JPH03114366A - ゴースト除去装置 - Google Patents
ゴースト除去装置Info
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- JPH03114366A JPH03114366A JP1250458A JP25045889A JPH03114366A JP H03114366 A JPH03114366 A JP H03114366A JP 1250458 A JP1250458 A JP 1250458A JP 25045889 A JP25045889 A JP 25045889A JP H03114366 A JPH03114366 A JP H03114366A
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- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 title 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 31
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 32
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 101100087530 Caenorhabditis elegans rom-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100305983 Mus musculus Rom1 gene Proteins 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
- H04N5/211—Ghost signal cancellation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は8フィールドシーケンス方式の基準信号を用
いてビデオ信号からゴースト信号を除去するゴースト除
去装置に関する。
いてビデオ信号からゴースト信号を除去するゴースト除
去装置に関する。
(従来の技術)
近年、テレビジョン放送システムにおいては、ビデオ信
号に含まれるゴースト信号を除去するための基準信号(
以下、OCR信号と記す)が規格された。その詳細は、
文献1(「ゴースト除去方式講演会資料J 19g9.
04.13、放送技術1開発協議会)に示されている。
号に含まれるゴースト信号を除去するための基準信号(
以下、OCR信号と記す)が規格された。その詳細は、
文献1(「ゴースト除去方式講演会資料J 19g9.
04.13、放送技術1開発協議会)に示されている。
この文献1に記載されるOCR信号は、8フィールドシ
ーケンス方式のOCR信号と呼ばれるものである。この
方式は、奇数フィールドの第18番目の水平走査ライン
(18H)と偶数フィールドの第281番目の水平走査
ライン(281H)に8フィールド周期で挿入されたG
、CR倍信号基づいてゴースト信号を除去するものであ
る。
ーケンス方式のOCR信号と呼ばれるものである。この
方式は、奇数フィールドの第18番目の水平走査ライン
(18H)と偶数フィールドの第281番目の水平走査
ライン(281H)に8フィールド周期で挿入されたG
、CR倍信号基づいてゴースト信号を除去するものであ
る。
第10図に8フィールドシーケンス方式のOCR信号を
示す。図示の如<、GCR信号は第1.第3.第6、第
8フィールド(1)。
示す。図示の如<、GCR信号は第1.第3.第6、第
8フィールド(1)。
(3)、(6) (8)に挿入されたWRB(Wi
de Reverse Bar)波形信号(黒から白に
急俊に立ち上り、白から黒に滑らかに立ち下がる波形信
号)Wと、第2.第4.第5.第7フィールド(2)、
(4)、(5)、(7)に挿入された黒の平坦な波形信
号Oとから成る。ここで、W、0に付された+、−はカ
ラーバースト信号の極性を示し、十は正極性、−は負極
性を示す。なお、WRB波形信号の詳細は第11図に示
される。
de Reverse Bar)波形信号(黒から白に
急俊に立ち上り、白から黒に滑らかに立ち下がる波形信
号)Wと、第2.第4.第5.第7フィールド(2)、
(4)、(5)、(7)に挿入された黒の平坦な波形信
号Oとから成る。ここで、W、0に付された+、−はカ
ラーバースト信号の極性を示し、十は正極性、−は負極
性を示す。なお、WRB波形信号の詳細は第11図に示
される。
このような構成においては、OCR信号が挿入された水
平走査ラインの前水平走査ラインの信号、並びに、OC
R信号が挿入された水平走査ラインの水平同期信号及び
カラーバースト信号の影響を取り除くために、次式(1
)で示される8フィールドシーケンス演算を行うことに
より、最終GCR信号(SOCR)を算出し、これに基
づいてゴースト信号を検出するようになっている。
平走査ラインの前水平走査ラインの信号、並びに、OC
R信号が挿入された水平走査ラインの水平同期信号及び
カラーバースト信号の影響を取り除くために、次式(1
)で示される8フィールドシーケンス演算を行うことに
より、最終GCR信号(SOCR)を算出し、これに基
づいてゴースト信号を検出するようになっている。
5OCR−(St Ss ) + (S6
S2 )+ (S3 −3t ) +
(Ss Fya )・・・ (1) 8フィールドシーケンス方式のOCR信号を用いた従来
のゴースト除去装置を第12図に示す。
S2 )+ (S3 −3t ) +
(Ss Fya )・・・ (1) 8フィールドシーケンス方式のOCR信号を用いた従来
のゴースト除去装置を第12図に示す。
この装置の基本構成は、S1ライン検出回路13を除い
て、文献2(特開昭59−211315号公報)に示さ
れている。この装置の動作シーケンスを第13図に示す
。この第13図において、ゴースト除去信号からOCR
信号を取り込むステップA3と8フィールドシーケンス
演算を行うステップA4を除いた部分の基本説明は、文
献3 (Murakami、Iga、Takehara
。
て、文献2(特開昭59−211315号公報)に示さ
れている。この装置の動作シーケンスを第13図に示す
。この第13図において、ゴースト除去信号からOCR
信号を取り込むステップA3と8フィールドシーケンス
演算を行うステップA4を除いた部分の基本説明は、文
献3 (Murakami、Iga、Takehara
。
GHO8T CLEAN SYSTEM” IEEE、
Trans、on CE。
