JPH0311352A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH0311352A
JPH0311352A JP1146503A JP14650389A JPH0311352A JP H0311352 A JPH0311352 A JP H0311352A JP 1146503 A JP1146503 A JP 1146503A JP 14650389 A JP14650389 A JP 14650389A JP H0311352 A JPH0311352 A JP H0311352A
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JP
Japan
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pattern
photosensitive resin
hydrogen atom
unsubstituted
group
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Pending
Application number
JP1146503A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Kobayashi
嘉仁 小林
Hiroichi Niki
仁木 博一
Kiyonobu Onishi
大西 廉伸
Toru Gokochi
透 後河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US07/504,300 priority patent/US5091282A/en
Priority to DE69027707T priority patent/DE69027707T2/de
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、パターン形成方法に関する。 (従来の技術) 半導体集積回路を始めとする各種の微細加工を必要とす
る電子部品の分野では、感光性樹脂が広く用いられてい
る。特に、電子機器の多機能化、高密度化にに伴う高密
度集積化を図るためには、パターンの微細化が要求され
ている。パターン形成に使用される露光装置としては、
通常ステッパとよばれいるステップアンドリピートの縮
小投影形マスクアライナ−がある。かかる装置に用いる
光源としては、水銀ランプのg線(波長438rv)、
h線(波長405nm) 、i線(波長385nm)、
エキシマレーザとしてのXeF(波長351nm)Xe
C1)(波長301inm) 、Kr F (波長24
8ns)、KrCN(波長222nw) 、A r F
 (波長+93ns)、F2(波長157nm)等が挙
げられる。微細なパターンを形成するためには、光源の
波長が短い程よく、エキシマレーザなどのdeepU 
Vに感光する感光性樹脂が望まれている。 上述したエキシマレーザ用の感光性樹脂としては、従来
よりポリメチルメタクリレート(PMMA)  ポリゲ
ルタールマレイミド(PGMI)等のアクリル系のポリ
マーやフェノールを有するポリマーとアジド系感光剤か
らなる感光性組成物が知られている。しかしながら、前
者の感光性樹脂ではエキシマレーザに対する感度が低く
、かつドライエッチング耐性にも劣るという問題があっ
た。また、後者の感光性組成物では感度、ドライエッチ
ング耐性に優れているものの、形成されたパターンが逆
三角形となり、露光、現像工程の管理が難しいという問
題があった。 一方、各種の露光方法においても最小寸法の縮小化に伴
って別の問題が生じてきている。例えば、光による露光
では半導体基板上の段差に基づいく反射光の干渉作用が
寸法精度に大きな影響を与える。また、電子ビーム露光
においては電子の後方散乱によって生じる近接効果によ
り微細なレジストパターンの高さと幅の比を大きくする
ことができない間厘があった。 上述した問題点を解決する一方法として、多層レジスト
プロセスが開発されている。かかる多層レジストプロセ
スについては、ソリッドステート・テクノロジー [5
olid 5tate Technology、 ]7
4 (1981)に概説が掲載されているが、この他に
も前記システムに関する多くの研究が発表されている。 現在、−船釣に多く試みられている方法は、3層構造の
レジストシステムであり、半導体基板の段差の平坦化及
び基板からの反射防止の役割を有する最下層と、該最下
層をエツチングするためのマスクとして機能する中間層
と、感光層としての最上層とからなっている。 しかしながら、上記3層レジストプロセスは単層レジス
ト法に比べて微細なバターニングを行なうことができる
利点を有するものの、反面パターン形成までの工程数が
増加するという問題があった。即ち、deepU Vな
どの放射線に対する感光性と酸素プラズマによるリアク
ティブイオンエツチングに対するる耐性を共に満足する
ようなレジストがないため、これらの機能を別々の層で
持たせており、その結果工程数が増加するという問題が
あった。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、deepU V等の波長の短い放射線での露光を
適用でき、かつ露光、現像での許容性を大きくでき、良
好な断面形状を有する微細なパターンを形成し得る方法
、並びにドライエッチング耐性に優れた微細なネガパタ
ーンを形成でき、これを下層の高分子材料層の耐酸素R
IEマスクとする二層リソグラフィープロセスに適用す
ることによって高アスペクト比で良好な断面形状を有す
る微細な二層パターンを形成し得る方法を提供しようと
するものである。 [発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 以下、本発明に係わる(1)単層プロセスによるパター
ン形成方法、(2)二層プロセスによるパターン形成方
法を詳細に説明する。 (1)単層プロセス まず、基板上に有機溶媒で溶解された後述する<1−1
)又は(1−2)の感光性樹脂からなる感光性樹脂溶液
を回転塗布法やデイピング法により塗布した後、乾燥し
て感光性樹脂層を形成する。ここに用いる基板としては
、例えばシリコンウェハ、表面の各種の絶縁膜や電極、
配線が形成された段差を有するシリコンウェハ、ブラン
クマスク、GaAs、AI GaAsなどの■−■化合
物半導体ウェつ等へ挙げることができる。前記有機溶媒
としでは例えばシクロヘキサノン、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系心媒
、メチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エ
チルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテー
ト等のセロソルブ系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸イソアミル等のエステル系溶媒等を挙げることができ
る。これらの溶剤は、単独で使用しても、混合物の形で
使用してもよい。 次いで、前記感光性樹脂層に所望のパターンを有するマ
スクを通してdeepU Vを選択的に照射してパター
ン露光を行なう。このパターン露光に際しての光源とし
ては、例えばXeF(波長351nm)  Xe C1
(波長308n*)  Kr F(波長248nm) 
 Kr C4)  (波長 222nm)、ArF(波
長193 nm) 、 F2  (波長 157nw)
などのエキシマレーザ等のdeepU Vを用いること
ができる。つづいて、パターン露光後の感光性樹脂層を
例えばホットプレート等を用いて加熱処理を行なう。こ
の加熱処理によりパターン露光部が架橋反応を生じて未
露光部との間で現像液に対する溶解性が低下する、いわ
ゆるネガパターンに変換される。この加熱処理は、80
〜150℃、より好ましくは80〜120℃の温度で行
なうことが望ましい。 かかる加熱処理時の温度を限定した理由は、60℃未満
にすると感光性樹脂層のパターン露光部での架橋反応が
十分に進行せず、ネガパターンとしての反転を十分に行
なえなくなり、一方150℃を越えると感光性樹脂層の
パターン露光部のみならず未露光部をも架橋反応が進行
