JPH03106809A - セルローススクラブ材料 - Google Patents

セルローススクラブ材料

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JPH03106809A
JPH03106809A JP24051989A JP24051989A JPH03106809A JP H03106809 A JPH03106809 A JP H03106809A JP 24051989 A JP24051989 A JP 24051989A JP 24051989 A JP24051989 A JP 24051989A JP H03106809 A JPH03106809 A JP H03106809A
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JP
Japan
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diameter
cellulose
scrubbing
scrubbing material
scrub
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Application number
JP24051989A
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English (en)
Inventor
Toshio Minami
俊夫 南
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は洗顔料、ボディウォッシュ剤、角質化皮膚除去
剤等に配合するスクラプ材料に関する。
〔従来の技術〕
近年、皮膚表面の汚れおよび角質化した皮膚を物理的に
こすり落とす目的でスクラプウォッシュ剤の使用が盛ん
になっている. 現在市場では、スクラブ材料としてはアンズのような植
物の種子やクルミの殻顆粒、ビーチの微粒子等、植物系
材料に由来するものと、ポリエチレンパウダー等の石油
系原料に由来したプラスチック材料とが用いられている
. アンズ、クルξ、ビーチのような天産品の場合、自然モ
ノのスクラブ材という点にメリットがあるが、硬度が高
過ぎて皮膚を傷つけるおそれがあり、硬さオンリーの特
性を改善するには丸味を持たせるなど形状を考慮する必
要がある。しかも天産品の場合、腐敗しやすく、原料入
手面の安定性等の問題があった. またプラスチック(例えばポリエチレン、ナイロンなど
)を原料としたスクラプは水を全く、もしくは殆ど吸収
することはなく、刺激が過ぎると黒皮症などの問題を起
す可能性があり、この点を考えると肌への刺激を追求し
ずらくなり、形を球状にすることによってスクラブ効果
というよりマッサージ効果に主眼を置いた利用のされ方
をしている。
一方、セルロースを素材としたものは従来より化粧品配
合剤として数多く利用されてきた.球状セルロースとし
ては、特開昭61−100514号公報や特開昭61−
241337号公報の他、多数の提案があるが、スクラ
ブとしての利用は特開昭63−238008号公報にて
多孔性球状セルロースが既知である。
また非球形のものでは、特開昭49−89748号公報
により、セルロースの繊維状形威物を加水分解し重合度
を低下せしめた後、粉砕処理して長さ方向と横方向の比
が20/1〜2/1であり、かつ長さが1+ma以下の
粉体に関する提案がある。
しかし球形のものでは、なめらかさは得られるが、刺激
感に乏しく、また非球形のものは刺激感そのものがスク
ラプ材に要求されているものとは異なり肌を刺すような
感じしか得られないという欠点があった. 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、皮膚表面のひっかかりとすべりとを両立させ
、適度な刺激を与えながら、マイルドな触感が得られる
皮膚表面の汚れおよび角質化した皮膚を物理的にこすり
落とすスクラプ材料を提供することにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは上記の市場要求にこたえるため検討の結果
本発明に至った。すなわち本発明は、セルロースからな
