JPH03104739A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

車両用駆動力制御装置

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JPH03104739A
JPH03104739A JP1241214A JP24121489A JPH03104739A JP H03104739 A JPH03104739 A JP H03104739A JP 1241214 A JP1241214 A JP 1241214A JP 24121489 A JP24121489 A JP 24121489A JP H03104739 A JPH03104739 A JP H03104739A
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JP
Japan
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vehicle
output torque
control
running
drive shaft
Prior art date
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Application number
JP1241214A
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English (en)
Inventor
Minoru Tamura
実 田村
Akikiyo Murakami
村上 晃清
Toru Iwata
徹 岩田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両の加速スリップ状態に応じて制動制御及び
駆動軸出力トルクの制御、例えば内燃機関の出力制御を
行うようにした車両用駆動力制御装置に関するものであ
る。
従来の技術 一般に車両の加速時に車輪がスリップして車体が横すべ
りを起こす等の不安定な状態となることを防止しつつ十
分な加速を得るために、駆動輪と路面間の摩擦力を最適
にする駆動力制御装置が知られているが、この種の制御
装置にあっては燃料の減量もしくは点火時期を遅らせる
手段とか、内燃機関への吸入空気量を制御する手段等の
駆動軸出力トルク減少手段及びブレーキの戚圧を制御す
る制動制御手段等が知られている。
例えば特開昭61−85248号公報及び特開昭61−
85249号公報には、車両の加速時に生ずる駆動輪の
加速スリップを防止するため、駆動軸出力トルク減少手
段として吸気通路内に設けられてアクセルペダルに連動
する第1のスロットルバルブのL流又は下流側に設けら
れた第2のスロノトルバルブの開閉制御手段と、駆動輪
のブレーキ液圧を制御する制動制御手段とを只備した構
成が開示されている。
このような構成にしたことにより、加速スリップの允生
時には内燃機関から駆動軸を介して駆動輪へ伝達される
駆動力を、駆動軸の出力トルクを減少させる駆動軸出力
トルク減少手段によって制御するとともに、駆動輪のブ
レーキ液圧を増圧制御する,即ち制動制御することによ
って該駆動輪の回転を抑制することができて、加速に起
因するスリ,プを防止することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の車両用駆動力制御装置、
特に特開昭61−85248号公報に記載された構成に
あっては、車両の走行状態に応じて駆動軸の出力1・ル
クを減少するための手段中に故障が生じた際には、この
駆動軸出力トルク減少手段による制御を禁+4=して予
期せぬ車両の減速,停止を防止しているが、このような
状態にあって駆動輪のスリップを抑制するためには駆動
輪に供給されるブレーキ液の液圧を増圧制御する制動制
御手段のみでスリップの低減を行うことになり、例えば
車両か雪道等の駆動スリ・ノブの発生頻度が高い路面を
走行する際には、駆動軸出力1・ルク減少下段の不作動
を補うための過多なブレーキ作動に起因して、ブ1/−
キシューのフェード現象か発生し易くなり、通常のフッ
トブレーキ操作が効きにくくなるような状態になること
が懸念されるという課題があった。
そこで本発明はこのような従来の車両用駆動力制御装置
が有している課題を解11“jして、車両に加速スリッ
