JPH0926704A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JPH0926704A
JPH0926704A JP7198221A JP19822195A JPH0926704A JP H0926704 A JPH0926704 A JP H0926704A JP 7198221 A JP7198221 A JP 7198221A JP 19822195 A JP19822195 A JP 19822195A JP H0926704 A JPH0926704 A JP H0926704A
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JP
Japan
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image forming
toner
forming apparatus
time
roller
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JP7198221A
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English (en)
Inventor
Yoshiyumi Tamiya
義弓 田宮
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿式画像形成装置における粗大トナーの発生
や駆動部材の固定による画質の低下を防止するために、
駆動制御手段で装置を一定時間の経過ごとに準備駆動状
態とする。 【解決手段】 一定時間TIME1ごとにTIME2の
間だけ、装置を、感光体ドラム1、現像ローラ20等を
駆動させるアイドリング状態として、装置内に現像液な
いしは液体キャリアを循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の湿式画像形成装置に係り、詳しく
は、潜像担持体表面に形成された潜像を湿式現像装置で
現像して画像形成を行う湿式画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の湿式画像形成装置として、
潜像形成手段で潜像担持体の表面に潜像を形成し、湿式
現像装置が液体キャリアにトナーが分散されてなる現像
液を用いて該潜像を現像してトナー像を形成し、該トナ
ー像を転写材に転写することで画像形成を行うものが知
られている。係る湿式画像形成装置は、固形トナーを用
いる乾式画像形成装置と比較して小粒径のトナーを用い
ることができるため、高画質の画像形成が実現される。
また、乾式画像形成装置では用いることが困難な透明性
を有するトナーを用いることができるため、このことも
画質の向上に寄与する。また、固形トナーと異なりトナ
ーを帯電させる必要がなく、現像時においてトナーが飛
散することもないため、高速の現像、ひいては高速の画
像形成が可能になる。さらに、湿式画像形成装置は、乾
式現像装置と比較してトナー固着が生じにくく、またト
ナー飛散がなく光書き込み系の汚れが生じにくいため、
その信頼性が高くメンテナンスが容易であるという利点
も有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように湿式画像形
成装置は乾式画像形成装置と比較して信頼性が高いもの
ではあるが、形成される画像の質が装置の使用に伴って
低下する等のトラブルが全く発生しないものではない。
そこで、その信頼性をさらに向上させるために、発明者
らはユーザーからのクレームをもとに係る使用に伴うト
ラブルの解析を行った。この結果、トラブルの発生頻度
について、一ヶ月間の装置の使用回数、すなわち、一ヶ
月間に形成した画像の数(以下、コピーボリュームとい
う)が多い装置よりも、むしろコピーボリュームが少な
い装置にトラブルが頻繁に発生することが明らかになっ
た。また、解析の結果、コピーボリュームの少ない装置
においては、転写材の一定領域全体にトナーを付着させ
ることにより形成される所謂ベタ画像部にトナーが付着
されない部分が生じて、この部分が斑点やスジとして転
写材表面に表れトラブルの原因となることが多いことが
明らかになった。このようなベタ画像部における斑点や
スジの発生は、画像の欠落、すなわち、情報の欠落であ
り重大な問題である。
【0004】そこで、係る画像不良の発生原因を特定す
るため、画像不良が生じた転写材と該不良画像を形成し
た湿式画像形成装置の状態とを調査した。この結果、例
えば現像装置内等でトナー粒子が凝集し、このトナー粒
子が乾燥してフレーク状の粗大粒子トナー(以下、粗大
トナーという)となり、この粗大トナーが像担持体に形
成されたトナー像を掻き取ることが上記画像不良を引き
起こす第一の原因であることが明らかになった。例え
ば、湿式現像装置として潜像担持体に現像液を供給する
現像剤担持体としての現像ローラと、現像ローラによっ
て潜像担持体表面に供給された現像液の厚さを規制する
スクイズ手段としてのリバースローラを備えた湿式現像
装置を用いた場合、フレーク状の粗大トナー粒子が現像
液タンクに流れ込み、この粗大トナーが混在した現像液
が現像ローラに供給されることがある。この場合、潜像
担持体に形成された潜像を現像する際に粗大トナーが潜
像担持体に付着し、付着した粗大トナーがリバースロー
ラにより除去される。そして、この粗大トナーが除去さ
