JPH0538009A - 動力制御盤 - Google Patents

動力制御盤

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JPH0538009A
JPH0538009A JP3211566A JP21156691A JPH0538009A JP H0538009 A JPH0538009 A JP H0538009A JP 3211566 A JP3211566 A JP 3211566A JP 21156691 A JP21156691 A JP 21156691A JP H0538009 A JPH0538009 A JP H0538009A
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JP
Japan
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motor
programmable controller
switch
display
control unit
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Application number
JP3211566A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Ito
光明 伊藤
Masamori Takagi
正守 高木
Tsutomu Ando
勉 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Electric Works Co Ltd
Aichi Denki Seisakusho KK
Original Assignee
Aichi Electric Works Co Ltd
Aichi Denki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助リレー、タイマ等多数の制御用機器、複
雑な結線を省略し、組み付け作業を簡単にすると共に、
メンテナンスを容易にし、また設計変更にも容易に対応
できる動力制御盤を提供する。 【構成】 制御する各モータM1〜M5に対応するプロ
グラマブルコントローラPCを有するコントロールユニ
ットCu1〜Cu5を盤内に設ける。このプログラマブ
ルコントローラPCに電源及びモータ制御用の機器を接
続するための複数の入出力端子を設ける。各プログラマ
ブルコントローラPCには、予め設定された複数の標準
シーケンスを具備させ、これらの標準シーケンスを切り
替えるための複数のディップスイッチSW1,SW2を
設け、夫々対応するモータM1〜M5の制御方式に適合
するシーケンスを構成するようにディップスイッチSW
1,SW2のオン、オフの組み合わせを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築設備等の複数のモ
ータを制御する動力制御盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の動力制御盤内には、モータを制御
する複数の補助リレー、タイマ等が設置され、かつそれ
らが複雑に結線されている。従って、メンテナンスが容
易でない。また、一般に、補助リレー、タイマ等の設置
及びそれらの結線作業は予め提示された設計図に基づい
て工場において行われるが、しばしば設計変更が行われ
るので、現場への設置時にこれに対応して機器及びその
結線の変更を余儀なくされる。現場での機器及び結線の
変更作業は高度の知識と熟練を要するし、時間のかかる
難作業となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、補
助リレー、タイマ等多数の制御用機器及びそれらの複雑
な結線を省略することにより、組み付け作業を簡単にす
ると共に、メンテナンスを容易にし、また設計変更にも
容易に対応することができる動力制御盤を提供すること
を課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、制御する各モータM1〜M5に対
応するプログラマブルコントローラPCを有するコント
ロールユニットCu1〜Cu5を盤内に設けると共に、
このプログラマブルコントローラPCに電源及びモータ