プが発生した際には、駆動軸出力トルク減少手段により
駆動力を低減させるとともに制動制御手段により駆動輪
へのブレーキ液圧を高めて前記スリップを防止すること
ができるとともに、前記駆動軸出力トルク減少手段に故
障が発生して駆動軸出力トルクの減少を禁止した場合に
あってもブレーキシューのフェード現象の発生が防止で
きるlj両用駆動力制御装置の提供を目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明はL記の目的を達成するために、車両の加速スリ
ノプ時に、駆動軸の出力トルクを減少させる駆動軸出力
トルク減少手段と、駆動輪の制動を行う制動制却千段と
によって駆動輪のスリップを防止してなる車両用駆動力
制御装置において、小両が予め設定された所定の車速以
下で走行しているか否かを検出する走行状態演算手段と
、前記駆動軸出力トルク減少手段の故障を検出する故障
検出手段とを設けて、前記故障検出手段により駆動軸出
力トルク減少手段の故障が検出された場合には、駆動軸
出力トルク減少手段による駆動軸の出力トルクの減少を
禁止するとともに、上記走行状態演算手段から得られる
信号により車両が所定の車速以上で走行中である場合に
は前記駆動輪への制動制御を禁止するようにした車両用
駆動力制御装置の構成にしてある。
作用 かかる構成によれば、車両の加速スリノブ時には、駆動
軸の出力l・ルクが減少されて駆動輪の回転が低下する
とともに、制動制御手段によって調圧されたブレーキ液
が駆動輪に供給されるので、車両の制動力が増大して前
記スリップを回避することができる。
−L記の動作n!jに、前記故障検知手段によって駆動
軸出力トルク減少手段の一部か故障したことが検出され
た際には、車両の走行状態量演算手段から得られる信号
に基づいて、車両が所定の車速以下で走行している場合
には上記駆動輪への制動制御が実施され、車両が所定の
車速以L、即ち屯両が中高速走行中である場合には上記
の制動制御が停lLされる。
従って駆動スリップが車両の加速性に大きな影響を及ぼ
すi.ljj両の発進時及び低速走行時には、駆動輪へ
のブレーキl夜の増圧制御を実施して車両の加速スリッ
プを防止するとともに、車両に対して上記駆動スリップ
の与える影響が少ない中高速走行時には、上記の制御を
実施しないようにすることによって、車両の安定性を確
保しつつ制動制御の作動頻度が高い路面を走行する際に
あってもブレーキシューのフェード現象が発生しないと
いう作用が得られる。
実施例 以下図面に基づいて本発明にかかる車両用駆動力制御装
置の一実施例を詳述する。
第1図に示した概要図において、1はエンジン,2Lは
左前輪,2Rは右前輪であって、上記左前輪2Lと右前
輪2Rは従動輪である。一方、3Lは左後輪,3Rは右
後輪であって、上記左後輪3Lと右後輪3Rとはエンジ
ン1により駆動される駆動輪である。前記エンジンlの
駆動力は変速機4lプロペラシャフト5,ディファレン
シャルギャ6を介して後輪側の車軸7に伝達される。
上記ディファレンシャルギャ6には、駆動輪速度検出手
段としてのプロペラシャフト回転数センサ8が取付けら
れている。即ち駆動輪である左後輪3L及び右後輪3R
の平均回転速度が前記プロペラシャフト回転数センサ8
によりパルス信号として検出される。
10はエンジン1に燃料を供給する吸気通路であって、
該吸気通路lの内方には第1のスロットルバルブ11と
第2のスロットルバルブ12とが並設されている。上記
第2のスロットルバルブ12は第1のスロットルバルブ
11の上流側もしくは下流側の何れにあっても良い。
13は運転者が操作するアクセルペダルであって、該ア
クセルベダル13により前記第lのスロットルバルブ1
lの開度が制御される。
15は第2のスロットルバルブ12を開閉操作するため
のステップモー夕,16は第2のスロットルバルブ12
の開度検出手段としての開度センサである。尚、上記開
度センサl6は後述するように駆動軸出力トルク減少手
段としてのスロットルバルブ作動制御手段の一部を構成
している。
更に従動輪である左前輪2Lと右前輪2Rには、各車輪
の回転数をパルス信号として検出する回転数センサ18
.19が取付けられている。そして前記プロペラシャフ
ト回転数センサ8と、上記回転数センサ18,19及び
後述する制御回路によって車両のスリップ状態量を演算
するスリップ状態量演算手段が構戊される。
又、駆動輪である左後輪3Lと右後輪3Rの各ホイール