Trans、on CE。
vol 、CE−29、NO,3、Aug、1983
)に記載されている。
)に記載されている。
以下、第12図と第13図を中心として従来のゴースト
除去装置を説明する。
除去装置を説明する。
まず、電源投入またはチャンネル切換えが生じると(ス
テップA1)、トランスバーサルフィルタ(以下TFと
記す)15のタップ利得メモリ154に保持されている
タップ係数C−1〜C,を0にする等の初期状態設定処
理が行われる(ステップA2)。これ以降は、ステップ
A3〜A8に示される等化ループが実行される。
テップA1)、トランスバーサルフィルタ(以下TFと
記す)15のタップ利得メモリ154に保持されている
タップ係数C−1〜C,を0にする等の初期状態設定処
理が行われる(ステップA2)。これ以降は、ステップ
A3〜A8に示される等化ループが実行される。
これらのシーケンスは、マイクロプロセッサ17、RO
M18、RAM19、出力波形メモリ20から成るマイ
クロコンピュータによって実行される。ここで、ROM
18はマイクロプロセッサ17の制御プログラムを格納
する記憶素子であり、RAM19は作業用メモリとして
使用される記憶素子であり、出力波形メモリ20はゴー
スト除去出力波形を実時間で書き込むために使用される
記憶素子である。
M18、RAM19、出力波形メモリ20から成るマイ
クロコンピュータによって実行される。ここで、ROM
18はマイクロプロセッサ17の制御プログラムを格納
する記憶素子であり、RAM19は作業用メモリとして
使用される記憶素子であり、出力波形メモリ20はゴー
スト除去出力波形を実時間で書き込むために使用される
記憶素子である。
OCR信号を含むビデオ信号は、第12図の入力端子1
1を通してアナログ/デジタル変換回路(以下、A/D
変換回路と記す)12、S1ライン検出回路13、クロ
ック発生回路14に供給される。周期TのクロックCK
で動作するA/D変換回路40から出力されるデジタル
ビデオ信号は、ビデオ信号からゴースト信号を除去する
ためのTF15に入力される。TF15に人力されたビ
デオ信号は、タップ付遅延線151により周期Tで順次
遅延される。このタップ付遅延線151の各出力はそれ
ぞれ対応する係数器152によりタップ係数C−7〜C
7を掛けられた後、加算器153で加算される。この加
算出力はTF15の出力として出力端子30と出力波形
メモリ53に供給される。
1を通してアナログ/デジタル変換回路(以下、A/D
変換回路と記す)12、S1ライン検出回路13、クロ
ック発生回路14に供給される。周期TのクロックCK
で動作するA/D変換回路40から出力されるデジタル
ビデオ信号は、ビデオ信号からゴースト信号を除去する
ためのTF15に入力される。TF15に人力されたビ
デオ信号は、タップ付遅延線151により周期Tで順次
遅延される。このタップ付遅延線151の各出力はそれ
ぞれ対応する係数器152によりタップ係数C−7〜C
7を掛けられた後、加算器153で加算される。この加
算出力はTF15の出力として出力端子30と出力波形
メモリ53に供給される。
クロック発生回路14は、この装置に必要な周期T(例
えば、T−約70nS−1/4f@e%f、、=3.5
7954MHz−色副搬送波周波数)のクロックCKを
発生する。
えば、T−約70nS−1/4f@e%f、、=3.5
7954MHz−色副搬送波周波数)のクロックCKを
発生する。
S1ライン検出回路13は、第1図に示す第1番目のフ
ィールドに挿入されたOCR信号(S+)の到来を検出
する回路である。このS、ライン検出回路13の検出結
果を受けて、取込み制御回路21はマイクロプロセッサ
17と出力波形メモリ20に対して第1番目のフィール
ド(1)のOCR信号(S+)から第8番目のフィール
ド(8)のOCR信号(S8)までの波形取込みを指示
する。各フィールド(1)〜(8)のOCR信号(Sl
)〜(S8)は、第14図のメモリマツプに示されるよ
うに、フィールド毎に出力波形メモリ20に取り込まれ
た後、作業用RAM19の所定のアドレスに格納される
(ステップA3)。
ィールドに挿入されたOCR信号(S+)の到来を検出
する回路である。このS、ライン検出回路13の検出結
果を受けて、取込み制御回路21はマイクロプロセッサ
17と出力波形メモリ20に対して第1番目のフィール
ド(1)のOCR信号(S+)から第8番目のフィール
ド(8)のOCR信号(S8)までの波形取込みを指示
する。各フィールド(1)〜(8)のOCR信号(Sl
)〜(S8)は、第14図のメモリマツプに示されるよ
うに、フィールド毎に出力波形メモリ20に取り込まれ
た後、作業用RAM19の所定のアドレスに格納される
(ステップA3)。
次に、マイクロプロセッサ17は作業用RAM19から
GCR信号(Sl)〜(S8)を読み出し、この読出し
出力に先の式(1)で示される8フィールドシーケンス
演算を施すことにより、最終GCR信号(SOCR)を
求める(ステップA4) 。最終GCR信号(SGCR
)は、1にワド(1ワード−8ビツト)で構成され、サ
ンプル値として下式のように表現される。
GCR信号(Sl)〜(S8)を読み出し、この読出し
出力に先の式(1)で示される8フィールドシーケンス
演算を施すことにより、最終GCR信号(SOCR)を
求める(ステップA4) 。最終GCR信号(SGCR
)は、1にワド(1ワード−8ビツト)で構成され、サ
ンプル値として下式のように表現される。
S OCR−(S cc、、 * ) (k −0
〜102B)・・・(2) 次に、マイクロプロセッサ17は下式(3)で定義され
る差分波形信号(y、)を算出して作業用RAM19に
格納する(ステップA5)。
〜102B)・・・(2) 次に、マイクロプロセッサ17は下式(3)で定義され
る差分波形信号(y、)を算出して作業用RAM19に
格納する(ステップA5)。
Y* −8ccR,*++−8acR,に−(3)次に
、マイクロプロセッサ17は、出力の差分波形信号(y
hJの最大ピーク位置を検出する(ステップA6)。そ
のピーク位置をpと記す。
、マイクロプロセッサ17は、出力の差分波形信号(y
hJの最大ピーク位置を検出する(ステップA6)。そ
のピーク位置をpと記す。
すなわち、y、が主信号のインパルスのピークとなる。
次に、マイクロプロセッサ17は、出力の差分波形信号
(yk)から前期ピーク位置(p)に合わせてROM1
8に予め格納されている基準波形信号(r、)を減じて
誤差波形信号(e、)を求め、作業用RAM19に格納
する(ステップA7)。この演算を下式(4)に示す。
