置５２で制御され、
前記外気風通路４から外気風が吸入される構成であり、
父上記とは逆に該排風機スイッチ５５が切に操作され、
この操作が該ＣＰＵ５０へ入力されると、該開閉モータ
３７が逆回転して該開閉弁３８は閉状態に該乾燥制御装
置５２で制御され、該外気風通路４から外気風は吸入さ
れない構成である。

以下、上記実施例の作用について説明する。

操作装置１９の各設定蝋み４３，４４．４５を所定位置
へ操作し、除湿乾燥を開始する始動スイッチ４１を操作
することにより、穀粒乾燥機５の各部、除湿装置２及び
水分センサ３０等が始動し、外気温度センサ５４が検出
する外気温度が設定外気温度以上のときには、外気風を
吸入する外気風通路４の吐出口６部の開閉弁３８は開状
態に制御され、この外気風通路４を経て吸入された外気
風は混合室７内へ吸入され、又該除湿装置２の外気吸入
口５３からこの除湿装置２内へ吸入された外気風は、こ
の除湿装置２内で除湿風に変換され二の変換された除湿
風は送風口３２から除湿風通路５を経て該混合室７内へ
吸入され、この除湿風と該外気風通路４から吸入された
外気風とが該混合室７内で混合されて混合乾燥風となり
、この混合乾燥風は送風室１４から穀粒乾燥室ｌを槓断
通過して排風室１３及び排風路室２０を経て排風機３で
吸引排風され、貯留室１２内に収容された穀粒は、この
貯留室１２から該乾燥室１内を流下中にこの混合乾燥風
に晒されて乾燥され、繰出バルブ１５で下部へと繰出さ
れて流下して集穀樋１６内から供給樋２８を経て昇穀機
２５内へ下部の移送螺旋で移送供給され、パケットコン
ベア２６で上部へ搬送されて投出筒２７を経て移送樋１
０内へ供給され、この移送樋１０から拡散盤２４上へ上
部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤２４で該貯留
室１２内へ均等に拡散還元され、循環乾燥されて該水分
センサ３０が該水分設定種み４３を操作して設定した仕
上目標水分と同じ穀粒水分を検出すると、該操作装置１
９の乾燥制御装置５２で自動制御して該乾燥機８を自動
停止して穀粒の乾燥が停止される。

又検出外気温度が設定外気温度以下のときは、該開閉弁
３８は閉状態に制御され、該外気風通路４から外気風が
吸入されない状態で穀粒は乾燥される。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図はブロ
ック図、第２図はフローチャート、第３図は穀粒乾燥機
の一部破断せる全体側面図、第４図は第３図のＡ−Ａ断
面図、第５図は穀粒乾燥機の一部の背面図、第６図は穀
粒乾燥機の一部の一部破断せる拡大正面図である。 符号の説明 １　穀粒乾燥室　　２　除湿装置 ３　排風機　　　　４　外気風通路 ５　除湿風通路　　６　吐出口 ア　混合室

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 穀粒乾燥室１内の穀粒を外気風と除湿装置２からの除湿
   風とが混合した混合乾燥風をこの穀粒乾燥室１へ通風さ
   せ排風機３で吸引排風させて乾燥する穀粒乾燥機におい
   て、該除湿装置２上側の上段側には該外気風を吸入する
   外気風通路４を設け、この外気風通路４の下側には該除
   湿装置２からの該除湿風を吸入する除湿風通路５を設け
   ると共に、これら外気風と除湿風との吐出口６部にはこ
   れら外気風と除湿風とが混合する混合室７を経て該穀粒
   乾燥機へ該混合乾燥風を供給することを特徴とする乾燥
   風供給装置。