JPH02157588A - 穀粒乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒乾燥機に関する。

従来の技術 従来は、穀粒乾燥機の穀粒を搬送する昇穀機を回転駆動
する昇殻機用モータ、乾燥室内の穀粒を繰出し流下させ
る繰出バルブを回転駆動するバルブ用モータ及びバーナ
から発生する熱風を吸引排風する排風機を回転駆動する
排風機用モータ等の運転時間を各別に積算する積算装置
を有しない穀粒乾燥機であった。

発明が解決しようとする課題 穀粒乾燥機内に収容された穀粒は、この乾燥機を始動さ
せる操作装置を操作することにより、各モータが回転し
て各部が回転駆動され、この乾燥機の上部の貯留室から
下部の乾燥室を流下中に、バーナから発生する熱風が該
乾燥室を横断通風して排風機で吸引排風されることによ
り、この熱風に晒されて乾燥され繰出バルブで繰出され
て下部へと流下されて、移送＠旋で移送されて昇穀機内
へ供給され、この昇穀機で上部へ搬送されて該貯留室内
へ還元される循環が繰返されて穀粒は乾燥される。

この穀粒乾燥作業のときに、穀粒をこの乾燥機へ張込む
張込作業のときには、該繰出バルブと排風機とは回転駆
動されない構成であり、又乾燥が終了した穀粒を機外へ
排出する排出作業のときは、該排風機は回転駆動されな
い構成であり、張込、乾燥及び排出の各作業別によって
、回転駆動される個所が異なり、このため各部の設定さ
れた耐久時間を正確に知ることができなく、乾燥作業中
に耐久限度時間に達する部品が発生すると、乾燥作業が
できなくなることがあった。

課題を解決するための手段 この発明は、穀粒乾燥機（１）の穀粒を搬送する昇穀機
（２）を回転駆動する昇穀機用モータ（３）、乾燥室（
４）内の穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ（５）を回
転駆動するバルブ用モータ（６）、及びバーナ（７）か
ら発生する熱風を吸引排風する排風Ｉｍ　（８）を回転
駆動する排風機用モータ（９）等の各別の運転時間を積
算する積算装置（ｌＯ）を設けてなる穀粒乾燥機の構成
とする。

発明の作用 穀粒乾燥機（１）の操作装置を操作することにより、こ
の乾燥機（１）の昇穀機用モータ（３）バルブ用モータ
（６）及び排風機用モータ（９）等が回転し、昇穀機（
２）、繰出バルブ（５）及び排風機（８）等が回転駆動
され、この乾燥機（１）が始動され、この乾燥機（１）
内へ収容された穀粒は、上部の計留室から下部の乾燥室
（４）を流下中に、八−す（７）から発生する熱風が該
乾燥室（４）を横断通風して該排風機（８）で吸引排風
されることにより、この熱風に晒されて乾燥され該繰出
バルブ（５）で繰出されて下部へと流下されて、移送樋
で移送されて該昇穀機（２）内へ供給され、この昇穀機
（２）で上部へ搬送されて該貯留室内へ還元される循環
が繰返されて穀粒は乾燥される。

この各乾燥作業の張込、乾燥及び排出作業のときの該各
モータ（３）、（６）、（９）のこの各モータ（３）、
Ｃ６）、（９）別の運転時間が各ａ算装置（１０）へ積
算される０例えば、各部の運転時間が積算されることに
より、この運転時間に応じて各部の設定された耐久時間
に伴なって各部の点検個所を該操作装置へ表示させても
よい。

発明の効果 この発明により、穀粒乾燥機（１）の各部を各部別に回
転駆動する昇穀機用モータ（３）、バルブ用モータ（６
）及び排風機用モータ（９）等のを正確に知ることがで
き、このため各部が設定耐久時間に近づくと、あらかじ
め部品を交換することができることにより、乾燥中に各
部が耐久限度時間に達して乾燥ができなくなることもな
く、又各部が設定耐久時間に近づくと１点検個所を表示
させることにより、部品の交換も容易となり短時間で部
品の交換補修ができる。