り、円形換算直径が50〜300μであり、長さと円形
換算直径の比が1.1〜3の略円柱形粒子であることを
特徴とするスクラブ材料、である。
本発明のセルロースはビスコース、キュブラや天然素材
としての麻等のファイバーを利用することができる。但
しキュブラは本発明で規定する円形換算直径サイズのも
のを製造することが技術的に相当難しく、また麻も天然
ファイバーであるためあまり有利ではない。最も好まし
いセルロースは、ファイバーとして単糸の大きさが50
〜300μのものが技術的に容易に得られるビスコース
法に由来するセルロースでアル。
本発明スクラブ材料の形の上での特徴は、円形換算直径
が50〜300μである必要があり、長さと円形換算直
径の比が1.1〜3の略円柱形であるという点にある。
これに対し既知のスクラブ材は一般に、球形もしくは不
定形である。この差がスクラブ材として既存の材料には
ない有益な特徴を生み出している。
本発明のスクラブ材は直径(円形換算値)に比して長さ
がやや長いかたちをしている。そのためこする方向にフ
レキシブルに動いて肌の上でころがるようにすべりなが
らスクラプしていく効果がある。
本発明のスクラブ材は直径50〜300μのセルロース
ファイバーをロータリカツタやギロチン力ツタによって
カットすることによって得られる。
そのファイバーの断面が円形の場合にはその直径で、ま
た好適例であるビスコースの場合には真円ではないので
その断面積と等しい面積の円形に換算した時の直径を円
形換算直径として表現する。
円形換算直径が50μ〜300μはデニールで表わすと
、ビスコースの場合約25デニール〜900デニールで
ある。
スクラプ材として好適な結果を得るにはこの大きさの特
定が不可欠で、特開昭49−89748号公報実施例に
記載されているような1.3〜4デニールのように小さ
なものではスクラブ材としては全く適さない.このよう
にスクラブ材として用いるには長さより直径の方が重要
である。直径が50μより小さいと満足なスクラブ感が
得られないのでスクラブ材としては適していない。逆に
直径が300μ以上になると硬くなり過ぎてザラッキ感
が出てくるのでこれもまたスクラブ材としては不適当で
ある. また円形換算直径に対する長さの比は1.1〜3が適当
である。1. 1より小さいところがり効果が小さくな
り、3より大きいとあたかも髪の毛がチクチク刺すよう
な悪い触感となる。
本発明スクラブ材の破断面にはほぼ直角のカドを有する
.この特徴はセルロースファイバーをカットすることに
よって得られる。もし粉砕によって粒子を得たなら、こ
のようなカドは得られず、ひきちぎれたような複雑な破
断面となり、形態的な特徴は不定形に近いものとなる。
このようにカドを有し、かつ直径に比べて長さがやや長
い略円柱形をした形態を有す.るので本発明スクラブ材
は適当な刺激とマイルドな触感とを両立させることがで
きる。球形のスクラブでは肌の上でよくころがりすべり
は良いが良好なスクラブ効果は得られない。不定形のも
のはカドを多く有しているので刺激が強過ぎる。
本発明スクラブ材は素材がビスコースの場合には、その
断面が真円でなく、ヒダの効果によって洗浄剥離効果を
高めることができるので一層効果的である。断面が有す
る凹凸は円形換算直径の%以下がよい.Xを越しても有
利な特徴は出ずスクラブ効果が減少するだけである。
本発明スクラブ材の他の特徴は水とのなじみよさである
。水を自重の60%以上、特にビスコースに由来するも
のは140%も吸収することができる。そのため本発明
スクラプ材はドライ時の硬さに比べて水分を吸収すると
ソフトに変化し、水分による滑らかな表面タッチが得ら
れる。このように水とのなじみのよさが、肌に対するな
じみのよさとなって現われる.吸水率は1000 gの
遠心力で5分間、附着水を遠心分離した後、自重対比で
表わされる。
このように本発明スクラブ材は、非石油系原料、非球形
、アクアタイプのマイルドスクラブとして他の材料にな
い長所を有するものである。しかも本発明スクラプ材は
、セルロースという天然に存在し、安全でかつ入手の容
易な素材を利用している点からも、現在の天然物指向の
風潮にマッチした素材であるといえよう。
更に本発明スクラブ材はキラキラ光るシルク・パール調
の光沢を有しており、また染料および色素により任意の
