JPH03112153A - メモリモジュールの封止方法 - Google Patents
メモリモジュールの封止方法Info
- Publication number
- JPH03112153A JPH03112153A JP25113789A JP25113789A JPH03112153A JP H03112153 A JPH03112153 A JP H03112153A JP 25113789 A JP25113789 A JP 25113789A JP 25113789 A JP25113789 A JP 25113789A JP H03112153 A JPH03112153 A JP H03112153A
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- Japan
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- resin
- lid
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- Pending
Links
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、非接触で読み書きすることができるメモリモ
ジュールをケースに実装し、全体を密封構造にするため
の封止方法に関する。
ジュールをケースに実装し、全体を密封構造にするため
の封止方法に関する。
[従来の技術]
従来のメモリモジュールの封止方法としては、例えば第
3図に示すようなものがある。
3図に示すようなものがある。
第3図において、1は非接触で読み書きすることができ
る小型メモリモジュールを収納するケースであり、この
ケース1は、例えばPPS樹脂で形成されている。2は
コイルを内蔵したコア、3は電子部品を実装したプリン
ト基板である。
る小型メモリモジュールを収納するケースであり、この
ケース1は、例えばPPS樹脂で形成されている。2は
コイルを内蔵したコア、3は電子部品を実装したプリン
ト基板である。
4は注型法によりケース1に流し込んだ封入樹脂であり
、この封入樹脂は例えばエポキシ樹脂である。
、この封入樹脂は例えばエポキシ樹脂である。
従来の小型メモリモジュールの封止方法を説明すると、
まず、ケース1内にコイルを内蔵したコア2を入れて接
着する。次に、コイルをプリント基板3に半田付けして
、プリント基板3をコア2の上に固定する。最後に、封
入樹脂4をケース1とコア2およびプリント基板3の間
に流して硬化させる。こうしてメモリモジュール全体を
密封構造とするようにしていた。
まず、ケース1内にコイルを内蔵したコア2を入れて接
着する。次に、コイルをプリント基板3に半田付けして
、プリント基板3をコア2の上に固定する。最後に、封
入樹脂4をケース1とコア2およびプリント基板3の間
に流して硬化させる。こうしてメモリモジュール全体を
密封構造とするようにしていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来のメモリモジュ−ルの封
止方法にあっては、ケース1の材質としてPPS樹脂を
、封入樹脂4としてエポキシ樹脂を使用していたため、
両者の熱膨張率の違いにより、ケース1と封入樹脂4と
の間にはがれ、クラックなどが発生し、密封構造となら
ないことがあるという問題点があった。
止方法にあっては、ケース1の材質としてPPS樹脂を
、封入樹脂4としてエポキシ樹脂を使用していたため、
両者の熱膨張率の違いにより、ケース1と封入樹脂4と
の間にはがれ、クラックなどが発生し、密封構造となら
ないことがあるという問題点があった。
また、メモリモジュールの全体の大きさを小型にしたい
という要求に対応するために、構成部品の大きさを極限
まで切りつめている。その結果、ケースlとコア2およ
びプリント基板3との間の間隙が非常に狭くなっており
、その間隙を利用して封入樹脂4を流し込まなければな
らないため、流し込みずらく、また、流し込み不足にな
ってしまうことがあり、さらに硬化するまで時間もかか
る。このように手間と時間がかかり、作業性が良好でな
いという問題点もあった。
という要求に対応するために、構成部品の大きさを極限
まで切りつめている。その結果、ケースlとコア2およ
びプリント基板3との間の間隙が非常に狭くなっており
、その間隙を利用して封入樹脂4を流し込まなければな
らないため、流し込みずらく、また、流し込み不足にな
ってしまうことがあり、さらに硬化するまで時間もかか
る。このように手間と時間がかかり、作業性が良好でな
いという問題点もあった。
また、封入樹脂4の材質の硬度はかなり高いため、プリ
ント基板3に衝撃、振動が直接伝達されていた。すなわ
ち、プリント基板3は精密電子部品で構成され、しかも
小型メモリモジュールが使用される環境はあまり良くな
いので、耐衝撃性、耐振動性が良好でないという問題点
もあった。
ント基板3に衝撃、振動が直接伝達されていた。すなわ
ち、プリント基板3は精密電子部品で構成され、しかも
小型メモリモジュールが使用される環境はあまり良くな
いので、耐衝撃性、耐振動性が良好でないという問題点
もあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、ケース内を発泡材で充填し、ケースに蓋を
かぶせて接合部を溶接することにより、密封性、作業性
、耐衝撃性、および耐振動性を向上させるようにしたメ
モリモジュールの封止方法を提供することを目的として
いる。