シリンダ2OL,2ORには、図外のブレーキペダルの
踏力に応じて供給される通常のブレーキ液以外に、後述
する制動制御手段の作用に基づいて供給されるブレーキ
夜が管路22及び該管路22から分岐された管路23を
介して供給されるようにしてある。
30は前記第2のスロットルバルブl2の開度を決定す
るとともに、前記管路22.23を介して左後輪3Lと
右後輪3Rの各ホイールシリンダ2OL,20Rに供給
するブレーキ液の供給状態を制御するための制御回路で
あり、この制御回路30はマイクロコンピュータによっ
て構成されていて、A/D変換回路31,セントラルプ
ロセシンクユニット32 (CPU), モータドライ
ブ回路33,F/V変換回路34及び読取専用記憶回路
35(ROM)を主体として構成されている。
一方、40は駆動輪へ供給されるブレーキ液を発生する
液圧ボンブ,41はアキュムレータ,42は制動制御手
段としての常閉型の液圧制御弁である。上記のアキュム
レータ4■には、常時液圧ポンブ40から逆止弁43を
介して供給される所定の妓圧が蓄圧されている。44は
岐圧制御弁42と作動液のタンク46を連結するドレン
用管路,45は液圧ボンブ40とタンク46間の管路に
配置された逆止弁である。
そして左前輪2Lの回転数センサ18から出力された信
号ライン18aと、右前輪2Rの回転数センサ19から
出力された信号ライン19aと、プロペラシャフト回転
数センサ8から出力された信号ライン8aとがそれぞれ
制御回路30のF/■変換回路34に人力されており、
第2のスロットルバルブ12の開度を検出する開度セン
サ16から出力された信号ライン16aが制御回路30
のA/D変換回路3lに入力されている。
又、制御回路30内のモータドライブ回路33から出力
された信号ライン33aが前記ステップモータ15に人
力されている。
更に前記制御回路30のCPU32から出力された信号
ライン32aが前記液圧制御弁42に付設されたソレノ
イド42aに接続されている。従って信号ライン32a
からの信号に基づいて、液IT:.制御弁42は管路2
2へ供給する液圧を、増圧側もしくは減圧側に切り換え
るように動作する。
かかる回路構成によれば、基本的な動作と1,て先ず左
前輪2 L及び右前輪2Rに設けられた回転数センサ1
.8.19と、ディファレンシャルギャ6に設けられた
ブロベラシャフト回転数センサ8から得られる各信号が
、制御回路30を構成する前記F/V変換回路34に入
力され、且つ該F/V変換回路34によって各信号が電
圧信号に変換された後、A/D変換回路31に入力され
る一方、前3tE 第2のスロ2}ルバルブ12の開度
センサl6から得られる信号が前記A/D変換回路31
に入力される。するとA/D変換回路31は上記の各入
力信号を夫々ディジタル値に変換した後、CPU32に
人力する。
CPU32は−L記の各人力信号とROM35に予め記
憶されている記憶情報に基づいて、前記第2のスロノト
ルバルブ12の開度目標値を演算し、モータドライブ回
路33に出力する。するとモータドライブ同路33はC
PU32から入力された開度目標値にズ・1応ずる駆動
信号を出力して、ステノブモータ15を駆動する。この
ステップモータI5の駆動力によー)で、吸気通路10
内に配置された前記第2のスロソトルバルブ12が開閉
駆動されて、エンジン1の出力が制御される。
そこで前記スリップ状態量演算手段によって車両がスリ
ップしていることが検出された際には、上記第2のスロ
ットルバルブ12の開度目標{直を全閑とすることによ
ってエンジンlの回転出力か低下されるとともに、制御
回路30の作用に基ついて液圧制御弁42が増圧側に切
り換えられて、アキスムレータ41に蓄圧されたブレー
キ液が駆動輪である左後輪3L及び右後輪3Rの各ホイ
ールシリンダ2OL.20Rに供給される。従って車両
のスリノブ時には第2のスロットルバルブl2の開度が
小さくなるような開閉制御が実施されるとともに、制動
制御手段としての液圧制御弁42から増圧されたブレー
キ液が駆動輪3L,3Rに(Jj給されるので、該駆動
輪3L,3Hの回転が低下し、且つ車両の制動力が増大
して前記スリップを回避することができる。
上記の動作時に駆動軸出力トルク減少手段としてのスロ
ットルバルブ作動制御手段,例えば前記第2のスロノト
ルバルブ12の開度センサ16が故障した場音には、前
記第2のスロットルバルブ12の開閉制御を禁止すると
