JPH0310442B2 - - Google Patents
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- JPH0310442B2 JPH0310442B2 JP59165343A JP16534384A JPH0310442B2 JP H0310442 B2 JPH0310442 B2 JP H0310442B2 JP 59165343 A JP59165343 A JP 59165343A JP 16534384 A JP16534384 A JP 16534384A JP H0310442 B2 JPH0310442 B2 JP H0310442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- gear
- main body
- tool holder
- cutting
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 6
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B29/00—Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
- B23B29/03—Boring heads
- B23B29/034—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings
- B23B29/03432—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable during manufacturing
- B23B29/03435—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable during manufacturing by means of screws and nuts
- B23B29/03439—Boring and facing heads
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/83—Tool-support with means to move Tool relative to tool-support
- Y10T408/85—Tool-support with means to move Tool relative to tool-support to move radially
- Y10T408/858—Moving means including wedge, screw or cam
- Y10T408/8598—Screw extending perpendicular to tool-axis
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/12—Radially moving rotating tool inside bore
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/25—Lathe
- Y10T82/2514—Lathe with work feeder or remover
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/25—Lathe
- Y10T82/2529—Revolvable cutter heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turning (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マシニングセンタ等の機械主軸に装
着して全自動でワーク表面をフエーシング加工で
きるようにしたフエーシングヘツドに係り、特に
バイトホルダの自動送り及び早戻し機構の構造に
関する。
着して全自動でワーク表面をフエーシング加工で
きるようにしたフエーシングヘツドに係り、特に
バイトホルダの自動送り及び早戻し機構の構造に
関する。
従来、フライス盤等の汎用工作機械では、バイ
トを利用してフエーシング加工が施される。この
加工のための装置は、機械主軸に取付けたシヤン
ク部材の下端部にバイト支持機構を設け、主軸の
回転と共に水平方向にバイト支持機構を自動送り
あいは戻り装置で移動させるものであるが、その
都度作業者が手動で装置を操作する必要があつ
た。
トを利用してフエーシング加工が施される。この
加工のための装置は、機械主軸に取付けたシヤン
ク部材の下端部にバイト支持機構を設け、主軸の
回転と共に水平方向にバイト支持機構を自動送り
あいは戻り装置で移動させるものであるが、その
都度作業者が手動で装置を操作する必要があつ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、マシニングセンタにおける自動運転中
に機械主軸を一旦停止させ、作業者がその都度手
動操作を行うことは能率が悪く、機械の無人運転
は不可能となる。また、バイト支持機構の移動は
主軸の回転動力によるものであるが、切削送りを
停止させる出力は、バイト支持機構の移動を出力
とするため、停止させればその出力はなく、早戻
し送りへの自動切替えは不可能であつた。
に機械主軸を一旦停止させ、作業者がその都度手
動操作を行うことは能率が悪く、機械の無人運転
は不可能となる。また、バイト支持機構の移動は
主軸の回転動力によるものであるが、切削送りを
停止させる出力は、バイト支持機構の移動を出力
とするため、停止させればその出力はなく、早戻
し送りへの自動切替えは不可能であつた。
また、マシニングセンタの自動運転では、NC
装置により、主軸の回転は1分間に対する回転数
の設定と回転時間のタイマー指令によるものであ
り、始動及び停止時の誤差がある。そして、マシ
ニングセンタは数種類の工具を自動交換してワー