のであって、ケース内を発泡材で充填し、ケースに蓋を
かぶせて接合部を溶接することにより、密封性、作業性
、耐衝撃性、および耐振動性を向上させるようにしたメ
モリモジュールの封止方法を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するために、本発明は、熱可塑性の樹脂
製ケース内に電子部品を収納した後、前記ケースと前記
電子部品との間に発泡樹脂を充填し、前記ケースと同じ
材質の樹脂製蓋を前記ケースにかぶせて接合部を溶岩す
るものである。
製ケース内に電子部品を収納した後、前記ケースと前記
電子部品との間に発泡樹脂を充填し、前記ケースと同じ
材質の樹脂製蓋を前記ケースにかぶせて接合部を溶岩す
るものである。
[作用]
本発明においては、ケースと蓋のそれぞれの材質として
同一の熱可塑性樹脂を用いて、ケースと蓋を加熱により
溶接して一体構造としたため、熱膨張率の違いによるは
がれ、クラックなどが発生することがないので、完全な
密封構造を得ることができる。
同一の熱可塑性樹脂を用いて、ケースと蓋を加熱により
溶接して一体構造としたため、熱膨張率の違いによるは
がれ、クラックなどが発生することがないので、完全な
密封構造を得ることができる。
また、ケースと電子部品の間に発泡樹脂を発泡させなが
ら充填するようにしたため、クラックなどの心配がなく
、多少充填不足があっても良いので、手間がかからなく
、また、発泡樹脂の硬化および蓋の溶接もあまり時間が
かからない。このように手間や時間がかからないので、
作業性を向上することができる。
ら充填するようにしたため、クラックなどの心配がなく
、多少充填不足があっても良いので、手間がかからなく
、また、発泡樹脂の硬化および蓋の溶接もあまり時間が
かからない。このように手間や時間がかからないので、
作業性を向上することができる。
さらに、発泡樹脂がクツションの役割を果すので、耐衝
撃性および耐振動性を向上させることができる。
撃性および耐振動性を向上させることができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図において、11は小型メモリモジュールを収納す
るケースである。小型メモリモジュールは非接触で読み
書きすることができるものである。
るケースである。小型メモリモジュールは非接触で読み
書きすることができるものである。
ケース11は熱可塑性の樹脂で形成される。12はコイ
ルを内蔵したコア、13はコア12上に固定され、電子
部品を実装したプリント基板、14はケース11とコア
12およびプリント基板13の間に充填される発泡材(
発泡樹脂)、15はケース11の蓋である。蓋15はケ
ース11と同じ材質の熱可塑性の樹脂で形成されている
。
ルを内蔵したコア、13はコア12上に固定され、電子
部品を実装したプリント基板、14はケース11とコア
12およびプリント基板13の間に充填される発泡材(
発泡樹脂)、15はケース11の蓋である。蓋15はケ
ース11と同じ材質の熱可塑性の樹脂で形成されている
。
次に、小型メモリモジュールの封止方法を説明する。
まず、熱可塑性の樹脂のケース11にコイルを内蔵した
コア12を収納し、コア12をケース11内に接着する
。
コア12を収納し、コア12をケース11内に接着する
。
次に、コイルを電子部品を実装したプリント基板13に
半田付けして、コア12の上にプリント基板13を固定
する。ここまでは、従来の封止方法と同じである。
半田付けして、コア12の上にプリント基板13を固定
する。ここまでは、従来の封止方法と同じである。
次に、発泡材14をケース11とコア12およびプリン
ト基板13との間の間隙に発泡させながら充填する。最
後に、発泡材14上であって、ケース11内にケース1
1と同じ材質の熱可塑性樹脂の蓋15を入れて、接合部
を加熱し、溶着する。
ト基板13との間の間隙に発泡させながら充填する。最
後に、発泡材14上であって、ケース11内にケース1
1と同じ材質の熱可塑性樹脂の蓋15を入れて、接合部
を加熱し、溶着する。
ケース11の材質と蓋15の材質を同一の熱可塑性樹脂
を用いて、接合部を溶着して、ケース11と蓋15を一
体構造としたため、熱膨張率の違いによるはがれ、クラ
ックが発生することがないので、完全な密封構造とする
ことができる。
を用いて、接合部を溶着して、ケース11と蓋15を一
体構造としたため、熱膨張率の違いによるはがれ、クラ
ックが発生することがないので、完全な密封構造とする
ことができる。
また、従来では熱膨張率の違いによるはがれ、クラック
の発生が心配であるため、全く間隙のない充填を行なう
必要があったが、本実施例では、発泡材14を充填する
ので、クラックなどの心配がないので、多少充填不足が
あっても良い。また、従来の封入樹脂は硬化するまで、
数時間〜10数時間を要するのに対して、発泡材14の
硬化および蓋15の溶着ともそれぞれ数分の時間しかか
からない。すなわち、手間や時間を大幅に削減すること
ができ、作業性を向上させることができる。
の発生が心配であるため、全く間隙のない充填を行なう
必要があったが、本実施例では、発泡材14を充填する
ので、クラックなどの心配がないので、多少充填不足が
あっても良い。また、従来の封入樹脂は硬化するまで、
数時間〜10数時間を要するのに対して、発泡材14の
硬化および蓋15の溶着ともそれぞれ数分の時間しかか
からない。すなわち、手間や時間を大幅に削減すること
ができ、作業性を向上させることができる。
また、従来では封入樹脂は硬いため、衝撃や振動がその
