JPH0310304A - プログラム制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制御対象機器に対して各種操作指令を出力し
所要のシーケンス動作を行わせるプログラマブルコント
ローラを複数台含む制御システムに関するものであり、
更に詳しくは、その各コントローラにローディングする
制御プログラムの作成に際し、ソフトウェア設計の工数
低減を可能するごとき、かかる制御システムに関するも
のである。

〔従来の技術〕

機器や生産設備に対して所要の自動運転を行わせる汎用
シーケンス制御装置として、プログラマブルコントロー
ラを含む制御システムが一般に知られている。かかる制
御システムでは、そこに含まれる複数台のプログラマブ
ルコントローラについて、各コントローラ毎に、そこに
ローディングするプログラムが一部でも異なると別個に
製作していた。

かかる制御システムでは、そこに含まれるプログラマブ
ルコントローラ毎に、プログラム設計とそれに伴うプロ
グラムの検証試験が必要であり、プログラマブルコント
ーラーラを数十台も含とような大規模システムになると
、ソフトウェア設計の工数増加のため、システムコスト
の大幅な増加を招く。

そこで各コントローラに対して、共通化されたブロック
化されたプログラムを格納しておき、コントローラ毎に
必要なプログラムをソフ）・テーブルファイル指定によ
り起動させるという方式を採ってシステムコストの大幅
な増加を招かないようにする方式が知られている。

（発明が解決しようとする課題］ しかし上述の如き方式では、各コントローラに、プログ
ラム及びソフトテーブルファイルを別々に格納するため
の手間が必要になり、更にそのソフトテーブルファイル
を各コントローラ毎にｔ［、運用していかねばならず煩
瑣であり、また人為的ミスも発生し易いという問題があ
る。

本発明の目的は、上述した如き従来技術における問題点
を解決し、プログラマブルコントローラを数十台も含む
ような大規模システＪ、であってもソフＩ・ウェア設計
の工数増加がなく、システムコストの低減を可能とし、
しかも各コントローラ毎にプログラム及びソフトテーブ
ルファイルを別々に格納するというような手間が必要で
なく、ソフトテーブルファイルの管理、運用も不要であ
り、人為的ミスも発生しないようにして使い勝手に優れ
たプログラム制御システムを提供することにある。

Ｃ課題を解決するための手段〕 上記目的達成のため、本発明では、制御対象機器に対し
て各種操作指令を出力し所要のシーケンス動作を行わせ
るプログラマブルコン１−ローラを複数台含む制御シス
テムにおいて、前記各コントローラに、メインプログラ
ムと、任意のものを所望により選択可能な複数のザブル
ーチンプログラムと、から成る同一の共通プログラムを
ローディングすると共に、前記複数のザブルーチンプロ
グラムの中から任意所望のものを選択的に指定して走行
させる選択指定手段として例えばハードワイヤリング指
定手段を用いた。

〔作用〕

本発明によれば、複数のサブルーチンプログラムの中か
ら任意所望のものを選択的に指定・して走行させるのに
ハードワイヤリング指定によっているので、各コントロ
ーラ毎にプログラム及びソフトテーブルファイルを別々
に格納するというような手間が必要でなく、プログラム
の管理、運用も最小限で済み、人為的ミスも発生しない
。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示す概念図である。

同図において、（１−１）〜（１−ｎ）はそれぞれプロ
グラマブルコントローラ（略してＰＣ）、（２−１）〜
（２−ｎ）はそれぞれハードワイヤリング指定用の切替
スイッチ、である。

ハードワイヤリング指定用の切替スイッチ（２１）〜（
２−ｎ）はそれぞれ１からｎまでのノツチを有し、何れ
かのノツチを選択すると、各プログラマブルコントロー
ラ（１−１）〜（１ｎ）のディジクル入力（１）〜（ｎ
）番目のどれかに接続される。このハードワイヤリング
指定入力番号（］）〜（ｎ）が各プログラマブルコント
ローラのプログラム選択起動用に使用される。

第１Ａ図は、第１図におけるハードワイヤリング指定用
切替スイッチ（２−１）〜（２−ｎ）の正面図である。

第１Ａ図において、切替スイッチ（１−１）はノツチ１
を選択し、切替スイッチ（２−２）はノツチ２を選択し
、切替スイッチ（２−ｎ）はノツチｎを選択した状況を
示している。