クに複数の加工をするものであり、工具交換の際
にはマシニングセンタの機械主軸のドライブキー
と工具のキー溝との方位を位置決めする必要があ
る。このため、機械主軸を一旦回転させて位置決
めしないと、工具交換はできない。したがつて、
フエーシングヘツドの自動交換時に機械主軸が回
転しても、バイト支持機構が送りや早戻し等の運
動をしないように停止させておく必要がある。
装置により、主軸の回転は1分間に対する回転数
の設定と回転時間のタイマー指令によるものであ
り、始動及び停止時の誤差がある。そして、マシ
ニングセンタは数種類の工具を自動交換してワー
クに複数の加工をするものであり、工具交換の際
にはマシニングセンタの機械主軸のドライブキー
と工具のキー溝との方位を位置決めする必要があ
る。このため、機械主軸を一旦回転させて位置決
めしないと、工具交換はできない。したがつて、
フエーシングヘツドの自動交換時に機械主軸が回
転しても、バイト支持機構が送りや早戻し等の運
動をしないように停止させておく必要がある。
そこで、本発明は、マシニングセンタでの自動
工具交換の際、機械主軸が回転しても工具に送り
や戻しの伝達が行われないようにし、正確な切削
開始の位置決めを保持でき、しかも工具を機械主
軸に取り付けた後に1〜2回逆転させた後に機械
主軸の正転のまま切削から早戻しが行えるように
して、効率のよいフエーシング加工が行えるよう
にすることを目的とする。
工具交換の際、機械主軸が回転しても工具に送り
や戻しの伝達が行われないようにし、正確な切削
開始の位置決めを保持でき、しかも工具を機械主
軸に取り付けた後に1〜2回逆転させた後に機械
主軸の正転のまま切削から早戻しが行えるように
して、効率のよいフエーシング加工が行えるよう
にすることを目的とする。
本発明のフエーシングヘツドは、マシニングセ
ンタ等の機械主軸に装着するシヤンク付きの本体
と、該本体の周りに回転自在に取り付けられ且つ
前記機械主軸側の装置に連接して絶対静止する送
り作動環と、前記本体の下面に切削送り可能に組
み込まれたバイトホルダとを備え、前記送り作動
環は、内周に内歯車を備えると共に軸線方向に突
き出した複数の送りピンを備え、前記本体に、前
記内歯車及び送りピンにそれぞれ噛み合う早戻し
歯車及び送り歯車を設けると共に、前記バイトホ
ルダに切削送り及び早戻し運動を与える駆動軸を
組み込み、該駆動軸は、前記早戻し歯車及び送り
歯車のいずれか一方からの回転力の伝達を可能と
するクラツチ機構を備え、該クラツチ機構を、前
記バイトホルダのストローク動作に連動させて切
削送り側及び早戻し側に切替え可能としたことを
特徴とする。
ンタ等の機械主軸に装着するシヤンク付きの本体
と、該本体の周りに回転自在に取り付けられ且つ
前記機械主軸側の装置に連接して絶対静止する送
り作動環と、前記本体の下面に切削送り可能に組
み込まれたバイトホルダとを備え、前記送り作動
環は、内周に内歯車を備えると共に軸線方向に突
き出した複数の送りピンを備え、前記本体に、前
記内歯車及び送りピンにそれぞれ噛み合う早戻し
歯車及び送り歯車を設けると共に、前記バイトホ
ルダに切削送り及び早戻し運動を与える駆動軸を
組み込み、該駆動軸は、前記早戻し歯車及び送り
歯車のいずれか一方からの回転力の伝達を可能と
するクラツチ機構を備え、該クラツチ機構を、前
記バイトホルダのストローク動作に連動させて切
削送り側及び早戻し側に切替え可能としたことを
特徴とする。
また、第2の発明は、以上の構成に加えて、送
り作動環に設ける送りピン軸線方向に出没可能と
し、前記送り作動環の送りピンを前記送り歯車に
噛み合い可能な位置まで繰り出す送り調整環を前
記本体の周りに回転自在に組み込み、該送り調整
環は送りピンに当接して任意数の送りピンを突き
出すカム構造を備えていることを特徴とする。
り作動環に設ける送りピン軸線方向に出没可能と
し、前記送り作動環の送りピンを前記送り歯車に
噛み合い可能な位置まで繰り出す送り調整環を前
記本体の周りに回転自在に組み込み、該送り調整
環は送りピンに当接して任意数の送りピンを突き
出すカム構造を備えていることを特徴とする。
第1図は本発明のフエーシングヘツドの切欠正
面図、第2図及び第3図はバイトホルダの移動を
示す一部切欠正面図、第4図は全体の分解斜視図
である。
面図、第2図及び第3図はバイトホルダの移動を
示す一部切欠正面図、第4図は全体の分解斜視図
である。
フエーシングヘツドは、機械主軸に連接されて
一体回転するシヤンク部1に本体4を固定し、こ
の本体4の周りに送り作動環2を回転自在に設け
ると共に本体4の下端にバイトホルダ7を摺動自
在に組み込んだ構成である。本体4の内部には、
後述するバイトホルダ7の送り方向切替え機構及
び早戻し機構が備えられる。バイトホルダ7はそ
の上面に形成したアリ5を本体2の下面のアリ溝
3に摺動可能に挿入して一体化される。そして、
バイトホルダ7のストローク方向に送りネジ6が
固定され、この送りネジ6を機械主軸の回転運動
に連動させることによつて、バイトホルダ7を自
動的に往復運動させる。
一体回転するシヤンク部1に本体4を固定し、こ
の本体4の周りに送り作動環2を回転自在に設け
ると共に本体4の下端にバイトホルダ7を摺動自
在に組み込んだ構成である。本体4の内部には、
後述するバイトホルダ7の送り方向切替え機構及
び早戻し機構が備えられる。バイトホルダ7はそ
の上面に形成したアリ5を本体2の下面のアリ溝
3に摺動可能に挿入して一体化される。そして、
バイトホルダ7のストローク方向に送りネジ6が
固定され、この送りネジ6を機械主軸の回転運動
に連動させることによつて、バイトホルダ7を自
動的に往復運動させる。
送り作動環2は本体4を回転自在に包み込む環
状体でありその内周には内歯車9を形成し、外部
にはブラケツト9aを突き出している。ブラケツ
ト9aには固定軸10が連結され、第1図に示す
ようにこの固定軸は機械主軸のケーシング13の
下面に設けた受け具40に差し込まれる。したが