ともに、後述する演算手段に基づいて、車両が所定の車
速以下で走行中である場合にのみ上記駆動輪3L,3R
へのブレーキ液圧の増圧制御か実施され、車両が中高速
走行時にある場合には−L記の制動制御が停止される。
従って車両が雪道等のように制動制御の作動頻度が従来
高くなっていてような路面を走行する際にあっても、中
高速走行時には前記制御が実施されないので、ブレーキ
シューのフェード現象が発牛しにくいという作用が得ら
れる。
次に第2図により、前記制御同路30による駆動力制御
の実際をフローチャートとして詳細に説明する。尚、こ
こで示されるメインルーチン内での処理は、図示しない
オペレーティングシステムにより所定の周明(例えば2
0msec)で駆動される定時間割り込み処理である。
同図において、キー/リングへエンジンキーを差し込み
、イグニッションスイッチをオフからオンに切り換えた
時点からマイクロコンピュータの電源がオンになり、定
時間割り込みがスタートしくステップ100) 、ステ
ップ101により71jオンの後の最初のフローである
か否かが判断され、最初であればスタート信号がステッ
プ102に加えられて、前記ROM35のクリア等の初
期化処理かなされる。尚、最初のフローでない場合には
上記のt刀明化処理は省略されてl′i1ちにステノプ
103に進む。
ステップ103では前記スリップ状態量演算手段として
の左前輪2Lの回転数センサ18で検出された回転速度
に基づいて演算された車輪速VFL右前輪回転数センサ
l9で検出された回転速度に基づいて演算された車輪速
V FR%及びプロペラシャフト回転数センサ8で検出
されたプロペラシャフトの回転速度(駆動輪の回転速度
に比例する回転速度)に基づいて演算された後輪の平均
車輪速■3が読み込まれる。
次にステップ104では、前記第2のスロットルバルブ
12に取付けられた開度センサ16によって検出された
電圧値Vll+が予め設定された規格内にあるか否かが
判定される。本例の場合には上記の規格が0.5V〜4
,5Vに設定されている。
ステップ104でVI8が上記の規格内に入っていれば
開度センサl6の作動が正常と判断されてステップ10
5へ進み、規格外であれば該開度センサ16が故障であ
るものと判断されてステップ201へ進む。
V16が規格外であるということは、開度センサ16の
電源線が短絡もしくは断線していることが考えられるの
で、後述するステップモータ15のフィードバック制御
が実施不可能となる。そこで?テップ201では、前記
左前輪2Lの回転数センサ18で検出された車輪速VF
Lと右前輪回転数センサ19で検出された車輪速VFR
とがいずれもlQKm/h以下であるか否か、即ち車両
が低速走行状態にあるか否かが判定され、低速走行状態
にあると判定された場合には、ステップ105以降の制
御ルーチンへ進み、低速走行状態でないと判定された場
合にはステップ202へ進んで、前記液圧制御弁42の
ソレノイド42aへの通電を停止して該液圧制御弁を減
圧位置に保ち、駆動輪3L,3Rに対する以後の駆動力
制御を行わない。上記の低速走行状態とは車両の停車状
態を含んでおり、従って駆動スリップの影響が大きい発
進時にも以下の制御が適用される。
次にステップ105では、ステップ103で読み込まれ
たV■とVFLから従動輪である左前輪2Lと右前輪2
Rの平均車輪速■2を、 V F= (V vwr + V FL) / 2即ち
両車輪速V■とVFLの平均値として演算する。
ここで一般に上記の従動輪の平均車輪速■2は、車両の
車体速度に一致することが知られている。
次にステップ106では、上記の平均車輪速VFと駆動
輪である左後輪3Lと右後輪3Rの平均車輪速VRとか
らタイヤと路面間のスリップ状態量としてのスリップ率
Sを、 S一(Vll−VF) /Vll として演算する。
次にステップ107では、前記のステップ106で得ら
れたスリノブ率Sが設定値S。(例えばS。一〇.l)
よりも大きいか否かを判断し、大きい場合にはスリップ
が発生しているものとしてステップ110へ進む一方、
小さい場合にはスリップが発生していないものとしてス
テップ108に進む。
ステップ108では、第2のスロットルバルブl2の開
度目標値STEP”を全開とし、次段のステップ109
で液圧制御fP42を減圧位置としてステップ112へ
進む。
またスリップが発生している場合には、ステップ110
で第2のスロ7}ルバルブ12の開度目標値STEP”