(yk)から前期ピーク位置(p)に合わせてROM1
8に予め格納されている基準波形信号(r、)を減じて
誤差波形信号(e、)を求め、作業用RAM19に格納
する(ステップA7)。この演算を下式(4)に示す。
e* −yh rk −(4)次
に、マイクロプロセッサ17は、下式(5)で示される
インクリメンタル法に基づいて、タップ利得の修正を行
う(ステップA8)。
に、マイクロプロセッサ17は、下式(5)で示される
インクリメンタル法に基づいて、タップ利得の修正を行
う(ステップA8)。
Ci、new−Ci、old十δ*sgn(e、)・・
・(5) 但し、i” k−ps l −−m−nここで、添字の
iは、遅延時間iT秒のゴースト信号を除去するための
タップを示し、newとoldはそれぞれ修正後と修正
前を示す。また、δは正の微小の修正量を示す。
・(5) 但し、i” k−ps l −−m−nここで、添字の
iは、遅延時間iT秒のゴースト信号を除去するための
タップを示し、newとoldはそれぞれ修正後と修正
前を示す。また、δは正の微小の修正量を示す。
上記の動作シーケンス(ステップA3〜A8)で構成さ
れる等化ループを繰り返して実行することにより、ビデ
オ信号からゴースト信号が除去される。
れる等化ループを繰り返して実行することにより、ビデ
オ信号からゴースト信号が除去される。
以上が8フィールドシーケンス方式のOCR信号を用い
た従来のゴースト除去装置の概略である。
た従来のゴースト除去装置の概略である。
ところで、この従来のゴースト除去装置に場合、8フィ
ールド分のOCR信号(Sl)〜(S8)を取り込むの
に、第1番目のOCR信号(Sl)そのものを検出する
ようになっている。
ールド分のOCR信号(Sl)〜(S8)を取り込むの
に、第1番目のOCR信号(Sl)そのものを検出する
ようになっている。
しかし、このような構成では、第1番目のOCR信号(
Sl)の到来を検出するS1ライン検出回路13の構成
が複雑になり、このために装置が高価になるという問題
があった。これは、第1番目のOCR信号(Sl)その
ものを検出するには、先の第10図からも明らかなよう
に、次の3つの条件が全て満たされることを検出しなけ
ればならないからである。
Sl)の到来を検出するS1ライン検出回路13の構成
が複雑になり、このために装置が高価になるという問題
があった。これは、第1番目のOCR信号(Sl)その
ものを検出するには、先の第10図からも明らかなよう
に、次の3つの条件が全て満たされることを検出しなけ
ればならないからである。
条件1・・・水平走査ラインが18Hの水平走査ライン
であること。
であること。
条件2・・・GCR信号がWRB波形信号Wであること
。
。
条件3・・・カラーバースト信号の位相が正極性(+)
であること。
であること。
ここで、条件1は通常のライン検出回路を用いて検出す
ることができる。これに対し、条件2゜3の検出には、
それぞれ波形形状の判定と位相判定という複雑な処理が
必要となる。この条件2゜3の検出のために、従来はS
1ライン検出回路13の構成が複雑となり、装置が高価
なものとなっていた。
ることができる。これに対し、条件2゜3の検出には、
それぞれ波形形状の判定と位相判定という複雑な処理が
必要となる。この条件2゜3の検出のために、従来はS
1ライン検出回路13の構成が複雑となり、装置が高価
なものとなっていた。
(発明は解決しようとする課題)
以上述べたように8フィールドシーケンス方式のOCR
信号を用いてゴースト信号を除去する従来のゴースト除
去装置においては、第1番目のOCR信号(Sl)を検
出することにより、8フィールド分のOCR信号を取り
込むようになっているため、OCR信号を取り込むため
の構成が複雑となり、装置が高価となる問題があった。
信号を用いてゴースト信号を除去する従来のゴースト除
去装置においては、第1番目のOCR信号(Sl)を検
出することにより、8フィールド分のOCR信号を取り
込むようになっているため、OCR信号を取り込むため
の構成が複雑となり、装置が高価となる問題があった。
そこで、この発明は、GCR信号の取込みに起因する装
置の高価格化を解消することができるゴースト除去装置
を提供することを目的とする。
置の高価格化を解消することができるゴースト除去装置
を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(発明を解決するための手段)
上記目的を達成するためにこの発明は、取り込んだ8フ
ィールド分のOCR信号のうち、先頭のOCR信号が8
フィールドシーケンスの第1番目のOCR信号(Sl)
でなくても、単に、18H目あるいは281H目のOC
R信号であるという条件さえ満たせば、最終GCR信号
(SOCR)を求めることが可能な演算処理アルゴリズ
ムに基づいて最終OCR信号(SOCR)を求める手段
を設けるようにしたものである。
ィールド分のOCR信号のうち、先頭のOCR信号が8
フィールドシーケンスの第1番目のOCR信号(Sl)
でなくても、単に、18H目あるいは281H目のOC
R信号であるという条件さえ満たせば、最終GCR信号
(SOCR)を求めることが可能な演算処理アルゴリズ
ムに基づいて最終OCR信号(SOCR)を求める手段
を設けるようにしたものである。
(作用)
上記構成によれば、GCR信号の取込みは18Hあるい
は281Hを検出するだけよいので、その構成を簡単に
することができる。また、最終OCR信号(SGCR)
を求めるための演算アルゴリズムはソフトウェアによっ
て行うことが可能なので、これによってハードウェアが
複雑になることない。
は281Hを検出するだけよいので、その構成を簡単に
することができる。また、最終OCR信号(SGCR)
を求めるための演算アルゴリズムはソフトウェアによっ
て行うことが可能なので、これによってハードウェアが
複雑になることない。
以上から上記構成によれば、8フィールド分のOCR信
号の取込み構成に起因する装置の高価格化を防止するこ
とができる。
号の取込み構成に起因する装置の高価格化を防止するこ
とができる。
(実施例)
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図であり
、第2図はその動作シーケンスを示すフローチャートで
ある。なお、第1図及び第2図において、先の第12図
及び第13図と同一部には同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
、第2図はその動作シーケンスを示すフローチャートで
ある。なお、第1図及び第2図において、先の第12図