色に着色することが可能であり、商品の外観的価値を高
めることが容易である。
本発明スクラブ材は、洗顔料、クレンジングクリーム、
マッサージクリーム、ボディウォシュ剤、石鹸、ひじか
かと用の角質除去剤などに好適に用いられ、それらに対
して1〜20重量%の割合で配合される.配合に際して
はホモジナイザーや撹拌機等の分散機を用いて配合させ
ることができる。
〔実施例〕
実施例1及び比較例1〜2 常法により得られたビスコースを用いて凝固再生浴長を
IOOCI+、紡糸速度60m/分でビスコースレーヨ
ン2000デニール10フィラメントヲ得た.このフィ
ラメント糸の単糸は200デニールで、円形換算直径は
150ξクロンであった。断面の凹凸は円形換算直径の
1八であり、遠心分離法による保水率は140%であっ
た。
このフィラメント糸を湿潤させてギロチンカッターによ
り200くクロンの長さになるようにカットし、乾燥後
ミスカット品をふるい分けして収率95%でスクラプ材
(A)を得た(実施例1)。
比較例(1)としてクル5の殻を粉砕したものを150
〜250旦クロンに分級したもの(B)、および比較例
2としてポリエチレンパウダーで200ミクロンサイズ
のもの(C)を用いて、これらのスクラプ材料を下記組
成物のクレンジングクリームにホモジナイザーで5重量
%均一に含有させた。
ミツロウ             4.0%固形バラ
フィン         6.0%ワセリン     
       16.0%流動パラフィン      
  42.0%ソルビタン・セスキオレエート  4.
2%ポエオキシエチレン ソルヒタンモノオレエート    0.8%精製水  
          26.0%香料        
      1.0%上記のスクラブ粒子入りのクレン
ジングクリームについて5人のパネラーにより使用感を
比較した。パネラーは各クレンジングクリームのそれぞ
れを適量手のひらにとり、頗全体を指先で円を描くよう
に軽くマッサージした後、通常の石けん洗顔を行った。
使用頻度はl日2回とし、3日間使用後、それぞれの使
用感を調べた。
その結果を次に箇条書で示した。
(A)について ■使用後の爽快感は、(A) CB) (C)の中で一
番よい。肌がスッキリした感じ. ■肌への刺激効果、マッサージ効果あり。気持ちがいい
■使用中、スクラブ感が変らない。
■ザラツキ感が小さくすべる感じ。
■ツブが(^”) (B) (C)の中で一番小さく感
じた.(B)について ■ザラツキが砂をちりばめた感じでかなり刺激効果があ
る。
■皮膚の弱い人には使えないだろう。
■(A)に比べて顔がいたい感じ。
■少しガリガリする感じ。
■もう少しなめらかさが欲しい。
(C)について ■もう少し刺激効果が欲しい。
■スクラブ粒の大きさは良いようだが、刺激効果が少な
く、もう少し含有量が多いと良いようだ, ■(B)に比べてスクラプ感が足りない感じ。
■もう少し刺激効果が欲しい。
■クリームに負けて刺激がない。
全パネラーとも本発明スクラブ材入りクレンジングクリ
ームの使用感は良いという結論を出しており、非常に効
果的であることが判明した.このパネラーの使用感を機
能別に順位付けした結果を第1表に示した. 第1表の結果から、スクラブ′惑、刺激効果、マッサー
ジ効果共既存のスクラプ材料に比べて本発明のスクラブ
材料は強過ぎもせず、弱過ぎもせ・ず、丁度肌に適当な
感触を与えるものであることがわかった. また、総合評価として使用後の爽快感の最も優れたもの
であることがわかった。
〔発明の効果〕
本発明のセルローススクラブ材料は肌への刺激およびマ
ッサージ効果があり、使用中スクラブ感が変らず、ザラ
ッキ感が小さい。また、使用後の爽快感があり肌がスッ
キリした感じを与えるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、セルロースからなり、円形換算直径が50〜300
    μであり、長さと円形換算直径の比が1.1〜3の略円
    柱形粒子であることを特徴とするスクラブ材料。
JP24051989A 1989-09-19 1989-09-19 セルローススクラブ材料 Pending JPH03106809A (ja)

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