を全閑とし、次段のステップ111で液圧制御弁42を
増圧位置に切り換えてステップ112へ進む。液圧制御
弁42を増圧位置に切り換えることによってアキュムレ
ータ41に蓄圧された作動戚が液圧制御弁42及び管路
22.23を経由して左後輪3L及び右後輪3Rに供給
されるので、該左後輪3L及び右後輪3Rの制動力が増
大される。
次にステップ112では、前記開度センサ16によって
検出された第2のスロットルバルブl2の実際の開度値
STEPと開度目標値STEP”との偏差Dirが、 Dir=STEP”  −  STEPとして算出され
て、更にステップ113により上記の偏差Dirに基づ
いてモータスピードが算出され、更にステップ114で
モータの正転/逆転/保持の判断がなされる。
ステップ114で正転の判断が行われた場合には、ステ
ノブ115により第2のスロットルバルブ12の実際の
開度値STEPに1が加えられ、逆転の判断が行われた
場合には、ステップ116により第2のスロットルバル
ブ12の実際の開度値STEPから1が差し引かれる。
又保持の判断が行われた場合には実際の開度値STEP
はそのままとなる。
ステップH7ではステノブ1.14における指令に応し
て], STEPに相ダ1するモータ回転信号を前記モ
ータドライブ回路33に出力して、前記ステノブモータ
l5を駆動し、第1図に示す吸気通路10内の第2のス
ロットルバルブ12をI STEPに相当する角度だけ
回転させる。
このような割り込みフローチャ−1・が繰り返されるこ
とにより、第2のスロノトルバルブ12が11標の角度
まで回動ずる。
尚、フローチャートの中では富めされていないが、前記
ステップ1.04で第2のスロットルバルブ12に取付
けられた開度センサl6が故障であると判断された場合
には、当然第2のスロットルバルブl2の開閉制御は実
施されず、駆動輪である左後輪3Lと右後輪3Rに対す
るブレーキ液の増圧制御のみが実施される。
本実施例によれば、車両が非スリップ時の場合ニアッて
も、第2のスロノトノレノクノレブ(こ起因スル吸入空
気量のロスか発生すること力くなく、?t−)で車両の
加速!/スボンスを良好(こ(iljすること力くでき
る。又スリゾブ防止制御中であつーご主、第1のスロ,
l・ルバルブはアクセノレベダ、Jレ+・袋f1 重i
こ応シてある程度の開閉がなされるので、アクセノレペ
タ゛ノレ操作とエンジン駆動力の対応関係(±残って4
3り、アクセル操作七での大きな違和4力くな0とL)
う効渠もある。
上記の説明中、後輪の車軸7の出ゾ71レクをI1.X
減させるための駆動軸出力トノレクK&少手段.とじて
、第1のスロノトノレノくノレブ11とQ[7 設L 
?こ第2のスロ,トルバルブl2を用0てエンジン1の
:,B−)jy!;.低減させる手段を示したが、この
ような千〜以タトにエンジン1に対する燃料供給蹟Hi
l+御もし( +1 7;’.i、火時期の制御手段に
代えろことb ”1 !である。又、スリップ率Sを決
定する基準値として便:i’f k So一〇.lとし
たが、このス’J ノブΣ軒{ま車iQ ’Etびエン
ジン等によって決定されるものであって、r−1’rJ
E iこ変更されるものである。
更にスロットルバルブ作動制御手段の故障を検知する手
段として前記間度センサ16が規格外であるか否かによ
って判断したが、他にも例えば第2のスロソトルバルブ
の間度0標値と実際の開度との偏差が所定値以」二であ
る場合には、該スロノトルバルブに異物の噛み込み又は
凍結に起因する故障があるものと判断することかできる
又、故障検出手段としては、前記間度七ンサの故障のみ
ならず、ステノブモータ■5等アクチュエータの故障を
検出するものでも良く、更に燃料供給制御や点火時明制
御のための制御同路の一部の異常を検出するものでも良
い。
又、第2のスロットルバルブ12を開閉する手段として
ステップモータ15を使用したが、該ステップモータ1
5に代えてDCモータやサーボモータを用いても良い。
更に車両の駆動時のスリ,ブを防止するための駆動軸出
力トルク減少手段としてスロットルバルブ開閉手段とエ
ンジンの点火時明もしくは燃料の供給量制御機構との何
れかを組み合わせて併用することも出来る。
以Jtの実施例においてはスリゾブの程度を11断する
スリップ状態−ハとしてスリノブlsを用いたが、これ
に代えてスリップ電V,VFを用いて、これに合わせて