及び第13図と同一部には同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
第1図において、先の第12図と異なる点は、S1ライ
ン検出回路13の代わりに18H検出回路31が設けら
れている点と、ROM18に格納されているマイクロプ
ロセッサ17の制御プログラムにある。この制御プログ
ラムによる動作シケンスを示す第2図のフローチャート
において、先の第13図のフローチャートと異なる点は
、スチップA3.A4の代わりにステップB(出力OC
R波形取込みと8フィールドシーケンス演算のステップ
)が挿入されている点である。ステップBの詳細を第3
図に示す。
ン検出回路13の代わりに18H検出回路31が設けら
れている点と、ROM18に格納されているマイクロプ
ロセッサ17の制御プログラムにある。この制御プログ
ラムによる動作シケンスを示す第2図のフローチャート
において、先の第13図のフローチャートと異なる点は
、スチップA3.A4の代わりにステップB(出力OC
R波形取込みと8フィールドシーケンス演算のステップ
)が挿入されている点である。ステップBの詳細を第3
図に示す。
第1図において、18H検出回路31は第18番目の水
平走査ライン(18H)を検出する。取込み制御回路2
1はこの検出結果を受けて、マイクロプロセッサ17と
出力波形メモリ20に対して、18Hから始めて8フィ
ールド連続してOCR信号の波形取込みを指示する。こ
の処理は第3図のステップB1に示される。この後、マ
イクロプロセッサ17は第3図のステップB2から81
7の処理を実行することにより最終OCR信号(SOC
R)を求める。以下、この最終OCR信号(SOCR)
を求めるための処理を説明する。
平走査ライン(18H)を検出する。取込み制御回路2
1はこの検出結果を受けて、マイクロプロセッサ17と
出力波形メモリ20に対して、18Hから始めて8フィ
ールド連続してOCR信号の波形取込みを指示する。こ
の処理は第3図のステップB1に示される。この後、マ
イクロプロセッサ17は第3図のステップB2から81
7の処理を実行することにより最終OCR信号(SOC
R)を求める。以下、この最終OCR信号(SOCR)
を求めるための処理を説明する。
まず、第1回目の取込時のOCR信号(WRB波形信号
あるいは黒の平坦波形信号)YIは、出力波形メモリ2
0に取り込まれた後、作業用RAM19の波形領域fa
t に格納される(ステップB2)。波形領域(al
のアドレスを第4図のメモリマツプに示す。
あるいは黒の平坦波形信号)YIは、出力波形メモリ2
0に取り込まれた後、作業用RAM19の波形領域fa
t に格納される(ステップB2)。波形領域(al
のアドレスを第4図のメモリマツプに示す。
第2回目の取込時のOCR信号Y2は、出力波形メモリ
20に取り込まれた後に、波形領域fatの内容から減
じられる。この減算結果(YI Y2)は波形領域(
a)に格納される(ステップB3)。
20に取り込まれた後に、波形領域fatの内容から減
じられる。この減算結果(YI Y2)は波形領域(
a)に格納される(ステップB3)。
第3回目の取込み時のOCR信号Y、は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後、作業用RAM19の波形領域
(bl に格納される(ステップB4)。波形領域(b
)のアドレスは第4図のメモリマツプに示される。
リ20に取り込まれた後、作業用RAM19の波形領域
(bl に格納される(ステップB4)。波形領域(b
)のアドレスは第4図のメモリマツプに示される。
第4回目の取込み時のOCR信号Y4は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域(blの内容から
減じられる。この減算結果(Yi Ya>は波形領域
(b)に格納される(ステップB5)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域(blの内容から
減じられる。この減算結果(Yi Ya>は波形領域
(b)に格納される(ステップB5)。
第5回目の取込み時のOCR信号Y、は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域fa)の内容から
減じられる。この減算結果(YI Y2 Y5)は
波形領域fa)に格納される(ステップB6)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域fa)の内容から
減じられる。この減算結果(YI Y2 Y5)は
波形領域fa)に格納される(ステップB6)。
第6回目の取込み時のOCR信号Y6は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域tal の内容に
加えられる。この加算結果(Yl y2 y、 十y
6)は波形領域fatに格納される(ステップB7)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域tal の内容に
加えられる。この加算結果(Yl y2 y、 十y
6)は波形領域fatに格納される(ステップB7)。
第7回目の取込み時のOCR信号Y7は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域fblの内容から
減じられる。この減算結果(Y、 Y4 Yt)は波
形領域(bl に格納される(ステップB8)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域fblの内容から
減じられる。この減算結果(Y、 Y4 Yt)は波
形領域(bl に格納される(ステップB8)。
第8回目の取込み時のOCR信号Y8は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域(blの内容に加
えられる。この加算結果(Yi Y4 Y7 +Y
8 )は波形領域1b)に格納される(ステップB9)
。
リ20に取り込まれた後に、波形領域(blの内容に加
えられる。この加算結果(Yi Y4 Y7 +Y
8 )は波形領域1b)に格納される(ステップB9)
。
この結果、波形領域(a)と(bJには、それぞれ下式
(6)、(7)に示される内容が格納されることになる
。
(6)、(7)に示される内容が格納されることになる
。
(at −(YI Y5 ) + (Y6
Y2 )・・・ (6) (b) −(Y 3−Y ) ) + (