実施例 なお、区側において、（１）は穀粒乾燥機であり、この
乾燥機（１）の後壁（１１）向上部には貯留室（１２）
を形成し、この貯留室（１２）下側には回転自在な繰出
バルブ（５）を下部に軸支した乾燥室（４）を並設して
連通させ、この各乾燥室（４）下側には移送螺旋（１３
）を回転自在に軸支した集穀樋（１４）を設けて連通さ
せた構成であり、前側の該後壁（１１）にはこの乾燥機
（１）を始動及び停止操作する操作装ａｔ（１５）及び
バーナ（７）を内装したバーナケース（１６）を設け、
このバーナ（７）と該各乾燥室（４）内側間に形成した
熱風室（１７）とは連通させた構成であり、この熱風室
（１７）内には熱風温度を検出する熱風温度センサ（１
８）を設けた構成であり、後側の該後壁（１１）には排
風ｍ　（８）　、排風機用モータ（９）変速装置（１３
）及びバルブ用モータ（６）を設けこの排風機（８）と
該各乾燥室（４）外側に形成した各排風室（２０）と連
通させた構成である。

該排風機（８）軸端部に固着したプーリ（２１）と該排
風機用モータ（９）軸端部に固着したプーリ（２２）と
の間にはベル）　（２３）を掛は渡して、該排風機用モ
ータ（９）で該排風機（８）を回転駆動する構成であり
、該各繰出バルブ（５）後側の軸端部に固着したスプロ
ヶッ）　（２４）と該変速装置（１８）に固着したスブ
ロヶッ）　（２５）との間にはチェノ（２６）を掛は渡
し、該変速装置（１９）に固着したプーリ（２７）と該
バルブ用モータ（６）軸端部に固着したプーリ（２日）
との間にはベル）　（２！Ｊ）を掛は渡し、このバルブ
用モータ（６）で該変速装置（１８）を介して、該各繰
出バルブ（５）を回転駆動する構成である。

前記バーナケース（１Ｂ）下板外側には燃料バルブを有
する燃料ポンプ（５０）を設け、この燃料バルブの開閉
によりこの燃料ポンプ（５０）で燃料タンク（３０）内
の燃料を吸入して前記バーナ（７）内へ供給する構成で
あり、又上板外側には送風機（３１）及び変速モータ（
３２）を設け、この変速モータ（３２）の回転により該
送風機（３１）で供給燃料量に見合った燃焼用空気が該
バーナ（７）内へ供給される構成である。

前記貯留室（１２）上側には天井板（３３）及び移送螺
旋（３０を内装した移送樋（３５）を設け、この移送樋
（３５）中央部には移送穀粒をこの貯留室（１２）内へ
供給する供給口を設け、この供給口の下側は拡散盤（３
Ｂ）を設けた構成である。

昇穀４１！　（２）は、前側の前記後壁（１１）前方部
に設け、内部にはパケットコンベア（３７）ベルトを上
下プーリ間に張設し、上端部と該移送樋（３５）始端部
との間には投出筒（３８）を設けて連通させ、下端部と
前記集穀樋（１４）終端部との間には供給樋（３９）を
設けて連通させた構成であり、この昇穀機（２）上部に
は昇穀機用モータ（３）を設け、この昇穀機用モータ（
３）軸端部に固着したプーリ（４０）と該移送樋（３５
）内の該移送螺旋（３４）の前側軸端部に固着した二段
プーリ（４１）との間にはベル）　（４２）を掛は渡し
、又この二段ブー９（４１）と該昇ｆｉＩａ（２）上部
前側軸端部に固着したプーリ（４３）との間にはベル）
（４４）を掛は渡し、該昇穀機（２）下部前側軸端部に
固着したプーリ（４５）と該集穀樋（１４）内の前記移
送螺旋（１３）前側軸端部に固着したプーリ（４Ｂ）と
の間にはベル）　（４７）を掛は渡した構成であり、こ
の昇穀機用モータ（３）で該移送樋（３５）内の該移送
螺旋（３４）　、該拡散盤（Ｈ）　、該パケットコンベ
ア（３７）ベルト及びこのパケットコンベア（３７）ベ
ルトを介して該集穀樋（１４）内の該移送螺旋（１３）
を回転駆動する構成である。

前記昇穀４１　（２）の上下方向はぼ中央部には、該パ
ケットコンベア（３７）で上部へ搬送中に落下する穀粒
を受け、この穀粒を挟圧粉砕すると同時に、この粉砕穀
粒の水分を検出する水分センサ（４８）を設け、この水
分センサ（４８）には水分センサ用モータ（４Ｇ）を内
装し、この水分センナ用モータ（４９）でこの水分セン
サ（４８）の各部を回転駆動する構成である。

