JPS6386967A - ゴ−スト除去装置 - Google Patents
ゴ−スト除去装置Info
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- JPS6386967A JPS6386967A JP61231748A JP23174886A JPS6386967A JP S6386967 A JPS6386967 A JP S6386967A JP 61231748 A JP61231748 A JP 61231748A JP 23174886 A JP23174886 A JP 23174886A JP S6386967 A JPS6386967 A JP S6386967A
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- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 12
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、テレビジョン信号の一ゴーストを除去する
ゴースト除去装置に関する。
ゴースト除去装置に関する。
(従来の技術)
等化回路を用いて自動的かつデジタル的にテレビジョン
ゴーストを除去する装置がある。第2図はその例である
。この装置の動作の詳細は、文献(村上はか「デジタル
化ゴースト自動消去装置」電子通信学会技術研究報告E
MCJ78−37.1978年11月)に記されている
。
ゴーストを除去する装置がある。第2図はその例である
。この装置の動作の詳細は、文献(村上はか「デジタル
化ゴースト自動消去装置」電子通信学会技術研究報告E
MCJ78−37.1978年11月)に記されている
。
この装置は全てデジタル化されており、ゴーストを含む
デジタルビデオ信号が、入力端子1を経て等化回路2に
入力される。この等化回路2は、第3図に示すように、
N + M個の単位時間遅延素子201(遅延時間Ts
ec)と、N十M+1個のタップ係数器202(デジタ
ル掛算器)と、各タップ係数器の出力を加え合わせる加
算器203と、タップ利得メモリ204とから構成され
ている。
デジタルビデオ信号が、入力端子1を経て等化回路2に
入力される。この等化回路2は、第3図に示すように、
N + M個の単位時間遅延素子201(遅延時間Ts
ec)と、N十M+1個のタップ係数器202(デジタ
ル掛算器)と、各タップ係数器の出力を加え合わせる加
算器203と、タップ利得メモリ204とから構成され
ている。
このタップ係数器のタップ係数C(−M)〜C(N)は
、制御回路3によって適当な値に設定され、ゴーストの
除去されたデジタルビデオ信号が出力端子5に出力され
る。
、制御回路3によって適当な値に設定され、ゴーストの
除去されたデジタルビデオ信号が出力端子5に出力され
る。
ゴーストを除去するための基準信号は、第4図に示す垂
直同期信号後縁部aの微分波形すでありゴースト検出回
路32は、この微分演算(差分演算で代用可能)を行な
い、垂直同期信号後縁部の立ち下がり部分に対応するピ
ークを時間基準Oとして、この時間基準以後の各ピーク
diを検出する。
直同期信号後縁部aの微分波形すでありゴースト検出回
路32は、この微分演算(差分演算で代用可能)を行な
い、垂直同期信号後縁部の立ち下がり部分に対応するピ
ークを時間基準Oとして、この時間基準以後の各ピーク
diを検出する。
di −d(iT) = [−Y (t)コd t
t−IT (1−片〜N)・・・(1) この微分値diの符号が、遅延時間ITを有する残留ゴ
ーストの正、負に対応する。従って、タップ利得修正回
路31は、この微分値diを用いて、次式に従って各タ
ップ利得を逐次修正する。
t−IT (1−片〜N)・・・(1) この微分値diの符号が、遅延時間ITを有する残留ゴ
ーストの正、負に対応する。従って、タップ利得修正回
路31は、この微分値diを用いて、次式に従って各タ
ップ利得を逐次修正する。
C1,new −Cl、old−ΔΦsgn di(i
−−M−N、i≠0)・・・(2)ここで、Ci、ol
dは修正前のタップ利得、Ci、newは修正後のタッ
プ利得、Δは正の微少な修正係数であり、(2)式はZ
ero Forcing法として、広く知られている。
