JPH03102976A - ノイズ低減回路 - Google Patents

ノイズ低減回路

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JPH03102976A
JPH03102976A JP1239620A JP23962089A JPH03102976A JP H03102976 A JPH03102976 A JP H03102976A JP 1239620 A JP1239620 A JP 1239620A JP 23962089 A JP23962089 A JP 23962089A JP H03102976 A JPH03102976 A JP H03102976A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ビデオ信号のノイズを低減する回路に関する
背景技術 ビデオ信号は、フレーム間の自己相関性が強い一方、ビ
デオ信号に含まれるノイズ成分は、一般にその自己相関
性がほとんどない点に着目してビデオ信号を時間的にフ
レーム周期ごとに平均することにより、信号戊分のエネ
ルギーをほとんど変化させず、ノイズ成分のエネルギー
のみを低下させるようにしたノイズ低減回路が公知とな
っている。
かかる従来のノイズ低減回路は、入力ビデオ信号と被混
合処理信号とを係数kに応じた混合比で混合する混合手
段を設け、この混合手段の出力をフレームメモリ等によ
って1フレーム期間だけ遅延して上記被混合処理信号と
して混合手段に供給し、この混合手段から出力されたビ
デオ信号を出力とする構成となっている。
かかる従来のノイズ低減回路の持つ本質的な問題として
、静止画像に対しては有効であるが、動画部分では残像
効果が発生する等の欠点がある。
そこで、動画部分を検出して係数kの値を変化させるよ
うにした回路も既に考案されている。
かかる従来の回路においては、ビデオ信号のディジタル
化を行なう際にビデオ信号のサンプリングをなすように
構成されており、解像度を向上させるためにサンプリン
グ周波数を高くするとメモリの容量が大になるという欠
点があった。
そこで、メモリに書き込まれるデータを所定個数おきに
間引いて出力するサブサンプリング手段と、メモリから
読み出されたデータの欠落を補間する補間手段とを設け
ることが考えられた。一方、補間手段としては2H前の
データによって欠落したデータを補間するいわゆる2H
補間をなす手段が知られており、補間手段としてこの2
H補間をなす手段を設けると、ノイズによる像が画面の
上から下に流れるような現象が生じる。
この現象は、メモリから読み出されたのち捕間手段によ
って補間されたデータが混合手段に供給され、この混合
手段の出力が再びメモリに書き込まれることによって生
じる現象であり、メモリから読み出されたデータのmラ
イン目のデータ欠落期間においては必ずm−2ライン目
のデータが補間手段から出力されて混合手段を経てmラ
イン目のデータとしてメモリに書き込まれるので、時間
方向に見ると、m−2ライン目に含まれるノイズがmラ
イン目、m+2ライン目、m+4ライン目・・・・・・
と順次下方に流れて行くように見えるのである。
発明の概要 [発明の目的] 本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであって、
メモリの容量を大にすることなく解像度の向上を図るこ
とができると共にノイズによる像が画面の上から下に流
れるような現象を防止することができるノイズ低減回路
を提供することを目的とする。
〔発明の構戊] 本発明によるノイズ低減回路は、入力ビデオ信号のサン
プリングを行なって得られたサンプル値を表わすデータ
に応じたディジタル化ビデオ信号を出力するアナログ・
ディジタル変換手段と、前記ディジタル化ビデオ信号と
被混合処理信号とを前記ディジタル化ビデオ信号と被混
合処理信号間の瞬時レベルの差に応じた混合比で混合す
る混合手段と、前記混合手段から順次出力されるデータ
を所定個数おきに間引いて出力するサブサンプリング手
段と、メモリと、前記サブサンプリング手段の出力を前
記メモリに順次書き込むと共にほぼ1フィールド期間の
N倍(Nは自然数)の明間だけ遅れたタイミングで順次
読み出すメモリ制御手段と、前記メモリから読み出され
たデータの欠落を補間して得たデータに応じた信号を前
記被混合処理信号として出力する補間手段とからなり、
前記補間手段は、補間の方向を所定期間おきに切換える
構成となっている。
[発明の作用] かかる構成のノイズ低減回路によれば、ノイズ低減に使
用されているメモリに書き込まれるデータが所定個数お
きに間引かれるので、該メモリに格納されるデータの量
が少なくなる。また、該メモリから読み出されたデータ
が補間処理されるので、解像度が低下することはない。
また、補間の方向が所定期間おきに切換えられるので、