前記操作装置Ｉ（１５）は、箱形状でこの箱体の表面板
には、前記乾燥機（１）を張込、乾燥及び排出の各作業
別に始動操作する各始動スイッチ（５１）、停止操作す
る停止スイッチ（５２）　、前記バーナ（７）から発生
する熱風温度が操作位置によって設定される穀物種類設
定孤み（５３）及び張込量設定楓み（５４）　、操作位
置によって仕上目標水分が設定される水分設定孤み（５
５）　、前記水分センサ（４９）が検出する検出水分、
前記熱風温度センサ（１８）が検出する検出熱風温度、
乾燥残時間、運転時間に応じた点検個所及び不具合発生
個所等を表示する表示窓（５Ｂ）　、及びモニタ表示等
を設けた構成であり、内部には乾燥制御装置（５７）、
温度制御装置（５８）　、前記昇殻機用モータ（３）、
前記パルプ用モータ（６）、前記排風機用モータ（９）
、前記変速モータ（３２）及び前記水分センサ用モータ
（４９）別の回転出力が入力され、この入力によって運
転時間を積算する各積ｎ装置（１０）を該各モータ（３
）、（６）、（９）、（３２）、（４３）別に設けた構
成であり、該各設定孤み（５３）　、　　（５４）、（
５５）はロータリスイッチ力式該乾燥制御装２１　（５
７）は、前記水分センサ（２８）が検出する検出値がＡ
−Ｄ変換されるＡ−Ｄ変換器（５９）　、このＡ−Ｄ変
換器（５８）で変換される変換値が入力される入力回路
（ｅｏ）　、該各積算装！（１０）から積算時間が入力
される入力回路（８１）、靜各スインチ（５１）、（５
２）　、及び該水分設定孤み（５５）の操作が入力され
る入力回路（６２）、これら各入力回路（８０）、（６
１）、（６２）から入力される各種入力値を算術論理演
算及び比較演算等を行なうＣＰＵ　（８３）　、このＣ
ＰＵ（８３）から指令される各種指令を受けて出力する
出力回路（６４）を設けた構成である。

前記温度制御装置（５８）は、前記熱風温度センサ（１
８）が検出する検出値をＡ−Ｄ変換するＡ−り変換器、
このＡ−Ｄ変換器で変換される変換値が入力される入力
回路、前記各設定機み（５３）、（５４）の操作が入力
される入力回路、これら各入力回路から入力される各種
入力値を算術論理演算及び比較演算等を行なう該ＣＰＵ
　（６３）　、このＣＰＵ（８３）から指令される各種
指令を受けて出力する出力回路を設けた構成である。

前記乾燥制御？ｔｆｉ　（５７）による乾燥制御は、前
記水分センサ（４８）が検出する検出穀粒水分が、前記
水分設定機み（５５）を操作して設定した仕上目標水分
と同じ穀粒水分を検出すると、この乾燥制御装置（５７
）で自動制御して前記乾燥機（１）を自動停止する構成
であり、又、例えば、前記ＣＰＵ（６３）へ設定して記
憶された上下の前記移送螺旋（１３）、（３０の設定耐
久時間１５００時間、前記各繰出バルブ（５）の設定耐
久時間１８００時間、前記排風機（８）回転駆動用の前
記ベルト（２３）の設定耐久時間はこの排風機（８）の
高速回転により８００時間、該ベル）　（２３）以外の
前記各ベルト（２９）、（４２）　、　　（４４）、（
４７）及び前記パケットコンベア（３７）ベルトの設定
耐久時間１０００　ｖ？間、前記チェノ（２８）の設定
耐久時間１５００時間及び点火ヒータの設定耐久時間５
００時間と設定して記憶させた構成であり、前記積算装
置（１０）が積算した前記昇穀機用モータ（３）の積算
運転時間と上下の該移送螺旋（１３）（１４）　、　ｉ
ｌＡ／＜ケラトコンベア（３７）ベルト、該ベルト（４
２）、（４４）、（４７）の設定耐久時間とが比較され
、積算運転時間が設定耐久時間の３０時間前に到達する
と、前記表示窓（５Ｂ）へこれら各部品を点検する点検
時間であると各部品別に数字、又は記号で表示される構
成であり、前記バルブ用モータ（６）の積算運転時間と
該各繰出バルブ（５）、該ベルト（２９）及び該チェノ
（２８）の設定耐久時間とが比較され、上記と同じよう
に３０時間前に達すると、上記と同じように該表示窓（
５Ｂ）へ表示される構成であり、前記排風機用モータ（
９）の積算運転時間と該ベル）　（２３）の設定耐久時
間とが比較され、上記と同じように３０時間前に達する
と、上記と同じように該表示窓（５６）へ表示される構
成であり、前記変速モータ（３２）の積算運転時間と該
点火ピークの設定耐久時間とが比較され、上記と同じよ
うに３０時間前に達すると、上記と同じように該表示窓
（５８）へ表示される構成であり、この表示により各部
品を設定耐久時間以前に、摩耗及び損傷等の点検ができ
る構成であり、摩耗及び損傷状態により各部品を交換で
きる構成である。