YIs Y 4 )・・・ (7) 次に、下式(8)、(9)に示すように、波形領域(a
l、(blの内容の加減算が行われ、加算結果(α)、
減算結果(β)が求められる。この後、下式(10)に
示すように、それぞれのサンプル値の絶対値1Σα、1
.1Σβ11の差Δが求められる(ステップB10)。
Y2 )・・・ (6) (b) −(Y 3−Y ) ) + (
YIs Y 4 )・・・ (7) 次に、下式(8)、(9)に示すように、波形領域(a
l、(blの内容の加減算が行われ、加算結果(α)、
減算結果(β)が求められる。この後、下式(10)に
示すように、それぞれのサンプル値の絶対値1Σα、1
.1Σβ11の差Δが求められる(ステップB10)。
(α l −+a)+(bl
・・・ (8)(βl −(al −(b
l ・・・(9)Δ−1Σα、1−1Σ
βI 1 ・・・(10)ここで、加算結果(α)、減
算結果(β)は正極性の最終GCR信号(SGCR)ま
たは負極性の最終OCR信号(Scca)を表す。これ
を第5図を用いて説明する。
・・・ (8)(βl −(al −(b
l ・・・(9)Δ−1Σα、1−1Σ
βI 1 ・・・(10)ここで、加算結果(α)、減
算結果(β)は正極性の最終GCR信号(SGCR)ま
たは負極性の最終OCR信号(Scca)を表す。これ
を第5図を用いて説明する。
第5図において、フィールド番号(i)は、1〜8まで
は文献1に示されるものと同じであり、それ以降は繰返
し番号をふらず、そのまま順番に増やしたものである。
は文献1に示されるものと同じであり、それ以降は繰返
し番号をふらず、そのまま順番に増やしたものである。
OCR信号波形は、文献1のOCR”をWlと記した以
外は文献1と同じである。
外は文献1と同じである。
この第5図はフィールド(i)毎の
Yl−Yl+4 ・・・(11
)Y 145 y、、、 ・・
・(12)Y l+2− Y 146
・・・(13)Y l $7 Y I 43
・・・(14)の計算結果を示し
ている。計算結果のWと−Wは、それぞれ正極性と負極
性のWRB波形信号を示している。これによれば、奇数
フィールド(1,3゜5.7.・・・)の波形領域fa
t、 fblの組合せは、(+2W、+2W)、(+
2W、−2W)、(−2W、−2W)、(−2W、+2
W)だけであることがわかる。したがって、式(8)、
(9)に示されるように、波形(al、 (bt の
加算結果(α)あるいは減算結果(β)の一方は±4W
(−±5OCR)となり、他方は0となる。ここで、+
4Wは正極性の最終OCR信号(SOCR)を示し、−
4Wは負極性の最終OCR信号(SOCR)を示す。
)Y 145 y、、、 ・・
・(12)Y l+2− Y 146
・・・(13)Y l $7 Y I 43
・・・(14)の計算結果を示し
ている。計算結果のWと−Wは、それぞれ正極性と負極
性のWRB波形信号を示している。これによれば、奇数
フィールド(1,3゜5.7.・・・)の波形領域fa
t、 fblの組合せは、(+2W、+2W)、(+
2W、−2W)、(−2W、−2W)、(−2W、+2
W)だけであることがわかる。したがって、式(8)、
(9)に示されるように、波形(al、 (bt の
加算結果(α)あるいは減算結果(β)の一方は±4W
(−±5OCR)となり、他方は0となる。ここで、+
4Wは正極性の最終OCR信号(SOCR)を示し、−
4Wは負極性の最終OCR信号(SOCR)を示す。
式(10)は、加算結果(α)が±4Wなのか、減算結
果(β)が±4Wなのかを判定するために用いられる計
算式である。マイクロプロセッサ17は、この計算結果
Δを用いて加算結果(α)が±4Wなのか、減算結果(
β)が±4Wなのかを判定する(ステップB11)。す
なわち、Δ〉0(Δ−+4W)ならば、加算結果(α)
が±4Wと判定し、Δく0(Δ−−4W)ならば、減算
結果(β)が±4Wと判定する。
果(β)が±4Wなのかを判定するために用いられる計
算式である。マイクロプロセッサ17は、この計算結果
Δを用いて加算結果(α)が±4Wなのか、減算結果(
β)が±4Wなのかを判定する(ステップB11)。す
なわち、Δ〉0(Δ−+4W)ならば、加算結果(α)
が±4Wと判定し、Δく0(Δ−−4W)ならば、減算
結果(β)が±4Wと判定する。
次に、マイクロプロセッサ17は、Δ〉0である場合は
、Σα1が正であるか否かを判定しくステップB12)
、正である場合は(α)をS。CRとしくステップB1
4)、正でない場合は−[alをS OCRとする。同
様に、Δ〉0でない場合は、Σβ1が正であるか否かを
判定しくステップ813)、正である場合は(β)をS
OCRとしくステップB16)、正でない場合は−(
β)をs ccaとする。
、Σα1が正であるか否かを判定しくステップB12)
、正である場合は(α)をS。CRとしくステップB1
4)、正でない場合は−[alをS OCRとする。同
様に、Δ〉0でない場合は、Σβ1が正であるか否かを
判定しくステップ813)、正である場合は(β)をS
OCRとしくステップB16)、正でない場合は−(
β)をs ccaとする。
以上述べたようにこの実施例は、第3図の演算アルゴリ
ズムにより最終GCR信号(SOCR)を求めるように
したものである。
ズムにより最終GCR信号(SOCR)を求めるように
したものである。
このような構成によれば、先頭のGCR信号が8フィー
ルドシーケンスの第1番目のOCR信号(Sl)でなく
ても、単に、18H目のOCR信号であるという条件さ
え満たせば、最終OCR信号(SOCR)を求めること
ができる。したがって、OCR信号の取込みは18Hを
検出するだけよいので、その構成を簡単にすることがで
きる。また、第3図の演算アルゴリズムはマイクロプロ
セッサ17のソフトウェアによって行うことができるの
で、これによってハードウェアが何ら複雑になることが
ない。
ルドシーケンスの第1番目のOCR信号(Sl)でなく
ても、単に、18H目のOCR信号であるという条件さ
え満たせば、最終OCR信号(SOCR)を求めること
ができる。したがって、OCR信号の取込みは18Hを
検出するだけよいので、その構成を簡単にすることがで
きる。また、第3図の演算アルゴリズムはマイクロプロ
セッサ17のソフトウェアによって行うことができるの
で、これによってハードウェアが何ら複雑になることが
ない。
以上からこの実施例によれば、GCR信号の取込みに起
因する装置の高価格化を解消することができる。
因する装置の高価格化を解消することができる。
第6図はこの発明の第2の実施例の構成を示す回路図で
あり、第7図はこの第6図において、最終OCR信号(