して、選択的なネガパターンとしての反転がなされなく
なる恐れがあるからである。ひきつづき、前記感光性樹
脂層を全面露光する。この工程により、未露光部の現像
液に対する溶解性が高まり、パターン露光部と未露光部
との間の溶解度差が更に大きくなる。なお、パターン露
光部は既に感光されている、つまり架橋反応が十分にな
されているため、現像液に対する溶解性は変化しない。 前記全面露光の光源としては、波長が450ns以下の
光を用いることが望ましい。具体的には、水銀ランプの
g線(波長438 nm) 、h線(波長405 nm
) 、i線(波長365 rv) 、キセノン水銀ラン
プからの光、又は前記エキシマレーザ等を用いるここと
ができる。 次いで、アルカリ水溶液を用いて浸漬法、スプレー法等
によりで現像処理する。これにより、感光性樹脂層の未
露光部分が選択的に溶解除去されて所望の感光性樹脂の
パターン(ネガパターン)が形成される。ここに用いる
アルカリ水溶液としては、例えばテトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキシド水溶液などの有機アルカリ水溶液
、又は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の無機アル
カリ水溶液等を挙げることができる。これらのアルカリ
水溶液は、通常15重量%以下の濃度で使用される。ま
た、現像後において水等によりリンス処理を施してもよ
い。 感光性樹脂(1−1) この感光性樹脂は、フェノール骨格を持つアルカリ可溶
性重合体と下記一般式(1)、(II)又は(III)
にて表わされる化合物とを含む組成からなる。 但し、(1)式中のR,、R,は同一であっても異なっ
てもよく、夫々水素原子、炭素数1−10の非置換もし
くは置換アルキル基を示し、R3、R4は同一であって
も異なってもよく、夫々水素原子、炭素数1−10の非
置換もしくは置換アルキル基、非置換もしくは置換アリ
ール基、フリル基、ピリジル基、2−スチリル基を示す
か、又はR3とR4とにより+C)+2 + @  (
nは4〜8の正の整数)で表される環構造を示す。 但し、(II)式中のRs、Rhは同一であっても異な
ってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10の非置換も
しくは置換アルキル基、非置換もしくは置換アリール基
、フリル基、ピリジル基、2−スチリル基を示すか、又
はR6とR6とにより+CH2+−、(nは4〜8の正
の整数)で表される環構造を示す。 但し、(III)式中のR,、R8、R,、R,。、R
11、R1□は同一であっても異なってもよく、夫々水
素原子、炭素数1〜10の非置換もしくは置換アルキル
基を示し、R11、R14は同一であっても異なっても
よく、夫々水素原子、炭素数1〜IOの非置換もしくは
置換アルキル基、非置換もしくは置換アリール基、フリ
ル基、ピリジル基、2−スチリル基を示すか、又はR1
,とRI4とにより+CH2)、  (nは4〜8の正
の整数)で表される環構造を示す。 前記フェノ−”ル骨格を持つアルカリ可溶性重合体とし
ては、例えばフェノールノボラック樹脂、クレゾールノ
ボラック樹脂、キシレゾールノボラック樹脂、ビニルフ
ェノール樹脂、イソプロペニルフェノール樹脂、ビニル
フェノールとアクリル酸、メタクリル酸誘導体、アクリ
ロニトリル、スチレン誘導体などとの共重合体、イソプ
ロペニルフェノールとアクリル酸、メタクリル酸誘導体
、アクリロニトリル、スチレン誘導体などとの共重合体
、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、アクリル酸又はメタ
クリル酸とアクリロニトリル、スチレン誘導体との共重
合体、マロン酸とビニルエーテルとの共重合体等を挙げ
ることができる。より具体的には、ポリ(p−ビニルフ
ェノール)、p−イソプロペニルフェノールとアクリロ
ニトリルの共重合体(共重合比1 : 1) 、p−イ
ソプロペニルフェノールとスチレンの共重合体(共重合
比1:1)、p−ビニルフェノールとメチルメタクリレ
ートの共重合体(共重合比1 : 1) 、p−ビニル
フェノールとスチレンの共重合体(共重合比1:1)等
を挙げることができる。 前記一般式(1)にて表わされる化合物は、例えばM、
5ato、Il、Ogasawara、 K、01.T
、Kato、Chem。 PharIIl、Bull、、31189B(L98B
)に開示されているケト酸とカルボニル化合物を縮合さ
せる方法により合成される。前記一般式(n)にて表わ
される化合物は、例えば保田道子、日本化学雑誌、 9
1.74(1970)に開示されている2−オキソシク
ロヘキサ力ルルボン酸とカルボニル化合物を反応させる
ことにより合成される。前記一般式(I[[)にて表わ
される化合物は、例えばM、5ato、に、Seklg
uchl。 11、Ogasawara、C,Karieko、5y
nthesis、 1985.224に開示されている
アシルメルドラム酸とカルボニル化合物を反応させるこ
とにより合成される。 前記一般式(1)、(Ilr)又ハ(Iff)l、:r
表わされる化合物を、下記第1表に具体的に例示する。 第  1  表 第  1 表 (続き) 〔1〕 〔2〕
〔9〕 〔10〕 〔3〕 〔4〕 〔11〕 〔12〕 〔5〕 〔6〕 〔13〕 〔14〕 〔15〕 〔16〕 〔7〕 〔8〕 第 表 (続き) 〔17〕 〔18〕 〔19〕 〔20〕 〔21〕 〔22〕 〔23〕 〔24〕 第 表 (続き 〔33〕 〔34〕 〔35〕 〔36〕 〔37〕 〔38〕 〔39〕 〔40〕 第 表 (続き) 〔25〕 〔26〕 〔27〕 〔28〕 〔29〕 〔30〕 〔31〕 〔32〕 第 表 (続き 〔41〕 〔42〕 〔43〕 〔44〕 〔45〕 〔46〕 〔47〕 〔48〕 第  1 表 (続き) 第  1  表  (続き) 〔49〕 〔50〕 〔57〕 〔58〕 〔51〕 〔52〕 〔59〕 〔60〕 〔53〕 〔54〕 〔61〕 〔55〕 〔56〕 前記フェノール骨格を持つアルカリ可溶性重合体に対す
る前記一般式(1)、(II)、(m)の化合物の配合
割合は、該重合体100重量部に対して1〜500重量
部、より好ましくは5〜300重量部とすることが望ま
しい。この理由は、該化合物の配合量を1重責部未満に
すると十分な感光性を付与できず、一方その配合量が5
00重量部を越えると塗布性が悪イヒして均一な膜厚の
感光性樹脂層の形成が困難となる恐れがあるからである
。 感光性樹脂(1−2) この感光性樹脂は、前述した感光性樹脂(1−1)で用
いたのと同様なアルカリ可溶性重合体と塩基性化合物と
下記一般式(IV)、(V)又は(VI)にて表わされ
る化合物とを含む組成からなる。 の非置換もしくは置換アルキル基を示し、R2,は水素
原子、炭素数1〜10の非置換もしくは置換アルキル基
、非置換もしくは置換アリール基、フリル基、ピリジル
基、2−スチリル基を示し、R24は水素原子を示す。 但し、(V)式中のR25は水素原子、炭素数t−io
の非置換もしくは置換アルキル基、非置換もしくは置換
アリール基、フリル基、ピリジル基、2−スチリル基を
示し、R26は水素原子を示す。 但し、(IV)式中のR2□、R2□は同一であっても
異なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10但し、
(VI)式中のR2□、R2B、R2,、R、、。 R□、R3□は同一であっても異なってもよく、夫々水
素原子、炭素数1−10の非置換もしくは置換アルキル
基を示し、R33は水素原子、炭素数1〜lOの非置換
もしくは置換アルキル基、非置換もしくは置換アリール
基、フリル基、ピリジル基、2−スチリル基を示し、R
64は水素原子を示す。 前記塩基性化合物は、パターン露光後の加熱処理に際し
てのパターン露光部の架橋を促進する作用をHする。か
かる塩基性化合物としては、例えばチアゾール及び2−
メチルベンゾチアゾールなどのチアゾール誘導体、イミ
ダゾール及び2−メチルベンゾイミダゾールなどのイミ
ダゾール誘導体、オキソゾール及びその誘導体、ピリジ
ン及びその誘導体、トリブチルアミンなどの3級アミン
類等を挙げることができる。 前記一般式(mV)、(V)又は(VI)にて表わされ
る化合物としては、既に説明した第1表中の番号が1.
