JPS61117892A - 小型電装品の気密構造及び気密封止方法 - Google Patents
小型電装品の気密構造及び気密封止方法Info
- Publication number
- JPS61117892A JPS61117892A JP23848384A JP23848384A JPS61117892A JP S61117892 A JPS61117892 A JP S61117892A JP 23848384 A JP23848384 A JP 23848384A JP 23848384 A JP23848384 A JP 23848384A JP S61117892 A JPS61117892 A JP S61117892A
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- JP
- Japan
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- case
- opening
- resin
- lid
- circuit board
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- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子部品等を搭載した印刷回路板をケースに収
納して充填樹脂により気密封止する小型電装品の気密構
造及び気密封止方法に関するものである。
納して充填樹脂により気密封止する小型電装品の気密構
造及び気密封止方法に関するものである。
第2図は従来の小型電装品の気密構造を示す断面図であ
る。
る。
この図に見られるように、従来は例えばカプラ1及び電
子部品2を搭載した印刷回路板3を、樹脂により形成さ
れかつ上面を開口としたケース4内に収納して、前記カ
ブラ1の下部及び電子部品2と印刷回路板3全体を覆う
ようにケース4内一杯にエポキシ樹脂またはウレタン樹
脂等の充填樹脂5t″充填することにより構成していた
。
子部品2を搭載した印刷回路板3を、樹脂により形成さ
れかつ上面を開口としたケース4内に収納して、前記カ
ブラ1の下部及び電子部品2と印刷回路板3全体を覆う
ようにケース4内一杯にエポキシ樹脂またはウレタン樹
脂等の充填樹脂5t″充填することにより構成していた
。
しかしながら上述した従来の気密構造では、ケース内全
体を充填樹脂で満してしまうため、重量が増加するとい
う問題があり、また電子部品全体を覆う充填樹脂が厚く
なるため、装置小型化の要求に対してチップ化した電子
部品を使用する場合、充填樹脂の熱応力により電子部品
が破損したり、印刷回路板との半田付部分にクラック等
が発生する危険性がある等の問題もあった。
体を充填樹脂で満してしまうため、重量が増加するとい
う問題があり、また電子部品全体を覆う充填樹脂が厚く
なるため、装置小型化の要求に対してチップ化した電子
部品を使用する場合、充填樹脂の熱応力により電子部品
が破損したり、印刷回路板との半田付部分にクラック等
が発生する危険性がある等の問題もあった。
本発明はこのような問題点全解決する念めてなされたも
ので、小型軽量化が可能でかつ充分な気密性が得られる
と共に、電子部品の破損やクラックの発生を防止するこ
とができ、しかも組立工数の削減を計ルる小型電装品の
気密構造及び気密封止方法を実現すること金目的とする
ものである。
ので、小型軽量化が可能でかつ充分な気密性が得られる
と共に、電子部品の破損やクラックの発生を防止するこ
とができ、しかも組立工数の削減を計ルる小型電装品の
気密構造及び気密封止方法を実現すること金目的とする
ものである。
上述した問題点を解決しかつ目的全達成するため、本発
明による小型電装品の気密構造は、一側面を開口部とし
かつ該開口部に突起と溝との嵌合によって蓋を装着でき
るようにした袋状のケース内に電子部品を搭載した印刷
回路板を収納し、このケースの前記開口部側のみに充填
樹脂金充填したものである。
明による小型電装品の気密構造は、一側面を開口部とし
かつ該開口部に突起と溝との嵌合によって蓋を装着でき
るようにした袋状のケース内に電子部品を搭載した印刷
回路板を収納し、このケースの前記開口部側のみに充填
樹脂金充填したものである。
また、本発明による気密封正方法は、印刷回路板を収納
したケースを開口部が上になるように立てて、該ケース
内に一定量の充填樹脂を注入し、開口部に蓋を装着した
後ケースを反転して充填樹脂を開口部側に移動させ、そ
のまま硬化させるものである。
したケースを開口部が上になるように立てて、該ケース
内に一定量の充填樹脂を注入し、開口部に蓋を装着した
後ケースを反転して充填樹脂を開口部側に移動させ、そ
のまま硬化させるものである。
上述した手段によれば、ケースの開口部側のみを充填樹
脂で塞いで気密封止する構造であり、ケース内部の充分
な気密性が得られると共に、電子部品を収納した部分は
中空となるので、ケース内全体を充填樹脂で満たす場合
に比べて軽量化することができると共に、充填樹脂の熱
応力による電子部品の破損や半田付部分のクランクの発
生をなくすことができる。
脂で塞いで気密封止する構造であり、ケース内部の充分
な気密性が得られると共に、電子部品を収納した部分は
中空となるので、ケース内全体を充填樹脂で満たす場合
に比べて軽量化することができると共に、充填樹脂の熱
応力による電子部品の破損や半田付部分のクランクの発