各設定値を決め、同様の制御を行ってもよい。
尚、前記第2のスロット・ルバルブ12に、iT7 常
晴には該第2のスロ7トルバルブl2を全開側に付勢す
るスプリングを付設することによって、仮に走行中に前
記制御回路30もしくはステップモータ15等に故障が
発牛してち1;2スプリングによって第2のスロノトル
バルブ12を全開位’J?に保持し、第1のスロットル
バルブl1による通常の走行状態を維持することができ
る。
尚、本実施例にあっては中両が所定車速以上で走行中の
とき制動制御を禁止したか、これに加えて駆動スIJ 
ノブ低減の必要性が比較的・1)六い非旋回走行時、1
bるいはアクセルペタル踏込速度小のときにも制動制御
を禁止してち良い。
発明の効果 以上詳細に説明した如(、本発明にかかる小雨用駆動力
制御装置によれば、以下に記す作用効果がもたらされる
即ち、車両のスリップ時にはスリップ状態に応じて駆動
軸出力トルク減少手段によって駆動輪の駆動軸に伝達さ
れるトルクが減少するような制御が実施され、更に制動
制御手段から増圧されたブレーキ液が駆動輪に供給され
るので、駆動輪の駆動トルクを低下することができると
ともに車両の制動力が増大し、車両のスリップを回避す
ることができる。このような動作時に故障検知手段によ
って駆動軸出力トルク減少手段が故障したことが検出さ
れた場合には、車両の走行状態演算手段から得られる信
号に基づいて、車両が所定の車速以下である場合には駆
動輪への制動制御が実施され、車両が中高速走行時であ
る場合には上記の制御を停止することができる。換言す
れば駆動スリップが加速性に与える影響の大きい発進時
及び低速走行からの加速時には駆動輪へのブレーキ液の
増圧制御を実施して車両の駆動スリップを防止するとと
もに、車両が駆動スリップが発生し難い中高速走行時に
ある場合には上記の制御を実施しないようにして、雪道
等の制動制御の作動頻度が高い路面を走行する際にあっ
てもブレーキシューのフェード現象が発生しないという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる車両用駆動力制御装置の一実施
例を示す概要図、第2図は同駆動力制御の実際例を示す
フローチャートである。 ■・・・エンジン、2L・・・左前輪、2R・・・右前
輪、3L・・・左後輪、3R・・・右後輪、8・・・プ
ロペラシャフト回転数センサ、IO・・・吸気通路、1
l・・・第1のスロットルバルブ、l2・・・第2のス
ロットルバルブ、 13・・・アクセルペダル、15・・・ステップモー夕
、16・・・開度センサ(開度検出手段)、18.19
・・・回転数センサ、 20L,2’OR・・・ホイールシリンダ、24・・・
ステアリングホイール、 25・・・操舵角センサ(旋回状態量演算手段)、30
・・制御回路、3I・・・A/D変換回路、2・・・C
PU,33・・・モータドライブ回路、4・・・F/V
変換回路、35・・・読取専用記憶回路、0・・・液圧
ボンプ、4l・・・アキュムレータ、2・・液圧制御弁
(制動制御手段)、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の加速スリップ時に、駆動軸の出力トルクを
    減少させる駆動軸出力トルク減少手段と、駆動輪の制動
    を行う制動制御手段とによって駆動輪のスリップを防止
    してなる車両用駆動力制御装置において、 車両が予め設定された所定の車速以下で走行しているか
    否かを検出する走行状態演算手段と、前記駆動軸出力ト
    ルク減少手段の故障を検出する故障検出手段とを設けて
    、前記故障検出手段により駆動軸出力トルク減少手段の
    故障が検出された場合には、駆動軸出力トルク減少手段
    による駆動軸の出力トルクの減少を禁止するとともに、
    上記走行状態演算手段から得られる信号により車両が所
    定の車速以上で走行中である場合には前記駆動輪への制
    動制御を禁止するようにしたことを特徴とする車両用駆
    動力制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5104413A (en) * 1989-10-24 1992-04-14 Kao Corporation Hair dye composition

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