制御用の機器を接続するための複数の入出力端子を設
け、各プログラマブルコントローラPCには、予め設定
された複数の標準シーケンスを具備させると共に、これ
らの標準シーケンスを切り替えるための複数のディップ
スイッチSW1,SW2を具備させ、かつ夫々対応する
モータM1〜M5の制御方式に適合するシーケンスを構
成するようにディップスイッチSW1,SW2のオン、
オフの組み合わせを設定して動力制御盤を構成した。
【0005】
【作用】本発明の動力制御盤においては、制御すべき1
つのモータM1〜M5に対応して1つのプログラマブル
コントローラPCが設けられる。従って、複数のモータ
M1〜M5を制御する動力制御盤においては複数のプロ
グラマブルコントローラPCが設けられる。これらのプ
ログラマブルコントローラPCは同一のもので、予め設
定された複数の標準シーケンスを具備する共に、これら
の標準シーケンスを切り替えるための複数のディップス
イッチSW1,SW2を具備している。従って、各モー
タに要求される制御方式に適合するシーケンスを構成す
るように、対応する各プログラマブルコントローラPC
のディップスイッチSW1,SW2を設定し、入出力端
子32に所要の電源、機器を接続して組立られる。
【0006】
【実施例】本発明を建築設備の動力制御盤に適用する場
合を例にとって、図について説明する。図1は制御盤ボ
ックスの扉に設けられるディスプレイユニット群の正面
図、図2は制御盤ボックスの内部に設けられるコントロ
ールユニットの正面図、図3はディップスイッチの説明
図、図4は建築設備用モータの単線結線図、図5ないし
図10は、本発明に係るコントロールユニット、ディス
プレイユニットを用いたモータの制御回路と、これと等
価の従来のモータの制御回路とを対比して示すもので、
図5(A)は本発明に係る第1の空調機用モータの展開
接続図、図5(B)は従来の第1の空調機用モータの展
開接続図、図6(A)は本発明に係る電気室送風機モー
タの展開接続図、図6(B)は従来の電気室送風機モー
タの展開接続図、図7(A)は本発明に係る電気室排風
機モータの展開接続図、図7(B)は従来の電気室排風
機モータの展開接続図、図8(A)は本発明に係る第2
の空調機用モータの展開接続図、図8(B)は従来の第
2の空調機用モータの展開接続図、図9(A)は本発明
に係る排水ポンプ用モータの展開接続図、図9(B)は
従来の排水ポンプ用モータの展開接続図、図10はコン
トロールユニット、ディスプレイユニットのシステム構
成図である。
【0007】図1において、5つのディスプレイユニッ
トDu1ないしDu5が、制御盤ボックスの扉Dに取付
けられている。これらのディスプレイユニットは、夫々
対応する後記コントロールユニットCuと多重伝送線W
にて接続されている。ディスプレイユニットDu1は、
図3、図5に示す第1の空調機用モータM1に関するも
ので、デジタル式の負荷電流表示装置1、入、切2つの
押釦スイッチ2,3、故障警報停止スイッチ4、ブザー
5を備えている。何れのスイッチ2,3,4にもLED
の表示灯が付設され動作時に点灯するようになってい
る。ディスプレイユニットDu2は、図3、図6に示す
電気室送風機モータM2に関するもので、デジタル式の
負荷電流表示装置6、手動、断、自動、故障警報停止の
4つの押釦スイッチ7,8,9,10、ブザー11を備
えている。何れのスイッチ7,8,9,10にも表示灯
が付設されている。ディスプレイユニットDu3は、図
3、図7に示す電気室排風機モータM3に関するもの
で、デジタル式の負荷電流表示装置12、手動、断、連
動、故障警報停止の4つの押釦スイッチ13,14,1
5,16、ブザー17を備えている。何れのスイッチ1
3,14,15,16にも表示灯が付設されている。デ
ィスプレイユニットDu4は、図3、図8に示す第2の
空調機用モータM4に関するもので、デジタル式の負荷
電流表示装置18、手元、断、遠方、故障警報停止、
入、切の6つの押釦スイッチ19,20,21,22,
23,24、ブザー25を備えている。何れのスイッチ
19,20,21,22,23,24にも表示灯が付設
されている。ディスプレイユニットDu5は、図3、図
9に示す排水ポンプ用モータM5に関するもので、デジ
タル式の負荷電流表示装置26、手動、断、自動、故障
警報停止の4つの押釦スイッチ27,28,29,3