生をなくすことができる。
また、充填樹脂は一度開口部と反対側のケースの奥に溜
めた後、開口部側へ移動させるので、そのとき電子部品
の表面に充填樹脂による被膜が形成されるため、この被
膜により電子部品の印刷回路板に対する固着性が増すの
で、予じめ電子部品を印刷回路板に接着する必要もなく
なる。
めた後、開口部側へ移動させるので、そのとき電子部品
の表面に充填樹脂による被膜が形成されるため、この被
膜により電子部品の印刷回路板に対する固着性が増すの
で、予じめ電子部品を印刷回路板に接着する必要もなく
なる。
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による小型電装品の気密構造の一実施例
を示す断面図で、図において1はカプラ、2は電子部品
、3は印刷回路板、5は充填樹脂であり、これらは前述
した第2因のものと同じであるQ 6は一側面を開口部とした袋状のケース、Iは該ケース
6の開口部を閉じる蓋であり、両者は共に樹脂によって
形成さ几ている。このケース6の開口部には、蓋7との
接触面全周にわたって溝8が設けられ、該溝8に密着嵌
合する突起9が蓋7に設けられており、更に前記カプラ
1の外周面に弾性的に当接して密着する薄肉状の弾比部
10゜11が互いに対向するようにケース6と蓋7に形
成されている。
を示す断面図で、図において1はカプラ、2は電子部品
、3は印刷回路板、5は充填樹脂であり、これらは前述
した第2因のものと同じであるQ 6は一側面を開口部とした袋状のケース、Iは該ケース
6の開口部を閉じる蓋であり、両者は共に樹脂によって
形成さ几ている。このケース6の開口部には、蓋7との
接触面全周にわたって溝8が設けられ、該溝8に密着嵌
合する突起9が蓋7に設けられており、更に前記カプラ
1の外周面に弾性的に当接して密着する薄肉状の弾比部
10゜11が互いに対向するようにケース6と蓋7に形
成されている。
本実施例はこのようにしたケース6内にカプラ1及び電
子部品2を搭載した印刷回路板3を収納し、ケース6の
溝8と蓋7の突起9とを密着嵌合させることにより、ケ
ース6の開口部に蓋7を装着すると共に、前記カプラ1
の下部及び印刷回路板3の一端を含むケース6の開口部
側に充填樹脂5fI:充填してケース6内を気密封止し
たものである0 次に、上述した小型電装品の気密構造を得るための気密
封正方法を第3図に示す断面図により説明する。
子部品2を搭載した印刷回路板3を収納し、ケース6の
溝8と蓋7の突起9とを密着嵌合させることにより、ケ
ース6の開口部に蓋7を装着すると共に、前記カプラ1
の下部及び印刷回路板3の一端を含むケース6の開口部
側に充填樹脂5fI:充填してケース6内を気密封止し
たものである0 次に、上述した小型電装品の気密構造を得るための気密
封正方法を第3図に示す断面図により説明する。
まず、第3図(ト)に示すように開口部を上にしてケー
ス6を立て、印刷回路板1を電子部品2が搭載されてい
る方の部分からケース6内に挿入する。
ス6を立て、印刷回路板1を電子部品2が搭載されてい
る方の部分からケース6内に挿入する。
こうしてケース6内に印刷回路板3’に収納した後、開
口部からケース6内へ充填樹脂5を一定量注入し、更に
ケース6の開口部に蓋7を装着する。
口部からケース6内へ充填樹脂5を一定量注入し、更に
ケース6の開口部に蓋7を装着する。
その後、今度はケース6を第3図(B)に示すように1
80度反転して、開口部に装着した蓋7が下側にくるよ
うにすると、開口部と反対側のケース6の奥に溜ってい
た充填樹脂5が開口部側へ流れ落ちて溜るが、このとき
充填樹脂5は印刷回路板3に搭載されている電子部品2
の表面を濡しながら流れ落ちるので、この電子部品2の
表面に充填樹脂5の薄い被膜が形成される。
80度反転して、開口部に装着した蓋7が下側にくるよ
うにすると、開口部と反対側のケース6の奥に溜ってい
た充填樹脂5が開口部側へ流れ落ちて溜るが、このとき
充填樹脂5は印刷回路板3に搭載されている電子部品2
の表面を濡しながら流れ落ちるので、この電子部品2の
表面に充填樹脂5の薄い被膜が形成される。
また、このときケース6の溝8と蓋7の突起9とが密着
した状態にあり、この溝8と突起9は前述したようにケ
ース6と蓋7との接触面全周にわたって設けられている
ので、開口部側へ流れ落ちた充填樹脂5はケース6と蓋
7との間から流出することはない。
した状態にあり、この溝8と突起9は前述したようにケ
ース6と蓋7との接触面全周にわたって設けられている
ので、開口部側へ流れ落ちた充填樹脂5はケース6と蓋
7との間から流出することはない。
更に、印刷回路板3に搭載されているカプラ1の上部は
ケース6外へ突出するが、このカプラ1の下部全周にケ
ース6と蓋7に形成されている弾性部10.11が密着
するので、ここからの充填樹脂5の流出も防止できる。
ケース6外へ突出するが、このカプラ1の下部全周にケ
ース6と蓋7に形成されている弾性部10.11が密着
するので、ここからの充填樹脂5の流出も防止できる。
従って、この第3図(B)に示した状態で所定時間放置
することにより充填樹脂5を硬化させれば、第1図に示
した気密構造を得ることができる。
することにより充填樹脂5を硬化させれば、第1図に示
した気密構造を得ることができる。
尚、上述した実施例では、ケース6に溝8を設け、蓋T
に突起9を形成しているが、逆であってもよいことは熱
論である。