つて、機械主軸が回転するときにはシヤンク部1
に一体化された本体4は同時に回転するが、送り
作動環2は回転せずに静止した状態を保つ。
状体でありその内周には内歯車9を形成し、外部
にはブラケツト9aを突き出している。ブラケツ
ト9aには固定軸10が連結され、第1図に示す
ようにこの固定軸は機械主軸のケーシング13の
下面に設けた受け具40に差し込まれる。したが
つて、機械主軸が回転するときにはシヤンク部1
に一体化された本体4は同時に回転するが、送り
作動環2は回転せずに静止した状態を保つ。
また、第5図に示すように、送り作動環2には
早戻し歯車8と送り歯車12とが連接され、これ
らの歯車8,12によつてバイトホルダ7が駆動
される。早戻し歯車8及び送り歯車12はそれぞ
れ本体4の軸線と平行軸線を持つてこの本体4に
回転自在に組み込まれ、早戻し歯車8は送り作動
環2の内歯車9に噛み合つている。一方、送り歯
車12は送り作動環2の下面から出没自在な合計
5個の送りピン11に間欠的に噛み合うほぼ十字
状の歯を形成している。そして、これらの早戻し
歯車8及び送り歯車12にはそれぞれウオーム3
0a,30を同軸上に設け、本体4が回転すると
きにこれらの歯車8,12を回転させてウオーム
30a,30から駆動力をバイトホルダ7に伝達
する。
早戻し歯車8と送り歯車12とが連接され、これ
らの歯車8,12によつてバイトホルダ7が駆動
される。早戻し歯車8及び送り歯車12はそれぞ
れ本体4の軸線と平行軸線を持つてこの本体4に
回転自在に組み込まれ、早戻し歯車8は送り作動
環2の内歯車9に噛み合つている。一方、送り歯
車12は送り作動環2の下面から出没自在な合計
5個の送りピン11に間欠的に噛み合うほぼ十字
状の歯を形成している。そして、これらの早戻し
歯車8及び送り歯車12にはそれぞれウオーム3
0a,30を同軸上に設け、本体4が回転すると
きにこれらの歯車8,12を回転させてウオーム
30a,30から駆動力をバイトホルダ7に伝達
する。
早戻し歯車8は歯数が一定の内歯車9に噛み合
つているので、本体4の回転速度に比例して早戻
し歯車8は回転する。一方、送り歯車12はバイ
トホルダ7の往路の速度を減速や増速させたりす
るため、送り歯車12に噛み合う送りピン11の
数を増減させる機構を持たせる。この機構のた
め、第5図に示すように送り調整環39を送り作
動環2の上端側の外周に回転自在に組み込み、こ
の送り調整環39の回転操作によつて、送りピン
11が送り作動環2の下端から突き出る個数を設
定する。送りピン11は、送り作動環2に軸線方
向に貫通して開けた異径の保持孔36に移動可能
に設けられ、内蔵したコイルスプリング36aに
よつて送り調整環39側に付勢されている。ま
た、送り調整環39には送りピン11の上端を押
圧する直動カム37が形成され、この直動カム3
7によつて送りピン11を突き出す。
つているので、本体4の回転速度に比例して早戻
し歯車8は回転する。一方、送り歯車12はバイ
トホルダ7の往路の速度を減速や増速させたりす
るため、送り歯車12に噛み合う送りピン11の
数を増減させる機構を持たせる。この機構のた
め、第5図に示すように送り調整環39を送り作
動環2の上端側の外周に回転自在に組み込み、こ
の送り調整環39の回転操作によつて、送りピン
11が送り作動環2の下端から突き出る個数を設
定する。送りピン11は、送り作動環2に軸線方
向に貫通して開けた異径の保持孔36に移動可能
に設けられ、内蔵したコイルスプリング36aに
よつて送り調整環39側に付勢されている。ま
た、送り調整環39には送りピン11の上端を押
圧する直動カム37が形成され、この直動カム3
7によつて送りピン11を突き出す。
第6図は送り調整環39による送りピン11の
出没状態を示す展開断面図であり、同図aでは送
りピン11は直動カム37から外れた位置にあ
り、全ての送りピン11はコイルスプリング36
aによつて送り調整環39側へ移動させられ、送
り作動環2から突き出ていない。したがつて、こ
の状態では本体2が回転しても送り歯車12は送
りピン11と噛み合わないので送り歯車12は回
転しない。また、送り調整環39を回転操作して
同図bに設定すると、5個の送りピン11の中で
3個が送り作動環2の下端から突き出て、送り歯
車12がこれに噛み合う。そして、更に同図cの
ように設定すれば、全ての送りピン11が突き出
て同様に送り歯車12に噛み合う。したがつて、
同図bでは本体1が1回転する間に3回及び同図
cでは5回それぞれ噛み合うので、本体1の回転
速度を一定とした場合では、同図cでは送り歯車
12は速く回転し、同図bの場合ではこれよりも
遅く回転することになる。
出没状態を示す展開断面図であり、同図aでは送
りピン11は直動カム37から外れた位置にあ
り、全ての送りピン11はコイルスプリング36
aによつて送り調整環39側へ移動させられ、送
り作動環2から突き出ていない。したがつて、こ
の状態では本体2が回転しても送り歯車12は送
りピン11と噛み合わないので送り歯車12は回
転しない。また、送り調整環39を回転操作して
同図bに設定すると、5個の送りピン11の中で
3個が送り作動環2の下端から突き出て、送り歯
車12がこれに噛み合う。そして、更に同図cの
ように設定すれば、全ての送りピン11が突き出
て同様に送り歯車12に噛み合う。したがつて、
同図bでは本体1が1回転する間に3回及び同図
cでは5回それぞれ噛み合うので、本体1の回転
速度を一定とした場合では、同図cでは送り歯車
12は速く回転し、同図bの場合ではこれよりも
遅く回転することになる。
なお、このような送りピン11の突き出し個数
を設定するのに際し、第5図に示すように位置決
め溝38を設け、これに係合するボール38aを
本体4に設けてスプリング38bで付勢する構造
とする。これにより、送り調整環39を回転させ
て位置決め溝38で4箇所の任意の位置に拘束す
れば、必要とする本数の送りピン11の突き出し
が行える。
を設定するのに際し、第5図に示すように位置決
