JPH0310583Y2 - - Google Patents

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JPH0310583Y2
JPH0310583Y2 JP1984041247U JP4124784U JPH0310583Y2 JP H0310583 Y2 JPH0310583 Y2 JP H0310583Y2 JP 1984041247 U JP1984041247 U JP 1984041247U JP 4124784 U JP4124784 U JP 4124784U JP H0310583 Y2 JPH0310583 Y2 JP H0310583Y2
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JP
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plunger
switch
pin
unit
push button
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JP1984041247U
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JPS60153449U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えばキーボードに取付けられる
キーボードスイツチとして使用されるような押し
ボタンスイツチに関し、さらに詳しくは押下時の
感触付与性能を備えた感触付押しボタンスイツチ
に関する。
(ロ) 従来の技術 上述の感触付押しボタンスイツチは、一定のス
トロークを押下して、スイツチが操作されたと
き、その操作に、例えば抵抗を与えるなどの感触
があると、スイツチ操作を指の感触で確認し得て
都合がよい。従来この感触を付与した感触付押し
ボタンスイツチは第1図に示すごとく、凹状のス
イツチケース1にプランジヤ2が収納され、プラ
ンジヤ2の上面はスイツチカバー3の開口部4よ
り上方に突出し、プランジヤ2の下部には皿状の
板バネ5が被さつた状態で収納されて、この板バ
ネ5とプランジヤ2との間に、プランジヤ2を上
方へ付勢するスプリング6が介装され、板バネ5
の下部に接点7,7が配置されて構成されたもの
であつて、プランジヤ2を押下して、下部の板バ
ネ5を反転させることで、スイツチ操作に対する
感触を付与している。
しかし、この構成の場合、プランジヤ2の押下
操作に伴い摩耗粉が発生し、この摩擦粉が下部の
板バネ5の上部周辺に推積されて、この周辺より
下部の接点7,7部分に侵入することで、接点の
接触不良が生ずる問題点を有している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この考案は、上述の感触付押しボタンスイツチ
のスイツチ操作時、一時的に下動抵抗を高めスイ
ツチ操作を指の感触で確認でき、また接点部分に
摩耗粉が付着しない高寿命の感触付押しボタンス
イツチの提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、プランジヤの上下動を横方向の運
動に変換して、プランジヤの一側に配設したスイ
ツチユニツトをスイツチ操作する感触付押しボタ
ンスイツチであつて、前記プランジヤの側面にピ
ンを突設し、このピンに対設した感触ユニツトに
は、ピンを挿通許容する両側に弾性片を配設し、
前記両弾性片の相対向する内面にはピンに接触し
て抵抗を付与する感触付与用の突起部を突設した
感触付押しボタンスイツチである。
(ホ) 考案の作用 この考案によれば、押しボタンの押下操作に連
動してプランジヤが下動したとき、このプランジ
ヤと一体に下動するピンが、その両側に対向する
弾性片の両突起部間を左右に押し拡げる如く通過
し、このときに弾性対応する両突起部の負荷抵抗
が一時的にピンにかかり、通過後に一気に負荷開
放され、このときの急激な抵抗変化により押下感
触作用が得られる。
(ヘ) 考案の効果 このように、プランジヤに突設させたピンと、
感触ユニツトに突設した突起部とを効率よく組合
わせただけの簡易構成で、スイツチ操作時の操作
感触を明確に得ることができ、特に下動するピン
に対しては弾性片が弾性対応して負荷変動を生じ
させ、この弾性力を介してスイツチ操作に適した
操作感触を得ることができる。また、スイツチ機
構はユニツト化されてプランジヤの一端に配設さ
れているので、プランジヤの摩耗粉や塵埃などの
推積によつて、接点部分が接触不良を起すことを
確実に防止する。
(ト) 実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は感触付押しボタンスイツチを示し、第2
図よび第3図において、感触付押しボタンスイツ
チ11は、キートツプ12、スイツチカバー1
3、プランジヤ14、スプリング15、スイツチ
ケース16、操作片17、スイツチユニツト1
8、感触ユニツト19とから構成される。
前述のスイツチケース16は、凹状の収納部を
有し、内部の中央底部にはスプリング15の受け
部20を突設している。また、内部の相対向する