SOCR)を求めるための演算アルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。なお、第6図及び第7図において、
先の第1図及び第3図と同一部には同一符号を付して詳
細な説明を省略する。
あり、第7図はこの第6図において、最終OCR信号(
SOCR)を求めるための演算アルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。なお、第6図及び第7図において、
先の第1図及び第3図と同一部には同一符号を付して詳
細な説明を省略する。
先の実施例は、18Hを検出し、この18Hから波形取
込みを開始する場合を説明した。これに対し、この実施
例は281Hを検出し、この281Hから波形取込みを
開始するようにしたものである。
込みを開始する場合を説明した。これに対し、この実施
例は281Hを検出し、この281Hから波形取込みを
開始するようにしたものである。
第6図において、先の第1図と異なる点は、18H検出
回路31の代わりに281H検出回路41が設けられて
いる点と、ROM 18に格納されている制御プログラ
ムにある。そして、この制御プログラムの特徴部が第7
図に示される。
回路31の代わりに281H検出回路41が設けられて
いる点と、ROM 18に格納されている制御プログラ
ムにある。そして、この制御プログラムの特徴部が第7
図に示される。
では、この実施例の特徴とする構成を説明する。
第6図において、281H検出回路41は各フレーム毎
に281Hを検出する。取込み制御回路21はこの検出
結果を受けて、マイクロプロセッサ17と出力波形メモ
リ20に対して、281Hから始めて8フィールド連続
してOCR信号の波形取込みを指示する。この処理は第
7図のステップB21に示される。この後、マイクロプ
ロセッサ17は第7図のステップB22から837の処
理を実行することにより最終GCR信号(SOCR)を
求める。
に281Hを検出する。取込み制御回路21はこの検出
結果を受けて、マイクロプロセッサ17と出力波形メモ
リ20に対して、281Hから始めて8フィールド連続
してOCR信号の波形取込みを指示する。この処理は第
7図のステップB21に示される。この後、マイクロプ
ロセッサ17は第7図のステップB22から837の処
理を実行することにより最終GCR信号(SOCR)を
求める。
まず、第1回目の取込時のGCR信号(WRB波形信号
あるいは黒の平坦波形信号)Y>は、出力波形メモリ2
0に取り込まれた後、作業用RAM19の波形領域ta
)に格納される(ステップB22)。
あるいは黒の平坦波形信号)Y>は、出力波形メモリ2
0に取り込まれた後、作業用RAM19の波形領域ta
)に格納される(ステップB22)。
第2回目の取込時のOCR信号Y2は、出力波形メモリ
20に取り込まれた後に、極性を反転された状態で波形
領域fbl に格納される(ステップB23)。
20に取り込まれた後に、極性を反転された状態で波形
領域fbl に格納される(ステップB23)。
第3回目の取込み時のOCR信号Y、は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後、波形領域tb)の内容と加算
された状態で波形領域(blに格納される(ステップB
24)。
リ20に取り込まれた後、波形領域tb)の内容と加算
された状態で波形領域(blに格納される(ステップB
24)。
第4回目の取込み時のOCR信号Y4は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域fatの内容に加
算された状態で、波形領域(alに格納される(ステッ
プB25)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域fatの内容に加
算された状態で、波形領域(alに格納される(ステッ
プB25)。
第5回目の取込み時のOCR信号Y5は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域(a)の内容から
減じられた状態で波形領域(alに格納される(ステッ
プB26)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域(a)の内容から
減じられた状態で波形領域(alに格納される(ステッ
プB26)。
第6回目の取込み時のOCR信号Y6は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域tblの内容に・
加えられた状態で波形領域(blに格納される(ステッ
プB27)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域tblの内容に・
加えられた状態で波形領域(blに格納される(ステッ
プB27)。
第7回目の取込み時のOCR信号Y7は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域+blの内容から
減じられた状態で波形領域fblに格納される(ステッ
プB28)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域+blの内容から
減じられた状態で波形領域fblに格納される(ステッ
プB28)。
第8回目の取込み時のOCR信号Y8は、出力波形メモ
リ20に取り込まれた後に、波形領域(a)の内容から
減じられた状態で波形領域(blに格納される(ステッ
プB29)。
リ20に取り込まれた後に、波形領域(a)の内容から
減じられた状態で波形領域(blに格納される(ステッ
プB29)。
この結果、波形領域(at と(bl には、それぞれ
下式(21)、(22)に示される内容が格納されるこ
とになる。
下式(21)、(22)に示される内容が格納されるこ
とになる。
tal −(Y+ Ys )+ (Y4
Y8 )・・・ (21) fbl −(Y3 Y7 )+ (Y6
Y2 )・・・ (22) 次に、下式(2B)、(24)に示すように、波形領域
(at、 (blの内容の加減算が行われ、加算結果
(α)、減算結果(β)が求められる。
Y8 )・・・ (21) fbl −(Y3 Y7 )+ (Y6
Y2 )・・・ (22) 次に、下式(2B)、(24)に示すように、波形領域
(at、 (blの内容の加減算が行われ、加算結果
(α)、減算結果(β)が求められる。
この後、下式(25)に示すように、それぞれのサンプ
ル値の絶対値IΣα、1.lΣβI 1の差Δが求めら
れる(ステップB50)。