−−M−N、i≠0)・・・(2)ここで、Ci、ol
dは修正前のタップ利得、Ci、newは修正後のタッ
プ利得、Δは正の微少な修正係数であり、(2)式はZ
ero Forcing法として、広く知られている。
なお、中心タップ係数COは、C0−1・・・(3)
に固定されている。垂直同期信号が到来する毎(1/6
0秒)に、この逐次修正を行なうことによって、ゴース
トが除去される。
0秒)に、この逐次修正を行なうことによって、ゴース
トが除去される。
シーケンスコントローローラ4は、上述した制御回路3
のシーケンスを制御するもので、例えばROMを用いて
構成できる。尚、固定遅延回路の組合わせとトランスバ
ーサルフィルタによりゴーストを除去する装置も知られ
ている(特開昭5S−158579号)。
のシーケンスを制御するもので、例えばROMを用いて
構成できる。尚、固定遅延回路の組合わせとトランスバ
ーサルフィルタによりゴーストを除去する装置も知られ
ている(特開昭5S−158579号)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述のような従来のデジタル化ゴースト
除去装置では、充分なゴースト除去を行なうためには非
常に多くの係数器(掛算器)を必要とし、それらの係数
器に用いる凡用デジタル掛算器が高価であり、しかもそ
の規模が大きい(1つの掛算器が1つのIC)ことから
、実用的なゴースト除去装置が得られなかった。一方、
CCDを用いたアナログ等化回路は、ゴースト除去装置
として実用化されてはいるものの消え残りとS/Nの点
で問題があった。
除去装置では、充分なゴースト除去を行なうためには非
常に多くの係数器(掛算器)を必要とし、それらの係数
器に用いる凡用デジタル掛算器が高価であり、しかもそ
の規模が大きい(1つの掛算器が1つのIC)ことから
、実用的なゴースト除去装置が得られなかった。一方、
CCDを用いたアナログ等化回路は、ゴースト除去装置
として実用化されてはいるものの消え残りとS/Nの点
で問題があった。
既に実用化されたゴースト除去装置に用いられた等化回
路は、文献(村上他「ゴーストクリーンシステム」東芝
レビュー Vol、38 No、38.No、7昭和5
8年B月)にあるように、CCD (ChargeCo
upled Device) )ランスバーサルフィ
ルタを用いたものである。しかしこれは、アナログ信号
処理デバイスであるために、特に係数器(掛算器)の線
形性と総合S/Nが不十分であった。この欠点は、ゴー
スト除去装置として見たときに、画面上でのゴーストの
消え残りの増大と、S/Nの低下につながっていた。
路は、文献(村上他「ゴーストクリーンシステム」東芝
レビュー Vol、38 No、38.No、7昭和5
8年B月)にあるように、CCD (ChargeCo
upled Device) )ランスバーサルフィ
ルタを用いたものである。しかしこれは、アナログ信号
処理デバイスであるために、特に係数器(掛算器)の線
形性と総合S/Nが不十分であった。この欠点は、ゴー
スト除去装置として見たときに、画面上でのゴーストの
消え残りの増大と、S/Nの低下につながっていた。
また上記特開昭56−158579号の技術でも一次的
なゴースト除去の段階でそのゴーストを除去しても孫ゴ
ーストが残ってしまう問題があった。
なゴースト除去の段階でそのゴーストを除去しても孫ゴ
ーストが残ってしまう問題があった。
さらに、トランスバーサルフィルタのタップ数を低減す
るために、予め、トランスバーサルフィルタに入力する
ビデオ信号を可変遅延回路で遅延し、トランスバーサル
フィルタの担当するゴーストを割当てる方式のものも提
案されている(例えば特願昭59−273282号)。
るために、予め、トランスバーサルフィルタに入力する
ビデオ信号を可変遅延回路で遅延し、トランスバーサル
フィルタの担当するゴーストを割当てる方式のものも提
案されている(例えば特願昭59−273282号)。
つまり、第5図に示すように、入力端子IOのビデオ信
号を、可変遅延回路211で遅延して、デジタルトラン
スバーサルフィルタ212に供給するものである。トラ
ンスバーサルフィルタ212で得られたゴースト除去信
8号(ゴーストを打消す信号であり、ゴーストとは逆極
性の関係にある)は、加算器213に供給され、入力端
子I2からのビデオ信号と合成される。入力端子■2か