0、ブザー31を備えている。何れのスイッチ27,2
8,29,30にも表示灯が付設されている。
【0008】図2に示すコントロールユニットCuは、
各モータM1ないしM5に対応して1つずつ制御盤ボッ
クス内に設けられている。コントロールユニットCu
は、プログラマブルコントローラPCを内蔵すると共
に、入出力端子台32とディップスイッチSW1,SW
2を具備している。入出力端子台32はプログラマブル
コントローラPCに電源及びモータ制御用の機器等を接
続するためものであり、5つの入力端子I0〜I4、5
つの出力端子O0〜O4、電源入力端子POW、変成器
入力端子CT、ディスプレイユニットDuとの通信ケー
ブル接続用端子SIG、予備入出力端子COMを備えて
いる。各プログラマブルコントローラは、予め設定され
た複数の標準シーケンスを具備している。ディップスイ
ッチSW1,SW2は、プログラマブルコントローラの
標準シーケンスを切り替えるためのものであり、夫々図
3に示す8つのスイッチ1−1〜1−8,2−1〜2−
8を具備している。しかして、これらのスイッチの切り
替えにより下表のようにプログラマブルコントローラの
シーケンスを設定することができる。
【表1】
【0009】この実施例の動力制御盤で制御する建築設
備のモータM1ないしM5は、図4の接続図に示すよう
に接続されている。即ち、モータM1ないしM5と電源
との間にはマグネットスイッチMS1ないしMS5が夫
々介設され、これの動作によりモータモータM1ないし
M5の始動、停止が制御されている。各負荷電流は変成
器CT1ないしCT5により検知され、変成器入力端子
CT、プログラマブルコントローラPCを経てディスプ
レイユニットDu1ないしDu5に入力され、デジタル
化されて負荷電流表示装置1,6,12,18,26に
表示される。第1の空調機用モータM1は、本発明に係
る制御盤におけるコントロールユニットCu1、ディス
プレイユニットDu1を適用して図5(A)に示す制御
回路により制御されている。その具体的回路構成は、図
5(B)に示す従来の補助リレーを用いた制御回路と等
価である。即ち、図5(B)において、押釦スイッチB
S1をオンすることによりマグネットスイッチMS1の
コイルが励磁され、それの接点MS1aが閉じて自己保
持され、空調機用モータM1が始動する。MS1bはマ
グネットスイッチMS1のb接点、RLは押釦スイッチ
の入り表示ランプ、GLは同じく切り表示ランプ、OL
は故障表示ランプ、Thはサーマルリレー、41は監視
盤40の運転表示用リレーコイル、42は監視盤40の
故障表示用リレーコイルである。監視盤40には、運転
表示用リレーの接点41a、故障表示用リレーの接点4
2aが設けられ、運転表示、故障表示を行うようになっ
ている。しかして、本発明を適用した場合には、図5
(A)に示すように、コントロールユニットCu1の各
端子POW,I0,I1,COM1,COM2,COM
3,O0,O1,O2に夫々所要の配線を行い、コント
ロールユニットCu1とディスプレイユニットDu1と
の間を通信伝送線Wにて接続する。そして、コントロー
ルユニットCu1のディップスイッチSW1のスイッチ
1−1をオンして他を全てオフにセットする。これで図
5(B)と等価のシーケンスが得られる。従って、モー
タM1はディスプレイユニットDu1の押釦スイッチ2
(BS1),3(BS2)により始動、停止することが
できる。
【0010】電気室送風機モータM2は、本発明に係る
コントロールユニットCu2、ディスプレイユニットD
u2を適用して図6(A)に示す制御回路により制御さ
れている。その具体的回路構成は、図6(B)に示す従
来の補助リレーを用いた制御回路と等価である。即ち、
図6(B)において、手動切替スイッチCOS1、自動
切替スイッチCOS2の切り替えにより、マグネットス
イッチMS2のコイルの励磁をスイッチCOS1の動作
によるか、または、盤外にある接点C1の動作によるか
を選択するようになっている。MS2aはマグネットス
イッチMS2のa接点、MS2bは同b接点、RLは押
釦スイッチの入り表示ランプ、GLは同じく切り表示ラ
ンプ、OLは故障表示ランプ、Thはサーマルリレー、
51は監視盤50の運転表示用リレーコイル、52は監
視盤50の故障表示用リレーコイルである。監視盤50