れる際に潜像担持体からトナー像が掻き取られ画像不良
発生の原因となるのである。
【0005】また、上記調査の結果、装置中に付着した
現像液から液体キャリアが蒸発し、トナーが装置中に固
着することにより装置中の各駆動部材が固定さることに
起因する装置の破損が、画像不良発生の第二の原因であ
ることが明らかになった。例えば、現像装置として、上
記現像ローラ、上記リバースローラ、該現像ローラから
現像液を除去するためにその表面に接するように固定さ
れた現像ローラスクレーパ、及び該リバースローラから
現像液を除去するためにその表面に接するように固定さ
れたリバースローラスクレーパを備えた現像装置を用い
た場合、現像ローラと現像ローラスクレーパ、及び、リ
バースローラとリバースローラスクレーパが固着したト
ナーにより固定されてしまうことがある。そして、この
状態において駆動部材としての現像ローラやリバースロ
ーラが駆動をすると、各部材に無理な力が加わり各スク
レーパが破損してしまうことがあるのである。そして、
この状態で引き続き画像形成がなされた場合、各スクレ
ーパが破損により正常に機能しなくなることに起因して
良好な画像が形成されなくなってしまうのである。
【0006】また、この場合、リバースローラやスクイ
ズローラを駆動する駆動系がギアを備えたものであれ
ば、現像ローラ等が固定されることでギアに無理な力が
加わることになりギアの歯の破壊やギア飛びの原因とも
なってしまう。そして、この歯の破壊やギア飛びがやは
り画像不良の原因となる。
【0007】ここで、係る弊害の発生を防止するため
に、例えばアイソパーM(エクソン化学株式会社の商品
名)等の揮発しにくい液体を、液体キャリアとして用い
ることも考えられる。これにより、凝集したトナー粒子
が乾燥しにくくなるので粗大トナーが生じにくくなり、
粗大トナーが生じることを原因とする画像不良が生じに
くくなる。また、液体キャリアが揮発しトナーが固着す
ることによる装置中の駆動部材の固定がなされにくくな
り、該固定に起因する装置の破壊も発生しにくくなる。
しかしながら、この方法ではトナー像が転写された後の
転写材の乾燥に時間を要するようになってしまうし、転
写材にトナー像を加熱定着する定着装置を有する湿式画
像形成装置においては加熱定着に要するエネルギーが増
大してしまうという新たな問題点が生じてしまう。
【0008】なお、従来の湿式画像形成装置で、コピー
ボリュームが少ない装置の方が、コピーボリュームが多
い装置よりも画質の低下が生じやすかったのは、コピー
ボリュームの少ない装置においては画像形成がなされて
から次の画像形成がなされるまで長時間放置されること
が多く、この間に液体キャリアが揮発して上記粗大トナ
ーが発生したり各駆動部材が固定したいしやすいためで
あると考えられる。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像液中の液体キャ
リアが揮発することで生じる粗大トナーが発生すること
や、装置中で駆動部材が固定されることに起因する画像
不良が生じることを防止し、良好な画像の形成を行う湿
式画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1乃至請求項7の湿式画像形成装置は、潜像
担持体と、前記潜像担持体に潜像を形成する潜像形成手
段と、前記潜像を液体キャリアにトナーが分散されてな
る現像液を用いて現像し、トナー像を形成する湿式現像
装置と、装置本体への通電がなされた状態において、予
め定められた一定時間の経過ごとに装置を準備駆動状態
とする駆動制御手段と、を備えたことを特徴とするもの
である。ここで、「準備駆動状態」とは、本来の画像形
成動作とは異なる動作であるものの湿式現像装置等の駆
動部材を駆動させて、装置中において現像液なしは液体
キャリアを循環させる状態をいう。また、「駆動制御手
段」としては、例えばマイクロプロセッサと該マイクロ
プロセッサからの指令でモータ等に通電を行う電源装置
とを用いることができる。
【0011】係る請求項1乃至請求項7の湿式画像形成
装置においては、一定時間時間ごとに駆動制御手段が装
置を駆動準備状態とする。よって、一定時間ごとに装置
内を現像液ないしは液体キャリアが循環することにな
り、凝集したトナーが時間の経過に伴い乾燥して粗大ト
ナーが発生することが防止される。また、装置中に付着
した現像液中の液体キャリアが揮発しかかった状態にな
っても、循環してきた現像液ないし液体キャリアにより
該揮発によるトナーの固着が防止され、該固着により装
置中の駆動部材が固定されることがなくなる。
【0012】特に、請求項2の湿式画像形成装置は、請
求項1の湿式画像形成装置であって、前記一定時間を変
更する時間変更手段を備えたことを特徴とするものであ
る。ここで「時間変更手段」としては、例えば、複数の
ディップスイッチ組み合わせ、該スイッチを操作者が操
作することで、所望の時間を揮発性メモリー等からなる
記憶手段に入力する回路や、該記憶手段に直接所望の時
間を入力する装置を用いることができる。係る請求項2
の湿式画像形成装置においては、使用する現像液が揮発
しやすいものであるか否かや画像形成を行う頻度等を考
慮して、所望の時間ごとに装置を準備駆動状態とするこ
とができるようになる。
【0013】また、特に請求項3の湿式画像形成装置
は、請求項1の湿式画像形成装置であって、前記制御手
段が、先に装置が前記準備駆動状態となってからの経過
時間を測定するタイマーと、該経過時間が予め定められ