 3〜13.17.20〜22.25.27〜30.3
2.33.37〜39.41〜52.58.60.61
のものが選ばれる。 前記フェノール骨格を持つアルカリ可溶性重合体にχ・
すする前記塩基性化合物の配合割合は、該重合体100
重量部に対して1〜200重量部、より好ましくは5〜
100重量部とすることが望ましい。 この理由は、塩基性化合物の配合量を1重量部未満にす
るとパターン露光後の加熱処理時においての架橋促進剤
として十分作用しなくなる恐れがあり、一方その配合量
が200重量部を越えると塗布性が悪化して均一な膜厚
の感光性樹脂層の形成が困難となるばかりか、パターン
露光時での阻害要因となり、しかもパターン形成後の下
地層のドライエッチング際しての耐性低下を招く恐れが
あるからである。 前記フェノール骨格を有するアルカリ可溶性重合体に対
する前記一般式(IV)、(V)、(VI)の化合物の
配合割合は、前述した感光性樹脂(1−1)で説明した
のと同様な理由により前記重合体100玉量部に対して
1〜500 正ffi部、より好ましくは5〜300重
量部とすることが望ましい。 (2)二層プロセス まず、前述した基板上に高分子材料を塗布した後、10
0〜250℃で30〜150分間ベーキングを行なって
所望の厚さ高分子材料層(平坦化層)を形成する。ここ
に用いる高分子材料は、半導体素子等の製造において支
障を生じない純度を有するものであればいかなるもので
もよい。かかる高分子材料としては、例えば置換0−キ
ノンジアジドとノボラック樹脂かならるポジ型レジスト
、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニ
ルフェノール、ノボラック樹脂、ポリエステル、ポリビ
ニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
イミド、ポリブタジェン、ポリ酢酸ビニル及びポリビニ
ルブチラール等を挙げることができる。これらの樹脂は
、単独又は混合物の形で用いられる。 次いで、前記高分子材料層上に後述する(2−1)〜(
2−4)の感光性樹脂からなる感光性樹脂溶液を例えば
スピンナーを用いた回転塗布法、浸漬法、噴霧法、印刷
法等により塗布した後、乾燥して感光性樹脂膜を形成す
る。 次いで、前記感光性樹脂層に所望のパターンを6するマ
スクを通して前述した光源からdeepU Vを選択的
に照射してパターン露光を行なった後、ホットプレート
等を用いて60〜150℃で加熱処理を行なう。この加
熱処理によりパターン露光部が架橋反応を生じて未露光
部との間で現像液に対する溶解性が低下する、いわゆる
ネガパターンに変換される。つづいて、前記感光性樹脂
層を前述した波長450nm以下の光を用いて全面露光
する。この工程により、未露光部の現像液に対する溶解
性が高まり、パターン露光部と未露光部との間の溶解度
差が更に大きくなる。なお、パターン露光部は既に感光
されている、つまり架橋反応が十分になされているため
、現像液に対する溶解性は変化しない。ひきつづき、ア
ルカリ水溶液を用いて浸漬法、スプレー法等によりで現
像処理する。これにより、感光性樹脂層の未露光部分が
選択的に溶解除去されて所望の感光性樹脂のパターン(
ネガパターン)が形成される。 次いで、前記ネガパターンをマスクとして露出する高分
子材料層を酸素リアクティブイオンエツチング法(酸素
RIE法)によりエツチングする。 この時、前記ネガパターンを構成する感光性樹脂は後述
するにようにケイ素を含むため、該ネガパターンは酸素
RIEに曝されることによって、表面層に二酸化ケイ素
(S i 02 )乃至それに類似した膜が形成され、
露出した高分子材料層の10〜100(6の耐酸素RI
E性を有するようになる。このため、ネガパターンから
露出した高分子材料層部分が酸素RIE法により選択的
に除去され、最適なパターンプロファイルが得られる。 このような工程により形成されたパターンをマスクとし
て基板等のエツチングを行なう。エツチング手段として
は、ウェットエツチング法、ドライエッチング法が採用
され、3μm以下の微細なパターンを形成する場合には
ドライエッチング法が好ましい。ウェットエツチング剤
としては、シリコン酸化膜をエツチング対象とする場合
にはフッ酸水溶液、フッ化アンモニウム水溶液等が、ア
ルミニウムをエツチング対象とする場合には、リン酸水
溶液、酢酸水溶成、硝酸水溶液等が、クロム系膜をエツ
チング対象とする場合には硝酸セリウムアンモニウム水
溶液等が、夫々用いられる。 ドライエッチング用ガスとしては、CF4C2F=、C
Cl4、BCfIi、CD2、HCil。 H2等を挙げることができ、必要に応じてこれらのガス
を組合わせて使用される。エツチングの条件は、微細パ
ターンが形成される物質の種類と感光性樹脂の組合わせ
に基づいて反応槽内のウェットエツチング剤の濃度、ド
ラエツチング用ガスの濃度、反応温度、反応時間等を決
定するが、特にその方法等に制限されない。 上述したエツチング後には、前記基板上に残存する高分
子材料層及び感光性樹脂層からなるパターンを、例えば
ナガセ化成社製商品名:J−100等の剥離剤、酸素ガ
スプラズマ等によって除去する。 以上の工程以外に、その目的に応じて更に工程を付加す
ることも何等差支えない。例えば、現像後において現像
液を洗浄除去する目的で行なうリンス(通常は水を使用
する)工程、感光性組成物からなるレジスト膜と平坦化
層又は平坦化層と基板との密着製を向」ニさせる目的か
ら各液の塗布前に行なう前処理工程、現像前又は後に行
なうべ一り工程、ドライエッチングの前に行なう紫外線
の丙照射工程等を挙げることができる。 感光性樹脂(2−1) この感光性樹脂は、フェノール骨格を持つケイ素含白゛
アルカリ可溶性重合体と前述した一般式(1)、i)又
はCDI)にて表わされる化合物とを含む組成からなる
。 前記フェノール骨格を持つケイ素含有アルカリ可溶性重
合体としては、■フェノールを側鎖に有するポリシロキ
サン、■フェノールを側鎖に有するポリシラン、■ケイ
素を側鎖に有するフェノールから合成されたノボラック
樹脂等を挙げることができる。前記■のポリシロキサン
を下記第2表に、前記■のポリシランを下記第3表に、
それぞれ具体的に例示する。前記■のノボラック樹脂は
、下記第4表のケイ素含有フェノールモノマーとフェノ
ール類とをホルマリン又はアルデヒドで縮合させること
により得られるものが挙げられる。ここに用いるフェノ
ール類としては、例えばフェノール、0−クロロフェノ
ール、■−クロロフェノール、p−クロロフェノール、
l−クレゾール、p−クレゾール、キシレゾール、ビス
フェノールA、4−クロロ−3−クレゾール、ジヒドロ
キシベンゼン、トリヒドロキシベンゼン等を挙げること
ができる。 第 表 第 表 (続き) 第 表 (続き) 第 表 (続き 第 表 第 表 (続き) H 第 表 C2H5 H3 ■ 2H5 第 表 (続き) H 第 表 (続き 第 表 (続き H3 2H5 第 表 (続き 第 表 (続き) H H 2H5 書 H 第  4 表 (続き) 第  4 表 (続き) CH3−31 S i −CHs OHOF! 前記フェノール骨格を持つケイ素含有アルカリ可溶性重
合体に対する前記一般式(I)、(n)、<m>の化合
物の配合割合は、前述した感光性樹脂(1−1>で説明
したのと同様な理由により該重合体100重量部に対し
て1〜500重量部、より好ましくは5〜300重量部
とすることが望ましい。 感光性樹脂(2−2) この感光性樹脂は、フェノール骨格を持つアルカリ可溶
性重合体と下記一般式(VII)、(VIII)又は(
IX)にて表わされる化合物とを含む組成からなる。 但し、(■)式中のR4いR4□は同一であっても異な
ってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10の非置換も
しくは置換アルキル基を示し、R43はケイ素を含む有
機基を示し、R44は水素原子を示す。 但し、(■)式中のR4%はケイ素を含む有機基を示し
、R46は水素原子を示す。 但し、(IX)式中のR47、R48、R49、R6゜
、R51、R52は同一であっても異なってもよく、夫
々水素原子、炭素数1〜IOの非置換もしくは置換アル
キル基を示し、R9,はケイ素を含む有機基を示し、R
24は水素原子を示す。 前記アルカリ可溶性重合体としては、前述した感光性樹
脂(1−1)で用いたのと同様なもの、又は前述した感
光性樹脂(2−1)で用いたのと同様なフェノール骨格
を持つケイ素含有アルカリ可溶性重合体を挙げることが
できる。 前記化合物の一般式(VII)、(VIII)又は(I
X)においてR4]、R49、R93として導入される
ケイ素を含む有機基には、例えば−(CH12) 2−
8i(CHi ) 3、”−(CH2) 4−8i(C
Hi ) 3、−(C1h ) 5−8i(CH3) 
3、−(C1h ) 1O−8l(C113) 3、−
(C1+2 ) 2−8i(CH3) 2−o−si(
c)13 ) 3、−(C1h ) 2−8i(Ph2
Me)z −0−8t(Ph) 3、−011゜Cll
 (Clli ) 5t(C1l 3 ) 2−o−s
i(C113) 3、−Ph−(Cll2) 3−8i
(CHs ) 3、−(C112) 2−8i(Ph)
 2 Cll3、−(CI□) 2−8l(Clli 
) 2 Ph、−(C!h ) 2−81(Ph) 2
