JPH03105593A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はビン缶、紙パック入り飲料、カップ飲料、たば
こ、菓子、衣料などを販売する自動販売機に関する。

（口）従来の技術 本発明に先行する技術として実開昭６３−１２２７２号
公報に記載の自動販売機がある。自動販売機ははんたい
の前面に設けた扉内に商品サンプル等を展示する展示室
を設け、かつ展示室の上方あるいは下方に展示室内を照
明する照明装置を設けた自動販売機において、展示室の
側方にも照明装置を設け、照明装置に対応する扉側部の
コーナ部、及び照明装置と展示室との間に光を透過する
透過パネルを設けるとともに、商品サンプルの前面を照
明装置方向に向かって傾斜支持する支持部材を設けたも
のである。

自動販売機は商品の販売を目的とするだけではなく、ホ
テルや空港のロビー等では、近年広告塔としての機能、
インテリアとしての機能が求められるようになり、前面
にしめる透過パネル板の占める面積が大きくなってきた
。

しかしながら、商品選択操作部と金銭投入部と釣り銭払
いだし部と商品販売部などの形成部分に置ける強度が必
要であることから、透過パネル板の面積を大きくするこ
とができなかった。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明はホテルのロビー等に設置しても違和感のない高
級感のある自動販売機を感じさせない自動販売機を提供
することを技術課題とするものである。

また、自動販売機の前面に占める透過パネル板の面積を
大幅に大きくした自動販売機を提供することを技術課題
とするものである。

（二）課題を解決するための手段 本発明は、自動販売機主機構部を収納装着した前面開口
の本体と、本体の前面開口を開閉する扉体とを備え、扉
体の中央には商品選択操作部と金銭投入部と釣り銭払い
だし部と商品販売部とを形成した選択制御機構枠体を扉
体背面より突設し、扉体前面には選択制御機構枠体前面
部を嵌合する開口を形成した透過パネル板を配設し、扉
体背面を選択制９１７機構枠体と一体に扉体枠に対して
後方に開放するように枢支する手段にて課題を解決する
ものである。

また、本発明は、自動販売機主機構部を収納装着した前
面開口の本体と、本体の前面開口を開閉する扉体とを備
え、扉体の中央には商品選択操作部と金銭投入部と釣り
銭払いだし部と商品販売部とを形成した選択制御機構枠
体を扉体背面より突設し、扉体前面に配設した透過パネ
ル板には、選択制御機構枠体前面部を嵌合連結するサッ
シ体を装着した開口を形成し、屏体背面を選択制御機構
枠体と一体に扉枠体に対して後方に開放するように枢支
する手段にて課題を解決するものである。

さらに、本発明は、自動販売機主機構部を収納装着した
前面開口の本体と、本体の前面開口を開閉する扉体とを
備え、扉体は、前後に開口した扉枠体と、扉枠体の後面
に開閉枢支する背板と、背板に突設し、商品選択操作部
と金銭投入部と釣り銭払いだし部と商品販売部とを形成
した選択制御機構枠体と、選択制御機溝枠体の前面を嵌
合する開口を形成し、扉枠体の前面に装着する透過パネ
ル板とより形成する手段にて課題を解決するものである
。

（ホ）作用 本発明は、商品選択操作部と金銭投入部と釣り銭払いだ
し部と商品販売部とを形成した選択制御機構枠体を自動
販売機の扉体の強度のある背面（背板）に装着し、扉体
前面を透過パネル板にて被い、選択制御機構枠体の前面
を透過パネル板の開口に嵌合連結支持させるだけなので
、選択制御機構枠体の重量が透過パネル板に加わりにく
い。

（へ〉実施例 本発明を実施した図示する自動販売機に基づき構戊を具
体化して説明する。

第１図は自動販売機１の斜視図である。自動販売機１は
全面ｒｗ１口の本体２と、本体２の全面開口を開閉する
扉体３とよりなる。本体２は板金にてその外枠を形成し
、容易に破壊されないように形成している。本体２内に
は自動販売機１がカップベンダーと称される種類であれ
ば、カップ収納部とカップ供給部と供給カツプ載置部と
シロップタンクと炭酸ボンベと給水部と飲料混合部と製
氷部とインスタント飲料原料タンク等を内装している。

本体２に内装する機構は自動販売機の種類によって違い
、本発明に於ては変更して実施できるものである。以下
の説明に於では前述のカップベンダーと称される種類の
自動販売機ｌにつき説明する。

