JPH03107970A - 湿式現像の画像形成装置 - Google Patents

湿式現像の画像形成装置

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JPH03107970A
JPH03107970A JP1246768A JP24676889A JPH03107970A JP H03107970 A JPH03107970 A JP H03107970A JP 1246768 A JP1246768 A JP 1246768A JP 24676889 A JP24676889 A JP 24676889A JP H03107970 A JPH03107970 A JP H03107970A
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JP
Japan
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developer
optical system
exists
space side
photoreceptor
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Pending
Application number
JP1246768A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Manabu Mochizuki
学 望月
Ichiro Tsuruoka
鶴岡 一郎
Katsuhiro Echigo
勝博 越後
Tsukasa Adachi
司 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、湿式現像の画像形成装置に関し、特に、荷電
手段で感光体を一様に荷電し、これを記録画像光で露光
し、露光によって形成された静電潜像を現像液で現像す
る、露光/湿式現像方式の画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の画像形成装置の現像液は、例えば特開昭52−
17419号公報、特開昭61−180248号公報。
特開昭63−4249号公報に開示されている。現像液
を用いる従来の湿式複写機においては、現像装置におい
て、現像ローラへ現像液を供給する液供給ノズルから現
像液ミストが発生し、また、クリーニングユニットにお
いては現像液が供給されてこわに浸されかつ感光体面に
接触するフォームローラの回転により現像液ミストが発
生し、更には。
現像液で現像した感光体上の潜像を記録紙に転写し、こ
の記録紙を感光体から剥離するときにミストが発生する
ところで、光学系から感光体への露光光路は遮断するこ
となく開放状態になっている。このためドラム廻りで発
生する現像液ミスト又は蒸発現像液が、開放部を通って
光学系に至り、ミラー、レンズ、ランプ等を汚すため、
記録画像の鮮明度が低下する。
この問題を改善するため、透明な部材(例えば、ガラス
板、透明なプラスチック板またはマイラフィルム)で、
光学系と感光体(およびその周りの現像液処理機器)の
間の開放部を遮断する対策が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、透明部材で開放部を閉じても、露光光学系の汚
れすなわちミラー、レンズ、ランプ等の汚れは防止され
るが、その透明部材に現像液ミストや紙粉等が付着する
。すなわち透明部材が汚れる。透明部材は露光光路に存
在するので、やはり記録画像の鮮明度が低下する。透明
部材は感光体に近いため汚れが大きくなり、記録画像の
鮮明度の低下が大きくなる。
そこで、感光体廻りで発生する現像液ミストが、開放部
から光学系に進行しないように、開口面と平行にエアー
カーテンを形成する方法が考えられるが、これを光学系
側に形成すると開放部にエアーカーテンにより負圧が発
生し、エアーカーテンに沿って開口から感光体空間の空
気が吸引されて光学系空間に吸い込まれるおそれがある
。エアーカーテンを感光体周りの空間側に形成すると、
それが弱いとエアーカーテン流の一部が開口を通して光
学系側の空間に進入するおそれがあり、開口面とエアー
カーテンが平行であるので、エアーカーテン流が強いと
、その風が感光体周りにまで及んで、あるいはエアーカ
ーテン流によって生起される対流が感光体周りにまで及
んで、感光体に付着している現像液の蒸発を促進し結果