た一定時間となると装置本体を準備駆動状態とする駆動
手段とを備え、かつ、画像形成動作が行われると前記タ
イマーが測定した経過時間をリセットするリセット手段
を有することを特徴とするものである。ここで「駆動手
段」としては、例えば準備駆動状態において現像ローラ
等の駆動部材を駆動させるモータに電源を供給する電源
を用いることができる。係る請求項3の湿式画像形成装
置においては、画像形成動作により装置内に現像液ない
し液体キャリアが循環されることで凝集したトナーの乾
燥や装置内に付着したトナーの固着が防止されると、経
過時間がリセットされ該循環から所定時間経過後に装置
が準備駆動状態となることになる。
【0014】また、特に請求項4の湿式画像形成装置
は、前記準備駆動状態中に操作スイッチが操作される
と、該準備駆動状態から画像形成状態となることを特徴
とするものである。ここで「操作スイッチ」としては、
例えば操作パネルに設けた押し込み式スイッチ等を用い
ることができる。係る請求項4の湿式画像形成装置にお
いては、準備駆動状態中は画像形成動作が禁止される装
置と異なり、いつでも画像形成が可能である。また、準
備駆動状態は、例えば電源投入時のアイドリング等の装
置を画像形成可能な状態とするための動作と異なり、装
置が長時間放置され粗大トナーが発生することの防止等
を目的とするものであるので、準備駆動状態の途中で画
像形成を行なっても問題は生じない。
【0015】また、特に請求項5または請求項6の湿式
画像形成装置は、請求項1の湿式画像形成装置であっ
て、装置筐体に、メンテナンス時に開状態とされる開閉
部材を備え、前記駆動制御手段が、前記開閉部材が開状
態にあるときは装置本体を準備駆動状態としないもので
あることを特徴とするものである。ここで「開閉部材」
としては、例えば装置筐体に設けられたドアやシャッタ
ーを用いることができる。係る請求項5の湿式画像形成
装置においては、開閉部材が開状態にあるにもかかわら
ず装置が準備駆動状態となることがない。
【0016】また、特に請求項6の湿式画像形成装置
は、請求項5の湿式画像形成装置であって、前記駆動制
御手段が、前記開閉部材が開状態にある間に前記一定時
間が経過した場合には、該開閉部材が閉状態とされた後
に装置本体を準備駆動状態とするものであることを特徴
とするものである。係る請求項7の湿画像形成装置にお
いては、本来は装置が準備駆動状態となるべき時点で開
閉部材が開状態とされて装置が準備駆動状態とならなか
った場合でも、開閉部材が閉状態とされた時点で装置が
準備駆動状態となる。
【0017】また、特に請求項7の湿式画像形成装置
は、請求項1の湿式画像形成装置であって、前記駆動制
御手段が、前記準備駆動状態時に、装置本体における現
像液ないしは液体キャリアに接触する部材のみを駆動さ
せるものであることを特徴とするものである。ここで、
「現像液ないしは液体キャリアに接触する部材」として
は、例えば潜像担持体、湿式現像装置の現像ローラ等が
ある。また、潜像担持体の表面を液体キャリアでクリー
ニングするクリーニング装置を備えた湿式画像形成装置
においては、該クリーニング装置の駆動部材も「現像液
ないしは液体キャリアに接触する部材」にあたる。一
方、例えば、転写材を搬送させるためのローラ、ベル
ト、転写紙にトナー像を定着するための定着装置など
は、「現像液ないしは液体キャリアに接触する部材」に
あたらない。係る請求項7の湿式画像形成装置において
は、現像液ないしは液体キャリアに接触しない部材、す
なわち、粗大トナーの発生や駆動部材の固着が生じる恐
れのない部材は準備駆動状態時には駆動させない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
である電子写真方式の湿式カラー画像形成装置(以下、
画像形成装置という)に適用した一実施形態について説
明する。図1はその概略構成図である。まず、図1を用
いて装置全体の概略について説明する。この装置には、
それぞれ印字色の異なる画像を形成する複数の潜像担持
体としての感光体1、2、3、4が設けられている。感
光体1はブラック(Bk)用、感光体2はシアン(C)
用、感光体3はマゼンタ(M)用、感光体4はイエロー
(Y)用である。更に、鉛直方向の同一平面内で所定の
間隔をあけて回転自在に保持された駆動ローラ5と従動
ローラ6とには、感光体の外周に接触された転写ベルト
7が張設状態で巻回されている。この転写ベルト7は、
ポリエチレンテレフタレートなどの誘電体により形成さ
れ、転写装置としての転写チャージャ8によって分極さ
れて転写材としての転写紙を静電作用により吸引するエ
ンドレスのベルトである。前記転写チャージャ8は複数
設けられ、それぞれ転写ベルト7を間にして感光体に対
向配置されている。
【0019】前記感光体1乃至4の右側には縦長の図示
を省略した潜像形成手段としての露光装置が設けられて
いる。この露光装置としては、スキャナなどによって色
分解された画像情報に対応する光信号を半導体レーザか
ら出射させ、そのレーザ光を回転駆動されるポリゴンミ
ラーにより感光体に走査するもので、その走査光路中に
は収束用及びポリゴンミラーの面倒れ補正用のレンズや
レーザ光を偏向するミラーなどが配設さされているもの
を用いることができる。更に、前記感光体のそれぞれの
外周には、帯電チャージャ15と、湿式現像装置として
の湿式の現像部16と、クリーニング器17と、除電ラ
ンプ18とが配設されている。
【0020】更に、最下位に位置する前記感光体1の下