扉体３は、略口字状の扉枠体４と、扉枠体４の後面を閉
ざすように装着する背板５と、扉枠体４の前面に装着す
る透過パネル板６と、背板５の透過パネル板６がわ面中
央に形成する選択制御機構枠体７とを備えている。扉枠
体４と背板５と選択制御機構枠体７は強度的に十分な板
金を折曲接合して形成している。扉枠体４は土側壁と下
側壁が幅広に形成し、両側壁は少し幅狭に形成し、上下
側壁から両側壁に連なる前縁は円弧状に形成している。

扉枠体４の右側上下部分にて本体２の右側部分に枢支し
ている。扉枠体４は本体２に右側にて枢支されて本体２
に対して開閉され、左側部分にて図示しない施錠ロック
機構にて扉枠体４と本体２は適宜ロックまたは解除され
る。扉枠体４は開閉に於で変形しない十分な構造に形成
される。

扉枠体４の前面部には透過パネル板６を配設している。

透過パネル板６のＮＩ＠縁部は扉枠体４の前縁部内側に
シール体１１を介在して当接させ、内側上下部分を扶持
サッシ１２にて支持し、内側両側部分を反射体ｌ３の前
縁部にて支持している。透過パネル板６は扉枠体４に対
しては内側に変位させないと外せない構造となっており
、外側からの抑圧変形にて外れない構造となっている。

この構造は防犯処＠構造である。透過パネル板６の両側
部分は反射体ｌ３にて扶持するようにしたものであるが
、上下部分と同様に扶持サッシにて支持するようにして
もよい。反射体１３は湾曲した金属製板体に鏡面処理し
たものである。

扉枠体４の上下内面には照明装置１４を装着している。

ｒｆ＠明装置１４は螢光ランプ体１５とソケット体をケ
ース体１６に収納しており、ケース体ｌ６の一側面に形
成した透過板１７より光が一方向に照射されるようにし
ている。

透過パネル板６の中央には四角状開口２１を形成してい
る。四角状開口２１の内縁部にはサッシ体２２を装着し
ている。サッシ体２２は合戊樹脂性化粧枠２３と、合戒
樹脂性化粧枠２３の縁とにて開口２１縁部を挟持する金
属製枠２４とがらなる。

背板５は右側部分を扉枠体４の右側内面部分に枢軸３１
にて枢支している。背板５の可動側左側部分は係止体３
２にて係止離脱できるように扉枠体４の左側部分に装着
される。係止体３２としては本構造ではネジ体にて形成
している。係止体３２を外すことで背板５を開放するこ
とができる。

背板５の中央には選択制御機構枠体７を突設している。

選択制御機構枠体７は後面が開口した箱体にて形成し、
開口側をネジ止め、溶接などの結合手段にて背板５に固
定している。選択制御機構枠体７には複数のスイッチ体
にて形成した商品選択操作部３３と金銭投入部３４と釣
り銭払いだし部３５と金銭返却レバ３６とトンネル状開
口より形成する商品販売部３７とを前面に形成している
。

選択制御機構枠体７内には硬貨装置や自動販売機各部制
御装置を内装している。選択制御機構枠体７の前面には
化粧樹脂板３８を装着している。

背板５を閉塞すると選択制御機構枠体７の前面の周囲は
透過パネル板６のサッシ体２ｌの内面に当接する。この
状態で、選択制御機構枠体６の前面部とサッシ体２ｌと
は連結できる構造を有している。本構造では選択制御機
構枠体６の前内部よりロックビン３９をサッシ体２ｌの
係止枠２５の係止穴に挿入して行う。ロックビン３９の
挿入位置は左右上下の４ケ所である。ロックピン３９の
係止離脱は背板５の中央に形成した開口４ｏより手を挿
入して行う。この開口４ｏはロックピン３９の係止ｆａ
脱だけでなく、商品選択操作部３３の表示板変更を内側
がら行う際の手の挿入口ともなり、制御装置の点検修理
口ともなる。

選択制御機構枠体６の外面両側前部には照明装置４１を
＃放している。照明装置４１は透過パネル板６のサッシ
体２１に装着した透過カバ一体２６にて被われる。照明
装置４からの光は透過カバ一体２６を通過する。透過カ
バ一体２６は散光させるために凹凸を形成して光を屈折
させるように形成しており、選択制御機構枠体６の両側
面全体が光るようになる。