ル値の絶対値IΣα、1.lΣβI 1の差Δが求めら
れる(ステップB50)。
(α l −fat + ibl
・・・ (23)(βl −fat
−(bl ・・・(24)Δ−1Σαl
1−1ΣβI 1 ・・・(25)ここで、加算結果(
α)、減算結果(β)は正極性の最終GCR信号(Sa
。R)または負極性の最終GCR信号(SOCR)を表
す。これを第8図を用いて説明する。
・・・ (23)(βl −fat
−(bl ・・・(24)Δ−1Σαl
1−1ΣβI 1 ・・・(25)ここで、加算結果(
α)、減算結果(β)は正極性の最終GCR信号(Sa
。R)または負極性の最終GCR信号(SOCR)を表
す。これを第8図を用いて説明する。
第8図は、フィールド(i)毎の
Y 1 Y l+4 ・・・(
26)Y I+s Y l+7
・・・ (27)Y
l+2 Y 1+6
・・・ (28)Yl+5 Yl+1
・・・ (29)の計算
結果を先の第5図のように示したものである。これによ
れば、偶数フィールド(2,4,6゜8、・・・)の波
形領域fal、 (blの組合せは、(−2W、−2
W) (−2W、+2W)(+2W、+2W)、(
+2W、−2W)だけであることがわかる。したがって
、式(23)。
26)Y I+s Y l+7
・・・ (27)Y
l+2 Y 1+6
・・・ (28)Yl+5 Yl+1
・・・ (29)の計算
結果を先の第5図のように示したものである。これによ
れば、偶数フィールド(2,4,6゜8、・・・)の波
形領域fal、 (blの組合せは、(−2W、−2
W) (−2W、+2W)(+2W、+2W)、(
+2W、−2W)だけであることがわかる。したがって
、式(23)。
(24)に示されるように、波形fa’)、(blの加
算結果(α)あるいは減算結果(β)の一方は±4W(
=±Scc++)となり、他方は0となる。
算結果(α)あるいは減算結果(β)の一方は±4W(
=±Scc++)となり、他方は0となる。
マイクロプロセッサ17は、式(25)の計算結果Δを
用いて加算結果(α)が±4Wなのか、減算結果(β)
が±4Wなのかを判定する(ステップB51)。
用いて加算結果(α)が±4Wなのか、減算結果(β)
が±4Wなのかを判定する(ステップB51)。
次に、マイクロプロセッサ17は、Δ〉0である場合、
つまり、加算結果(α)が±4Wの場合は、Σα、が正
であるか否かを判定しくステップB52)、正である場
合は(α)をS。CRとしくステップB54)、正でな
い場合は−(α)をS GCRとする。同様に、Δ〉0
でない場合、つまり、減算結果(β)が±4Wは、Σβ
1が正であるか否かを判定しくステップ813)、正で
ある場合は(β)を5GcRとしくステップB16)、
正でない場合は−(β)をS GCRとする。
つまり、加算結果(α)が±4Wの場合は、Σα、が正
であるか否かを判定しくステップB52)、正である場
合は(α)をS。CRとしくステップB54)、正でな
い場合は−(α)をS GCRとする。同様に、Δ〉0
でない場合、つまり、減算結果(β)が±4Wは、Σβ
1が正であるか否かを判定しくステップ813)、正で
ある場合は(β)を5GcRとしくステップB16)、
正でない場合は−(β)をS GCRとする。
このような構成においても、波形の取込みは281Hを
検出することにより行うことができ、かつ、最終GCR
信号(SOCR)を求めるための演算アルゴリズムはソ
フトウェアによって行うことができるので、波形取込み
に起因する装置の高価格化を解消することができる。
検出することにより行うことができ、かつ、最終GCR
信号(SOCR)を求めるための演算アルゴリズムはソ
フトウェアによって行うことができるので、波形取込み
に起因する装置の高価格化を解消することができる。
第9図はこの発明の第3の実施例の動作シーケンスを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
先の実施例では、ビデオ信号にOCR信号が挿入されて
いるか否かに関係なく、最終OCR信号(SGCR)を
求めるための演算アルゴリズムを実行する場合を説明し
た。これに対し、この実施例は、OCR信号が挿入され
ているか否かを判定し、挿入されていない場合は、演算
アルゴリズムを停止するようにしたものである。
いるか否かに関係なく、最終OCR信号(SGCR)を
求めるための演算アルゴリズムを実行する場合を説明し
た。これに対し、この実施例は、OCR信号が挿入され
ているか否かを判定し、挿入されていない場合は、演算
アルゴリズムを停止するようにしたものである。
この目的を達成するために、第9図は先の第3図のステ
ップBIOとBllとの間に、判断ステップC1と結果
ステップC2を挿入するようにしたものである。
ップBIOとBllとの間に、判断ステップC1と結果
ステップC2を挿入するようにしたものである。
すなわち、18Hと281Hに所定の8フィールドシー
ケンスのOCR信号が挿入されている場合は、加算結果
(α)あるいは減算結果(β)の一方が±S OCRと
なり、他方が0となる。したがって、1Δ:が所定の値
δより大きいか否かを判定しくステップC1)、大きい
場合は、OCR信号があるものとしてステップBllに
移ってそのまま処理を続け、δより小さい場合は、OC
R信号が無いものとして演算アルゴリズムを停止するよ
うにしたものである(ステップC2)。
ケンスのOCR信号が挿入されている場合は、加算結果
(α)あるいは減算結果(β)の一方が±S OCRと
なり、他方が0となる。したがって、1Δ:が所定の値
δより大きいか否かを判定しくステップC1)、大きい
場合は、OCR信号があるものとしてステップBllに
移ってそのまま処理を続け、δより小さい場合は、OC
R信号が無いものとして演算アルゴリズムを停止するよ
うにしたものである(ステップC2)。
このような構成によれば、OCR信号が無い場合は、演
算アルゴリズムが停止されるので、GCR信号が無いこ
とによる誤動作を防止することができる。
算アルゴリズムが停止されるので、GCR信号が無いこ
とによる誤動作を防止することができる。
なお、このような構成は先の第2の実施例にも適用可能
なことは勿論である。
なことは勿論である。
以上この発明の3つの実施例を説明したが、この発明は
このような実施例に限定されるものではない。
このような実施例に限定されるものではない。
例えば、先の実施例では、ライン検出回路31゜41に
対して、ゴースト除去装置の入力側の信号を入力する場
合を説明したが、ゴースト除去処理を受けたゴースト除
去装置の、出力側の信号を入力するようにしてもよい。
