JPH0310803B2 - - Google Patents

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JPH0310803B2
JPH0310803B2 JP14970286A JP14970286A JPH0310803B2 JP H0310803 B2 JPH0310803 B2 JP H0310803B2 JP 14970286 A JP14970286 A JP 14970286A JP 14970286 A JP14970286 A JP 14970286A JP H0310803 B2 JPH0310803 B2 JP H0310803B2
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
clamp arm
workpiece
tip
claw
Prior art date
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Expired
Application number
JP14970286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS639711A (ja
Inventor
Toyomitsu Amada
Toshio Abe
Akitaka Nakayama
Masahiro Takano
Jinichi Masubuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP14970286A priority Critical patent/JPS639711A/ja
Publication of JPS639711A publication Critical patent/JPS639711A/ja
Publication of JPH0310803B2 publication Critical patent/JPH0310803B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プリント配線基板をめつき処理する場合のよう
に、板状の被処理物をクランプ治具に挾持して吊
り下げ液内処理するに際して、クランプ治具の二
つ割の形状やストツパ、爪等により液だまりが生
ずるのを防止し、かつ液切れ性を改善する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は板状の被処理物のクランプ治具、特に
板状の被処理物をめつきする場合のように液内に
浸して処理する場合に使用するクランプ治具に関
する。
〔従来の技術〕
主としてプリント配線基板のめつき処理の際
に、クランプ治具で基板を挾持しめつき液中に浸
していた。クランプ治具は支点を中心に枢動可能
でかつ相互の方向へ付勢された一対のクランプア
ームから成るものであるが、クランプ先端部に液
だまりが生じやすく、液の持込み、持出し量が少
なくなかつた。又、この液だまりは乾燥工程にお
いて、容易に乾燥できず、乾燥後の製品面にしみ
を作る原因になつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、クランプ治具で被処理物を挾持して
液内処理をする場合に、クランプ治具先端部に液
だまりが生ずるのを防止し、被処理物を処理液か
ら引き上げる際その周囲の液が持出されるのを防
止することである。
〔問題点を解決する手段〕
このような問題点を解決するために、本発明に
よれば、クランプ治具により板状の被処理物を挾
持して吊り下げ、該被処理物の液内処理を行うク
ランプ治具であつて、支点を中心に枢動可能でか
つ相互の方向へ付勢された一対のクランプアーム
から成り、一方のクランプアームの先端部を二つ
割にして互いに間隔をあけ、二つ割にした先端部
に被処理物挾持用の爪を設けて他方のクランプア
ーム側へ突出させ、かついずれか一方のクランプ
アームの前記爪より支点の側にストツパを設けて
他方のクランプアーム側へ突出させ、非クランプ
時はストツパが他側クランプアームに当接するこ
とにより爪は他側クランプアームからわずから間
隔だけ離れ、クランプ時は爪と他側クランプアー
ムとの間で被処理物を挾持するように構成したこ
とを特徴とする板状被処理物のクランプ治具が提
供される。
〔作用〕
被処理物なしで治具本体を表面処理する場合
は、爪が他側のクランプアーム先端部からわずか
な間隔で離れているので、爪周辺に液だまりが出
来にくくかつ液切り性が良い。板状の被処理物を
挾持して被処理物の表面処理を行う場合は、一側
のクランプアームは爪のみが被処理物に接触する
だけであるから爪周辺の被処理物表面に液だまり
が出来にくくかつ液切り性が良い。
また、二つ割のクランプアーム先端で被処理物
を弾性的に挾持するので2つのクランプ部が存在
することとなり保持性が良好である。
〔実施例〕
第1図は持ち運び可能な水平の通電バー1に略
等間隔に複数個のクランプ治具10を取付けた状
態を示し、クランプ治具10はプリント配線基板
のような複数の板状の被処理物2を挾持して吊り
下げている。通電バー1の両端にフツク部3があ
り、めつき槽4上部にある適切な支持部(図示せ
ず)に掛けることにより、被処理物2はめつき槽
4内の処理液5に浸される。その際、クランプ治
具10の先端(下部)も処理液5内に浸されてい
る。
第2図はクランプ治具10を示すもので、支点
ピン11を中心として互いに枢動可能に取付けら
れた一対のクランプアーム20,30から成り、
支点ピン11の上方に取付けたスプリング12に
よりクランプアーム20,30の先端(下端)部
21,31が相互の方向に弾性的に付勢され、ク
ランプ部を形成する。クランプアーム30の上端
部は通電バー1に固着され、クランプ部が通電バ
ー1の下側になるように配置されている。
一方のクランプアーム20の先端部21は第3
図に示すように平行な二つ割になつていて、各先
端部21a,21b間に間隔22が設けられてい
る。各先端部21a,21bは例えばコ字形断面
の部材23によりクランプアーム20本体に固着
されている。このコ字形部材23は支点ピン11
も支持している。各先端部21a,21bの下端
には爪24a,24bが設けられ、他方のクラン
プアーム30側へ突出している。各爪24a,2
4bの先端は円錐形に尖つている。また、爪24
a,24bの上方支点ピン11側の位置にはスト
ツパ25a,25bが設けられ、同様に他方のク