らのビデオ信号に、ゴーストが含まれていれば、このゴ
ーストは、ゴースト除去信号により打消されることにな
る。先の可変遅延回路211は、本来のテレビジョン信
号とゴースト信号との時間差を補うために設けられてお
り、トランスバーサルフィルタ212は、ゴーストの存
在する時間位置を局所的にカバーしてゴースト除去信号
をつくればよい。等化ユニットメモリ214は、可変遅
延回路211の遅延量を制御するためのデータ、トラン
スバーサルフィルタ212の掛算器に与えるタップ利得
を記憶しておくためのメモリである。また、ラッチ回路
215は、加算器213の出力をシステムのクロックに
同期化するためのものである。
号を、可変遅延回路211で遅延して、デジタルトラン
スバーサルフィルタ212に供給するものである。トラ
ンスバーサルフィルタ212で得られたゴースト除去信
8号(ゴーストを打消す信号であり、ゴーストとは逆極
性の関係にある)は、加算器213に供給され、入力端
子I2からのビデオ信号と合成される。入力端子■2か
らのビデオ信号に、ゴーストが含まれていれば、このゴ
ーストは、ゴースト除去信号により打消されることにな
る。先の可変遅延回路211は、本来のテレビジョン信
号とゴースト信号との時間差を補うために設けられてお
り、トランスバーサルフィルタ212は、ゴーストの存
在する時間位置を局所的にカバーしてゴースト除去信号
をつくればよい。等化ユニットメモリ214は、可変遅
延回路211の遅延量を制御するためのデータ、トラン
スバーサルフィルタ212の掛算器に与えるタップ利得
を記憶しておくためのメモリである。また、ラッチ回路
215は、加算器213の出力をシステムのクロックに
同期化するためのものである。
上記のような構成とすることで、第4図に示すように区
間t1は、可変遅延回路211の遅延量によって補われ
るから、トランスバーサルフィルタ212の受持ち時間
は、第4図に示す区間t2を担当すればよい。よって、
トランスバーサルフィルタはゴーストの存在する可能性
の有る全ての区間をカバーする必要はなく、タップ数を
低減できることになる。
間t1は、可変遅延回路211の遅延量によって補われ
るから、トランスバーサルフィルタ212の受持ち時間
は、第4図に示す区間t2を担当すればよい。よって、
トランスバーサルフィルタはゴーストの存在する可能性
の有る全ての区間をカバーする必要はなく、タップ数を
低減できることになる。
上記の例は、1つのゴーストを除去する装置として説明
しているが、複数のゴーストを除去するシステムとする
には、第6図に示すように、第5図の等化ユニットY1
と同様な等化ユニットY2゜Y3を用意し、各等化ユニ
ットで夫々位置(位相)の異なるゴーストに夫々対応し
たゴースト除去信号を作り、これらの合成信号を加算器
220に供給し、入力ビデオ信号に減算要素として加え
るようにすればよい。制御回路221は、ゴースト検出
やタップ利得演算処理を行ない、その結果を各等化ユニ
ットに供給するためのものである。
しているが、複数のゴーストを除去するシステムとする
には、第6図に示すように、第5図の等化ユニットY1
と同様な等化ユニットY2゜Y3を用意し、各等化ユニ
ットで夫々位置(位相)の異なるゴーストに夫々対応し
たゴースト除去信号を作り、これらの合成信号を加算器
220に供給し、入力ビデオ信号に減算要素として加え
るようにすればよい。制御回路221は、ゴースト検出
やタップ利得演算処理を行ない、その結果を各等化ユニ
ットに供給するためのものである。
しかしながら、トランスバーサルフィルタのタップ数は
更に低減したほうが、価格、小形化の面で有利である。
更に低減したほうが、価格、小形化の面で有利である。
さらに上記の装置では、主信号に非常に近接したゴース
トが存在すると、ゴーストを打消すのに必要な最小限の
タップ数では充分なゴースト除去が得られないという問
題があり、結局タップ数の低減効果が充分に得られてい
ない。この問題点の解決結果については後で第9図を参
照して説明する。
トが存在すると、ゴーストを打消すのに必要な最小限の
タップ数では充分なゴースト除去が得られないという問
題があり、結局タップ数の低減効果が充分に得られてい
ない。この問題点の解決結果については後で第9図を参
照して説明する。
そこでこの発明は、上記のような問題を解決するために