部には、給紙カセット21に収納された転写材としての
転写紙22を一枚ずつ間欠的に引き出す給紙ローラ23
と、給紙路24に案内された転写紙22を前記転写ベル
ト7に送り出すレジストローラ25とが設けられてい
る。また、前記従動ローラ6の近傍には、洗浄液が供給
される容器26が設けられ、この容器26には、転写ベ
ルト7に接触するフォームローラ27及びクリーニング
ブレード28が設けられている。更に、前記駆動ローラ
5の上部には、定着ローラ29とプレスローラ30とが
互いに接して回転自在に設けられ、定着ローラ29を通
過する転写紙22を排紙トレイ31に排出する排紙ロー
ラ32が設けられている。
【0021】先述の各現像部16は、図2に示すように
トナーが液体キャリアとしての溶剤に分散されてなる現
像液が供給される上面開口のケーシング19と、このケ
ーシング19内に設けられた現像ローラ20及びリバー
スローラ20aと、ケーシング19内で使用される現像
液を貯溜する現像液タンクとを有する。この現像液タン
ク内には、現像液供給管を介してケーシング19内に現
像液を汲み上げる汲み上げポンプが設けられ、また、該
ケーシングの下端には、ケーシングから現像液タンクに
現像液を回収するための現像液回収管が設けられてい
る。さらに、このポンプ、現像液供給管及び現像液回収
管により現像液循環装置が構成されている。なお、クリ
ーニング器17及び該クリーニング器17で使用するク
リーニング液を貯溜するクリーニング液タンクなどから
なるクリーニング装置については後に詳述する。
【0022】このような構成において、各感光体1乃至
4にはそれぞれ印字色が異なる画像が形成される。ここ
では、最下位に位置する感光体1に対する画像形成プロ
セスについて説明するが、他の感光体2、3、4に対す
る画像形成プロセスは同様の原理につき説明を省略す
る。
【0023】まず、感光体1は回転中に帯電チャージャ
15からの電荷により一様に帯電される。ブラックの印
字色に色分解された画像情報に基づき前記露光装置が駆
動され、これにより、この感光体1の帯電部分に潜像と
しての静電潜像が形成される。この静電潜像は現像部1
6により現像され、トナー像となる。
【0024】一方、給紙ローラ23により引き出された
転写紙22はその先端がレジストローラ25のニップ部
に当接した状態で待機状態に維持され、感光体1の回転
運動に同期して回転するレジストローラ25と駆動ロー
ラ5とにより感光体1と対向する転写位置に搬送され、
そこで感光体1上のトナー像が転写紙22に転写され
る。同様の原理により、次にシアンの印字色に色分解さ
れたトナー像が感光体2に形成されて転写紙22に転写
され、次にマゼンタの印字色に色分解されたトナー像が
感光体3に形成されて転写紙22に重ね転写され、次に
イエローの印字色に色分解されたトナー像が感光体に形
成されて転写紙22に重ねて転写され、これにより、カ
ラー画像が得られる。画像が重ねて転写された転写紙2
2は、転写ベルト7から分離されて定着ローラ29とプ
レスローラ30とにより搬送される過程で転写画像が定
着され、排紙ローラ32により排紙トレイ31に排紙さ
れる。また、転写の都度、転写ベルト7に付着する現像
液はフォームローラ27及びクリーニングブレード28
により除去される。 (以下、余白)
【0025】次に、本実施形態装置におけるクリーニン
グ装置について説明する。クリーニング装置は、感光体
1乃至4に対向配置されたクリーニング器17と、該ク
リーニング器17で使用されるクリーニング液42を貯
溜するクリーニング液タンク31と、該クリーニング液
タンク31とクリーニング器17との間でクリーニング
液42を循環させる循環装置とを備えている。図1で
は、このうちクリーニング液タンク31及び循環装置に
ついては、マゼンタの感光体3についてのクリーニング
装置についてのみ図示しているが、他の感光体2、3、
4についても同様の構成が採用されている。
【0026】図2は、マゼンタの感光体3についてのク
リーニング装置の全体を示す説明図である。クリーニン
グ器17は、ケーシングと、ブラケットを介して装置本
体に取り付けられたクリーニングローラ34と、クリー
ニングブレード48と、クリーニングローラ用の絞りロ
ーラ46と、クリーニング液拡散板47と、クリーニン
グ供給ノズル45とからなっている。上記クリーニング
ローラ34は給液性を有する弾性材料、例えばスポンジ
ゴムからなるローラであって、図示されない駆動機構に
よって回転駆動される。クリーニングブレード48はゴ
ムなどからなっている。絞りローラ46は、クリーニン
グローラ34が吸い込んだクリーニング液42を絞りだ
すようになっている。クリーニング液供給ノズル45に
はクリーニング液供給管33が接続されている。該ノズ
ル45の下方に、該ノズルから供給されたクリーニング
液42をクリーニングローラ34の長手方向に拡散させ
るための拡散板47が配置されている。ケーシングの下
端には、該ケーシングに供給されたクリーニング液42
を回収するための回収口が設けられている。この回収口
には、他端をクリーニング液タンク31の上位に位置さ
せたクリーニング液回収管35の一端が接続されてい
る。
【0027】クリーニング液タンク31には、上記液体
キャリアとしての溶剤と同じ組成のクリーニング液42
が貯溜されている。該タンク31には汲み上げポンプ3
2が設けられていて、該ポンプ32に上記クリーニング
液供給管33の下端が接続されている。この汲み上げポ