補間に用いられるデータが常に所定の方向に存在するデ
ータ欠落を補間するデータとしてメモリに書き込まれて
メモリ内を所定の方向に順次移動することはなく、補間
に用いられるデータに含まれているノイズによる像が画
面上を一方向に流れる現象が目立たなくなる。
実施例 以下、本発明の実施例につき添附図面を参照して詳細に
説明する。
第1図において、入力ビデオ信号は、A/D(アナログ
・ディジタル)変換回路1及び同期分離回路2に供給さ
れる。A/D変換回路1にはパルス発生回路(図示せず
)から例えばカラーサブキャリャの4倍の周波数のクロ
ツクパルスCが供給されている。A/D変換回路1にお
いては、クロックパルスCによって入力ビデオ信号のサ
ンプリングがなされ、得られたサンプル値に応じたディ
ジタルデー夕が形成される。このA/D変換回路11に
よって人カビデオ信号がディジタル化されて混合回路3
に供給される。
混合回路3において、A/D変換回路1の出力は、減算
回路4,5に供給される。減算回路4には、メモリ10
から読み出されたのち補間回路11を経たビデオ信号が
供給される。このメモリ10から読み出されたのち補間
回路11を経たビデオ信号は、後述する如く混合回路3
から出力されたビデオ信号を1フィールド期間遅延して
得られる信号と同等の信号である。減算回路4において
は、A/D変換回路1の出力から補間回路11の出力が
差し引かれる。この減算回路4の出力は、非線形回路6
に供給される。非線形回路6は、例えば威算回路4の出
力がアドレス入力端子に供給され、かつ減算回路4の出
力(A−B)によって指定される各番地には第2図に示
す如き人出力特性に対応するデータk (A−B)が予
め格納されているROMからなっている。
非線形回路6の出力データは、減算回路5に供給される
。減算回路5においては、A/D変換回路1の出力デー
タから非線形回路6の出力データが差し引かれる。これ
ら減算回路4.5及び非線形回路6によって形成されて
いる混合回路3において、A/D変換回路1から出力さ
れたビデオ信号と補間回路11から出力されたビデオ信
号とを両信号の瞬時値間の差(動き)に応じた混合比で
混合して得られる信号が形成されて減算回路5から出力
される。すなわち、動きの大きいときはA/D変換回路
1から出力されたビデオ信号Aを支配的にし、動きの小
さいときは補間回路11から出力された1フィールド期
間前のビデオ信号Bをビデオ信号Aに混合してノイズを
目立たなくしているのである。
減算回路5の出力は、出力端子OUT及びサブサンプリ
ング回路9に供給される。サブサンプリング回路9は、
第3図に示す如く混合回路3から出力されたデータを1
個おきに間引いて出力する構成となっている。尚、第3
図において、○印は間引かれることなく伝送されるデー
タを示し、×印は間引かれることにより伝送されないデ
ータを示している。
サブサンプリング回路9から出力されたビデオ信号は、
メモリ10に供給される。メモリ10は、例えば1フィ
ールド分のビデオ信号を記憶し得る記憶容量を有してい
る。メモリ10のアドレス制御等は、メモリ制御回路1
5によってなされる。
メモリ制御回路15にはアドレス発生回路16から出力
される書込アドレスデータ及び読出アドレスデータが供
給されている。
アドレス発生回路16には、クロツク発生回路17から
出力されたアドレスカウントクロック及び1フィールド
おきに反転するT形フリップフロップ25の出力が供給
されている。アドレス発生回路16は、アドレスカウン
トクロックによってカウントアップするカウンタを有し
、このカウンタの出力データを書込アドレスデータとし
て出力すると共に書込アドレスデータとほぼ1フィール
ドに対応する値だけ異なる読出アドレスデータを生成し
て出力する一方T形フリップフロツプ25の出力によっ
て連続する2フィールドのうちの一方のフィールドにお
いては他方のフィールドに比して上記読出アドレスデー
タを2Hに対応する値だけ先行した値に変化させるよう
に構成されている。また、クロック発生回路17は、ク
ロックバルスCによってクロックバルスCの1/2の周
波数のアドレスカウントクロック、書込クロック及び読
出クロツクを発生するように構成されており、このクロ
ック発生回路17から出力された書込クロック及び読出
クロックは、メモリ制御回路15に1共給されている。
メモリ制御回路15は、書き込みクロックによってサブ
サンプリング回路9の出力データがメモリ10の書込ア
ドレスデータにより指定されている番地に順次書き込ま
れ、読み出しクロックによってメモリ10の続出アドレ
スデータにより指定されている番地に書き込まれている
データが順次読み出されるように制御する構或となって
いる。
このメモリ10によってサブサンプリング回路9の出力
がほほ1フィールド期間だけ遅延される。
メモリ10から読み出されたビデオ信号は、補間回路1