め溝38を設け、これに係合するボール38aを
本体4に設けてスプリング38bで付勢する構造
とする。これにより、送り調整環39を回転させ
て位置決め溝38で4箇所の任意の位置に拘束す
れば、必要とする本数の送りピン11の突き出し
が行える。
このように、送り調整環39を手動で回転操作
するだけで、送り歯車12の回転速度を段階的に
変化させることができ、送り歯車12から伝達さ
れるバイトホルダ7の移動速度も簡単に変更でき
る。
するだけで、送り歯車12の回転速度を段階的に
変化させることができ、送り歯車12から伝達さ
れるバイトホルダ7の移動速度も簡単に変更でき
る。
本体4の内部にはバイトホルダ7を送り歯車1
2又は早戻し歯車8に連動させて切削送り及び後
退動作を行わせるための送り方向切替え機構が組
み込まれる。以下、この機構について説明する。
2又は早戻し歯車8に連動させて切削送り及び後
退動作を行わせるための送り方向切替え機構が組
み込まれる。以下、この機構について説明する。
第4図に示すように、バイトホルダ7のストロ
ーク方向とは直交する姿勢の軸線を持つように駆
動軸14が回転自在に組み込まれている。この駆
動軸14は第7図(第1図のA−A線矢視断面
図)に示すように、ウオーム14aと軸部14b
を備えて本体4内の軸受4aによつて支持されて
いる。軸部14bの両端にはそれぞれウオームホ
イール16,16aが軸部14b周りに回転自在
に取り付けられ、これらのウオームホイール1
6,16aはそれぞれ送り歯車12のウオーム3
0及び早戻し歯車8のウオーム30aに噛み合つ
ている。また、軸部14bに一体化したキー14
cによつて軸線方向に移動可能なクラツチ15,
15aがそれぞれウオームホイール16,16a
のクラツチ歯に係合可能に組み込まれる。第7図
においてクラツチ15を下側に移動させてウオー
ム16と係合させれば、送り歯車12側のウオー
ム30から駆動軸14に回転が伝達され、また上
側へ移動させれば早戻し歯車8からの回転が伝達
される。
ーク方向とは直交する姿勢の軸線を持つように駆
動軸14が回転自在に組み込まれている。この駆
動軸14は第7図(第1図のA−A線矢視断面
図)に示すように、ウオーム14aと軸部14b
を備えて本体4内の軸受4aによつて支持されて
いる。軸部14bの両端にはそれぞれウオームホ
イール16,16aが軸部14b周りに回転自在
に取り付けられ、これらのウオームホイール1
6,16aはそれぞれ送り歯車12のウオーム3
0及び早戻し歯車8のウオーム30aに噛み合つ
ている。また、軸部14bに一体化したキー14
cによつて軸線方向に移動可能なクラツチ15,
15aがそれぞれウオームホイール16,16a
のクラツチ歯に係合可能に組み込まれる。第7図
においてクラツチ15を下側に移動させてウオー
ム16と係合させれば、送り歯車12側のウオー
ム30から駆動軸14に回転が伝達され、また上
側へ移動させれば早戻し歯車8からの回転が伝達
される。
このように、送り歯車12側、早戻し歯車8側
及び停止に切り換えるために、クラツチ15,1
5aを軸部14bに沿つて軸線方向に移動させる
シフタ17を設ける。シフタ17は駆動軸14と
平行に移動可能なシフタ駆動軸18に連接され、
このシフタ駆動軸18をバイトホルダ7の移動に
合わせて動かすことによつて、駆動軸14の回転
方向を設定する。シフタ駆動軸18は孔18aを
開けると共にこの孔18aの中に枢軸18bを設
けたもので、この枢軸18bにはその外周に回転
自在に嵌めた二股状のジヨイント19が連接され
ている。
及び停止に切り換えるために、クラツチ15,1
5aを軸部14bに沿つて軸線方向に移動させる
シフタ17を設ける。シフタ17は駆動軸14と
平行に移動可能なシフタ駆動軸18に連接され、
このシフタ駆動軸18をバイトホルダ7の移動に
合わせて動かすことによつて、駆動軸14の回転
方向を設定する。シフタ駆動軸18は孔18aを
開けると共にこの孔18aの中に枢軸18bを設
けたもので、この枢軸18bにはその外周に回転
自在に嵌めた二股状のジヨイント19が連接され
ている。
一方、バイトホルダ7の切削送り及び早戻し送
りを設定するために、本体4の下端部の側部には
送り方向検出レバー23が設けられる。この送り
方向検出レバー23は、シフタ駆動軸18に接続
したジヨイント19に送り切替えレバー21、接
続レバー25及び本体4に回転自在に組み込んだ
回動レバー24によつて連接される。ジヨイント
19は送り切替えレバー21に凹設した保持部2
2に嵌め込まれると共にピン22aによつて枢着
されている。この保持部22はジヨイント19が
ピン22a周りに少し回動できる程度の内周壁2
2bを形成し、ジヨイント19と送り切替えレバ
ー21は互いに拘束し合いながら或る程度折れ曲
がりの自由度を持たせて連接されている。また、
送り切替えレバー21には逆ハートのカム20が
形成され、このカム20に載つて転動するカムロ
ーラ28を一端に備えた加圧レバー27が本体4
に回転可能に枢着されている。加圧レバー27は
本体4に内蔵した圧縮コイルスプリング26によ
り第7図において枢着点周りに時計方向に付勢さ
れ、カムローラ28をカム20に強く押しつけて
いる。
りを設定するために、本体4の下端部の側部には
送り方向検出レバー23が設けられる。この送り
方向検出レバー23は、シフタ駆動軸18に接続
したジヨイント19に送り切替えレバー21、接
続レバー25及び本体4に回転自在に組み込んだ
回動レバー24によつて連接される。ジヨイント
19は送り切替えレバー21に凹設した保持部2
2に嵌め込まれると共にピン22aによつて枢着
されている。この保持部22はジヨイント19が
ピン22a周りに少し回動できる程度の内周壁2
2bを形成し、ジヨイント19と送り切替えレバ
ー21は互いに拘束し合いながら或る程度折れ曲
がりの自由度を持たせて連接されている。また、
送り切替えレバー21には逆ハートのカム20が
形成され、このカム20に載つて転動するカムロ