に突起9を形成しているが、逆であってもよいことは熱
論である。
以上説明したように本発明による小型電装品の気密構造
は、一側面を開口部とした袋状のケース内に電子部品を
収納して、前記開口部に蓋を装着すると共に、開口部側
のみに充填樹脂を充填してケース内を気密封止したもの
であり、電子部品が収納される部分は中空となるため、
ケース内を充填樹脂で完全に満たす従来の構造に比べて
軽量化できると共に、充分な気密性が得られるという効
果がある。
は、一側面を開口部とした袋状のケース内に電子部品を
収納して、前記開口部に蓋を装着すると共に、開口部側
のみに充填樹脂を充填してケース内を気密封止したもの
であり、電子部品が収納される部分は中空となるため、
ケース内を充填樹脂で完全に満たす従来の構造に比べて
軽量化できると共に、充分な気密性が得られるという効
果がある。
また、電子部品が従来のように厚い充填樹脂で覆われる
ことがないので、チップ化した電子部品を用いても充填
樹脂の熱応力による電子部品の破損や半田付部分のクラ
ックの発生を防止することができ、装置の小型化に対応
できるという効果も得られる。
ことがないので、チップ化した電子部品を用いても充填
樹脂の熱応力による電子部品の破損や半田付部分のクラ
ックの発生を防止することができ、装置の小型化に対応
できるという効果も得られる。
更に、本発明による気密封止方法では、充填樹脂の充填
、硬化時において、電子部品の表面に充填樹脂による薄
い被膜を形成できるので、この被膜により印刷回路板へ
の電子部品の固着性が増加し、予じめ接着剤で電子部品
を印刷回路板に固着する必要がないので、組立工程の簡
略化を計れるという効果が得ら几る。
、硬化時において、電子部品の表面に充填樹脂による薄
い被膜を形成できるので、この被膜により印刷回路板へ
の電子部品の固着性が増加し、予じめ接着剤で電子部品
を印刷回路板に固着する必要がないので、組立工程の簡
略化を計れるという効果が得ら几る。
第1図は本発明による小型電装品の気密構造の一実施例
を示す断面図、第2図は従来の小型電装品の気密構造を
示す断面図、第3図は本発明による小型電装品の気密封
止方法の一実施例を示す断面図である。 1:カプラ 2:電子部品 3:印刷回路板5:充填園
脂 6:ケース T:蓋 8:溝9:突起 10,11
:弾性部 特許用 願人 沖電気工業株式会社 代理人 弁理士 金 倉 喬 二手続補正書(睦
) 昭和60年7月 1日
を示す断面図、第2図は従来の小型電装品の気密構造を
示す断面図、第3図は本発明による小型電装品の気密封
止方法の一実施例を示す断面図である。 1:カプラ 2:電子部品 3:印刷回路板5:充填園
脂 6:ケース T:蓋 8:溝9:突起 10,11
:弾性部 特許用 願人 沖電気工業株式会社 代理人 弁理士 金 倉 喬 二手続補正書(睦
) 昭和60年7月 1日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一側面を開口部とした袋状のケース内に電子部品等
を搭載した印刷回路板を収納し、前記開口部に蓋を装着
して閉じると共に、ケース内の開口部側のみに充填樹脂
を充填したことを特徴とする小型電装品の気密構造。 2、一側面を開口部とした袋状のケースを該開口部が上
となるように立て、このケース内に電子部品等を搭載し
た印刷回路板を収納すると共に、一定量の充填樹脂をケ
ース内に注入し、前記開口部に蓋を装着した後、この蓋
が下になるようにケースを反転させることにより、ケー
ス内の充填樹脂を開口部側に移動させて、その状態で充
填樹脂を硬化させることを特徴とする小型電装品の気密
封止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23848384A JPS61117892A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 小型電装品の気密構造及び気密封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23848384A JPS61117892A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 小型電装品の気密構造及び気密封止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61117892A true JPS61117892A (ja) | 1986-06-05 |
Family
ID=17030909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23848384A Pending JPS61117892A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 小型電装品の気密構造及び気密封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61117892A (ja) |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP23848384A patent/JPS61117892A/ja active Pending
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