JPH02307535A - 穀物乾燥機における異物除去装置 - Google Patents

穀物乾燥機における異物除去装置

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JPH02307535A
JPH02307535A JP12920589A JP12920589A JPH02307535A JP H02307535 A JPH02307535 A JP H02307535A JP 12920589 A JP12920589 A JP 12920589A JP 12920589 A JP12920589 A JP 12920589A JP H02307535 A JPH02307535 A JP H02307535A
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JP
Japan
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drying
grain
grain size
size sorting
grains
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Pending
Application number
JP12920589A
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English (en)
Inventor
Yoshikuni Saeki
佐伯 善邦
Kunihiro Kakizoe
国博 垣添
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、穀物乾燥機における異物除去装置に関する
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕所謂稲こ
うじ病に冒された籾は、その表面に密集する菌糸や厚膜
胞子の集合によって黒ずんだかたまり状を呈するもので
あるが、収穫・乾燥の際には除去され難く、籾摺調製作
業中に支障となる。
即ち、籾摺作業の際、脱稈ロールで粉砕されて仕上玄米
中に混在することによって等級を低下させる一因となり
、このため前もって当該稲こうじ病籾の除去を余儀なく
させるものであり、従来は専用の選別機を用いて整籾と
分離選別するが、この選別作業のために各別の作業時間
を要し能率を低下させるものであった。
このため、乾燥機の穀粒の張込、乾燥、排出のいずれか
の行程で上記稲こうじ病籾の除去をはかるため、乾燥機
機枠適所に粒大選別装置を配設し、乾燥機内を移送中の
穀粒の一部を取出しながら、選別除去する形態とした。
ところが、異物を選別除去した後の整籾が再び移送行程
中の穀粒中に還元される形態であるから、両者が混合し
て異物の除去精度が向上しない欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の欠点を解消しようとし、貯留タンク
2内に張り込まれる穀粒を乾燥室3部を通過させて乾燥
し再び上記貯留タンク2に戻す循環移送装置を有する穀
物乾燥機と、整籾とこの整籾よりも径大の異物とを分離
選別する粒大選別装置24とを設けると共に、上記@環
径送装置による移送行程中の穀粒をこの粒大選別装置2
4側に供給する供給装置と1粒大選別装置24からの整
籾を上記移送行程中の穀粒又は乾燥機内穀粒中に還元す
る還元装置とを設けてなるものにおいて、バーナを停止
し通風用ファンを運転乃至停止する行程を一部に組み込
む乾燥装置であって、当該行程中に上記循環装置による
循環量を少量に設定する設定手段と上記粒大選別装!2
4への供給を司る供給手段とを作動すべく構成してなる
穀物乾燥機における異物除去装置の構成とする。
〔発明の作用及び効果〕
高水分の籾にはバーナの熱風を浴びせて乾燥するが、水
分のばらつきを解消する等の目的で乾燥初期あるいはそ
の途中にバーナを停止し、通風用ファンを運転乃至停止
する行程を一部に組み込むが、この行程中に循環装置に
よる循環量を少量に設定すると共に、粒大選別装置へ籾
を供給しながらこの籾に混在する異物を除去処理するも
のである。
従って、バーナの運転を停止するものであるから、循環