対して、ゴースト除去装置の入力側の信号を入力する場
合を説明したが、ゴースト除去処理を受けたゴースト除
去装置の、出力側の信号を入力するようにしてもよい。
また、この発明は、連続する8フィールドのGCR信号
をいかに演算処理して最終GCR信号(SOCR)を得
るかを特徴とするものであるから、8フィールド間の演
算を繰返し行って雑音信号を低減して最終OCR信号(
SGCR)を得る装置にも適用可能なことは勿論である
。
をいかに演算処理して最終GCR信号(SOCR)を得
るかを特徴とするものであるから、8フィールド間の演
算を繰返し行って雑音信号を低減して最終OCR信号(
SGCR)を得る装置にも適用可能なことは勿論である
。
この他にも、この発明はその要旨を逸脱しない範囲で種
々様々変形実施可能なことは勿論である。
々様々変形実施可能なことは勿論である。
〔発明の効果]
以上述べたようにこの発明は、18Hあるいは281H
から始めて、8フィールド分のOCR信号を取り込んだ
後に、所定の演算アルゴリズムによって、最終OCR信
号(SOCR)を求めるようにしたものである。
から始めて、8フィールド分のOCR信号を取り込んだ
後に、所定の演算アルゴリズムによって、最終OCR信
号(SOCR)を求めるようにしたものである。
このような構成によれば、波形取込みを構成の複雑な波
形検出や位相検出を用いることなく、単にライン検出で
行うことができ、しかも、演算アルゴリズムはソフトウ
ェアによって実現することができるので、波形取込み構
成の複雑化に起因する装置の高価格化を解消することが
できる。
形検出や位相検出を用いることなく、単にライン検出で
行うことができ、しかも、演算アルゴリズムはソフトウ
ェアによって実現することができるので、波形取込み構
成の複雑化に起因する装置の高価格化を解消することが
できる。
第1図はこの発明の第1の実施例の構成を示す回路図、
・第2図及び第3図は第1図の動作を説明するためのフ
ローチャート、第4図は第1図のメモリマツプを示す図
、第5図は第1図の動作を説明するための図、第6図は
この発明の第2の実施例の構成を示す回路図、第7図は
第6図の動作を説明するためのフローチャート、第8図
は第6図の動作を説明するための図、第9図はこの発明
の第3の実施例を説明するためのフローチャート、第1
0図及び第11図は8フィールドシーケンスのOCR信
号を説明するための波形図、第12図は従来のゴースト
除去装置の構成を示す回路図、第13図は第12図の動
作を説明するだめのフローチャート、第14図は第12
図のメモリマツプを示す図である。 11・・・入力端子、12・・・A/D変換回路、14
・・・クロック発生回路、15・・・TF、16・・・
出力端子、17・・・マイクロプロセッサ、18・・・
ROM。 19・・・作業用RAM、20・・・出力波形メモリ、
21・・・取込み制御回路、31・・・18H検出回路
、41・・・281H検出回路。
・第2図及び第3図は第1図の動作を説明するためのフ
ローチャート、第4図は第1図のメモリマツプを示す図
、第5図は第1図の動作を説明するための図、第6図は
この発明の第2の実施例の構成を示す回路図、第7図は
第6図の動作を説明するためのフローチャート、第8図
は第6図の動作を説明するための図、第9図はこの発明
の第3の実施例を説明するためのフローチャート、第1
0図及び第11図は8フィールドシーケンスのOCR信
号を説明するための波形図、第12図は従来のゴースト
除去装置の構成を示す回路図、第13図は第12図の動
作を説明するだめのフローチャート、第14図は第12
図のメモリマツプを示す図である。 11・・・入力端子、12・・・A/D変換回路、14
・・・クロック発生回路、15・・・TF、16・・・
出力端子、17・・・マイクロプロセッサ、18・・・
ROM。 19・・・作業用RAM、20・・・出力波形メモリ、
21・・・取込み制御回路、31・・・18H検出回路
、41・・・281H検出回路。
Claims (3)
- (1)8フィールドシーケンス方式の基準信号を用いて
ビデオ信号からゴースト信号を除去するゴースト除去装
置において、 タップ利得を調整可能なトランスバーサルフィルタを用
いてビデオ信号からゴースト信号を除去するゴースト除
去手段と、 このゴースト除去手段の入力側あるいは出力側の信号か
ら上記基準信号が挿入された水平走査ラインを検出する
ライン検出手段と、 このライン検出手段によって検出された水平走査ライン
から始めて8フィールドに渡って上記基準信号を取り込
む基準信号取り込み手段と、所定の演算アルゴリズムに
基づいて、上記基準信号取込み手段によって取り込まれ
た8フィールド分の基準信号から最終基準信号を求める
基準信号算出手段と、 この基準信号算出手段によって算出された最終基準信号
に基づいて上記ゴースト信号を検出するゴースト検出手
段と、 このゴースト検出手段の検出出力に基づいて上記トラン
スバーサルフィルタのタップ利得を算出するタップ利得
算出手段と を具備したことを特徴とするゴースト除去装置。 - (2)上記ライン検出手段は奇数フィールドにおける基
準信号挿入水平走査ラインを検出するように構成され、 上記基準信号算出手段は、 下式で示される演算を行う演算手段と、 a=(Y_1−Y_5)+(Y_6−Y_2)b=(Y
_3−Y_7)+(Y_8−Y_4)α=a+b β=a−b Δ=α−β 但し、Y_1〜Y_8はそれぞれ第1回目〜第8回目の
取込み基準信号 上記Δ及びα、βの極性に基づいて最終基準信号を出力
する信号出力手段と を具備するように構成されていることを特徴とする請求
項1記載のゴースト除去装置。 - (3)上記ライン検出手段は偶数フィールドにおける基
準信号挿入水平走査ラインを検出するように構成され、 上記基準信号算出手段は、 下式で示される演算を行う演算手段と、 a=(Y_1−Y_5)+(Y_4−Y_8)b=(Y
_3−Y_7)+(Y_6−Y_2)α=a+b β=a−b Δ=α−β 但し、Y_1〜Y_8はそれぞれ第1回目〜第8回目の
取込み基準信号 上記Δ及びα、βの極性に基づいて最終基準信号を出力
する信号出力手段と を具備するように構成されていることを特徴とする請求
項1記載のゴースト除去装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1250458A JP2835098B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ゴースト除去装置 |
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