JPH03111469A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JPH03111469A
JPH03111469A JP24922389A JP24922389A JPH03111469A JP H03111469 A JPH03111469 A JP H03111469A JP 24922389 A JP24922389 A JP 24922389A JP 24922389 A JP24922389 A JP 24922389A JP H03111469 A JPH03111469 A JP H03111469A
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JP
Japan
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acrylic
acrylate
oligomer
meth
acid
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JP24922389A
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English (en)
Inventor
Keijiro Yamada
山田 慶次郎
Noriaki Nakagawa
中川 則明
Hiroaki Eguchi
博章 江口
Yasuo Kobayashi
康男 小林
Tadayoshi Kodama
小玉 忠良
Ryoichi Masaki
真先 良一
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Hitachi Ltd
Toray Industries Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂と樹脂、ガラス、金属などの接着に適し
た接着剤に関し、特に樹脂・ガラス間の接着に適した高
速硬化および、耐熱性、耐久性に優れた一液硬化型接着
剤組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来から工業的に用いられている接着剤としては二液硬
化型と一液硬化型が知られている。
二液硬化型接着剤は反応性の2種の化合物を混合して反
応させるものであり、硬化時間が短い利点を有する。
一方、−液硬化型接着剤は熱、光等を与えることにより
硬化させるもので、比較的硬化時間は長いが、操作性に
優れている。
これらの接着剤組成物としてはフェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、アクリル樹脂(たとえば特開昭58−2381
2号公報)等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題] 樹脂と樹脂、ガラス、金属などを接着するための接着剤
としては、耐久性、耐熱性の観点から熱硬化系接着剤が
好ましく、かつ生産性の観点からは短時間で硬化するも
のがさらに好ましい。
従来から低温短時間の硬化には、二液硬化型接着剤が使
用されていたが混合の手間、配合ミス、配合後の可使時
間(ポットライフ)が短いなど、大量の接着剤を処理す
るには、生産性の点で不充分であり種々の問題が生じて
いた。
方、−液硬化型接着剤は、低温短時間の硬化では、充分
な性能を示さないなどの問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するために充分な可使時
間と低温短時間で樹脂と樹脂、ガラス。
金属などと接着することができる一液硬化型接着剤を提
供するものである。
〔課題を解決するための手段] 即ち、本発明は(^)アクリル系共重合体、(B)アク
リル系オリゴマーおよび(C)ラジカル開始剤を含むこ
とを特徴とする一液硬化型接着剤組成物であり、特に樹
脂・ガラス間接着用に適した組成物である。
以下に本発明の構成を具体的に述べる。
本発明における(A)成分であるアクリル系共重合体と
はアクリル酸もしくはメタクリル酸およびこれらのエス
テル化合物を含むモノマ群、あるいはこれらのモノマ群
と他の共重合可能なモノマから得られたポリマーである
。上記アクリル酸もしくはメタクリル酸またはこれらの
エステルは下記−最大で表わすことができる。
CH2=占−COOR ここでXはHまたはCH,であり、Rは水酸基、ハロゲ
ン、アミン、アルキルアミンまたはグリシジル基で置換
されたアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、
または環状アルキルまたはHである。アクリル系共重合
体は、上記のモノマから得られる成分を主成分とするが
、その他にもこれらと共重合し得るモノマを30モル%
以下含有することができる。
共重合可能なモノマの例としては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、塩化ビニル、(メタ)ア
クリルアミド、酢酸ビニル、アクリロニトリル、無水マ
レイン酸、マレイン酸もしくはフマル酸のモノマまたは
ジエステル、アリルアルコール、イタコン酸などがある
。さらに、本発明のアクリル系共重合体は水酸基価10
〜150の水酸基、酸価1〜40のカルボン酸基を有す
るものが好適に使用される。これは(B)成分、(C)
成分の分散性や配合物の安定性がより向上するからであ
る。これらの共重合体はこれまで広く知られている各種
の重合法によって作ることができるが、もっとも普通に
はラジカル開始剤による溶液中の重合によって得られ、
適当な溶媒中の溶液として供せられることが多い。
次に本発明における(B)のアクリル系オリゴマーとは
、(1)オリゴエステルアクリレート(2)オリゴウレ
タンアクリレート(3)オリゴエポキシアクリレートな
どの(メタ)アクリル基を末端に1または2以上有する
オリゴマーをいう。(1)オリゴエステルアクリレート
とは(メタ)アクリル酸とアルコール類および塩基酸(
あるいは、カルボキシル基を有する特殊多塩基酸)とか
ら成り下記−最大で表わすことができる。
(以下余白) (但し、A=Hあるいは(メタ)アクリル酸残基、X=
1価、2価および多価アルコール残基、Y=1.2ある
いは多塩基酸残基、Y 1 = Hあるいはl、2また
は多塩基酸残基、Z=Hあるいはメチル基、n=1〜1
0を示す) (2)オリゴウレタンアクリレートとは、エーテル系ウ
レタンあるいはエステル系ウレタンオリゴマーを主鎖と
した末端に(メタ)アクリレートを反応させたものであ
る。
(3)オリゴエポキシアクリレートとは、エポキシm脂
オリゴマーの一方または両方の末端のエポキシ基にアク
リル酸または、メタアクリル酸等を反応させたもので下