−0−81(CIls ) 3、−CIL C1l (
C113) Ph2−8l−0−3j (CI* ) 
*、−C112Ctl (Clh ) −3i(Ph)
 2 CH3等を挙げることができる。但し、ここで列
挙された有機基中のphはフェニル基、Meはメチルル
基をそれぞれ示す。 前記一般式(VII)、(VIII)又は(IX)にて
表わされる化合物を下記第5表に具体的に例示する。 第 表 (続き) 第 第 表 (続き) 表 (続き) 第 第 表 (続き) 表 (続き) H5 第 表 (続き) H5 第 表 (続き) 第 表 (続き) 第 表 (続き 前記フェノール骨格を持つアルカリ可溶性重合体(ケイ
素含Hアルカリ可溶性樹脂も含む)に対する前記一般式
(VII)、(VIII)又は(IX)の化合物の配合
割合は、前述した感光性樹脂(1−1)で説明したのと
同様な理由により前記重合体100重量部に対して1〜
500重量部、より好ましくは5〜300 重H部とす
ることが望ましい。 感光性樹脂(2−3) この感光性樹脂は、前述した感光性樹脂(2−1)で用
いたのと同様なケイ素含有アルカリ可溶性重合体と前述
した感光性樹脂(1−2)で用いたのと同様な塩基性化
合物及び一般式(IV)、(V)又は(VI)にて表わ
される化合物とを含む組成からなる。 前記フェノール骨格を持つケイ素含有アルカリ可溶性重
合体に対する前記塩基性化合物の配合割合は、前述した
感光性樹脂(1−2)で説明したのと同様な理由により
前記重合体100重量部に対して1〜200重量部、よ
り好ましくは5〜100重量部とすることが望ましい。 また、前記フェノール骨格を持つケイ素含有アルカリ可
溶性重合体に対する前記一般式(IV)、(V)、(V
r)の化合物の配合割合は、前述した感光性樹脂(1−
1)で説明したのと同様な理由により前記重合体100
 ffi量部に対して1〜500重量部、より好ましく
は5〜300重量部とすることが望ましい。 感光性樹脂(2−4) この感光性樹脂は、フェノール骨格を持つアルカリ可溶
性重合体と、前述した感光性樹脂(1−2)で用いたの
と同様な塩基性化合物と、前述した感光性樹脂(2−2
)で用いたのと同様な一般式(■)、(■)又は(IX
)にて表わされる化合物とを含む組成からなる。 前記アルカリ可溶性重合体としては、前述した感光性樹
脂(1−1)で用いたのと同様なもの、又は前述した感
光性樹脂(2−1)で用いたのと同様なフェノール骨格
を持つケイ素含有アルカリ可溶性重合体を挙げることが
できる。 前記フェノール骨格を持つアルカリ可溶性重合体に対す
る前記塩基性化合物の配合割合は、前述した感光性樹脂
(1−2)で説明したのと同様な理由により前記重合体
100重量部に対して1〜200重量部、より好ましく
は5〜1(10重量部とすることが望ましい。また、前
記フェノール骨格を持つアルカリ可溶性重合体に対する
前記一般式(■)、(■)又は(IX)の化合物の配合
割合は、前述した感光性樹脂(1−1’)で説明したの
と同様な理由により前記重合体100重量部に対して1
〜500重量部、より好ましくは5〜300重量部とす
ることが望ましい。 なお、上記各感光性樹脂(1−1)  (1−2)(2
−1)〜(2−4)においては必要に応じて塗膜改質剤
としての界面活性剤、或いは反射防止剤としての染料を
配合してもよい。 (作用) 本発明の方法(単層プロセス)によれば、フェノール骨
格を有するアルカリ可溶性重合体と上記一般式(1)、
(II)又は(m)にて表わされる化合物とから構成さ
れた感光性樹脂はdeepU Vの選択的に照射による
パターン露光を行なった後に加熱処理を行なうとパター
ン露光部が架橋反応を生じて未露光部との間で現像液に
対する溶解性が低下し、ひきつづき全面露光を行なうと
未露光部の現像液に対する溶解性が高まり、パターン露
光部と未露光部との間の溶解度差が更に大きくなること
を利用することによって、deepU Vに対して良好
に感光し、高解像性を発揮できるため、微細なパターン
形成が可能となる。また、感光性樹脂層の一成分として
アルカリ可溶性重合体が配合されているため、アルカリ
水溶液による現像が可能となり、膨潤等が抑制された高
精度かつ前記工程時での許容性の大きい断面矩形状をな
す微細なパターンを形成できる。 また、感光性樹脂として塩基性化合物及び該化合物との
関係で選ばれる一般式(IV)、(V)又は(VT)の
化合物が配合されたものを用いることによって、前記パ
ターン露光、加熱、全面露光、現像工程での感度解像性
を著しく向上でき、良好なパターンを形成できる。 更に、本発明の別の方法(二層プロセス)によれば、ア
ルカリ可溶性重合体及び一般式により表わされる化合物
のうち少なくとも一方をケイ素が含まれるものを用いる
ことによって、現像後において耐酸素RIE性を有する
微細な、<ターンを形成できるため、該パターンを下層
の高分子材料層(平坦化層)に対する耐酸素RIE性マ
スクとして酸素プラズマによるドライエッチングを行な
うことにより高アスペクト比で良好な断面形状を有する
微細な二層パターンを形成できる。 (発明の実施例) 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 実施例1 ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第6表に示
す構造式にて表わされる化合物25gとピリジン15g
をエチルセロソルブアセテート250gに溶解させ、0
.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて濾
過することににより感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコンウェハ上に前記感光性樹脂溶液を塗布
し、90℃で5分間ホットプレート上で乾燥して厚さ1
.0μmの感光性樹脂層を形成した。 つづいて、このレジスト膜にKr F (248nIm
)エキシマレーザ光を用いた縮小投影露光機でパターン
露光(200mJ/ cv2)を行なった。ひきつづき
、110℃で2分間ホットプレート上で加熱した後、水
銀ランプで全面露光(200wJ/cm2)を行なった
。この後、1.8重量%濃度のテトラメチルアンモニウ
ムハイドロオキシド水溶液(以下、TMAH水溶液と略
す)に1分間浸漬して現像してネガパターンを形成した
。 実施例2〜4 トルークレゾールノボラック樹脂75gと下記第6表に
示す構造式にて表わされる化合物25gをエチルセロソ
ルブアセテ−)  250gで溶解させ、0.2μmの
フッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて濾過すること
により 3種の感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコンウェハ上に前記各感光性樹脂溶液を用
いて実施例1と同様に塗布、乾燥、パターン露光、加熱
処理、全面露光を行なった後、2.38重j296濃度
のTMAH水溶液で現像処理して3種のネガパターンを
形成した。 本実施例1〜4のネガパターンの形状を調べた。 その結果を、同第6表に併記した。なお、第6表中には
各実施例1〜4で用いたアルカリ可溶性重合体を併記し
た。 上記第6表から明らかように本実施例1〜4によれば、
微細かつ矩形状をなす高精度のネガパターンを形成でき
ることがわかる。 実施例5 ■、p−クレゾールノボラック樹脂75gと下記第7表
に示す構造式にて表わされる化合物25gと、2−メチ
ルベンゾチアゾール15gをエチルセロソルブアでテー
ト 250gで溶解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メ
ンブランフィルタを用いて濾過することにより感光性樹
脂溶液を調製した。 次いで、シリコンウェハ上に前記感光性樹脂溶液を用い
て実施例1と同様に塗布、乾燥、パターン露光、加熱処
理、全面露光を行なった後、2.38重量961度のT
 M A H水溶液で現像処理してネガパターンを形成
した。 実施例6 ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第7表に示
す構造式にて表わされる化合物25gと、トリブチルア
ミン20gをエチルセロソルブアセテート250 gで
溶解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィル
タを用いて濾過することにより感光性樹脂溶液を調製し
た。 次いで、シリコンウェハ上に前記感光性樹脂溶液を用い
て塗布し、100℃、5分間の乾燥、Kr F (24
8ns)エキシマレーザ光を用いたパターン露光(25
0厘J/cm”)、120℃、2分間の加熱処理、水銀
ランプによる全面露光(150mJ/cm2)を行なっ
た後、2.38重量%濃度のTMA H水溶液で現像処
理してネガパターンを形成した。 実施例7 ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第7表に示
す構造式にて表わされる化合物25gと、イミダゾール
20gをエチルセロソルブアセテート250gで溶解さ
せ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタを用