には、運転表示用リレーの接点51a、故障表示用リレ
ーの接点52aが設けられ、運転表示、故障表示を行う
ようになっている。しかして、本発明を適用した場合に
は、図6(A)に示すように、コントロールユニットC
u2の各端子POW,I0,I1,I3,COM1,C
OM2,COM3,O0,O1,O2に夫々所要の配線
を行い、コントロールユニットCu2とディスプレイユ
ニットDu2との間を通信伝送線Wにて接続する。そし
て、コントロールユニットCu2のディップスイッチS
W1のスイッチ1−2,1−7をオンして他を全てオフ
にセットする。これで図6(B)と等価のシーケンスが
得られる。従って、モータM2は、ディスプレイユニッ
トDu2の手動切替スイッチ7により始動し、断スイッ
チ8(COS1)により停止することができ、また自動
切替スイッチ9(COS2)により、自動に切り替えて
外部接点C1の動作で始動、停止することができる。
【0011】電気室排風機モータM3は、本発明に係る
コントロールユニットCu3、ディスプレイユニットD
u3を適用して図7(A)に示す制御回路により制御さ
れている。その具体的回路構成は、図7(B)に示す従
来の補助リレーを用いた制御回路と等価である。即ち、
図7(B)において、連動切替スイッチCOS4と手動
切替スイッチCOS3の切り替えにより、マグネットス
イッチMS3のコイルの励磁をスイッチCOS3の動作
によるか、または、前記送風機モータM2に連動する接
点C2の動作によるかを選択するようになっている。M
S3aはマグネットスイッチMS3のa接点、MS3b
は同b接点、RLは押釦スイッチの入り表示ランプ、G
Lは同じく切り表示ランプ、OLは故障表示ランプ、T
hはサーマルリレー、61は監視盤60の運転表示用リ
レーコイル、62は監視盤60の故障表示用リレーコイ
ルである。監視盤60には、運転表示用リレーの接点6
1a、故障表示用リレーの接点62aが設けられ、運転
表示、故障表示を行うようになっている。しかして、本
発明を適用した場合には、図7(A)に示すように、コ
ントロールユニットCu3の各端子POW,I0,I
1,COM1,COM2,COM3,O0,O1,O2
に夫々所要の配線を行い、コントロールユニットCu3
とディスプレイユニットDu3との間及びコントロール
ユニットCu2との間を通信伝送線Wにて接続する。そ
して、コントロールユニットCu3のディップスイッチ
SW1のスイッチ1−2,1−6をオンして他を全てオ
フにセットする。これで図7(B)と等価のシーケンス
が得られる。従って、モータM3は、図1に示すディス
プレイユニットDu3の手動切替スイッチ13(COS
3)により始動し、断スイッチ14により停止すること
ができ、また連動切替スイッチ15(COS4)によ
り、連動に切り替えて連動接点C2の動作で送風機モー
タM2に連動して始動、停止することができる。
【0012】第2の空調機用モータM4は、本発明に係
るコントロールユニットCu4、ディスプレイユニット
Du4を適用して図8(A)に示す制御回路により制御
されている。その具体的回路構成は、図8(B)に示す
従来の補助リレーを用いた制御回路と等価である。即
ち、図8(B)において、遠方切替スイッチCOS6と
手元切替スイッチCOS5の切り替えにより、マグネッ
トスイッチMS4のコイルの励磁を、押釦スイッチBS
3,BS4の動作によるか、または、監視盤70の図示
しない入、切押釦スイッチからの操作に基づく接点CX
a,TXbの動作によるか、を選択するようになってい
る。CXは監視盤70の入押釦スイッチがオンのときに
動作するリレーコイル、TXは監視盤70の切押釦スイ
ッチがオンのときに動作するリレーコイル、MS4bは
マグネットスイッチMS4のb接点、RLは押釦スイッ
チの入り表示ランプ、GLは同じく切り表示ランプ、O
Lは故障表示ランプ、Thはサーマルリレー、71は監
視盤70の運転表示用リレーコイル、72は監視盤70
の故障表示用リレーコイルである。監視盤70には、運
転表示用リレーの接点71a、故障表示用リレーの接点
72aが設けられ、運転表示、故障表示を行うようにな
っている。しかして、本発明を適用した場合には、図8
(A)に示すように、コントロールユニットCu4の各
端子POW,I0,I1,I3,I4,COM1,CO
M2,COM3,COM4,O0,O1,O2,O3,