ーラ28を一端に備えた加圧レバー27が本体4
に回転可能に枢着されている。加圧レバー27は
本体4に内蔵した圧縮コイルスプリング26によ
り第7図において枢着点周りに時計方向に付勢さ
れ、カムローラ28をカム20に強く押しつけて
いる。
このように、送り方向検出レバー23は、回動
レバー24、接続レバー25、送り切替えレバー
21及びジヨイント19によつてシフタ駆動軸1
8に連接されている。そして、送り方向検出レバ
ー23から下に突き出したピン23aは、バイト
ホルダ7が動くときにその側面に設けた2個のス
トツパ35,35aに衝き当たつて回動レバー2
4を回転させる。したがつて、第7図において送
り方向検出レバー23が反時計方向に回転する
と、送り切替えレバー21も同じ方向へ回転し、
ジヨイント19を介してシフタ駆動軸18を同図
において下側へ押す。このため、シフタ17も移
動して一方のクラツチ15がウオームホイール1
6に係合して送り歯車12側からの回転が駆動軸
14に伝達される。逆に、送り方向検出レバー2
3が時計方向に回転すれば、シフタ駆動軸18は
上側へ移動し、早戻し歯車8からの回転が駆動軸
14に伝達される。
レバー24、接続レバー25、送り切替えレバー
21及びジヨイント19によつてシフタ駆動軸1
8に連接されている。そして、送り方向検出レバ
ー23から下に突き出したピン23aは、バイト
ホルダ7が動くときにその側面に設けた2個のス
トツパ35,35aに衝き当たつて回動レバー2
4を回転させる。したがつて、第7図において送
り方向検出レバー23が反時計方向に回転する
と、送り切替えレバー21も同じ方向へ回転し、
ジヨイント19を介してシフタ駆動軸18を同図
において下側へ押す。このため、シフタ17も移
動して一方のクラツチ15がウオームホイール1
6に係合して送り歯車12側からの回転が駆動軸
14に伝達される。逆に、送り方向検出レバー2
3が時計方向に回転すれば、シフタ駆動軸18は
上側へ移動し、早戻し歯車8からの回転が駆動軸
14に伝達される。
更に、第8図に示すように、駆動軸14のウオ
ーム14aに噛み合うウオームホイール29が本
体4の中に組み込まれる。このウオームホイール
29には送りネジ6が螺合する雌ネジ29aを軸
線方向に貫通して形成する。また、送りネジ6は
バイトホルダ7の一端から差し込んだ後にこの雌
ネジ29aに螺合してバイトホルダ7のストロー
ク方向に組み込まれる。したがつて、ウオームホ
イール29が回転するとき、送りネジ6は雌ネジ
29aによつて送りが与えられ、バイトホルダ7
の切削送りと後退動作とが可能となる。
ーム14aに噛み合うウオームホイール29が本
体4の中に組み込まれる。このウオームホイール
29には送りネジ6が螺合する雌ネジ29aを軸
線方向に貫通して形成する。また、送りネジ6は
バイトホルダ7の一端から差し込んだ後にこの雌
ネジ29aに螺合してバイトホルダ7のストロー
ク方向に組み込まれる。したがつて、ウオームホ
イール29が回転するとき、送りネジ6は雌ネジ
29aによつて送りが与えられ、バイトホルダ7
の切削送りと後退動作とが可能となる。
シフタ駆動軸18はその一端を本体4の外部へ
出没可能なように組み込まれ、この出没を規制す
るブロツク31を本体4の外部に設ける。このブ
ロツク31はシフタ駆動軸18の外径より少し大
きな径を持つ切欠32を形成し、更に機械主軸の
逆転時に姿勢を変更させるための係合歯34を備
えている。そして、圧縮コイルスプリング31a
により、第1図〜第3図において時計方向へ回転
するように付勢されている。一方、送り作動環2
には、第2図に示すように圧縮コイルスプリング
33aによつて下向きに付勢されたシフトピン3
3が組み込まれている。そして、本体4が正転
(図中の矢印P方向)するときは、係合歯34の
周面が曲線状となつているので、シフトピン33
は上に移動してシフトピン33を通過させる。ま
た、本体4が逆転するときはシフトピン33は係
合歯34に衝き当たつて第2図の状態からブロツ
ク31を反時計方向に回転させ、シフタ駆動軸1
8が外部に突き出る態勢に設定する。
出没可能なように組み込まれ、この出没を規制す
るブロツク31を本体4の外部に設ける。このブ
ロツク31はシフタ駆動軸18の外径より少し大
きな径を持つ切欠32を形成し、更に機械主軸の
逆転時に姿勢を変更させるための係合歯34を備
えている。そして、圧縮コイルスプリング31a
により、第1図〜第3図において時計方向へ回転
するように付勢されている。一方、送り作動環2
には、第2図に示すように圧縮コイルスプリング
33aによつて下向きに付勢されたシフトピン3
3が組み込まれている。そして、本体4が正転
(図中の矢印P方向)するときは、係合歯34の
周面が曲線状となつているので、シフトピン33
は上に移動してシフトピン33を通過させる。ま
た、本体4が逆転するときはシフトピン33は係
合歯34に衝き当たつて第2図の状態からブロツ
ク31を反時計方向に回転させ、シフタ駆動軸1
8が外部に突き出る態勢に設定する。
以上の構成を持つフエーシングヘツドの動作は
次のとおりである。
次のとおりである。
先に説明した第7図は機械主軸に対してバイト
ホルダ7をフリーにした状態であり、ニユートラ
ルとなつている。このとき、シフタ17によつて
位置を拘束される両クラツチ15,15aはいず
れも送り側及び早戻し側のウオームホイール1
6,16aに係合していない。そして、ブロツク
31は第2図のように切欠32がシフタ駆動軸1
8から外れた状態となり、シフタ駆動軸18は第
7図の状態に維持されている。
ホルダ7をフリーにした状態であり、ニユートラ
ルとなつている。このとき、シフタ17によつて
位置を拘束される両クラツチ15,15aはいず
れも送り側及び早戻し側のウオームホイール1
6,16aに係合していない。そして、ブロツク
31は第2図のように切欠32がシフタ駆動軸1
8から外れた状態となり、シフタ駆動軸18は第
7図の状態に維持されている。
ここで、第2図は本体4を機械主軸に装着する