いて濾過することにより感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコンウェハ上に前記感光性樹脂溶液を用い
て塗布し、90℃、5分間の乾燥、KrF(248nm
)エキシマレーザ光を用いたパターン露光(20(Iw
J/cm2)、140℃、1分間の加熱処理、水銀ラン
プによる全面露光(100mJ/cs2)を行なった後
、238重量%濃度のT MA H水溶液で現像処理し
てネガパターンを形成した。 実施例8 ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第7表に示
す構造式にて表わされる化合物25gと、2−メチルベ
ンゾオキソゾール20gをエチルセロソルブアセテート
250gで溶解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブ
ランフィルタを用いて濾過することにより感光性樹脂溶
液を調製した。 次いで、シリコンウェハ上に前記感光性樹脂溶液を用い
て塗酊し、80℃、5分間の乾燥、KrF(241tn
m)エキシマレーザ光を用いたパターン露光(250i
J/cm2)、120℃、1分間の加熱処理、水銀ラン
プによる全面露光(150mJ/am2)を行なった後
、2.38重量?6/a度のTMAH水溶液で現像処理
してネガパターンを形成した。 本実施例5〜8のネガパターンの形状を調べた。 その結果を、同第7表に併記した。なお、第7表中には
各実施例5〜8用いたアルカリ可溶性重合体及び塩基性
化合物を併記した。 上記第7表から明らかように本実施例5〜8によれば、
微細かつ矩形状をなす高精度のネガパターンを形成でき
ることがわかる。 実施例9 まず、下記第8表に示す構造式にて表わされるポリシロ
キサン70gと同第8表に記す構造式にて表わされる化
合物30gをエチルセロソルブアセテート 400 g
で溶解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィ
ルタを用いて濾過することにより感光性樹脂溶液を調製
した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
る高分子材料溶液(レジスト溶液)を2.0a mの厚
さに塗布した後、220℃で30分間加熱処理して高分
子材料層(平坦化層)を形成した。 つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹脂溶液をI)
、8μmの厚さに塗布し、ホットプレート上で90℃、
5分間乾燥させた後、波長248nsのKrFエキシマ
レーザ光を用いパターン露光(200aJ/C■2)を
行なった。ひきつづき、110℃で2分間ホットプレー
ト上で加熱した後、水銀ランプで全面露光(200■J
/cm2)を行なった。この後、1、O1i量%濃度の
TMAR水溶液に1分間浸漬して現像してネガパターン
(上層パターン)を形成した。 次いで、前記上層パターンが形成されたシリコン基板を
ドライエッチング装置(他出製作所社製商品名; )I
IRRIE)に設置し、出力0.8W/c−2酸素ガス
圧4 pa、流量50SCCMの条件で酸素プラズマに
よるリアクティブイオンエツチング(RI E)を2分
間行ない、上層パターンをマスクとして下層の平坦化層
をエツチングした。 実施例10 まず、下記第8表に示す構造式にて表わされるポリシロ
キサン70gと同第8表に示す構造式にて表わされる化
合物30gをエチルセロソルブアセテート400gで溶
解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタ
を用いて濾過することにより感光性樹脂溶液を調製した
。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて前記実施例9と同様に塗布、乾燥、パタ
ーン露光、加熱処理、全面露光を行なった後、2,38
重量%濃度のTMAH水溶液で現像処理してネガパター
ン(上層パターン)を形成し、更に上層パターンをマス
クとして下層の平坦化層を酸素RIEを行なった。 実施例1.1 まず、下記第8表に示す構造式にて表わされるポリシロ
キサン70gと同第8表に示す構造式にて表わされる化
合物30gをエチルセロソルブアセテート400gで溶
解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタ
を用いて濾過することにより感光性樹脂溶液を調製した
。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248nm)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(250mJ/am2)、120℃、1分間の加熱
処理、水銀ランプによる全面露光(200mJ/cm’
 )を行なった後、2.38重量 96 a度のTMA
H水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン)
を形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦
化層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 実施例I2 まず、下記第8表に示す構造式にて表わされるポリシロ
キサン70gと同第8表に示す構造式にて表わされる化
合物30gをエチルセロツル・ブアセテート400gで
溶解させ、0,2μmのフッ素樹脂製メンブランフィル
タを用いて濾過することにより感光性樹脂溶液を調製し
た。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、100℃、5分間の乾燥、Kr
 F (248nm)エキシマレーザ光を用いたパター
ン露光(300aJ/cm2)、140℃、1分間の加
熱処理、水銀ランプによる全面露光(150IIJ/C
112)を行なった後、2゜38重量%濃度のTMAH
水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン)を
形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化
層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 本実施例9〜I2の酸素RIE後の平坦化層のパターン
形状を走査型電子顕微鏡で観察した。その結果を、同第
8表に併記した。なお、第8表中の数値は膜厚2.3μ
mでライン幅及びライン間隔を示す。また、第8表中に
は各実施例9〜12で用いたアルカリニJ溶性重合体を
併記した。 上記第8表から明らかなように本実施例9〜12によれ
ば、ライン幅及びライン間隔が0.28μmと微細で急
峻なパターンプロファイルを有する二層パターンを形成
できることがわかる。 実施fTJ13 まず、ポリ (p−ビニルフェノール 第9表に示す構造式にて表わされるケイ素含有化合物5
0gをエチルセロソルブアセテート400gで溶解させ
、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタを用い
て濾過することにより感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F ( 248nm)エキシマレーザ光を用いたパター
ン露光( 300iJ/ c腸2)、140℃、1分間
の加熱処理、水銀ランプによる全面露光( 120iJ
/ cm2)を行なった後、2.38重量%濃度のTM
AH水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン
)を形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平
坦化層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった
。 実施例14 まず、ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第9
表に示す構造式にて表わされるケイ素含有化合物50g
をエチルセロソルブアセテート400gで溶解させ、0
.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて濾
過することにより感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2,0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、100℃、5分間の乾燥、Kr
 F ( 248ns)エキシマレーザ光を用いたパタ
ーン露光( 250sJ/cta’ )、120℃、1
分間の加熱処理、水銀ランプによる全面露光( 150
iJ/cm2)を行なった後、2、38重量%濃度のT
MAH水溶液で現像処理してネガパターン(上層パター
ン)を形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の
平坦化層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なっ
た。 実施例15 まず、下記第9表に示す構造式にて表わされるポリシロ
キサン70gと同第9表に示す構造式にて表わされるケ