側面には前述のプランジヤ14の上下動を、その
四隅と接触してガイドするガイドレール21…が
一体的に形成され、これらの上端は後述するスイ
ツチカバー13の開口部22の上面部まで延出し
ている。また、プランジヤ14の側面には、この
プランジヤ14の上動を規制するための突条23
が形成されている。
前述のプランジヤ14は、その底面にスプリン
グ15の受け凹部24を形成しており、この受け
凹部24と前述の受け部20との間にスプリング
15が介装される。
前述のスイツチカバー13は、その中央上面に
開口部22が形成され、また相対向する側縁には
下方に向けて延出する係止片25,25が連設形
成され、この係止片25,25には係止孔26,
26が形成され、この係止孔26,26は前述の
スイツチケース16の外側面に形成された係止突
起27,27に無理嵌めされたとき、相互が係止
されて、スイツチカバー13はスイツチケース1
6に固定される。
前述のスイツチカバー13の開口部22の口縁
には、前述のプランジヤ14の突条23,23の
頭部と対向し、これと当接する規制縁28,28
を有し、この規制縁28,28はプランジヤ14
の上動を規制してプランジヤ14の抜け止めを行
う。
また、プランジヤ14の上半部はスイツチカバ
ー13の開口部22より突出すべく設けられ、こ
の上面にはキートツプ12の取付け孔29が形成
されて、これにキートツプ12の下面に連接され
た嵌着部30が嵌着される。そして、キートツプ
12の押圧操作により、プランジヤ14は上下動
される。
前述のプランジヤ14の一側のスイツチケース
16内部には、その底部に上端がスイツチケース
16の略中間位置まで伸びた隔壁31が連接さ
れ、この隔壁31と側壁との間に、前述のスイツ
チユニツト18が配置されている。また、このス
イツチユニツト18とプランジヤ14を挟んで相
対向する位置には、前述の感触ユニツト19が配
置され、この感触ユニツト19にプランジヤ14
に突設されたピン32が、上下動自在に係合され
ている。
前述の操作片17は、弾性を有する板バネ材で
形成され、その上部にはスイツチユニツト18の
上部に係止される係止部33を形成しており、ま
たプランジヤ14側に傾斜状に延出してプランジ
ヤ14の対向縁と対接する二股状の可動片34を
形成し、その裏面側には突起35を形成してい
る。
そして、この操作片17はプランジヤ14が下
動したとき、可動片34が押下されることによつ
て、突起35が外側方へ移動する。すなわち、プ
ランジヤ14の上下動を横方向の運動に変換し
て、この横方向の移動で突起35がスイツチユニ
ツト18の後述する操作部36を操作する。
前述のスイツチユニツト18は、第4図にも示
す如く、ユニツトケース37とユニツトカバー3
8とによつて、封入構造としたユニツト本体39
を形成し、このユニツト本体39は樹脂材からな
り、ユニツトカバー38の中央部には操作部36
が形成されていて、この操作部36はその両側お
よび上方の三方を切欠くことにより、材質自体の
弾性を利用して復元するように連設形成してい
る。
上述のユニツトケース37には、三本の端子4
0,41,41をインサート成型しており、中央
の端子40はユニツトケース37の内部中央に連
結部42を露出させており、この連結部42に可
動接点43の下端部をかしめ止めして固定してい
る。
また、左右の端子41,41は、ユニツトケー
ス37の内側の上部に露出形成された固定接点4
4に内部で接続されると共に、この固定接点44
は前述の可動接点43の上端側接触部分と対向
し、可動接点43と固定接点44とは、通常は離
間されていて、前述の操作部36がユニツトの内
側に押下操作されることによつて、第5図に示す
如く可動接点43は固定接点44と接触する。
そして、ユニツトケース37とユニツトカバー
38とは適宜嵌着固定される。
さらに、スイツチユニツト18は、スイツチケ
ース16の隔壁31内に納されたとき、下方に伸
びた3本の端子40,41,41がスイツチケー
ス16の底部に形成された貫通孔45を介して下
方に突出し、またスイツチユニツト18の操作部
36は前述のプランジヤ14側に向けられて収納
される。
前述の感触ユニツト19は、樹脂材により口字
状に形成され、その中空部46において、前述の
ピン32に対向する部分には、二股状に分岐形成
されて材質自体の可撓性により左右方向のたわみ
自在で、対向面間にピン32を挿通許容する摺動
溝47を形成した左右一対の弾性片48,48を
一体的に垂設している。
また、両弾性片48,48の相対向する内面に
は、各突起部49,49を突設し、前述のプラン
ジヤ14が下動するとき、前述のピン32に対し
て抵抗を付与する役目を有しており、この抵抗は
第6図に示すように、プランジヤの下動操作に伴
つて増大するものであつて、さらに詳しくは、第
7図に示す如く、両側の突起部49,49が、下
動するピン32を受止める作用により抵抗を増加
するように突出形成し、そしてピン32が第8図
に示す如く両突起部49,49の頂点を過ぎるこ
とによつて抵抗が小さくなる。この抵抗が大きい
ときから小さく変化したときに感触が付与され
る。
このように構成した感触付押しボタンスイツチ
は、通常、第3図に示すように、プランジヤ14