的に溶剤発生量(臭気)が増加するおそれがある。なお
、従来の現像液には、定着性能の間層から蒸発しにくい
現像液では定着にかなり負担がかかるため一般的に蒸発
が比較的しやすいものが使用されているため・ここでい
う感光体に付着している現像液の蒸発量は大きくなると
推定される。
本発明は、溶剤発生量(臭気)を増加させることなく現
像液ミストによる光学系の汚れを防止することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の湿式現像の画像形成装置は、感光体(21) 
、これを一様に荷電する荷電手段(22) 、荷電され
た感光体(21)を記録画像光で露光する光学系(10
)、および、露光によって形成された静電潜像を現像液
で現像する湿式現像手段(60)、を備える湿式現像の
画像形成装置において、 光学系(10)が存在する空間と感光体(21)が存在
する空間との間の、光学系(10)から感光体(21)
に照射される記録画像光の通過部(19e)は開けて、
他部では気体の通流を実質上遮断する遮断部材(100
) : 少なくとも記録画像光の通過部の開口(19e)におい
て、感光体(21)が存在する空間側から光学系(10
)が存在する空間側への気体の進行を阻止する、光学系
(10)が存在する空間側から感光体(21)が存在す
る空間側への気体流を発生する気流発生手段(90) 
;および。
沸点が高い成分を含む担体液に着色剤を含むトナーを分
散した現像液を静電潜像に与える湿式現像手段(60)
 ; を備えることを特徴とする。なお、カッコ内の記号は、
図面を参照して後述する実施例の対応要素を示す。
〔作用〕
気流発生手段(90)が、少なくとも記録画像光の通過
部の開口(19e)において光学系(lO)が存在する
空間側から感光体(21)が存在する空間側への気体流
を発生するので、感光体(21)が存在する空間側から
光学系(10)が存在する空間側への気体の進行が阻止
され、これにより、感光体(21)周りで発生する現像
液ミストは光学系(10)が存在する空間側へは移動せ
ず、光学系(10)の汚れが防止される。
前記記録画像光の通過部の開口(19e)を通る気流は
微弱でも、感光体(21)が存在する空間側から光学系
(10)が存在する空間側への気体の移動を生じないの
で、気流発生手段(90)は極く低パワーの、感光体周
りには実質上作用しない弱い風を発生するものとしうる
ので、気流発生手段(90)による感光体周りの現像液
の蒸発は極く低く抑制しうる。
本発明では更に、現像液を、沸点が高い成分を含む担体
液に若色剤を含むトナーを分散したものとするので、現
像液自体が蒸発しにくく、これにより、画像記録処理中
の現像液の蒸発量が少なく、また、画像形成装置が停止
し気流発生手段(90)も気流発生を停止しているとき
の現像液の蒸発量が少なく、これによる光学系の汚れが
少ない。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例である湿式現像の複写機を示
す。原稿は、圧板11を開いてコンタクトガラス板12
上に載置される。コンタクトガラス板12の直下には、
光学走査系lOが設けられており、その下方に画像形成
ユニット20が設けられている。コンタクトガラス板1
2上の原稿の下面すなわち複写しようとする画像が、光
学走査系10の露光ランプ13によって照明される。原
稿からの反射光は、第1ミラー14.第2ミラー15、
第3ミラー16.レンズユニット17および第4ミラー
18を通り、画像形成ユニット20に備わった感光体ド
ラム21の表面に結像される。
光学走査系10においては、露光ランプ13及び第1ミ
ラー14が図示しない第1キヤリツジに搭載されており
、第2ミラー15および第3ミラー16が第2キヤリツ
ジに搭載されている。第1キヤリツジ及び第2キヤリツ
ジは、図中の矢印Aの方向にそれぞれ一定速度で走査駆
動される。第2キヤリツジの速度は第1キヤリツジの速
度の172になっている。従って、第1キヤリツジ及び
第2キヤリツジの移動に伴なって、コンタクトガラス板
12上の原稿画像が順次に走査され、読取られた画像が
感光体ドラム21上に結像される。
一方、画像形成ユニット20においては、感光体ドラム
21が図中の矢印の方向に一定速度で回転駆動される。
感光体ドラム21の表面は、メインチャージャ22によ
って一様な電位に荷電された後、前記光学走査系10に