1における切換スイッチ21の一方の入力端子に供給さ
れると共に遅延回路22によって2H(2水平同期期間
)だけ遅延されたのち切換スイッチ21の他方の入力端
子に供給される。切換スイッチ21の制御入力端子には
排他的論理和ゲート23の出力が供給されている。排他
的論理和ゲート23の一方の入力端子には切換制御信号
発生回路24の出力が供給されている。切換制御信号発
生回路24は、例えば同期分離回路2からの垂直同期信
号V及びクロックバルスCによってサブサンプリング回
路9によって間引かれたデータの存在期間に対応する期
間において高レベル信号をそれ以外の期間においては低
レベル信号を切換制御信号として出力する構成となって
いる。この切換制御信号発生回路24としては例えばク
ロックバルスCによってカウントアップしかつ垂直同朋
信号Vによってリセットされるカウンタと、このカウン
タの出力をアドレス入力としかつ上記切換制御信号のパ
ターンが予め格納されているROMとによって構成する
ことができる。
排他的論理和ゲート23の他方の入力端子にはT形フリ
ップフロップ25の出力が供給されている。T形フリッ
プフロップ25のトリが入力端子には同期分離回路2か
らの垂直同期信号Vが供給されている。
切換スイッチ21は、制御入力が高レベルになったとき
は遅延回路22の出力を選択的に出力し、制御入力が低
レベルになったときはメモリ10から読み出された信号
を選択的に出力するように構威されている。この切換ス
イッチ21によってメモリ10から読み出された信号又
は遅延回路22の出力におけるデータの欠落の2H前の
データ又は2H後のデータによる補間がなされる。切換
スイッチ21の出力は、減算回路27及びハイバスフィ
ルタ28に供給される。ハイバスフィルタ28は、切換
スイッチ21から出力されるビデオ信号に含まれる高城
成分である色信号成分を抽出するように構成されている
。このハイバスフィルタ28の出力は、減算回路27に
供給されると共にラッチ回路等からなる遅延回路29に
よって1クロック期間だけ遅延されたのち加算回路30
に供給される。
減算回路27においては、切換スイッチ21の出力から
ハイバスフィルタ28の出力が差し引かれて輝度信号或
分が形成される。この減算回路27の出力は、内挿回路
31に供給される。内挿回路31は、例えば2H前又は
2H後のデータによって補間されたデータをこの補間さ
れたデータの1クロツク前のデータ及び1クロック後の
データによって内挿する構或となっている。すなわち、
内挿回路31は例えば2H前又は2H後のデータによっ
て補間されたデータを補間されたデータの1クロツク前
のデータ及び1クロック後のデータの各々の1/2のデ
ータの各々とを加算して得たデータに変換する。
内挿回路31の出力は、加算回路30に供給されて遅延
回路29によって遅延された色信号成分と加算される。
遅延回路29は、内挿回路31における信号遅延時間を
補償するための回路であり、加算回路30においては内
挿処理がなされた輝度信号成分とハイバスフィルタ28
によって分離抽出された色信号成分とが加算合成されて
ビデオ信号が形成される。この加算回路30の出力は、
被混合処理信号として混合回路13に供給される。
以上の構成において、サブサンプリング回路9によって
混合回路13の出力データは1個おきに間引かれてメモ
リ10に供給され、メモリ10には連続する2フィール
ドのうちの最初のフィールド及び2番目のフィールドに
おいてそれぞれ第4図(A)及び同図(B)に示す如く
サブサンブリングされたデータがそのまま書き込まれる
。従って、メモリ10の記憶容量は1フィールド分のデ
ータの1/2を記憶できる程度であればよいこととなる
。尚、第4図において、Ai−Ei,At〜Ei’  
(iは自然数)は、伝送されるデータを示し、×は間引
かれたデータを示している。
このメモリ10の読み出しアドレスデータは、アドレス
発生回路16の作用によって連続する2フィールドのう
ちの一方のフィールドにおいては他方のフィールドに比
して2Hに対応する値だけ先行した値となるので、連続
する2フィールドのうちの例えば最初のフィールドにお
いては第5図(A)に示す如く書き込まれたデータがそ
のまま読み出されるが、2番目のフィールドにおいては
同図(B)に示す如く3ライン目のデータから読み出さ
れることとなる。このようにメモリ10から読み出され
たデータは、切換スイッチ21の一方の入力端子に供給
されると共に遅延回路22によって2Hだけ遅延された
のち切換スイッチ21の他方の入力端子に供給される。
ここで、T形フリップフロツブ25のクロック入力端子
には垂直同期信号Vが供給されているので、T形フリッ
プフロップ25は1フィールドおきに反転することにな
る。このT形フリップフロップ25の出力が他方の入力
端子に供給される排他的論理和ゲート23は、T形フリ
ップフロップ25の出力が高レベルのときは一方の入力