成されたもので、等化ユニットの性能を劣化させること
なく、必要なタップ数の一層の低減が得られて係数器の
低減を得、よって価格、ハードウェアの面からも実用に
充分なゴースト除去装置を提供することを目的とする。
成されたもので、等化ユニットの性能を劣化させること
なく、必要なタップ数の一層の低減が得られて係数器の
低減を得、よって価格、ハードウェアの面からも実用に
充分なゴースト除去装置を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明は、まず第1に、実際にゴースト除去の為に利
得等を変える必要の有るタップ数は少なくてよく、他の
タップは実信号とゴースト信号との時間合わせに必要で
あることに着目している(特願昭59−273264号
、特願昭59−273282号、特願昭59−2732
89号)。よって、前段に可変遅延回路を設けこの後に
トランスバーサルフィルタを設けるようにした等化ユニ
ットを構成すればトランスバーサルフィルタはゴースト
の存在する部分を局所的に担当してゴースト打消し信号
を作ればよくタップ数は少なくてすむ。第2に、更に上
記等化ユニットの前段に、更に近接用等化回路を設け、
主信号近傍の波形歪みを除去するようにすれば、等化ユ
ニットは純粋にゴースト成分のみの除去信号をつくれば
よく、更にタップ数を低減できるものである。そして、
近接用等化回路の伝達特性はGA (ω)、tGA
(ω);主信号近傍の伝送歪み)、他のタップ数を減
らした等化ユニットの伝達特性は G(ω)−GA(ω)、+G (ω);全体の伝送歪み
)になるように制御するものである。
得等を変える必要の有るタップ数は少なくてよく、他の
タップは実信号とゴースト信号との時間合わせに必要で
あることに着目している(特願昭59−273264号
、特願昭59−273282号、特願昭59−2732
89号)。よって、前段に可変遅延回路を設けこの後に
トランスバーサルフィルタを設けるようにした等化ユニ
ットを構成すればトランスバーサルフィルタはゴースト
の存在する部分を局所的に担当してゴースト打消し信号
を作ればよくタップ数は少なくてすむ。第2に、更に上
記等化ユニットの前段に、更に近接用等化回路を設け、
主信号近傍の波形歪みを除去するようにすれば、等化ユ
ニットは純粋にゴースト成分のみの除去信号をつくれば
よく、更にタップ数を低減できるものである。そして、
近接用等化回路の伝達特性はGA (ω)、tGA
(ω);主信号近傍の伝送歪み)、他のタップ数を減
らした等化ユニットの伝達特性は G(ω)−GA(ω)、+G (ω);全体の伝送歪み
)になるように制御するものである。
(作用)
この発明によると、上記の手段により、主信号近傍のゴ
ーストの影響を受けること無しに、等化ユニットブロッ
クでは本来の主信号近傍以外のゴーストを専属的に対象
とすることができるので、今まで主信号近傍以外のゴー
ストまで受持つ必要のあった等化ユニットブロックのタ
ップは不要となり、大幅にタップ数の低減が得られる。
ーストの影響を受けること無しに、等化ユニットブロッ
クでは本来の主信号近傍以外のゴーストを専属的に対象
とすることができるので、今まで主信号近傍以外のゴー
ストまで受持つ必要のあった等化ユニットブロックのタ
ップは不要となり、大幅にタップ数の低減が得られる。
(実施例)
以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、デジタルビデオ信
号は入力端子1を介して減算器100に入力される。こ
の減算器100では入力ビデオ信号から加算器105の
出力(ゴースト除去信号)を差引く処理が行われる。減
算器100の出力は出力端子5に導かれるとともに等化
ユニットブロック101、近接用等化回路102に供給
される。
号は入力端子1を介して減算器100に入力される。こ
の減算器100では入力ビデオ信号から加算器105の
出力(ゴースト除去信号)を差引く処理が行われる。減
算器100の出力は出力端子5に導かれるとともに等化
ユニットブロック101、近接用等化回路102に供給
される。
また減算器100の出力は制御回路103.110にも
供給されている。近接用等化回路102は等化ユニット
ブロック101における不要なゴースト負担を軽減する
特性に設定されるもので、このシステムの特徴部であり
