JPH0311162Y2 - - Google Patents

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JPH0311162Y2
JPH0311162Y2 JP1987121973U JP12197387U JPH0311162Y2 JP H0311162 Y2 JPH0311162 Y2 JP H0311162Y2 JP 1987121973 U JP1987121973 U JP 1987121973U JP 12197387 U JP12197387 U JP 12197387U JP H0311162 Y2 JPH0311162 Y2 JP H0311162Y2
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adhesive layer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、再接着カバー部付き袋体に関し、
特に、透明なフイルム材で方形のポケツト状に形
成された袋体に関する。
(従来技術) 現在、第6A図および第6B図に示すように、
透明なフイルム性袋本体101の開口部に、カバ
ー部103が連設され、前記カバー部103の袋
本体101と接合される面に不用意に他物が再接
着性接着層105に接着しないように、ポリエチ
レン性フイルム材107が仮着され、使用時にお
いてこのポリエチレン性フイルム107を引き剥
がし、カバー部103を折り返し、袋本体101
の開口部近傍に接着するように形成された、透明
ポケツトがある。
また、この考案の背景となる封筒が実開昭52−
54315号公報に開示されている。この封筒は、非
粘着状に形成させた封緘用糊代部の内面に、仮粘
着用の粘着状部を適当数分散形成させたものであ
る。この封筒では、粘着状部を封緘用糊代部内面
へ散在させてあるので、封緘用糊代部を折り返し
て貼着しても再び剥離することが容易であり、仮
封緘が可能となる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、第6A図および第6B図に示す透明
ポケツトは、フイルム材107を引き剥がした後
は、中に入つている物品、たとえばバインダ用紙
を袋本体101より取り出す時、または、再度袋
本体101に入れる時、カバー部103の再接着
性接着層105に前記物品が引つ着く率が高い。
特に、袋本体101に入れられる物品が紙製品の
ときは、再接着性接着層105に不用意に引つ着
いてしまい、前記物品が不良品となる場合が多
い。
また、実開昭52−54315号公報に開示されてい
る封筒では、封緘用糊代部を折り返して完全な封
緘を行う場合、非粘着状部に新たに粘着剤を塗布
しなければならず、非常に手間のかかるものであ
つた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、カバー
部を押圧しないと、カバー部の再接着性接着層に
他物が不用意に接着することがなく、しかも、簡
単に再接着性接着層全体を露出させることができ
る。再接着カバー部付き袋体を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) この発明は、フイルム製袋本体の開口部に、カ
バー部が連設され、カバー部の袋本体に接合され
る面に、再接着性接着層が形成された袋体におい
て、カバー部の再接着性接着層面に、袋本体の開
口部近傍に接着する再接着性接着層の接着力を低
下させないように且つ押圧しないと他物品が再接
着性接着層と接着しないように、複数の孔が貫設
された他物接着防止層が取り外し可能に形成され
た、再接着カバー部付き袋体である。
(作用) 再接着性接着層は、他物接着防止層に形成され
た無数の孔を通して、フイルム性袋本体の開口部
近傍にて、カバー部の押圧時に袋本体に接着す
る。
他物接着防止層は、カバー部を押圧しないとカ
バー部の接着性接着層面との間に間隙を形成す
る。
他物接着防止層を取り外すことによつて、再接
着性接着層全体が露出する。そのため、カバー部
を袋本体の開口部側に折り返して押圧すれば、カ
バー部が再接着性接着層全体に接着される。
(考案の効果) 本考案によれば、他物接着防止層がカバーの再
接着性接着層面に形成され、前記他物接着防止層
に複数の孔が貫設されているので、カバー部の再
接着性接着層が袋本体の開口部近傍に接着する接
着力を低下させることなく、再接着性接着層を袋
本体に接着させる場合に、カバー部を押圧するこ
とにより、複数の孔を介して再接着性接着層を袋
本体の開口部近傍に接着させることができる。
一方、カバー部を押圧しないかぎり、他物接着
防止層が他物品と再接着性接着層との間に間隙を
形成するので、不用意に、たとえば袋本体に入れ
られた紙製品が接着することがなく、前記他物品
が接着による不良品となる率を低くすることがで
きる。
すなわち、袋本体に入れた商品を出すときまた
は再び袋本体に商品を入れるときにも、その商品
が再接着性接着層に引つついてしまう率を低く
し、商品の不良品の発生率を低くすることができ
る。
さらに、他物接着防止層を取り外すことによつ
て、再接着性接着層全体を簡単に露出させること
ができるので、カバー部と再接着性接着層全体と
を強固に接着することができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例である再接着カバ
ー部付き透明ポケツトの平面図であり、第2図
は、第1図A−A線断面図である。
この透明ポケツト10は、袋本体12と、前記
袋本体12の開口部14に連設されたカバー部1
6と、前記カバー部16の一方主面に形成された
再接着性接着層18とを含む。
前記袋本体12は、C.P.P.フイルム(キヤスト
法を用いたキヤステイングポリプロピレンフイル
ム)またはO.P.P.フイルム(樹脂を二軸に延伸配
向したオリエンタルポリプロピレンフイルム)
で、その周縁が溶着されて有底袋状に形成された
透明ポケツトである。
この袋本体12の開口部14近傍に、前記袋本
体12を形成する透明フイルムと同質のフイルム
で形成されたカバー部16が連設されている。
すなわち、この実施例においては、袋本体12
を形成する一方のフイルム部材が他方のフイルム
部材よりも長く延びて、カバー部16が形成され
ている。
このカバー部16の前記袋本体12に接合され
る面に形成された再接着性接着層18は、再接着
型感圧接着剤が塗布されて形成され、カバー部1
6の一方端から他方端にかけて一定軸にて幅方向