端子に供給される切換制御信号を反転するインバータと
して作用し、T形フリップフロップ25の出力が低レベ
ルのときは一方の入力端子に供給される切換制御信号を
そのまま出力する。
また、排他的論理和ゲート23の一方の入力端子に供給
されている切換制御信号は、サブサンプリング回路9に
よって間引かれたデータの存在期間に対応する期間にお
いて高レベルとなり、それ以外の期間においては低レベ
ルとなるパルスからなる信号であり、この切換制御信号
がT形フリップフロップ25の出力に応じて1フィール
ド期間おきに反転されて排他的論理和ゲート23から出
力される。従って、例えばT形フリップフ口ツプ25の
出力が高レベルになったときにアドレス発生回路16に
おいて読み出しアドレスデータが2Hだけ先行した値に
変化するようにすることにより、排他的論理和ゲート2
3の出力は、メモリ10から読み出されたデータの存在
する期間においてのみ低レベルとなり、データ欠落部分
で高レベルになるようにすることができる。この排他的
論理和ゲート23の出力が切換スイッチ21の制御入力
端子に供給されているので、切換スイッチ21の出力は
、連続する2フィールドのうちの最初のフィールドにお
いては第6図(A)に示す如くなり、2番目のフィール
ドにおいては同図(B)に示す如くなる。尚、各フィー
ルドの最初の2Hすなわち第6図の上部2ラインに対応
する期間においては、遅延回路22の出力を選択した場
合、直前のフィールドの最終2ラインのデータが得られ
ることになるが、これは意味のない補間であるためΔ印
で示している。この上部2ラインは、テレビジョンの有
効走査線範囲外であるので、視覚上の問題は生じない。
ここで、第6図における例えば3ライン目に着目する。
サブサンプリングされたデータのうち3ライン目に位置
していたデータには添字として3”が付加されている。
第6図(A)に示す如く最初のフィールドにおいては、
1ライン目から補間されたデータAIIC+lEI ・
・・と、本来の3ライン目のデータであるB3,D3・
・・とによって1つのラインが形成されている。すなわ
ち、最初のフィールドにおいては、補間された結果、m
一2ラインのデータとmラインのデータとによって1つ
のラインが形成される。
しかしながら、第6図(B)に示す如く2番目のフィー
ノレドにおいては、3ライン目のデータは、本来5ライ
ン目のデータであるA5,C5E5′・・・と、3ライ
ン目のデータであるB3D3′・・・とで1つのライン
が形成される。すなわち、2番目のフィールドにおいて
は、補間された結果、m+2ライン目のデータとmライ
ン目のデータとで1つのラインが形或される。
この結果、1フィールド毎にm−2ライン目のデータと
m+2ライン目のデータとが交互に補間用のデータとし
て使用されることとなり、補間の方向が1フィールド期
間毎に切り換えられることとなる。このため、最初のフ
ィールドにおいてはメモリ10から読み出されたデータ
のmライン目のデータ欠落期間においてはm−2ライン
目のデータが補間回路11から出力されて混合回路3を
経てmライン目のデータとしてメモリ10に書き込まれ
るが、2番目のフィールドにおいてはメモリ10から読
み出されたデータのmライン目のデータ欠落期間におい
てはm + 2ライン目のデータが補間回路11から出
力されて混合回路3を経てmライン目のデータとしてメ
モリ10に書き込まれる。従って、最初のフィールドに
おいてmライン目のデータとしてメモリに書き込まれた
m−2ライン目のノイズが2番目のフィールドにおいて
直ちにm + 2ライン目のデータとしてメモリ10に
書き込まれることはなく、m−2ライン目のノイズが順
次下方に流れて行く現象が目立たなくなるのである。
また、mライン目のデータDは、時間方向に積分すると
、次式で表わされる。
D−(1/4)(D    +2D  +D    )
m−2mm+2 ・・・・・・(1) ここに、D は、mライン目の本来のデータ、Dm m−2は、m−2ライン目のデータ、D   は、m+
2 m + 2ライン目のデータである。
m−2ライン目のデータのみによって補間を行なう従来
の方法による場合は、mライン目のデータDは(1/2
)  (D    +D  )と表わされm−2m るので、(1)式より従来の方法に比して上下のライン
の影響が少ないことが分る。従って、色のにじみや画像
のボケが2つのラインに同等に生じることがなく、色の
にじみや画像のボケを少なくすることができることとな
る。
尚、上記実施例においては、1フィールド期間おきに補
間の方向が切換えられるとしたが、異なる補間方向を混
在させるのであれば切換方法はどのようであってもよく
、例えば1フィールド期間経過後に補間方向の切換えを
行なったのち2フィルド期間経過後に補間方向の切換え
を行なうという切換制御を繰り返すようにしてもよい。