前記温度制御装置（５８）による温度制御は、前記熱風
温度センサ（１日）が検出する検出熱風温度と前記各設
定機み（５３）、（５４）を操作して設定した設定熱風
温度とが比較され、相違していると設定熱風温度と同じ
温度になるように、前記燃料バルブの開閉回数が制御さ
れ１前記燃料ポンプ（５０）で吸入する燃料量が制御さ
れる構成である。

以下、上記実施例の作用について説明する。

操作装置！（１５）の各設定機み（５３）　、　　（５
４）、（５５）を所定の位置へ操作し、乾燥作業を開始
する始動スイッチ（５１）を操作することにより、穀粒
乾燥機（１）の各モータ（３）、（６）、（９）、（３
２）、（４３）が回転し、この乾燥機（１）バーナ（７
）及び水分センサ（４８）等が始動しこのバーナ（７）
から熱風が発生し、この熱風が熱風室（１７）から乾燥
室（４）を横断通風し、排風室（２０）を経て排風機（
８）で吸引排風されることにより、この乾燥Ｉａ（１）
内に収容した穀粒は、貯留室（１２）から該乾燥室（４
）内を流下中にこの熱風に晒されて乾燥され、繰出バル
ブ（５）で下部へと繰出されて流下し集穀樋（１４）内
へ供給され、この集穀樋（１４）から供給樋（３９）を
経て昇穀機（２）内へ移送螺旋（１３）で移送供給され
、パケットコンベア（３７）で上部へ搬送され投出筒（
３８）を経て移送樋（３５）内へ供給されこの移送樋（
３５）から拡１ｔ［（３８）上へ移送螺旋（３４）で移
送供給され、この拡散ｆｆ１（３Ｂ）で該貯留室（１２
）内へ均等に拡散還元され、循環乾燥されて該水分セン
サ（４日）が該水分設定機み（５５）を操作して設定し
た仕上目標水分と同じ穀粒水分を検出すると、該操作装
置（１５）の乾燥制御装置１（５７）で自動制御して該
乾燥機（１）を自動停止する。

この乾燥機（１）の該各モータ（３）、（６）（９）、
（３２）、（４８）の回転の運転時間が、これら各モー
タ（３）、（６）、（９）　、　　（３２）（４９）別
に設けた各積算装置（１０）で積算されこの積算された
各積算時間とこの各モータ（３）、（６）、（９）、（
３２）、（４９）で回転する各部品の設定耐久時間とが
比較され、この各積算時間が各部品の設定耐久時間の所
定時間前に到達すると、これら各部品は部品別に点検す
る点検時間であると、該操作装置（１５）の表示窓（５
６）へ部品別に表示される。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図はブロ
ック図、第２図は乾燥機の全体背面図、第３図は一部破
断せる乾燥機の全体側面図、第４図は第３図のＡ−Ａ断
面図、第５図は乾燥機の一部の一部破断せる正面図であ
る。 図中、符号（１）は穀粒乾燥機、（２）は昇穀機、（３
）は昇穀機用モータ、（４）は乾燥室、（５）は繰出バ
ルブ、（６）はバルブ用モータ、（７）はバーナ、（８
）は排風機、（９）は排風機用モータ、（ｌＯ）は積算
装置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 穀粒乾燥機（１）の穀粒を搬送する昇穀機（２）を回転
   駆動する昇穀機用モータ（３）、乾燥室（４）内の穀粒
   を繰出し流下させる繰出バルブ（５）を回転駆動するバ
   ルブ用モータ（６）、及びバーナ（７）から発生する熱
   風を吸引排風する排風機（８）を回転駆動する排風機用
   モータ（９）等の各別の運転時間を積算する積算装置（
   １０）を設けてなる穀粒乾燥機。