ときの状態であり、シフタ駆動軸18は第7図の
位置にあつてクラツチ15,15aがそれぞれウ
オームホイール16,16aに噛み合つていない
ニユートラルシフトとなつている。なお、この状
態は、一つのワークに対して加工を終了して早戻
しが完了したときと同じである。
ときの状態であり、シフタ駆動軸18は第7図の
位置にあつてクラツチ15,15aがそれぞれウ
オームホイール16,16aに噛み合つていない
ニユートラルシフトとなつている。なお、この状
態は、一つのワークに対して加工を終了して早戻
しが完了したときと同じである。
本体4は第2図及び第7図のニユートラルの状
態としてマシニングセンタのツールクランプに保
持されている。そして、本体4を機械主軸に装着
して機械主軸を1〜2回逆転させると、静止して
いる送り作動環2に対して、第2図の矢印Q方向
に本体4が回転する。このため、シフトピン33
がブロツク31の係合歯34を蹴つてブロツク3
1を第1図のように反時計方向に回転させる。こ
のため、シフタ駆動軸18の先端部はブロツク3
1の切欠32を通り抜けできる状態になる。一
方、第7図において、加圧レバー27は圧縮コイ
ルスプリング26によつてそのカムローラ28側
を時計方向に付勢しているので、カムローラ28
は逆ハートカム20を滑つて下半分の位置に移動
する。これにより、送り切替えレバー21は反時
計方向に回動し、シフタ駆動軸18を図において
下に押し下げる。したがつて、クラツチ15が移
動して切削送り側のウオームホイール16と係合
し、ウオーム30からの回転が駆動軸14に伝達
可能となる。
態としてマシニングセンタのツールクランプに保
持されている。そして、本体4を機械主軸に装着
して機械主軸を1〜2回逆転させると、静止して
いる送り作動環2に対して、第2図の矢印Q方向
に本体4が回転する。このため、シフトピン33
がブロツク31の係合歯34を蹴つてブロツク3
1を第1図のように反時計方向に回転させる。こ
のため、シフタ駆動軸18の先端部はブロツク3
1の切欠32を通り抜けできる状態になる。一
方、第7図において、加圧レバー27は圧縮コイ
ルスプリング26によつてそのカムローラ28側
を時計方向に付勢しているので、カムローラ28
は逆ハートカム20を滑つて下半分の位置に移動
する。これにより、送り切替えレバー21は反時
計方向に回動し、シフタ駆動軸18を図において
下に押し下げる。したがつて、クラツチ15が移
動して切削送り側のウオームホイール16と係合
し、ウオーム30からの回転が駆動軸14に伝達
可能となる。
このように、機械主軸を逆回転させると、ニユ
ートラルとなつていた駆動軸14は切削送り側の
駆動系に自動的に切り換えられる。この後、機械
主軸を正転させると、停止している送り作動環2
の送りピン11に噛み合つている送り歯車12は
機械主軸と一体になつて回転する本体4の回転と
共に回転する。この回転はウオーム30、ウオー
ムホイール16及びクラツチ15を経て駆動軸1
4に伝達され、更にこの駆動軸14のウオーム1
4a、ウオームホイール29及び送りネジ6によ
つてバイトホルダ7の送りに変換される。
ートラルとなつていた駆動軸14は切削送り側の
駆動系に自動的に切り換えられる。この後、機械
主軸を正転させると、停止している送り作動環2
の送りピン11に噛み合つている送り歯車12は
機械主軸と一体になつて回転する本体4の回転と
共に回転する。この回転はウオーム30、ウオー
ムホイール16及びクラツチ15を経て駆動軸1
4に伝達され、更にこの駆動軸14のウオーム1
4a、ウオームホイール29及び送りネジ6によ
つてバイトホルダ7の送りに変換される。
第3図は切削送りの過程に相当し、ブロツク3
1は退避位置にあつてシフタ駆動軸18は本体4
から突き出ている。したがつて、シフタ駆動軸1
8によつてブロツク31は図示の状態に維持され
る。切削送りの過程では、バイトホルダ7は第3
図において左側へ移動し、最終的に送り方向検出
レバー23の係合ピン23aが他方のストツパ3
5aに衝き当たる。これにより、送り方向検出レ
バー23は第7図において時計方向に回転し、送
り側へのシフトとは反対にシフタ駆動軸18を同
図において次第に上側へ移動させ、送り側のクラ
ツチ15はウオームホイール16aから離脱し、
再びニユートラルの状態となる。そして、送り側
の場合のカムローラ28の動きとは逆にこれが逆
ハートカム20の上半分に載り、送り切替レバー
21を第7図において反時計方向に回転させる。
これによつて、シフタ駆動軸18は図において上
側に移動し、クラツチ15aがウオーム16aに
係合して駆動軸14にウオーム30aからの回転
が伝達されるように切り替わる。そして、シフタ
駆動軸18の移動と同時に、圧縮コイルスプリン
グ31aによつてブロツク31が第2図の姿勢と
なるまで回転し、シフタ駆動軸18を本体4の中
に拘束する。
1は退避位置にあつてシフタ駆動軸18は本体4
から突き出ている。したがつて、シフタ駆動軸1
8によつてブロツク31は図示の状態に維持され
る。切削送りの過程では、バイトホルダ7は第3
図において左側へ移動し、最終的に送り方向検出
レバー23の係合ピン23aが他方のストツパ3
5aに衝き当たる。これにより、送り方向検出レ
バー23は第7図において時計方向に回転し、送
り側へのシフトとは反対にシフタ駆動軸18を同
図において次第に上側へ移動させ、送り側のクラ
ツチ15はウオームホイール16aから離脱し、
再びニユートラルの状態となる。そして、送り側
の場合のカムローラ28の動きとは逆にこれが逆
ハートカム20の上半分に載り、送り切替レバー
21を第7図において反時計方向に回転させる。
これによつて、シフタ駆動軸18は図において上
側に移動し、クラツチ15aがウオーム16aに
係合して駆動軸14にウオーム30aからの回転
が伝達されるように切り替わる。そして、シフタ
駆動軸18の移動と同時に、圧縮コイルスプリン
グ31aによつてブロツク31が第2図の姿勢と