よって画像光の露を受けるので、その面に読取画像に対
応する電位分布、すなわち静電潜像、が形成される。こ
の静電潜像は、それに対して感光体ドラムの進行方向に
位置する現像ユニット60を通る時に、現像液で可視化
される。すなわち、電位分布に応じて、感光体ドラム2
1の表面に現像液のトナーが吸着され、電位の高/低に
応じたトナー像が形成される。
給紙機構30は、トナー像の形成に同期した所定のタイ
ミングで、−枚の転写紙(記録紙)を感光体ドラム21
の表面に送り込む。この転写紙は。
感光体ドラム21上のトナー像に重なって感光体ドラム
21の回転に伴なって移動し、それが転写チャージャ2
5を通る時に、感光体ドラム21のトナー像が転写紙に
移る(転写)。転写済の紙は、分離ユニット26によっ
て感光体ドラム21から剥離され、所定の経路を搬送さ
れて定着ユニット50に至る。定着ユニット50では、
加圧と加熱によって転写紙上の画像を転写紙に定着させ
る。
定着が終了した転写紙は、排紙ローラを通して排紙トレ
イに排出させる。
なお、画像形成ユニット20においては、転写紙の分離
が終了した感光体ドラムの表面は、クリニングユニット
70でクリーニングされる。すなわち感光体ドラム21
の表面に残留したトナー及び紙粉等が除去される。
現像ユニット60及びクリーニングユニット70には、
それぞれ現像剤供給機構40から、現像液が供給される
0機構40には、内部に現像液が満されたタンク41が
備わっており、この中の現像液が、ポンプ45によって
汲み上げられ、供給パイプ47を介して、現像ユニット
60及びクリーニングユニット70に供給される。タン
ク41には、濃縮現像液が入った現像液容器42と希釈
液が入った容器43が装着されている。現像液の消費に
伴ってタンク41内の液面が所定よりも低下すると、自
動的に希釈液容器43の希釈液が容器43からタンク4
1に流れる。また、タンク41内の現像液中のトナー濃
度が薄くなると、ソレノイド装置l!44が付勢される
。ソレノイド装置44が付勢された時には、現像液容器
42の口が開かれて、濃縮現像液がタンク41に供給さ
れる。
画像形成ユニット20及び現像液供給機構40の詳細を
第2図に示す、現像ユニット60内には、第1現像ロー
ラ62.第2現像ローラ63及びスクイズローラ65が
回転自在に支持されている。
これらのローラは、導電体であり、感光体ドラム21の
表面から極くわずか離れている。ローラ62及び63は
反時計方向に、ローラ65は時計方向にそれぞれ回転駆
動される。これらのローラは、感光体ドラム21が回転
している時には回転し、感光体ドラム21が停止する時
には停止する。
現像液供給機構40のタンク内の現像液は、ポンプ45
及び供給パイプ47aを通り、現像ユニット60の上方
に設けられた供給口61から現像ユニット内に注入され
る。ローラ62,63及び65には、それぞれスクレー
バ64a、64b及び64cの自由端が接触している。
スクレーパ64a、64b及び64cは、各ローラの表
面に付着している現像液を掻き落すと共に、上方から流
下する現像液をその上に留める。各スクレーバ上に留ま
った現像液がローラの表面を濡らす。ローラ62.63
表面の現像液は、感光体ドラム21の表面の電荷に吸引
されて感光体ドラム21に移る。
ローラ65は、感光体ドラム21表面の過剰な液を除去
する。現像ユニット60内の下方に留まった現像液は、
自重によって排出口66から回収バイブ48aを通って
、現像液供給機構40のタンク41に回収される。
クリーニングユニット70においては、スポンジ状の発
泡ローラ73の表面とブレード76の一端が感光体ドラ
ム21の表面に当接しており、これらが感光体ドラム2
1表面の残留する現像液を掻き落とす、また、発泡ロー
ラ73を押圧する形で配置された絞りローラ74は、発
泡ローラ73に泌み込んだ現像液を絞り取る。また、ク
リーニングユニット70には、現像液供給機構40から
、供給パイプ47bを介して、クリーニング用の現像液
が供給される。この現像液は、クリーニングユニット上
方の供給ロア1から供給され、下方の排出ロア5から排
出され1回収パイプ48bを通ってタンク41に戻る。
つまり、実際に使用されずにユニット70内に残留した
現像液は、タンク41と現像ユニット60との間、及び
タンク41とクリーニングユニット70との間を循環し
、再利用される。
なお、第2図において、24はイレーザ、27は除電ラ
ンプである。