後で更に詳しく説明する。
供給されている。近接用等化回路102は等化ユニット
ブロック101における不要なゴースト負担を軽減する
特性に設定されるもので、このシステムの特徴部であり
後で更に詳しく説明する。
制御回路103は、制御回路110を介してゴースト位
置の検出、タップ利得の演算などを行なうとともに、等
化ユニットブロック101を制御る。
置の検出、タップ利得の演算などを行なうとともに、等
化ユニットブロック101を制御る。
上記の回路をさらに具体的に示したものが第7図の回路
である。
である。
等化ユニットブロック101は、先に説明した第6図の
回路構成と同じであるから、同じ符号を付している。ま
た各々の等化ユニットY1〜Y3は、第5図の回路構成
と同じである。
回路構成と同じであるから、同じ符号を付している。ま
た各々の等化ユニットY1〜Y3は、第5図の回路構成
と同じである。
今簡単に等比ユニットブロック101の動作を説明する
。
。
今、第8図に示すように、3個のゴーストg1、g2.
g3を除去するものとする。等化ユニットY1は、減算
器100の出力を用いて、ゴースト除去信号g11(第
8図(b))を作り、これを等化ユニットY2に供給す
る。この等化ユニットY2は、減算器100の出力を用
いてゴーストg2に対応したゴースト除去信号g12を
作るとともに、時間位置の異なるゴースト除去信号gl
lと合成する(第8図(C))。この信号は等化ユニッ
トY3に供給される。この等化ユニットY3は、減算器
100の出力を用いてゴーストg3に対応したゴースト
除去信号g13を作るとともに、時間位置の異なるゴー
スト除去信号gll、g12と合成する(第8図(d)
)。これにより、第8図(a)の複数のゴーストと全く
逆極性のゴースト除去信号が得られ、減算器100でゴ
ーストが打消されることになる。
g3を除去するものとする。等化ユニットY1は、減算
器100の出力を用いて、ゴースト除去信号g11(第
8図(b))を作り、これを等化ユニットY2に供給す
る。この等化ユニットY2は、減算器100の出力を用
いてゴーストg2に対応したゴースト除去信号g12を
作るとともに、時間位置の異なるゴースト除去信号gl
lと合成する(第8図(C))。この信号は等化ユニッ
トY3に供給される。この等化ユニットY3は、減算器
100の出力を用いてゴーストg3に対応したゴースト
除去信号g13を作るとともに、時間位置の異なるゴー
スト除去信号gll、g12と合成する(第8図(d)
)。これにより、第8図(a)の複数のゴーストと全く
逆極性のゴースト除去信号が得られ、減算器100でゴ
ーストが打消されることになる。
しかしこの発明ではさらに近接用等化回路102が存在
するので、第8図(d)の信号に対してさらに近接ゴー
スト対策用の信号が加算されることになる。
するので、第8図(d)の信号に対してさらに近接ゴー
スト対策用の信号が加算されることになる。
ゴーストを検出するには、垂直同期信号前縁部の信号y
k(第8図(d))を、制御回路103で微分すること
で検出し、微分値dkとして制御回路の出力波形メモリ
に取込む。この操作は、垂直同期信号が到来する毎に行
われる。制御回路103では、微分値dkの最大ピーク
値を検出し、そのデータ位置を時間基準TΦとする。こ
の時間基準は、主信号位相に対応する。次ぎに、第2の
ピーク値、第3のピーク値、第4のピーク値を検出して
、これらのデータ位置を第1〜第3のゴースト位置と見
なし、各等化ユニットY1〜Y3を各ゴーストに割当て
るように、各ユニットの可変遅延回路の遅延量を制御線
を通じて制御する。
k(第8図(d))を、制御回路103で微分すること
で検出し、微分値dkとして制御回路の出力波形メモリ
に取込む。この操作は、垂直同期信号が到来する毎に行
われる。制御回路103では、微分値dkの最大ピーク
値を検出し、そのデータ位置を時間基準TΦとする。こ
の時間基準は、主信号位相に対応する。次ぎに、第2の
ピーク値、第3のピーク値、第4のピーク値を検出して
、これらのデータ位置を第1〜第3のゴースト位置と見
なし、各等化ユニットY1〜Y3を各ゴーストに割当て
るように、各ユニットの可変遅延回路の遅延量を制御線
を通じて制御する。
次ぎに、各等化ユニットの各タップ利得C1の修正を次
式に従って行なう。
式に従って行なう。
Ci、new −C1,old −△ φ