に形成されている。
前記カバー部16の再接着性接着層18の主面
には、前記カバー部16を折り返して袋本体の開
口部14近傍に接着するときに、この再接着性接
着層18の接着力を低下させることがなく袋本体
12にカバー部16が接着するように、適宜な間
隔をおいて連続的に複数の孔22が貫設された、
他物接着防止層20が接着形成されている。
この他物接着防止層20は、前記袋本体12を
形成するフイルム材と同質のC.P.P.フイルムまた
はO.P.P.フイルムをもつて形成されている。そし
て、この他物接着防止層20は、それに形成され
た複数の孔22において、カバー部16を袋本体
12と押圧しないかぎり、再接着性接着層18の
接着面と他物品が接着することがないように、他
物品と表面との間に間隙を形成し、カバー部16
の再接着性接着層18に不用意に他物品が接着す
ることがないように形成されている。
一方、カバー部16にて袋本体12の開口部1
4を被蓋するために、カバー部16を折り返し袋
本体12に接着するときには、カバー部16と袋
本体12とを指などで押圧することにより、複数
の孔22を介して再接着性接着層18が袋本体1
2の主面と接着し、カバー部16をもつて袋本体
12の開口部14を覆うことができる。
なお、この他物接着防止層20は、袋本体12
の製造時において、袋本体12およびカバー部1
6を形成するフイルム材を有底袋状に溶着すると
きに、カバー部16の再接着性接着層18の主面
に重ねられた他物接着防止層20を形成するフイ
ルム材を重ね合わし、この実施例においては第3
図に示すように、周縁の溶着部24、すなわち左
右端をカバー部16の左右端と溶着することによ
り、再接着性接着層18の一方主面に重ねられて
いる。また、カバー部16では、他物接着防止層
20を剥ぎ取ることによつて、再接着性接着層1
8全体を簡単に露出できる。したがつて、カバー
部16と再接着性接着層18全体とを強固に接着
することができる。
さらに、他物接着防止層20の主面には、ポリ
エチレン製フイルムからなる剥離カバー材26が
添着され、この袋本体12の使用時には引き剥が
して袋本体12を使用することができるように形
成されている。
前記実施例においては、他物接着防止層20に
形成された孔22は、適宜な間隔をおいて連続的
に配設された多数の小穴をもつて形成したが、前
記実施例のような小さな円形以外の孔、たとえば
楕円形や方形等の他の形状をもつて形成してもよ
い。
ただし、前記した孔の機能を阻害するような孔
は、選択し得ないことはもちろんである。
第4図は前記実施例の変形例を示す平面図であ
る。
この変形例においては、袋本体12の左端近傍
に、バインダに綴じるときに用いる綴じ孔28が
複数形成されている。この綴じ孔28は、2穴、、
3穴、4穴、26穴、30穴などのように、袋本体1
2の大きさあるいは綴じられるバインダのリング
形状に合わせて適宜形成するとよい。
第5A図および第5B図は、前記実施例とは別
の実施例を示す平面図である。
この実施例においては、綴じ孔58部分が袋本
体42の左端近傍に形成されているが、袋本体4
2の開口部44を覆うカバー部46が、袋本体4
2の幅よりも綴じ孔58の部分だけ狭く形成さ
れ、第5B図に示すように、カバー部46を折り
返し、再接着性接着層48にて袋本体42と接着
したとき、カバー部46が綴じ孔58を塞ぐこと
を防いでいる。
なお、この実施例においても、製造時には、袋
本体42を形成するフイルム材を2つ折にして、
その周縁の溶着部54を溶着することにより有底
袋状に形成し、且つ他物接着防止層50もカバー
部46の左右端において溶着して形成し、前記カ
バー部46の上端の左右端は最終工程でカツテイ
ングすることにより、カバー部46の隅部を破損
しにくい形状に形成している。
また、第4図、第5A図および第5B図に示す
実施例においても、他物接着防止層を剥ぎ取るこ
とによつて、簡単に再接着性接着層全体を露出で
きる。したがつて、カバー部と再接着性接着層全
体とを強固に接着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例である透明ポケ
ツトの平面図である。第2図は、第1図A−A線
断面図である。第3図は、前記実施例の製造工程
を示す斜視図である。第4図は、前記実施例の変
形例を示す平面図である。第5A図および第5B
図は、前記実施例とは別の実施例を示す平面図で
ある。第6A図および第6B図は、従来例を示
し、第6A図はその斜視図であり、第6B図はそ
の縦断面図である。 図において、12,42は袋本体、14,44
は開口部、16,46はカバー部、18,48は
再接着性接着層、20,50は他物接着防止層、
22は孔、26は剥離カバー材、28,58は綴
じ孔を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フイルム製袋本体の開口部に、カバー部が連
    設され、前記カバー部の袋本体に接合される面
    に、再接着性接着層が形成された袋体におい
    て、 前記袋本体の開口部近傍に接着する再接着性
    接着層の接着力を低下させないように且つ押圧
    しないと他物品が前記再接着性接着層と接着し
    ないように、複数の孔が貫設された他物接着防
    止層が前記カバー部の再接着性接着層面に、取
    り外し可能に形成された、再接着カバー部付き
    袋体。 2 他物接着防止層は、袋本体と同質のフイルム
    材によつて形成された、実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の再接着カバー部付き袋体。 3 前記他物接着防止層の孔は、小さな円形に形
    成された、実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項記載の再接着カバー部付き袋体。
JP1987121973U 1987-08-07 1987-08-07 Expired JPH0311162Y2 (ja)

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JPS6426247U JPS6426247U (ja) 1989-02-14
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Families Citing this family (2)

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