O4に夫々所要の配線を行い、コントロールユニットC
u4とディスプレイユニットDu4との間を通信伝送線
Wにて接続する。そして、コントロールユニットCu4
のディップスイッチSW1のスイッチ1−1,1−2,
1−4,2−8をオンして他を全てオフにセットする。
これで図8(B)と等価のシーケンスが得られる。従っ
て、モータM3は、図1に示すディスプレイユニットD
u4の手元切替スイッチ19(COS5)により、押釦
スイッチ23(BS3),24(BS4)の操作に切り
替えられ、それらの操作で始動、停止する。また遠方切
替スイッチ20(COS6)により、監視盤操作に切り
替えて監視盤からの信号で始動、停止することができ
る。さらに断スイッチ27により停止することができ
る。
【0013】排水ポンプモータM5は、本発明に係るコ
ントロールユニットCu5、ディスプレイユニットDu
5を適用して図9(A)に示す制御回路により制御され
ている。その具体的回路構成は、図9(B)に示す従来
の補助リレーを用いた制御回路と等価である。即ち、図
9(B)において、手動切替スイッチCOS7、自動切
替スイッチCOS8の切り替えにより、マグネットスイ
ッチMS5のコイルの励磁を、手動切替スイッチCOS
7の動作によるか、または、液面リレー接点C3の動作
によるかを選択するようになっている。WLRは水槽に
設けられた液面リレーコイル、MS5aはマグネットス
イッチMS5のa接点、MS5bは同b接点、RLは運
転表示ランプ、GLは停止表示ランプ、OLは故障表示
ランプ、Thはサーマルリレー、C4は液面リレー接
点、81は監視盤80の運転表示用リレーコイル、8
2,83は監視盤80の故障表示用リレーコイルであ
る。監視盤80には、運転表示用リレーの接点81a,
83a、故障表示用リレーの接点82aが設けられ、運
転表示、故障表示を行うようになっている。しかして、
本発明を適用した場合には、図9(A)に示すように、
コントロールユニットCu5の各端子POW,I0,I
1,I3,I4,COM2,COM3,COM4,O
0,O1,O2,O3に夫々所要の配線を行い、コント
ロールユニットCu5とディスプレイユニットDu5と
の間を通信伝送線Wにて接続する。そして、コントロー
ルユニットCu5のディップスイッチSW1のスイッチ
2−1をオンして他を全てオフにセットする。これで図
9(B)と等価のシーケンスが得られる。従って、モー
タM5は、ディスプレイユニットDu5の手動切替スイ
ッチ27により始動し、断スイッチ28により停止する
ことができ、また自動切替スイッチ29により、自動に
切り替えて液面リレー接点C3の動作で始動、停止する
ことができる。
【0014】本発明に係る動力制御盤のシステムは、図
10のように構成されている。コントロールユニットC
uは、プログラマブルコントローラPCを内蔵し、これ
にディップスイッチ入力回路81、直流入力回路82、
直流出力回路83、変成器CTからの電流値を電圧値に
変換する電圧、電流変換回路84と、アナログ電流値を
入力するアナログ入力回路85と、プログラマブルコン
トローラPCからのデジタル通信信号を伝送線Wを介し
てディスプレイユニットDuまたは他のコントロールユ
ニットCuへ送るための通信回路86と、タイマを設定
するためのVR値入力回路87とを有する。ディスプレ
イユニットDuは、プログラマブルコントローラPC2
を内蔵し、これにディップスイッチ入力回路91、LE
D表示回路92、押釦入力回路93、ブザー回路94
と、コントロールユニットCuからの通信信号を伝送線
Wを介して受けるための通信回路95とを有する。しか
して、盤内のコントロールユニットCuと扉のディスプ
レイユニットDuとは多重伝送線Wのみにて接続されそ
の他の電線は省略される。なお、本発明に係るコントロ
ールユニットCu、ディスプレイユニットDuを適用し
て上記以外の多数の制御回路を構成することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、制御
する各モータM1〜M5に対応するプログラマブルコン
トローラPCを有するコントロールユニットCu1〜C
u5を盤内に設けると共に、このプログラマブルコント
ローラPCに電源及びモータ制御用の機器を接続するた
めの複数の入出力端子を設け、各プログラマブルコント