sgn di(1−−M−N、1≠0)・・・(
2)ここで、C1,oldは修正前のタップ利得、Ci
。
sgn di(1−−M−N、1≠0)・・・(
2)ここで、C1,oldは修正前のタップ利得、Ci
。
neνは修正後のタップ利得、Δは正の微少な修正係数
であり、sgn diは、サンプルタイミングTΦに対
応する出力信号yの微分値dのサンプル値の符号を取っ
たものである。このように修正することで、各ゴースト
の時間位置と振幅(逆極性)の等しいゴースト打消し信
号を得ることができる。
であり、sgn diは、サンプルタイミングTΦに対
応する出力信号yの微分値dのサンプル値の符号を取っ
たものである。このように修正することで、各ゴースト
の時間位置と振幅(逆極性)の等しいゴースト打消し信
号を得ることができる。
次に、第9図と第8図を併用して、この発明の特徴部に
付いて更に説明する。
付いて更に説明する。
ここで、各等化ユニットY1〜Y3のタップ数は、それ
ぞれ1個のゴーストを打消す程度のタップ数であるとし
、これを、第9図に示すようにKTタップとする。ここ
で、主信号に近接するゴーストgO1が存在すると、こ
のタップ数ではゴーストg01を打消すことはできず、
ゴーストg010大きさと遅れ時間によって決まる定数
6倍((2>1)のタップ数αKTのタップ数が必要と
なる。
ぞれ1個のゴーストを打消す程度のタップ数であるとし
、これを、第9図に示すようにKTタップとする。ここ
で、主信号に近接するゴーストgO1が存在すると、こ
のタップ数ではゴーストg01を打消すことはできず、
ゴーストg010大きさと遅れ時間によって決まる定数
6倍((2>1)のタップ数αKTのタップ数が必要と
なる。
第9図を参照して更に詳しく説明する。
先ずゴーストg1、g2を等化ユニットで打消すと第9
図(b)に示すように、ゴーストg OLg02により
新たなゴーストgala 、 glib 。
図(b)に示すように、ゴーストg OLg02により
新たなゴーストgala 、 glib 。
g 02a 、 g 02bが生じる。次にこのゴース
トを打消すと、更に新たのゴーストを生じ、信号に影響
のない程度までゴーストを打消すには、1つの等化ユニ
ットのゴーストカバー範囲が広くなければならず、KT
タップでは不足であり、所定倍したタップ数αKTのタ
ップが必要となる。
トを打消すと、更に新たのゴーストを生じ、信号に影響
のない程度までゴーストを打消すには、1つの等化ユニ
ットのゴーストカバー範囲が広くなければならず、KT
タップでは不足であり、所定倍したタップ数αKTのタ
ップが必要となる。
そこで本発明では、第7図に示すように、近接用等化回
路102を、近接ゴースト対策用として割当て、近接ゴ
ーストを除去するもので、このようにすると他の等化ユ
ニットのタップ数はゴーストを打消すのに最小のタップ
数KTでよいことになる(第9図(C))。近接用等化
回路102の構成自体は他の等化ユニットと代わりはな
い。
路102を、近接ゴースト対策用として割当て、近接ゴ
ーストを除去するもので、このようにすると他の等化ユ
ニットのタップ数はゴーストを打消すのに最小のタップ
数KTでよいことになる(第9図(C))。近接用等化
回路102の構成自体は他の等化ユニットと代わりはな
い。
近接用等化回路102は、そのタップ利得が制御回路1
10により制御されるもので、βKTのタップ数(第9
図(C))で構成される。この近接用等化回路102は
、ゴーストgot、、g02を打消すための除去信号を
得られるように、内部の可変遅延回路が遅延ff1T3
に制御される。よって、最終的には、加算器105、つ
まり減算器100のマイナス入力端子には、第9図(d
)に示すように、同図(a)のゴーストを打消すための
信号が得られる。これにより出力端子5にはゴーストの
除去された信号が得られる。
10により制御されるもので、βKTのタップ数(第9
図(C))で構成される。この近接用等化回路102は
、ゴーストgot、、g02を打消すための除去信号を
得られるように、内部の可変遅延回路が遅延ff1T3
に制御される。よって、最終的には、加算器105、つ
まり減算器100のマイナス入力端子には、第9図(d
)に示すように、同図(a)のゴーストを打消すための
信号が得られる。これにより出力端子5にはゴーストの