イ素含有化合物30gをエチルセロソルブアセテート2
50gで溶解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブラ
ンフィルタを用いて濾過することにより感光性樹脂溶液
を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F ( 248ns)エキシマレーザ光を用いたパター
ン露光(300■J/c■2)、120℃、1分間の加
熱処理、水銀ランプによる全面露光( 15(1m〕/
cs2)を行なった後、2.38重量%濃度のTMAR
水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン)を
形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化
層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 実施例16 まず、下記第9表に示す構造式にて表わされるポリシロ
キサン70gと同第9表に示す構造式にて表わされるケ
イ素含有化合物30gをエチルセロソルブアセテート 
250gで溶解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブ
ランフィルタを用いて濾過することにより感光性樹脂溶
液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、80℃、5分間の乾燥、Kr 
F ( 248ns)エキシマレーザ光を用いたパター
ン露光( 200sJ/as2)、120℃、1分間の
加熱処理、水銀ランプによる全面露光( 150iJ/
cm2)を行なった後、2.38重量%濃度のTMAH
水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン)を
形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化
層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 本実施例13〜16の酸素RIE後の平坦化層のパター
ン形状を走査型電子顕W1鏡で観察した。その結果を、
同第9表に併記した。なお、第9表中の数値は膜厚2.
3μmでライン幅及びライン間隔を示す。また、第9表
中には各実施例13〜16で用いたアルカリ可溶性重合
体を併記した。 上記第9表から明らかなように本実施例13〜16によ
れば、ライン幅及びライン間隔が0.25μmと微II
Hで急瞼なパターンプロファイルを有する二層パターン
を形成できることがわかる。 実施例17 まず、下記第10表に示す構造式にて表わされるケイ素
を側鎖に有するフェノールから合成されたノボラック樹
脂70gと同第10表に示す構造式にて表わされる化合
物30gと2−メチルルベンゾイミダゾールIOgをエ
チルセロソルブアセテート400gで溶解させ、0.2
μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて濾過す
ることにより感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、2分間の乾燥、Kr 
F (248ns)エキシマレーザ先を用いたパターン
露光(200+gJ/+、w2)、110℃、2分間の
加熱処理、水銀ランプによる全面露光(200mJ/c
m2)を行なった後、3.0重量%濃度のTMAH水溶
液で現像処理してネガパターン(上層パターン)を形成
し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化層を
実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 実施例18 まず、下記第10表に示す構造式にて表わされるポリシ
ロキサン70gと同第1O表に示す構造式にて表わされ
る化合物30gと2−メチルルベンゾチアゾール10g
をエチルセロソルブアセテ−)  250gで溶解させ
、0,2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタを用い
て濾過することにより感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248nw)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(150m)/c11”)、140℃、1分間の加
熱処理、水銀ランプによる全面露光(100IIJ/ 
0m2)を行なった後、2.38重量06濃度のT F
vI A H水溶液で現像処理してネガパターン(上層
パターン)を形成し、更に上層パターンをマスクとして
下層の平坦化層を実施例つと同様な条件で酸素RIEを
行なった。 実施例19 まず、下記第10表に示す構造式にて表わされるポリシ
ロキサン70gと同第1O表に示す構造式にて表わされ
る化合物30gとイミダゾールlOgをエチルセロソル
ブアセテート250gで溶解させ、0.2μmのフッ素
樹脂製メンブランフィルタを用いて濾過することにより
感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上
に市販のノボラック樹脂からなるレジスト溶液を2,0
μmの厚さに塗布した後、200℃で30分間加熱処理
して高分子材料層(平坦化層)を形成した。つづいて、
この゛ト坦化層上に前記感光性樹脂溶液を用いて塗布し
、80℃、5分間の乾燥、Kr F (248ns)エ
キシマレーザ光を用いたパターン露光(250mJ/c
m2)、120℃、1分間の加熱処理、水銀ランプによ
る全面露光(10hJ/cm2)を行なった後、2.3
8重量%濃度のTMAH水溶液で現像処理してネガパタ
ーン(上層パターン)を形成し、更に上層パターンをマ
スクとして下層の平坦化層を実施例9と同様な条件で酸
素RIEを行なった。 本実施例17〜19の酸素RIE後の平坦化層のパター
ン形状を走査型電子顕微鏡で観察した。その結果を、同
第10表に併記した。なお、第1O表中の数値は膜厚2
.3μmでライン幅及びライン間隔を示す。また、第1
O表中には各実施例17〜19で用いたアルカリ可溶性
重合体及び塩基性化合物を併記した。 上記第1O表から明らかなように本実施例17〜19に
よれば、ライン幅及びライン間隔が0゜25μmと微細
で急峻なパターンプロファイルを有する二層パターンを
形成できることがわかる。 実施例20 まず、ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第1
1表に示す構造式にて表わされるケイ素含有化合物50
gと2−メチルベンゾイミダゾール20gとをエチルセ
ロソルブアセテート 400gで溶解させ、0.2μm
のフッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて濾過するこ
とにより感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248nw)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(200磨J/cm2)、110℃、2分間の加熱
処理、水銀ランプによる全面露光(200■J/am”
)を行なった後、1,0重量%濃度のTMAH水溶液で
現像処理してネガパターン(上層パターン)を形成し、
更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化層を実施
例9と同様な条件で酸素RrEを行なった。 実施例21 まず、ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第1
1表に示す構造式にて表わされるケイ素含有化合物50
gと2−メチルベンゾチアゾール20gをエチルセロソ
ルブアセテ−)  400gで溶解させ、0.2μmの
フッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて濾過して感光
性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248nm)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(200sJ/c■2)、140℃、1分間の加熱
処理、水銀ランプによる全面露光(100IIJ/ c
11’ )を行なった後、1.0重量%濃度のTMAH
水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン)を
形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化
層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 実施例22 まず、ポリ(p−ビニルフェノール)70gと下記第1
1表に示す構造式にて表わされるケイ素含a化合物50
gと2−メチルベンゾイミダゾール20gをエチルセロ
ソルブアセテート400gで溶解させ、0.2μmのフ
ッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて/!過して感光