ところで、現像液供給機構40において@環される現像
液の一部分は、トナー濃度検出ユニット46の内部を通
る。トナー濃度検出ユニット46は、第4a図に示すよ
うに僅かな間隙(0,5〜1.0vs程度)をあけて対
向させた発光素子46aと受光素子46bを備えており
、その間隙の部分を現像液FLDが通るように構成され
ている。つまり、トナー検出ユニット46は、透過型の
光学センサを構成しており、現像液の光透過量つまりト
ナー濃度に応じたレベルの信号を発生する。
濃度検出ユニット46のトナー濃度検出信号は、濃度制
御ユニット80に与えられる。濃度制御ユニット80は
、所定の時間間隔で、トナー濃度信号を参照し、それが
所定濃度よりも薄い濃度を示すものであるときには、所
定時間、ソレノイド装置44を付勢し、現像液容器42
の口を開いて内部の濃縮現像液をタンク41に定量補給
する。この制御によって、現像液容器42に濃縮現像液
がある間、タンク41内の現像液のトナー濃度が所定の
範囲に維持される。
再度第1図を参照する。光学走査系10が存在する空間
と、画像形成ユニット20が存在する空間の間には、両
者間の気体の通流を遮断するための遮蔽板100がある
。この遮蔽板100には、光学走査系10の画像光を通
過させるスリット状の開口19eが開けられており、画
像形成ユニット20で発生した現像液ミストがこの間口
19eを通って光学走査系10に至り、ミラー、レンズ
、照明灯等を汚すおそれがある。
そこでこの実施例では、装置側壁上部に空気吸入用の通
流口19iを開けてそこに、比較的に低パラ−の吸気フ
ァン90を設置している。吸気ファン90のモータ93
が回転しこれによりファン92が回転すると、外気が通
流口19iおよびその内側のフィルタ91を通って、光
学走査系10が存在する空間に吸入され、該空間の圧力
が、画像形成ユニット20が存在する空間の圧力よりも
わずかに高くなり、これにより開口19eを通して、光
学走査系10が存在する空間より画像形成ユニット20
が存在する空間に微風が流れる。この微風が、画像形成
ユニット20が存在する空間から光学走査系10が存在
する空間への、現像液ミストの進行又は拡散を妨げ、光
学走査系IOの汚れを防止する。
第5図に、吸気ファン90のモータ93を回転付勢する
モータ通電ユニットの構成を示す。モータドライバ94
が、それに与えられる指示信号が高レベルHのときに、
モータ93に通電し、モータ93が回転する。感光体ド
ラム21が回転しているとき、クリーニングユニット7
oおよび現像ユニット60に、タンク41から現像液が
供給されるので、画像形成ユニット20において現像液
ミストの発生が多い。そこで感光体ドラム21が回転中
のみ高レベルHのドラム駆動信号又はクリーニングユニ
ット70および現像ユニット6oに現像液を供給するポ
ンプ45が駆動中のみ高レベルHのポンプ駆動信号に応
答してモータ駆動制御回路95がモータドライバ94に
モータ通電を指示するHを与える。
また、感光体ドラム21が停止した後もしばらくの間は
現像液ミストの発生が比較的に多いので、停止後所定時
間Tの間はモータ93の回転を継続するように、#御回
路95には、ドラム駆動信号又はポンプ駆動信号がH(
駆動)のしく停止)/>の立下りに応答して1パルスを
発生するモノマルチバイブレータ98.このパルスに応
答して出力をLからHに切換えて時限動作を開始し、時
間T後に時限動作を完了して出力をLに戻すタイマ97
、および、ドラム駆動信号(又はポンプ駆動信号)がH
又はタイマ97の出力がHのとき、Hの信号を1両者が
共にLのときにはLの信号をモータドライバ94に与え
るオアゲート96が備わっている。
これにより、吸気ファン90のモータ93は、感光体ド
ラム21が回転している間と、感光体ドラム21が回転
を停止してから時間Tが経過するまでの間、回転し、開
口19eに、上から下に向けて微風が流れ、光学走査系
10の汚れが防止される。なお、タイマ97が時限動作
を開始してからTが経過するまでに複写機電源がオフに
なると、モータドライバ94および制御回路95がオフ
になり、モータ93が停止するが、この種の複写機電源
は、複写機を比較的に長期間使用しない時(オフィスが
閉まっている間)にオフとされるものであり、複写機が
使用される可能性がある期間(オフィスが開いている間
)は、通常第5図に示す電気回路には電源が入っている
ので、ドラム21の回転を起動してから、ドラム21を
停止しそ九から時間Tが経過するまでは、継続して吸気