ンプ32、クリーニング液供給管33、及び、上記クリ
ーニング液回収管35によりクリーニング液循環装置が
構成されている。
【0028】そして、このクリーニング装置では、上記
クリーニング液タンク31にオーバーフロー口31aが
形成され、該オーバーフロー口31aと現像液タンク4
4とが連絡されている。具体的には、オーバーフロー口
31aに、電磁弁36aを備えたオーバーフロー用パイ
プ36の一端が接続されている。このパイプの他端側に
はオーバーフロー口31aからのクリーニング液42を
一時滞留させるための液溜め部49を形成する樋状部が
形成され、該樋状部の端部が現像液タンク44の上方に
位置し、該端部から落下するクリーニング液42が現像
液タンク44内に供給されるようになっている。この液
溜め部49内に、ここに一時的に溜るクリーニング液4
2の液面から頂部が露出するように電極ローラ37が設
けられ、かつ図示されない駆動手段により反時計回りに
回転駆動されるようになっている。また該電極ローラ3
7には、クリーニング器17によって感光体から回収さ
れてクリーニング液中に取り込まれたトナーを吸着する
ための電圧印加用の電源38が接続されている。この電
極ローラ37の頂部表面に当接するようにトナー回収用
ブレード(スクレイパ)37が設けられ、該ブレードに
より電極ローラ37に電着されたトナーを掻き落すよう
になっている。そして、この掻き落されたトナーを受け
る回収容器40が設けられている。
【0029】以上のように構成されたクリーニング装置
において、クリーニング動作をおこなってないときに
は、クリーニング液タンク31内の汲み上げポンプ32
が停止しており、この状態におけるクリーニング液タン
ク31内のクリーニングの液面は、クリーニング液循環
系内のクリーニング液42がすべてクリーニング液タン
ク31に集中した最も高い液位(以下、停止時液位とい
う)Aになっている。クリーニング動作を開始すべく、
上記汲み上げポンプ32の駆動を開始すると、クリーニ
ング液タンク31内のクリーニング液42がクリーニン
グ器17側に汲み上げられて、該タンク内の液位が低下
していく。その後、クリーニング器17側からクリーニ
ング液タンク31内へクリーニング液42が戻り始め、
クリーニング器17内や各液管内に存在する液量が安定
し、クリーニング器17側からクリーニング液タンク3
1内に戻る液量が、汲み上げポンプ32により該タンク
31から持ち出される液量と同量になった時点(この時
点の液位を図中に液位Cとして示す)で安定したクリー
ニング液42の循環が開始される。この安定したクリー
ニング液循環が開始された後、クリーニング液42の循
環系内の液総量が変化しなければ、安定した液循環の間
この液位(以下、最低液位という)Cが保たれる。
【0030】ここで、クリーニング液タンク31の上記
オーバーフロー口31aは、その下端が上記最低液位C
にほぼ一致するように形成されている(図示の例では最
低液位Cよりも若干高い液位Bに一致させている)。よ
って、クリーニング液42の循環系内の液総量が変化し
ないで安定した液循環が行われている間は、オーバーフ
ローが起こらない。
【0031】また、このクリーニング器17において、
転写後の感光体表面に残留する未転写トナーは、クリー
ニングローラ34によってその付着位置を乱されたの
ち、クリーニングブレード48により感光体表面から掻
き取られる。掻き取られたトナーを含む現像液は、クリ
ーニング液42と共にクリーニングローラ34に吸収さ
れて感光体表面から持ち去られる。クリーニングローラ
34に吸収されたトナーを含むクリーニング液42は、
絞りローラ46によって絞りだされたのち、ケーシング
の回収口及びクリーニング液回収管35を介してクリー
ニング液タンク31へ戻される。
【0032】このようにクリーニング器17により感光
体から回収したトナーを含む現像液(トナーの固形及び
溶剤)分だけ、クリーニング液循環系の液総量が増加す
ることにより、クリーニング液タンク31内の液位が上
昇し、オーバーフロー口31aからのオーバーフローが
始まる。特に本実施形態のように複数の感光体1、2、
3、4に順次対向するように転写紙を搬送する場合、転
写紙搬送方向上流側の感光体に対応して設けられた現像
器からのトナーも、クリーニング器で回収されるため、
クリーニング液タンク31内の液位の上昇が顕著であ
る。オーバーフローしたトナーを含むクリーニング液4
2は、上記液溜り部を通って現像液タンク44に落下供
給される。この液溜り部において、電源38によりトナ
ーを吸引できるように電圧が印加された状態で回転駆動
される電極ローラ37にクリーニング液中のトナーが吸
着され、該電極ローラ37からトナー回収用ブレード3
9で回収容器40に回収される。よって、現像液タンク
44にはトナーが除去された後の溶剤分のみが供給され
る。
【0033】以上の様に構成され動作するこの画像形成
装置においては、上記画像形成動作およびクリーニング
動作がなされていない間に、装置内でナー粒子が凝集
し、凝集したトナーが乾燥してフレーク状の粗大粒子ト
ナー(以下、粗大トナーという)が生じることがある。
そして、この粗大トナーは画像形成動作時に現像液タン
ク44内に流れ込む。この場合、粗大トナーは現像ロー
ラ20により各感光体ドラムに供給され、さらにリバー
スローラ20aにより感光体ドラムから掻き取られるこ
とになるが、この際に感光体ドラム表面のトナー像を掻
き取ってしまい、画像品質を低下させるという弊害があ