性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248nm)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(250IIJ/cII+2)、120℃、1分間
の加熱処理、水銀ランプによる全面露光(200+gJ
/c+g2)を行なった後、 1.0重量%濃度のTM
AH水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン
)を形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平
坦化層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった
。 本実施例20〜22の酸素RIE後の平坦化層のパター
ン形状を走査型電子顕微鏡で観察した。その結果を、同
第11表に併記した。なお、第11表中の数値は膜厚2
.3μmでライン幅及びライン間隔を示す。また、第1
1表中には各実施例20〜22で用いたアルカリ可溶性
重合体及び塩基性化合物を併記した。 上記第11表から明らかなように本実施例20〜22に
よれば、ライン幅及びライン間隔が0.25μmと微細
で急峻なパターンプロファイルを有する二層パターンを
形成できることがわかる。 実施例23 まず、下記第12表に示す構造式にて表わされるポリシ
ロキサン70gと同第12表に示す構造式にて表わされ
るケイ素含有化合物30gと2−メチルベンゾチアゾー
ル15gとをエチルセロソルブアセテート400gで溶
解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタ
を用いて濾過することにより感光性樹脂溶液を21製し
た。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248ns)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(200tiJ/cm2)、110℃、2分間の加
熱処理、水銀ランプによる全面露光(200sJ/cm
2)を行なった後、 1.0重量%濃度のTMAH水溶
液で現像処理してネガパターン(上層パターン)を形成
し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化層を
実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 実施例24 まず、下記第12表に示すケイ素を側鎖に有するフェノ
ールから合成されたノボラック樹脂70gと同第12表
に示す構造式にて表わされるケイ素含有化合物30gと
トリブチルアミン15gをエチルセロソルブアセテート
400gで溶解させ、0,2μmのフッ素樹脂製メンブ
ランフィルタを用いて濾過して感光性樹脂溶液を調製し
た。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2,0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248ng)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(20o■J/c12)、110℃、2分間の加熱
処理、水銀ランプによる全面露光(200sJ/cm2
)を行なった後、3.0重量%濃度のT M A H水
溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン)を形
成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化層
を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 実施例25 まず、下記第12表に示す構造式にて表わされるポリシ
ロキサン70gと同第12表に示す構造式にて表わされ
るケイ素含有化合物30gとベンゾチアゾール10gを
エチルセロソルブアセテート 250gで溶解させ、0
,2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタを用いて濾
過して感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、90℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248ni)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(250iJ/c偲2)、120℃、1分間の加熱
処理、水銀ランプによる全面露光(100sJ/cm2
)を行なった後、1.0重量%1度のTMAH水溶液で
現像処理してネガパターン(上層パターン)を形成し、
更に上層パターンをマスクとして下層の平坦化層を実施
例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 実施例26 まず、下記第12表に示す構造式にて表わされるポリシ
ロキサン70gと同第12表に示す構造式にて表わされ
るケイ素含有化合物30gと2−メチルベンゾイミダゾ
ールlOgをエチルセロソルブアセテート250gで溶
解させ、0.2μmのフッ素樹脂製メンブランフィルタ
を用いて濾過して感光性樹脂溶液を調製した。 次いで、シリコン基板上に市販のノボラック樹脂からな
るレジスト溶液を2.0μmの厚さに塗布した後、20
0℃で30分間加熱処理して高分子材料層(平坦化層)
を形成した。つづいて、この平坦化層上に前記感光性樹
脂溶液を用いて塗布し、80℃、5分間の乾燥、Kr 
F (248nm)エキシマレーザ光を用いたパターン
露光(300tsJ/cta2)、140℃、1分間の
加熱処理、水銀ランプによる全面露光(100mJ/ 
Cs” )を行なった後、 1.0重量%濃度のTMA
H水溶液で現像処理してネガパターン(上層パターン)
を形成し、更に上層パターンをマスクとして下層の平坦
化層を実施例9と同様な条件で酸素RIEを行なった。 本実施例23〜26の酸素RIE後の平坦化層のパター
ン形状を走査型電子顕微鏡で観察した。その結果を、同
第12表に併記した。なお、第12表中の数値は膜厚2
.3μmでライン幅及びライン間隔を示す。また、第1
2表中には各実施例23〜26で用いたアルカリ可溶性
重合体及び塩基性化合物を併記した。 上記第12表から明らかなように本実施例23〜26に
よればライン幅及びライン間隔が0.25μmと微細で
急峻なパターンプロファイルを存する二層パターンを形
成できることがわかる。 [発明の効果] 以上詳述した如く、本発明によればdeepU V等の
波長の短い放射線での露光を適用でき、かつ露光、現像
での許容性を大きくでき、良好な断面形状をHする微細
なパターンを形成し得る方法、並びにドライエッチング
耐性に優れた微細なネガパターンを形成でき、これを下
層の高分子材料層の耐酸素RIEマスクとする二層リソ
グラフィプロセスに適用することによって高アスペクト
比で良好な断面形状を有する微細な二層パターンを形成
し得る方法を提供できる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上にフェノール骨格を持つアルカリ可溶性重
    合体と下記一般式(I)、(II)又は(III)にて表わ
    される化合物とを含む感光性樹脂を塗布した後、乾燥し
    て感光性樹脂層を被覆する工程と、この感光性樹脂層に
    パターン露光を行う工程と、パターン露光後の感光性性
    樹脂層を加熱した後、全面露光を行う工程と、現像処理
    を行う工程とを具備したことを特徴とするパターン形成
    方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 但し、(I)式中のR_1、R_2は同一であっても異
    なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10の非置換
    もしくは置換アルキル基を示し、R_3、R_4は同一
    であっても異なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜
    10の非置換もしくは置換アルキル基、非置換もしくは
    置換アリール基、フリル基、ピリジル基、2−スチリル
    基を示すか、又はR_3とR_4とにより▲数式、化学
    式、表等があります▼(nは4〜8の正の整数)で表さ
    れる環構造を示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 但し、(II)式中のR_5、R_6は同一であっても異
    なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10の非置換
    もしくは置換アルキル基、非置換もしくは置換アリール
    基、フリル基、ピリジル基、2−スチリル基を示すか、
    又はR_5とR_6とにより▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(nは4〜8の正の整数)で表される環構造を