また、上記実施例においては補間回路は2H補間を行な
うように構成されていたが、混合回路の次段にY/C分
離回路を接続し、このY/C分離回路によって分離され
た色信号の位相を適当に反転させることにより1H補間
をなすようにすることが可能である。
発明の効果 以上詳述した如く本発明によるノイズ低減回路は、入力
ビデオ信号のサンプリングを行なって得られたサンプル
値を表わすデータに応じたディジタル化ビデオ信号を出
力するアナログ・ディジタル変換手段と、前記ディジタ
ル化ビデオ信号と被混合処理信号とを前記ディジタル化
ビデオ信号と被混合処理信号間の瞬時レベルの差に応じ
た混合比で混合する混合手段と、前記混合手段から順次
出力されるデータを所定個数おきに間引いて出力するサ
ブサンプリング手段と、メモリと、前記サブサンプリン
グ手段の出力を前記メモリに順次書き込むと共にほぼ1
フィールド期間のN倍(Nは自然数)の期間だけ遅れた
タイミングで順次読み出すメモリ制御手段と、前記メモ
リから読み出されたデータの欠落を前記読み出されたデ
ータのうちの少なくとも1つによって補間して得たデー
タに応じた信号を前記彼混合処理信号として出力する補
間手段とからなり、前記補間手段は、補間の方向を所定
期間おきに切換える構成となっている。
従って、本発明によるノイズ低減回路においては、間引
かれたデータがメモリに書き込まれると共に読み出され
、メモリから読み出されたデータの補間処理がなされる
ので、メモリの容量を大にすることなくサンプリング周
波数を高くすることができ、解像度の向上を図ることが
できるのである。また、それと共に補間の方向が所定期
間おきに切換えられるので、ノイズによる像が画面上を
一方向に流れる現象が目立たなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は、非線形回路6の特性を示すグラフ、第3図は、サブ
サンプリング回路9の作用を示す図、第4図は、メモリ
10に書き込まれたデータを示す図、第5図は、メモリ
10から読み出されたデータを示す図、第6図は、切換
スイッチ21の出力データを示す図である。 主要部分の符号の説明 3・・・・・・混合回路 9・・・・・・サブサンプリング回路 10・・・・・・メモリ 11・・・・・・補間回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力ビデオ信号のサンプリングを行なって得られ
    たサンプル値を表わすデータに応じたディジタル化ビデ
    オ信号を出力するアナログ・ディジタル変換手段と、前
    記ディジタル化ビデオ信号と被混合処理信号とを前記デ
    ィジタル化ビデオ信号と被混合処理信号間の瞬時レベル
    の差に応じた混合比で混合する混合手段と、前記混合手
    段から順次出力されるデータを所定個数おきに間引いて
    出力するサブサンプリング手段と、メモリと、前記サブ
    サンプリング手段の出力を前記メモリに順次書き込むと
    共にほぼ1フィールド期間のN倍(Nは自然数)の期間
    だけ遅れたタイミングで順次読み出すメモリ制御手段と
    、前記メモリから読み出されたデータの欠落を補間して
    得たデータに応じた信号を前記被混合処理信号として出
    力する補間手段とからなり、前記補間手段は、補間の方
    向を所定期間おきに切換えることを特徴とするノイズ低
    減回路。
  2. (2)前記所定期間は、N(Nは自然数)フィールド期
    間であることを特徴とする請求項1記載のノイズ低減回
    路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1137268A1 (en) * 2000-03-15 2001-09-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Video-apparatus with noise reduction
JP2009100373A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sanyo Electric Co Ltd ノイズ低減処理装置、ノイズ低減処理方法、及び電子機器
JP2012029146A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Olympus Corp 画像処理装置

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JP2012029146A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Olympus Corp 画像処理装置

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