第２図は、各プログラマブルコントローラに格納される
共通のプログラムの一例を示した説明図である。

同図に見られるように、共通のプログラムは、メインプ
ログラム１と、分岐点＊１において選択可能な複数のサ
ブルーチンプログラム（Ａ）〜（Ｍ）と、分岐点＊２に
おいて選択可能な複数のサブルーチンプログラム（ア）
２　（イ）と、から成るものとして図示されている。

ザブルーチンプログラム（Ａ）〜（Ｍ）は、各プログラ
マブルコントローラ毎に、切替スイッチによって何れか
のノツチを選択してディジクル入力（１）〜（ｎ）番目
のどれかに接続することにより、選択される。サブルー
チンプログラム（ア）、（イ）も同様である。

例えば第１図において、プログラマブルコンｌ−ローラ
（］−１）が、切替スインチ（２−１）によってノツチ
１を選択し、ディジタル入力（１）に接続したとすれば
、該プログラマブルコントローラ（１−１）で実行され
るプログラムは、第２しＩにおいて次の如くなる。即ち
、メインプログラム１のスタート点から分岐点＊１まで
、共通のメインプログラム処理を行い、分岐点＊１では
、ザブルーチンプログラム（Ａ）を起動して処理し、そ
の完了後は再びメインプログラムに戻って分岐点＊２ま
で共通のメインプログラム処理を行い、分岐点＊２では
、サブルーチンプログラム（ア）を起動して処理し、そ
の完了後は再びメインプログラムに戻ってストップ点ま
で共通のメインプログラム処理を行う。

同様に、第１図において、プログラマブルコン１−ロー
ラ（］−２）が、切替スインチ（２−２）によってノツ
チ２を選択し、ディジタル入力（２）に接続したとすれ
ば、該プログラマブルコントローラ（１−２）で実行さ
れるプログラムは、第２図において次の如くなる。即ち
、メインプログラム１のスタート点から分岐点＊１まで
、共通のメインプログラム処理を行い、分岐点＊１では
、サブルーチンプログラム（Ｂ）を起動して処理し、そ
の完了後は再びメインプログラムに戻って分岐点＊２ま
で共通のメインプログラム処理を行い、分岐点＊２では
、ザブルーチンプログラム（イ）を起動して処理し、そ
の完了後は再びメインプログラムに戻ってストップ点ま
で共通のメインプログラム処理を行う。

このようにして、どのプログラマブルコントローラにも
、第２図に示した如き共通のプログラムを格納すること
ができる。従ってメインプログラムの追加、修正がある
場合でも、１本の共通プログラムについて追加、修正作
業を行えばよく、後はそれを他のプログラマブルコント
ローラにコピーさせればよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、複数のプログラ
マブルコントローラを含む制御システムにおいて、コン
トローラ毎にプログラムの設計、試験、管理を行うこと
が不要となり、プログラムの追加、修正の際でも、共通
プログラムについて１回の作業で済み、ソフトウェア設
計の工数低減、システムコストの低減を、手間を要する
ことなく、人為的ミスも発生しない状況のもとで実現で
きるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概念図、第１Ａ図は第
１図におけるハードワイヤリング指定用切替スイッチの
正面図、第２図は各プログラマブルコントローラに格納
される共通のプログラムの一例を示した説明図、である
。 符号の説明 （１−１）〜（１−ｎ）・・・プログラマブルコントロ
ーラ、　（２−１）〜（２−ｎ）・・・切替スインチ２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）制御対象機器に対して各種操作指令を出力し所要の
   シーケンス動作を行わせるプログラマブルコントローラ
   を複数台含む制御システムにおいて、 前記各コントローラに、メインプログラムと、任意のも
   のを所望により選択可能な複数のサブルーチンプログラ
   ムと、から成る同一の共通プログラムをローディングす
   ると共に、前記複数のサブルーチンプログラムの中から
   任意所望のものを選択的に指定して走行させる選択指定
   手段と、を具備し、前記コントローラ毎に、メインプロ
   グラムは同じでもサブルーチンプログラムは独自のもの
   を走行させ得るようにしたことを特徴とするプログラム
   制御システム。