る。
【0034】また、上記画像形成動作およびクリーニン
グ動作がなされていない間に、感光体ドラム、現像ロー
ラ20、リバースローラ20a等の画像形成動作時に駆
動すす部材に付着・残留した現像液から液体キャリアが
揮発して該部材が固着したトナーにより固定されてしま
うことがある。この場合、次に画像形成が行なわれる際
に駆動する部材に無理な力が加わることになり、該部材
が破損していしまうことがあるという弊害がある。
【0035】そこで、これらの弊害を防止するために、
この画像形成装置においては、上記画像形成動作および
クリーニング動作がなされていない間に、例えばマイク
ロプロセッサからなる駆動制御手段で、予め定められた
一定時間の経過毎に装置の一定の部材を駆動状態とする
制御を行なっている。以下、係る制御について説明す
る。なお、この装置の一定の部材が駆動した状態は、準
備駆動状態に相当するものであり、以下の説明において
はこの状態をアイドリング状態という。
【0036】図3は、駆動制御手段による上記制御を示
すフローチャートである。なお、図3中のインターバル
タイマーは、装置本値の電源がON状態にあると常時カ
ウントを継続するタイマーである。図3に示すように、
この制御では、まずメインルーチンからのコールで装置
がアイドリング状態にあるか否かの判断がなされる(ス
テップ60s)。そして、アイドリング状態でないとの
判断がなされた場合、インターバルタイマーにより測定
された先に装置がアイドリングを行なってからの時間
と、予め定められた一定時間TIME1とを比較するこ
とで、TIME1以上の時間が経過しているか否かの判
断がなされる(ステップ61s)。なお、TIME1
は、例えば揮発性メモリー等からなる記憶手段に記憶さ
れている。
【0037】ここで、TIME1以上の時間が経過して
いる場合、インターバルタイマーをリセット(ステップ
62s)し、定期アイドルフラグを1にセットするとと
もに(ステップ63s)、装置の一定の部材(以下、定
期アイドル部材という)を駆動させる制御を行なう(ス
テップ64s)。なお、ステップ63sに示す定期アイ
ドルFは、装置がアイドリング状態中に1となるフラグ
で、アイドリングを停止させるタイミングの確認用に用
いられる。
【0038】なお、TIME1以上の時間が経過してい
る場合には、上記ステップ62s、63s、64sに先
立ち、筐体に備えられた開口部材(不図示)が開状態に
あるか否かの判断を行なう(ステップ65s)。そし
て、開口部材が開状態にあると、定期アイドル部材のア
イドリングは行なわない。これにより、開口部材が開状
態にあるにもかかわらず定期アイドリング部材が駆動し
て、メンテナンス作業中に急に装置が駆動を開始するこ
とによる危険を回避することができる。また、このよう
に開口部材が開状態にあったため所定のタイミングでア
イドリングを行なわなかった場合、開口部材が閉状態と
された時点でアイドリングが行なわれる。
【0039】一方、ステップ60sでアイドリング状態
であるとの判断がなされた場合、インターバルタイマー
により測定される装置がアイドリングを開始してからの
時間と、アイドリングを継続すべき時間として定められ
た時間TIME2を比較することで、TIME2以上の
時間が経過しているか否かの判断がなされる(ステップ
66s)。なお、TIME2もTIME1と同様に、揮
発性メモリー等からなる記憶手段に記憶されている。
【0040】そして、装置がアイドリングを開始してか
らの時間がTIME2以上であると、定期アイドルフラ
グがリセットされ(ステップ67s)、アイドリング状
態にあった定期アイドル部材の駆動を停止させる制御が
行なわれる(ステップ68s)とともに、インタバルタ
イマーがリセットされる(ステップ69s)。
【0041】なお、以上の制御において、ステップ64
sで定期アイドル部材を駆動させるためには図4に示す
フローがコールされる。これにより、定期アイドル部材
としての、上記現像ポンプ、現像ローラ20、リバース
ローラ20a、感光体ドラム1、2、3、4、フォーム
ローラ27、クリーニング器17、汲み上げポンプ3
2、電磁便36a、電極ローラ37等の駆動が開始され
る。また、ステップ68sでは図5に示すフローがコー
ルされ、上記各定期アイドル部材の駆動が停止される。
【0042】この画像形成装置では、以上で示したよう
に一定時間毎TIME1ごとに、時間TIME2の間だ
け、現像ポンプ等の定期アイドル部材が駆動状態とな
る。よって、画像形成がなされなくても定期的に装置内
を現像液なしは液体キャリアが循環することになり、装
置中で粗大トナーが発生することと現像ローラ20等の
駆動部材が固定されることとが防止される。また、定期
アイドル部材としては現像液ないしは液体キャリアに接
触する部材のみが選択されるので、例えば定着ローラ2
9等の粗大トナー発生防止等に寄与しない部材はアイド
リング状態において駆動することはない。よって、アイ
ドリング状態において駆動不要な部材を駆動すること
で、該部材の消耗を早めることが防止される。
【0043】また、以上で示した制御においては、ステ
ップ61sで使用される記憶手段に記憶された一定時間
TIME1を変更するための時間変更手段を設けること
が望ましい。この画像形成装置では、係る時間変更手段
として4個のディップスイッチを組み合わせて用いてい
おり、図6はこの時間変更手段によるTIME1を変更
する制御を示すフローチャートである。なお、図6中に