除去された信号が得られる。
近接用等化回路102は、制御回路110により制御さ
れる。近接用等化回路102の出力は、微分回路107
で微分され、その微分出力は引算回路106に供給され
る。引算回路106は、微分出力から、基準信号を引算
しその結果を制御部109に供給する。基準信号は基準
信号発生回路108に記憶されている。
れる。近接用等化回路102の出力は、微分回路107
で微分され、その微分出力は引算回路106に供給され
る。引算回路106は、微分出力から、基準信号を引算
しその結果を制御部109に供給する。基準信号は基準
信号発生回路108に記憶されている。
制御部109においては、
次式に従って各タップ利得を逐次修正する。
Cj、new = Cj、old−Δ・sgn ej(
j−−M−N、j≠0) ここで、Cj、oldは修正前のj番目のタップ利得、
Cj、newは修正後のタップ利得、△は正の微少な修
正係数である。垂直同期信号が到来する毎(1/60秒
)に、この逐次修正を行なうことによって、ゴーストが
除去される。
j−−M−N、j≠0) ここで、Cj、oldは修正前のj番目のタップ利得、
Cj、newは修正後のタップ利得、△は正の微少な修
正係数である。垂直同期信号が到来する毎(1/60秒
)に、この逐次修正を行なうことによって、ゴーストが
除去される。
ここで系の伝達特性を考えてみる。全体のゴースト歪み
を伝送特性をGA (ω)とする。近接用等化回路1
02の伝達特性をGA (ω)とすると、等化ユニッ
トブロック101の伝達特性はG(ω)−GA (ω
)となり、等化ユニットブロック101は近接ゴースト
の影響を受けなくなる。この結果、等化ユニットブロッ
ク101内部の等化ユニットのタップ数は、固定のタッ
プ数KTのみでゴーストを良好に除去できることになる
。
を伝送特性をGA (ω)とする。近接用等化回路1
02の伝達特性をGA (ω)とすると、等化ユニッ
トブロック101の伝達特性はG(ω)−GA (ω
)となり、等化ユニットブロック101は近接ゴースト
の影響を受けなくなる。この結果、等化ユニットブロッ
ク101内部の等化ユニットのタップ数は、固定のタッ
プ数KTのみでゴーストを良好に除去できることになる
。
つまり本発明の着眼点は、主信号近傍のゴーストを、近
接用の等化回路を設けて取除き、等化ユニットブロック
が近接ゴーストの影響を受けなくすることにあり、近接
ゴースト以外を受持つ等化ユニットのタップ数を低減す
るもので有る。等化ユニットブロック内部の等化ユニッ
トの構成方法は並列接続であっても直列接続であっても
よく、更に等化ユニットの構成方法にとられれることも
ない。
接用の等化回路を設けて取除き、等化ユニットブロック
が近接ゴーストの影響を受けなくすることにあり、近接
ゴースト以外を受持つ等化ユニットのタップ数を低減す
るもので有る。等化ユニットブロック内部の等化ユニッ
トの構成方法は並列接続であっても直列接続であっても
よく、更に等化ユニットの構成方法にとられれることも
ない。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明は、等化ユニットの性能を
劣化させることなく、必要なタップ数の一層の低減が得
られて係数器の低減を得、よって価格、ハードウェアの
面からも実用に充分なゴースト除去装置を提供できる。
劣化させることなく、必要なタップ数の一層の低減が得
られて係数器の低減を得、よって価格、ハードウェアの
面からも実用に充分なゴースト除去装置を提供できる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図はゴ
ースト除去装置のシステム説明図、第3図は従来のトラ
ンスバーサルフィルタの回路図、第4図はゴースト検出
方法を説明するための波形図、第5図は等化ユニットの
構成図、第6図は等化ユニットを複数用いたブロックを
示す説明図、第7図は第1図の構成を更に詳しく示す図
、第8図は等化ユニットブロックを有するゴースト除去
装置のゴースト除去過程を説明するための信号波形図、
第9図はこの発明装置のゴースト除去過程の要点を説明
するための信号波形図である。 100・・・減算器、101・・・等化ユニットブロッ
ク、102・・・近接用等化回路、103.110・・