量を極端に少なく設定できることとなり。
循環籾の全量を粒大選別装置側に供給でき、還元される
整籾を未選別の籾に還元することがなく選別精度の向上
がはかれる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面の簡単な説明する。
1は穀物乾燥機の機枠で、この機枠内には上部から貯留
タンク2、乾燥室3、集穀室4を縦設してなり、該機枠
1外部には集穀室4の一側に集めた穀物を貯留タンク2
に揚上還元する揚穀機5を立設する。尚、乾燥室3は、
バーナ(図示せず)を有するバーナ胴に通じる熱風室6
と吸引ファン7を有するファン胴に通じる排風室8との
間に穀物流下通路9,10を形成してなり、各流下通路
9.10の下部に設ける繰出バルブ11.12の一定回
転により所定量毎に流下する穀物に熱風を浴びせて乾燥
する構成である。
上記揚穀機5は内部にパケットベルト13を巻回する構
成である。集穀室4下部に横設する下部移送螺旋14軸
あ一側にはスロワ15の揚殻羽根22を設け、この移送
螺旋14により一側に移送された乾燥穀物を該スロワ1
5で掬い上げ」一部に移送できる構成としている。この
スロワ15の途中には開口16を開閉弁17を“もって
開閉可能に設け、案内筒23を介して揚穀機5内に穀物
供給すべく構成し、この揚穀機5で掬われ上部で投てき
される穀物は、上部移送螺旋18に設ける移送樋19の
始端側に案内される。尚、この移送螺旋18で水平移送
される穀物は貯留タンク2の中央上部に配設する回転拡
散盤19に案内され、貯留タンク2内に拡散落下される
。20は揚穀機5下部に接続する穀物張込用ホッパであ
る。
上記スロワ15の上部排出口21は適宜に機枠1外壁部
に装着した粒大選別装置24に穀粒を供給可能に連通し
ている。
粒大選別装置24は、上記スロワ15を受ける入口漏斗
27からの穀粒を、駆動モータ28によって略水平姿勢
で回転し、外周に適宜中のスリット孔を形成した回転選
別筒29によって、この回転選別筒29の始端側に供給
された穀粒は終端側に移行する過程で整籾が上記スリッ
ト孔から漏下し、径大の稲こうじ病籾は漏下し得ないで
終端側に至り、排出筒30を経て機外に排出される構成
である。尚、31は上記整籾を受けて張込用ホッパ20
に戻す還元装置としての案内受樋である。
第4図は制御盤を示し、この盤面には張込・乾燥・排出
・停止の各作業モード切替え用の設定スイッチ32,3
3,34,35、仕上水分設定スイッチ36.張込量設
定スイッチ37、休止乾燥選択スイッチ38、設定時間
増・減用押しボタンスイッチ39,40、予約スイッチ
41、等を配設している。
第5図はブロック図を示す、乾燥制御を行なうマイクロ
コンピュータの演算制御部(CPU)42には、上記の
各種スイッチ入力、各種センサ入力が取り入られ、一方
、*穀樋5.上下移送螺旋14.18駆動用のモータ4
3及び繰出バルブモータ44を制御すべき穀粒循環系出
力、燃焼系出力9表示部出力、及び前記スロワ15途中
の開閉弁16制御用正逆転モータ45出力、粒大選別装
置24駆動用モータ28出力の各信号を適宜出力できる
。尚、46は上記繰出バルブモータ44の回転を高低に
変更設定できる回転数制御部であり、CPU42におい
て1通常乾燥運転中は標準回転数を選択し、後述の休止
運転中は低速回転数を選択できる構成としている。
上側の作用について説明する。
張込用ホッパ20から張り込まれた穀粒は、貯留タンク
2に一定量貯留される0通常乾燥作業を行なうときは、
張込量設定スイッチ37の設定操作と1図外の外気温度
センサの検出値とによって熱風温度が決められ、乾燥開
始される0、ト、記貯留タンク2の籾は、流下通路9,
10を流下するうちバーナから発生する熱風を浴びて乾
燥され、集穀室4に至る。この集穀室4の籾は下部移送
螺旋14で一側に寄せられる。スロワ15の開閉弁16
は第1図中点線で示す位置に設定されており、籾はスロ
ワ15開口16を介して揚穀機5内に全量供給される。
こうして籾は揚穀機5で揚上され、再び貯留タンク2に
戻されることとなる。乾燥行程中は、所定時間毎に図外
の水分計で穀粒水分が検出され、当該検出水分が所定に
設定した仕1−り水分値に達するまで繰返し@環されな
がら乾燥終了するものである。