ファン93が稼動する。
現像液供給Ia構40の現像液は、沸点200’C好ま
しくは250℃以上、W1気抵抗Xl01aΩ備および
誘電率ε=3以下の蒸発の小さい担体液を用いたものと
している。
ここで、現像液の担体液について調べた結果を第1表に
示す。なお、この第1表に示すデータを得た湿式複写機
にはリコー製TYPE CT−5085を使用し、通紙
線速を205 mm / secとした。
この第1表において現像液KF96L−2,KF58は
それぞれジメチルシロキサン、メチルフェニルシロキサ
ンであり、信越シリコーン社製品(商品名)である。I
soparM、 l5oparVおよびl5oparH
は、エッソスタンダード社製品(商品名)である。
臭気層におけるO〜3の数字はコピースタートから連続
1時rJ1後の臭気の程度(ランク)を示し、無臭と感
じろ程度を0.臭いをやっと感知できる程度を1.何の
臭いであるが、わかる弱い臭いの程第1表 度を2.何の臭いであるか、らくに感知できる程度を3
1強い臭いの程度を42強烈な臭いの程度を5でそれぞ
れ表している。また、ミラー汚れは、3万枚の連続コピ
ー実施後のミラー汚れの状態について調べた。
第1表から明らかなように、ファン90を装着し、実施
例1,2.3と従来例1を比較した場合、従来例1より
沸点の高い実施例1,2.3の方が臭いが少ないことが
わかる。実施例4は、KF96L−2とl5opar)
lを575に混合したもので、従来例1より多少臭いが
少ない、また、同じ種類の現像液を使用し、ファン90
を装着した従来例1とファン90を装着しない従来例2
を比較した場合、ファン90を装着した従来例1の方が
臭いはするが、ミラー汚れが無いことがわかる。よって
、従来例1よりも沸点が高い実施例1,2.3あるいは
4を使用して、ファン90を装着すれば臭いが少なく、
かつミラー汚れが無いことがわかる。
第3図に、第1図に示す定着ユニット50の構成を示す
。転写紙39の通過経路に沿って、定着ローラ51及び
加圧ローラ53が設けられている。
定着ローラ51の中心部には、ヒータ52が内蔵されて
いる。加圧ローラ53は、加圧ばね55の力を受ける加
圧カム54によって上向きの力を受け、転写紙39及び
その上面に付着したトナー像39aを定着ローラ51に
押圧する。
ところで、石油系脂肪族炭化水素を用いた現像液の場合
、定着工程でオフセットが発生しやすい。
即ち、転写紙上に転写されたトナー像の一部分が、定着
ローラもしくは加圧ローラに逆転写され、記録画像に濃
度低下や抜けを生じたり、ローラに付着したトナーが転
写紙に再び転写される場合がある。この種のオフセット
を防止するために、−膜内には、定着器のローラ表面の
材質として、オフセットが生じにくいシリコーンゴムを
用い、更にローラ表面に、常時シリコーンオイルを塗布
するように構成している。しかしながら、シリコーンゴ
ムは耐熱性及び耐久性が比較的に低いため、劣化の程度
に応じて定期的に部品の交換をしなければならない、ま
たシリコーンオイルを塗付する必要があるために、定着
器の構造が複雑化するのは避けられない。
上述の不都合を回避するために、この実施例の現像液は
、ジメチルシリコーンおよび又はメチルフェニルシリコ
ーンを含み、定着ユニット50では、定着ローラ51及
び加圧ローラ53,54(内部はアルミニウム)の表面
を、耐熱性及び耐久性の高いテフロン(デュポン社の登
録商標:商品名)で覆ってあり、また、シリコーンオイ
ルを塗付する機構は省略されている。
以上のように、現像液の担体液を、沸点が高い成分を含
むものとしているので、現像液の蒸発量が少なく、吸気
ファン90を駆動することによる開口19eからの気流
による現像液の蒸発が少ない。また、吸気ファン90が
停止しているときの蒸発量が少ないので、その間の光学
走査系10の汚れが少ない。
なお、上記実施例では、気流発生手段として吸気ファン
90を用いているが、これを省略し代りに開口19eに
、光学走査系10側から画像形成ユニット20側に向け
て送気するファンを開口19e部に設けてもよい。
〔発明の効果〕
気流発生手段(90)が、少なくとも記録画像光の通過
部の開口(19e)において、光学系(10)が存在す
る空間側から感光体(21)が存在する空間側への気体
流を発生するので、感光体(21)が存在する空間側か
ら光学系(10)が存在する空間側への気体の進行が阻
止され、これにより感光体(21)周りで発生する現像