なるまで回転し、シフタ駆動軸18を本体4の中
に拘束する。
以上のバイトホルダ7による送り方向検出レバ
ー23の回動の後も機械主軸を継続して正転させ
ると、早戻し歯車8からの回転がウオーム30
a、ウオームホイール16a及びクラツチ15a
を経て駆動軸14に伝達される。なお、この場合
の駆動軸14の回転方向は切削送りのときと逆に
なるようにすることは無論である。このため、送
り歯車12及び早戻し歯車8のそれぞれのウオー
ム30,30aはいずれも右ねじれの歯であり、
これらを駆動軸14を挟んで軸線に対称な配置と
する。駆動軸14の回転によつて、更にウオーム
14a、ウオームホイール29及び送りネジ6に
よつてバイトホルダ7に戻しを与え、第2図の状
態へと移行させる。
ー23の回動の後も機械主軸を継続して正転させ
ると、早戻し歯車8からの回転がウオーム30
a、ウオームホイール16a及びクラツチ15a
を経て駆動軸14に伝達される。なお、この場合
の駆動軸14の回転方向は切削送りのときと逆に
なるようにすることは無論である。このため、送
り歯車12及び早戻し歯車8のそれぞれのウオー
ム30,30aはいずれも右ねじれの歯であり、
これらを駆動軸14を挟んで軸線に対称な配置と
する。駆動軸14の回転によつて、更にウオーム
14a、ウオームホイール29及び送りネジ6に
よつてバイトホルダ7に戻しを与え、第2図の状
態へと移行させる。
以上でバイトホルダ7の1回の往復動作が完了
し、ワークへのフエーシング加工が終了する。そ
して、次の切削工具との交換を行なうために、従
来技術で説明したように、機械主軸を回転させて
本体4の姿勢と機械主軸の位置決めを行なう。こ
の機械主軸の回転に対しては、クラツチ機構がニ
ユートラルとなつているので、駆動軸14には回
転は伝達されず、バイトホルダ7は静止状態を保
つて機械主軸の回転とは無関係に切削開始位置に
保持されたままとなる。
し、ワークへのフエーシング加工が終了する。そ
して、次の切削工具との交換を行なうために、従
来技術で説明したように、機械主軸を回転させて
本体4の姿勢と機械主軸の位置決めを行なう。こ
の機械主軸の回転に対しては、クラツチ機構がニ
ユートラルとなつているので、駆動軸14には回
転は伝達されず、バイトホルダ7は静止状態を保
つて機械主軸の回転とは無関係に切削開始位置に
保持されたままとなる。
このように、本体4を機械主軸に装着した後に
機械主軸を一旦逆回転させてニユートラルから切
削送りに切替え、その後は機械主軸を正転させた
まま送りと早戻しが行える。したがつて、機械主
軸への本体4の位置決めのための回転に関係なく
バイトホルダ7を正しい切削開始位置に設定する
ことができる。また、従来のように戻しの間継続
して機械主軸を逆転し続ける加工に比べると、戻
し時間が大幅に短縮される。
機械主軸を一旦逆回転させてニユートラルから切
削送りに切替え、その後は機械主軸を正転させた
まま送りと早戻しが行える。したがつて、機械主
軸への本体4の位置決めのための回転に関係なく
バイトホルダ7を正しい切削開始位置に設定する
ことができる。また、従来のように戻しの間継続
して機械主軸を逆転し続ける加工に比べると、戻
し時間が大幅に短縮される。
また、バイトホルダ7に与える切削送りは、送
り調整環39を回転操作するだけで簡単に変更で
きる。すなわち、第6図に示したように、機械主
軸の回転速度を一定とした場合では、送りピン1
1を突き出す数に比例して送り歯車12の回転速
度を変えることができる。このため、加工条件に
応じたバイトホルダ7の送り速度に設定でき、加
工材の仕様が変更になつてもヘツドを交換するこ
となく作業できる。
り調整環39を回転操作するだけで簡単に変更で
きる。すなわち、第6図に示したように、機械主
軸の回転速度を一定とした場合では、送りピン1
1を突き出す数に比例して送り歯車12の回転速
度を変えることができる。このため、加工条件に
応じたバイトホルダ7の送り速度に設定でき、加
工材の仕様が変更になつてもヘツドを交換するこ
となく作業できる。
更に、切削送りから早戻しへ又はこの逆の動作
を行なうとき、バイトホルダ7の移動と送り方向
検出レバー23とによる機構では、駆動軸14を
ニユートラルまでしかシフトできない。これに対
し、カム20を持つ送り切替えレバー21を圧縮
コイルスプリング26によつて付勢された加圧レ
バー27を利用して強制的なシフトを可能として
いる。このため、機械主軸の回転のみを利用して
送りと早戻しとを行なうことができ、外部からの
駆動力等を一切必要とせずに送りと早戻しのシフ
トが行える。
を行なうとき、バイトホルダ7の移動と送り方向
検出レバー23とによる機構では、駆動軸14を
ニユートラルまでしかシフトできない。これに対
し、カム20を持つ送り切替えレバー21を圧縮
コイルスプリング26によつて付勢された加圧レ
バー27を利用して強制的なシフトを可能として
いる。このため、機械主軸の回転のみを利用して
送りと早戻しとを行なうことができ、外部からの
駆動力等を一切必要とせずに送りと早戻しのシフ
トが行える。
本発明では、機械主軸にフエーシングヘツドの
本体を取り付けた状態で位置決めのために機械主
軸を回転させても、本体内の駆動軸はニユートラ
ルとなつて回転することはなく、バイトホルダを
切削開始位置に正しく保持でき、切削開始位置の
位置決めが正確に行われる。
本体を取り付けた状態で位置決めのために機械主
軸を回転させても、本体内の駆動軸はニユートラ
ルとなつて回転することはなく、バイトホルダを
切削開始位置に正しく保持でき、切削開始位置の
位置決めが正確に行われる。
また、バイトホルダの切削送りの速度も、送り
調整環と送りピンとによつて簡単に調整でき、加
工材や切削代等による加工条件の変化にも対応で
きる。したがつて、加工材の仕様が変更になつて
も工具を交換する必要はなく、作業負担の軽減及
び生産性の向上が図られる。
調整環と送りピンとによつて簡単に調整でき、加
工材や切削代等による加工条件の変化にも対応で
きる。したがつて、加工材の仕様が変更になつて