上記の乾燥行程の途中、所謂休止乾燥に移行する場合が
ある。すなわち、水分計ばらつきを解消しあるいは夜間
の運転を停止させる目的で、バーナを停止し通風のみの
運転に移行するものであるが、予め予約スイッチ41を
押し、休止乾燥に入る時刻乃至初期熱風乾燥時間を、設
定時間増・減用押しボタンスイッチ39.40を操作し
て設定し、次に当該休止乾燥時間を同じくこのスイッチ
39.40操作によって設定しておく、こうして乾燥開
始すると所定時刻乃至所定時間経過後、休止運転に入る
この休止運転の開始信号が立ち上がると、粒大選別装置
24の駆動モータ28がONL、開閉弁17の正逆転モ
ータ45によって関口16は閉じられ(第1図中実線)
、一方繰出バルブ11,12の駆蛸モータ44は低速回
転に切り替わる。
従って、貯留タンク2内の籾は流下通路9,10を流下
中外低通風のみをうけながら移動し、集穀室4からスロ
ワ15を介してその排出口21、入口漏斗27を経て全
量が、粒大選別装置24に供給される。この粒大選別装
置224において、回転選別yI!429の回転によっ
て供給された籾は、この選別Jlq29の終端側に向い
移動しながら整籾はスリット孔を漏下し、稲こうじ病籾
は径が大きいため終端側に至り排出筒30を経て機外に
取り出される。上記の整籾は、!I元樋31を介して揚
穀機5に還元され、揚上される。このとき開閉弁17は
閉じているため、スロワ15から直接揚穀機5内に供給
される籾がなく、選別未処理籾と混在しない。
このような異物処理行程を、前記休止運転中継続して行
うことより、乾燥むらの解消と異物除去処理とが並行し
て行われる。
休止運転時間が経過すると、通常のバーナによる熱風乾
燥に切り替えられるものとなる。
上記実施例では1粒大選別装置24による異物選別処理
を所謂休止乾燥中に組み込む場合について説明したが、
乾燥開始にあたり、水分むらを解消する目的で予備的に
バーナ停止状態の通風¥i、燥を行う場合があるが、当
該通風運転中に上記の異物処理行程を組み込んでもよい
又、スロワ15の開閉弁17の開閉角度を任意に設定で
きる形態とすれば、乾燥運転中の一部の籾を取り出して
異物除去処理を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部断
面した全体の正面図、第2図はその一部の側面図、第3
図は正断面図、第4図は振作盤の正面図、第5図はブロ
ック図である。 図中、2は貯留タンク、3は乾燥室、4は集穀室、5は
揚穀機、9.10は穀物流下通路、11゜12は繰出バ
ルブ、14は下部移送螺旋、15はスロワ、16は開口
、17は開閉弁、20は穀物張込用ホッパ、21は上部
排出口、22は揚穀羽根、23は案内筒、24は較大選
別装置、27は入口漏斗、28は駆動モータ、29は回
転選別筒、30は排出筒、31は案内受樋、38は休止
乾燥選択スイッチ、39.40は設定時間増・減用押し
ボタンスイッチ、42はCPU、44は繰出バルブモー
タ、45は正逆転モータを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貯留タンク2内に張り込まれる穀粒を乾燥室3部
    を通過させて乾燥し再び上記貯留タンク2に戻す循環移
    送装置を有する穀物乾燥機と、整籾とこの整籾よりも径
    大の異物とを分離選別する粒大選別装置24とを設ける
    と共に、上記循環移送装置による移送行程中の穀粒をこ
    の粒大選別装置24側に供給する供給装置と、粒大選別
    装置24からの整籾を上記移送行程中の穀粒又は乾燥機
    内穀粒中に還元する還元装置とを設けてなるものにおい
    て、バーナを停止し通風用ファンを運転乃至停止する行
    程を一部に組み込む乾燥装置であって、当該行程中に上
    記循環装置による循環量を少量に設定する設定手段と上
    記粒大選別装置24への供給を司る供給手段とを作動す
    べく構成してなる穀物乾燥機における異物除去装置。
JP12920589A 1989-05-22 1989-05-22 穀物乾燥機における異物除去装置 Pending JPH02307535A (ja)

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