ローラPCには、予め設定された複数の標準シーケンス
を具備させると共に、これらの標準シーケンスを切り替
えるための複数のディップスイッチSW1,SW2を具
備させ、かつ夫々対応するモータM1〜M5の制御方式
に適合するシーケンスを構成するようにディップスイッ
チSW1,SW2のオン、オフの組み合わせを設定して
動力制御盤を構成したため、補助リレー、タイマ等多数
の制御用機器及びそれらの複雑な結線を省略することが
でき、従って、組み付け作業が簡単であると共に、メン
テナンスが容易で、設計変更にも容易に対応することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御盤ボックスの扉に設けられるディスプレイ
ユニット群の正面図である。
【図2】制御盤ボックスの内部に設けられるコントロー
ルユニットの正面図である。
【図3】ディップスイッチの説明図である。
【図4】建築設備用モータの単線結線図である。
【図5】(A)は本発明に係る第1の空調機用モータの
展開接続図、図5(B)は従来の第1の空調機用モータ
の展開接続図である。
【図6】(A)は本発明に係る電気室送風機モータの展
開接続図、(B)は従来の電気室送風機モータの展開接
続図である。
【図7】(A)は本発明に係る電気室排風機モータの展
開接続図、(B)は従来の電気室排風機モータの展開接
続図である。
【図8】(A)は本発明に係る第2の空調機用モータの
展開接続図、(B)は従来の第2の空調機用モータの展
開接続図である。
【図9】(A)は本発明に係る排水ポンプ用モータの展
開接続図、図9(B)は従来の排水ポンプ用モータの展
開接続図である。
【図10】コントロールユニット、ディスプレイユニッ
トのシステム構成図である。
【符号の説明】
M1 第1の空調機用モータ M2 電気室送風機用モータ M3 電気室排風機用モータ M4 第2の空調機用モータ M5 排水ポンプ用モータ PC プログラマブルコントローラ Cu1 コントロールユニット Cu5 コントロールユニット Cu3 コントロールユニット Cu4 コントロールユニット Cu5 コントロールユニット SW1 ディップスイッチ SW2 ディップスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモータを制御する動力制御盤にお
    いて、制御する各モータに対応するプログラマブルコン
    トローラを盤内に設けると共に、このプログラマブルコ
    ントローラに電源及びモータ制御用の機器を接続するた
    めの複数の入出力端子を設け、前記各プログラマブルコ
    ントローラは、予め設定された複数の標準シーケンスを
    備えると共に、これらの標準シーケンスを切り替えるた
    めの複数のディップスイッチを備え、かつ夫々対応する
    モータの制御方式に適合するシーケンスを構成するよう
    に前記ディップスイッチのオン、オフの組み合わせが設
    定されていることを特徴とする動力制御盤。
  2. 【請求項2】 前記盤内のプログラマブルコントローラ
    には、さらに負荷回路に介設された計器用変成器を接続
    すると共に、この計器用変成器からの負荷電流値に関す
    るアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ−デ
    ジタル変換部を設ける一方、前記配電盤の扉には、各モ
    ータに対応するディスプレイユニットを設け、このディ
    スプレイユニットには、各モータの制御用スイッチと、
    負荷電流のデジタル式表示装置とを具備させ、これらの
    スイッチと、負荷電流の表示装置とを共通の通信伝送線
    で盤内のプログラマブルコントローラに接続し、ディス
    プレイユニットのスイッチにより対応する各モータを制
    御すると共に、表示装置に負荷電流をデジタル表示する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の動力制御
    盤。
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Cited By (2)

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