おいては、各ディップスイッチはDIPSWと示してい
る。この時間変更手段は、各ディップスイッチのON・
OFFの組合せで5種類の時間が設定できるようになっ
ている。
【0044】このように時間変更手段を設けておけば、
TIME1、すなわち装置がアイドリング状態となる間
隔を、使用する現像液が揮発しやすいものであるか否か
や画像形成を行う頻度等を考慮して調整することができ
る。なお、以上では4個のディップスイッチを用いて5
通りの時間設定ができるものを示したが、4個のディッ
プスイッチの組合せ方如何で16種類の時間の設定をす
ることもできる。また、設定すべき時間の数をさらに増
やす必要があれば、ディップスイッチの数を増やせば良
い。また、時間変更手段としては、前記記憶手段にTI
ME1を入力するものを採用することもできる。
【0045】また、この画像形成装置においては、画像
形成がなされたかのチェックを行ない、インターバルタ
イマーにより測定される装置がアイドリングを開始して
からの時間を該時間の計測中に画像形成がなされるとリ
セットする制御を行なうことが望ましい。図7は係る制
御を示すフローチャートである。
【0046】この制御を採用すれば、画像形成動作によ
り装置内に現像液ないし液体キャリアが循環されること
で凝集したトナーの乾燥や装置内に付着したトナーの固
着が防止されると、その時点から所定時間TIME1後
に装置がアイドリング状態となることになる。よって、
必要以上の頻度で装置がアイドリング状態となって、そ
の消耗をはやめることがなくなる。
【0047】また、この画像形成装置においては、装置
がアイドリング状態にあっても、操作スイッチとしての
プリントスイッチの操作により画像形成がおこなわれる
ようにする制御を行なうことが望ましい。図8は係る制
御を示すフローチャートである。この制御では、図8に
示すようにプリントスイッチの操作がなされた場合に
は、インタバルタイマーにTIME2のタイムアップ時
間を入力することで、アイドリング状態を中止する。
【0048】この制御を採用すれば、アイドリング中は
画像形成動作が禁止される装置と異なり、いつでも画像
形成が可能である。
【0049】
【発明の効果】請求項1乃至請求項7の発明によれば、
一定時間ごとに装置内を現像液ないし液体キャリアが循
環するので、凝集したトナー乾燥することにより発生す
る粗大トナーの発生が防止され、該粗大トナーにより潜
像担持体に形成されたトナー像が掻き取られることに起
因する画質低下が生じることがなくなり、良好な画像形
成が実現される。また請求項1の発明によれば、付着し
た現像液中のトナーが乾燥し固着して、装置中の駆動部
材が固定されることがないので、固定された状態の駆動
部材に不自然な力が加わり該固定部材等が破壊すること
が防止される。また、各部材が破壊により良好に機能し
なくなることに起因する画像不良の発生が防止される。
【0050】特に請求項2の発明によれば、所望の時間
ごとに装置を準備駆動状態とすることができるので、必
要以上の頻度で装置を駆動準備状態として装置の消耗を
早めたり、装置を駆動準備状態とする頻度が低すぎて粗
大トナー発生防止等の効果を不十分なものとしてしまう
ことが防止される。
【0051】また、特に請求項3の発明によれば、画像
形成動作がなされ装置内を現像液または液体キャリアが
循環すると、該循環から一定時間経過後に装置が準備駆
動状態となる。よって、装置が先に駆動準備状態となっ
た後に画像形成がなされたにもかかわらず、該駆動準備
状態から一定時間後に装置を再び駆動準備状態とし現像
液等の循環するもののように、不必要に装置が準備駆動
状態となることが防止され、装置の消耗をはやめること
がなくなる。
【0052】また、特に請求項4の発明によれば、準備
駆動状態であっても画像形成ができるので、操作者はい
つでも画像形成をおこなうことができる。
【0053】また、特に請求項5または請求項6の発明
によれば、開口部材が開状態にあるにもかかわらず装置
が準備駆動状態となることがないので、開口部材が開状
態にあるにもかかわらず装置が準備駆動状態となるもの
のように現像液や液体キャリアが飛び散ったり、メンテ
ナンス中に装置が急に駆動を開始することによる危険が
生じたりすることを防止することができる。
【0054】また、特に請求項6の発明によれば、開口
部材が開状態とされて装置が準備駆動状態とならなかっ
た場合でも、該開口部材が閉状態となった時点で装置が
準備駆動状態となる。よって、たとえ、メンテナンス等
のために開口部材が開状態とされた場合でも、一定時間
ごとに現像液等が循環することになり粗大トナーの発生
や駆動部材の固定がより良好に防止される。
【0055】請求項7の発明によれば、現像液ないしは
液体キャリアに接触しない部材、すなわち、粗大トナー
の発生や駆動部材の固着に寄与しない部材は準備駆動状
態時に駆動することがないので、該部材が不必要に駆動
されその消耗がはやまることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す
正面図。
【図2】同画像形成装置のクリーニング装置の説明図。
【図3】同画像形成装置の制御を示すフローチャート。
【図4】同画像形成装置の定期アイドル部材を駆動させ
るための制御を示すフローチャート。
【図5】同定期アイドル部材を停止させるための制御を
示すフローチャート。
【図6】図1に示す画像形成装置のアイドリング状態と
なる間隔を調整するための制御を示すフローチャート。