選択制御機構枠体６の中央周囲には看板４２を形成して
いる。看板４２は背板５とは間隔を有して配設され、上
下縁部は背板５の枠体４３に固定される。看板４２の左
右は反射体１３と間隔を有して位置し、反射体１３との
間に透光空間を形成している。看板４２の後方背板５と
の間には照明装置４４を配設している。照明装置４４は
選択制御機構枠体６の後外側面に装着している。照明装
置４４に対向する背板５部分には反射体１３に連続する
副反射体４５を形成している。

背板５を開放することで第４図に示すように選択制御機
構枠体６も一緒に開放され、照明装置４１、４４の螢光
ランプ体の交換が容易に行えるとともに、照明装置１４
の螢光ランプ体ｌ５の交換も容易に行える。また、扉体
３の主要機構部が扉枠体４より外れる形となり、扉体３
内に進入した埃ゴミ、小動物の死骸等を容易に掃除でき
るものである。

背板５に選択制御機構枠体６を装着したことで透過パネ
ル板６の過大な力が作用せず、扉体３の前面の全面を透
過パネル板６としても十分に耐久性のある自動販売機１
が形成できる。

看板４２の裏に照明装置４４を配設し、看板４２の両側
透光空間から漏れる光で看板４２の前面を照らすことで
、看板４２が浮き上がったような効果と落ち着いた雰囲
気の広告を行えるものである。反射体１３を配設したこ
とで光をより効果的に看板４２の前面に柔らかい光で照
射できるものである。反射体１３に凹凸を形成すること
で反射光をより柔らかくすることができる。看板４２を
非透過性板にて形成した実施構造を示したが、特に限定
されるものではなく、透過性板にて形成してもよいし、
部分的に透過性としてもよく、看板４２は必要に応じて
適宜変更できるものである。

背板５を開くことで看板４２も出てくることから看板４
２の交換も容易に行える。

本実施例において自動販売機１はカップベンダーと称さ
れる型に基づいて説明したものであるが、ビン缶販売機
であれば商品見本を展示する必要があるが、この場合看
板４２部分に商品見本を展示することができるとともに
、選択制御機構枠体６の上面に載置展示することができ
る。また、選択制御機構枠体６を横長に形成してもよい
し、上下２段に分けて形成してもよい。

（ト）発明の効果 本発明は選択制御機構枠体を背板（背面）から突設した
ことで、背板の強度を十分に取れば扉体の前面の多くの
面積を透過パネル板にて形成して自動販売機の従来のイ
メージを打破することができ、扉体設計の自由度が向上
する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を示し、第１図は要部横断平面図、第２図は
斜視図、第３図は要部縦断右側面図、第４図は扉体を開
放した要部横断平面図である。 １・・・・自動販売機、２・・・・本体、３・・・・扉
体、４・・・・扉枠体、５・・・・背板、６・・・・透
過パネル板、７・・・・選択制御機構枠体、ｌ３・・・
・反射体、２１・・開口、２２・・・・サッシ体、４２
・・・・看板、４４・・・・照明装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、自動販売機主機構部を収納装着した前面開口の本体
   と、本体の前面開口を開閉する扉体とを備え、扉体の中
   央には商品選択操作部と金銭投入部と釣り銭払いだし部
   と商品販売部とを形成した選択制御機構枠体を扉体背面
   より突設し、扉体前面には選択制御機構枠体前面部を嵌
   合する開口を形成した透過パネル板を配設し、扉体背面
   を選択制御機構枠体と一体に扉体枠に対して後方に開放
   するように枢支してなる自動販売機。 ２、自動販売機主機構部を収納装着した前面開口の本体
   と、本体の前面開口を開閉する扉体とを備え、扉体の中
   央には商品選択操作部と金銭投入部と釣り銭払いだし部
   と商品販売部とを形成した選択制御機構枠体を扉体背面
   より突設し、扉体前面に配設した透過パネル板には、選
   択制御機構枠体前面部を嵌合連結するサッシ体を装着し
   た開口を形成し、扉体背面を選択制御機構枠体と一体に
   扉枠体に対して後方に開放するように枢支してなる自動
   販売機。 ３、自動販売機主機構部を収納装着した前面開口の本体
   と、本体の前面開口を開閉する扉体とを備え、扉体は、
   前後に開口した扉枠体と、扉枠体の後面に開閉枢支する
   背板と、背板に突設し、商品選択操作部と金銭投入部と
   釣り銭払いだし部と商品販売部とを形成した選択制御機
   構枠体と、選択制御機構枠体の前面を嵌合する開口を形
   成し、扉枠体の前面に装着する透過パネル板とより形成
   してなる自動販売機。