JPS6345710Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6345710Y2
JPS6345710Y2 JP17148882U JP17148882U JPS6345710Y2 JP S6345710 Y2 JPS6345710 Y2 JP S6345710Y2 JP 17148882 U JP17148882 U JP 17148882U JP 17148882 U JP17148882 U JP 17148882U JP S6345710 Y2 JPS6345710 Y2 JP S6345710Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
opening
case
shoulder
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17148882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5976037U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17148882U priority Critical patent/JPS5976037U/ja
Publication of JPS5976037U publication Critical patent/JPS5976037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6345710Y2 publication Critical patent/JPS6345710Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電動タイプライタ、ワードプロセ
ツサ等のキーボードに用いられる押釦スイツチに
関するものである。
従来の押釦スイツチは、函状のケースの天面部
に開口を形成し、ケース内に開口から外部へ頭部
が一部突出可能な押釦をケースの底部に向けて進
退自在に配設し、ケース内に配設されたスプリン
グにより天面部に向けて付勢された押釦の肩部を
開口の開口周縁部内面に係止させて頭部が開口か
ら外部へ一部突出させた状態に押釦を天面部に保
持させて構成されていた。
かかる押釦スイツチは押釦をスプリングの弾力
に抗しうる力で押動操作することによつて接点の
開閉が行われる。
しかしながら、このような従来の押釦スイツチ
はケース内に設けられたスプリングにより天面部
に向けて付勢された押釦の肩部を天面部に形成さ
れた開口の開口周縁部内面に係止させて押釦を天
面部に保持させているため、押釦を押動操作した
後の押釦復帰時に押釦の肩部が開口の開口周縁部
内面にスプリングの付勢力によつて瞬時に衝突さ
せられ、大きな衝撃音を発生させて周囲に不快感
を起こさせるという問題点があつた。
この考案はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、ケースの天面部に形成された開
口の開口周縁部に弾力性を有し、押釦の肩部と当
接自在な可動接触片を設け、該可動接触片の先端
下面に突起を設け、押釦の肩部に押釦復帰時に肩
部が該突起と当接した後に開口周縁部内面と当接
するストツパ用突起を設けるようにしたことによ
り、上記問題点を解決することを目的としてい
る。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示す図
である。
図中、符号1は押釦スイツチのケースで、ケー
ス1は下ケース2と薄肉の上ケース3とから構成
されている。
下ケース2の底部4の中央には突部5が突設さ
れ、底部4の周縁部には図において左右の側壁
6,7にそれぞれ近接するリブ8,9が突設され
ている。これらのリブ8,9はそれぞれ側壁6,
7に沿つて延びていて、リブ8と側壁6との間に
はケース嵌着溝11が形成され、リブ9と側壁7
との間にはケース嵌着溝11が形成されている。
これらケース嵌着溝10,11に上ケース3の
図において左右の側壁12,13がそれぞれ嵌着
されて下ケース2と上ケース3が一体的に組み合
わされてケース1が構成される。
上ケース3の天面部14には十字形の開口15
が形成されており、開口15の図において左右の
開口周縁部16,17の中央部にそれぞれ略方形
の切欠部18,19が形成されている。これら切
欠部18,19にはその底縁から水平に延出して
開口15内に先端が突出し、弾力性を有する可動
接触片20,21が設けられている。これら可動
接触片20,21の先端下面には突起20a,2
1aが設けられている。
下ケース2と上ケース3とが組み合わされて構
成されたケース1に配設される押釦22はステム
部23とステム部23に嵌着される図において2
点鎖線で示すキートツプ部24とからなる。押釦
22のステム部23は開口15に係合して一部が
外部へ突出可能な筒状の頭部23aと、頭部23
aと一体で上ケース3内に位置する大径の有底筒
状の基部23bとからなり、頭部23aと基部2
3bとの連結部分に肩部23c,23cが形成さ
れており、基部23bの底部中央には突部23d
が突設されている。肩部23cにはストツパ用突
起23eが設けられている。
また、ステム部23の頭部23aにはキートツ
プ24の下面に突設された嵌合突部24aが嵌合
されている。
このような、上ケース3の開口15に押釦22
のステム部23の頭部23aが摺動可能に挿通さ
れてケース1内に押釦22が下ケース2の底部4
に向けて、進退自在に配設されている。そして、
押釦22のステム部23の基部23bと下ケース
2の底部4との間にスプリング25が介装されて
ステム部23が上ケース3の天面部14に向けて
付勢されている。
従つて、押釦22の肩部23c,23cが上ケ
ース3の開口15の開口周縁部16,17内面に
それぞれ押接状態に係止されて押釦22が上ケー
ス3の天面部14にステム部23の頭部23aを
開口15から外部へ一部突出した状態に常時保持
されている。符号26は上ケース3の天面部14
に取り付けられている発光ダイオードである。
次に作用を説明する。
第1図に示すように押釦22が上ケース3の天
面部14に常時保持されている状態から押釦22
のキートツプ部24を押圧すると、スプリング2
5の弾力に抗してステム部23が下ケース2の底
部4に向つて下動し、ステム部23の基部23b
に突設されている突部23dが下ケース2の底部
4に突設されている突部5に押当してステム部2
3の下動が終了する。このステム部23の下動終
了時に図示しない接点の閉成が行われる。
次に、キートツプ部24の押圧をやめると、ス
プリング25の弾力即ち復元力によつてステム部
23が上動して元の状態に復帰しようとする。こ
の押釦22の復帰時にまず押釦22の肩部23
c,23cが、開口周縁部16,17に設けられ