【図7】同画像形成装置の画像形成チェックを示すフロ
ーチャート。
【図8】同画像形成装置のアイドリング状態中における
画像形成動作のためのフローチャート。
【符号の説明】
1、2、3、4 感光体ドラム 5 駆動ローラ 6 従動ローラ 7 転写ベルト 8 転写チャージャ 15 帯電チャージャ 16 現像部 17 クリーニング器 18 除電ランプ 19 ケーシング 20 現像ローラ 20a リバースローラ 21 給紙カセット 22 転写紙 23 給紙ローラ 24 給紙路 25 レジストローラ 26 容器 27 フォームローラ 28 クリーニングブレード 29 定着ローラ 30 プレスローラ 34 クリーニングローラ 35 クリーニング液回収管 36a 電磁便 37 電極ローラ 42 クリーニング液 44 現像液タンク 45 供給ノズル 47 拡散板 48 クリーニングブレード 49 液溜め部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、前記潜像担持体に潜像を形
    成する潜像形成手段と、前記潜像を液体キャリアにトナ
    ーが分散されてなる現像液を用いて現像し、トナー像を
    形成する湿式現像装置と、装置本体への通電がなされた
    状態において、予め定められた一定時間の経過ごとに装
    置を準備駆動状態とする駆動制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置であって、前
    記一定時間を変更する時間変更手段を備えたことを特徴
    とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の湿式画像形成装置であって、前
    記制御手段が、先に装置が前記準備駆動状態となってか
    らの経過時間を測定するタイマーと、該経過時間が予め
    定められた一定時間となると装置本体を準備駆動状態と
    する駆動手段とを備え、かつ、画像形成動作が行われる
    と前記タイマーが測定した経過時間をリセットするリセ
    ット手段を有することを特徴とする湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1の湿式画像形成装置であって、前
    記準備駆動状態中に操作スイッチが操作されると、該準
    備駆動状態から画像形成状態となることを特徴とする湿
    式画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1の湿式画像形成装置であって、装
    置筐体に、メンテナンス時に開状態とされる開閉部材を
    備え、前記駆動制御手段が、前記開閉部材が開状態にあ
    るときは装置本体を準備駆動状態としないものであるこ
    とを特徴とする湿式画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の湿式画像形成装置であって、前
    記駆動制御手段が、前記開閉部材が開状態にある間に請
    求項1の前記一定時間が経過した場合には、該開閉部材
    が閉状態とされた後に装置本体を準備駆動状態とするも
    のであることを特徴とする湿式画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1の湿式画像形成装置であって、前
    記駆動制御手段が、前記準備駆動状態時に、装置本体に
    おける現像液ないしは液体キャリアに接触する部材のみ
    を駆動させるものであることを特徴とする湿式画像形成
    装置。
JP7198221A 1995-07-11 1995-07-11 湿式画像形成装置 Withdrawn JPH0926704A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126258A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
US7403736B2 (en) 2003-08-20 2008-07-22 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus, image forming system, and image forming method
US7809295B2 (en) 2006-12-08 2010-10-05 Seiko Epson Corporation Color image forming apparatus and method for stabilizing liquid developer viscosity
JP2011028287A (ja) * 2010-09-30 2011-02-10 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法

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US7546066B2 (en) 2003-08-20 2009-06-09 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus, image forming system, and image forming method
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