ままプリント基板に伝達されたが、本実施例では発泡材
14を用いているので、軟らかく、クツションの役割を
果す。したがって、耐衝撃性および耐振動性を向上させ
ることができる。
ままプリント基板に伝達されたが、本実施例では発泡材
14を用いているので、軟らかく、クツションの役割を
果す。したがって、耐衝撃性および耐振動性を向上させ
ることができる。
第2図は本発明の他の実施例を示す図である。
本実施例は形状の一部を変えた蓋を使用した例である。
第2図において、16はケース11に挿入される蓋であ
り、この蓋16は、第1図の蓋15が平板状であるのに
対して、下方に突出する突出部16Aを有している。蓋
16はケース11と同じ材質の熱可塑性の樹脂で形成さ
れ、ケース11と加熱により溶着される。
り、この蓋16は、第1図の蓋15が平板状であるのに
対して、下方に突出する突出部16Aを有している。蓋
16はケース11と同じ材質の熱可塑性の樹脂で形成さ
れ、ケース11と加熱により溶着される。
本実施例においても前記実施例と同様な効果を得ること
ができる。
ができる。
[発明の効果]
以上説明してきたように、本発明によれば、熱可塑性の
樹脂ケースに電子部品を収納し、発泡材で充填し、ケー
スと同じ材質の蓋をケースと溶着するようにしたため、
完全な密封構造を得ることができ、また、作業性、耐衝
撃性および耐振動性を向上させることができる。
樹脂ケースに電子部品を収納し、発泡材で充填し、ケー
スと同じ材質の蓋をケースと溶着するようにしたため、
完全な密封構造を得ることができ、また、作業性、耐衝
撃性および耐振動性を向上させることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す図、
第2図は本発明の他の実施例を示す図、第3図は従来例
を示す図である。 図中、 11・・・ケース、 12・・・コア、 13・・・プリント基板、 14・・・発泡材(発泡樹脂)、 15.16・・・蓋、 16A・・・突出部。
を示す図である。 図中、 11・・・ケース、 12・・・コア、 13・・・プリント基板、 14・・・発泡材(発泡樹脂)、 15.16・・・蓋、 16A・・・突出部。
Claims (1)
- 熱可塑性の樹脂製ケース内に電子部品を収納した後、前
記ケースと前記電子部品との間に発泡樹脂を充填し、前
記ケースと同じ材質の樹脂製蓋を前記ケースにかぶせて
接合部を溶着することを特徴とするメモリモジュールの
封止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25113789A JPH03112153A (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | メモリモジュールの封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25113789A JPH03112153A (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | メモリモジュールの封止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112153A true JPH03112153A (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=17218226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25113789A Pending JPH03112153A (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | メモリモジュールの封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03112153A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6520821B1 (en) | 1998-05-18 | 2003-02-18 | Nec Corporation | Device package and device encapsulation method |
JP2010530134A (ja) * | 2007-06-15 | 2010-09-02 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 組み込まれた振動遮断部を備えたプリモールドハウジング |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP25113789A patent/JPH03112153A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6520821B1 (en) | 1998-05-18 | 2003-02-18 | Nec Corporation | Device package and device encapsulation method |
JP2010530134A (ja) * | 2007-06-15 | 2010-09-02 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 組み込まれた振動遮断部を備えたプリモールドハウジング |
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