ている可動接触片20,21の先端下面に設けら
れた突起20a,21aに押接して可動接触片2
0,21の先端を上方に撓わませ、、スプリング
25の復元力のスピードを急速に低下させる。し
かる後に肩部23c,23cに設けられているス
トツパ用突起23e,23eが開口周縁部16,
17の下面に当つてステム部23の上動が終了
し、押釦22が上ケース3の天面部14に保持さ
れた状態に復帰する。
このように押釦22の復帰時にスプリング25
の復元力のスピードが弾力性を有する可動接触片
20,21の撓わみによる緩衝作用により急激に
低下させられてから、押釦22の肩部23c,2
3cが開口周縁部16,17の下面に当るので大
きな衝撃音を発生させることはない。
以上説明してきたように、この考案によればそ
の構成を、ケースの天面部に形成された開口の開
口周縁部に弾力性を有し、押釦の肩部と当接自在
な可動接触片を設け、該可動接触片の先端下面に
突起を設け、押釦の肩部に押釦復帰時に肩部が当
接した後に開口周縁部内面と当接するストツパ用
突起を設けるようにしたため、押釦を復帰させた
場合に開口周縁部に設けられた可動接触片の緩衝
作用によりスプリングの復元力のスピードを急激
に低下させてから押釦の肩部に設けられているス
トツパ用突起を開口周縁部内面に当接させるよう
にしているので、押釦の復帰時に押釦の肩部とケ
ースの開口周縁部内面との当接の際に大きな衝撃
音を発生させることはなく、周囲に不快感を生じ
させることもないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の押釦スイツチの断面図、第
2図は第1図の押釦を押圧したときの状態を示す
断面図、第3図は第1図の平面図、第4図は同押
釦スイツチの可動接触片を有する上ケースを示す
一部省略の斜視図である。 1……ケース、2……下ケース、3……上ケー
ス、14……天面部、15……開口、16,17
……開口周縁部、20,21……可動接触片、2
0a,21c……突起、22……押釦、23a…
…頭部、23c……肩部、23e……ストツパ用
突起、25……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケースの天面部に開口を形成し、前記ケース内
    に開口から外部へ頭部が一部突出可能な押釦を前
    記ケースの底部に向けて進退自在に配設し、前記
    ケース内に設けられたスプリングにより前記天面
    部に向けて付勢された押釦の肩部を前記開口の開
    口周縁部内面に係止させて前記頭部が開口から外
    部へ一部突出した状態に押釦を前記天面部に保持
    させ、該押釦を押動操作することにより接点の開
    閉をさせるようにした押釦スイツチにおいて、 前記開口周縁部に弾力性を有し、前記押釦の肩
    部と当接自在な可動接触片を設け、該可動接触片
    の先端下面に突起を設け、前記押釦の肩部に押釦
    復帰時に肩部が該突起と当接した後に前記開口周
    縁部内面と当接するストツパ用突起を設けたこと
    を特徴とする押釦スイツチ。
JP17148882U 1982-11-15 1982-11-15 押釦スイツチ Granted JPS5976037U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17148882U JPS5976037U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 押釦スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17148882U JPS5976037U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 押釦スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5976037U JPS5976037U (ja) 1984-05-23
JPS6345710Y2 true JPS6345710Y2 (ja) 1988-11-28

Family

ID=30374072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17148882U Granted JPS5976037U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 押釦スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5976037U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5976037U (ja) 1984-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4631373A (en) Push-button switch locking device for use in electric appliance
JPH0125461Y2 (ja)
US4433222A (en) Miniaturized push button switch
JPS6345710Y2 (ja)
US6420670B1 (en) Push-button type switch
US3487184A (en) Overtravel mechanism for snap-action switch
JP2588859Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPS5926986Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPS5913709Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPS5825538Y2 (ja) スイツチ
JPH0218887Y2 (ja)
KR930001367Y1 (ko) 푸시 버튼 스위치
JPH0310583Y2 (ja)
JPH0218221U (ja)
JPS5829868Y2 (ja) プッシュ式スイッチ
JPH0129958Y2 (ja)
JPS6131463Y2 (ja)
JPH019306Y2 (ja)
JP2002334629A (ja) 押釦スイッチ
JPS5852982Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPH0441541Y2 (ja)
JPS5821052Y2 (ja) 押釦スイッチ
JP2512160Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPH0235145Y2 (ja)
JPS5936808Y2 (ja) 押釦スイッチ