液ミストは光学系(10)が存在する空間側へは移動せ
ず、光学系(10)の汚れが防止される。
前記記録画像光の通過部の開口(19e)を通る気流は
微弱でも、感光体(21)が存在する空間側から光学系
(10)が存在する空間側への気体の移動を生じないの
で、気流発生手段(90)は極く低パワーの、感光体周
りには実質上作用しない弱い風を発生するものとしうる
ので、気流発生手段(90)による感光体周りの現像液
の蒸発は極く低く抑制しろる。
本発明では更に、現像液を、沸点が高い成分を含む担体
液に着色剤を含むトナーを分散したちのとするので、現
像液自体が蒸発しにくく、これにより、画像記録処理中
の現像液の蒸発量が少なく。
また1画像形成装置が停止し気流発生手段(90)も気
流発生を停止しているときの現像液の蒸発量が少なく、
これによる光学系の汚れが少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の機構部断面を示すブロッ
ク図である。 第2図は、第1図に示す現像ユニット60の構成を示す
拡大断面図である。 第3図は、第1図に示す定着ユニット50の構成を示す
拡大断面図である。 第4a図は、第2図に示すトナー濃度検出ユニット46
の拡大斜視図である。 第4b図は、第4a図に示すトナー濃度検出ユニットの
一部分の拡大正面図である。 第5図は、第1図に示す吸気ファン90のモータ93を
駆動する電気回路を示すブロック図である。 lO:光学走査系(光学系)20:画像形成ユニット2
1:感光体ドラム(感光体)22:メインチャージャ(
荷電手段)25:転写チャージャ     30:給紙
機構40:現像液供給機構     41:タンク42
:現像液容器       43:希釈液容器44:ソ
レノイド装置     45:ポンプ46:トナー濃度
検出ユニット 50:定着ユニット60:現像ユニット
(湿式現像手段) 61:供給口         62:第1現像ローラ
63:第2現像ローラ     65ニスクイズローラ
66:排出口         70:クリーニングユ
ニット71:供給口         73:発泡ロー
ラ75:排出口         76:ブレード90
:吸気ファン(気流発生手段) 91:フィルタ        92:ファン93:モ
ータ         191:通流口19e:開口(
記録画像光の通過部の開口)100:遮蔽板(遮断部材
) 声2図 声4a図 声 図 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  感光体、これを一様に荷電する荷電手段、荷電された
    感光体を記録画像光で露光する光学系、および、該露光
    によって形成された静電潜像を現像液で現像する湿式現
    像手段、を備える湿式現像の画像形成装置において、 前記光学系が存在する空間と前記感光体が存在する空間
    との間の、光学系から感光体に照射される前記記録画像
    光の通過部は開けて、他部では気体の通流を実質上遮断
    する遮断部材; 少なくとも前記記録画像光の通過部の開口において、前
    記感光体が存在する空間側から前記光学系が存在する空
    間側への気体の進行を阻止する、前記光学系が存在する
    空間側から前記感光体が存在する空間側への気体流を発
    生する気流発生手段および、 沸点が高い成分を含む担体液に着色剤を含むトナーを分
    散した現像液を前記静電潜像に与える湿式現像手段; を備えることを特徴とする、湿式現像の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532257A (en) * 1993-03-26 1996-07-02 Senju Pharmaceutical Co., Ltd Benzothiazole compound, production thereof and use thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5532257A (en) * 1993-03-26 1996-07-02 Senju Pharmaceutical Co., Ltd Benzothiazole compound, production thereof and use thereof

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