ランプアーム30側へ突出している。他方のクラ
ンプアーム30の先端部31には第4図に示すよ
うに爪24a,24bと対向する位置に切欠溝3
2a,32bがそれぞれ設けられる。
被処理物2をクランプしていない時は、第2図
に示すようにストツパ25a,25bが他方のク
ランプアーム30に当接し、爪24a,24bは
それらの先端がクランプアーム30の切欠溝32
a,32bにわずかに入つているが、接触してお
らず、わずかな間隔だけクランプアーム30から
離れている。このような非クランプ状態でクラン
プ治具10自体をめつき処理する場合もある。こ
の時、クランプ治具10の先端V形部、特に爪2
4a,24bの周辺が対向するクランプアーム3
0に接触せず、かつクランプアーム先端21a,
21bが互いに離れているので液だまりが出来に
くくかつ液切り性が良い。
被処理物2をクランプする時は、第5図に示す
ようにストツパ25a,25bは他方のクランプ
アーム30より離れ、爪24a,24bと他方の
クランプアーム30間の被処理物2の上端を挾持
する。爪24a,24bの先端は円錐形に尖つて
いるので被処理物2側へ若干喰い込んでしつかり
保持する。また、クランプアーム先端部21a,
21bはステンレス鋼(sus)等の金属から成り、
それぞれ独立して作用し、スプリング12の付勢
力及びそれ自体の弾性力を爪24a,24bを介
して被処理物2に伝えるので2つのクランプ部を
設けた場合と同様に保持力を増強する。例えば、
従来のクランプ治具では、1式のクランプでは1
枚のプリント配線基板を保持することが困難であ
つたが、本発明のクランプ治具10では200mm幅
位の基板であれば1式のクランプ治具で充分保持
することが可能である。
また、被処理物2の表面に対してはクランプア
ーム下端21a,21bの爪24a,24b先端
が接触するのみであり、クランプアーム20自体
と被処理物2との間はわずかな間隔で離れてお
り、かつクランプアーム先端21a,21bが互
いに離れているので液だまりが出来にくくかつ液
の持込、持出しが少なく液切り性が良好である。
従つて、めつき処理する場合、クランプ治具より
の液だれによるシミ等の発生を防止することがで
きる。
なお、めつき処理に際しては通電バー1よりク
ランプ治具10を介して被処理物2に電流(例え
ば500A)が与えられる。樹脂コーテイング処理
の際に、板状の被処理物を樹脂液に浸して行う場
合等にも本発明を適用しうる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明のクランプ治具によれば、
液の持込、持出しが少なく液切り性がきわめて良
好であり、従つて板状被処理物の液内処理の品質
が向上し、またクランプによる保持性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクランプ治具を使用しためつ
き処理の状態を示す図、第2図は本発明のクラン
プ治具の側面図、第3図は第2図の矢印から見
た一方のクランプアーム先端の図、第4図は第2
図の矢印から見た他方のクランプアーム先端の
図、第5図は板状の被処理物をクランプした時の
クランプ治具先端を示す図である。 1……通電バー、2……被処理物、10……ク
ランプ治具、20,30……クランプアーム、2
1a,21b……二つ割アーム先端、24a,2
4b……爪、25a,25b……ストツパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クランプ治具により板状の被処理物を挾持し
    て吊り下げ、該被処理物の液内処理を行うクラン
    プ治具であつて、支点を中心に枢動可能でかつ相
    互の方向へ付勢された一対のクランプアームから
    成り、一方のクランプアームの先端部を二つ割に
    して互いに間隔をあけ、二つ割にした先端部に被
    処理物挾持用の爪を設けて他方のクランプアーム
    側へ突出させ、かついずれか一方のクランプアー
    ムの前記爪より支点の側にストツパを設けて他方
    のクランプアーム側へ突出させ、非クランプ時は
    ストツパが他側クランプアームに当接することに
    より爪は他側クランプアームからわずかな間隔だ
    け離れ、クランプ時は爪と他側クランプアームと
    の間で被処理物を挾持するように構成したことを
    特徴とする板状被処理物のクランプ治具。 2 他側クランプアームの爪と対向する位置に切
    欠溝を設け、非クランプ時爪の先端がわずかに切
    欠溝に入るようになつている特許請求の範囲第1
    項記載のクランプ治具。 3 爪は先端が円錐状に尖つている特許請求の範
    囲第1項記載のクランプ治具。
JP14970286A 1986-06-27 1986-06-27 板状被処理物のクランプ治具 Granted JPS639711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14970286A JPS639711A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 板状被処理物のクランプ治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14970286A JPS639711A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 板状被処理物のクランプ治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS639711A JPS639711A (ja) 1988-01-16
JPH0310803B2 true JPH0310803B2 (ja) 1991-02-14

Family

ID=15480949

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JP14970286A Granted JPS639711A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 板状被処理物のクランプ治具

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JPS639711A (ja) 1988-01-16

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