がスプリング15によつて上方に付勢されてキー
トツプ12が上方に位置している。
そして、キートツプ12を押下すると、プラン
ジヤ14はガイドレール21…にガイドされて下
動し、このとき、このプランジヤ14と一体に下
動するピン32が、その両側に対向する突起部4
9,49間を押し拡げる如く通過し、このときに
両突起部49,49の負荷抵抗が一時的にピン3
2にかかり、通過後に一気に負荷開放され、この
ときの急激な抵抗変化により、プランジヤ14に
押下感触作用を付与する。
これと同時にプランジヤ14の操作片17と対
向する下縁は操作片17の可動片34を押下し
て、これをスイツチユニツト18側に移動させ、
この移動で可動片34の突起35はスイツチユニ
ツト18の操作部36を操作し、この操作で内部
の可動接点43を移動させ、この可動接点43は
固定接点44と接してスイツチ操作される。
上述のように、プランジヤに突設させたピン
と、感触ユニツトに突設した突起部とを効率よく
組合わせただけの簡易構成で、スイツチ操作時の
操作感触を明確に得ることができ、特に下動する
ピンに対しては弾性片が弾性対応して負荷変動を
生じさせ、この弾性力を介してスイツチ操作に適
した操作感触を得ることができる。また、スイツ
チ機構はユニツト化されてプランジヤの一端に配
設されているので、プランジヤの摩耗粉や塵埃な
どの推積によつて、接点部分が接触不良を起すこ
とを確実に防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の感触付押しボタンスイツチの断
面図、以下はこの考案の一実施例を示し、第2図
は感触付押しボタンスイツチの分解斜視図、第3
図は感触付押しボタンスイツチの縦断面図、第4
図はスイツチユニツトの分解斜視図、第5図はス
イツチユニツトの回路図、第6図はプランジヤの
荷重とストロークの関係を示す図、第7図は感触
ユニツトの最大抵抗付与状態図、第8図は感触ユ
ニツトの抵抗解除状態図である。 14…プランジヤ、18…スイツチユニツト、
19…感触ユニツト、32…ピン、48…弾性
片、49…突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プランジヤの上下動を横方向の運動に変換し
    て、プランジヤの一側に配設したスイツチユニツ
    トをスイツチ操作する感触付押しボタンスイツチ
    であつて、 前記プランジヤの側面にピンを突設し、このピ
    ンに対設した感触ユニツトには、ピンを挿通許容
    する両側に弾性片を配設し、前記両弾性片の相対
    向する内面にはピンに接触して抵抗を付与する感
    触付与用の突起部を突設した 感触付押しボタンスイツチ。
JP4124784U 1984-03-22 1984-03-22 感触付押しボタンスイツチ Granted JPS60153449U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124784U JPS60153449U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 感触付押しボタンスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124784U JPS60153449U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 感触付押しボタンスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60153449U JPS60153449U (ja) 1985-10-12
JPH0310583Y2 true JPH0310583Y2 (ja) 1991-03-15

Family

ID=30550893

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4124784U Granted JPS60153449U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 感触付押しボタンスイツチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843735B2 (ja) * 1979-04-06 1983-09-28 コニカ株式会社 直接ポジ画像の形成方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843735U (ja) * 1981-09-17 1983-03-24 明星電気株式会社 連動電鍵

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843735B2 (ja) * 1979-04-06 1983-09-28 コニカ株式会社 直接ポジ画像の形成方法

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JPS60153449U (ja) 1985-10-12

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