    示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 但し、(III)式中のR_7、R_8、R_9、R_1
    _0、R_1_1、R_1_2は同一であっても異なっ
    てもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10の非置換もし
    くは置換アルキル基を示し、R_1_3、R_1_4は
    同一であっても異なってもよく、夫々水素原子、炭素数
    1〜10の非置換もしくは置換アルキル基、非置換もし
    くは置換アリール基、フリル基、ピリジル基、2−スチ
    リル基を示すか、又はR_1_3とR_1_4とにより
    ▲数式、化学式、表等があります▼(nは4〜8の正の
    整数)で表される環構造を示す。
  2. (2)基板上にフェノール骨格を持つアルカリ可溶性重
    合体と塩基性化合物と下記一般式(IV)、(V)又は(
    VI)にて表わされる化合物とを含む感光性樹脂を塗布し
    た後、乾燥して感光性樹脂層を被覆する工程と、この感
    光性樹脂層にパターン露光を行う工程と、パターン露光
    後の感光性性樹脂層を加熱した後、全面露光を行う工程
    と、現像処理を行う工程とを具備したことを特徴とする
    パターン形成方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 但し、(IV)式中のR_2_1、R_2_2は同一であ
    っても異なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10
    の非置換もしくは置換アルキル基を示し、R_2_3は
    水素原子、炭素数1〜10の非置換もしくは置換アルキ
    ル基、非置換もしくは置換アリール基、フリル基、ピリ
    ジル基、2−スチリル基を示し、R_2_4は水素原子
    を示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 但し、(V)式中のR_2_5は水素原子、炭素数1〜
    10の非置換もしくは置換アルキル基、非置換もしくは
    置換アリール基、フリル基、ピリジル基、2−スチリル
    基を示し、R_2_6は水素原子を示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 但し、(VI)式中のR_2_7、R_2_8、R_2_
    9、R_3_0、R_3_1、R_3_2は同一であっ
    ても異なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10の
    非置換もしくは置換アルキル基を示し、R_3_3は水
    素原子、炭素数1〜10の非置換もしくは置換アルキル
    基、非置換もしくは置換アリール基、フリル基、ピリジ
    ル基、2−スチリル基を示し、R_3_4は水素原子を
    示す。
  3. (3)基板上に高分子材料層を被覆する工程と、この高
    分子材料層上にフェノール骨格を持つケイ素含有アルカ
    リ可溶性重合体と請求項1記載の一般式( I )、(II
    )又は(III)にて表わされる化合物とを含む感光性樹
    脂を塗布した後、乾燥して感光性樹脂層を被覆する工程
    と、この感光性樹脂層にパターン露光を行う工程と、パ
    ターン露光後の感光性性樹脂層を加熱した後、全面露光
    を行う工程と、現像処理を行なって感光性樹脂パターン
    を形成した後、該パターンをマスクとして露出する下層
    の高分子材料層をドライエッチングにより選択的に除去
    する工程とを具備したことを特徴とするパターン形成方
    法。
  4. (4)基板上に高分子材料層を被覆する工程と、この高
    分子材料層上にフェノール骨格を持つアルカリ可溶性重
    合体と下記一般式(VII)、(VIII)又は(IX)にて表
    わされる化合物とを含む感光性樹脂を塗布した後、乾燥
    して感光性樹脂層を被覆する工程と、この感光性樹脂層
    にパターン露光を行う工程と、パターン露光後の感光性
    性樹脂層を加熱した後、全面露光を行う工程と、現像処
    理を行なって感光性樹脂パターンを形成した後、該パタ
    ーンをマスクとして露出する下層の高分子材料層をドラ
    トエッチングにより選択的に除去する工程とを具備した
    ことを特徴とするパターン形成方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 但し、(VII)式中のR_4_1、R_4_2は同一で
    あっても異なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜1
    0の非置換もしくは置換アルキル基を示し、R_4_3
    はケイ素を含む有機基を示し、R_4_4は水素原子を
    示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 但し、(VIII)式中のR_4_5はケイ素を含む有機基
    を示し、R_4_6は水素原子を示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) 但し、(IX)式中のR_4_7、R_4_8、R_4_
    9、R_5_0、R_5_1、R_5_2は同一であっ
    ても異なってもよく、夫々水素原子、炭素数1〜10の
    非置換もしくは置換アルキル基を示し、R_5_3はケ
    イ素を含む有機基を示し、R_5_4は水素原子を示す
  5. (5)基板上に高分子材料層を被覆する工程と、こ の
    高分子材料層上にフェーノール骨格を持つケイ素含有ア
    ルカリ可溶性重合体と塩素性化合物と請求項2記載の一
    般式(IV)、(V)又は(VI)にて表わされる化合物と
    を含む感光性樹脂を塗布した後、乾燥して感光性樹脂層
    を被覆する工程と、この感光性樹脂層にパターン露光を
    行う工程と、パターン露光後の感光性性樹脂層を加熱し
    た後、全面露光を行う工程と、現像処理を行なって感光
    性樹脂パターンを形成した後、該パターンをマスクとし
    て露出する下層の高分子材料層をドライエッチングによ
    り選択的に除去する工程とを具備したことを特徴とする
    パターン形成方法。
  6. (6)基板上に高分子材料層を被覆する工程と、この高
    分子材料層上にフェノール骨格を持つアルカリ可溶性重
    合体と塩基性化合物と請求項4記載の一般式(VII)、
    (VIII)又は(IX)にて表わされる化合物とを含む感光
    性樹脂を塗布した後、乾燥して感光性樹脂層を被覆する
    工程と、この感光性樹 脂層にパターン露光を行う工程
    と、パターン露光後の感光性性樹脂層を加熱した後、全
    面露光を行う工程と、現像処理を行なって感光性樹脂パ
    ターンを形成した後、該パターンをマスクとして露出す
    る下層の高分子材料層をドライエッチングにより選択的
    に除去する工程とを具備したことを特徴とするパターン
    形成方法。
  7. (7)フェノール骨格を持つケイ素含有アルカリ可溶性
    重合体を用いることを特徴とする請求項4又は6記載の
    パターン形成方法。
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KR1019900004688A KR920005712B1 (ko) 1989-04-03 1990-04-03 감광성 조성물
EP90303556A EP0396254B1 (en) 1989-04-03 1990-04-03 Photosensitive composition and pattern formation method using the same
US07/504,300 US5091282A (en) 1989-04-03 1990-04-03 Alkali soluble phenol polymer photosensitive composition
DE69027707T DE69027707T2 (de) 1989-04-03 1990-04-03 Photoempfindliche Zusammensetzung und Verfahren zur Herstellung von Mustern unter Verwendung dieser Zusammensetzung

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03142918A (ja) * 1989-10-30 1991-06-18 Matsushita Electron Corp レジストパターン形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03142918A (ja) * 1989-10-30 1991-06-18 Matsushita Electron Corp レジストパターン形成方法

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