記−最大で示すことができる。
(以下余白) (J−N O=べj 巴 二のようなアクリル系オリゴマーは、単品でも使用でき
るが、2種以上のオリゴマーを併用することもできる。
特に被着材が、ポリエチレンテレフタレートやポリブチ
レンテレフタレート等のポリエステル系の樹脂の場合に
は、オリゴエステルアクリレートとオリゴエポキシアク
リレートの併用は有効である 一方、本発明における(C)のラジカル開始剤は有機酸
化物およびアゾ系化合物が知られており一般に有機酸化
物としてはバラメンクンハイドロパーオキサイド、ジイ
ソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、アセチル
シクロヘキサンスルホニルパーオキサイド、ジイソプロ
ピルパージカーボネート、ジセカンダリーブチルパージ
カーボネートベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパ
ーオキサイドなど、アゾ系化合物としては、アゾビスイ
ソプフチロニトリル。
アゾビスメトキシジメチルバレロニトリル、アゾビスジ
メチルバレロニトリル、アゾビスアミジノプロパンハイ
ドロクロリドなどを挙げることがで基る。(A)のアク
リル系共重合体と(B)のアクリル系オリゴマーの配合
率は固形分重量比として(A) /(B) =10/9
0〜90/10の範囲が好ましく、より好ましくは(A
) /(B) =30/70〜70/30の範囲が良い
。アクリル系共重合体(^)が10重量%以下の場合は
樹脂、金属、ガラス等への密着性が悪くなり、90重量
%以上では耐熱性、耐久性の点で不充分になる。次に(
C)のラジカル開始剤は通常アクリル系共重合体とアク
リル系オリゴマーの組成物に対して0.01〜20重量
%の範囲で添加される。(^)、(B) (C)は通常
のミキサー、ロールで混合できる。(C)成分は(A)
および(8)成分によって湿潤し、均一に混合されてい
れば充分であって、とくに微分散にいたる操作は不要で
ある。該接着剤は上記(A)、(B) 、(C)からな
る組成物をそのまま塗布径比着体を接着することも可能
であるが、通常は溶媒などの揮発物を含むから塗布後加
熱してこれらを揮発させた後、接着させるのが好ましい
硬化条件は150°C〜200°0が好ましく、2分程
度までの短時間での硬化が可能である。
本発明の接着剤組成物には必要に応じて無機充填剤、例
えば酸化ケイ素、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウ
ム、炭酸カルシウム、タルク、雲母、酸化マグネシウム
など、カップリング剤たとえばシランカップリング剤、
チタネート化合物など、レベリング剤、難燃剤、流動性
調整剤などの各種添加剤を配合することができる。
その他ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、ゴム系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、線状ポリウレタン
樹脂など、通常の接着剤に使用される樹脂を改質剤とし
て少量添加することもできる。
〔実施例〕
以下に本発明に関する実施例を述べるが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例1 アクリル系共重合体゛コータッスクLH613’ (東
し■製46%固定分、溶媒:酢エチ2酢ブチ)130g
、オリゴエステルアクリレートM5300 (東亜合成
■製)10g、エポキシアクリレート5P1506 (
昭和高分子■製)40gにシランカップリング剤を添加
し、さらにラジカル開始剤としてサンペロックスBPO
(ベンゾイルパーオキサイド、三速化工■製)1.og
をミキサーで混合し接着剤を作成した。ポリブチレンテ
レフタレートの射出成型によって得られたダンベル型試
験片に混合した接着剤を塗布し、室温で5分間乾燥後ガ
ラス板(100X10x 5 mm t )にセットし
160℃1分間加熱硬化した。このときガラス板はあら
かじめ160°Cに予熱したものを使用した。
結果を表1に示す。
実施例2〜5 アクリル系共重合体“コータックスLH601”(東し
■製50%固形分、溶媒:酢エチ、酢ブチ)、“コータ
ッスクLH613”、オリゴエステルアクリレートM 
5300、M2SO4(東亜合成■製)、オリゴエポキ
シアクリレート5P1506.5P1509 (昭和高
分子■製)シランカップリング剤、ラジカル開始剤サン
ペロックスBPD:、AIBNを用いて表1の組成配合
とした以外は、実施例1と同様にして行なった。結果を
表1に示す。
実施例6 実施例3の組成物を用いてこれに炭酸カルシウムを30
0 g添加した以外は実施例1と同様にして行なった。
結果を表1に示す。
比較例1〜3 表1の比較例の組成配合とした以外は実施例1と同様に
して行なった。結果を表1に示す。
(以下余白) 〔発明の効果〕 以上述べたとおり、本発明の接着剤組成物は一液硬化型
であるにもかかわらず、低温、短時間で硬化が進むため
、特にあまり加熱できない樹脂とガラスとの接着に極め
て適していることがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)アクリル系共重合体、(B)アクリル系オ
    リゴマーおよび(C)ラジカル開始剤を含むことを特徴
    とする一液硬化型接着剤組成物。
  2. (2)(A)アクリル系共重合体、(B)アクリル系オ
    リゴマーおよび(C)ラジカル開始剤を含むことを特徴
    とする樹脂・ガラス間接着用一液硬化型接着剤組成物。
  3. (3)樹脂がポリブチレンテレフタレート樹脂またはポ
    リエチレンテレフタレート樹脂である請求項(2)記載
    の一液硬化型接着剤組成物。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50140538A (ja) * 1974-02-19 1975-11-11
JPS5298047A (en) * 1975-12-30 1977-08-17 Loctite Ireland Ltd Curable adhesives or coating compositision
JPS58125773A (ja) * 1981-11-02 1983-07-26 ダブリユー・アール・グレイス・アンド・カンパニー―コネチカット 有機樹脂組成物ならびにそれからなる熱活性接着剤および封緘剤
JPH01110584A (ja) * 1987-10-22 1989-04-27 Nichiban Co Ltd 硬化型粘着テープまたはシート

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