・制御回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2因 第6囚 主信号 第8図
ースト除去装置のシステム説明図、第3図は従来のトラ
ンスバーサルフィルタの回路図、第4図はゴースト検出
方法を説明するための波形図、第5図は等化ユニットの
構成図、第6図は等化ユニットを複数用いたブロックを
示す説明図、第7図は第1図の構成を更に詳しく示す図
、第8図は等化ユニットブロックを有するゴースト除去
装置のゴースト除去過程を説明するための信号波形図、
第9図はこの発明装置のゴースト除去過程の要点を説明
するための信号波形図である。 100・・・減算器、101・・・等化ユニットブロッ
ク、102・・・近接用等化回路、103.110・・
・制御回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2因 第6囚 主信号 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入力端子に供給される入力信号からゴースト除去信号を
減算する減算器と、前記減算器の出力が供給され、可変
遅延回路とタップ利得を可変できるトランスバーサルフ
ィルタより構成される等化ユニットブロックと、同じく
前記減算器の出力が供給される近接用等化回路と、前記
等化ユニットブロックの出力と前記近接用等化回路の出
力とを加算して前記ゴースト除去信号を前記減算器に供
給する加算器と、前記減算器の出力波形と基準波形との
誤差波形を得、この誤差波形が平坦となるように前記ト
ランスバーサルフィルタの各タップの利得を制御する制
御回路からなり、 前記制御回路は、前記入力波形が基準波形にたいして受
けている伝送歪みを G(ω)、主信号近傍の歪みをGA(ω)、主信号近傍
以外の歪みを G(ω)−GA(ω)とした場合、前記近接用等化回路
の伝送特性を GA(ω)、前記等化ユニットの伝送特性をG(ω)−
GA(ω)に近付くように制御することを特徴とするゴ
ースト除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61231748A JPS6386967A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | ゴ−スト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61231748A JPS6386967A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | ゴ−スト除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386967A true JPS6386967A (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=16928419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61231748A Pending JPS6386967A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | ゴ−スト除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6386967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006346849A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Noboru Yamaguchi | ロック付モンキーレンチ |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP61231748A patent/JPS6386967A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006346849A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Noboru Yamaguchi | ロック付モンキーレンチ |
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