も工具を交換する必要はなく、作業負担の軽減及
び生産性の向上が図られる。
更に、送り過程から早戻し過程へ又はこの逆の
シフトにおいても、機械主軸の回転のみを利用し
て駆動軸の回転方向を変えることができ、外部か
ら新たな駆動力を入力する必要はない。したがつ
て、装置の構造も簡単になるほか軽量化も可能な
ので、各種のマシニングセンタに利用できる。
シフトにおいても、機械主軸の回転のみを利用し
て駆動軸の回転方向を変えることができ、外部か
ら新たな駆動力を入力する必要はない。したがつ
て、装置の構造も簡単になるほか軽量化も可能な
ので、各種のマシニングセンタに利用できる。
第1図は本発明のフエーシングヘツドの一部切
欠正面図、第2図は早戻し過程又はニユートラル
時の切欠正面図、第3図は切削送り過程を示す切
欠正面図、第4図は装置全体の分解斜視図、第5
図は送り作動環と送り調整環を示す分解斜視図、
第6図は送り調整環による送りピンの突き出しを
示す展開断面図、第7図は第1図のA−A線矢視
断面であつて送り方向切替え機構の要部を示す横
断面図、第8図は駆動軸の軸線を含む面で切つた
要部の縦断面図である。 1:シヤンク部、2:送り作動環、3:アリ
溝、4:本体、5:アリ、6:送りネジ、7:バ
イトホルダー、8:早戻し歯車、9:内歯車、1
0:固定軸、11:送りピン、12:送り歯車、
13:ケーシング、14:駆動軸、14a:ウオ
ーム、14b:軸部、14c:キー、15,15
a:クラツチ、16,16a:ウオームホイル、
17:シフタ、18:シフタ駆動軸、19:ジヨ
イント、20:カム、21:送り切替えレバー、
22:保持孔、22a:ピン、23:送り方向検
出レバー、23a:係合ピン、24:回動レバ
ー、25:接続レバー、26:圧縮コイルスプリ
ング、27:加圧レバー、28:カムローラ、2
9:ウオームホイル、30,30a:ウオーム、
31:ブロツク、32:切欠、33:シフトピ
ン、34:歯、35,35a:ストツパー、3
6:保持孔、36a:コイルスプリング、37:
直動カム、38:位置決め溝、39:送り調整
環、40:受け具。
欠正面図、第2図は早戻し過程又はニユートラル
時の切欠正面図、第3図は切削送り過程を示す切
欠正面図、第4図は装置全体の分解斜視図、第5
図は送り作動環と送り調整環を示す分解斜視図、
第6図は送り調整環による送りピンの突き出しを
示す展開断面図、第7図は第1図のA−A線矢視
断面であつて送り方向切替え機構の要部を示す横
断面図、第8図は駆動軸の軸線を含む面で切つた
要部の縦断面図である。 1:シヤンク部、2:送り作動環、3:アリ
溝、4:本体、5:アリ、6:送りネジ、7:バ
イトホルダー、8:早戻し歯車、9:内歯車、1
0:固定軸、11:送りピン、12:送り歯車、
13:ケーシング、14:駆動軸、14a:ウオ
ーム、14b:軸部、14c:キー、15,15
a:クラツチ、16,16a:ウオームホイル、
17:シフタ、18:シフタ駆動軸、19:ジヨ
イント、20:カム、21:送り切替えレバー、
22:保持孔、22a:ピン、23:送り方向検
出レバー、23a:係合ピン、24:回動レバ
ー、25:接続レバー、26:圧縮コイルスプリ
ング、27:加圧レバー、28:カムローラ、2
9:ウオームホイル、30,30a:ウオーム、
31:ブロツク、32:切欠、33:シフトピ
ン、34:歯、35,35a:ストツパー、3
6:保持孔、36a:コイルスプリング、37:
直動カム、38:位置決め溝、39:送り調整
環、40:受け具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マシニングセンタ等の機械主軸に装着するシ
ヤンク付きの本体と、該本体の周りに回転自在に
取り付けられ且つ前記機械主軸側の装置に連接し
て絶対静止する送り作動環と、前記本体の下面に
切削送り可能に組み込まれたバイトホルダとを備
え、前記送り作動環は、内周に内歯車を備えると
共に軸線方向に突き出した複数の送りピンを備
え、前記本体に、前記内歯車及び送りピンにそれ
ぞれ噛み合う早戻し歯車及び送り歯車を設けると
共に、前記バイトホルダに切削送り及び早戻し運
動を与える駆動軸を組み込み、該駆動軸は、前記
早戻し歯車及び送り歯車のいずれか一方からの回
転力の伝達を可能とするクラツチ機構を備え、該
クラツチ機構を、前記バイトホルダのストローク
動作に連動させて切削送り側及び早戻し側に切替
え可能としたことを特徴とするフエーシングヘツ
ド。 2 マシニングセンタ等の機械主軸に装着するシ
ヤンク付きの本体と、該本体の周りに回転自在に
取り付けられ且つ前記機械主軸側の装置に連接し
て絶対静止する送り作動環と、前記本体の下面に
切削送り可能に組み込まれたバイトホルダとを備
え、前記送り作動環は、内周に内歯車を備えると
共に軸線方向に出没可能な複数の送りピンを備
え、前記本体に、前記内歯車及び送りピンにそれ
ぞれ噛み合う早戻し歯車及び送り歯車を設けると
共に、前記バイトホルダに切削送り及び早戻し運
動を与える駆動軸を組み込み、該駆動軸は、前記
早戻し歯車及び送り歯車のいずれか一方からの回
転力の伝達を可能とするクラツチ機構を備え、該
クラツチ機構を、前記バイトホルダのストローク
動作に連動させて切削送り側及び早戻し側に切替
え可能とし、更に前記送り作動環の送りピンを前
記送り歯車に噛み合い可能な位置まで繰り出す送
り調整環を前記本体の周りに回転自在に組み込
み、該送り調整環は送りピンに当接して任意数の
送りピンを突き出すカム構造を備えていることを
特徴とするフエーシングヘツド。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59165343A JPS6144501A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | フェーシングヘッド |
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